2024年01月14日

コロナワクチン接種が続いた後の目立つ疾患の相談の中には重大なものが・・・

 昨今、頻繁に著名人のターボ癌発症の報道が目につく。

 我が薬局でも、常連さんやお馴染みさんのご家族が、いずれもコロナワクチン接種回数の多い人のようで、中にはほとんど無症状ながらステージ4と診断され、当然手術不能とて、漢方相談を受けることがやや目立つ。

 昨日も、過去何年も通って当方の流儀をしっかり心得られているお馴染みさんだった人が、ご家族の上記の問題で相談があった。

同じように過去、通われたことがあるという人のご家族が同じく急に癌が見つかり、漢方相談のお申し出はとても多いものの、記憶に残らない人たちが多いために、その多くを残念ながらお断りしている。それらを加えると昨今の悪性腫瘍の罹患者は驚くほど多いのではないかと疑っている。

 まったくの新規の相談とは異なり、ご本人もササヘルスなどを常用されていた過去があったので、まずは基本的な3種類のサポート薬類を続けてもらい、反応を見ながら追々薬味を追加することになった。

 昨日から溜まっていた発送依頼と当日の駆け込み依頼もあって多忙を極めた土曜日の半ドンだったが、さらに閉店間際の新規の相談だった。

 閉店後、昼食が終わると爆睡数時間。

 寝起きの気分はスッキリせず、国内外の不穏な出来事ばかりの重い空気に汚染されているのかもしれない。
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2011年1月14日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:ターボ癌
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2024年01月12日

コロナワクチン接種が始まって以後、極端に販売量が増えた方剤は・・・

 一般的なものでは、当然ながら板藍茶(板藍根)や金羚感冒錠、あるいは柴葛解肌湯であるのは当然ながら、それらよりもはるかに目立って販売量が増加しているのは、五苓散である。

 その多くは各種ヘルペス。

 帯状疱疹が最も多いものの、水疱を形成する前から、前兆(皮膚がピリピリするなど)がある段階で、必ず板藍茶と併用すると即効が得られやすい。

 板藍茶(板藍根)は、ウイルスを弱体化させるというのが中草薬の常識であるから当然の組み合わせである。

 おまけに清熱作用もあるので、患部に熱感を伴っていても、茵蔯五苓散や茵蔯蒿湯を頼る必要はない。五苓散+板藍茶で充分である。

 水疱を伴っていればなおさら、この配合はほとんど必須で、口唇ヘルペスや陰部ヘルペスにも即効を得られることが多い。

 ヘルペス以外にも、各種ウイルス性胃腸炎(ノロウイルスやロタウイルスなど)にはもちろんのことだが、五苓散単独では頭痛などにも重宝されている。

 そうそう、頭痛の治療に愛用されている人もかなり多い。

 昨年末に在庫は60箱以上準備していたのに、本日のみならず明日の購入予定者もあるので、在庫が10個にまで減っている。

 来週は、直ぐにでも大量仕入れが必要である。

 蛇足ながら、昨今国内外で不安な出来事が続く世の中、シギロンなどの各種四逆散製剤のみならず、気付け薬でもある麝香製剤こそ、多くの人が愛用されて不安な世の中を何とか切り抜けられている。

 とはいえ、老人にとっては日々の仕事で疲れが蓄積して、明日土曜日の半ドンから日曜日にかけての休息日が、とても嬉しい!
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2011年1月12日 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:五苓散
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2024年01月09日

孫たちの成長、恐るべし

 ようやく終わりなき日常が戻ってきた。

 正月は、4年ぶりに子供たちが孫を連れて帰省したが、4年会わないうちに、孫たちの成長ぶりに驚いた。

 大学生になったばかりの孫は、なんと1m85cmの身長!
 高校生になったばかりの孫は180cm前後か!?
 中学生の孫は170cm代ではあるが、今後、どれだけ伸びるか見ものである。

 幸か不幸か、孫たちは全員男ばかりで、その点だけは鮮やかな華がない(苦笑。

 といっても、昨今は男も女も区別してはいけない時代らしいので、興覚めという他はない。
 
 ともあれ、明日は恒例の水曜日とて、大量?の荷物の搬入日ゆえ、開店は10時になる。
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2012年01月09日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2023年12月30日

年末年始の休業日は30日(土曜日)〜新年4日(木曜日)まで

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年末年始の休業日は30日(土曜日)〜新年4日(木曜日)まで
但し土曜は午前中のみ
平日は9:00時〜18:00時まで
(水曜日のみ10:00時開店)
昼休みは12:00〜14:00

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2011年12月30日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 09:44| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年12月28日

ようやく今年の仕事は実質上おわったも同然

 本日より、急速に仕事量が減った。

 お陰で昼休みの2時間、昼食後に爆睡できた。

 明日、最後の営業日は、1人のお馴染みさんが補充購入に来られる予定のみ。

 昨年の12月よりもはるかに忙しく、在庫管理で品切れが出ないように細心の注意をしていたが、唯一、ヨクイニンエキスが使用期限切れで、注文に応じることができなかった。

 というのも、コロナ前には恐ろしいほどの勢いで売れていたものが、コロナが始まったとたん、購入する人がびっくりするほど激減して、大量に売れ残っていたのだった。

 ところが、ごく最近になって、購入希望者が、わずか2名ながら申し出があったものの、時すでに遅し。廃棄せざるを得ない使用期限切れの製品が大量に売れ残ったという次第。

 含有エキス量や効能の強弱の違いはあれ、ヨクイニン製剤は雨後の筍のように製造会社が増えていたので、コロナ禍のせいで、製造元が違えど、どこにでも売っているだけに、売れなくなったものと思われる。

 実際のところ、当方で販売していたものは、最高濃度を含有する効能も確かな製品だったのだが、いざ仕入れようと思っても、当時よりもかなり値上がりしていた。

 確かな常連さんやお馴染みさんの中で、このヨクイニンエキス製剤を常々愛用されていた人は皆無!!!だったので、もしかして、今後二度と取り扱わないかもしれない。

 このヨクイニンエキス製剤以外で品切れを出したものは皆無だったのは幸いだった。

 とはいえ、杞菊地黄丸など、製造中止となったものあったが、同一成分の代替品に切り替えてもらっている。
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2010年12月29日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:ヨクイニン
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2023年12月17日

在庫管理がたいへん

 12月は例月よりも出ていく(販売)量が増えるので、在庫管理の油断がならない。

 思いがけない漢方薬類が、とんでもないスピードで在庫がみるみる減っていくことも珍しくない。

 中には繁用製剤が製造中止になったものも複数あり、その代替品を紹介して切り替えてもらうなどで、神経を消耗すること、なきにしもあらず。

 品切れさせないように戦々恐々の毎日だから、お休みとなる土曜日の午後から日曜日にかけて、しっかり落ち着いて調べておけばよいのに、結局は1週間の疲れがドッと出て昼寝に多くを費やしてしまう。

 のみならず、読書や海外のボクシングやサッカーの観戦で、結局は主な仕事は平日になってしまうのも、やむを得ない。

 休日こそ、明日の英気を養うための、お休み期間であるべきだから。
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2011年12月17日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:在庫管理
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2023年12月15日

ようやくホッと一息だが・・・

 昨日今日はようやく一息つけたが、週末近くになって疲労が溜まるので、悪知恵を思いだした。

 というか前々から実行したいと思いながら、以前から昼食時間にやって来られる新規相談者の受け入れのために、長年断念していたことをようやく実行に移すこととなった。

 考えるまでもなく、コロナをきっかけに「まったくの新規相談」は受け入れなくなって4年、もっと早く実行すべきだったというのは、昼休みの設定である。

 今週より12:00〜14:00まで昼休みで、その時間だけ閉店するものの、電話やメールは当然、休息ナシ。

 これで落ち着いて昼食と昼寝も可能となった。

 ところで。奇妙なお馴染みさんがいるもので、数日前のその時間帯だったか、電話で名を名乗らず、「奥さんは?」というので「私ではダメなのか!?」と憮然とこたえると、いつも奥さんに注文しているからと、実に不愉快な返事。

 「4時すぎないと帰らない」とやや多めに告げると、その時間にまたかけ直すとのことだったが、結局その時間以降もかかってこなかった。

 集荷も終えたので、ちょうど車のガソリンや銀行に行った時だったか、孫の家に行った時だったか思い出さないが、すくなくとも上記の電話の「やや高齢の男性」は、毎年1年に1回だけ、年末に風邪薬や胃薬などの常備薬の発送依頼をされるご老人で、ヒゲジジイを嫌がる不快な老人なので、名をなのらずとも直ぐにわかる。

 ところが、本日の午前中も「注文したいが奥さんは?」と、お名前はと聞いても名のらないので、「午後4時にならないと帰らない」といって、こちらから直ぐに電話を切ってやった。

 せっかく荷造りを終えて用足しに行ったばかりなので、先日と同じ「4時以降」とこたえたのだった。

 ともあれ、我々も各メーカーさんに仕入れ注文を電話するとき、ベテランの女の事務員さんなら大いに安心して注文を出せるが、男性社員であれば、たとえそれが所長さんであっても、ほんのわずかながら大丈夫か?と一瞬だけ不安がよぎることがある。

 上記の男性も同じ心理かもしれないが、毎度まいど私ではダメだとぶっきらぼうに言われれば、こちらとて唐変木の本性が出て来るというもの。

 正直言って、そのような不遜な態度の人には、貴重な漢方薬類を購入して頂きたくない、というのが本音である。
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2010年12月15日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:昼休み
posted by ヒゲジジイ at 14:37| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年12月11日

薬屋はそれほど馬鹿にされるのか!?

 大学生時代、大阪の「高見の里」から兵庫県の「西ノ宮」の自宅(といっても父の会社の社宅)に帰る道中、「天王寺」の国鉄・環状線に乗り換える前に、しばしば「阿倍野」の古書店に通ったものだった。

 その一軒を訪れるたび、河出書房のグリーン版でバルザックの『幻滅』の上下2巻が棚に憮然と鎮座しているのが、どうにも気になってならなかった。

 といっても気になるばかりで、購入する気にはどうしてもならなかったのは、当時の小遣いの多くをパチンコという博打に消費していたから。

 不思議なほど気になっていたその『幻滅』だったが、昨日の日曜日、偶然WOWOWのオンデマンドの2時間半の映画で鑑賞することができた。

 大学生時代にあれほど気になっていた『幻滅』だったからというわけでもないが、その後、グリー版の全巻を古書店で入手し、バルザック全集も新刊ですべて入手し、『ふくろう党』『Z・マルカス』や『ゴリオ爺さん』など、人間喜劇を愛読したものだが、あれほど気になっていたのに、読んで幻滅したくないという無意識が働いていたのか、不思議と『幻滅』だけは読まないまま今日まで来てしまったのだった。

 ところが、50年近くもなって、偶然にも昨夜、映画で鑑賞する機会を得たというわけ。

 千八百年代のフランスの雰囲気が大変興味深かったものの、貴族社会では主人公の父親が「薬屋」であったことをひどく軽蔑するので、実に不愉快やら可笑しいやら、やや複雑な思い(苦笑。

 以上、極めて個人的な備忘録に過ぎない。
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2010年12月11日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 17:33| 山口 ☔| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年12月08日

ブログを更新するエネルギーが残らない日々

 数ヶ月に一度や半年に一度、あるいは一年に一度、常備薬類を購入する人達が、年末近くの11月末頃から、集中しているので、一昨日の水曜日以外は(10時開店のこの日は空白の閑古鳥が鳴いた)昨日も、ブログを更新する気力も失せていた。

 本日は9時開店前に、これを書いているが、昨今インフルエンザ感染の人はもちろんだが、相変わらず帯状疱疹の感染者の相談が目立つ。

 中には12歳の元気な子供さんも罹って、さいわいなことに五苓散+板藍茶で即効を得ている。

 また、頭の皮膚がピリピリして痛いという成人男性は、皮膚科では一般の皮膚炎という診断だったから治らない。

 どう考えても帯状疱疹としか思えないので、五苓散+板藍茶でやはり、即効とはいかないまでも、しっかり改善しつつある。

 まだまだ例年、常備薬類の補充を依頼される人達が今後も続きそうだから、しばらくブログはお留守になるかもしれない。
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2009年12月9日の茶トラのボクチン5歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:補充購入 常備薬
posted by ヒゲジジイ at 08:15| 山口 | 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年12月02日

今月から毎「水曜日」のみ、開店時間は朝10時!

 平日は9時〜18時まで。
 土曜日のみ9〜12時の半ドン。
 日曜日と祭日は休業。

 というのは変わらないものの、
 今月からは、水曜日だけは10〜18時というもの。

 特に水曜日の9〜10時の間だけは、電話がかかっても受話器を取れないかもしれない。

 水曜日だけ変則的に開店を10時にするのは、1週間分の半端ない食糧や日用品の配達があるから!

 新鮮な野菜や冷凍食品、冷蔵食品のみならず、テッシュペーパーなど様々な日用品を受け取る品々が半端じゃない。

 新型コロナのパンデミック以降、エタノール消毒を綿密にやる関係上、店は女性薬剤師にまかせて、ここ4年間、すべて一人でやってきたが、もはや限界なので、10時まで開店を遅らせることで、無理はしないことにした。

 それでなくとも、毎週このおかげで、腰痛が再発することがあるので、ひとりで無理をしないことにした、という次第。

 世間では相変わらずインフルエンザが猛威を振るっているので、エタノール消毒は欠かせない毎日。

 のみならず、店頭では、奥の調剤室に超強力な換気扇が一つあるだけなので、開店時は真冬でもフル回転で、同時に店内の動力のエアコンと電気ストーブで暖房を続けている。

 それゆえ、せっかくの温かい空気を、換気扇で強烈に外に排出し続けるので、店内は20〜22度止まりだから歯痒い限り。

 それもこれも、インフルエンザや新型コロナの感染予防のためにはやむを得ない。
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2011年12月2日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:開店時間
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2023年11月26日

漢方薬の優れた効果に惚れ込んだ人たち

 我が漢方薬局の常連さんやお馴染みさんとなった人達は、もちろん漢方薬の優れた効果を実際に体験された人達ばかりである。

 最も多い領域では、日々の生活に困るほどに様々な症状に悩まされ、西洋医学治療では、ほとんどまったくといってよいほど効果が無かった人達。

 何年、何十年と各科を長年通い続けても、あるいは各科の名医を求めてさ迷った挙句、中には漢方薬治療に、各地で続けていた人達も多い。

 たまたま当方に辿り着いて、ようやく効果を実感されて、長年の病苦や百病が百出する極端な虚弱体質が次第に改善して、完全に漢方サポートに惚れ込んだ人たちが最も多い。

 同じ常連さんといっても、すでに40〜50年近い常連さんも、驚くほど多いので、これら年上の人達がいつまでも元気を保持できるべく、いつまでも仕事をやめるわけにはいかない。

 その次に多いのは、ステージ1〜4の各種の悪性腫瘍、要するに様々なステージの様々な癌に対する当方の多種類の漢方によるサポートが成功して、10〜40年以上の常連さんになった人達。

 中には他の漢方専門医師や漢方薬局では効果がなく、当方に移って漢方サポートがほぼ完璧に成功した事例も多い。

 3番目に多いのが、重症のアトピー性皮膚炎が数年以上かけて、漢方治療が成功した人達で、重症度がひどかった人ほど、漢方薬の効果に惚れ込まれ、その後はご家族も巻き込んで、長年の常連さんやお馴染みさんになった人達も目立つ。

 4番目に多いのが、不妊治療に成功した人達で、中には不妊症とともに難病指定の疾患を抱えていた人達もあり、それぞれそちらの方も、当方の漢方薬を続けることで、完全寛解といってよいほど、全員良くなっている。

 そのお陰で、相変わらず日々の仕事は尽きないので、インフルエンザやコロナの感染を恐れて、日々の仕事は、まったく初めての新規の相談や、たとえ過去にご縁があっても、数十年前のことで、まったく記憶に残らない人は、残念ながらすべてお断りしている。

 但し、常連さんやお馴染みさんの「極身近なご家族」だけは例外で、その中でも最も多いのが、ご両親いずれかの悪性腫瘍のご相談である。
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2009年11月26日の茶トラのボクチン5歳 posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 12:31| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年11月15日

幸か不幸か、ネット民のほとんどが、漢方薬の実力に無知であること

 日本国中、咳止めや去痰剤など、品切れが続出して困惑されているという記事がネットで見ることが多いが、それらの記事のコメント欄では、それなら漢方薬を使うべきだという意見は、超滅多にみられない。

 実際には保険漢方で、漢方薬を投与されるクリニックも多いのかもしれないが、保険漢方で投与可能な小青竜湯や麦門冬湯レベルで快癒できるのは、ほんの少数に過ぎない。

 だからネット民は、はなから漢方薬は効かないと思い込んでいるふしがある。

 円安がますます進む昨今、漢方薬の原材料の多くを輸入に頼っているだけに、ますます貴重な漢方薬であるから、漢方薬に一般国民が目を向けないのはさいわいなことかもしれない。

 たとえば我が薬局の常連さんやお馴染みさんのような、国民のほんの一部の人達だけが、真の漢方の実力を体験し、常に利用されている。

 本日も、お馴染みさんからの補充依頼の電話で「貴重な漢方なのだから、他の人には絶対に教えないのよ!」と、冗談めかして本音を漏らされるのも、さもありなん。

 お馴染みさんや常連さん達の、極めて身近なご親族の人達だけは例外である。
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2011年11月15日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:ネット民
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2023年10月23日

牛黄の思い出話しを続けるつもりだったが・・・

 引き続き牛黄の思い出を書く予定であったが、老人の自慢話に終始しそうなので、中途半端な以下の内容で終わりとしたい。

 なにせ、霊黄参や人参牛黄カプセルを組み入れた「伝家の宝刀3点セット」の驚くべき効果の自慢話しは余りに多すぎて目に余る。

 のみならず、それらに前後して採用した1カプセル中に牛黄100mg含有の「カイキョー100」のごときは、他方剤との併用で危機的な状況下でも劇的な効果を発揮したことは枚挙にいとまがなかった。

 それら耄碌ジジイの思い出話しも、結局は皆を白けさせる老いの繰り言に過ぎない(苦笑。

 それでなくとも、昨今の牛黄の暴騰により、人参牛黄散カプセルは製造を止めたほどであるし、他製品でも、安いのが販売されているとしたら、含有するビリルビン値を疑わざるを得ないだろう。

 『中薬大辞典』などでは、ビリルビンは牛黄の有効成分の本質であるとは考えがたい成分だが,その含量は市場品では10〜70%の間でばらついており,品質評価の指標として利用されているとあるように、実際のところ、2023年09月05日 漢方の品質や製造方法および濃度などによって効能に優劣があるのは想像以上 で書いたように、
牛黄などは含有するビリルビン値の多寡によって、効果は激しく異なる。

 この牛黄に含有するビリルビン値に関する多寡による優劣鑑定の実験は、数十年前に、ヒゲジジイ自身が某社の牛黄の異なるロット毎の5種類だったか、それぞれ味わって、少ない順にすべて正確に当てたものだった。

 実際に当時、チヌ釣りに凝っていた当時、疲労回復に某社の牛黄製剤を愛用していたのに、ロット変わりで突然まったく効果がなくなったので、某社にクレームを入れたことで、上記の実験を行うことになったものだった。

 すなわち、間違いなくビリルビン値の高いロットの牛黄製剤では確実な効果を感じていたのであるが、含有するビリルビン値が低い製剤では、まったく無効だったのは、驚くほどだった。

 ということから、その後は某社ではヒゲジジイが合格を出したビリルビン値含有以下の牛黄は採用しないことに決したのだった。
 いずれにせよ、過去、各種の牛黄製剤のお陰で、多くの人の重大な疾患に役立てて来た長い?歴史も、原料暴騰のお陰で、いつしか以前のような相場に落ち着くまで、特定の人でしか利用しにくくなった昨今、老いの繰り言は、これ以上続けるべきではないだろう。
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2011年10月23日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ヒゲジジイ
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2023年10月16日

安易には手が出せないかも

 大変評判のよかった「雲南紅豆杉」は、医薬品リストの指定を受けることになったために、今月23日以降は販売できなくなる。

 ところが、10月になって突然、これにかわる「白豆杉」を11月から販売するというファックスが舞い込んできた!

 これぞまさしく青天の霹靂と言いたいところだが、さにあらず。

 今後の実際的な有用性が不明なまま、「雲南紅豆杉」と同じように、医薬品リストの指定を受けることにでもなれば、早晩、元の木阿弥になりかねない。

 したがって、しばらくは「白豆杉」を仕入れることなく、静観するのが無難だと思っている。
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2023年09月25日

おもてに出ないだけ

 数十年以上、当方の風邪薬類や板藍茶・板藍のど飴以外は、一切相談や購入はされない女性が、しかも数年に一度来るか来ないかだったが、コロナのパンデミック以後、毎年購入に来られるようになった。

 それにしても、今年に入ってこの女性にしては最近頻繁で、下関でもコロナの感染が蔓延していることを内々で知ったので、最近はしっかり予防を行っているという。

 もちろん、なるべく人に会わないようにしているというが、インフルエンザもかなり流行していることまでは知らなかったようで、それを伝えると、目を白黒させていた。

 テレビなどのマスコミは、かなりいい加減なもので、このことをあまり報道しないが、関東地方こそ、お馴染みさんたちも含めて、もっと悲惨な状況らしい。

 中国地方も山口県に限らず広島県や、九州でも福岡県などもコロナやインフルエンザに感染したというお馴染みさんや、中には常連さんのご家族すら報告があるが、皆がみな、感染症用の漢方薬類を常備しているわけでは、ない。

 なかには、急性感染症に対する漢方は存在しないものと思い込んでいる人もいるくらいだが、こちも血気盛んな時代と違い、わざわざ宣伝してまで、苦労をしょい込む気はないが、常備薬一式を備えている人達こそ、折々のアドバイスで、比較的スムーズに快癒されている。
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posted by (C)ヒã‚2ã‚,ã‚,イ

 
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2023年09月10日

夜中のサッカー観戦で疲労困憊

 ドイツが弱くなったお陰で、日本代表たちが大活躍!

 コテンパンにやっつけたのはよいが、日本では夜中の観戦とあって、老体にはこたえる。

 睡眠不足もあって、だらだらと重い身体を何とかしたいが、ふっと思い出したのが以前開封したまま、ほとんど使用しなかった霊黄参が残っていたのを思い出した。

 配合中の「牛黄+人参」といっても、他社と大きくことなって、人参の配合量が2倍以上多いので、愛用者の中には2カプセルも飲まないでも、1カプセルだけでも十分に効果があると言っていたのを思い出し、試してみたところ、次第に身体が軽くなって、これはいけると思ったことだった。

 すなわち、牛黄と人参の相性は抜群だということで、過去、中国の文献にも、6世紀の北斉の時代、徐之才著の本草書に、人参が牛黄の効果を増強するとの記載がある(牛黄は人参が使となす)。

 少量の牛黄を有効利用するには、これに限るかもしれない。

 それにしても、テレビでは、野球やラグビー、相撲など、いずれも世界的にはローカルでしかないのに、これらのニュース報道はあっても、全世界共通で人気の高いサッカーのことは滅多に報道がないのは、不思議な国ニッポンである。
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2011年9月10日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年9月10日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:霊黄参
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2023年09月07日

危うく発送が間に合わなくなるところだった

 昨日は午後から、常連さんからの常用薬の発送依頼に、ようやく着手できたところへ、何年振りかで直接来られたやや高齢の女性。

 もしかして以前、関東から通われていた婦人科癌の女性かとお尋ねすると、いやいや関西の〇〇ですよといわれるが、大変若ぶりなので、年齢をお聞きしてビックリ、後期高齢者とはどうしても見えなかった。

 突然訪問されたのは、山口県内にご姉妹がおられるからで、こちらの訪問の目的は、高齢になって健康管理を依頼したいということだった。

 ところが、年齢的に考えても、ゼロから始めるには遅すぎるので、地元で漢方を入手されていたという漢方薬局で相談を続けるのがスジでしょうとやんわりとお断りしていたところ、どうやら本来の来訪目的は7〜8年前に一度まとめて購入されたことのある高用量のカイキョー100(牛黄1カプセル中100mg)の購入が目的だった雰囲気である。

 現在はその当時の5〜6倍の販売価格になっているが、在庫には限りがあるので、こちらで継続中の多少とも命に係わる疾患の人達限定にしているので、残念ながら販売できないことを伝えたのだった。

 とはいえ、ここまで暴騰したので、これまでの愛用者のほとんどは、継続使用をきっぱりと断念されているのが現実である。

 そのような高額であっても世間の相場から察しているのか、その値段でも構わないという雰囲気だが、上記の理由でキッパリとお断りした。

 何年も音信不通だった人で、しかも重大な疾患で利用されていたわけでもなく、今回の久しぶりの相談でも、漠然とした「健康管理」の相談依頼ではあるが、7〜8年前に一度まとめて購入された「カイキョー100」をとても懐かしがられるので、勘ぐるのはよくないことながら、これの購入が目的で来られたのかもしれない。

 ということで、神経も使ったために疲労困憊になるほど立ち話で時間を費やし、危うく荷造りを忘れそうになったので、昨日のような、日によっては、集荷時間を遅らせてもらう融通を依頼することにした。
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2012年9月7日の体調を壊して3ヶ月になる茶トラのボクチン(8歳)
2012年9月7日の体調を壊して3ヶ月になる茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:牛黄
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2023年08月12日

本日土曜日は半ドンで、お盆休みは16日(水曜日)まで

 本日土曜日は半ドンで、お盆休みは16日(水曜日)まで

 お盆休みは13日(日曜日)〜16日(水曜日)までなので、お休み中、メールでの補充品の発送ご依頼はすべて17日(木曜日)の発送となります。
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20010年8月12日の茶トラのボクチン(6歳)
20010年8月12日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:お盆休み
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2023年08月09日

激しい円安と極端な物価高に驚かされる

 こうまで円安が続けば、原材料を輸入に頼っている漢方薬類は、当然影響が出ることは覚悟していた。

 とはいうものの、意外にメーカー間で大きな違いがあり、いまのところは一切値上げせずに踏ん張っているメーカーさんがあるかと思えば、かなりな品数を値上げしているメーカーさんもある。

 値上げといっても、せいぜい2割以内の値上げだから、なんとか皆さんに納得してもらえるものの、ほんの一部とはいえ、気絶するような特殊な品目の超値上げには驚かされた。

 実際のところ、従来販売していた値段よりも、仕入れ価格そのものが、それよりもはるかに高額な仕入れ価格となっているものがあった。

 他社の同類の品目を調べてみると、まったく同様の現象で、いよいよ漢方界の驚天動地。

 こんな事態になる前から、毎回仕入れるたびに、必ず仕入れ価格が上昇してウンザリしていたものの、今回ばかりは仕入れが突然爆上がりしているのだから、たまったもんじゃない!

 やむを得ず仕入れを断念せざるを得なかった。

 残っている従来の在庫でさえ値上り著しかったというのに、もはや狂気の値上がり品は補充せず、円高に転じるなど淡い期待を持って、原料相場が下がるまで、仕入れを断念せざるを得ない事態。

 これが従来からの取引2社の現実であり、他にも1社があったが、原料の狂気の値上がりに恐れをなしたらしく、製品の追加製造を完全に断念されてしまった。

 ほんとうに狂気の値上がりは、ほんの一部とはいえ、気分が悪くなってしまう。

 何よりも、これらを本当に必要としている人達に、どれだけ迷惑をかけることになるかと思うと、ほんとうに情けなくなってしまう。

 こんなに暴騰すれば、我々自身も愛用していたというのに、もはや今後は特別な時以外は、利用するのを断念せざるを得ないのだった。

 お陰で非常に気分が悪くなって、本日の台風襲来も手伝ってか、甚だ体調が悪い。
応援したくないアンチの人が多いですね

2009年8月10日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年8月10日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:値上がり
posted by ヒゲジジイ at 18:25| 山口 ☔| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年08月01日

五苓散の季節

 ご高齢の腎臓がんで激やせと高熱に見舞われていた男性は、高用量の牛黄製剤と紅豆杉に、病院から投与された十全大補湯の3種類の漢方で短期間で食欲が回復して体重が2kg増加し、高熱も出なくなって元気を回復されている。

 それはともかく本題である。

 シェディングが原因と思われる、多発する水疱に見舞われていた女性は、高濃度の五苓散料エキス製剤と板藍茶の併用で急速に回復に向かっている模様。

 すると先週は、お馴染みさんが陰部ヘルペスが再発したらしく、久しぶりに五苓散料エキス製剤と板藍茶だが、もともと従来からこの配合で毎度即効を得ている。

 昨日は、しばらくご無沙汰していたアトピーだった女性が、身体に水疱が生じてとても痒く、身体も浮腫み気味だというので、もともと愛用の加味逍遙散エキス製剤に五苓散料エキス製剤を渡したばかり。

 先週土曜日の電話で、関東のお馴染みさんが海外旅行中に食後、激しい下痢に見舞われ、続いて40度の高熱がでたものの、持参していた柴葛解肌湯エキス製剤を服用すると劇的に解熱して、無事日本に帰って来たという。

 ところが水瀉性の下痢だけが止まらない(といっても1日3回程度)というので、常備されている五苓散料エキス製剤と板藍茶をしっかり服用するようにアドバイスしたばかりだが、念のため胃苓湯エキス製剤を他の常備薬とともに送付したばかり。

 他にも常連さんのご家族が、腹部の悪性腫瘍の術後、リンパ浮腫を生じているものの、その問題以上に折々に発作的に生じる腹部の針を刺すような疼痛が長く消えないというので、五苓散料エキス製剤と板藍茶を先週から服用してもらっているが、病院では原因不明だという。

 先週まで、予想外に多忙な日々が続いたので、ブログの更新を忘れていたが、久しぶりに本日8月の初日というのに閑古鳥が鳴いているで、ヒマにまかせて、読書を中断して、五苓散のオンパレードを奏でてみた。
応援したくないアンチの人が多いですね

2010年7月31日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月31日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:五苓散
posted by ヒゲジジイ at 15:04| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする