2023年09月10日

夜中のサッカー観戦で疲労困憊

 ドイツが弱くなったお陰で、日本代表たちが大活躍!

 コテンパンにやっつけたのはよいが、日本では夜中の観戦とあって、老体にはこたえる。

 睡眠不足もあって、だらだらと重い身体を何とかしたいが、ふっと思い出したのが以前開封したまま、ほとんど使用しなかった霊黄参が残っていたのを思い出した。

 配合中の「牛黄+人参」といっても、他社と大きくことなって、人参の配合量が2倍以上多いので、愛用者の中には2カプセルも飲まないでも、1カプセルだけでも十分に効果があると言っていたのを思い出し、試してみたところ、次第に身体が軽くなって、これはいけると思ったことだった。

 すなわち、牛黄と人参の相性は抜群だということで、過去、中国の文献にも、6世紀の北斉の時代、徐之才著の本草書に、人参が牛黄の効果を増強するとの記載がある(牛黄は人参が使となす)。

 少量の牛黄を有効利用するには、これに限るかもしれない。

 それにしても、テレビでは、野球やラグビー、相撲など、いずれも世界的にはローカルでしかないのに、これらのニュース報道はあっても、全世界共通で人気の高いサッカーのことは滅多に報道がないのは、不思議な国ニッポンである。
応援したくないアンチの人が多いですね

2011年9月10日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年9月10日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:霊黄参
posted by ヒゲジジイ at 22:17| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年09月08日

先月から今月に入っても、コロナやインフルエンザの感染者が続出中!

 中国地方でも、地元近辺でも常連さんたちや、九州でも昔のお馴染みさんなど、コロナに感染して、その多くはワクチン接種者が多いものの、中にはワクチンを拒否していたのに感染したと嘆く人もあった。

 インフルエンザに感染する人もコロナに負けず劣らず多いのは驚くべきもので、関東地方の常連さんや地元近辺でも目立つ。

 コロナにしてもインフルエンザに感染した場合でも、それらの初期症状は、いずれもここ最近に限っては、ほとんどが寒気と熱感が同居する柴葛解肌湯証を呈しており、あらかじめ常備している人は対処が早いのだが、常備してない人達は、多少の苦労を強いられている。

 柴葛解肌湯+板藍茶に少量の金羚感冒錠のトローチ使用で一定程度の解熱後、寒気がなくなって熱感ばかりが目立つようになれば、これを中止して、一般的な柴胡剤とともに桔梗石膏や地竜・板藍茶に少量の金羚感冒錠のトローチ使用で治療を徹底して終わることが多いが、これらを常備してない人はアドバイスに苦労する。

 中には、しっかり解熱後に、気管支炎を呈する場合があり、症状によっては柴朴湯で済む場合もあれば、竹葉石膏湯や辛夷清肺湯および小陥胸湯系列の方剤を必要とする場合もあった。
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2011年9月8日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年9月8日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2023年09月07日

危うく発送が間に合わなくなるところだった

 昨日は午後から、常連さんからの常用薬の発送依頼に、ようやく着手できたところへ、何年振りかで直接来られたやや高齢の女性。

 もしかして以前、関東から通われていた婦人科癌の女性かとお尋ねすると、いやいや関西の〇〇ですよといわれるが、大変若ぶりなので、年齢をお聞きしてビックリ、後期高齢者とはどうしても見えなかった。

 突然訪問されたのは、山口県内にご姉妹がおられるからで、こちらの訪問の目的は、高齢になって健康管理を依頼したいということだった。

 ところが、年齢的に考えても、ゼロから始めるには遅すぎるので、地元で漢方を入手されていたという漢方薬局で相談を続けるのがスジでしょうとやんわりとお断りしていたところ、どうやら本来の来訪目的は7〜8年前に一度まとめて購入されたことのある高用量のカイキョー100(牛黄1カプセル中100mg)の購入が目的だった雰囲気である。

 現在はその当時の5〜6倍の販売価格になっているが、在庫には限りがあるので、こちらで継続中の多少とも命に係わる疾患の人達限定にしているので、残念ながら販売できないことを伝えたのだった。

 とはいえ、ここまで暴騰したので、これまでの愛用者のほとんどは、継続使用をきっぱりと断念されているのが現実である。

 そのような高額であっても世間の相場から察しているのか、その値段でも構わないという雰囲気だが、上記の理由でキッパリとお断りした。

 何年も音信不通だった人で、しかも重大な疾患で利用されていたわけでもなく、今回の久しぶりの相談でも、漠然とした「健康管理」の相談依頼ではあるが、7〜8年前に一度まとめて購入された「カイキョー100」をとても懐かしがられるので、勘ぐるのはよくないことながら、これの購入が目的で来られたのかもしれない。

 ということで、神経も使ったために疲労困憊になるほど立ち話で時間を費やし、危うく荷造りを忘れそうになったので、昨日のような、日によっては、集荷時間を遅らせてもらう融通を依頼することにした。
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2012年9月7日の体調を壊して3ヶ月になる茶トラのボクチン(8歳)
2012年9月7日の体調を壊して3ヶ月になる茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:牛黄
posted by ヒゲジジイ at 10:33| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年09月05日

漢方の品質や製造方法および濃度などによって効能に優劣があるのは想像以上

 コロナはまだ終息してないどころか、地元のクリニックの話でも、まだまだ感染者が出続けているという。

 我が薬局では、コロナのパンデミックが始まったと同時に、それまで熱心に続けられていた人達の何名かが、突然音信不通となったが、いずれの人達も経過良好の状況下だったので、やむを得ないことだろうと、忘れかけていたところ、今年になって、再発をみて、久しぶりにメールや電話で相談があったり、地元近辺の人では、突然相談に訪れた人もあった。

 それはともかく、まだまだ感染を警戒して、相談机の前に座ることができないのは、薬局内の強力な換気扇が調剤室の中にあるため、相談机の前に座ると、もろに訪問者の呼吸を顔面に受けてしまうからである。

 そのため、やむを得ずレッジの前で相談を受けざるを得ない状況が続いているが、訪れる人は全員、過去の体質や病状の記憶がしっかりあるだけでなく、当方の流儀を心得ている人達ばかりなので、地元の常連さんやお馴染みさんが直接おとずれて新たな病気の相談であっても、短時間で適切な漢方を提供できている。

 季節的には、五苓散が大活躍しており、水疱をともなった全身の痒みと下半身の浮腫の女性も、従来続けていた加味逍遙散に五苓散を加えることで、即効で快癒していた。

 ともあれ、この五苓散にしても、銀翹散製剤はもとより、猪苓湯などは最たるもので、メーカー間の効果の優劣は驚くほど異なる場合があり、牛黄などは含有するビリルビン値の多寡によって、効果は激しく異なる。

 この牛黄に含有するビリルビン値に関する多寡による優劣鑑定の実験は、数十年前に、ヒゲジジイ自身が某社の牛黄の異なるロット毎の5種類だったか、それぞれ味わって、少ない順にすべて正確に当てたものだった。

 実際に当時、チヌ釣りに凝っていた当時、疲労回復に某社の牛黄製剤を愛用していたのに、ロット変わりで突然まったく効果がなくなったので、某社にクレームを入れたことで、上記の実験を行うことになったものだった。

 すなわち、間違いなくビリルビン値の高いロットの牛黄製剤では確実な効果を感じていたのであるが、含有するビリルビン値が低い製剤では、まったく無効だったのは、驚くほどだった。

 ということから、その後は某社ではヒゲジジイが合格を出したビリルビン値含有以下の牛黄は採用しないことに決したのだった。

 板藍茶や白花蛇舌草などのエキス濃度に関しては言わずもがな、会社によっては何倍も濃度が異なるのは驚くほどである。
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2010年9月5日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年9月5日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:牛黄
posted by ヒゲジジイ at 08:37| 山口 ☁| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする

2023年08月30日

手足を縛られる

 長年がんサポートの中心として大いに活躍した高含有量の牛黄カプセル製剤のカイキョー100、および牛黄の含有量がやや少ないとはいえ、霊黄参や人参牛黄散カプセルなど、牛黄製剤が軒並み暴騰した。

 さらには紅豆杉という健康食品すら、医薬品の許可を取らなければ(許可の取得はほぼ不可能)今年の10月までしか販売できないという行政指導?が出ている。

 上記の牛黄製剤に関しては、某社は牛黄の暴騰に恐れをなしたか?今後の製造を中止したメーカーさんすらあるのだから、絶句するのみ。

 牛黄というものは、主成分として含有するビリルビン値の高低によって効果が遥かに異なるので、某メーカーさんでは、敏感なヒゲジジイの服用テストで絶対的に有効なビリルビン値を決めたほど熱心だったそのメーカーさんが、今後の製造を中止されたのだから、目の前が真っ暗になり、実際には絶句以上のショックだった。

 なによりも実際に困るのは、これらによって大いにサポートが可能になっていた人達なのだから、それを考えると、実に歯痒いばかりである。

 一般の漢方薬類にしても、円安や燃料費の高騰など、さまざまな領域の物価高騰の影響を受けて、各社が頻繁な値上げを実行しつつある中、一部の奇特なメーカーさんだけは、原料をしっかり蓄えているお陰か、今のところ、値上げの気配がないが、いずれは限界が来るかもしれない。
応援したくないアンチの人が多いですね

2010年8月30日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月30日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:牛黄
posted by ヒゲジジイ at 16:54| 山口 ☁| 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする