折り返し頂いたメール::こんな私にまで、ご丁寧な返事ありがとうございました。
文面のニュアンスで気迫がないとか申されるのは少々遺憾ではございますが、確かに、切羽つまっていないかもしれません。
5-6割ぐらいは治った状態にありますので。
本当に、死にたくなるほどキツかった時期は、抜けておりますので。
実際その時期は、顔中がひび割れ汁が滴り落ち、痛みとかゆみで生きている心地がしませんでしたから。
そのため、白内障も残ってしまいましたし。
それと比べると今は切羽つまっていないと思います。
それが、文面にも現われたのだと思います。
それに、我慢することに慣れてしまって、何事に対しても常に冷静なスタンスになってしまうのもあるのですが。。
アドバイスもありがとうございました。
今お世話になっている漢方薬局は、煎じ薬で説明は何が入っているとか具体的な処方の説明はなく、炎症をとるのを加えたとか、便通を良くするのを増やしたとか身体を温めるのを多く入れたとか、納得のいく十分な説明はいただいております。
効果は、なぜか▲▲で出会った漢方の先生のときほどの効果は得られていないのですが、十分な効果は得られております。
私が、季節によって体質が変わりやすいようですので、身近に相談出来る方が良いと思い、今の漢方の先生に変更したのです。
それとブログも読ませていただきましたが、私が5-6割の状態から良くならないのは、自分の生活に原因があると再認識できました。
甘いものであったり、清涼飲料水を飲んでみたり、肉類を多く食べたり、つい普通に食べてしまっていました。
ちゃんと漢方の先生からも注意されていたのに。
現状を打開できないのは、漢方薬の問題というより、自分の問題という方が大きい気がします。
ですので、これを機にしっかりとそれらを注意したうえで、しばらく今の漢方薬でがんばってみようと思います。
しばらくやってそれでダメなら、また▲▲の先生のところに戻ってみようと思います。
それでも、うまくいかなければ、再度相談させて頂きたいと思います。
村田先生のHPに巡り合い、メールの返事を頂き、本当に、治してやるという活力が再度出てきました。
ほんとうに、喝を入れられたような気分です。
ありがとうございました。
それでは、失礼したします。
ヒゲジジイのお返事: 当方からのお返事に対して、何のご挨拶もないままの人が大変多い中、ご丁寧に折り返しのご挨拶、ありがとうございます。
また、当方からのアドバイスに対してはお礼には及びません。
当方でもブログの材料に利用させてもらうわけですから、ギブ・アンド・テイクです。
お返事のメールを頂いて感じることは、やはり食生活や日用品の点検と改善の重要性です。
これを実行されるか怠るかでアトピーの改善スピードはかなり異なるものです。
ご参考までに、成人型の重症アトピー性皮膚炎は飽食病
このページにも記載している通りです。
食事などに反省点が大いにおありとのこと、この面については大いに自己責任ウエイトが大きい部分です。
当方でもステロイド漬けだったにも関わらず、漢方薬で一定の効果が得られると、それをよいことに毎日の飲酒を止めようとしないツワモノもおられます。
でも、自己責任部分を自覚されているので、もう一歩が治らない部分に苦情を言われることはありません。
そのアルコールさえ止めればほとんど根治してしまうのに惜しいことだとアドバイスしても、現状でほどほど満足されているのか「不養生でどこまで治るかの良い実験台ですよっ!」と嘯いて恬然とされているので、最近ではもう言わないことにしていますよ(苦笑。
今回の往復メールも、食事療法の重要性を強調するのにブログで利用させてもらうのに好都合です。
今後の健闘をお祈り申し上げます。
2008年05月15日
昨日の続き:アトピー治療には食事制限や日用品の点検も不可欠
posted by ヒゲジジイ at 00:19| 山口 | アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
|
2008年05月14日
アトピー性皮膚炎治療の漢方相談
性別: 男性
年齢: 30歳〜39歳
ご職業 : 教職
簡単なご住所 : 九州地方
サイトのお問い合わせフォームより : 村田漢方堂 御中はじめまして●●とも申します。
この度、アトピーの漢方治療に関して相談したくメールいたしました。
現在私は、ステロイドはもう7,8年前から絶っており、5年ぐらい前から漢方を使っておりますが、未だになかなか改善には至っておりません。
20代はずっとアトピーとの戦っていたので、今年3?歳になりますが、いい加減どうにかならないかと思っております。
漢方も現在すでに3軒目になっております。
1軒目は、急なリバウンドのため、実家の◎◎に療養しに帰った時を機に行かなくなり、2軒目は、◎◎で見つけて薬の調合などもしてくれて、満足していたのですが、遠方のため電話でしか相談できなかったため、1年半ぐらいで変えて、3軒目は、▲▲で薬を調合してくれる漢方薬局を探して、今約1年ぐらい通っています。
悪くはないが、良くもないという状態がずっと続いております。
最近、あまり良くならないので、私の両親も漢方治療に不満を言ってくるようになりまして、普通の病院も含め、いろいろ探していたのです。
それでインターネットにて探していたら、貴サイトにたどり着いたのです。
今行っている漢方薬局も1年経ってないので、もう少しお世話になるか迷っているのもあるのですが。
一度村田様にお話が聞いてみたくメール致しました。
長い間漢方治療しても、自分に薬が合ってなければ、やはり効かないものなのでしょうか?
人によって分かりにくいこととかあるのでしょうか?
もし、村田様の漢方に変えた方が良さそうなら、一度薬局にお伺いしたく存じます。
それでは、失礼いたします。
お返事メール: 貴方の様に各地の漢方薬局のみならず、高名な漢方専門医などで漢方治療を何年にも渡って試みながら治らずやって来られる重症者は珍しくもありません。
しかも病歴が数十年に渡る人も珍しくありませんので、貴方の長年のご苦労も大変だったとは言え、それを上回るご苦労を重ねて、当方に辿り着いた方も沢山おられます。
但し、貴方の場合のニュアンスでは重症でもないご様子。
しかもステロイドは離脱しているとのことですから、スムーズに行けば、最近あった2例のうち同様な人や、幸か不幸かステロイドが効かなくなって来られた人では、初期の数ヶ月は10日毎に、ピントの微調整に苦労し通しでしたが、ペースが掴めだしたらどんどん寛解してお二人ともさっさと半年過ぎる頃にはサボり癖がつくほどの寛解状態。
いずれ再燃して駆け込んで来ることでしょうが、ステロイドが離脱できているひとは、うまくいけば一年もあればほとんど見掛け上は寛解してしまうものです。
しかしながら、ステロイドを毎日塗布していたような重症ではもっと長期間を要することもあるのは当然ですが、皆さんそれなりの覚悟と信念をもって来られているので、脱落者はほんの少数です。
というのも、当方からやる気の無い人は選別させて頂き、迷いのある人やタメシ飲みのつもり程度の及び腰の方は、最初からお断りしているからです。
但し、アトピーは真の意味で根治などは滅多なことではあり得ないかもしれません。1割程度の名残は、徹底的な食事制限と日用品の綿密な点検と整理を行なわない限り、かすかな名残はつきまとうものと思います。
貴方は漢方薬局で服用されながら、メールのご報告では服用された処方が一切記載されておられませんが、例によって無表示の漢方処方を飲んで来られたのでしょうか?
昨日もアレルギー疾患で来られた新人さんは、同じ九州地方で無表示の漢方処方を続けられていて却って調子が悪く、処方名を尋ねると「教えられない」と言われたそうですが、この情報公開の時代に、明らかな薬事法違反です。
それはさておき、当方の漢方薬のやりかたは服用者に自主性をもってもらい、配合変化の法則を少しずつ覚えてもらいつつ、臨機応変の配合変化をみずから行えるようになってもらうやり方です。
それ以前の問題として、また当方の薬局に移った場合、これで貴方は4件目ということになります。
ところが、メールを拝見していると、貴方は2件目の漢方薬局では満足していたというほど効果があったところを、それを敢えて離れて3件目の薬局に移られたとは、本当に惜しいことをされていますねっ!
効果が明らかにあるのはその先生の技術と知識が高いことの証明ですから、遠くになるからといって変えるべきではなかったと思います。
馴染みになって体質をよく知ってもらえているところほど、臨機応変の処置も早く、ゼロから出発するよりも遥かに能率的なことが多いものです。
しかもご実家の近くというその有利な条件でもあるその漢方薬局から引き続き依頼しなかったことが貴方の最大のミステイクだと思いますっ!
どこの漢方薬局でも漢方薬なら同じだと誤解されている人がおられますが、技術と知識の差は、素人さんが想像する以上に月とスッポンなのです。
悪いことは言いませんので、そのご実家近くでよく効いていた漢方薬局へお戻りなさることを強くお奨めします。
(当方に移ってこられる人の多くは切羽詰った面持ちで問い合わせる間もなく駆け込んで来る人達ばかりですが、貴方の文面のニュアンスからはその気迫が感じられませんので、恐縮ながら、きっと村田漢方堂薬局のやり方には合わないような気がするのです。)
以上、書き殴りで恐縮ですが、お返事申し上げる次第です。
年齢: 30歳〜39歳
ご職業 : 教職
簡単なご住所 : 九州地方
この度、アトピーの漢方治療に関して相談したくメールいたしました。
現在私は、ステロイドはもう7,8年前から絶っており、5年ぐらい前から漢方を使っておりますが、未だになかなか改善には至っておりません。
20代はずっとアトピーとの戦っていたので、今年3?歳になりますが、いい加減どうにかならないかと思っております。
漢方も現在すでに3軒目になっております。
1軒目は、急なリバウンドのため、実家の◎◎に療養しに帰った時を機に行かなくなり、2軒目は、◎◎で見つけて薬の調合などもしてくれて、満足していたのですが、遠方のため電話でしか相談できなかったため、1年半ぐらいで変えて、3軒目は、▲▲で薬を調合してくれる漢方薬局を探して、今約1年ぐらい通っています。
悪くはないが、良くもないという状態がずっと続いております。
最近、あまり良くならないので、私の両親も漢方治療に不満を言ってくるようになりまして、普通の病院も含め、いろいろ探していたのです。
それでインターネットにて探していたら、貴サイトにたどり着いたのです。
今行っている漢方薬局も1年経ってないので、もう少しお世話になるか迷っているのもあるのですが。
一度村田様にお話が聞いてみたくメール致しました。
長い間漢方治療しても、自分に薬が合ってなければ、やはり効かないものなのでしょうか?
人によって分かりにくいこととかあるのでしょうか?
もし、村田様の漢方に変えた方が良さそうなら、一度薬局にお伺いしたく存じます。
それでは、失礼いたします。
お返事メール: 貴方の様に各地の漢方薬局のみならず、高名な漢方専門医などで漢方治療を何年にも渡って試みながら治らずやって来られる重症者は珍しくもありません。
しかも病歴が数十年に渡る人も珍しくありませんので、貴方の長年のご苦労も大変だったとは言え、それを上回るご苦労を重ねて、当方に辿り着いた方も沢山おられます。
但し、貴方の場合のニュアンスでは重症でもないご様子。
しかもステロイドは離脱しているとのことですから、スムーズに行けば、最近あった2例のうち同様な人や、幸か不幸かステロイドが効かなくなって来られた人では、初期の数ヶ月は10日毎に、ピントの微調整に苦労し通しでしたが、ペースが掴めだしたらどんどん寛解してお二人ともさっさと半年過ぎる頃にはサボり癖がつくほどの寛解状態。
いずれ再燃して駆け込んで来ることでしょうが、ステロイドが離脱できているひとは、うまくいけば一年もあればほとんど見掛け上は寛解してしまうものです。
しかしながら、ステロイドを毎日塗布していたような重症ではもっと長期間を要することもあるのは当然ですが、皆さんそれなりの覚悟と信念をもって来られているので、脱落者はほんの少数です。
というのも、当方からやる気の無い人は選別させて頂き、迷いのある人やタメシ飲みのつもり程度の及び腰の方は、最初からお断りしているからです。
但し、アトピーは真の意味で根治などは滅多なことではあり得ないかもしれません。1割程度の名残は、徹底的な食事制限と日用品の綿密な点検と整理を行なわない限り、かすかな名残はつきまとうものと思います。
貴方は漢方薬局で服用されながら、メールのご報告では服用された処方が一切記載されておられませんが、例によって無表示の漢方処方を飲んで来られたのでしょうか?
昨日もアレルギー疾患で来られた新人さんは、同じ九州地方で無表示の漢方処方を続けられていて却って調子が悪く、処方名を尋ねると「教えられない」と言われたそうですが、この情報公開の時代に、明らかな薬事法違反です。
それはさておき、当方の漢方薬のやりかたは服用者に自主性をもってもらい、配合変化の法則を少しずつ覚えてもらいつつ、臨機応変の配合変化をみずから行えるようになってもらうやり方です。
それ以前の問題として、また当方の薬局に移った場合、これで貴方は4件目ということになります。
ところが、メールを拝見していると、貴方は2件目の漢方薬局では満足していたというほど効果があったところを、それを敢えて離れて3件目の薬局に移られたとは、本当に惜しいことをされていますねっ!
効果が明らかにあるのはその先生の技術と知識が高いことの証明ですから、遠くになるからといって変えるべきではなかったと思います。
馴染みになって体質をよく知ってもらえているところほど、臨機応変の処置も早く、ゼロから出発するよりも遥かに能率的なことが多いものです。
しかもご実家の近くというその有利な条件でもあるその漢方薬局から引き続き依頼しなかったことが貴方の最大のミステイクだと思いますっ!
どこの漢方薬局でも漢方薬なら同じだと誤解されている人がおられますが、技術と知識の差は、素人さんが想像する以上に月とスッポンなのです。
悪いことは言いませんので、そのご実家近くでよく効いていた漢方薬局へお戻りなさることを強くお奨めします。
(当方に移ってこられる人の多くは切羽詰った面持ちで問い合わせる間もなく駆け込んで来る人達ばかりですが、貴方の文面のニュアンスからはその気迫が感じられませんので、恐縮ながら、きっと村田漢方堂薬局のやり方には合わないような気がするのです。)
以上、書き殴りで恐縮ですが、お返事申し上げる次第です。
posted by ヒゲジジイ at 08:03| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年05月03日
過剰な糖分は痒みの敵! 当然でしょうっ
先日来、急に気温が上昇して暑くなった頃、やたらに咽喉が渇くので、アイスクリーム類をバカスカ何人分も食べ、おまけに美味しいショートケーキ類に甘いジュース類をシコタマ胃袋に入れたら、全身各所が痒くなり、二日間に亘ってボリボリ掻き毟って、痒みを掻くときの快感と苦痛を同時に味わった。
ちょうど慢性湿疹で、村田漢方堂薬局では珍しく消風散と黄連解毒湯、天津感冒片と猪苓湯製剤でピントが合うかもしれない人の目の前でボリボリとやって、いかに甘いものが痒みに悪いかを実証してみせて教訓を与える情況に遭遇したのだった(苦笑。
昨今、ヒゲジジイは杞菊地黄丸と茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)、小陥胸湯加味製剤、柴胡加竜骨牡蠣湯、超高級な牛黄製剤で体調が頗る良いところへ、甘いものの過食によって僅か二日間とは言え、痒みを掻き毟る苦痛と快感を同時に味わったのである。
高濃度の茵蔯蒿湯を服用していてさえもこの通りである。
アトピーで苦しんでおられる人の中には、甘いものを止めてもあまり変化がないと強弁する人もあるが、甘いものを止めたくないための反論に過ぎないと信じている。
今日からしばらく休みが続くので、またまた美味しいケーキ類やアイスクリームをタラフク堪能して再実験でもしてみますかっ
ちょうど慢性湿疹で、村田漢方堂薬局では珍しく消風散と黄連解毒湯、天津感冒片と猪苓湯製剤でピントが合うかもしれない人の目の前でボリボリとやって、いかに甘いものが痒みに悪いかを実証してみせて教訓を与える情況に遭遇したのだった(苦笑。
昨今、ヒゲジジイは杞菊地黄丸と茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)、小陥胸湯加味製剤、柴胡加竜骨牡蠣湯、超高級な牛黄製剤で体調が頗る良いところへ、甘いものの過食によって僅か二日間とは言え、痒みを掻き毟る苦痛と快感を同時に味わったのである。
高濃度の茵蔯蒿湯を服用していてさえもこの通りである。
アトピーで苦しんでおられる人の中には、甘いものを止めてもあまり変化がないと強弁する人もあるが、甘いものを止めたくないための反論に過ぎないと信じている。
今日からしばらく休みが続くので、またまた美味しいケーキ類やアイスクリームをタラフク堪能して再実験でもしてみますかっ
posted by ヒゲジジイ at 09:42| 山口 | アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年04月27日
アトピー性皮膚炎に消風散(しょうふうさん)は滅多に使わない頑固者
日本漢方のアトピー治療方法と、中医漢方薬学派と典型的に異なる事例があった。
既に病院の保険漢方で、消風散(しょうふうさん)エキスを服用され、ある程度の効果があったが、もう一歩効果が弱く、次に当帰飲子(とうきいんし)に変わったが、あまり代わり映えしなかったとのこと。
次に温清飲(うんせいいん)に変わったが、これは逆効果でむしろ後戻りしたので、最初の消風散に戻った。
村田漢方堂薬局に来られるまでは消風散とステロイドの塗布で対処していた。
少なくとも消風散は一定の効果があったとのことだが、見かけ上はアトピー症状は歴然とし重症に近い状況である。
消風散がたまたま一定の効果があったと申告されても、中医漢方薬学派では、アトピーには滅多なことでは使用するつもりはない。
中医漢方薬学流の弁証論治による二度目のピント調整で、瀉火補腎丸と猪苓湯製剤で明らかに効果が見られた。
消風散よりも間違いなく効果が良いと実感されており、しばらくはこの2方剤で様子を見ることにした。
村田漢方堂薬局に来られるくらいのアトピーでは、最終的には4〜5処方の併用となるのが通常であるが、珍しく2処方の併用で行けるかもしれないので、どこまで改善出来るか楽しみである。
しかしながら、昨年も重症のアトピーで、茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)と猪苓湯製剤だけで速効を得たので、このまま行けるかと思ったが、とんでもないことで、ステロイドによるリバウンドと季節的な変転が激しく、常に微調整を繰り返しながら、8割近い寛解を得るまでに八ヶ月かかっている。
衛益顆粒(玉屏風散製剤)や六味丸、天津感冒片、地竜や大黄などもさらに必要だった。もちろん、現在も通われていて一年数ヶ月経つが、少なくとも安定した8割の改善を得ており、あと一歩である。
むしろこのように初期に僅か2処方くらいで超速効を得た場合こそ、のちのち油断がならないことも多いのである。
ともあれ、消風散が多少効果がある人でも、瀉火補腎丸と猪苓湯製剤の併用の方が明らかな改善効果が得られている現実は、学問的にも興味深いと思いませんかっ?
既に病院の保険漢方で、消風散(しょうふうさん)エキスを服用され、ある程度の効果があったが、もう一歩効果が弱く、次に当帰飲子(とうきいんし)に変わったが、あまり代わり映えしなかったとのこと。
次に温清飲(うんせいいん)に変わったが、これは逆効果でむしろ後戻りしたので、最初の消風散に戻った。
村田漢方堂薬局に来られるまでは消風散とステロイドの塗布で対処していた。
少なくとも消風散は一定の効果があったとのことだが、見かけ上はアトピー症状は歴然とし重症に近い状況である。
消風散がたまたま一定の効果があったと申告されても、中医漢方薬学派では、アトピーには滅多なことでは使用するつもりはない。
中医漢方薬学流の弁証論治による二度目のピント調整で、瀉火補腎丸と猪苓湯製剤で明らかに効果が見られた。
消風散よりも間違いなく効果が良いと実感されており、しばらくはこの2方剤で様子を見ることにした。
村田漢方堂薬局に来られるくらいのアトピーでは、最終的には4〜5処方の併用となるのが通常であるが、珍しく2処方の併用で行けるかもしれないので、どこまで改善出来るか楽しみである。
しかしながら、昨年も重症のアトピーで、茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)と猪苓湯製剤だけで速効を得たので、このまま行けるかと思ったが、とんでもないことで、ステロイドによるリバウンドと季節的な変転が激しく、常に微調整を繰り返しながら、8割近い寛解を得るまでに八ヶ月かかっている。
衛益顆粒(玉屏風散製剤)や六味丸、天津感冒片、地竜や大黄などもさらに必要だった。もちろん、現在も通われていて一年数ヶ月経つが、少なくとも安定した8割の改善を得ており、あと一歩である。
むしろこのように初期に僅か2処方くらいで超速効を得た場合こそ、のちのち油断がならないことも多いのである。
ともあれ、消風散が多少効果がある人でも、瀉火補腎丸と猪苓湯製剤の併用の方が明らかな改善効果が得られている現実は、学問的にも興味深いと思いませんかっ?
posted by ヒゲジジイ at 01:17| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年04月15日
慢性疾患だからといって漢方処方を固定できるとは限らない
比較的変化の激しいアトピー性皮膚炎を考えてみても分かるように、ピントの合った処方の数種類の組み合わせで固定できるとは限らない。
多くは基本的な何種類かは固定できても、配合比率や季節に応じた地竜や黄連解毒湯、あるいは天津感冒片などの消炎剤を折々に加減して加える必要が生じることは、現在、村田漢方堂薬局に通っている人達が実感されているところである。
かといって、一部のひとでは重症度に関わり無く、途中から完全に固定できる運のよい人も無いわけではない。
他の疾患でも同様で、虚弱体質で様々な症状が折々に出没するタイプでは、陰陽がしばしば逆転する敏感性のために、季節に応じて配合変化が目まぐるしい人も多い。
常連さんにはこのような人が大変多く、長いお付き合いの間に漢方処方の運用に習熟されて、ご自身で調節が出来るようになる。
この常連さんたちこそ、流動的な体調のコントロールの難しさにメゲルことなく、それに対処出来る漢方処方の数々の運用を体得される頃には、驚くほど元気な身体に変化していることに気がつくようになる。
弛まぬ忍耐力の持続の賜物である。
このような常連さんを別にしても、アトピー性皮膚炎の多くの人たちは、既に西洋医学治療や保険漢方のみならず、各種の漢方治療や特殊な治療方法を様々試みて治らず、苦労の果てにこの唐変木な村田漢方堂薬局サイトやブログに遭遇して、一大決心で来られた人が多い。
それだけに不屈の精神を持して初期の苦労の多い微調整に耐えることで、多くの場合、半年から一年以内に大きな好転が見られるのである。
途中で諦められる人も少数出てくるが、実に惜しい事である。
アトピーに限らず、初期に即効を得た人の中には、運悪く同じ配合で続けていたのに効力が激減してしまうことがあり、その落胆から、もっとも肝心なこれからの微調整に絶えられずに音信不通になるケースが出て来るのである。
縁がなかったものと諦めざるを得ないわけである。結局は経費の問題かもしれないけれど・・・(涙)。
そういえば、保険漢方で様々服用しても効果が無く、当方で運よく一発で処方が決まった人が、処方が見つかったんだから病院の漢方に移ってはいけませんか?
という愚問を発する人もいたが・・・自費の漢方だからこそ、保険漢方にはない個性のある製剤が豊富だからこそ可能であったことを理解されない人もいるのが現実である。(こちらの勘のよさも言いたいところだが・・・)
いずれにせよ、このような不義理な考えの人には、二度と相談には乗りたくないものですよっ。
多くは基本的な何種類かは固定できても、配合比率や季節に応じた地竜や黄連解毒湯、あるいは天津感冒片などの消炎剤を折々に加減して加える必要が生じることは、現在、村田漢方堂薬局に通っている人達が実感されているところである。
かといって、一部のひとでは重症度に関わり無く、途中から完全に固定できる運のよい人も無いわけではない。
他の疾患でも同様で、虚弱体質で様々な症状が折々に出没するタイプでは、陰陽がしばしば逆転する敏感性のために、季節に応じて配合変化が目まぐるしい人も多い。
常連さんにはこのような人が大変多く、長いお付き合いの間に漢方処方の運用に習熟されて、ご自身で調節が出来るようになる。
この常連さんたちこそ、流動的な体調のコントロールの難しさにメゲルことなく、それに対処出来る漢方処方の数々の運用を体得される頃には、驚くほど元気な身体に変化していることに気がつくようになる。
弛まぬ忍耐力の持続の賜物である。
このような常連さんを別にしても、アトピー性皮膚炎の多くの人たちは、既に西洋医学治療や保険漢方のみならず、各種の漢方治療や特殊な治療方法を様々試みて治らず、苦労の果てにこの唐変木な村田漢方堂薬局サイトやブログに遭遇して、一大決心で来られた人が多い。
それだけに不屈の精神を持して初期の苦労の多い微調整に耐えることで、多くの場合、半年から一年以内に大きな好転が見られるのである。
途中で諦められる人も少数出てくるが、実に惜しい事である。
アトピーに限らず、初期に即効を得た人の中には、運悪く同じ配合で続けていたのに効力が激減してしまうことがあり、その落胆から、もっとも肝心なこれからの微調整に絶えられずに音信不通になるケースが出て来るのである。
縁がなかったものと諦めざるを得ないわけである。結局は経費の問題かもしれないけれど・・・(涙)。
そういえば、保険漢方で様々服用しても効果が無く、当方で運よく一発で処方が決まった人が、処方が見つかったんだから病院の漢方に移ってはいけませんか?
という愚問を発する人もいたが・・・自費の漢方だからこそ、保険漢方にはない個性のある製剤が豊富だからこそ可能であったことを理解されない人もいるのが現実である。(こちらの勘のよさも言いたいところだが・・・)
いずれにせよ、このような不義理な考えの人には、二度と相談には乗りたくないものですよっ。
posted by ヒゲジジイ at 00:20| 山口 | アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年04月07日
アトピー性皮膚炎は飽食病であるということ
アトピー性皮膚炎は明かにインスタント食品病であり、また飽食病の一種であるということ。
そのもっとも重要な悪化因子や誘発因子の一つが、スナック菓子やインスタントラーメン(カップラーメン類も同様)でもあるように思われます。
のみならず、豊な時代にふさわしく、洋菓子類や和菓子類など糖分を豊富に含んだ食品類(果物も含む)、あるいは栄養豊かな油濃い揚げ物や肉食類の過剰な摂取も悪化因子や誘発因子の一つとして忘れてはなりません。
また、アルコール類も糖分と同様に重要な悪化因子や誘発因子でもあることは当然です。
アトピー性皮膚炎が存在する以前からあった湿疹類にしても、甘いものやアルコール類は、痒みの敵であったのですから、この点も忘れてはならないことです。
要約すれば、言葉は悪いですが、食い意地に勝てるかどうかが、アトピー克服の第一歩と言えるわけです。
4〜50年前の日本の伝統的な食生活に戻すことこそ、漢方療法にも勝るとも劣らない養生法の大筆頭であることを銘記すべきでしょう。
posted by ヒゲジジイ at 21:25| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年04月06日
ブログに書いた食事制限をしっかり守ってやって来た新人さん
最近、村田漢方堂薬局にやって来られる若い年齢層は気構えがしっかりしている。
うわっついた中年前後の男女が、電話相談で済まそうとする世慣れた図々しさに比べれば、純粋に長年の持病を治したい一心で、むしろ若い年齢層の方が心構えが座っている。
やや遠距離であっても定期的に通う約束ができる人が増えている。
一昨年くらい前までは、ネットで見たからと、物見遊山の若者を随分追い返したものであるが、隔世の感がある。
本日はさらに見上げた青年で、すでにこのブログをしっかり読まれて、食事制限を守ってやって来られているから、毎日ステロイド軟膏の塗布は続いているものの、症状は安定しているという。
とりわけ本日は好調だと言われるが、それは緊張から交感神経が優位になっているから痒みも消えるのである、帰宅後にホッとして副交感神経が優位になると俄然痒みが出て来ることだろう〜〜と言っても、本日ご挨拶程度に出した二方剤が直ぐに効果を発揮してくれることを期待したい。
すでに保険漢方(医療用漢方)を一定期間、処方も3〜4回変えてもらって服用しておられたが、一処方だけにこだわる限りは可能性は低い。しかも消風散(しょうふうさん)や当帰飲子や温清飲といった日本漢方らしい皮膚病漢方では埒が明かないのは当然である。
このような方剤は村田漢方堂薬局では絶対に使用しないことは、成人型の重症アトピー性皮膚炎治療の漢方薬で繰り返し書いている通りである。
ところで、甘いものはアトピーの敵だということで、菓子類を一切中止したのはよいが、今度は果物を熱心に食べだした人もいたので、注意した。
果物も「甘いもの」の一つであり、果物自体が糖分のカタマリであるから、やっぱりアトピーの敵なのである。
うわっついた中年前後の男女が、電話相談で済まそうとする世慣れた図々しさに比べれば、純粋に長年の持病を治したい一心で、むしろ若い年齢層の方が心構えが座っている。
やや遠距離であっても定期的に通う約束ができる人が増えている。
一昨年くらい前までは、ネットで見たからと、物見遊山の若者を随分追い返したものであるが、隔世の感がある。
本日はさらに見上げた青年で、すでにこのブログをしっかり読まれて、食事制限を守ってやって来られているから、毎日ステロイド軟膏の塗布は続いているものの、症状は安定しているという。
とりわけ本日は好調だと言われるが、それは緊張から交感神経が優位になっているから痒みも消えるのである、帰宅後にホッとして副交感神経が優位になると俄然痒みが出て来ることだろう〜〜と言っても、本日ご挨拶程度に出した二方剤が直ぐに効果を発揮してくれることを期待したい。
すでに保険漢方(医療用漢方)を一定期間、処方も3〜4回変えてもらって服用しておられたが、一処方だけにこだわる限りは可能性は低い。しかも消風散(しょうふうさん)や当帰飲子や温清飲といった日本漢方らしい皮膚病漢方では埒が明かないのは当然である。
このような方剤は村田漢方堂薬局では絶対に使用しないことは、成人型の重症アトピー性皮膚炎治療の漢方薬で繰り返し書いている通りである。
ところで、甘いものはアトピーの敵だということで、菓子類を一切中止したのはよいが、今度は果物を熱心に食べだした人もいたので、注意した。
果物も「甘いもの」の一つであり、果物自体が糖分のカタマリであるから、やっぱりアトピーの敵なのである。
posted by ヒゲジジイ at 00:15| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年03月23日
茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)にまつわる雑談
おたより:東海地方の女性薬剤師
ここ3ヶ月ほど、実は私も茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)を愛用しています。
特にアレルギー等はありませんが、一日の殆どが座り仕事なのに、食べ過ぎているのかもしれません。(^^;)
舌の他の部分に対して、肝胆がいつも赤く、時折黄膩苔が見られることがあります。
そのくせ、丈夫かというとそうではなく、本質は脾腎陽虚です。
無理しては、しんどくなり、肝熱が上がってくるタイプです。
血筋的にも、中風のサラブレットです。
茵陳蒿湯は、私にとって寝る前1度の服用が最も調子がよく、朝は脾胃を温めるもの、昼は理気、そして夜は化痰や解毒の食事で対応しています。
先生がおっしゃるように、現代の食事事情からすると、これから茵陳蒿湯は益々活躍しそうですし、こういったタイプのガン体質予防、改善にも使えそうな気がしています。
また、お話は変わりますが、少し前のブログで、頭に良い物・・・で先生は”哲学の煙”を書いておられましたが、私の場合は、コーヒーです。
コーヒーのお供に、甘い洋菓子をとらず、栗、くるみ、松の実、枸杞子などの補肺腎系統を少量いただくと、頭や目の疲れに良いみたい・・・・。
そして、私はピアノの練習前に、全蝎を摂ります。
特に、新しい曲を練習していて思うのですが、昨日まで指が絡まって動かなかったところが、突然に弾けるようになる・・・これは、指が覚えたのでなく、その部分の頭の神経がうまく伝達し、つながったことをヒントに、通経絡作用のある全蝎をとると、指の動きが良くなることを実感したためです。
やはり、中風の気があるせいかもしれませんが・・・(笑)
ヒゲジジイのお返事: 茵陳蒿湯証は、たとえ僅かでも「黄膩苔」が必発ですね。これがない人に使っても無駄だと考えています。舌質よりも重要なのが黄膩苔の存在だと考えています。
先生のように脾腎陽虚の人にもシバシバ遭遇しています。それに近い極端な例に最近遭遇しています。
以前ブログにもお問い合わせを掲載した、
2008年02月13日 様々な症状が複合する場合の漢方薬
この女性、あらゆる自覚症状が、茵蔯蒿湯・五苓散・葛根湯という配合で、ドンぴしゃりと嵌っています。
ひどい黄膩苔が現在は軽減して、この配合で偏頭痛や肩こりのみならず、胃症状も全面的に快癒。まだまだ徹底的に継続服用の必要がありますが、このような配合は、日本漢方の時代では決して考えもつかない組み合わせでした。
使っている方剤は古方ばかりですが、配合方法はあきらかに中医漢方薬学派です。日本漢方の伝統である古方を重視する伝統を守りながら、発想は中医学理論を基礎に、それも陳潮祖先生の少陽三焦理論を最も重視しています。
折り返し女性薬剤師からのお返事:先生がおっしゃるように、私も茵蔯蒿湯、五苓散、葛根湯、そして柴胡桂枝湯によくお世話になり、この四つの方剤があれば、自分はかなり安心できます。
薬局には、自分と似たタイプの女性がよく訪れるので、これらはとてもよく出ています。
脾腎陽虚の女性は、当然、衛気も弱く、特に足元から邪気が入りやすいようです。
冷えによってすぐに膀胱炎の初期症状を呈し、足の裏の湧泉と、足のきびす付近の申脈や昆侖に圧痛がしてくるのが特徴です。
こんなとき、タイミングよく、葛根湯と五苓散を使用して、督脈と膀胱経に通陽すると1度の服用で治ってしまいます。
ところが、ここでタイミングをのがすと、すぐに少陽へ入り、本格的な排尿痛、口渇、熱っぽさが出てきます。
特にデスクワークで座りっぱなしの女性は帯脈機能が失調しているため、膀胱経に邪気が入ったかと思うと、驚く早さで、少陽の症状が出てきます。(少陽に入ると、臨泣穴の方が痛くなってきます)
こんなときには、柴胡剤と猪苓湯を持ってくるか、黄膩苔があれば茵陳蒿湯と五苓散を併せ、スカッと症状がとれています。
ただ、私の場合、古方にも中医にも精通しておらず、頭の中が体系化されていません。
自分は物覚えが悪く、ひととり勉強してからでは、おそらく百年たっても処方できないと思うので、自分のタイプとよく似たところから、少しづつ攻めて勉強中です。
きっとおかしなことを書いていると思うので、ビシビシとご指摘ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
折り返しヒゲジジイ:先生ほどの経絡とツボを通した分析能力がおありでしたら超一流です。
没理論の日本漢方に精通する必要はありませんが、経絡理論や鍼灸知識を用いてそこまで分析できれば十分でしょうっ!
ただし、さぞやヒゲジジイと一緒に仕事をしたら、微妙なところで意見が食い違ってケンカばかりしそうな予感がします(苦笑)。
ところで花粉症の人達のその後は、やはり茵蔯蒿湯を主軸にして急速に治まった人ばかり。但し、茵蔯蒿湯を常用中に生じた常連さんの花粉症では既に服用していた辛夷清肺湯に涼解楽(銀翹散製剤)で治まってきました。
多くは茵蔯蒿湯が主体で、一部の人に銀翹散製剤や藿香正気散(カッコウショウキサン)、それ以外の人は、ヒゲジジイオリジナルの体質改善三点セットで治まっています。
今年ほど花粉症に遭遇した例は近年稀でしたっ!
花粉症の急性発作で村田漢方堂薬局に駆け込む新人さんは、仕事が過剰に増えるばかりだから、上手にお断りするのが例年でしたが、お馴染みさんご本人のみならず、そのご家族のご相談を受ける機会がとても多く、ご相談受けた人はいまのところ全員、短期間で治まってくれてホッとしています。
本日土曜日は午前中なのですが、お馴染みさんや常連さんが立て込んで、途中来られた新人さんは幸いすべて市内の人達だったので、お二人ほど日をあらためて出直してもらうことにしました。
電話のほうでも朝から奨めてほしいような思わせぶりな相談電話が続きます。
春の数ヶ月だけに続く咳嗽が長年繰り返して病院で治らないのだが、というご相談には一時抑えだけでよいのなら、よその漢方に行ってほしいと迷いを断ち切って差し上げたこの老婆親切。
一人ひとりにたっぷり時間をかけるので、本気の人でなければ、この老体に鞭打って心身ともに消耗する弁証論治はやっておれません。
ところで服用が不真面目でも効果がある人はいるもので、
2008年03月17日:一日1回の服用もおぼつかないアトピー性皮膚炎の患者さんからのおたより この一日1回服用するのがようやくというアトピーの人、やっぱり二度目の下関へ遠路はるばるやって来られました。
例年重症化する冬だというのに、意外にも一日1回の服用でも初めて来られた8月下旬に比べれば、明らかに好転しているのです。
合併していた鼻詰まりも出ず、両腕が明らかに残っているものの、ややひどかった顔面は頬の赤味がわずかに残るのみ。
これなら2回の服用でも十分治る可能性があるではないかと、大いに励ましておきました。
一日1回の服用では遠路はるばる相談に来られても無駄だと返信していたものの、これだけ明らかな効果があれば、押しかけてでもやって来られる意義があったというものでした。
皮膚病は、他人からも客観的に治癒や悪化の状態が分かるだけに、昨今一番やりがいのある仕事かもしれません。
この方は、北陸地方の人らしく冷え性で寒がりではありますが、大柴胡湯・茵蔯蒿湯・猪苓湯・六味丸・ササヘルス・イオン化カルシウムの併用で、村田漢方堂薬局ではまったくオーソドックスな配合でした(苦笑)。この配合で結構身体が温まっているようです。
せっかく遠くから来られたのですから効果をアップするために高濃度のヨクイニンエキス製剤を追加してもらうことにしました。
【編集後記】ヒゲジジイの最も不得意とするところは、典型的な心気症タイプで極端に愚痴っぽい悲観主義の人。不安がってあれやこれやのピントの外れた不毛な逆質問ばかり受けるのも返答に窮するばかりで最悪である。
最近、そのような方に短期間でこちらが根を上げてギブアップしてしまい、東海地方の女性薬剤師を御紹介して無理に引き受けて頂いた。
ヒゲジジイの不得意分野は頼もしい彼女にお願いするのが一番だ(笑)。
ここ3ヶ月ほど、実は私も茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)を愛用しています。
特にアレルギー等はありませんが、一日の殆どが座り仕事なのに、食べ過ぎているのかもしれません。(^^;)
舌の他の部分に対して、肝胆がいつも赤く、時折黄膩苔が見られることがあります。
そのくせ、丈夫かというとそうではなく、本質は脾腎陽虚です。
無理しては、しんどくなり、肝熱が上がってくるタイプです。
血筋的にも、中風のサラブレットです。
茵陳蒿湯は、私にとって寝る前1度の服用が最も調子がよく、朝は脾胃を温めるもの、昼は理気、そして夜は化痰や解毒の食事で対応しています。
先生がおっしゃるように、現代の食事事情からすると、これから茵陳蒿湯は益々活躍しそうですし、こういったタイプのガン体質予防、改善にも使えそうな気がしています。
また、お話は変わりますが、少し前のブログで、頭に良い物・・・で先生は”哲学の煙”を書いておられましたが、私の場合は、コーヒーです。
コーヒーのお供に、甘い洋菓子をとらず、栗、くるみ、松の実、枸杞子などの補肺腎系統を少量いただくと、頭や目の疲れに良いみたい・・・・。
そして、私はピアノの練習前に、全蝎を摂ります。
特に、新しい曲を練習していて思うのですが、昨日まで指が絡まって動かなかったところが、突然に弾けるようになる・・・これは、指が覚えたのでなく、その部分の頭の神経がうまく伝達し、つながったことをヒントに、通経絡作用のある全蝎をとると、指の動きが良くなることを実感したためです。
やはり、中風の気があるせいかもしれませんが・・・(笑)
ヒゲジジイのお返事: 茵陳蒿湯証は、たとえ僅かでも「黄膩苔」が必発ですね。これがない人に使っても無駄だと考えています。舌質よりも重要なのが黄膩苔の存在だと考えています。
先生のように脾腎陽虚の人にもシバシバ遭遇しています。それに近い極端な例に最近遭遇しています。
以前ブログにもお問い合わせを掲載した、
2008年02月13日 様々な症状が複合する場合の漢方薬
この女性、あらゆる自覚症状が、茵蔯蒿湯・五苓散・葛根湯という配合で、ドンぴしゃりと嵌っています。
ひどい黄膩苔が現在は軽減して、この配合で偏頭痛や肩こりのみならず、胃症状も全面的に快癒。まだまだ徹底的に継続服用の必要がありますが、このような配合は、日本漢方の時代では決して考えもつかない組み合わせでした。
使っている方剤は古方ばかりですが、配合方法はあきらかに中医漢方薬学派です。日本漢方の伝統である古方を重視する伝統を守りながら、発想は中医学理論を基礎に、それも陳潮祖先生の少陽三焦理論を最も重視しています。
折り返し女性薬剤師からのお返事:先生がおっしゃるように、私も茵蔯蒿湯、五苓散、葛根湯、そして柴胡桂枝湯によくお世話になり、この四つの方剤があれば、自分はかなり安心できます。
薬局には、自分と似たタイプの女性がよく訪れるので、これらはとてもよく出ています。
脾腎陽虚の女性は、当然、衛気も弱く、特に足元から邪気が入りやすいようです。
冷えによってすぐに膀胱炎の初期症状を呈し、足の裏の湧泉と、足のきびす付近の申脈や昆侖に圧痛がしてくるのが特徴です。
こんなとき、タイミングよく、葛根湯と五苓散を使用して、督脈と膀胱経に通陽すると1度の服用で治ってしまいます。
ところが、ここでタイミングをのがすと、すぐに少陽へ入り、本格的な排尿痛、口渇、熱っぽさが出てきます。
特にデスクワークで座りっぱなしの女性は帯脈機能が失調しているため、膀胱経に邪気が入ったかと思うと、驚く早さで、少陽の症状が出てきます。(少陽に入ると、臨泣穴の方が痛くなってきます)
こんなときには、柴胡剤と猪苓湯を持ってくるか、黄膩苔があれば茵陳蒿湯と五苓散を併せ、スカッと症状がとれています。
ただ、私の場合、古方にも中医にも精通しておらず、頭の中が体系化されていません。
自分は物覚えが悪く、ひととり勉強してからでは、おそらく百年たっても処方できないと思うので、自分のタイプとよく似たところから、少しづつ攻めて勉強中です。
きっとおかしなことを書いていると思うので、ビシビシとご指摘ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
折り返しヒゲジジイ:先生ほどの経絡とツボを通した分析能力がおありでしたら超一流です。
没理論の日本漢方に精通する必要はありませんが、経絡理論や鍼灸知識を用いてそこまで分析できれば十分でしょうっ!
ただし、さぞやヒゲジジイと一緒に仕事をしたら、微妙なところで意見が食い違ってケンカばかりしそうな予感がします(苦笑)。
ところで花粉症の人達のその後は、やはり茵蔯蒿湯を主軸にして急速に治まった人ばかり。但し、茵蔯蒿湯を常用中に生じた常連さんの花粉症では既に服用していた辛夷清肺湯に涼解楽(銀翹散製剤)で治まってきました。
多くは茵蔯蒿湯が主体で、一部の人に銀翹散製剤や藿香正気散(カッコウショウキサン)、それ以外の人は、ヒゲジジイオリジナルの体質改善三点セットで治まっています。
今年ほど花粉症に遭遇した例は近年稀でしたっ!
花粉症の急性発作で村田漢方堂薬局に駆け込む新人さんは、仕事が過剰に増えるばかりだから、上手にお断りするのが例年でしたが、お馴染みさんご本人のみならず、そのご家族のご相談を受ける機会がとても多く、ご相談受けた人はいまのところ全員、短期間で治まってくれてホッとしています。
本日土曜日は午前中なのですが、お馴染みさんや常連さんが立て込んで、途中来られた新人さんは幸いすべて市内の人達だったので、お二人ほど日をあらためて出直してもらうことにしました。
電話のほうでも朝から奨めてほしいような思わせぶりな相談電話が続きます。
春の数ヶ月だけに続く咳嗽が長年繰り返して病院で治らないのだが、というご相談には一時抑えだけでよいのなら、よその漢方に行ってほしいと迷いを断ち切って差し上げたこの老婆親切。
一人ひとりにたっぷり時間をかけるので、本気の人でなければ、この老体に鞭打って心身ともに消耗する弁証論治はやっておれません。
ところで服用が不真面目でも効果がある人はいるもので、
2008年03月17日:一日1回の服用もおぼつかないアトピー性皮膚炎の患者さんからのおたより この一日1回服用するのがようやくというアトピーの人、やっぱり二度目の下関へ遠路はるばるやって来られました。
例年重症化する冬だというのに、意外にも一日1回の服用でも初めて来られた8月下旬に比べれば、明らかに好転しているのです。
合併していた鼻詰まりも出ず、両腕が明らかに残っているものの、ややひどかった顔面は頬の赤味がわずかに残るのみ。
これなら2回の服用でも十分治る可能性があるではないかと、大いに励ましておきました。
一日1回の服用では遠路はるばる相談に来られても無駄だと返信していたものの、これだけ明らかな効果があれば、押しかけてでもやって来られる意義があったというものでした。
皮膚病は、他人からも客観的に治癒や悪化の状態が分かるだけに、昨今一番やりがいのある仕事かもしれません。
この方は、北陸地方の人らしく冷え性で寒がりではありますが、大柴胡湯・茵蔯蒿湯・猪苓湯・六味丸・ササヘルス・イオン化カルシウムの併用で、村田漢方堂薬局ではまったくオーソドックスな配合でした(苦笑)。この配合で結構身体が温まっているようです。
せっかく遠くから来られたのですから効果をアップするために高濃度のヨクイニンエキス製剤を追加してもらうことにしました。
【編集後記】ヒゲジジイの最も不得意とするところは、典型的な心気症タイプで極端に愚痴っぽい悲観主義の人。不安がってあれやこれやのピントの外れた不毛な逆質問ばかり受けるのも返答に窮するばかりで最悪である。
最近、そのような方に短期間でこちらが根を上げてギブアップしてしまい、東海地方の女性薬剤師を御紹介して無理に引き受けて頂いた。
ヒゲジジイの不得意分野は頼もしい彼女にお願いするのが一番だ(笑)。
posted by ヒゲジジイ at 00:20| 山口 | アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
|
2008年03月17日
一日1回の服用もおぼつかないアトピー性皮膚炎の患者さんからのおたより
北陸地方のアトピー患者さんからの久しぶり(昨年11月以来)のおたより:
仕事の影響で忙しく、1日の食事の摂る回数が1回や2回なる日が多くなり、それに伴い、薬の服用も1日に1回や2回なる日がおきてしまい薬を消化するまで時間かかってしまいました。
年が明けて1、2月は気温が低下して寒さが一層増して、アトピーが悪化しました。一時的に良くなる事もありますが、良くなったり、悪くなったりの繰り返しが続いております。
鼻づまりや、胃腸の方は、特に目立った症状もでてきておりません。安定していると思います。
詳細は?/??に相談したいと考えております。
また、時間や必要があれば、?/??も相談したいと考えております。
ホテルや列車の手配がありますので、予定等メールのご返事を頂ければ幸いです。宜しくお願いします。
お返事メール:
漢方薬の服用回数があまりにも少なすぎますので、効果が出にくいのは当然です。
地元の男性にも、一日1〜2食の元大食漢がおられますが、食事を抜かしても漢方薬を一日3回欠かしたことがありません。
そのお陰で、昨年5月から通い始めて重症のアトピーが今年に入って9割以上の改善です。毎日ステロイドを塗り続けて2年間、それでも悪化の一途を辿っていたのが半年でほぼ完全離脱で、見かけも症状も殆ど消えています。
食事は忘れても漢方薬を欠かすことがなく、常に臨機応変の微調整を繰り返したからです。
同様な人は、関東・東海・近畿地方から多くの男女が、九州や中国地方は最も多く、同じアトピーの人達は、毎日3回の服用をほとんど欠かすことがありません。中には故意に4回服用する人もあるくらいです。
一日3回しっかり服用しないことにはピントが合っているのか、微調整が必要なのか、まったく判断することは不可能です。
これまでお送りした漢方薬の量から言って、平均一日1回の服用すらおぼつかないとおもいます。
これでは、現在の漢方薬のピントが合っているのかどうかすら、判定不能です。
服用回数があまりに不足している現状で、再度、来られる意味がどれだけあるのか疑問です。(来られるのを拒むつもりはありませんがっ!)
前回お送りしたのは昨年11月23日に一か月分をお送りして以来のことです。
もっと気合を入れて頂きたいものです。
ブログの材料が尽きたところですので、この往復メールのみ、転載させて頂きます。
【編集後記】 昨年8月下旬に下関に来られ日帰りされた方で、10日毎に二度、経過観察してもらったところ前年に比べて明らかに軽減傾向であるとご連絡があり、ご希望にそって9月中旬からは一ヶ月分を送付。
この時からやや途切れがちで、それでもご連絡があった11月下旬でも、明らかな軽減傾向のご報告だった。
もっとも不得手な冬季ということだったので、音信不通を心配していたが、結果的に平均1日1回も覚束ない服用方法では経過観察は不可能としか言いようがないわけで、遠路はるばる再度来られる気迫がおありなら、その前にやるべきこと(しっかり3回服用して経過観察すること)があるだろうと思うのである。
11月下旬のご報告では、比較的良好なご報告だったので油断されたのかもしれないが・・・。
後日談:実際に来られてみたら、このような服用方法でも明らかにアトピーは初めて来られた当初より軽減していたのだったっ!!!
仕事の影響で忙しく、1日の食事の摂る回数が1回や2回なる日が多くなり、それに伴い、薬の服用も1日に1回や2回なる日がおきてしまい薬を消化するまで時間かかってしまいました。
年が明けて1、2月は気温が低下して寒さが一層増して、アトピーが悪化しました。一時的に良くなる事もありますが、良くなったり、悪くなったりの繰り返しが続いております。
鼻づまりや、胃腸の方は、特に目立った症状もでてきておりません。安定していると思います。
詳細は?/??に相談したいと考えております。
また、時間や必要があれば、?/??も相談したいと考えております。
ホテルや列車の手配がありますので、予定等メールのご返事を頂ければ幸いです。宜しくお願いします。
お返事メール:
漢方薬の服用回数があまりにも少なすぎますので、効果が出にくいのは当然です。
地元の男性にも、一日1〜2食の元大食漢がおられますが、食事を抜かしても漢方薬を一日3回欠かしたことがありません。
そのお陰で、昨年5月から通い始めて重症のアトピーが今年に入って9割以上の改善です。毎日ステロイドを塗り続けて2年間、それでも悪化の一途を辿っていたのが半年でほぼ完全離脱で、見かけも症状も殆ど消えています。
食事は忘れても漢方薬を欠かすことがなく、常に臨機応変の微調整を繰り返したからです。
同様な人は、関東・東海・近畿地方から多くの男女が、九州や中国地方は最も多く、同じアトピーの人達は、毎日3回の服用をほとんど欠かすことがありません。中には故意に4回服用する人もあるくらいです。
一日3回しっかり服用しないことにはピントが合っているのか、微調整が必要なのか、まったく判断することは不可能です。
これまでお送りした漢方薬の量から言って、平均一日1回の服用すらおぼつかないとおもいます。
これでは、現在の漢方薬のピントが合っているのかどうかすら、判定不能です。
服用回数があまりに不足している現状で、再度、来られる意味がどれだけあるのか疑問です。(来られるのを拒むつもりはありませんがっ!)
前回お送りしたのは昨年11月23日に一か月分をお送りして以来のことです。
もっと気合を入れて頂きたいものです。
ブログの材料が尽きたところですので、この往復メールのみ、転載させて頂きます。
【編集後記】 昨年8月下旬に下関に来られ日帰りされた方で、10日毎に二度、経過観察してもらったところ前年に比べて明らかに軽減傾向であるとご連絡があり、ご希望にそって9月中旬からは一ヶ月分を送付。
この時からやや途切れがちで、それでもご連絡があった11月下旬でも、明らかな軽減傾向のご報告だった。
もっとも不得手な冬季ということだったので、音信不通を心配していたが、結果的に平均1日1回も覚束ない服用方法では経過観察は不可能としか言いようがないわけで、遠路はるばる再度来られる気迫がおありなら、その前にやるべきこと(しっかり3回服用して経過観察すること)があるだろうと思うのである。
11月下旬のご報告では、比較的良好なご報告だったので油断されたのかもしれないが・・・。
後日談:実際に来られてみたら、このような服用方法でも明らかにアトピーは初めて来られた当初より軽減していたのだったっ!!!
posted by ヒゲジジイ at 00:32| 山口 | アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年03月04日
アトピー性皮膚炎の漢方治療は食事制限によってスピードアップ!
村田漢方堂薬局の漢方薬を服用中の人からおたより: こんにちは。
今朝ふと感じたことがありました。以前までは自分の体をいらうと、掻きすぎてかさぶたになってデコボコ感が結構あったのですが、今は全然ありません。
逆にさらさらしていてとても気持ちいいです。
今までが嘘のようでびっくりしました。かき傷が消えなくって跡になって残っていたのも、大分なくなっています。漢方を飲み始めてからの出来事です。
まだまだこれからなのでしょうけど、漢方を初めて約半年でここまで良くなったので、本当に感謝です。
ちょっと今朝思ってのでメールしました。
お返事メール: これが持続してくれることを念じています。それにはまず食事制限の継続も大事ですね!
【編集後記】 痩せの大食いの典型的な人だったが、食事を一人前近くに制限することに成功し、また甘いものを摂らなくなったら急速に寛解した典型的なケースである。
しかしながら、今後はアルコール類の制限も含めて過食を我慢しながら甘味類や嗜好品の制限がずっと守れるかどうかによって完全寛解までの期間が大きく左右されることであろう。
比較的近隣で無理すれば通える範囲であったので、微調整に苦労した四ヶ月間の成果がようやく半年くらいで実って来た。
子供の頃から他所の漢方薬で絶対治ると太鼓判を押されながら治らず遷延し、成人して以後はステロイド軟膏も無効となり、塗布すると却って痒みが増すようになっていたといわれる。
現在フィットしている配合は、瀉火補腎丸・猪苓湯製剤・茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)・地竜・イオン化カルシウム。
配合比率や服用分量は流動性がある。この配合比率こそ大きくものを言う場合が多く、使用する製剤の質的な問題も無視出来ない。
追記:アトピーに最も無難な食事は徹底した「和食」で、一人前以上は食べないこと。
今朝ふと感じたことがありました。以前までは自分の体をいらうと、掻きすぎてかさぶたになってデコボコ感が結構あったのですが、今は全然ありません。
逆にさらさらしていてとても気持ちいいです。
今までが嘘のようでびっくりしました。かき傷が消えなくって跡になって残っていたのも、大分なくなっています。漢方を飲み始めてからの出来事です。
まだまだこれからなのでしょうけど、漢方を初めて約半年でここまで良くなったので、本当に感謝です。
ちょっと今朝思ってのでメールしました。
お返事メール: これが持続してくれることを念じています。それにはまず食事制限の継続も大事ですね!
【編集後記】 痩せの大食いの典型的な人だったが、食事を一人前近くに制限することに成功し、また甘いものを摂らなくなったら急速に寛解した典型的なケースである。
しかしながら、今後はアルコール類の制限も含めて過食を我慢しながら甘味類や嗜好品の制限がずっと守れるかどうかによって完全寛解までの期間が大きく左右されることであろう。
比較的近隣で無理すれば通える範囲であったので、微調整に苦労した四ヶ月間の成果がようやく半年くらいで実って来た。
子供の頃から他所の漢方薬で絶対治ると太鼓判を押されながら治らず遷延し、成人して以後はステロイド軟膏も無効となり、塗布すると却って痒みが増すようになっていたといわれる。
現在フィットしている配合は、瀉火補腎丸・猪苓湯製剤・茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)・地竜・イオン化カルシウム。
配合比率や服用分量は流動性がある。この配合比率こそ大きくものを言う場合が多く、使用する製剤の質的な問題も無視出来ない。
追記:アトピーに最も無難な食事は徹底した「和食」で、一人前以上は食べないこと。
posted by ヒゲジジイ at 17:07| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年02月29日
食い意地に負けるか、痒みのない人生を手に入れるか━アトピーの食事療法
一人前以上の食事を摂らず、甘いものやアルコール、インスタント食品やスナック菓子、清涼飲料水を避ける生活で、無駄な出費が抑えられる。
その浮いた経費で漢方薬の購入負担が楽になるのと同時に、食事制限による食毒の減少により漢方薬の治療効果が発揮しやすくなり、アトピーの治癒スピードが倍加する。
上記のことが実現できた喜ばしい報告が次々に舞い込んでいる!
やはり食事制限が実現できる人ほど、アトピー性皮膚炎の治癒スピードが向上することは間違いないのである。
食い意地に負けるか、痒みのない人生を手に入れるか
それが問題であろう。
食い意地に負けながらも、漢方薬の配合を必要十分にしっかり継続服用すれば、病状は明らかに一定の寛解は得られる。
但し、食事制限が行えた人ほどの完全寛解は望めないだろう。
暴飲暴食を継続しながら漢方薬治療を行いたい人がおられれば、いくらでも御相談に乗るつもりである。
恐らく一生涯、多種類の漢方薬が必要になることだろうが蓄積する大量の食毒に、どれだけ漢方薬が対抗できるのか、興味深いかなり深い研究ができることであろう。
希望者がいたら是非、名乗り出て欲しいものである。
過食に対抗する解毒系の漢方処方など複雑な配合となること請け合いであるから、かなりな経費の覚悟をして頂くのは当然の前提条件である。
食い意地には負けるけど、治療効果は中途半端であっても現状より軽くなるのなら漢方薬の出費は厭わない、という奇特な方がおられれば、是非申し出て欲しいものである。
絶好の研究材料だっ!
ヤッパシ食い意地に負けてしまうアナタは、どうしても研究材料になりたいのですかっ?
その浮いた経費で漢方薬の購入負担が楽になるのと同時に、食事制限による食毒の減少により漢方薬の治療効果が発揮しやすくなり、アトピーの治癒スピードが倍加する。
上記のことが実現できた喜ばしい報告が次々に舞い込んでいる!
やはり食事制限が実現できる人ほど、アトピー性皮膚炎の治癒スピードが向上することは間違いないのである。
食い意地に負けるか、痒みのない人生を手に入れるか
それが問題であろう。
食い意地に負けながらも、漢方薬の配合を必要十分にしっかり継続服用すれば、病状は明らかに一定の寛解は得られる。
但し、食事制限が行えた人ほどの完全寛解は望めないだろう。
暴飲暴食を継続しながら漢方薬治療を行いたい人がおられれば、いくらでも御相談に乗るつもりである。
恐らく一生涯、多種類の漢方薬が必要になることだろうが蓄積する大量の食毒に、どれだけ漢方薬が対抗できるのか、興味深いかなり深い研究ができることであろう。
希望者がいたら是非、名乗り出て欲しいものである。
過食に対抗する解毒系の漢方処方など複雑な配合となること請け合いであるから、かなりな経費の覚悟をして頂くのは当然の前提条件である。
食い意地には負けるけど、治療効果は中途半端であっても現状より軽くなるのなら漢方薬の出費は厭わない、という奇特な方がおられれば、是非申し出て欲しいものである。
絶好の研究材料だっ!
ヤッパシ食い意地に負けてしまうアナタは、どうしても研究材料になりたいのですかっ?
posted by ヒゲジジイ at 01:09| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年02月28日
アトピーの食事療法の重要性について(カップラーメンもアトピーに悪いかとの関西からの御質問)
昨日、関西からご質問を頂いていたアトピーの●●さん、返信メールが戻ってきます。すでに昨年、下関へ二泊三日の旅程で来られた人で、このブログも折々に読んでもらっている方です。このブログの内容に気付かれると良いのですが。いつもの二つのアドレス、いずれも返信が戻って来ますよっ!
昨日の夕方に一度は届いていたのに、不思議です。
昨日最後の御質問内容
甘い物、私も止めて見ます!!!
少量でもアトピーに悪いようなので・・・・
がんばってみます!!!
ちなみにカップラーメンなどもよくないですよね?
【failure notice】で戻って来たお返事メール:
カップラーメン類こそ、スナック菓子類とまったく同様でアトピーには甘いものに負けず劣らず最悪です。
ヒゲジジイの子供の頃には、スナック菓子やカップラーメンはもちろん、インスタントラーメンなども存在せず、食糧事情は貧相でした。そのお陰で、アトピー性皮膚炎そのものがまったく存在しない世界でした。
ところが、日本が次第に豊かになりはじめた40年前頃から、僅かに小児のアトピーがちらほら出始めました。インスタントラーメンは45年前頃には日清食品のチキンラーメンが爆発的に日本全国に流通し始め、高度経済成長を遂げる過程で、いよいよ食料は豊富になり、インスタントラーメン類やスナック菓子類も次第に盛んになり、食べ物が自由に誰でも贅沢に飽食の時代が続いていますが、この食糧事情と内容の変化に伴って、爆発的にアトピー性皮膚炎が蔓延しているという事実から、アトピー性皮膚炎は飽食病の一種であり、そのもっとも重要な悪化因子の一つが、スナック菓子やインスタントラーメン(カップラーメン類も同様)でもあるのです!!!!!!!!!!!
結局は、昔ながらの古典的な食事(和食)やおやつに限ります。(例外は甘いものとアルコールで、これらも悪化因子です。)
昨日の夕方に一度は届いていたのに、不思議です。
昨日最後の御質問内容
甘い物、私も止めて見ます!!!
少量でもアトピーに悪いようなので・・・・
がんばってみます!!!
ちなみにカップラーメンなどもよくないですよね?
【failure notice】で戻って来たお返事メール:
カップラーメン類こそ、スナック菓子類とまったく同様でアトピーには甘いものに負けず劣らず最悪です。
ヒゲジジイの子供の頃には、スナック菓子やカップラーメンはもちろん、インスタントラーメンなども存在せず、食糧事情は貧相でした。そのお陰で、アトピー性皮膚炎そのものがまったく存在しない世界でした。
ところが、日本が次第に豊かになりはじめた40年前頃から、僅かに小児のアトピーがちらほら出始めました。インスタントラーメンは45年前頃には日清食品のチキンラーメンが爆発的に日本全国に流通し始め、高度経済成長を遂げる過程で、いよいよ食料は豊富になり、インスタントラーメン類やスナック菓子類も次第に盛んになり、食べ物が自由に誰でも贅沢に飽食の時代が続いていますが、この食糧事情と内容の変化に伴って、爆発的にアトピー性皮膚炎が蔓延しているという事実から、アトピー性皮膚炎は飽食病の一種であり、そのもっとも重要な悪化因子の一つが、スナック菓子やインスタントラーメン(カップラーメン類も同様)でもあるのです!!!!!!!!!!!
結局は、昔ながらの古典的な食事(和食)やおやつに限ります。(例外は甘いものとアルコールで、これらも悪化因子です。)
posted by ヒゲジジイ at 00:26| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年02月25日
アトピー性皮膚炎を悪化させる秘訣
アトピー性皮膚炎による痒みを増大させるには、まず最も効果的な方法は飲酒、つまりアルコール類を毎日真面目に嗜むこと。
次に、甘い西洋菓子や和菓子を沢山楽しむこと。アルコール類に負けず劣らず、アトピー性皮膚炎を悪化させる絶好の食品である。
もちろんスナック菓子類や清涼飲料水を毎日の習慣にすることは、アトピーを悪化させるには絶好である。
ギャル曽根ちゃんに見習って「大食」こそは、アトピー性皮膚炎を体質病として頑固に治りにくくする食生活習慣上の重要な基礎である。
なかでも焼肉類やキムチ鍋などで悪化するケースは日常茶飯事のようである。
以上、食生活に限定してアトピー性皮膚炎の悪化因子を思いつくまま書いてみた。
次に、甘い西洋菓子や和菓子を沢山楽しむこと。アルコール類に負けず劣らず、アトピー性皮膚炎を悪化させる絶好の食品である。
もちろんスナック菓子類や清涼飲料水を毎日の習慣にすることは、アトピーを悪化させるには絶好である。
ギャル曽根ちゃんに見習って「大食」こそは、アトピー性皮膚炎を体質病として頑固に治りにくくする食生活習慣上の重要な基礎である。
なかでも焼肉類やキムチ鍋などで悪化するケースは日常茶飯事のようである。
以上、食生活に限定してアトピー性皮膚炎の悪化因子を思いつくまま書いてみた。
posted by ヒゲジジイ at 21:19| 山口 | アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年02月21日
アトピー性皮膚炎の漢方治療に欠かせない食事制限
おたより:東海地方の内科医師
久しぶりにメールさせていただきます。二点ほど感謝のご報告です。
まず個人的な報告から。血圧・頭痛などに対して釣藤散・補腎薬を服薬しています。一昨年から花粉症になってしまいましたが、今シーズンは1週間でやり過ごすことができました。ありがたいことで感謝しています。
自分の周囲にもいままで花粉症とは全く縁のなかったかたが、突然鼻水・くしゃみで花粉を発症してしまったとのお話をよく耳にします。ある知人のかた(山歩きが好きなかた)のお話では、「近場の手ごろな山に登ってこの地域を見渡しとときに、驚いた。以前では見受けられなかったことですが、都市の上に濃い雲のようなものが乗っていた。空気が汚染されているのは間違いないようだ」とのことです。
私の父親もたまにその都市に出かけますと、帰宅した夜には必ず咳が悪化するそうです。この地域にもしっかり大気汚染が進行していりるようです。個人的な見解ですが、大気汚染が花粉とか喘息などの症状に関与しているのではと愚考した次第です。まったく住みにくい状況になってきたものです。
もう一点はアトピーの患者さんについての感謝の報告です。12歳の男の児童ですが(数年の経過でステロイドを使用して軽快しては悪化の繰り返しだそうです)、それはひどい全身性の病変を抱えて母親とともに悲惨な表情で受診なさいました。お母さんによりますと、夜間のあまりのかゆさのために、一緒に寝ているおばあちゃんが掻いてくれているそうですが、毎晩のことで不眠になり調子がおかしくなってしまったそうです。
詳しくは記しませんが(一応企業秘密かもしれないので、笑)、清熱剤・猪苓湯・茵蔯蒿湯(インチンコウトウと)補腎薬を処方しました。一時ステロイドの減量にともない、発疹はかなり悪化しました。悪化したときにはステロイド外用薬を適時必要な部位に塗るように説明しました。
約1ヶ月して、やや発疹が落ち着き始め、2ヶ月目にはかなりかゆみが軽快し、発疹もキレイになってきました。この時点でステロイド外用薬は離脱できたそうです。そして、3ヶ月目には初めて診せていただいた発疹はウソのように改善し、本人は余裕の表情でした。
何よりお母さんの喜びようがすごかったです。くわえて、おばあちゃんの不眠も解消し、お元気になったとのことです。おそらく、お父上とかおじいちゃんも心配なさっていたと想像できますので、漢方薬がアトピーを劇的に改善させ、このご家族に福音をもたらした印象です。
注目できることとして、初診のときに食事にも十分注意してください(スナック菓子とか清涼飲料水を控えるように)とご説明したのですが、この児童はスナック菓子と清涼飲料水を絶ったそうです。よほど症状がきびしくつらかったものと思われます。
しかし、見上げた根性です。脾と腎の手当てが極めて重要であることを改めて認識させられました。
教科書的には皮膚の炎症(熱・湿)などに焦点を向けた方剤が有名ですが、本治的にはその背後にあるバランスの乱れを修正することの重要性をご助言くださった村田さんに深く感謝し、患者さんご家族に代わって御礼申し上げます。
お返事メール:おたよりありがとうございます。
この度ご報告頂きましたアトピーの児童さん、漢方処方の配合もさることながら、嗜好品の制限がいかに影響力が大きいかを証明された典型例のように拝察しました。
食糧が過剰な飽食社会で増え続けるアトピー性皮膚炎患者さんは、小生の観察するところ、相対的に痩せの大食い、ギャル曽根ちゃんモドキの男女がその8割以上を占めるのではないかと見ています。
村田漢方堂薬局でも、大食を止めたアトピーの成人男女がともにかなりな成果が出ている人が目立ちます。
以前、ブログでも取り上げた正月をきっかけに食事量を人並みの一食分に減らした男性の例では、昨年5月、村田漢方堂薬局に来るまで2年間、ステロイドを毎日塗り続けても暴れまくり、自殺を考えていたと語るほど全身に皮湿が蔓延していました。
鼻炎も合併しており、漢方薬は黄連解毒湯・辛夷清肺湯・瀉火補腎丸・インチンコウ湯・猪苓湯・地竜・天津感冒片(2錠)・イオン化カルシウム、透明な鼻水が出るときだけカッコウショウキサンの頓服(一週間1〜2回のみ)ですが、正月をきっかけに食事を人並みの一食だけに制限したお陰で、今年になってステロイドの使用が皆無となり、保湿剤としては紫雲膏がピッタリ効くようになり、見かけ上は全身、ほとんど完治の様子に見えるくらいになりました。(この派手な配合の上に、さらに治療を徹底したいと体質改善三点セットまで所望するくらいのファイトマンですが、せっかく安定しているので、これ以上、加える必要もなさそうです。)
但し、菓子パンなどでも一つ食べただけで一時的に痒みが出てくるので、甘いものは敵だとして、菓子類を一切断つほどの勇者でもあります。
ご報告頂いた児童さんも、
注目できることとして、初診のときに食事にも十分注意してください(スナック菓子とか清涼飲料水を控えるように)とご説明したのですが、この児童はスナック菓子と清涼飲料水を絶ったそうです。
という勇気ある者だけが、真の改善が得られることを世の中のアトピー性皮膚炎で悩まれる多くの人に知ってもらいたいものです。
そのほか、女性達も大食を止めることによって明らかな進歩を得ている人が続いていますが、甘いものが止められない人も多く、少し治りかけると変に洒落っ気が出て、茶髪を再開して、せっかく消えていたアトピーを真っ赤に再燃させる馬鹿な人もいます。
茶髪による遅延型アレルギーの問題を強く指摘しても、馬耳東風の◎◎が後を絶ちません。実に困った女性達です。
先生のご経験では、茶髪とアトピーの問題はどうとらえられているでしょうか?
この点についてもご見解をご教示願えればさいわいです。
折り返し頂いたメール:ご指摘の茶髪の件ですが、個人的にはあまり注意していませんでした。当クリニックには私の記憶の範囲ではあきらかな茶髪のかたが受診なさっていない感じです。もちろん、かるく脱色なさっている患者さんはみえますが。今後すこし注意して観察してみたいと思います。
関係あるのかどうかよくわかりませんが、美容師のかたにおかれましては、接触性皮膚炎、これは遅延型のアレルギーを理解していますが、ほぼ99.9999・・・%の方が手から前腕部にかけて皮膚を荒れしておられます。
シャンプー、使用するものの影響があるのかもと愚考しています。最近では黒い髪の毛のかたをお見受けすることがめっきり少なくなりました。
かえって黒髪のかたのほうが目立つ印象です。世俗的な注目を希望なさっているのでしたら、黒髪を考慮してみるのもひとつの方法かもしれません。
このようなアカデミックなブログの内容としてはふさわしくないかもしれませんでした(笑)。これも世相というものでしょうか。
折り返しヒゲジジイのお礼のメール:大変貴重なご見解を提示して頂き、ありがとうございます。
確かにご指摘の通り美容師さんたちに多い接触性皮膚炎、看護師さんや介護師さんたちにも見られる接触性皮膚炎、手から前腕部にかけて・・・そういえば古方派時代には温経湯を用いて様々な手の湿疹類を治した経験例を拙著「求道と創造の漢方」(絶版)に掲載していますが、不思議なことに最近は手の湿疹に温経湯を用いる機会が激減しているように感じます。
黒髪については、これこそヤマトナデシコの象徴、猫も杓子も茶髪で何の個性か、本当のオシャレを知らないおめでたい日本人ばかりが目立ちます。
ご指摘の通り、昨今では黒髪こそ斬新なオシャレとなってしまいました!
アカデミックどころか、結局はヒゲジジイの毒舌に終わってしまいそうで恐縮です。
ありがとうございました。
【編集後記】 ブログに転載することも忘れて、本音のメールで「馬鹿」という言葉を連発してしまったが、馬鹿なヒゲジジイは、過去、タバコを止めずに喘息を治してくれと依頼する男性に、そういう条件なら根治は難しく期間もかかることを覚悟で、中途半端に終わるかもしれないが、という条件で、タバコを止めないまま喘息発作がでない体質に改善できた例がある。90歳を超えるまで、二度と発作も起こらず天寿を全うされた。
最近でも、四十代の男性が、喘息発作が起こらなくなった途端、タバコを再開したが、既に二年間以上発作がでず、自己責任だから多めに見てあげている。
タバコは「哲学の煙」だからといって理解を示しているわけではなく、無理な条件を提示された場合は、不十分な改善しか得られないことを覚悟の上なら、依頼者の自己責任で、あとあと苦情を言わない条件で行っただけのことである。
アトピー性皮膚炎の場合でも、大食や甘いものを止めたくないので、漢方治療が不十分に終わっても自己責任で、あとあと苦情を言わないという約束が出来る人なら、漢方薬をお出ししてもよいのである。茶髪の場合も同様である。
但し、通常なら半年から一年もあればかなり寛解するであろうところが、きっと3年以上の期間はかかるのではないかと思われる。
当然、一定の寛解を得ても、徹底的な体質改善を要するので、上記のタバコを止めずに気管支喘息の漢方治療が成功した人たちのように、いつまでも延々と漢方薬を続けざるを得ないことになるだろう。
久しぶりにメールさせていただきます。二点ほど感謝のご報告です。
まず個人的な報告から。血圧・頭痛などに対して釣藤散・補腎薬を服薬しています。一昨年から花粉症になってしまいましたが、今シーズンは1週間でやり過ごすことができました。ありがたいことで感謝しています。
自分の周囲にもいままで花粉症とは全く縁のなかったかたが、突然鼻水・くしゃみで花粉を発症してしまったとのお話をよく耳にします。ある知人のかた(山歩きが好きなかた)のお話では、「近場の手ごろな山に登ってこの地域を見渡しとときに、驚いた。以前では見受けられなかったことですが、都市の上に濃い雲のようなものが乗っていた。空気が汚染されているのは間違いないようだ」とのことです。
私の父親もたまにその都市に出かけますと、帰宅した夜には必ず咳が悪化するそうです。この地域にもしっかり大気汚染が進行していりるようです。個人的な見解ですが、大気汚染が花粉とか喘息などの症状に関与しているのではと愚考した次第です。まったく住みにくい状況になってきたものです。
もう一点はアトピーの患者さんについての感謝の報告です。12歳の男の児童ですが(数年の経過でステロイドを使用して軽快しては悪化の繰り返しだそうです)、それはひどい全身性の病変を抱えて母親とともに悲惨な表情で受診なさいました。お母さんによりますと、夜間のあまりのかゆさのために、一緒に寝ているおばあちゃんが掻いてくれているそうですが、毎晩のことで不眠になり調子がおかしくなってしまったそうです。
詳しくは記しませんが(一応企業秘密かもしれないので、笑)、清熱剤・猪苓湯・茵蔯蒿湯(インチンコウトウと)補腎薬を処方しました。一時ステロイドの減量にともない、発疹はかなり悪化しました。悪化したときにはステロイド外用薬を適時必要な部位に塗るように説明しました。
約1ヶ月して、やや発疹が落ち着き始め、2ヶ月目にはかなりかゆみが軽快し、発疹もキレイになってきました。この時点でステロイド外用薬は離脱できたそうです。そして、3ヶ月目には初めて診せていただいた発疹はウソのように改善し、本人は余裕の表情でした。
何よりお母さんの喜びようがすごかったです。くわえて、おばあちゃんの不眠も解消し、お元気になったとのことです。おそらく、お父上とかおじいちゃんも心配なさっていたと想像できますので、漢方薬がアトピーを劇的に改善させ、このご家族に福音をもたらした印象です。
注目できることとして、初診のときに食事にも十分注意してください(スナック菓子とか清涼飲料水を控えるように)とご説明したのですが、この児童はスナック菓子と清涼飲料水を絶ったそうです。よほど症状がきびしくつらかったものと思われます。
しかし、見上げた根性です。脾と腎の手当てが極めて重要であることを改めて認識させられました。
教科書的には皮膚の炎症(熱・湿)などに焦点を向けた方剤が有名ですが、本治的にはその背後にあるバランスの乱れを修正することの重要性をご助言くださった村田さんに深く感謝し、患者さんご家族に代わって御礼申し上げます。
お返事メール:おたよりありがとうございます。
この度ご報告頂きましたアトピーの児童さん、漢方処方の配合もさることながら、嗜好品の制限がいかに影響力が大きいかを証明された典型例のように拝察しました。
食糧が過剰な飽食社会で増え続けるアトピー性皮膚炎患者さんは、小生の観察するところ、相対的に痩せの大食い、ギャル曽根ちゃんモドキの男女がその8割以上を占めるのではないかと見ています。
村田漢方堂薬局でも、大食を止めたアトピーの成人男女がともにかなりな成果が出ている人が目立ちます。
以前、ブログでも取り上げた正月をきっかけに食事量を人並みの一食分に減らした男性の例では、昨年5月、村田漢方堂薬局に来るまで2年間、ステロイドを毎日塗り続けても暴れまくり、自殺を考えていたと語るほど全身に皮湿が蔓延していました。
鼻炎も合併しており、漢方薬は黄連解毒湯・辛夷清肺湯・瀉火補腎丸・インチンコウ湯・猪苓湯・地竜・天津感冒片(2錠)・イオン化カルシウム、透明な鼻水が出るときだけカッコウショウキサンの頓服(一週間1〜2回のみ)ですが、正月をきっかけに食事を人並みの一食だけに制限したお陰で、今年になってステロイドの使用が皆無となり、保湿剤としては紫雲膏がピッタリ効くようになり、見かけ上は全身、ほとんど完治の様子に見えるくらいになりました。(この派手な配合の上に、さらに治療を徹底したいと体質改善三点セットまで所望するくらいのファイトマンですが、せっかく安定しているので、これ以上、加える必要もなさそうです。)
但し、菓子パンなどでも一つ食べただけで一時的に痒みが出てくるので、甘いものは敵だとして、菓子類を一切断つほどの勇者でもあります。
ご報告頂いた児童さんも、
注目できることとして、初診のときに食事にも十分注意してください(スナック菓子とか清涼飲料水を控えるように)とご説明したのですが、この児童はスナック菓子と清涼飲料水を絶ったそうです。
という勇気ある者だけが、真の改善が得られることを世の中のアトピー性皮膚炎で悩まれる多くの人に知ってもらいたいものです。
そのほか、女性達も大食を止めることによって明らかな進歩を得ている人が続いていますが、甘いものが止められない人も多く、少し治りかけると変に洒落っ気が出て、茶髪を再開して、せっかく消えていたアトピーを真っ赤に再燃させる馬鹿な人もいます。
茶髪による遅延型アレルギーの問題を強く指摘しても、馬耳東風の◎◎が後を絶ちません。実に困った女性達です。
先生のご経験では、茶髪とアトピーの問題はどうとらえられているでしょうか?
この点についてもご見解をご教示願えればさいわいです。
折り返し頂いたメール:ご指摘の茶髪の件ですが、個人的にはあまり注意していませんでした。当クリニックには私の記憶の範囲ではあきらかな茶髪のかたが受診なさっていない感じです。もちろん、かるく脱色なさっている患者さんはみえますが。今後すこし注意して観察してみたいと思います。
関係あるのかどうかよくわかりませんが、美容師のかたにおかれましては、接触性皮膚炎、これは遅延型のアレルギーを理解していますが、ほぼ99.9999・・・%の方が手から前腕部にかけて皮膚を荒れしておられます。
シャンプー、使用するものの影響があるのかもと愚考しています。最近では黒い髪の毛のかたをお見受けすることがめっきり少なくなりました。
かえって黒髪のかたのほうが目立つ印象です。世俗的な注目を希望なさっているのでしたら、黒髪を考慮してみるのもひとつの方法かもしれません。
このようなアカデミックなブログの内容としてはふさわしくないかもしれませんでした(笑)。これも世相というものでしょうか。
折り返しヒゲジジイのお礼のメール:大変貴重なご見解を提示して頂き、ありがとうございます。
確かにご指摘の通り美容師さんたちに多い接触性皮膚炎、看護師さんや介護師さんたちにも見られる接触性皮膚炎、手から前腕部にかけて・・・そういえば古方派時代には温経湯を用いて様々な手の湿疹類を治した経験例を拙著「求道と創造の漢方」(絶版)に掲載していますが、不思議なことに最近は手の湿疹に温経湯を用いる機会が激減しているように感じます。
黒髪については、これこそヤマトナデシコの象徴、猫も杓子も茶髪で何の個性か、本当のオシャレを知らないおめでたい日本人ばかりが目立ちます。
ご指摘の通り、昨今では黒髪こそ斬新なオシャレとなってしまいました!
アカデミックどころか、結局はヒゲジジイの毒舌に終わってしまいそうで恐縮です。
ありがとうございました。
【編集後記】 ブログに転載することも忘れて、本音のメールで「馬鹿」という言葉を連発してしまったが、馬鹿なヒゲジジイは、過去、タバコを止めずに喘息を治してくれと依頼する男性に、そういう条件なら根治は難しく期間もかかることを覚悟で、中途半端に終わるかもしれないが、という条件で、タバコを止めないまま喘息発作がでない体質に改善できた例がある。90歳を超えるまで、二度と発作も起こらず天寿を全うされた。
最近でも、四十代の男性が、喘息発作が起こらなくなった途端、タバコを再開したが、既に二年間以上発作がでず、自己責任だから多めに見てあげている。
タバコは「哲学の煙」だからといって理解を示しているわけではなく、無理な条件を提示された場合は、不十分な改善しか得られないことを覚悟の上なら、依頼者の自己責任で、あとあと苦情を言わない条件で行っただけのことである。
アトピー性皮膚炎の場合でも、大食や甘いものを止めたくないので、漢方治療が不十分に終わっても自己責任で、あとあと苦情を言わないという約束が出来る人なら、漢方薬をお出ししてもよいのである。茶髪の場合も同様である。
但し、通常なら半年から一年もあればかなり寛解するであろうところが、きっと3年以上の期間はかかるのではないかと思われる。
当然、一定の寛解を得ても、徹底的な体質改善を要するので、上記のタバコを止めずに気管支喘息の漢方治療が成功した人たちのように、いつまでも延々と漢方薬を続けざるを得ないことになるだろう。
posted by ヒゲジジイ at 00:41| 山口 | アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年02月07日
食事を一人前で我慢し、お菓子を食べなければ痒みが消える
現在、村田漢方堂薬局で実際に漢方薬を利用されている人にとってはこのブログは意外に効果がある。
とりわけ「食い意地」問題を扱った大食がいかにアトピーに悪影響するかということも実証できた。
次に問題は、いかに菓子類、甘いものを止めることができるか、という難問が控えている。
あと一歩が微妙な人たちは、まず甘いものを減らすのではなく、実験的に数日間だけでも糖分の多い菓子類を一切とらないで過ごしてみるべきだ。
その効果は絶大であることを保障する
この保障ができるのは適切な漢方薬を服用中だからである。
今までの漢方薬の微調整の繰り返しの苦労が報われるのは、正常な食生活に戻せばすぐそこです。
いかにこれまでの食生活が尋常ではなかったかを自覚するべきなんですね。
とりわけ「食い意地」問題を扱った大食がいかにアトピーに悪影響するかということも実証できた。
次に問題は、いかに菓子類、甘いものを止めることができるか、という難問が控えている。
あと一歩が微妙な人たちは、まず甘いものを減らすのではなく、実験的に数日間だけでも糖分の多い菓子類を一切とらないで過ごしてみるべきだ。
その効果は絶大であることを保障する
この保障ができるのは適切な漢方薬を服用中だからである。
今までの漢方薬の微調整の繰り返しの苦労が報われるのは、正常な食生活に戻せばすぐそこです。
いかにこれまでの食生活が尋常ではなかったかを自覚するべきなんですね。
ラベル:食事制限
posted by ヒゲジジイ at 01:37| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年01月29日
飽食の一生を過ごしたい人々
飽食こそ人生という人々のあまりに多いことに驚く昨今である。人並みの食事量にせよと進言しても、表向きは承知しても頑なに守ろうとしない。
病気が生じるには様々な原因があるが、その中の一つがこの「食い意地が張っている」ことが無視できない。
昨日は逆に不食症の悩みの人が訪れたが、これも極端である。その対極にあるのが一人前の食事では我慢できない人達である。
なかには食事は人並みにしか食べていません。でも甘いものには目がないので、これを止めることは私に死ねと言うことですと嘯(うそぶ)く人もいる。
もともと食事には寛大なほうだったが、意外にも見かけによらず「痩せの大食い」で外見がスマートな人ばかりだったから、てっきり誤魔化されていた(苦笑)。
とりわけアトピーの人達では、重症化してどこの病院でも、あるいは漢方専門店でも治らなかった人達が、半年前後でかなり寛解しても、あと一歩が遅延する原因の一つに、飽食を決して止めようとしない不屈の悪しき根性による部分も大きいのである。
それでなくとも、もともと体質改善には本来数年はかかるアトピー性皮膚炎であるが、せっかく比較的短期間で一定の成果が出ているというのに、惜しいことである。
そういう現実があまりに多いということですよ。
病気が生じるには様々な原因があるが、その中の一つがこの「食い意地が張っている」ことが無視できない。
昨日は逆に不食症の悩みの人が訪れたが、これも極端である。その対極にあるのが一人前の食事では我慢できない人達である。
なかには食事は人並みにしか食べていません。でも甘いものには目がないので、これを止めることは私に死ねと言うことですと嘯(うそぶ)く人もいる。
もともと食事には寛大なほうだったが、意外にも見かけによらず「痩せの大食い」で外見がスマートな人ばかりだったから、てっきり誤魔化されていた(苦笑)。
とりわけアトピーの人達では、重症化してどこの病院でも、あるいは漢方専門店でも治らなかった人達が、半年前後でかなり寛解しても、あと一歩が遅延する原因の一つに、飽食を決して止めようとしない不屈の悪しき根性による部分も大きいのである。
それでなくとも、もともと体質改善には本来数年はかかるアトピー性皮膚炎であるが、せっかく比較的短期間で一定の成果が出ているというのに、惜しいことである。
そういう現実があまりに多いということですよ。
posted by ヒゲジジイ at 07:56| 山口 ☔| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年01月25日
大食するアトピー性皮膚炎の人達に、腹七分というアドバイスは意味をなさないのか?
昨日のブログにも書いたことだが・・・
大食する人に、腹七分というアドバイスは意味をなさないのではないかという意味深長なアドバイスを、当の大食家の女性に受けたばかりである。
大食する人の感覚では、通常の1人前の食事では腹七分どころか、腹五分にも達しない感覚だそうである。
だから腹七分というアドバイスよりも、人並みの1人前分の食事で我慢しろ、というアドバイスのほうが無難だろうということなのである。
昨今、明らかに痩せの大食いのアトピーの女性達に、過食を戒めている毎日だが、早速、効果覿面、食事を少し人並みレベルに落とすことで、もう一歩のところが進展した人も複数現れている!
食い意地とは恐ろしいものよ!
大食する人に、腹七分というアドバイスは意味をなさないのではないかという意味深長なアドバイスを、当の大食家の女性に受けたばかりである。
大食する人の感覚では、通常の1人前の食事では腹七分どころか、腹五分にも達しない感覚だそうである。
だから腹七分というアドバイスよりも、人並みの1人前分の食事で我慢しろ、というアドバイスのほうが無難だろうということなのである。
昨今、明らかに痩せの大食いのアトピーの女性達に、過食を戒めている毎日だが、早速、効果覿面、食事を少し人並みレベルに落とすことで、もう一歩のところが進展した人も複数現れている!
食い意地とは恐ろしいものよ!
posted by ヒゲジジイ at 21:25| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年01月24日
今年最高の寒波だから人は出てこないと思ったが・・・
ここ下関も今年最高の寒波がやって来たので、こんなに寒い日は誰も出て来ないだろうと、のんびりと遠方からの補充注文の伝票を打っていたら、若い人は元気だ!やや遠方から午前中にやって来られた人がいた。
10日毎に通われて6回目だろうか?
初回から来られる毎に配合方剤を毎回追加服用してもらった人だが、その都度、効果覿面、極めて順調に経過してこの寒さもなんのその!
複雑な弁証論治が悉くフィットし、毎回毎回心から喜んでくれるので、こちらも気分が良い。
午前中はこの人以外は誰も来られないのでゆっくりと今後の方針などをジックリ話し合えた。
この寒さのせいで、これで1日終わるのだろうと思っていたが、昼からは連続若い人が続き、同年代のお馴染みさんや常連さんが次々に途切れなくやって来られる。
皆さん元気なものである!
とここで、この時に耳寄りな話を仕入れたのだが、長年治らない皮膚病で最近、当方に新たに通い始めた若い女性から仕入れたとても意外な話である。
大食する人に、腹七分というアドバイスは意味をなさないのではないか?ということなのである。
この方も大食家であり、通常の1人前の食事では腹七分どころか、腹五分にも達しない感覚だそうである。
だから腹七分というアドバイスよりも、人並みの1人前分の食事で我慢しろ、というアドバイスのほうが無難だろうというヒントをくれたのだった。
実に大食家の感覚というのは、どうやら想像を絶する世界のようだ。ギャル曽根ちゃんほどではないにしても・・・・・・
10日毎に通われて6回目だろうか?
初回から来られる毎に配合方剤を毎回追加服用してもらった人だが、その都度、効果覿面、極めて順調に経過してこの寒さもなんのその!
複雑な弁証論治が悉くフィットし、毎回毎回心から喜んでくれるので、こちらも気分が良い。
午前中はこの人以外は誰も来られないのでゆっくりと今後の方針などをジックリ話し合えた。
この寒さのせいで、これで1日終わるのだろうと思っていたが、昼からは連続若い人が続き、同年代のお馴染みさんや常連さんが次々に途切れなくやって来られる。
皆さん元気なものである!
とここで、この時に耳寄りな話を仕入れたのだが、長年治らない皮膚病で最近、当方に新たに通い始めた若い女性から仕入れたとても意外な話である。
大食する人に、腹七分というアドバイスは意味をなさないのではないか?ということなのである。
この方も大食家であり、通常の1人前の食事では腹七分どころか、腹五分にも達しない感覚だそうである。
だから腹七分というアドバイスよりも、人並みの1人前分の食事で我慢しろ、というアドバイスのほうが無難だろうというヒントをくれたのだった。
実に大食家の感覚というのは、どうやら想像を絶する世界のようだ。ギャル曽根ちゃんほどではないにしても・・・・・・
posted by ヒゲジジイ at 20:44| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2008年01月21日
飽食病の代表格はアトピー性皮膚炎

前代未聞の飽食の時代が延々と続く。飽食病の代表格はメタボリックが直ぐ頭に浮かぶだろうが、仕事上、顕著に目に付くのがアトピー性皮膚炎である。
村田漢方堂薬局で観察する限りは、アトピー性皮膚炎患者の9割は大食家である
聞き取り調査の途中経過による印象であり、まだ未確認の人達もいるが、思ったよりもひどいものである。
これだからもう一歩のところで足踏みしてしまう人が出てくる筈である。
この飽食を止めない限り、十分な寛解は得られないかもしれないので、皆さん、そのお覚悟で大食を続けて下さい。
正月の間だけ、一人暮らしの大食漢が食事に外出するのが面倒で食事量が減った偶然から、もう一歩の進展を得て、一気に8〜9割の寛解を得ている事実がある。2年間のステロイド漬け生活も完全にオサラバ出来ている。
食事量を減らすことで半年間の漢方薬の服用でも、このようなことも可能なのである。
せっかく漢方薬のピントがあっていても、もう一歩が進まないのは大食を止めないからである、と断言したい人達が多い。
いくら忠告しても三大欲の一つである食欲ばかりは、止めようがない人もいる。
やはりこの国には、生きるために食うのではなく、食うために生きているような、まるで
飽食時代の顕著な病理現象と言うべきであろう
もともと食事療法には寛大なヒゲジジイではあったが、意外な現実に驚いているのだ。
「痩せの大食い」と昔から言うが、アトピーで大食する人の殆どが、これに近いのである。
大食する割にはスマートであるということは燃費効率が悪いということであり、大食した未消化物が毒素となって皮膚に反応し、アトピーを治り難くしていることを認識すべきなのである。
腹七分ですよ
いくら言っても、腹八分すら守れないだろうな〜きっと
posted by ヒゲジジイ at 00:09| 山口 ☔| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2007年12月25日
先生のブログのネタを増やす結果となってしまいました・・・(茶髪とアトピー性皮膚炎)

確かに、ご本人には申し訳ないがブログの材料を提供してもらう残念な結果となった。
タイトルの「先生のブログのネタを増やす結果となってしまいました・・・」というのは本日送られてきたアトピー患者さんのメール内容の象徴的な部分である。
月末と年末が二重に重なって、店頭や電話による常連さんの補充注文のみならず遠方の人達のメールによる御相談および補充注文が重なる毎日だから、ブログは途切れがちになるだろうと思っていたが、
2007年11月23日 茶髪とアトピー性皮膚炎 の顛末を書かざるを得なくなったのである
アトピーの悪化原因の一つが、明らかに茶髪用の染料であったケースはざらに目撃している。だから、こちらが注意するまでもなく、重症化して漢方治療を求めて来られる人の多くは、茶髪を止めてホウホウノテイでやって来られたはずだ。ということを書いていたのだが、やはりこの方は上半身のみ、その後次第に出没して明らかに再発しているといわれる。
それが寛解するとともに、のどもと過ぎれば熱さを忘れるの喩えどおり、六ヶ月目にして茶髪を再開した人がいる。よくぞあの重症だった状態からここまで改善したものだと思うものの、まだ8割がたである。完治したわけでも、完全寛解状態に安定したわけでもない。わずかに一部に残っている部分があるのに、とても勇敢な方である。
だから、もしも再発したら、決してヒゲジジイの腕の悪さのせいにしないで欲しい、茶髪の再開が原因であるのだから・・・と宣言して無理に止めさせようとはしなかった。
人それぞれの価値観があり、たとえ万が一病気が再発しても、やむにやまざる執念のように、どうしてもやりたくなる人間の業というものがあるようだ。
幸い、いまのところ茶髪に染めた上部の再発に限られているようで、最も重症だった両手は一定の寛解を維持している模様である。
今回は直接来られにくかったのか、メールでのご報告である。急ぎ他の補充注文と一緒に地竜(ミミズ!)を追加してお送りすることになったが、予測された事態だっただけに
やっぱり一度やって懲りなければならない宿命だったのだと思います。早速ブログに採用させて頂きます(苦笑)。というお返事を書く以外の慰めの言葉が見つからなかった。
(書いてはいけないことだけど、本音を言って美しい本物のフランス人女性みたいに茶髪がとても似合っていたので惜しくもあります・・・涙)
いずれにせよ、漢方薬によるアトピー性皮膚炎寛解例は非常に豊富な村田漢方堂薬局であるから、今後もしばらくは忍耐の微調整を繰り返せば、恐らく数ヶ月以内に寛解することだろう。
また、別の女性でアトピーの重症化から全身の体力まで失って職を辞していたが、半年で8割の寛解を得て体力も回復した十ヶ月目にして社会復帰した。
それはよいとしても、お化粧も再開したのでハラハラしていたが、一ヶ月以上経過しても、今のところ再発傾向がみられないので固唾を呑んで推移を見守っている。
posted by ヒゲジジイ at 20:00| 山口 | アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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