2023年03月27日

コロナのパンデミック以前でさえ

 コロナのパンデミックが起こった以前であっても、お断りせざるを得なかったご高齢者の切迫した病状の新規相談依頼が目立つ昨今。

 まったくの新規で訪れるご高齢者の場合、当時でさえ、いったん漢方薬を出してしまうと、親族(多くは遠方の大人の子供さん達)の横やりで、延々と不快な詰問を受ける羽目に陥り、他の仕事に支障を来したトラウマから、常連さんの超身近なご家族のご高齢者でもない限りはすべてお断りせざるを得なかった。

 昨今はなおさら、すべて新規のご相談はお断りしているのだから、なおさらとはいえ、立て続けにご高齢者の新規の依頼がかなり目立つ。

 しかも、かなりきわどい末期的な状況下であることも多い。

 「相談できなければ、漢方薬だけでも販売してもらえないだろうか?」 というなんとも怪訝な質問。

 適切な漢方薬を選ぶのに、詳細な質問に答えてもらう必要があり、それをもとに弁証論治する必要があるのだから、やるせない。

 と、そんなことで思い出したのが、過去、ご自身の病苦を治すのに、漢方を勉強しているが自身では治せないと、遠路はるばるやって来られた若い医師(超トップクラスの医学部を卒業)の漢方相談時の出来事。

 あれこれとフィットする漢方薬の配合を考えている最中に、唐突に「そんなに考え続けてもしょうがないじゃないですか!」という趣旨の発言に、こちらは頭にきて、烈火のごとく𠮟り飛ばして、二度と来るなと拒絶したことを思い出したのである。

 受験は暗記力だけで勝てるので、いくらコピー人間のように暗記力が優れていても、中医学や漢方医学のように、やや特殊な思考能力を必要とする領域には、いくら超難関の医学部を卒業していても、まったく不可能な領域であるらしい。
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2012年03月27日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年03月27日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:弁証論治
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2023年03月23日

ようやく回復しつつあるようだが・・・

 漢方界におけるエキス製剤で生じていた一部の品切れ問題も、ようやく回復しつつある模様。

 コロナ禍における中国のロックダウンの影響で、ツムラさんなど現地生産が途絶えたために、日本で製造している各社が煽りを受けて、フル回転で製造しても間に合わず、一時は品切れ続出で、薬系漢方にまで影響が出たこともあった。

 そのような真只中で、当方でも一時はヒヤヒヤの時期もあった。

 中には以前は当方の漢方相談でフィットしたエキス製剤を、いつの間にかお住いの地元で入手されるようになって遠ざかっていた人が、突然、地元で品切れになっているから、分けてもらえないだろうかと依頼があったものだが、こちらでは常用されている人が多いので、お断りせざるを得なかった。

 そういうこともあったが、当方で常用されている人達には、一度も品切れのお断りせずに済んだのは幸いだった。

 むしろ、今後、頭が痛いのは、高用量のカプセル入りの牛黄製剤の、さらなる値上がり問題である。

 製造量も少ないといわれるからには、常用されている人が多いだけに、場合によっては他社のやや低用量の「牛黄+人参」のカプセル製剤に切り替えてもらわざるを得ないかもしれない。
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2011年03月23日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年03月23日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 17:25| 山口 ☔| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年03月13日

難行苦行の日々

 苦しいけど止められない。

 それは二重マスクと哲学のけむり。

 ときに訪問者の中に、顎マスクでやって来る人もいるが、あれは頂けない。

 日本ではマスク着用が「自由化?」されたようだが、ここ3年間でEvil Practiceが身に付きすぎてしまった。

 とは言っても、二重マスクには、唯一優れた点がある。

 それは歯科治療を20年以上怠っているため、ガタガタのみっともない口元を隠蔽できること(苦笑。
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2011年03月13日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月13日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:難行苦行
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2023年03月10日

多発するmRNAワクチン接種の副作用による後遺症の問題

 mRNAワクチンは現代社会のロシアンルーレット。

 ロシアと名が付くと、すべてが恐(オソ)ロシアに思えるのは、昨今のロシアの狂気を見れば一目瞭然。

 それはともかく、mRNAワクチンの接種後にアトピー性皮膚炎が再発した人の多くは、地竜エキスで容易に改善した人が多いが、様々な体調不良に見舞われた人々の回復は、意外に容易ではない。

「本当は、ワクチンを打つのが怖い……」医療現場の看護師たちがそう思っても絶対に口に出せない理由
ヤフーでは
「本当は、ワクチンを打つのが怖い……」医療現場の看護師たちがそう思っても絶対に口に出せない理由

 上記のようにネットでも先日の記事が示すように、様々な副作用とその後遺症に苦しむ人達が日本全国に無数に存在する。

 我が薬局の常連さんの中にも、mRNAワクチン接種後、千変万化の得体の知れない症状に繰り返し襲われている人達が数名ながらおられる。

 ところが、残念なことに漢方で一定の効果があったと思っても、直ぐに変化して、あらたな症状に見舞われることを繰り返す人や、ほとほと体力を消耗して食欲減退を繰り返す人、食欲はあっても体力・気力が損耗し続ける人など。

 こんなことから、そのうちの1名に限っては、先日書いた伝家の宝刀の三点セットを追加して試してもらうことになったが、以前と異なって、牛黄配合製剤が高騰しているので、よほどでない限りは、安易に勧めることは、どうしても躊躇してしまい勝ちとなる。
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2011年03月10日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月10日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:mRNAワクチン
posted by ヒゲジジイ at 11:30| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年03月09日

企業秘密とはよく言ったものだが・・・

 日本で漢方薬類の品切れが横行している原因は、中国でコロナでロックダウンが長く続いたために、中国で製造されているツムラ漢方さんが輸入が途絶え勝ちで、そのため品切れ漢方が続出したために、日本で製造されている小太郎さんやクラシエさんなどに注文が殺到し、そのため様々な方剤の製造が間に合わなくなり、その煽りを受けて、薬系漢方にまで品切れが生じてしまう事態が続いているのが真相ということらしい。

 それはともかく、我が薬局が誇る各種の領域でそれぞれ存在する三点セットの中でも、唯一大事な企業秘密にしている最大・最高のシロモノことをうっかり忘れるほど、吾輩の老化が進んでいたようで、内心、自分自身に恥じいっている。

 というのも、この特殊な三点セットこそ、我が薬局の誇る企業秘密であって、この三点セットのお陰で、元気を回復して大の漢方ファンを数多く生み出して来た貴重な組み合わせである。

 中には十分な経費が捻出不可能なステージ4の各種悪性腫瘍の人達でさえ、せめてこの三点セットだけでも試してみられたら、ということで、劇的に体力・気力を回復して、これだけで少なくとも一定期間は寿命を延ばされたこと間違いなしと思われるほど、目覚ましい回復を見た例も枚挙に暇がなかったシロモノである。

 これを思い出したのも、常連さん達の三点セットの購入依頼のとき「三点セットのどれかが欠けると効果が落ちるので、いつも言われていた通り、三つが揃わないと、効果がぜんぜん違うのを実感」したという述懐から、あらためて思い出したのだった。

 各領域で存在する各種の3点セットの中でも、一番大事にしなければならない貴重なこの三点セットであるが、牛黄が含まれる製剤が一つ存在するので、昨今の牛黄の爆発的な値上がりを考えると、頭が痛い問題でもある。
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2011年03月09日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月09日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:企業秘密
posted by ヒゲジジイ at 08:12| 山口 | 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年02月27日

もしかして、コロナが終息しても・・・

 ふっと考えたが、コロナが終息するまで新規相談はお断りを続けてきたが、たとえ終息しても、もしかして、そのまま新規相談は半永久的に受け入れしないかもしれない。

 もちろん例外はあって、現在も行っているが、常連さんやお馴染みさんのご家族に限り、新規の相談は一部の例外を除いて、その多くを受け入れてきた。

 常連さんやお馴染みさんとは、気心が知れているので、新規相談者の中に折々に混在するクレーマー予備軍はあり得ないし、コロナ感染予防には全面的に協力してもらえるからである。

 ここ3年間、新規相談を受け入れなくなって感じることは、3年前までの殺人的な重圧がなくなった分、心身ともに負担が軽くなったことから、3年前までのような仕事のために寿命を縮めるような人生は、まったく御免被りたいと思うからである。

 それでなくとも、昨今とて、ときには3年前のような多忙な日々が一時的に訪れることもあるのだから、コロナが終息しても、そのまま現状維持で続けるかもしれない。

 なにせ、まったくの新規相談者に対するクレーマー予備軍の選別と鄭重なお断りには最も神経を擦り減していたことが、いまさらながら思い出されるのである。
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2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2023年02月25日

ようやくコロナの第8波がおさまりつつあるが・・・

 コロナ患者が減ったのはよいが、地方によっては、インフルエンザとノロウイルス感染が一気に拡がって病棟閉鎖に追い込まれたという報告もある。

 つまり、某地方の医療関係者の常連さんが勤務する病院では、インフルエンザばかりでなく、とりわけノロウイルス感染は「コロナより急激に病棟で広がって大変でした」という報告である。

 数年前は、今回と同様、ご家族で常用されている漢方薬類の発送依頼とともに、「夏に!!!インフルエンザが流行」している報告などもあったが、少なくとも現在の状況については、コロナはかなりおさまって、コロナ以前の状況に戻りつつあるのかもしれない。

 ただ、少なくとも新型コロナも、通常の風邪の仲間入りすることは確実で、今後問題になるものがあるとすれば、相変わらず危険なmRNAワクチンを継続する日本政府の狂気と凶器が続くことである。
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2012年02月25日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月25日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 19:44| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年02月22日

色々勘ぐれば実に怪しい話である

 花粉症たけなわの季節、多くの人は勝湿顆粒(藿香正気散)を筆頭に衛益顆粒やササヘルスあるいは茵蔯蒿湯などで、多少とも副作用の心配のある小青竜湯や麻黄附子細辛湯を使わなくとも、ほとんどの人が即効を得ている。

 ところが常連さんの中には、毎年、勝湿顆粒(藿香正気散)だけで即効を得ていたのに、今年はどうしたことか、ほとんど効果がない。

 ワクチンを4回も接種したお陰で免疫系が狂ったのかもと不安がられるが、従来からご主人のタバコのせいで、気管支や鼻が弱いことから、折々に使用されてきた辛夷清肺湯を加えて「勝湿顆粒+辛夷清肺湯」にすることを助言。

 これによって超即効を得て、驚きと感激の電話をもらったところである。

 ということで、ワクチン接種問題では、常連さんの会社勤めの娘さんが、アレルギー体質であることを恐れて、1人だけ未接種だったが、会社で一人だけコロナ感染を免れ、ワクチン接種者は全員コロナに感染したのだと、これも報告があったばかり。

 ところで、ようやく本日の本題である!!!

 いまさらながら一般の人達に、突然、漢方人気が劇的に高まるハズもないのに、一部のメーカーの製造の遅れから、他社に注文が殺到するようになっている。

 ところが嬉しい煽りを受けて笑いが止まらないはずのメーカーさんですら、生産をフル稼働しても急な需要に間に合わなくなって、途切れ途切れに品切れが生じるような、これまででは滅多にあり得なかった時代を迎えている。

 円安のお陰で高騰した原料の輸入に二の足を踏む漢方メーカーでは、儲けが出ない方剤の製造を控えているとの悪い噂も流れるが、賢明なメーカーでは、原料を調達しにくくなる時代を見越して、利益が出る都度、原料調達にあらゆる努力を講じて、何年分もの在庫を蓄えてきた。

 ところが、フル稼働の生産が可能な奇特なメーカーさんですら、前者のような将来を見通せないメーカーの煽りを受けて、注文殺到ゆえに、嬉しい悲鳴とばかりは言っておれない話、ほとんどの品目で交互に品切れを繰り返し、従来のお得意さんに多大な迷惑をかけざるを得ない始末。

 そのお陰で薬系漢方でしか入手できない特殊で貴重な方剤の製造が後回しにされかねない困った時代を迎えている。
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2011年02月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:品切れ
posted by ヒゲジジイ at 14:58| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年02月18日

折々の新たな疾患や急性疾患の相談だけでなく、コロナ禍でも例外的な新規相談も

 検査をしない人達が多いから、急性の発熱疾患に感染しても、コロナかどうかは不明ながら、コロナ前から行っているのと同様な対処方法を伝授することで、いずれも短期間で快癒している。

 ただ、一つ異なることは、コロナ前よりも柴葛解肌湯が大活躍することが多いという違いある。

 柴葛解肌湯が適応する一連の症候を見逃さず、すかさず服用してもらうことで、発熱疾患も1〜2日で平熱に戻ることが多い。

 それにはこの方剤を常備している人達に限られる。

 ところで、新規相談はコロナが終息するまでお断りしているものの、実際には常連さんのご家族の場合は例外で、悪性腫瘍が見つかった場合などは、当方の実績をよく知る人が多いので、二つ返事で請け負うことになる。

 但し、必ず西洋医学治療を主体に、漢方薬類を補助として使用されることを条件とするのは当然である。

 いつになくブログの更新を怠っていたのは、通常なら閑散としやすい2月というのに、一部の値上がり前の購入の人達や、上記のような様々な新たな相談に応じていると、いよいよ老人らしく体力気力が衰えたらしく、ブログの更新にまで、手が回らなくなっていた。

 4月頃からクロネコさんも運賃を値上げするというが、3月から漢方エキス製剤の値上げの報告をされるメーカーさんもある。

 既に昨年には値上げしたメーカーさんも多く、値上がり前の在庫が尽きた時点で、我が薬局も値上がり製品を販売せざるを得なくなる。

 値上がり問題以上に困るのは、医療用漢方エキス製剤の一部のメーカーさんの製造遅れから、他社にもシワ寄せが及んで、医療用の製造に追われて、それさえ製造が間に合わなくなり、そのあおりを受けて、薬系漢方のエキス製剤でのみ製造されていた、特殊で貴重な方剤の製造が後回しにされ、品切れ続出の恐れが生じていることである。
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2012年02月18日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月18日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
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2023年02月08日

ブログをアップする精神的な余裕がなくなっている

 値上がりのお知らせは、いつも頭が痛い。

 一時的な品切れならまだしも、来年からは半永久的に販売できなくなるものさえある。

 コロナ騒動から始まって、プーチンの狂気など、世界中が狂い始めて、とうとう漢方業界にも異変が生じている。

 春には牛黄の相場がさらに上がりそうだというから、悩ましい問題ばかりが勃発している。

 昨今、そのお陰で、常連さんやお馴染みさんたちの、値上がり前の買い込みが増え続け、ブログをアップする余裕がなくなっている。
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2012年02月08日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月08日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


 
ラベル:値上がり
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2023年02月05日

悩ましい問題

 長年、かなり広い領域のサポートに大い役立ってきた某生薬製剤がデザインを変えて既に、かなりな値上げとなってしまった。

 利用者も比較的多いながら、数名は極めて重大な疾患のサポートに目覚ましく役立ってきたものだけに、旧価格の製品をかなり確保していたので、しかも使用期限も4年以上はあるものだから、今後も絶対に必要な人に順次一定数ずつ届けている。

 お馴染みさんの中には、現在の旧価格の在庫分をすべて分けて欲しいと依頼されたが、そういう訳にも行かず、これまで途切れることなく長年常用されていた人を優先せざるを得ない。

 最終的に残るようだったら、それら重大な疾患サポートで利用されている人に、残りのすべてを渡すことを約束したものの、もちろん確約はできない。

 燃料費高騰ゆえ、成分抽出には通常の漢方製剤の製造よりもはるかに長時間の火力を必要とする製品だけに、かなりな値上がりとなってしまったのはやむを得ないことなのだろう。

 そんなことで日々、老体にはこたえる重量の旧価格製品を、店頭での販売や発送依頼の仕事に、腰痛が再発しないかとビクビクの毎日。

 加えて、値上げとは無縁ながら、仕入れは3月まで、販売は10月半ばまでという貴重な木材から抽出された健康食品の困った問題も重なって、頭の痛い日々が続いている。
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2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:値上がり
posted by ヒゲジジイ at 09:52| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年02月01日

いよいよ漢方業界も、値上りの問題だけでなく、品不足問題も多発か?

 この業界も遅ればせながら、案の定、一部のメーカーに限られるとはいえ、値上げの報告が舞い込んでいる。

 某メーカーなどは、既に昨年から、重い液体の生薬製剤が、製品のデザインを変えて値上げされている。

 また値上げとは無関係に、超人気の高かった某植物系の健康食品が、抗癌成分が天然で含まれることから、今年の10月半ば以降は販売できなくなる。

 さらに困ったことに、某メーカーでは採算が合わない漢方エキス製剤の製造を控えるようになったため、他社がその煽りを受けて、品不足が多発している現象もみられる。

 いよいよ、漢方業界も安泰ではなくなりそうだ。
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ラベル:値上がり 品不足
posted by ヒゲジジイ at 11:11| 山口 | 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年01月28日

なんと、こんな糞ジジイに成り下がっていたとは・・・

 何の選挙か、次々に挨拶に訪れる候補者たち。

 薬局に直接訪れて、うやうやしく名刺を掲げながら挨拶しかけるのを遮って

「不必要に来ないでほしい! コロナの最中、こちらには難病の人達が多いところだから!!!」

 毎度まいど、反射的に憤慨した口調で追い返す自身の振る舞いを省みると、なんともアンタッチャブルなクソジジイに成り下がったものだと、我ながら呆れるやら、感心するやら。

 この冷え込みのきつい昨今、お陰で強烈な換気扇を回さざるを得ないので、室内がどんどん冷え込んでいく。

 自民党議員のオカルト教団との強烈な癒着を知るにつけ、味噌も糞も同類としか思えず、政治家という人種は、まったく信用の置けない腹黒い連中としか見えなくなっている。
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posted by ヒゲジジイ at 10:14| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年01月23日

恐怖の寒波襲来に備えて、臨時休業のお知らせ!!!

 明日24日(火曜日)は午前中に受け取る荷物があるため午前に荷物を受け取り後は薬局を開けますので、事実上寒波に備えて24日(火曜日)と翌日25日(水曜日)の2日間は、ほぼ完全休業させて頂きます。

 電話やメールでの補充購入の発送のご依頼は、臨時休業中もお受けしますが、実際の発送は26日(木曜日)となります。

 恐らく寒波襲来日は、運送屋さんも集荷ができない可能性大と思われます。

 悪しからずご了承下さいませ。
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ラベル:寒波襲来
posted by ヒゲジジイ at 19:25| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年01月05日

明日6日(金曜日)が仕事始めとはいえ

 本日の下関市のコロナ感染者は720人、宇部市や周南などは下関よりも多く、山口県全体では過去最多の5,097人と、昨年末に警告したように第8波の本格的な感染爆発がやってきた。

 山口県と同様に日本全国津々浦々、手が付けられないような超弩級の感染爆発が始まっていることだろう。

 そのような仕事始め前日の今日、常連さんからの相談兼補充注文の配送依頼は通常のこととしても、2回目の漢方薬類服用時の午後、新規相談依頼の電話が舞い込んだ。

 ちょうど杞菊地黄丸とともに1回20丸の服用を必要とする某丸剤を合計30丸近くをガバリと放り込んだ矢先だったので、急ぎ服用したつもりで受話器を取ったものの、コロナが爆発拡散している最中、なおさらお断りの言葉を発声するにも、困難を極め、我ながら苦笑せざるを得なかった。

 昨年師走にも、例月になく新規相談依頼が多かったが、例年、新年の1月中と春先には新規相談が増える傾向にあっただけに、新規をお断りするのも完全に慣れてしまった。

追記:大いに助かることながら、本日メールや電話で相談兼送付依頼の常連さんが集中した分、明日の発送が能率的になる。
 それゆえ、明日になって発送依頼があれば、荷造りや伝票発行等の時間的な制約上、それらについては、当日発送は困難になるかもしれないので、7日(土曜日)の発送にずれ込む可能性大。それほど多い。
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2011年01月05日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月05日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:新規相談
posted by ヒゲジジイ at 16:07| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年01月01日

新年を迎えると毎度思い出すのが破戒坊主


門松や 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし

 以上、破戒坊主、一休宗純の歌。
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2012年01年01日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01年01日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 10:29| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2022年12月27日

年末は29日(木曜日)まで、翌年の年始は6日(金曜日)より

 タイトル通りの仕事納めと、年始の仕事始めとなりますので、30日(金曜日)から新年の5日(木曜日)までは、薬局も閉めたままで、同時に発送業務もお休みとなります。

 要するに、30日(金曜日)〜翌年5日(木曜日)の間は、休業となりますが、休業中でも、コロナ対策の常備薬を購入されている人達で、感染してお困りの場合は、休業中でもメールや電話で、ご遠慮なくご相談下さい。

 これを書いている最中にも、一昨日メールでアドバイスしていた常連さんより
「キシュ+柴胡桂枝湯+●●散で熱感も寒気もなくなり快癒しました。ありがとうございます。」
 といメールが舞い込んだばかり。
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2010年12月27日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年12月27日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:年末年始
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2022年12月25日

手元に常備薬をしっかり備えているかどうかで違いが

 第8波たけなわ、ワクチン接種を繰り返すから、日本ばかりはパンデミックがいつまでも終わらない。

 感染者の多くは一家中で全員が順次感染してしまうケースが目立ち始めたが、中には最初から軽症で、発熱も軽度ながら、様々に症状が変化しながら、突然の下痢に五苓散2回の服用で治りながらも、いつまでもキシュ錠(葛根湯)が手放せない人もいて、これを続けていると、身体が温まって気持ちがよいというので、しっかり解熱した後でも、板藍茶などとともに再感染予防も兼ねて常用されている人もおられる。

 もちろん人によっては過度に続けると、身体が温まりすぎて発汗過多となるので、そうなったら即中止である。

 水瀉性下痢を呈したコロナ感染者にもう一人、高齢者でもあって、五苓散数包で治っている。

 柴葛解肌湯証を最初から呈する人もいるが、熱感よりも寒気が強い場合は、柴葛解肌湯中の葛根湯の配合量では足らないので、微調整に便利なキシュ錠で、適量を補う必要があるケースも稀ではない。

 中には、病院治療のロキソニンなどでよくなりかけたと思っていたら、数日して寒熱を繰り返すようになり、胸から発生する咳嗽で粘りのある痰が出るケースの相談が突然舞い込んだ例もあるが、部分的に常備薬の不足があるので、思案のしどころである。

 ワクチン未接種ながら、第7波で感染し、第8波でも感染した人達は、常備薬を万端備えているからか、意外にもあっさりと快癒している模様だが、今後、クリスマスや正月を迎えて、ますます感染者が増えることだろう。

 但し、常連さんやお馴染みさんといえども、常備薬をすべて準備しているわけではないので、急な相談があった場合は、遠方の人が多いだけに思案のしどころである。

 といっても、常備薬をまったく準備されてないお馴染みさんたちの中には、病院のロキソニンの投与であっさり治った旨の事後報告があるくらいだから、総じて重症化するケースはいまのところ報告は皆無。

 但し、軽症といえども、漢方薬も日ごとに配合変化を必要とするケースも珍しくないので、それが可能なのは、急性疾患用の常備薬一式を備えている人達に限られるので、必要な場合は、近所の漢方薬局に必要な方剤を購入に行ってもらわざるを得ない。

 ところが意外にも、必要とする方剤が販売されてないことも多々あるので、急遽送付することになることも珍しくない。
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2011年12月25日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年12月25日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:コロナ
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2022年12月02日

世の中、睡眠不足の人が多い中

 スペインに逆転勝利した本日、4時のキックオフに間に合うように、前日の午後11時に就寝し、うまい具合に今朝は3時50分に起床し観戦。

 試合が終わって直ぐに就寝して1時間半ちかく睡眠ができた。

 平日は午後12時を過ぎて、翌日の1時近くに就寝して6時前に起床していたので、日々5時間前後の睡眠時間だったのに、本日ばかりはサッカー観戦のお陰でたっぷりと6時間以上も熟睡できたのだった。

 世の中、サッカー観戦のために睡眠不足の人が多いというのに、世の中の流れに逆らっていることで、自身の存在意義を感じているのだから、実に浅ましい。

 仕事上は、昨日までの1週間以上、数年前の日々が戻ったかのように、次から次へと休む暇も少ない慌ただしさが続いたのだが、皮肉なことに、たっぷりと睡眠が取れた本日は、店頭に常連さんたちが2名補充購入に来られたのみで、発送依頼はナシ。

 但し、各社に注文していた漢方薬類が何社分も重なって、多数送られて来たので、重い荷物を倉庫に片づけるのに奔走した時間帯もあったが、久しぶりに閑古鳥が鳴いたのだった。

 日本中がワールドカップで日本代表が予選をEグループ1位で突破して日本国中で皆が欣喜雀躍している最中、どす黒い霧に覆われた恐怖のmRNAワクチンの陰謀が隠匿され続けている。↓



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2011年12月02日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年12月02日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:睡眠不足
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2022年11月29日

日々を、要約すると(The Summing Up)

サマセット・モームとは無関係だけど、

 コロナと戦争(ウクライナ)など、たいへんな世の中ですが、なるようにしかなりませんね。

 私たちも老人の真っ最中ですが、閑古鳥が鳴く日が嬉しいくらいで、日によっては集中的に慌ただしくなり、却って気分が落ち込んでしまうので、●●●●●●(某高貴薬)でしのいでいます。

 晩年とはこんなものかと悲観しているわけではなく、閑古鳥が鳴く日こそ、文語文法を完全マスターしたいと励んでいます(苦笑。

 以上、本日のこと、某転移がんで長年会社勤めを続けながら、漢方薬を適宜利用されている人の、補充購入依頼のメールに対するお返事の前置き内容。

 先日、14,300円もする書籍1152ページの宮下拓三 (著)『徒然草全読解 助動詞の徹底考察にもとづく新評釈』を購入したが、ここまで助動詞を詮索する著者こそ、いい意味でも悪い意味でも偏執狂(モノマニー)的であるに違いないが、それを買う人は、もしかしたら同類かもしれない。

 でもねえ〜、真面目に読んでいたらかなりお腹一杯になります。
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2011年11月29日のボクチン(7歳)
2011年11月29日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 13:41| 山口 ☔| 近況報告 | 更新情報をチェックする