2023年05月04日

連休中の行楽地の喧騒、その点、ひと昔前は本当によかった!

 昨今ではグーグルマップやカーナビのお陰で、抜け道を容易に見つけることができるから、以前のように詳細な地図帳とにらめっこしながら、喧騒をさけて、容易に楽々コースをみつけて、穴場の行楽を堪能できた時代がなつかしい。

 そういう時代は、毎週のように家族4人で、もちろん連休中はなおさらのこと、阿蘇山近辺の他の車がほとんど通らない裏街道や広島県の吉和村から通り抜ける危険なルートを通って島根県の匹見峡、夏は同じく島根県の持石海岸など、様々な土地の人の集まらない穴場をみつけては、英気を養った時代が長く続いた。

 昨今では、そのような幸せな抜け駆けは、ほとんど不可能かもしれないので、連休中は蟄居して、植木鉢の移動や、間違って購入してしまった椅子の組み立てなど、それ以外は読書に専念したり、書庫の整理などで、あっという間に、一日が過ぎていく。
訪問者の殆どがアンチで応援ナシです

2012年05月04日の茶トラのボクチン(ほとんど8歳)
2012年05月04日の茶トラのボクチン(ほとんど8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2023年05月01日

今月5月初旬は連休があるので、カレンダーの赤字はすべて休業です

 今月5月初旬は連休があるので、カレンダーの赤字はすべて休業です。

 この連休期間中に、世界と日本は急変するかもしれません。

 何事もないことを祈るばかりではありますが、世界も地球そのものも、どんどん破滅の道に突き進んでいるようですので。
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2011年05月01日の茶トラのボクチン(ほとんど7歳)
2011年05月01日の茶トラのボクチン(ほとんど7歳) posted by (C)ボクチンの母
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2023年04月24日

日々、不思議なことの連続

 尾籠な話だが、不思議なことに、どちらか一人が用足しに行っているときに限って、しばしば電話が鳴る、店頭に人が訪れる。

 偶然とはいえ、偶然としてはあまりに度が過ぎる。

 それよりももっと不思議なのは、哲学の煙を嗜むべく、裏庭に出ているときに限って、女性薬剤師ではなく、男性薬剤師が必要な電話や訪問者で、哲学の煙を中断せざるを得なくなることが、断然多いこと。

 これなくしてはよい知恵も浮かばないというのに。
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2009年04月26日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳)
2009年04月26日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2023年04月18日

世界中で不穏な空気の最中、漢方業界でも同様に

 しばらく前まで中国のコロナ対策による封鎖で、現地で製造されているメーカーさんの品切れ続出の煽りを受けて、連鎖反応的に各社の製造が間に合わなくなって、一時は品切れ続出だったが、昨今はかなり解消されたように思われる。

 しかしながら、個別的には様々な問題が生じており、一部では超人気のあった紅豆杉は、健康食品扱いの漢方であったが、天然ながら抗腫瘍物質である「パクリタイセル」が微量含まれていることから、医薬品に指定されることになり、今年の10月23日以後は、医薬品の許可を得なければ販売不可能となる。

 それで思い出したのだが、8年以上前のことだったか、肺腺癌の術後、脳と肺に転移が生じて、分子標的を投与されるも副作用が激しく、中断せざるを得なくなり、最後の手段と遠路はるばる漢方相談にやって来られた男性は、現在、基本的に病巣はすべて消滅して5年以上が経ち、再発の兆候は見られない。

 この男性も初期から、紅豆杉のみならず牛黄製剤や麝香製剤・星火霊芝宝など多種類の漢方のそれぞれ最高量を10日間だけ(品数は10種類を超える)飲んでもらったところ、劇的に元気を回復されたのだった。

 それゆえ本気で多種類大量を継続されながら、分子標的薬の副作用も茵蔯蒿湯などで解決できた頃、あらたな分子標的薬を試されたところ、今度は強い副作用もなく継続できたこともあって、今日に至っている。

 同じころに、同じ肺腺癌で同様の仲間たちお二人も、三人で意気軒昂であったということだったが、当方の漢方薬を大量に使用されたこの男性だけが生き残ったと報告を得た当時、痛く感謝されたものだが、当初、短期間であれだけの体調回復を得たのだから、少なくとも漢方サポートは有益だったことに間違いない。

 それにしても天然で微量含まれるからといって、純物質の医薬品「パクリタイセル」のような副作用があったという話は、長年一度も聞いたことがないのだが、天然植物に自然に含まれるものを、合成の純物質と同様に見られては、なんともやるせない。

 ほんの先日のこと、上記の男性の奥さんから紅豆杉などの発送依頼の電話があったとき、上記の事情をお話しすると、これはまずいと、いつもより多めに購入されたのだが、なんともこの業界も実に不穏な出来事が多すぎる。
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2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:紅豆杉
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2023年04月16日

窮余の一策

 先日、飲酒家が愛煙家と同様、発癌性など健康上の悪影響の問題をブログに書いていたところ、いつになく訪問者が多い割には、応援のクリックが激減したのには驚いた。

 それだけ世の中、酒飲みが多く、あのような記事には敵意を感じているということなのだろう。

 そもそも、世界中でタバコを激しく迫害するのなら、同様に酒類も徹底的に迫害するべきだろう。

 それはともかく先日、高齢の女性が、知人から某化粧品が村田漢方堂薬局で売っていると紹介されたと、直接来局された。

 とんでもない話で、化粧品はおろか、オブラートや体温計さえ置いてない、純粋な漢方薬局であるというのに、もしかしたら近隣の●田薬局の間違いではないのかと、早々に帰ってもらった。

 ところがその日1日は、たまたま1人で仕事をせざるを得ない日だったので、昼12〜14時まで、昼休みで一時的に閉めているが、急ぐ場合は電話するようにとの趣旨の張り紙をして、その間に発送予定の残りの荷造りを終え、トイレと昼食を終えるか終えないかというときに、お馴染みさんの定期購入の補充で電話がかかって「薬局の前に来ているので」と気の毒がりながらも店を開けて欲しいと。

 やむを得ず休憩を取りやめ、その後も続いて90代の常連の男性も補充購入にやって来られた。

 貼り紙の効果も空しく、落ち着いて休憩するどころではなくなった。

 実に運の悪い日だったが、もしも今後、1人で仕事をするときだけとはいわず、通常から発送の荷造りで疲労困憊の日など、トイレ休憩なども含めて店頭を一時中断したくなった時には、「一時的に閉めていますが、直ぐに再開します」という張り紙を貼って、ほんの短時間のことだから、店頭の仕事を中断すべきだと閃いたのだった。

 その間に、少しでも荷造りを能率よく行わないと、昨今、運送会社の従業員不足から、以前より集荷時間が早いので、何度も集荷に来直してもらうのは、あまりにも気の毒で迷惑はかけたくない。

 だからこそ、発送による補充購入依頼は、発送当日よりも、荷造りに時間的な余裕のある発送の前日に連絡頂くのが大歓迎という訳である。
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2011年04月16日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月16日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
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2023年04月02日

漢方薬の方剤名と各社異なる通し番号

 90歳間近の40年来の一人暮らしの常連さん。

 コロナのパンデミック以来、ワクチン未接種であるだけに、もっぱら電話相談と補充の発送依頼となっている。

 注文時には各社で異なる方剤の通し番号で話されるのは、女性薬剤師の応対では難なくフリーパスだが、たまたま男性薬剤師が応対するときには、彼自身(吾輩のこと)は、まったく通し番号は記憶してないので、今後は方剤名で注文されるようにと、宿題を出したことがあった。

 何十年も漢方薬を服用しているのに、方剤名くらい覚えないと、どうするのよっとばかりに、かなりな高齢者に向かってやや厳しいアドバイスである。

 ところがその甲斐あって、先日、男性薬剤師が電話相談と補充購入依頼を受けるときに、すべて方剤名で注文があり、あれからしっかり名前を覚えたのよ、と大変嬉しそうに話される。

 60歳まで生きれないと思っていたのに、お陰様でここまで元気で長生きできたのは、すべて村田漢方堂薬局の漢方薬のお陰であると、日頃からしばしば感謝の言葉をもらっているのだが、とても聡明な女性で、各方剤の使用方法の理解力は抜群。

 過去、村田漢方堂薬局と縁がなかった時代に、病院で入院中に生じた激しい薬物アレルギーを生じることがあって、それ以来、予防注射など、とりわけ今回の怪しいmRNAワクチンを恐れて未接種のまま。

 そのような状況下で、訪問介護などの出入りがあるためか、折々に咽喉痛からはじまる怪しい症状に何度か見舞われた折には、就寝前に金羚感冒錠+板藍茶+白花蛇舌草を服用することで、翌朝にはケロリと快癒することが何度かあった。

 ただ高齢であるので、必要に応じて各科の診療科に受診するように強くアドバイスすることがあるものの、中でも歯科治療こそ放置すべきではないと告げても、これだけはアドバイスに従わず、金羚感冒錠を虫歯の穴に埋めると治まったといって、そのまま放置しているので、こればかりは困ったことである。
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2010年04月02日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月02日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:方剤名
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2023年03月29日

今春も、みすみすまた過ぐ

 十年一日のごとく、どころか五十年一日のごとく、春の季節を迎えて桜は満開に近づくとも、今春もみるみるうちに過ぎ去っていくのは例年と変わるところがない。

 日々、同じ仕事の繰り返しの毎日、これを幸せというべきか、冥土の旅への執行猶予期間が短くなるばかりと嘆くべきか。

 そのような日々でも、発送準備の荷物が山と積まれた店頭に、なんと二十年ぶりに、当時とまったく同じ症状でやって来られた再来者。

 ここは病院で治らない人だけが来るところだが、とやや意地悪な応対に、当時も同様、病院に通っても小便が濁り、残尿感がいつまでも治らないのに、医師からは検査で異常はないから来ないでよいと言われたとか。

 当時とまったく同じ症状なので、当時とまったく同じ猪苓湯+白花蛇舌草。

 当時の中年女性も、既に老人の仲間入り。

 人生とは意外に短いもので、日本の歴史にしても、わずか百年まえには関東大震災があった大正12年。

 千年前といえば平安時代。千年前といっても、わずか三十数世代前(世代交代を30年と計算)のこと。

 ところが現代の人生百年時代という嘘を鵜吞みにして計算すれば、わずか人間の寿命の10人交代でさかのぼると平安時代という計算になる。

 歴史を振り返ってみれば、自我がようやく芽生え、わずかながら歴史が記録されるようになった時代から、今日に至る人類の歴史は、なんと短いことか。
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2011年03月29日の茶トラのボクチン(歳6半)
2011年03月29日の茶トラのボクチン(歳6半) posted by (C)ヒゲジジイ
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2023年03月27日

コロナのパンデミック以前でさえ

 コロナのパンデミックが起こった以前であっても、お断りせざるを得なかったご高齢者の切迫した病状の新規相談依頼が目立つ昨今。

 まったくの新規で訪れるご高齢者の場合、当時でさえ、いったん漢方薬を出してしまうと、親族(多くは遠方の大人の子供さん達)の横やりで、延々と不快な詰問を受ける羽目に陥り、他の仕事に支障を来したトラウマから、常連さんの超身近なご家族のご高齢者でもない限りはすべてお断りせざるを得なかった。

 昨今はなおさら、すべて新規のご相談はお断りしているのだから、なおさらとはいえ、立て続けにご高齢者の新規の依頼がかなり目立つ。

 しかも、かなりきわどい末期的な状況下であることも多い。

 「相談できなければ、漢方薬だけでも販売してもらえないだろうか?」 というなんとも怪訝な質問。

 適切な漢方薬を選ぶのに、詳細な質問に答えてもらう必要があり、それをもとに弁証論治する必要があるのだから、やるせない。

 と、そんなことで思い出したのが、過去、ご自身の病苦を治すのに、漢方を勉強しているが自身では治せないと、遠路はるばるやって来られた若い医師(超トップクラスの医学部を卒業)の漢方相談時の出来事。

 あれこれとフィットする漢方薬の配合を考えている最中に、唐突に「そんなに考え続けてもしょうがないじゃないですか!」という趣旨の発言に、こちらは頭にきて、烈火のごとく𠮟り飛ばして、二度と来るなと拒絶したことを思い出したのである。

 受験は暗記力だけで勝てるので、いくらコピー人間のように暗記力が優れていても、中医学や漢方医学のように、やや特殊な思考能力を必要とする領域には、いくら超難関の医学部を卒業していても、まったく不可能な領域であるらしい。
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2012年03月27日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年03月27日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:弁証論治
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2023年03月23日

ようやく回復しつつあるようだが・・・

 漢方界におけるエキス製剤で生じていた一部の品切れ問題も、ようやく回復しつつある模様。

 コロナ禍における中国のロックダウンの影響で、ツムラさんなど現地生産が途絶えたために、日本で製造している各社が煽りを受けて、フル回転で製造しても間に合わず、一時は品切れ続出で、薬系漢方にまで影響が出たこともあった。

 そのような真只中で、当方でも一時はヒヤヒヤの時期もあった。

 中には以前は当方の漢方相談でフィットしたエキス製剤を、いつの間にかお住いの地元で入手されるようになって遠ざかっていた人が、突然、地元で品切れになっているから、分けてもらえないだろうかと依頼があったものだが、こちらでは常用されている人が多いので、お断りせざるを得なかった。

 そういうこともあったが、当方で常用されている人達には、一度も品切れのお断りせずに済んだのは幸いだった。

 むしろ、今後、頭が痛いのは、高用量のカプセル入りの牛黄製剤の、さらなる値上がり問題である。

 製造量も少ないといわれるからには、常用されている人が多いだけに、場合によっては他社のやや低用量の「牛黄+人参」のカプセル製剤に切り替えてもらわざるを得ないかもしれない。
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2011年03月23日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年03月23日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母
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2023年03月13日

難行苦行の日々

 苦しいけど止められない。

 それは二重マスクと哲学のけむり。

 ときに訪問者の中に、顎マスクでやって来る人もいるが、あれは頂けない。

 日本ではマスク着用が「自由化?」されたようだが、ここ3年間でEvil Practiceが身に付きすぎてしまった。

 とは言っても、二重マスクには、唯一優れた点がある。

 それは歯科治療を20年以上怠っているため、ガタガタのみっともない口元を隠蔽できること(苦笑。
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2011年03月13日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月13日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:難行苦行
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2023年03月10日

多発するmRNAワクチン接種の副作用による後遺症の問題

 mRNAワクチンは現代社会のロシアンルーレット。

 ロシアと名が付くと、すべてが恐(オソ)ロシアに思えるのは、昨今のロシアの狂気を見れば一目瞭然。

 それはともかく、mRNAワクチンの接種後にアトピー性皮膚炎が再発した人の多くは、地竜エキスで容易に改善した人が多いが、様々な体調不良に見舞われた人々の回復は、意外に容易ではない。

「本当は、ワクチンを打つのが怖い……」医療現場の看護師たちがそう思っても絶対に口に出せない理由
ヤフーでは
「本当は、ワクチンを打つのが怖い……」医療現場の看護師たちがそう思っても絶対に口に出せない理由

 上記のようにネットでも先日の記事が示すように、様々な副作用とその後遺症に苦しむ人達が日本全国に無数に存在する。

 我が薬局の常連さんの中にも、mRNAワクチン接種後、千変万化の得体の知れない症状に繰り返し襲われている人達が数名ながらおられる。

 ところが、残念なことに漢方で一定の効果があったと思っても、直ぐに変化して、あらたな症状に見舞われることを繰り返す人や、ほとほと体力を消耗して食欲減退を繰り返す人、食欲はあっても体力・気力が損耗し続ける人など。

 こんなことから、そのうちの1名に限っては、先日書いた伝家の宝刀の三点セットを追加して試してもらうことになったが、以前と異なって、牛黄配合製剤が高騰しているので、よほどでない限りは、安易に勧めることは、どうしても躊躇してしまい勝ちとなる。
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2011年03月10日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月10日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:mRNAワクチン
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2023年03月09日

企業秘密とはよく言ったものだが・・・

 日本で漢方薬類の品切れが横行している原因は、中国でコロナでロックダウンが長く続いたために、中国で製造されているツムラ漢方さんが輸入が途絶え勝ちで、そのため品切れ漢方が続出したために、日本で製造されている小太郎さんやクラシエさんなどに注文が殺到し、そのため様々な方剤の製造が間に合わなくなり、その煽りを受けて、薬系漢方にまで品切れが生じてしまう事態が続いているのが真相ということらしい。

 それはともかく、我が薬局が誇る各種の領域でそれぞれ存在する三点セットの中でも、唯一大事な企業秘密にしている最大・最高のシロモノことをうっかり忘れるほど、吾輩の老化が進んでいたようで、内心、自分自身に恥じいっている。

 というのも、この特殊な三点セットこそ、我が薬局の誇る企業秘密であって、この三点セットのお陰で、元気を回復して大の漢方ファンを数多く生み出して来た貴重な組み合わせである。

 中には十分な経費が捻出不可能なステージ4の各種悪性腫瘍の人達でさえ、せめてこの三点セットだけでも試してみられたら、ということで、劇的に体力・気力を回復して、これだけで少なくとも一定期間は寿命を延ばされたこと間違いなしと思われるほど、目覚ましい回復を見た例も枚挙に暇がなかったシロモノである。

 これを思い出したのも、常連さん達の三点セットの購入依頼のとき「三点セットのどれかが欠けると効果が落ちるので、いつも言われていた通り、三つが揃わないと、効果がぜんぜん違うのを実感」したという述懐から、あらためて思い出したのだった。

 各領域で存在する各種の3点セットの中でも、一番大事にしなければならない貴重なこの三点セットであるが、牛黄が含まれる製剤が一つ存在するので、昨今の牛黄の爆発的な値上がりを考えると、頭が痛い問題でもある。
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2011年03月09日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月09日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:企業秘密
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2023年02月27日

もしかして、コロナが終息しても・・・

 ふっと考えたが、コロナが終息するまで新規相談はお断りを続けてきたが、たとえ終息しても、もしかして、そのまま新規相談は半永久的に受け入れしないかもしれない。

 もちろん例外はあって、現在も行っているが、常連さんやお馴染みさんのご家族に限り、新規の相談は一部の例外を除いて、その多くを受け入れてきた。

 常連さんやお馴染みさんとは、気心が知れているので、新規相談者の中に折々に混在するクレーマー予備軍はあり得ないし、コロナ感染予防には全面的に協力してもらえるからである。

 ここ3年間、新規相談を受け入れなくなって感じることは、3年前までの殺人的な重圧がなくなった分、心身ともに負担が軽くなったことから、3年前までのような仕事のために寿命を縮めるような人生は、まったく御免被りたいと思うからである。

 それでなくとも、昨今とて、ときには3年前のような多忙な日々が一時的に訪れることもあるのだから、コロナが終息しても、そのまま現状維持で続けるかもしれない。

 なにせ、まったくの新規相談者に対するクレーマー予備軍の選別と鄭重なお断りには最も神経を擦り減していたことが、いまさらながら思い出されるのである。
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2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2023年02月25日

ようやくコロナの第8波がおさまりつつあるが・・・

 コロナ患者が減ったのはよいが、地方によっては、インフルエンザとノロウイルス感染が一気に拡がって病棟閉鎖に追い込まれたという報告もある。

 つまり、某地方の医療関係者の常連さんが勤務する病院では、インフルエンザばかりでなく、とりわけノロウイルス感染は「コロナより急激に病棟で広がって大変でした」という報告である。

 数年前は、今回と同様、ご家族で常用されている漢方薬類の発送依頼とともに、「夏に!!!インフルエンザが流行」している報告などもあったが、少なくとも現在の状況については、コロナはかなりおさまって、コロナ以前の状況に戻りつつあるのかもしれない。

 ただ、少なくとも新型コロナも、通常の風邪の仲間入りすることは確実で、今後問題になるものがあるとすれば、相変わらず危険なmRNAワクチンを継続する日本政府の狂気と凶器が続くことである。
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2012年02月25日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月25日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2023年02月22日

色々勘ぐれば実に怪しい話である

 花粉症たけなわの季節、多くの人は勝湿顆粒(藿香正気散)を筆頭に衛益顆粒やササヘルスあるいは茵蔯蒿湯などで、多少とも副作用の心配のある小青竜湯や麻黄附子細辛湯を使わなくとも、ほとんどの人が即効を得ている。

 ところが常連さんの中には、毎年、勝湿顆粒(藿香正気散)だけで即効を得ていたのに、今年はどうしたことか、ほとんど効果がない。

 ワクチンを4回も接種したお陰で免疫系が狂ったのかもと不安がられるが、従来からご主人のタバコのせいで、気管支や鼻が弱いことから、折々に使用されてきた辛夷清肺湯を加えて「勝湿顆粒+辛夷清肺湯」にすることを助言。

 これによって超即効を得て、驚きと感激の電話をもらったところである。

 ということで、ワクチン接種問題では、常連さんの会社勤めの娘さんが、アレルギー体質であることを恐れて、1人だけ未接種だったが、会社で一人だけコロナ感染を免れ、ワクチン接種者は全員コロナに感染したのだと、これも報告があったばかり。

 ところで、ようやく本日の本題である!!!

 いまさらながら一般の人達に、突然、漢方人気が劇的に高まるハズもないのに、一部のメーカーの製造の遅れから、他社に注文が殺到するようになっている。

 ところが嬉しい煽りを受けて笑いが止まらないはずのメーカーさんですら、生産をフル稼働しても急な需要に間に合わなくなって、途切れ途切れに品切れが生じるような、これまででは滅多にあり得なかった時代を迎えている。

 円安のお陰で高騰した原料の輸入に二の足を踏む漢方メーカーでは、儲けが出ない方剤の製造を控えているとの悪い噂も流れるが、賢明なメーカーでは、原料を調達しにくくなる時代を見越して、利益が出る都度、原料調達にあらゆる努力を講じて、何年分もの在庫を蓄えてきた。

 ところが、フル稼働の生産が可能な奇特なメーカーさんですら、前者のような将来を見通せないメーカーの煽りを受けて、注文殺到ゆえに、嬉しい悲鳴とばかりは言っておれない話、ほとんどの品目で交互に品切れを繰り返し、従来のお得意さんに多大な迷惑をかけざるを得ない始末。

 そのお陰で薬系漢方でしか入手できない特殊で貴重な方剤の製造が後回しにされかねない困った時代を迎えている。
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2011年02月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:品切れ
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2023年02月18日

折々の新たな疾患や急性疾患の相談だけでなく、コロナ禍でも例外的な新規相談も

 検査をしない人達が多いから、急性の発熱疾患に感染しても、コロナかどうかは不明ながら、コロナ前から行っているのと同様な対処方法を伝授することで、いずれも短期間で快癒している。

 ただ、一つ異なることは、コロナ前よりも柴葛解肌湯が大活躍することが多いという違いある。

 柴葛解肌湯が適応する一連の症候を見逃さず、すかさず服用してもらうことで、発熱疾患も1〜2日で平熱に戻ることが多い。

 それにはこの方剤を常備している人達に限られる。

 ところで、新規相談はコロナが終息するまでお断りしているものの、実際には常連さんのご家族の場合は例外で、悪性腫瘍が見つかった場合などは、当方の実績をよく知る人が多いので、二つ返事で請け負うことになる。

 但し、必ず西洋医学治療を主体に、漢方薬類を補助として使用されることを条件とするのは当然である。

 いつになくブログの更新を怠っていたのは、通常なら閑散としやすい2月というのに、一部の値上がり前の購入の人達や、上記のような様々な新たな相談に応じていると、いよいよ老人らしく体力気力が衰えたらしく、ブログの更新にまで、手が回らなくなっていた。

 4月頃からクロネコさんも運賃を値上げするというが、3月から漢方エキス製剤の値上げの報告をされるメーカーさんもある。

 既に昨年には値上げしたメーカーさんも多く、値上がり前の在庫が尽きた時点で、我が薬局も値上がり製品を販売せざるを得なくなる。

 値上がり問題以上に困るのは、医療用漢方エキス製剤の一部のメーカーさんの製造遅れから、他社にもシワ寄せが及んで、医療用の製造に追われて、それさえ製造が間に合わなくなり、そのあおりを受けて、薬系漢方のエキス製剤でのみ製造されていた、特殊で貴重な方剤の製造が後回しにされ、品切れ続出の恐れが生じていることである。
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2012年02月18日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月18日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
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2023年02月08日

ブログをアップする精神的な余裕がなくなっている

 値上がりのお知らせは、いつも頭が痛い。

 一時的な品切れならまだしも、来年からは半永久的に販売できなくなるものさえある。

 コロナ騒動から始まって、プーチンの狂気など、世界中が狂い始めて、とうとう漢方業界にも異変が生じている。

 春には牛黄の相場がさらに上がりそうだというから、悩ましい問題ばかりが勃発している。

 昨今、そのお陰で、常連さんやお馴染みさんたちの、値上がり前の買い込みが増え続け、ブログをアップする余裕がなくなっている。
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2012年02月08日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月08日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


 
ラベル:値上がり
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2023年02月05日

悩ましい問題

 長年、かなり広い領域のサポートに大い役立ってきた某生薬製剤がデザインを変えて既に、かなりな値上げとなってしまった。

 利用者も比較的多いながら、数名は極めて重大な疾患のサポートに目覚ましく役立ってきたものだけに、旧価格の製品をかなり確保していたので、しかも使用期限も4年以上はあるものだから、今後も絶対に必要な人に順次一定数ずつ届けている。

 お馴染みさんの中には、現在の旧価格の在庫分をすべて分けて欲しいと依頼されたが、そういう訳にも行かず、これまで途切れることなく長年常用されていた人を優先せざるを得ない。

 最終的に残るようだったら、それら重大な疾患サポートで利用されている人に、残りのすべてを渡すことを約束したものの、もちろん確約はできない。

 燃料費高騰ゆえ、成分抽出には通常の漢方製剤の製造よりもはるかに長時間の火力を必要とする製品だけに、かなりな値上がりとなってしまったのはやむを得ないことなのだろう。

 そんなことで日々、老体にはこたえる重量の旧価格製品を、店頭での販売や発送依頼の仕事に、腰痛が再発しないかとビクビクの毎日。

 加えて、値上げとは無縁ながら、仕入れは3月まで、販売は10月半ばまでという貴重な木材から抽出された健康食品の困った問題も重なって、頭の痛い日々が続いている。
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2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:値上がり
posted by ヒゲジジイ at 09:52| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年02月01日

いよいよ漢方業界も、値上りの問題だけでなく、品不足問題も多発か?

 この業界も遅ればせながら、案の定、一部のメーカーに限られるとはいえ、値上げの報告が舞い込んでいる。

 某メーカーなどは、既に昨年から、重い液体の生薬製剤が、製品のデザインを変えて値上げされている。

 また値上げとは無関係に、超人気の高かった某植物系の健康食品が、抗癌成分が天然で含まれることから、今年の10月半ば以降は販売できなくなる。

 さらに困ったことに、某メーカーでは採算が合わない漢方エキス製剤の製造を控えるようになったため、他社がその煽りを受けて、品不足が多発している現象もみられる。

 いよいよ、漢方業界も安泰ではなくなりそうだ。
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ラベル:値上がり 品不足
posted by ヒゲジジイ at 11:11| 山口 | 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年01月28日

なんと、こんな糞ジジイに成り下がっていたとは・・・

 何の選挙か、次々に挨拶に訪れる候補者たち。

 薬局に直接訪れて、うやうやしく名刺を掲げながら挨拶しかけるのを遮って

「不必要に来ないでほしい! コロナの最中、こちらには難病の人達が多いところだから!!!」

 毎度まいど、反射的に憤慨した口調で追い返す自身の振る舞いを省みると、なんともアンタッチャブルなクソジジイに成り下がったものだと、我ながら呆れるやら、感心するやら。

 この冷え込みのきつい昨今、お陰で強烈な換気扇を回さざるを得ないので、室内がどんどん冷え込んでいく。

 自民党議員のオカルト教団との強烈な癒着を知るにつけ、味噌も糞も同類としか思えず、政治家という人種は、まったく信用の置けない腹黒い連中としか見えなくなっている。
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posted by ヒゲジジイ at 10:14| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする