2017年06月01日

2度の手術で取り切れなかった癌細胞が、4年後の検査で

2015年5月28日のシロちゃん(2歳)
2015年5月28日のシロちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 漢方薬類、というよりも、実際には少ない中草薬類だけで進行を完全にストップできている幸運なケース。

 だからもっと中草薬類を追加して補強すれば・・・というより、もしも進行する気配があれば、その時点で増強しましょうよ、という話だったが、中草薬類をはじめて3年半後の先日の報告では、今回の検査では、残っている癌細胞がやや小さくなっているとの診断だった。(手術後では4年以上は経過しているはず。)

 昨今、ますますお元気で、最近は食欲旺盛となり、体重も増えたと喜ばれていた。
2016年08月22日 抗癌剤を拒否して生き延びた人たちもいるとはいえ・・・ で書いた中の後半の記事。

 結果的には、抗癌剤を拒否して正解だった以下の幸運な人のケース。
成人には比較的珍しい腹腔内の横紋筋肉腫で、2度の手術で取り切れず、小腸にメスが入っている上、リンパ節転移なども残っている。
 抗癌剤治療を受けたところ、激しい副作用に耐えられず、このまま受けていたら抗癌剤死の不安が頭をよぎって継続を拒否したところ、抗癌剤を受けないならもう来なくてもよいという残酷な主治医。
 それゆえ、地元で十全大補湯や半枝蓮湯など3種類の漢方薬類を続けていたが、1日9回続く水様性下痢も、体力的改善もまったく得られないので、遠路はるばる村田漢方堂薬局に相談に来られた。
 激しい水様性下痢を改善するために高濃度の胃苓湯を主体に、癌サポートに実績のある製品類を併用してもらったところ、次第に下痢も改善し、体力も持ち治して、半年後には海外旅行にも行けるほどになった。
 その後、3年近く、諸検査は1年から半年に1回しか受けないのだが、直近の検査でも、左右のリンパ節転移らしきものがそれぞれ1個づつみられるものの、まったく進行の気配がないまま安定しているので、一生涯、漢方薬類を常用するつもりで、無症状でまったく元気な日々を過ごされている。
 上記では「腹腔内の横紋筋肉腫」と書いているが、正しくは「骨盤内横紋筋肉腫」なのかもしれない。

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2010年06月01日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年06月01日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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posted by ヒゲジジイ at 00:03| 山口 ☁| 抗癌剤の副作用や抗癌剤治療の是非の問題 | 更新情報をチェックする

2017年05月31日

本の「帯」の重要性について

2010年05月31日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年05月31日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 村田恭介氏の愚著『求道と創造の漢方』のように、はなから帯が付いてない書籍は問題外だが、一般書籍の多くは、とても重要な「帯(おび)」が付いている。

 たとえば、アルフレッド・R・ウォーレス著『心霊と進化と−奇跡と近代スピリチュアリズム』という単行本には、
    事実は事実!!
"自然淘汰"の第一発見者ウォーレスは同時に熱心な心霊研究家であった。ダーウィン進化論との決定的な相違もそこにあった。学会の軽蔑と非難の中で、「事実は頑固である」と、あくまで真摯に心霊現象と取り組んだところに彼の面目が躍動している。
とあるように、本書の出版意義が的確に示されている。

 だから、2017年05月12日 一部の古本業者の書籍に対する情けない見識 で書いたように、アマゾンに書籍類を出品している一部の業者に、
帯をお付けできる保証はございません(商品の一部とみなしておりません)
と、このように帯を”商品の一部とみなしておりません”とぬけぬけと表示して恬として恥じないのは、不見識極まりないのである。

 そもそも、従来の古書業界では、帯があるかどうかで、書籍の評価は大きく異なるのが常識である。

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2015年5月30日のシロちゃん(2歳)とクロちゃん(3歳)
2015年5月30日のシロちゃん(2歳)とクロちゃん(3歳) posted by (C)ボクチンの母

2017年05月29日

更年期不定愁訴症候群に苦しむ女性達

2012年05月29日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月29日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 五十歳前後の女性達に多い不定愁訴症候群。
 更年期に差し掛かる最も体調を崩しやすいこの年齢層。
 それゆえ正式名称は「更年期不定愁訴症候群」といわれる。

 多くは子供さんが遠くの学校へ進学したり、あるいは独り立ちする時期に差し掛かる節目でもある。

 のみならず、ご両親の健康問題で介護問題が重なる人も多く、あるいは自身の悪性腫瘍なども重なってしまう不運な人もおられる。

 村田漢方堂薬局では、もともと多い悪性腫瘍の漢方相談とは別に、これまで最も多かったアトピー性皮膚炎の新規相談者は、アトピー性皮膚炎専門のサイトやブログを閉鎖したおかげで、相対的に不定愁訴症候群の女性達の新規相談者が目立つようになってきた。

 もともとこの分野は、漢方医学にしても中医学にしても、最も得意分野でもあるとはいえ、既に病院治療はもとより、漢方治療でも効果が得られなかった人達が多いだけに、比較的複雑な病状を呈していることが多いので、数種類以上の方剤の併用は必須となることが多い。

 たとえば、最近も某悪性腫瘍の抗がん剤と放射線治療の後遺症(浮腫など)を伴いながら、憂鬱感など様々な不定愁訴の中年女性に、加味逍遙散・六味丸、五苓散・雲南田七の4種類からはじめることで、短期間で一定の効果を得ているが、遠路はるばる通って来られる女性達の中には、ブログで簡単に記すことができない複雑多変な配合変化を必要とする人も珍しくない

 それでも、冷静な判断と根気のある女性達は、必然的に漢方薬の実際的な運用方法を学んで、いつの間にか、そんじょそこいらの医師や薬剤師よりも、漢方薬の使い方に習熟してしまうのだから面白い。

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2012年05月29日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月29日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 10:51| 山口 ☀| 更年期障害・自律神経失調症や不定愁訴症候群 | 更新情報をチェックする

2017年05月28日

心臓が口から飛び出そう!

2010年05月28日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年05月28日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 60代の女性。薬剤師の仕事で多忙を極める日々が続き、忙しいだけでなく神経を消耗する仕事内容だけに、歳のせいか、ボディーブローのような蓄積疲労。

 折々に心臓が口から飛び出そうな気分の悪さが続くようになり、血圧は正常であっても脈拍が常時90を超えるようになった。

 炙甘草湯+牛黄製剤でも効果がなく、牛黄製剤や柴胡加竜骨牡蠣湯なども無効。

 牛黄製剤はそのまま続けながら、柴胡加竜骨牡蠣湯の服用量を許容範囲内で、かなり増量し、天王補心丹と生薬製剤二号方を追加。
(但し、もともと胃の消化剤として大柴胡湯などの愛用方剤は他にも多い。)

 これによって、即効を得て、脈拍は73前後に落ち着き、忙しく動き回ったあとでも脈拍が90を超えることはなくなった。

 最も苦痛だった「心臓が口から飛び出そ」うな気分の悪さも、二度と再発することがない。

 以上、当然、日頃の体質とともに、現時点の一連の症候に基づいて、五臓六腑の寒熱・虚実を詳細に分析し、つまり詳細な弁証論治に基づいて、適切な配合を得られた結果、即効を得たのであって、似た症状だからといって、体質や五臓六腑の寒熱・虚実が異なれば、適切な配合は大きく異なるので、症状だけで漢方薬を選ぶべきではない。

 上記の理由から、素人さんが真似しても、フィットすることはほとんどあり得ないので、必ず専門家に相談すべきである。


 専門家でさえ、1〜2回の漢方相談で、直ぐに適切な配合が見つかるとは限らないのだから、なおさら、素人療法では滅多に適切な漢方薬が得られるはずもない。

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2012年05月28日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月28日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:09| 山口 ☀| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2017年05月25日

漢方薬は徒然草の時代こそ

2009年5月25日のボクチン(5歳)
2009年5月25日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 徒然草の第120段
 唐(から)の物は、薬(くすり)の外(ほか)は、なくとも事欠(ことか)くまじ。
 書(しょ)どもは、此(こ)の国に多く広まりぬれば、書きも写してん。
 唐土舟(もろこしぶね)のたやすからぬ道に、無用の物どものみ取り積みて、所せまく渡しもて来る、いと愚かなり。
 「遠き物を宝とせず」とも又(また)「得難き貨(たから)をたふとまず」とも、文(ふみ)にも侍るとかや。
 要するに中国からの輸入品は、漢方薬以外は、贅沢品だから、それらを重宝がるのはけしからんと訓示を垂れた時代。

 現在とはだいぶ様子は異なるが、漢方薬こそ重宝なものであることは、今も昔も変わらない。

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2009年5月25日のボクチン(5歳)
2009年5月25日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 22:21| 山口 ☁| 哲学の煙(けむり)と漢方薬 | 更新情報をチェックする