2024年02月19日

平日の今後は夕方5時に閉店!(付録:芍薬甘草湯が自身にも著効)

 昨今、夕方5時以降に来店する人はほぼ皆無となっているので、特別に集荷が遅れる日以外は、本日より17時の閉店にします。

 先週の金曜日などは、集荷前に大きな荷物7個が長椅子やテーブルに鎮座して、それでなくとも狭くなっているところへ、午後3時頃に店頭に直接訪れる人が重なり、お互いに譲り合うなど奥ゆかしい人達だが、お一人は二回目の相談を受けながら、追加方剤を加えたり、慌ただしくもあったが、この日も夕方5時を過ぎると、何事もなくなった。

 だから愚妻は経理に専念したり、吾輩は疲れを癒しに庭で哲学の煙で瞑想にふけったり・・・こんなことなら17時に閉店して疲れを癒した方がなんぼか生産的ではないかと決心した次第。

 あと15年はこの仕事を続ける義務があると思うので、あるいは寿命さえあれば30年は続けるかもと思っても、常連さん達と寿命の競争になるから、それ以上のことは考えるべきではないだろう(苦笑。

 あるいは愚息や長女が跡を継いでくれればと思わないでもないが、保険漢方では大したことはできそうもないので、男3人の孫のだれかが・・・といっても、いくら身内でも、本音はぜんぜん期待していない

 というのも、漢方や中医学、すなわち中医漢方薬学は、よほどの情熱と興味がなければ、大学の受験勉強ほどは、決して容易なものではないからである。

 事実、東大の医学部出身の医師でも、何年経っても習熟できない人を知っているからである。(といっても、今頃は上達しているかもしれないが・・・)

 ところで、昨日の芍薬甘草湯では、久しぶりに関東の内科医の先生からおたよりを頂いたが、「こむら返りには、寝る前に1包、にて大体有効のようですね。」と書かれていたので、思い出したことがあった。

 というのも自身の問題で、早朝に左右の足の表側の筋が強烈に突っ張って目覚める日々で、我慢してやや遠いトイレに行くことで、なんとか解消する日々。

 このツッパリが起床を促すシグナルと思って、芍薬甘草湯をほとんど利用することなく過ごしていた。

 上記の先生のお便りメールがきっかけで自身も試す気になって、就寝前に1包を服用したところ、熟睡とともに、早朝の目覚めが一度もなく、いつもより1時間遅い7時前の起床。そのとき軽く右足の表側の筋がつったものの、直ぐに解消。

 その翌日である今朝は、就寝前の1包が明らかな著効を奏して、日々の悪循環が断たれてしまった。

 人にも勧めていたというのに、こんなことなら自身こそ早くから就寝前に利用しておくべきだった。

 燈台下暗し、とはこのことである。
参考ブログ:2015年10月07日 筋肉疲労による倦怠感と不眠に芍薬甘草湯 (但し高血圧患者や浮腫みやすい人には慎重に!)
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2010年2月19日の茶トラのボクチン posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:芍薬甘草湯
posted by ヒゲジジイ at 15:46| 山口 ☔| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2024年02月17日

想像以上に各種疼痛疾患に偉効を奏する芍薬甘草湯ではあるが・・・

 昨日の店頭では、お馴染みさんのご主人が、某悪性腫瘍でステージ4と診断され、手術不能ゆえ漢方サポートを求めらて1ヶ月、病院治療と相俟って、腫瘍マーカーも正常値となり、配合中の六味地黄丸料エキス細粒の効果もあってか、排尿も正常化して喜ばれていた。

 それはともかく本題である。

 芍薬甘草湯は、こむら返りに著効を奏するのは常識だが、それ以外でも各種疼痛にしばしば偉効を奏するので、乱用には注意が必要である。

 以前、某社の芍薬甘草湯は濃度が低く、低い割にはよく効くので、甘草の過剰服用の心配はほとんどないので、安心して販売できていたが、某社のエキス剤が軒並み製造中止となったことがあり、昨今はその2倍濃度の他社の芍薬甘草湯エキス細粒に切り替えていた。

 各種疼痛に折々に利用されていた常連さんに、ますます好評で、好評なだけに乱用すると浮腫や血圧上昇を見る場合があるので、注意を怠れない。

 効果があったら直ぐに中止して、再度疼痛を感じたら頓服的な使用にすべきで、この注意を怠らなければ、一生涯役立つ漢方薬だからと口が酸っぱくなるほど折々にアドバイスしている。

 万一、連用し過ぎて浮腫などが生じたら、即中止して五苓散エキスを服用すれば短期間で解消する。

 ともあれ、現実にはよくあるこむら返りのみならず、様々な疼痛に効果があるので、他の方剤で効果がみられない場合に、一度試してみる価値は大いにあり得ることで、それは想像以上である。

 極端な例でも、45年以上前、我が父親が食道癌で、気が付いた時には肝臓と脳に転移していたのだが、その食道癌の疼痛に用いて、超即効を得て、その煎じ薬を毎回、拝みながら服用していたのを思い出す。

 昨今では90代の一人暮らしながら、そんじゅそこいらの若者よりも頭が冴え、しかも漢方薬類の運用にもかなり習熟された常連さんは、牛黄製剤と麝香製剤の長きにわたる愛用者ながら、こむら返りどころか、昨今では手指や肩・腕などの疼痛に悩まされるようになり、さすがの心龍や疎経活血湯では効果が判然としない。

 そこで、こむら返りの時に使用して常備している芍薬甘草湯エキスを試したところ、あらゆる個所の疼痛に即効を得て大喜びの電話があった。

 もう一人の60代の常連さんは、日頃から右背中などに疼痛を発し、本人は胆石や胆嚢炎ではないかと心配されるので、その筋の漢方を使用しても一向に効果がない。

 重いものを持つことが多いので、筋肉痛ではないかと、だから試しに芍薬甘草湯エキスを勧めておいたのだが・・・。

 そこで近所の生まれる前から親しい内科クリニックでも診てもらったところ、内臓には全く異常はみられないという。

 ということで芍薬甘草湯エキスを試したところ、やはり即効を得たという報告があったが、その後どうなったことかまだ不明であるが、上記の90代の女性は、日々上手に服用されて、その後も経過良好とのことで、ますます漢方薬の信頼が深まるばかりとなっている。

 エキス濃度が2倍の製剤は、明らかに効果が優れている。

 蛇足ながら、含有量が多いから効果が必ず上がるとは限らない。
 
 配合中の生薬それぞれの品質の優劣については、想像以上に効果の影響が大きい。

 品質の優劣問題は絶対に看過できないことで、最近も以下のような報告があったので、ややショックを受けている。

 昨年、某社の杞菊地黄丸が廃止となったのに変えて、含有量が4%少ない他社の製品に切り替えてもらったところ、愛用されているベテラン薬剤師の女性の報告では、眼精疲労には明らかに新たな他社製の方が効果がよいと、一昨日メール報告を得たばかり。
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2012年2月17日の茶トラのボクチン7歳とクロちゃん1歳未満 posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:芍薬甘草湯
posted by ヒゲジジイ at 11:05| 山口 | 近況報告 | 更新情報をチェックする

2024年02月15日

まだまだ油断がならないコロナ感染者多発の現実

 昨日、やや遠方のお馴染みさんの常用薬類の補充購入依頼のメールに、

 私の周りはコロナ感染者が多いですが、一度もワクチンを打っていない私は一度も罹ったことがありません。

 でも未だにワクチン肯定派が多いので、打っていないことは内緒にしています。

 と書かれていたが、こちらの地元でも同様である。

 総じて、我が薬局の常連さんやお馴染みさんでは、ワクチン未接種の人でコロナに感染した人は希で、ほとんどがコロナの遺伝子ワクチンを何度も接種済みの人に限られる。

 不思議といえば不思議であるが、というより却ってワクチンによって易感染となるのかもしれず、これについてはインフルエンザワクチンも同様である。
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2011年2月15日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ヒゲジジイ

ラベル:新型コロナ

2024年02月14日

偶然発見した過去の残骸

 偶然発見した過去の残骸に遭遇して驚いている。

漢方と漢方薬の正しい意味

 2008年4月17日が最後のブログだから、16年もひっそりとウエッブ上に残っていたので驚いている。

 過去、アトピー専門のブログなどは、これをご覧になって、これ以上相談者が増えては体力的には限界なので、当時、敢えて自身の手で消滅させたものだったが、それに引き換え、上記のブログを読んでも集客には影響しない内容だから、今の今まで完全に忘れていた。

 その他にもまだ集客とは無関係なブログの残骸がウエッブ上に残っているかもしれないが、だからといってアトピー専門のブログのように、敢えて消滅させる必要もないので、どうでもよいと思っている。

 実際、高齢者の仲間入りをして以後は、新型コロナの流行をきっかけに、「まったくの新規相談者」を受け付けなくなって、仕事量がちょうどよい具合に折り合っている。

 でも、時折、廃業して老後の残された時間を読書と磯釣りや、サッカー観戦をと思わないでもないが、常連さんやお馴染みさんたちの顔を思い浮かべると、長年の約束を破る裏切りとなるので、トンデモナイ。
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2012年2月13日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:過去の残骸
posted by ヒゲジジイ at 15:23| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2024年02月08日

日本の漢方はこのまま衰退するのか?!

 何年も前のことだが、腎虚系に対する極めて特殊な漢方製剤で、手作り作業で製造されるとても手間のかかる製剤ということで、とうとう製造メーカーさんは音を上げて、製造を止めると言い出したことがあった。

 ところがこちらでは、足腰の弱りに対して、ときには絶大な効果があるので値段を上げてもよいから、お願いだから製造を止めないで欲しいと懇願した甲斐あって、現在に至るまで製造を続けてもらっている。

 そのぶん、値段は当時よりもかなり上がってしまったが、この漢方薬の恩恵にあずかっている人達は、何度も値上がりしても、継続服用を断念する人は誰一人としておられない。

 このように製造中止を阻止できることばかりではなく、昨今は様々な製剤が製造廃止に追い込まれている。

 一見ありきたりな「大黄錠」は、村田漢方堂薬局では超大人気な便秘薬であったが、製造元の一元製薬さんは、昨年、びっくりするほど値上げされたかと思う間もなく、今年になって会社自体を廃業されることになった。

 吾輩自身も愛用者であるから、泣きたいくらいだったが、幸か不幸か、一元さんとは大黄錠だけの取引だったから、多種類の他の製剤廃止の影響は皆無だった。

 とはいえ、大黄単味だけの製剤というのは超特殊なシロモノだっただけに、落胆すること甚だしい。

 2024年01月20日 日本の企業の劣化が激しい! のブログでも書いた通り、様々な優良製剤がどんどん日本から消えていく。

 この次は何が消滅するのか、戦々恐々の時代が続く。
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2012年2月8日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 22:33| 山口 ☁| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする