2016年12月14日

村田漢方堂薬局で最も流通量の多い第2類医薬品としての漢方薬三羽烏は

2009年12年14日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年12年14日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 ダントツの1位は何といっても茵蔯蒿湯。

 2位は猪苓湯だが、特徴のある数社の顆粒剤を使い分け、さらに錠剤も揃えている。

 3位が六味丸系列の各種製剤で、それぞれ顆粒剤もあれば、錠剤や丸剤も使い分けている。

 茵蔯蒿湯+猪苓湯+六味丸は、臓器的には肝腎に作用するもので、軽度の腎不全傾向のある人達の基本的な三羽烏になることもあるし、アトピー性皮膚炎の基本的な三羽烏に豹変することも多い。
 さらには間質膀胱炎や前立腺炎の人達の基本的な三羽烏に豹変することもある。

 といっても病状によってはさらに黄連解毒湯や補中丸が加わったり、茵蔯蒿湯のところが衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)になったり、あるいは白花蛇舌草に変更したり、猪苓湯や六味丸のところが大柴胡湯に入れ替わったり、それぞれの方剤も、それぞれに様々な入れ替えも当然あり得ることである。

 このように特定の少ない方剤で、多方面に応用する我が流派である『中医漢方薬学派』とはいっても、要するに『中医古方派』と言い換えることもできそうである(呵々。

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2009年12年14日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12年14日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 23:04| 山口 ☀| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする

2016年10月04日

用法・用量の記載よりも少ない量で充分に奏効しやすい中成薬や漢方製剤

2016年10月3日のシロちゃん(メス3歳)
2016年10月3日のシロちゃん(メス3歳) posted by (C)ボクチンの母

 腎陽を温補する海馬補腎丸や、疏肝理気の開気丸などは、村田漢方堂薬局では単独で服用してもらうことは滅多にないもので、主方剤の補助的な製剤として重要な脇役である。

 脇役ではあっても必須なもので、海馬補腎丸などは不妊症の人たちの補助薬として、ほんの少量を加えることで効果を発揮し、用法・用量に記載通りの量を必要としたことはほとんど皆無。

 疏肝理気の開気丸も、柴胡桂枝湯や麻仁丸などの補助として、しばしば併用してもらう機会が多いが、これも少量で効果を発揮することが多いので、用法用量に記載されている半量前後でも十分に効果を発揮してくれることが多い製剤である。

 また、独活葛根湯は頚椎症関連でも重要な方剤であるが、市販される製剤の多くが撤退して製造中止や廃止を決めたメーカーさんが多く、引き続き市販されている製剤は、やや高濃度なので、指示される用法・用量よりも3分の2量でも多くは十分に効果を発揮する。

 蛇足ながら、しばしば相談に訪れる重症のアトピー性皮膚炎で消風散証を呈する人達には、しっかりフィットしていても、控えめ目の量ではビクとも効果を示さないことがある。

 ともあれ、今回のブログは、人間よりも霊性の高い猫ちゃん達の写真を貼りたい口実のために、専門家に多少でもヒントになるかもしれない、実践的なことを述べてみた(呵々。

続きは ⇒ 我が家の天使たち

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2016年10月3日の茶トラのトラちゃん(メス3歳)
2016年10月3日の茶トラのトラちゃん(メス3歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年10月3日のシロちゃん(メス3歳)
2016年10月3日のシロちゃん(メス3歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年10月3日のスコちゃん(オス3歳)
2016年10月3日のスコちゃん(オス3歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年10月4日のボクチン(6歳)
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2016年04月04日

やっぱり有効だった咽中炙臠に天津感冒片のトローチ使用

2011年04月04日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月04日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 前回に書いた、もうお一人の咽中炙臠。
 この人の場合は、話す機会が多いだけでなく、数十年来のビールの愛飲者であったことから、咽喉のアルコール焼けも加わっているのかもしれない。

 今朝、その女性がやって来て、咽喉が気になったときに1錠舐めると、明らかに症状が軽減するようなので、1日3回、気になる都度続けてみたという。

 もう一人の女性ほどの即効とは言えないが、そのまま気長く続ければ、そのうち治ることだろう。

 咽中炙臠には半夏厚朴湯という相場が決まっているようだが、現実にはそうばかりとも言えず、原因によっては麦門冬湯ということも意外に多いが、何らかの原因で軽度の慢性炎症が続いているために、咽中炙臠に似た症状が固着してしまった場合は、上記の方剤類ではまったく無効である。

 そのようなときにこそ、天津感冒片のトローチ使用が最適なこともあるということだろう。

 蛇足ながら、この女性には初回から柴胡加竜骨牡蠣湯+八仙丸(麦味地黄丸)によって高血圧が正常範囲に治まり、同時に夜間の頻尿が治っているので継続服用するも、咽中炙臠には無効だったので、天津感冒片のトローチ使用を行ってもらったのが正解だったという訳である。

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2011年04月04日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月04日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年04月04日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月04日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月04日の茶トラのボクチン(7歳半)の大あくび
2012年04月04日の茶トラのボクチン(7歳半)の大あくび posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月04日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月04日の茶トラのボクチン(7歳半)の大あくび posted by (C)ヒゲジジイ

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2016年03月27日

こんなに長くやっている仕事だが・・・

2010年03月27日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年03月27日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 ボクチンの写真を貼る口実がないので、ブログの更新を休もうかと思っていたが、フッと日々の仕事を思い返してみると、今更ながら奇異な感じが襲ってきた(苦笑。

 考えてみれば、実に不思議な仕事をやっているもので、実証科学によって完全には証明されている訳でもないのに、しかも日本漢方の多くの専門家さん達のみならず、日本の中国思想の学者さん達でさえ、陰陽五行学説を荒唐無稽だと断言されているというのに、この陰陽五行学説を土台にして発展した中医学理論にもとづいて、西洋医学でお手上げになるような慢性疾患がかなりな確率で改善できるということ。

 実際のところ、本当に荒唐無稽な理論であれば、あれだけの効果を発揮できるはずもないし、どこへ行っても治らなかった人達が、遠路はるばるやって来て、ようやく改善を得て喜ばれる筈もない。

 百発百中とまでは行かないまでも、お互いに本気で真摯に頑張る気概さえあれば、一応の効果は短期間で出て来ることが多いし、効くと治るとは大違いとはいっても、効果があれば継続して頑張る気にもなるのが人情、四季折々の病状の変化に応じた配慮を怠らなければ、9割以上の安定した改善効果を得られる現実は、否定派の学者連中が、なんといっても厳然たる事実なのである。

 でも、だいぶこの世の人生に疲れたな〜っ。

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2010年03月27日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年03月27日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年03月27日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年03月27日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年03月27日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年03月27日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年03月27日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年03月27日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 
posted by ヒゲジジイ at 17:41| 山口 ☔| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする

2016年02月14日

ネットの情報は便利だが・・・

2009年02月14日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月14日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 ネットの情報は確かに便利だが、こと専門的な漢方薬に関しては、一般的なことは書かれていても、高度な応用方法までは滅多に書かれてないし、部分的に書かれていることがあったとしても、基礎理論を知らないシロウトさん達が読んだところで、的確に使用できるとは限らない。

 たとえば、超有名な葛根湯などでも、諸条件が揃えば、アトピー性皮膚炎や眩暈(めまい)などにも応用されるが、その諸条件というものが、基礎理論を知らずに安易に使っても的確に使用することが困難だろう。

 ましてや西洋医学治療で治らなかったり、通常の漢方薬でも治らなかったような頑固な慢性疾患では、単一の方剤では到底治癒機転は得られず、数方剤以上の配合が必須となるのは常識と考えた方が無難である。

 そうなると、素人療法ではお手上げである。

 一定レベル以上の頑固な疾患になると、安易な病名漢方やマニュアル漢方では到底通用するものではない。

 言っては何だが、漢方薬というよりも中医薬世界は、極めて専門性が高く、一般のシロウトさんはもとより、たとえ医師や薬剤師がちょっと齧ったくらいでは、容易に習熟できる世界ではない。

 これを専門に何十年も専念して来たとて、適切な方剤を見つけるのに、相当な時間をかけて、複雑な弁証論治を繰り返し行って、ようやく方向性が見えることも多い。

 現実的には、しばしば最初に即効を得ることが多いものの、それでも配合が不足していると、次第に効果が減じて来ることがある。

 そこで何が不足しているのか、再度熟考する必要が生じたり、疾患の性質によっては、アトピー性皮膚炎のように季節変化が激しい疾患などでは、少なくとも1年を通じて慎重な弁証論治を繰り返し、配合の微調整の傾向と対策を練っておく必要がある。

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2010年02月14日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月14日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年02月14日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月14日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年02月14日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月14日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年02月14日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月14日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

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2016年01月22日

車の運転時に前後左右を走行する車にイライラする女性達は

2012年01月21日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月21日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

 このような特徴的な性格タイプの女性達は、逍遥散系統の体質者の可能性が高く、多くは加味逍遥散証と言っても過言ではない。

 長年の観察では、他証の合併があるせよ、少なくとも加味逍遥散証を伴っていることが多い。

 だから、しばしば女性に質問する項目に、車の運転時の精神状況を質問するように心がけている。
 そうすると、よもやと思われる淑女然とした温厚そのものに見えるご婦人方でさえも、意外やイガイ、ジキル氏とハイド氏の如く、恐ろしきまでに豹変する人達の何と多かったことかっ!

 もちろん全員ではないだろうが、車の運転時に野獣に豹変するご婦人方のほとんど多くの人が加味逍遥散証であり、ときには抑肝散証ということすらある。

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2012年01月21日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月21日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月21日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月21日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

タグ:加味逍遥散
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2016年01月18日

生来の体質的な個体差の問題があるからこそ

2009年01月18日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年01月18日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 生まれて数ヶ月以内に我が家にやって来て、まったく同じ環境で育った猫4匹。

 同じ餌で、同じ水。生活環境もトイレも共通。

 4歳のクロちゃん(オス)は、大食漢で底なしに喰って肥満体。
 飼い主にはベタベタと甘えるが、他人は絶対に受け付けない。
 クロちゃんは他の猫3匹に慕われているが、とりわけシロちゃんはクロちゃんが大好きで、時にありがためいわく顔をしているときもある。

 3歳になったばかりのスコちゃん(スコティッシュホールドのオス)は、ジキルとハイド氏のように、甘えるときと知らんぷりの豹変ぶりには呆れるほど。

 2歳半のシロちゃん(メス)は、とても温厚でおとなしい淑女で、最も少食。
 スマートで最も体型が整っており、いつもお澄まし顔。でも、クロちゃんが大好きで、クロちゃんに会うとデレデレと必ず寄り添っていく。
 但し、トラちゃんとはトムとジェリーの関係で、仲良く遊んでいると思ったら、派手にバトルをやらかす。1日に必ず最低1度はやっている。
 
 2歳のトラちゃん(茶トラのメス)は、よく食べる割には太れずガリガリに痩せている。いつまでも仔猫の体型のままだが、運動神経抜群で、まるでムササビのよう。
 最高に優れたハンターであるが、もっとも甘えのお転婆お譲ちゃん。

 仔猫の頃からまったく同じ環境で育った猫4匹でもこれだけの違いがあるのだから、人間様も同様であろう

 ましてや、生活環境や食生活環境まで様々に異なれば、遺伝的な要素も加わって、様々に複雑な体質のバリエーションは無数であろう。

 だから、同じ病名の疾患に罹っても、中医学的な弁証論治に従えば、病理機序さえ微妙に異なるので、フィットする漢方処方の内容も大きく異なることが多いのは当然のことである。

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2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳)
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2016年01月15日

漢方薬を1日3回服用する場合、最も適切な服用時間は?

2011年01月15日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月15日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 飲み忘れしやすい人は食後に決めておくのが最も無難。

 几帳面な人で、滅多なことで飲み忘れしない自信のある人は、自身の感覚で、最も胃の納まりがよいと感じる時間帯を決めて飲めばよい。

 逆にノンビリした性格の人でも、同様に自身の感覚で、最も都合のよい時間帯を選ぶとよいし、日によって食後になったり、食間になったり、あるいは食前になったりと異なっても別に構わない。

 但し、それぞれの服用時間があまり接近しない方がよい。適度に3回の服用時間の間隔をあける必要がある。

 要するに食後であろうが、食間であろうが、食前であろうが、自身で最も飲みやすい時間帯を選ぶとよい。

 アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患も上記の通りだが、服用する都度痒みが軽減するほどフィットしている場合は、夜間に痒みが出やすい人は、3回目の服用を寝る前にするという方法もある。

 なお、漢方薬は食前や食間というのまったくの誤解であり、ナンセンス。
 皆さんの大好きな「科学的根拠」は、まったく無い。

 食後に服用しても効果は変わらないどころか、数十年前には、食後の服用が最も吸収率が良いという女医さんによる吸収実験の研究発表もあったくらいだ。

 どちらにせよ、自身の感覚で、胃の納まりがよい時間帯を選んで飲めばよいのである。

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2011年01月15日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月15日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年01月15日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月15日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年01月15日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月15日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年01月15日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月15日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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2016年01月06日

人間は病気になるために生まれて来たのだろうか?

2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 新年になって2日目の仕事。
 2日目にしてフル回転で、無い頭を振り絞った1日。
 
 こんな田舎の漢方薬局でも、西洋医学治療のみならず、各地の日本漢方専門クリニックや漢方薬局でも治らなかった人達が集まって来る。

 中年以降に病気が出て来るのは止むを得ないとしても、30〜40歳代の人達が難病をかかえて集まる数の多さはここ10年来目立つことである。

 その中には悪性腫瘍の人達も、その年代でも相談件数が確実に増えているのだから、人間は病気になるために生まれてきたのだろうかと感じることが多い昨今。

 すべての人に満足してもらえるのは不可能にしても、弁証論治を繰り返すことで、多くの人に喜んでもらえる中医漢方薬学は、いまさらながら素晴らしいものだと自画自賛して、たまには強がっておきたい(苦笑。

 といっても、真摯で根気のある人達ばかりが集まるところだから多くのことが可能となっているので、それだからこそ、引き続きお気軽やお気楽な相談者を謝絶する方針は、絶対に墨守しなければならない。

 ボケなければ、あと20年以上は頑張れそうだが、はたして?

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2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳)
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2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳)
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2015年09月05日

日本で最初に漢方薬のエキス製剤を市販した会社は

2010年9月5日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年9月5日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 漢方薬は煎じ薬だけ、と決めてかかるのは大間違い。

 以前、中国の中医師に直接感謝されたことは、日本の技術のお陰で、中国国内でも優秀なエキス剤を製造することが可能となり、面倒な煎じ薬ばかりに拘る必要がなくなって、心から日本の技術には感謝していると述懐されたことがある。

 ヒゲジジイが開発したわけでもないので、ヒゲジジイに直接感謝されるのもおかしな話だが、それはともかく、タイトルの問題。

 日本で最初に漢方エキス剤を市販されたのは、コタローさん(小太郎漢方製薬株式会社)なのである。
 早くも1957年に漢方エキス剤(35処方)を日本で初めて販売というから、他社とはエキス剤の技術的にも、伝統的にも、キャリアが大きく異なるのである。

 昨今では、補気建中湯や分消湯、竹葉石膏湯、温胆湯、延年半夏湯など、他社ではなかなか実現されなかった方剤類を多種類製造され、白朮と蒼朮などの間違っても混同されることがないので、ほとんどが優秀な製剤に仕上がっている。

 敢えて、コタローさんを賛美するブログを書くのは、ヒゲジジイの要望通りの優れたエキス製剤を次々に実現してくれた恩義に多少でも報いたいという思いからに過ぎない。

 日本国民が、煎じなくても楽に飲める漢方エキス剤を服用できるようになった、一番最初の発端を作ったコタローさんに、少しは感謝してもよいかもしれない。

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2010年9月5日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年9月5日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ


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2015年09月02日

難治性疾患が原因の頭痛に対して、釣藤散がしっかりフィットしていたはずが

2009年9月3日の病み上がりでまだスッキリしない茶トラのボクチン(5歳)
2009年9月3日の病み上がりでまだスッキリしない茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 釣藤散を主体に合計3種類の配合で、しっかり治まっていたはずの頭痛が1年ぶりに繰り返すようになった。

 頭痛の原因が某難治性疾患に付随する問題だから、慎重に微調整を工夫する必要があるかもしれないが、それでも、もしかして釣藤散に問題があるのかも?

 と考えて、他社の釣藤散エキス製剤に切り替えたところ、再び頭痛も治まって、めでたし、メデタシ。

 これだから天然生薬を原料とする漢方薬には、このような微妙な問題が、常につきまとうのである。

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2010年9月3日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年9月3日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年9月3日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年9月3日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母


タグ:釣藤散
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2015年08月28日

現代中薬学に存在する数々の異説

2010年8月28日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月28日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 現代中薬学において、猪苓は補益性が否定されいるが、実際には補益性があるのではないか!?
 
 神農本草経には「久服すれば身が軽くなって老いに耐えるようになる」とあり、また清代の名医葉天士は「猪苓の甘味は益脾する。脾は統血するので猪苓の補脾によって血が旺盛となり、老いに耐えるようになる。また猪苓の辛甘は益肺する。肺は気を主るので猪苓の補肺によって肺気が充実して身は軽くなる」と解説している。

 卑近な例では、猪苓湯には配合される猪苓と茯苓や阿膠とともに、かなりな補益性が並存すると考えるべきだろう。扶正と祛邪を兼ね備えた、優れた方剤である。

 傷寒・金匱の時代の方剤における人参は、ほんとうは党参だったのではないか?
 1980年に王占璽氏が著した「中薬処方的応用」(科学技術文献出版社重慶分社発行には、
 吉林参(ウコギ科のオタネニンジン)は、唐の太宗の時代に薛仁貴を派遣した遼東征伐において発見したものである。

 張仲景の傷寒・金匱が著されたのは東漢であるから、歴史の時間的な前後関係から考えると、仲景の言う人参は、実際には現在の党参(キキョウ科ヒカゲノツルニンジンなど)に該当するのである。
 それゆえ脾虚による心下痞には党参を用いて、独参湯証の場合にこそ(党参では効果が乏しいので)ウコギ科の人参を用いるのである。
 とある。

 雲南田七は温性とされているが、実際には温でも寒でもなく平性であると断定した異論。そのような論説が中国の中医薬雑誌(出典はいずれ見つけ出して公開したいが現在手元になく書庫の中で埋もれている)で縷々論証されている専門家がおられたが、まったく同意するものである。
 熟田七ではとうぜん温性であるが、生田七が温性であろうはずがない。

 このような異説は数々存在するが、中でも上記の3種類の問題は、異説こそ正論であろうと信じるものである。

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2010年8月28日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月28日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ


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2015年06月06日

中国思想の専門家が陰陽五行説を単なる「呪術的思考」と断じるのは如何なものか!?

2009年6月6日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月6日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 加地伸行著『「史記」再説━司馬遷の世界』という面白いユニークな書籍。

 司馬遷の大ファンとして興味深く拝読していたら、「漢代の呪術と迷信と」という箇所の最後で、

「陰陽五行説は、当時にあっては、或る意味では最新の科学的なものの見方と言えるが、今から見れば、呪術的思考というほかない」

 というところに至って、目が点になった。
 それは無いでしょう!

 確かにあの時代、根拠もない様々な呪術や迷信が百出し、漢の武帝がそれらに振り回される有様を見事に描かれている加地氏は、目に浮かぶように活写されて説得力あるものの、味噌も糞も一緒にしてしまい、陰陽五行説まで同列に置くのは、如何なものか。

 そもそも、高名な中国思想の専門家である加地氏ともあろうお方が、陰陽五行を単なる呪術的思考扱いされたのでは、現代中医学までが単なる呪術に堕することになってしまう。

 26〜7年前頃だったか、当時の『和漢薬』誌上で、近畿大学東洋医学研究所の医師・遠田教授が、陰陽五行説を荒唐無稽だと断じておられるのに、ヒゲジジイが大反論の拙論を発表しているが、相変わらず日本の学者さんたちは、始末に負えない。

(参考文献:村田恭介著「遠田先生への反論及び中医学用語の弁護論」<「和漢薬」誌427号(1988年12月号)>ウチダ和漢薬発行)

 氏等の論法によれば、親試実験と称して没理論に堕した吉益東洞一派の古方派漢方だけが「科学的」ということになる。

 そんなバカなことは絶対にあり得ない!

 加地氏は修士論文を執筆していた学生時代、「マルキストにして、かつ封建的な傲慢な帝国大学教授」に苛め抜かれた過去を持たれている。その「眼前のマルキストの非人間性によって、マルキシズムそのものを完全否定することとなった」と述懐されおられる。

 反マルキストの先生にして、このような唯物論的な考えであれば、唯物史観を信奉するマルキストも多い他の中国思想の専門家の考え方も、思い半ばに過ぎるところで、日本の各大学の知的水準を疑わざるを得ない。

 中国思想の専門家たちにして、この通りだから、広く敷衍して、各領域の大学の学問のありかた、あらゆる領域で、学問レベルに疑いを持たざるを得なくなる。

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2009年6月6日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月6日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 06:28| 山口 ☔| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする

2015年05月13日

漢方薬でも、わずかながら西洋医学的な病名治療が可能なものも、ないわけではないのだが・・・

2015年5月12日のシロちゃん(2歳)
2015年5月12日のシロちゃん(2歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年05月13日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年05月13日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 漢方薬の正しい運用方法は、当然のことながら中医学では弁証論治、日本漢方では随証治療であることはいうまでもない。
 すなわち西洋医学的な病名治療は出来ない話で、そのような運用方法は邪道であるということだ。

 しかしながら、何でも例外はあるもので、西洋医学的な病名治療はまったく不可能というわけでもない。

 といっても、ほんの僅かな分野であるから、それをここで書いて、効かなかった場合にまた無礼な匿名者からクレームを受けたくないので、ここでは秘匿しておく(苦笑。

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2011年05月13日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年05月13日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年05月13日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年05月13日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年05月13日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月13日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年05月13日の茶トラのボクチン(8歳)
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2015年04月27日

9年以上前に書いたブログが埋もれていく⇒ 頑固な慢性疾患の発病原因の多くはヤマアラシの闘争

2009年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳)
2009年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨今ではもう、あそこまでゴチャゴチャ書くようなエネルギーが残ってないが、9年以上前までに書いたブログ類が、完全に埋没してしまい、たまたま読む機会があった次のブログ

2006年11月29日 頑固な慢性疾患の発病原因の多くはヤマアラシの闘争

 多くの慢性疾患の誘発原因の複雑なメカニズムの一つを分析している。

 これらが埋もれてしまうのは、個人的に惜しいような気がする。


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2010年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ6歳)
2010年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
2011年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
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2015年04月13日

漢方薬の利用価値と現実

2008年04月13日の茶トラのボクチン(3歳半)
2008年04月13日の茶トラのボクチン(3歳半) posted by (C)ボクチンの母

 何といっても、漢方の利用価値は、合成医薬品よりも副作用がはるかに少なく、間違った使い方をしても、合成医薬品のように命に危険が及ぶことは超マレである。

 そんなレベルの話しではなく、真の利用価値は、西洋医学でも治らない様々な疾患が、中医学理論を利用した弁証論治と、日本漢方から得られた経験的な口訣などを総合して、知恵を絞れば、優れた効果を発揮することが実に頻繁であることである。

 また、保険漢方レベルでも効果がなかったとしても、自費の漢方に豊富な様々な方剤や中草薬類を利用して知恵を絞れば、西洋医学や保険漢方で不可能なことを可能にしているのが日常茶飯事なのである。

 といっても、西洋医学や保険漢方レベルでは太刀打ちできない疾患では、当然のことながら、弁証論治においては基礎理論を乗り越えた、常と変を配慮した直観力も必要となるので、相当に困難を極める場合がある。
 互いの根気がどこまで続くかという、長期的な邪正闘争が続く事も珍しくない。

 初期には即効が得られるケースがとても多いものの、そのまま根治に導けることは少なく、稀には途中で効果が途絶えたり、季節変化で病状が変化したり、延々と邪正闘争を繰り返さざるを得ないケースもあるが、互いに苦労の果てに得られる成果は決して小さくないだろう。

 おまけに、漢方薬類を長期間続けた人は、とりわけ肝機能や腎機能の低下を予防でき、正常な免疫機能を維持しやすいので、アレルギー疾患や自己免疫疾患のみならず、悪性腫瘍が生じにくく、癌や認知症にもなりにくい。

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2010年04月13日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月13日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月13日の茶トラのボクチン(6歳半)
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2012年04月13日の茶トラのボクチン(7歳半)
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2012年04月13日の茶トラのボクチン(7歳半)
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2015年03月19日

結果的に多種類の方剤の併用によってこそ効果が出たというのに

2009年03月19日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月19日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

へんな電話がかからなくなったし、薬局を馬鹿にした横柄な人達も来なくなったので、ほんとうに高血圧が完璧に治ってしまった。
 中でも最も性質(たち)の悪いのが、慇懃無礼な人達である。眼光を見ていれば一瞬で分かるので、物言う前からお断りである。
 今後も引き続き、お邪魔虫は御免蒙りたい。

 ということで、ほんとうに真剣で真面目な人しか来なくなったのだが・・・・

 多種類の配合にならざるを得なかったとはいえ、ようやく効果が出てきたというのに、いつの間にか一部の方剤をはずされる人が時折に見られる。

 それで効果が持続すれば問題はないのだが、配合バランス上重要な方剤をはずされると、覿面に効果が急速に落ちてくることが多い。

 状況変化によって、一部の方剤を減らしたり、新たなものと一部を入れ替えたりの増減は大いにあり得る事とはいえ、せっかく効果が出始めたところで、シロウト判断で一部を節約すると、九仞の功を一簣に虧く、ということになり兼ねない。

 こちらの忙しさに紛れて、効果が安定して以後の、継続服用者の追加補充の注文にそのまま応じて油断していたら、いつの間にか独自の判断で最も重要な方剤をシロウト考えで間引かれていた、ということが時折みられるのである。

 遅かれ早かれ、こちれではそれに気が付くことになるものの、ケース・バイ・ケースながら、本人がいつか気が付くまで、敢えて注意を与えないこともある。

 綿密に相談しながら、テスト的に一部の方剤を間引く実験をしてみる、というのとは異なり、幸福否定の無意識の強力な意思 が働いているものかもしれないので、本人が気が付くまではそっとしておくことが最善のこともある。

 もっと救いようが無い例では、一定の苦労がみのって、ようやくしっかりピントの合った配合が見つかり、ホッとしたのもつかの間、いつの間にか無音となる人は、毎年遠近様々な人達に見受けられる。

 症状が消えかかったくらいでは、短期間で体質改善できるはずもない。
 何を考えているのやら、とは思うものの、初期段階としての期待に添うことができたのだから、突然無音となることについてまで、こちらの知ったことではない。
 その時点で必要な方剤類が判明したことをよしとして、それを手掛かりにシロウト療法でも続けられるのかもしれない。

 継続服用によって四季折々の変化の経過観察もされないまま無音となるのは、自己責任の問題である。

 あとになってシマッタと思い、数年も経たずに頭をかきかき、突然、再来された人もあるが、そういう人達の多くは、今度は気合を入れて、体質改善できるまで根気が続くことが多い。

 といっても、多くは無音のままで、こちらは永遠に忘れてしまうのみ。

 来る者でも拒むことはあるけれども、去る者は絶対に追わない(呵呵。

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2009年03月19日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月19日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年03月19日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月19日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年03月19日の茶トラのボクチン(6歳)
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2015年02月22日

漢方薬の効能・効果に相反する喜ぶべき作用や不思議な反応

2009年02月22日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月22日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 下痢の治療効果が記載されている五苓散で便秘症が治ったり、
 冷やす作用が強烈な黄連解毒湯で、却って手足の冷え性が治ったり、
 乾燥咳のようにみえる空咳に、麦門冬湯ではなく半夏厚朴湯がよくフィットしたり、
 暑がりの人が飲むと、とたんに顔面紅潮を誘発しやすい補中益気湯で、甘温除熱の作用を発揮して「酒さ」に即効が出たり、

 これらは正確な弁証論治による「常と変」の機微が理解できておれば、十分に納得できる作用である。

 但し、いずれも例外的な特殊なケースであることに間違いない。

 昨日は、アトピー性皮膚炎で従来服用中の漢方薬類に、さらに大黄牡丹皮湯を追加して服用してもらったところ、アトピーに一定の効果が得られたというのに、却って便秘を生じてしまった。

 こればかりは不思議だが、同様に大黄が配合された茵蔯蒿湯、皮膚病に一定の効果を発揮していながらも、半分量なら大丈夫だが、煎じ薬と同等の濃度に上げると、途端に便秘を生じる人がある。

 これらは中医学的に分析して考えても、まだヒゲジジイの頭では十分に解明できてない部分がある。

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2010年02月22日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月22日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年02月22日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月22日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

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2015年02月14日

漢方薬による心身の改善により、大きな決断をするに至り、正真正銘の「根治」や「完治」を得えた人達

2009年02月14日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月14日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 実話だけに、詳しい病名や病状を書くことは憚られる。
 数年にわたる難儀な諸症状に苦しみ続けていた男性と女性のお話し。

 それぞれに病状はまったく異なるものの、漢方薬の配合には2種類の共通性はあった。
 いずれの人も発病時期も、病状もまるで異なるものの、西洋医学治療ではまったく効果が無く、止むを得ず自費の漢方薬に救いを求めて来られた。

 男性の場合は、牛黄製剤や麝香製剤など、かなりな高貴薬まで必要としながらも、元気に社会復帰が可能となったものの、8〜9割程度の改善で、根治とは至らないが、慢性疾患とはそんなものだから、百パーセントを求めるべきではないだろうと説得していたものである。

 女性の場合も、漢方薬を続けていると、明らかな即効を得るのだが、経費面での配慮から、一時中断すると、しばらくするとやや再発気味となる。
 そういうことを3度繰り返していたが・・・根治したとの報告を得るに至った。

 その女性、漢方薬を飲まないでも、本当に完治、根治してしまったとの報告である。
 どうして根治したと断言できるのか?
 ある決断をしていらい病状の再発の兆候は一切無いので、根治したとの報告に来たのだと言われる。
 
 その決断とは、思い切って「離婚」したのだという。

 その女性の決断後、その一年後だったか、上記の男性も根治してしまい、あらゆる漢方薬が必要なくなったとの御家族からのご報告があった。
 その御家族は当方の漢方薬の継続利用者でもあるので、現在まで追跡調査が可能で、あれだけ多数の漢方薬を必要としていたのが、既に1年以上、まったく必要がなくなり、間違いなく根治、完治と絶対に言えるそうである。

 この男性の最後の決断も、同様に「離婚」であった。

 最初に述べたとおり、病状はまるで異なっても、2人には共通した配合があった。
 それは柴胡加竜骨牡蠣湯と四逆散。
 これらによって、精神的に強くなることで、「離婚」という大きな決断が可能になったといえるのかもしれない。

 ここでも異病同治という中医学特有の哲理が見受けられる。

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2010年02月14日の茶トラのボクチン(5歳)
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2011年02月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月14日の茶トラのボクチン(6歳)
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2015年02月12日

「異病同治・同病異治」の両者を臨機応変に発揮させるのが「中医漢方薬学」の本領

2010年02月12日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月12日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 最近、しばしば書いている合方、柴胡加竜骨牡蠣湯合加味逍遥散。
 いかにも時代を反映する人間社会で生きることの困難さ。

 一般の疾患でさえ、このような合方を必要とする時代。
 いつの間にか、年々増加する例年ではあまり見られなかった合方。

 パニック障害や更年期障害のみならず、昨今はアトピー性皮膚炎でさえ、この合方を必要とする⇒異病同治の時代なのだから、日本社会がかなりイビツになっている証拠かもしれない。

 とはいえ、同じアトピー性皮膚炎でも、皆がみな、とんでもなく異なる配合となるケースがほとんど⇒同病異治

 蛇足ながら、アトピー性皮膚炎に温清飲など、村田漢方堂薬局では、ほとんどあり得ない配合である。
 

 ともあれ、異病同治・同病異治の両者を臨機応変に発揮させるのが、中医漢方薬学の本領である。

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2011年02月12日の茶トラのボクチン(6歳)
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2012年02月12日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月12日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年02月12日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月12日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年02月12日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月12日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年02月12日の茶トラのボクチン(7歳)
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