2024年06月13日

下肢の痙攣に芍薬甘草湯ではなく五苓散!!!

 早朝の寝床で生じる下肢の痙攣に、就寝前の芍薬甘草湯エキスの服用で、繰り返さなくなったことを、このブログで書いていたものの、次第にその効果が薄れ、下肢の筋肉の強烈な引き攣りが生じた時点で頓服が必要な事態になっていた。

 それでなくとも、常用する他薬の中には甘草を多く含むものもあるので、これ以上、毎日のように芍薬甘草湯ばかりに頼るのは問題だから、中医学的にはかなり真逆な方剤、五苓散の利用を思い立ったが、それが大成功!

 五苓散を利用する発想は、水分代謝をスムーズに調整して、水湿が偏在するのを防ぎ、過剰に偏在する個所を常態に改善し、その余剰だった水湿が枯渇気味の部分に補填する作用を発揮するだろうと、実際に使ってみたら、大成功!

 なるべく1日3回、煎じ薬と同じ濃度の五苓散料エキスを常用するようになって、就寝前の芍薬甘草湯を中止し、ときに頓服的には利用しているが、最もひどく痙攣していた左下肢の外側の筋の引き攣りが滅多に起こらなくなった!

 その代わりに両足の指先が、ちょっとした弾みに軽く引き攣りが生じることがあっても、すぐに解消する。

 このようなことが他の人にも通用するかどうかはとても微妙だが、芍薬甘草湯で効果が薄れるケースで、しかも上記の発想がフィットするケースでは、真逆の五苓散が却って効果的かもしれない。 
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2009年6月14日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月14日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 16:25| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2024年06月09日

再現性は不明だが・・・

 以前、やや癖がある中草薬の青黛(せいたい)が、潰瘍性大腸炎に効果があるという報道を参考に、同じ原植物でも、青黛は葉の部分を加工して製造されるものだから、同じ植物の根を用いた板藍根なら、安全性も高く、同様な効果を期待。

 すなわち、お馴染みさんの潰瘍性大腸炎に、もっとも濃度の高い某社の「板藍茶」を試してもらったところ、当時、超即効を得て、常用すること数年以上、完璧に根治したかと思うほど無症状が続いていた。

 その後、コロナのパンデミックもあって、1年前まで継続されていたが、ここ最近はまったく継続を怠っていた。

 ところが、先月、突然激しい腹痛を伴う下痢を繰り返すようになり、ご本人は明らかに潰瘍性大腸炎の再発に間違いないと相談があった。

 しかしながら、意外にもご本人は板藍茶のことを(物忘れの激しい老人でもあるまいに)まるっきし忘れていることに、こちはショックを覚えるほど驚いてしまった。

 直ぐに久しぶりに再開してもらったところ、今回も超即効でその日の内に劇的に治まった。

 ちょっと似たような、再現性は保証できない白花蛇舌草での意外な報告に驚かされることもあった。

 やや高齢の女性が下肢の静脈瘤が重症化し、手術が必須と宣告されたときにこれを免れてほぼ根治したという事後報告を得たものが白花蛇舌草だった。

 この女性、過去、胃MALTリンパ腫の漢方サポートで使用してもらった数種類の漢方のうち、完治後に大量に残っていた白花蛇舌草だけを再開したところ、信じられないほどの効果を発揮したという報告だが、こちらの方が信じられない話だった。

 以上のいずれも、再現性はまったく保証できないながら、現実に遭遇した事例である。
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2010年6月8日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年6月8日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 09:08| 山口 ☔| 漢方薬および生薬・中草薬・漢方の即効例 | 更新情報をチェックする

2024年06月06日

世間で大流行の「カスハラ」は、個人経営ではまったく問題にならない理由

 大きな社会問題となっている「カスハラ」は、個人経営ではまったく問題にならないはず。

 いま大流行の「カスハラ」に対する対策は容易に思うのだが、それは個人経営の身分に限られるのかもしれない。

 悩ましくも深刻な様々な疾患に対する漢方相談であればこそ、中にはまったくの八つ当たりの相談者が少数ながら混じることがある。

 だからまったくの新規相談者では、慎重に見極めて相談に乗っていたので、はなからカスハラ気味な人達には、なるべく傷つけないように、途中で相談をお断りしていた。

 もっとも効果的なお断り理由としては「当方の知識と能力ではとうていご希望にお答えできません」というのがもっとも穏便な口上。

 もしも横暴な言動をされた場合は、たとえば糖尿病の相談などで、実際にあった事例だが、検査数値を教えて欲しいと言っただけで、血相を変えて「お前が病院に電話して聞け!!!」と怒鳴り散らして止まない男性には、ずっと我慢して聞いていたものの、こちらも突然「ふざけるな〜〜〜!!!」といって怒鳴り返して追い返したものだった。

 奥さんと二人で訪れた男性が、へんに粋がって態度が横柄なケースに、マレに(数例)遭遇することがあったが、こちらも自衛手段として、のちのちのクレームを受けないために、そのような連中には絶対に漢方薬を販売しなかった。

 ということから、まったく新規の相談者には、細心の注意を払う必要があるものの、コロナのパンデミックをきっかけに、まったくの新規相談をお断りすることにしたのだった。

 例外は、お馴染みさんや常連さんのご家族の新規相談のみ。

 既に気心の知れた常連さんやお馴染みさんであれば、カスハラなんて絶対にありえないのだから、昨今は精神的なストレスは激減している。

 ともあれ、血気盛んな若かりし頃、まったくの新規相談者を次々に受け入れていた当時から、昨今大流行のカスハラに遭遇した場合は、絶対に泣き寝入りせずに、上記の方法に限らず、あらゆる口実を設けて、相談および漢方薬の販売を断固としてことわってきた。

 そのような人達に、一度でも薬を販売すれば、延々とクレームに見舞われかねないので、完璧な自衛手段としては、絶対に薬をわずかでも販売してはならないのである。

 また、あまりの暴言を吐く相手には、こちらも怒鳴り返して追い払うのだが、これこそ個人経営だからやれることかもしれない(苦笑。
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2010年6月7日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年6月7日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:カスハラ

2024年06月03日

コロナに罹っても病院ではカロナールの投与だけ

 いまだに地元でもコロナの感染者がなくならない。

 九州の常連さんも先々月だったか、ご近所さんたちがコロナに罹っても病院ではカロナールだけだから、ご自身が感染したときは、通院せずに、当方の漢方薬類だけで快癒している。

 先週も、以前通ったことがあるという女性がコロナに感染して来局されたが、こちらは記憶がなくとも、キシュ錠(葛根湯エキス錠)を指名するくらいだから、間違いない。

 職場でコロナ感染者が咳き込む近くで仕事をしていたため、うつされてしまい、一週間前から通院してもカロナールしかもらえず、けっきょく市販薬の解熱剤をその後も続けるものの、39度近くの熱が、一時は下がっても、すぐに寒気と高熱を繰り返しているという。

 キシュ錠でしっかり発汗して解熱することを考えたというのは殊勝であるが、咽喉の疼痛の相談もあり、金羚感冒錠の少量トローチ使用と板藍茶の併用をアドバイスしたのは当然ながら、一週間も繰り返している状況では、往来寒熱も交じる柴葛解肌湯の可能性も否定できないことを説明するも、まずはキシュ錠でしっかり発汗してみたいという考えで、柴葛解肌湯の購入はされなかった。

 あれから連絡はないので、スッカリ治ったものと期待したいところである。
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2012年06月03日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年06月03日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:コロナ

2024年05月26日

免疫力を保つ中医漢方薬学のテクニック

 昨日、もう一つの寂しいブログに、久しぶりに投稿した記事は、

病原体の侵襲やアレルギー反応の場となる粘膜バリアを鍛える中医漢方薬学

 この沈黙好きなブログも、長く投稿を怠っていると、様々なコマーシャル画像が放り込まれる。それはそれで当然の約束とはいえ、ときに極めてエッチなものが混じるので、顔が紅くなってしまう(泣。

 ということで、敢えて投稿した内容とはいえ、有効性の高い方法を公表したものだから、このメインブログにも転載することにした。
 中医漢方薬学において、病原体の侵襲やアレルギー反応の場となる粘膜バリアを鍛えるには、

 衛益顆粒(玉屛風散)+ササヘルス+板藍茶(板藍根)+白花蛇舌草

 以上の4種類の中医方剤および単味エキス製剤や製品の併用の長期継続服用がよいだろうと考えている。

 これによって粘膜バリアにおける免疫力、要するにいわゆる粘膜免疫の働きを向上させ、重篤な感染症やアレルギーを予防できるだけでなく、上皮細胞がら発生する各種の悪性腫瘍の予防効果も得られると考えている。
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2012年5月26日の茶トラのボクチン8歳と初代クロちゃん1歳 posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 11:33| 山口 | 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする