2025年06月06日

最近、九死に一生を得えた肺動脈塞栓症や、再発率の高い肝内胆管癌が根治した例

 日頃の運動不足が祟って、畑で倒れたご近所の高齢女性。

 ご近所さんに見つけられて救急車で運ばれ、いわゆるエコノミークラス症候群。

 つまり肺動脈塞栓症で、倒れた場所でそのまま死んでいても不思議はなかったと言われるほど、右脚ブロックに右心不全も連動して併発。

 腎不全の持病もあったので最新の良薬が使えず、やや不安定なワーファリンの内服治療薬を継続することになった。

 倒れた時のご本人の感想では、このまま死ぬのかな〜と思いつつも、苦しいという感覚は皆無で、ただただ身体が動けないだけだったといわれる。

 もしもそのまま亡くなっていたら、何の苦しみもなく、むしろ幸せだったかも、と冗談を言われている。

 病の根源は足の深部静脈血栓症であるから、一にも散歩、二にも散歩と口を酸っぱく主治医に強く言われ、昨今では忠実に実行されて以前にも増して元気になっている。

 また、これも数か月前の報告だったか?

 2016年08月17日 再発率の高い肝内胆管癌の漢方サポートで取り上げたやや高齢男性の肝内胆管癌。

 そこで書いている通り、手術跡に8mmの再発を見たものの、漢方製剤を一気に 6〜7種類に増強したところ、数ヶ月も経たずに消滅したものの、再発率の高い悪性腫瘍である。

 心配していたものの、コロナの流行の前だったか、いつの間にか音信がまったく途絶えていた。

 その6〜7種類というのも、牛黄製剤主体だったが、当時はいまほど爆騰してない時代だったので、現在よりも遥かに続けやすい時代だったとはいえ、当時は高価な紅豆杉も併用されておられたから、総合すればやはりほどほど高価だったのは間違いない。

 ところが数年前、今度は大腸がんを疑われているとて、今回は何か1つだけでよいからとのこと。

 けっきょくは雲南田七だけを途切れ途切れに飲まれていたが、最近になって大腸がんの疑いが全く晴れたということだった。
応援したくないアンチの人が多いですね
【関連する記事】

2025年05月30日

相対的に常連さんやお馴染みさんは女性の方が多いが

 コロナ以降は、まったくの新規の相談は受けないシステムに変更したままだが、常連さんやお馴染みさんのご家族の場合は例外的なことが多い。

 それゆえ、ご家族がかなり重大な各種の疾患での相談は、毎年必ずほどほど増えている。

 なかでも目立つのが御主人のかなり深刻かもしれない相談で、なかには既にステージ4ということもある。

 ただ、以前と異なって、大筆頭で大活躍していた「牛黄」の配合製剤がフルに活用できないことは、大きなネックになることもある。

 その理由は、ほかでもない、牛黄のあまりの暴騰で、ひと頃の8〜9倍の値上がりに、勧める方が二の足を踏んでしまうのである。

 ところで極めて注意が必要なのは、牛黄の品質の優劣は想像以上に大きく、その問題は、ずいぶん前にこのブログで大きく取り上げている。

 また牛黄製剤と密接に連携する麝香製剤にも牛黄が少量含まれているだけに、今年からは値上がりが大きく、蓄えていた値上がり前の製品も、まとめ買い依頼は制限せざるを得ない状況である。

 ひるがえって、女性の悪性腫瘍の場合は、従来から最も多いのは乳癌で、コロナ以前から多数の人が当方の漢方を利用され、全員が経過良好なことは幸いである。

 リンパ節転移レベルまでは、病院治療と相俟って、漢方の方では少量の牛黄が配合された麝香製剤と逍遥散を主体に、いわゆる各種の抗癌中草薬(中医薬成書の命名)といわれる製品を各種併用することで、含有量の多い牛黄製剤までは必要としないのである。

 ともあれ、ご家族のあらたな相談が悪性腫瘍ばかりというわけではなく、いわゆる難病指定でも受けそうな、西洋医学でも診断に苦慮されそうな複雑な症状の相談も稀ではない。
応援したくないアンチの人が多いですね

2012年05月31日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月31日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:牛黄
posted by ヒゲジジイ at 18:12| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2025年05月23日

画面は男だから嫌いだけど・・・声がよい2人

 明日は土曜日で半ドンだから、いまから別世界へ飛んでいく。





応援したくないアンチの人が多いですね

2009年05月23日の茶トラのボクチンの大あくび(5歳)
2009年05月23日の茶トラのボクチンの大あくび(5歳) posted by (C)ボクチンの母



2025年05月19日

理想と現実

 高齢者が増えるばかりの日本社会。

 今後その人たちの心配は、細胞の老化による発癌の問題もさることながら、循環器系や脳血管系の大きなトラブルの予防である。

 そこで昨今、徐々に活躍しつつあるのは、脳循環器系統の3点セットの約2つのパターン。

 すなわちやや虚弱な高齢者予備軍には、冠元顆粒(あるいは生薬製剤二号方)+吉祥蘇霊廣(あるいは雲南田三七人参や雲南田七)+衛益顆粒

 眼精疲労を伴う普通にほどほど健康を維持している高齢者予備軍には、冠元顆粒(あるいは生薬製剤二号方)+吉祥蘇霊廣(あるいは雲南田三七人参や雲南田七)+双料杞菊顆粒(あるいは杞菊妙見丸)。

 まあ〜、こんな手の内を明かすのは、すでに50年以上この仕事に携わって、いまさら隠しても先が知れているからである(苦笑。

 というわけで、理想と現実がかなりマッチしそうな経過を観察できているので、ブログのお茶濁しに、ちょっと書いてみたまで。

 といっても、まだまだ少数者の観察に過ぎない。
応援したくないアンチの人が多いですね

2012年05月19日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月19日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 09:34| 山口 | 近況報告 | 更新情報をチェックする

2025年05月16日

この調子では漢方業界も悪い時代の波に流されかねない

 統計では、調剤薬局やドラッグストアの倒産、過去10年で最多とのことだが、漢方業界も今後はその流れに乗りかねない。

 というのも、昨今、希望小売価格は据え置いたままで、仕入れ価格のみを上げるというメーカーがやや目立ち始めている。

 ひどいのになると、割引券を勝手に発行して、その煩わしい手続きと実費を販売店に押し付けるという、まったくもって「貧すれば鈍する」と、そのような悪態をつきたくなる老舗の漢方メーカーまで出てきたのだから、開いた口が塞がらない。
応援したくないアンチの人が多いですね

2012年05月16日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月16日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 20:47| 山口 ☔| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする