2024年02月14日

偶然発見した過去の残骸

 偶然発見した過去の残骸に遭遇して驚いている。

漢方と漢方薬の正しい意味

 2008年4月17日が最後のブログだから、16年もひっそりとウエッブ上に残っていたので驚いている。

 過去、アトピー専門のブログなどは、これをご覧になって、これ以上相談者が増えては体力的には限界なので、当時、敢えて自身の手で消滅させたものだったが、それに引き換え、上記のブログを読んでも集客には影響しない内容だから、今の今まで完全に忘れていた。

 その他にもまだ集客とは無関係なブログの残骸がウエッブ上に残っているかもしれないが、だからといってアトピー専門のブログのように、敢えて消滅させる必要もないので、どうでもよいと思っている。

 実際、高齢者の仲間入りをして以後は、新型コロナの流行をきっかけに、「まったくの新規相談者」を受け付けなくなって、仕事量がちょうどよい具合に折り合っている。

 でも、時折、廃業して老後の残された時間を読書と磯釣りや、サッカー観戦をと思わないでもないが、常連さんやお馴染みさんたちの顔を思い浮かべると、長年の約束を破る裏切りとなるので、トンデモナイ。
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2012年2月13日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:過去の残骸
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2024年02月07日

明日の午前中は荷物の受け取りと発送荷造りが重なる日で・・・

 明日の午前中は、荷物を様々受け取る予定で、同時に発送荷造りが重なるので慌ただしくなるだろう。

 それゆえ、午前中に品切れ解消のエキス製剤を直接購入に来られるという電話の申し出の常連さんには、事情を話して午後2時以降に来訪されるように依頼した。

 というのも品切れ中だった例の漢方エキス製剤が、予定より製造が若干早まって明日の午前中の配達予定とはいえ、昼12時前になることが多い配達業者さんだからである。

 さらには、午前中に受け取っても、他にも複数の搬入があるだけでなく、発送依頼の荷造りが複数ある中にはご一家中の補充購入依頼の大量の荷造りもあり、のみならず上記のエキス製剤を心待ちにされていた常連さんに、他の常用薬とともに発送準備もあり、午前中は相当に慌ただしくなりそう。

 ところで、本日水曜日は1週間1回の食料品や日用品の大量配達がある日とて、水曜日だけは10時開店のところ、いつもと同じ9時開店にした。

 というのも偶然、先週の水曜日も、午前中の早い時間に薬の仕入れ荷物の搬入が予定されていたので、店頭で受け取らざるを得ないので、特別に9時に開店したところ、開店したと同時に、常用薬類の補充購入に直接来られた人があったので、偶然とはいえ、まことにさいわいだった。

 上記の食料や日用品の配達日を、さいわいなことに業者の方から木曜日の12時前にしてもらえないかという依頼があったので、できれば昼12時を少し過ぎてからにしてもらるよう依頼しているが、それが実現すれば、昼12〜14時の昼休みに重なるので、仕事上の支障がなくなる。

 でも、まだしばらくは水曜日のみ、変則的に10時開店が続くかもしれない。
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2011年2月7日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ボクチンの母

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2024年02月02日

今後はこのような謝罪事例が増えなければよいが・・・

 今月の中旬にならないと品切れが解消しない某メーカーさんの某エキス製剤。

 絶大な効果に喜んで愛用される40年来の常連さんから、あと5日分で切れるから、送ってほしいと電話による依頼があった。

 ところが在庫は皆無で、メーカーさんこそ品切れ中で製造が中旬まで間に合わない。

 叱られこそしなかったが、大いに残念がられ、妥協案としてしばらく1日1〜2包に服用量を減らして、中旬に送付できるまで我慢して欲しいと平謝り。

 この方剤を愛用している人達は、いつも一定量をまとめて購入されているので、在庫管理をしっかりしているつもりで、直ぐに補充仕入れに余念がなかったはずが、製造元が品切れとなっては補充が不可能。

 世間的にも繫用方剤であっても、あるいは繫用方剤であるからこそ、メーカーさんも販売好調で品切れというならよいのだが、現実は他社のトラブル続きで優良メーカーさんに各方剤の注文が殺到するため、製造が間に合わなくなるシワ寄せということも往々にしてあるらしい。

 先日、久しぶりに直接店頭に訪れて各種補充購入されたベテランの看護師さんも、将来私達が高齢になるころには、ますます以前のような豊富で優れた漢方薬を飲めなくなる時代が、もうそこまで来ているのでしょうか、と慨嘆されていたが、たしかに昨今の漢方業界をみていると、あながち杞憂とはいえないことだろう。
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2011年2月2日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:品切れ
posted by ヒゲジジイ at 16:07| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2024年01月25日

昨日、寒波に釣られて補充購入依頼が殺到という不思議

 昨日は道路一面雪が積もって朝方は路面の凍結もあり、ガラスが割れるような音を出しながら何台も車が通った。

 薬局の方は昨夜からの複数の補充依頼メールのみならず、朝から電話注文も続いて荷造りに追われる。

 寒波に皆が引き寄せられたかのように、それでも配送荷物の遅延覚悟だという人達が多いとはいえ、荷造りに奔走して昼休み前からダウン気味。

 昼食を終えて仮眠する間もなく、数十年前に遠方に引っ越された常連さん(地元では超々美人で突出)から「お食事中だったらゴメンねっ!」と言われながらも深刻な声で相談があるという。

 即効のあった某社のエキス製剤の添付文書に「1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師または登録販売者に相談してください」と書かれているが、どういう意味か?不安になったという。

 おーっなんたること、即効があった人とは無関係な話でしょっ、効かない薬を延々と飲まずに、他に適切な漢方があるかもしれないので、しっかり相談しなおすようにという言外の意味は、考えるでもなく、容易にわかるでしょっ!

 本人曰く、なるほど・・・後期高齢者ともなると、ここまでボケるかと反省しきり。

 なんでもいつでも疑問に思ったら、直ぐに電話するように・・・しっかり叱ってあげるから、ということで電話は終了。

 いっぺんで目が覚めてしまった。

 常連さんというからには、病院では手に負えなかった様々な領域の疾患の多くを解決してきた四十数年以上の長いお付き合い。

 ということで、現在後期高齢者たちが泣いて喜ぶほど、超即効を得ているこの漢方エキス製剤。

 うっかり在庫が尽きてゼロとなったので急遽まとめて注文したところ、2月中旬まで品切れ中とのこと!

 上記の女性は2月初旬に薬切れを生じるのは必定、実に困った話で、次回の電話ではこちらが叱られる立場となるではないかっ!
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2012年1月25日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 14:29| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2024年01月20日

日本の企業の劣化が激しい!

 ダイハツ工業やビッグモーターなど、あまりにも目に余る違反行為が横行し過ぎる。

 これは医薬品業界も同様で、ジェネリック医薬品で賦形剤の改変や製造方法の改変などで製造禁止に追い込まれたり。

 漢方業界も同様で、多くは賦形剤の改変で、自主回収が頻繁である。

 漢方薬エキス製剤の賦形剤の改変くらいでは効能や安全性にそれほど問題は生じないとはいえ、違反は違反に間違いないから、過去、某メーカーでは数年以上、製造を禁止されたところもあるし、昨今では廃業に追い込まれたメーカーすらある。

 このような問題の煽りを受けたのかどうか、無関係とは思うが、身内の医師が風邪や気管支関連の保険漢方の処方箋を発行したところ、調剤薬局では品切ればかりで驚いていた。

 漢方専門薬局で扱われる多品目の漢方薬でも、その煽りをかなり受けているようだが、その問題も含めて、突然製造廃止となる製剤が頻繁なので困惑するばかり。

 地竜エキスの錠剤は早くに製造廃止され、昨今では繫用方剤の天津感冒片や杞菊地黄丸にジメイ丸・槐角丸・柏子養心丸・大黄錠などなどが製造廃止。

 製造機械が老朽化とのことで(実際は牛黄の高騰問題も絡むのか?)、大人気だった人参牛黄散カプセルの製造も廃止となった。

 紅豆杉は、抗癌成分が含まれているということで医薬品許可が得られない限り販売禁止。

 牛黄はまったく問題なくとも、あまりにも価格が暴騰して、品質優良品は一部の人しか購入できないほど暴騰したまま。

 漢方の愛用者の中には、業界の事情をおもんぱかって、愛用される(世間では)非繁用方剤だけに、もしも製造中止や品切れされると絶対に困るからと、常に多めの確保に心掛けられている人もおられる。

 今回のブログの内容は、皆さんに不安を覚えさせる結果になると申し訳ないが、多くの医療関係者および薬局関係者は、先刻承知のことで、直接の関係者こそ、一時的な品切れになるくらいならまだしも、永久に廃止になるものがまた出て来ないか? あるいはどの製剤が自主回収になるのか? 皆さん多かれ少なかれ、戦々恐々であることは間違いない。

 それほど薬業界においても、劣化が激しい現実がある。

 おまけに天然生薬を輸入に頼っているだけに、過度な円安のお陰で、日々値上げ製品も増え続け、のみならず輸入相手の不安から、原料確保もおぼつかない問題もチラホラ。

 現実には、手に入るだけマシと思わなければならない、情けない時代に突入していることだけは間違いない。

 それゆえ新規のご相談を受け入れない理由の一半はここにもある。
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2011年01月20日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2024年01月16日

2年連続、うっかり締め切り日を忘れていた

 一昨年も、昨年も、例年に続いて東亜医学協会さんから「新年のことば」の寄稿を依頼されていたのに、以前より締め切りが早まったお陰で、うっかり忘れて、気が付いた時には締切日をはるかに過ぎ去ってしまっていた。

 2年連続のことである。

 こうして老兵は次第に去っていくのかもしれない、ムㇺッ。

 明日は17日は水曜日、この毎週水曜日だけは大量の荷物受け取りのため10時開店で、10時以降になるまで、店頭はもちろん、電話も受け取ることができません。
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2011年1月16日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:新年のことば
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2024年01月14日

コロナワクチン接種が続いた後の目立つ疾患の相談の中には重大なものが・・・

 昨今、頻繁に著名人のターボ癌発症の報道が目につく。

 我が薬局でも、常連さんやお馴染みさんのご家族が、いずれもコロナワクチン接種回数の多い人のようで、中にはほとんど無症状ながらステージ4と診断され、当然手術不能とて、漢方相談を受けることがやや目立つ。

 昨日も、過去何年も通って当方の流儀をしっかり心得られているお馴染みさんだった人が、ご家族の上記の問題で相談があった。

同じように過去、通われたことがあるという人のご家族が同じく急に癌が見つかり、漢方相談のお申し出はとても多いものの、記憶に残らない人たちが多いために、その多くを残念ながらお断りしている。それらを加えると昨今の悪性腫瘍の罹患者は驚くほど多いのではないかと疑っている。

 まったくの新規の相談とは異なり、ご本人もササヘルスなどを常用されていた過去があったので、まずは基本的な3種類のサポート薬類を続けてもらい、反応を見ながら追々薬味を追加することになった。

 昨日から溜まっていた発送依頼と当日の駆け込み依頼もあって多忙を極めた土曜日の半ドンだったが、さらに閉店間際の新規の相談だった。

 閉店後、昼食が終わると爆睡数時間。

 寝起きの気分はスッキリせず、国内外の不穏な出来事ばかりの重い空気に汚染されているのかもしれない。
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2011年1月14日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:ターボ癌
posted by ヒゲジジイ at 09:56| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2024年01月12日

コロナワクチン接種が始まって以後、極端に販売量が増えた方剤は・・・

 一般的なものでは、当然ながら板藍茶(板藍根)や金羚感冒錠、あるいは柴葛解肌湯であるのは当然ながら、それらよりもはるかに目立って販売量が増加しているのは、五苓散である。

 その多くは各種ヘルペス。

 帯状疱疹が最も多いものの、水疱を形成する前から、前兆(皮膚がピリピリするなど)がある段階で、必ず板藍茶と併用すると即効が得られやすい。

 板藍茶(板藍根)は、ウイルスを弱体化させるというのが中草薬の常識であるから当然の組み合わせである。

 おまけに清熱作用もあるので、患部に熱感を伴っていても、茵蔯五苓散や茵蔯蒿湯を頼る必要はない。五苓散+板藍茶で充分である。

 水疱を伴っていればなおさら、この配合はほとんど必須で、口唇ヘルペスや陰部ヘルペスにも即効を得られることが多い。

 ヘルペス以外にも、各種ウイルス性胃腸炎(ノロウイルスやロタウイルスなど)にはもちろんのことだが、五苓散単独では頭痛などにも重宝されている。

 そうそう、頭痛の治療に愛用されている人もかなり多い。

 昨年末に在庫は60箱以上準備していたのに、本日のみならず明日の購入予定者もあるので、在庫が10個にまで減っている。

 来週は、直ぐにでも大量仕入れが必要である。

 蛇足ながら、昨今国内外で不安な出来事が続く世の中、シギロンなどの各種四逆散製剤のみならず、気付け薬でもある麝香製剤こそ、多くの人が愛用されて不安な世の中を何とか切り抜けられている。

 とはいえ、老人にとっては日々の仕事で疲れが蓄積して、明日土曜日の半ドンから日曜日にかけての休息日が、とても嬉しい!
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2011年1月12日 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:五苓散
posted by ヒゲジジイ at 20:21| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2024年01月09日

孫たちの成長、恐るべし

 ようやく終わりなき日常が戻ってきた。

 正月は、4年ぶりに子供たちが孫を連れて帰省したが、4年会わないうちに、孫たちの成長ぶりに驚いた。

 大学生になったばかりの孫は、なんと1m85cmの身長!
 高校生になったばかりの孫は180cm前後か!?
 中学生の孫は170cm代ではあるが、今後、どれだけ伸びるか見ものである。

 幸か不幸か、孫たちは全員男ばかりで、その点だけは鮮やかな華がない(苦笑。

 といっても、昨今は男も女も区別してはいけない時代らしいので、興覚めという他はない。
 
 ともあれ、明日は恒例の水曜日とて、大量?の荷物の搬入日ゆえ、開店は10時になる。
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2012年01月09日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2023年12月30日

年末年始の休業日は30日(土曜日)〜新年4日(木曜日)まで

DSC_6195cmc.jpg








年末年始の休業日は30日(土曜日)〜新年4日(木曜日)まで
但し土曜は午前中のみ
平日は9:00時〜18:00時まで
(水曜日のみ10:00時開店)
昼休みは12:00〜14:00

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2011年12月30日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 09:44| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年12月28日

ようやく今年の仕事は実質上おわったも同然

 本日より、急速に仕事量が減った。

 お陰で昼休みの2時間、昼食後に爆睡できた。

 明日、最後の営業日は、1人のお馴染みさんが補充購入に来られる予定のみ。

 昨年の12月よりもはるかに忙しく、在庫管理で品切れが出ないように細心の注意をしていたが、唯一、ヨクイニンエキスが使用期限切れで、注文に応じることができなかった。

 というのも、コロナ前には恐ろしいほどの勢いで売れていたものが、コロナが始まったとたん、購入する人がびっくりするほど激減して、大量に売れ残っていたのだった。

 ところが、ごく最近になって、購入希望者が、わずか2名ながら申し出があったものの、時すでに遅し。廃棄せざるを得ない使用期限切れの製品が大量に売れ残ったという次第。

 含有エキス量や効能の強弱の違いはあれ、ヨクイニン製剤は雨後の筍のように製造会社が増えていたので、コロナ禍のせいで、製造元が違えど、どこにでも売っているだけに、売れなくなったものと思われる。

 実際のところ、当方で販売していたものは、最高濃度を含有する効能も確かな製品だったのだが、いざ仕入れようと思っても、当時よりもかなり値上がりしていた。

 確かな常連さんやお馴染みさんの中で、このヨクイニンエキス製剤を常々愛用されていた人は皆無!!!だったので、もしかして、今後二度と取り扱わないかもしれない。

 このヨクイニンエキス製剤以外で品切れを出したものは皆無だったのは幸いだった。

 とはいえ、杞菊地黄丸など、製造中止となったものあったが、同一成分の代替品に切り替えてもらっている。
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2010年12月29日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:ヨクイニン
posted by ヒゲジジイ at 22:13| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年12月17日

在庫管理がたいへん

 12月は例月よりも出ていく(販売)量が増えるので、在庫管理の油断がならない。

 思いがけない漢方薬類が、とんでもないスピードで在庫がみるみる減っていくことも珍しくない。

 中には繁用製剤が製造中止になったものも複数あり、その代替品を紹介して切り替えてもらうなどで、神経を消耗すること、なきにしもあらず。

 品切れさせないように戦々恐々の毎日だから、お休みとなる土曜日の午後から日曜日にかけて、しっかり落ち着いて調べておけばよいのに、結局は1週間の疲れがドッと出て昼寝に多くを費やしてしまう。

 のみならず、読書や海外のボクシングやサッカーの観戦で、結局は主な仕事は平日になってしまうのも、やむを得ない。

 休日こそ、明日の英気を養うための、お休み期間であるべきだから。
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2011年12月17日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:在庫管理
posted by ヒゲジジイ at 22:47| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年12月15日

ようやくホッと一息だが・・・

 昨日今日はようやく一息つけたが、週末近くになって疲労が溜まるので、悪知恵を思いだした。

 というか前々から実行したいと思いながら、以前から昼食時間にやって来られる新規相談者の受け入れのために、長年断念していたことをようやく実行に移すこととなった。

 考えるまでもなく、コロナをきっかけに「まったくの新規相談」は受け入れなくなって4年、もっと早く実行すべきだったというのは、昼休みの設定である。

 今週より12:00〜14:00まで昼休みで、その時間だけ閉店するものの、電話やメールは当然、休息ナシ。

 これで落ち着いて昼食と昼寝も可能となった。

 ところで。奇妙なお馴染みさんがいるもので、数日前のその時間帯だったか、電話で名を名乗らず、「奥さんは?」というので「私ではダメなのか!?」と憮然とこたえると、いつも奥さんに注文しているからと、実に不愉快な返事。

 「4時すぎないと帰らない」とやや多めに告げると、その時間にまたかけ直すとのことだったが、結局その時間以降もかかってこなかった。

 集荷も終えたので、ちょうど車のガソリンや銀行に行った時だったか、孫の家に行った時だったか思い出さないが、すくなくとも上記の電話の「やや高齢の男性」は、毎年1年に1回だけ、年末に風邪薬や胃薬などの常備薬の発送依頼をされるご老人で、ヒゲジジイを嫌がる不快な老人なので、名をなのらずとも直ぐにわかる。

 ところが、本日の午前中も「注文したいが奥さんは?」と、お名前はと聞いても名のらないので、「午後4時にならないと帰らない」といって、こちらから直ぐに電話を切ってやった。

 せっかく荷造りを終えて用足しに行ったばかりなので、先日と同じ「4時以降」とこたえたのだった。

 ともあれ、我々も各メーカーさんに仕入れ注文を電話するとき、ベテランの女の事務員さんなら大いに安心して注文を出せるが、男性社員であれば、たとえそれが所長さんであっても、ほんのわずかながら大丈夫か?と一瞬だけ不安がよぎることがある。

 上記の男性も同じ心理かもしれないが、毎度まいど私ではダメだとぶっきらぼうに言われれば、こちらとて唐変木の本性が出て来るというもの。

 正直言って、そのような不遜な態度の人には、貴重な漢方薬類を購入して頂きたくない、というのが本音である。
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2010年12月15日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:昼休み
posted by ヒゲジジイ at 14:37| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年12月11日

薬屋はそれほど馬鹿にされるのか!?

 大学生時代、大阪の「高見の里」から兵庫県の「西ノ宮」の自宅(といっても父の会社の社宅)に帰る道中、「天王寺」の国鉄・環状線に乗り換える前に、しばしば「阿倍野」の古書店に通ったものだった。

 その一軒を訪れるたび、河出書房のグリーン版でバルザックの『幻滅』の上下2巻が棚に憮然と鎮座しているのが、どうにも気になってならなかった。

 といっても気になるばかりで、購入する気にはどうしてもならなかったのは、当時の小遣いの多くをパチンコという博打に消費していたから。

 不思議なほど気になっていたその『幻滅』だったが、昨日の日曜日、偶然WOWOWのオンデマンドの2時間半の映画で鑑賞することができた。

 大学生時代にあれほど気になっていた『幻滅』だったからというわけでもないが、その後、グリー版の全巻を古書店で入手し、バルザック全集も新刊ですべて入手し、『ふくろう党』『Z・マルカス』や『ゴリオ爺さん』など、人間喜劇を愛読したものだが、あれほど気になっていたのに、読んで幻滅したくないという無意識が働いていたのか、不思議と『幻滅』だけは読まないまま今日まで来てしまったのだった。

 ところが、50年近くもなって、偶然にも昨夜、映画で鑑賞する機会を得たというわけ。

 千八百年代のフランスの雰囲気が大変興味深かったものの、貴族社会では主人公の父親が「薬屋」であったことをひどく軽蔑するので、実に不愉快やら可笑しいやら、やや複雑な思い(苦笑。

 以上、極めて個人的な備忘録に過ぎない。
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2010年12月11日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 17:33| 山口 ☔| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年12月08日

ブログを更新するエネルギーが残らない日々

 数ヶ月に一度や半年に一度、あるいは一年に一度、常備薬類を購入する人達が、年末近くの11月末頃から、集中しているので、一昨日の水曜日以外は(10時開店のこの日は空白の閑古鳥が鳴いた)昨日も、ブログを更新する気力も失せていた。

 本日は9時開店前に、これを書いているが、昨今インフルエンザ感染の人はもちろんだが、相変わらず帯状疱疹の感染者の相談が目立つ。

 中には12歳の元気な子供さんも罹って、さいわいなことに五苓散+板藍茶で即効を得ている。

 また、頭の皮膚がピリピリして痛いという成人男性は、皮膚科では一般の皮膚炎という診断だったから治らない。

 どう考えても帯状疱疹としか思えないので、五苓散+板藍茶でやはり、即効とはいかないまでも、しっかり改善しつつある。

 まだまだ例年、常備薬類の補充を依頼される人達が今後も続きそうだから、しばらくブログはお留守になるかもしれない。
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2009年12月9日の茶トラのボクチン5歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:補充購入 常備薬
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2023年12月02日

今月から毎「水曜日」のみ、開店時間は朝10時!

 平日は9時〜18時まで。
 土曜日のみ9〜12時の半ドン。
 日曜日と祭日は休業。

 というのは変わらないものの、
 今月からは、水曜日だけは10〜18時というもの。

 特に水曜日の9〜10時の間だけは、電話がかかっても受話器を取れないかもしれない。

 水曜日だけ変則的に開店を10時にするのは、1週間分の半端ない食糧や日用品の配達があるから!

 新鮮な野菜や冷凍食品、冷蔵食品のみならず、テッシュペーパーなど様々な日用品を受け取る品々が半端じゃない。

 新型コロナのパンデミック以降、エタノール消毒を綿密にやる関係上、店は女性薬剤師にまかせて、ここ4年間、すべて一人でやってきたが、もはや限界なので、10時まで開店を遅らせることで、無理はしないことにした。

 それでなくとも、毎週このおかげで、腰痛が再発することがあるので、ひとりで無理をしないことにした、という次第。

 世間では相変わらずインフルエンザが猛威を振るっているので、エタノール消毒は欠かせない毎日。

 のみならず、店頭では、奥の調剤室に超強力な換気扇が一つあるだけなので、開店時は真冬でもフル回転で、同時に店内の動力のエアコンと電気ストーブで暖房を続けている。

 それゆえ、せっかくの温かい空気を、換気扇で強烈に外に排出し続けるので、店内は20〜22度止まりだから歯痒い限り。

 それもこれも、インフルエンザや新型コロナの感染予防のためにはやむを得ない。
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2011年12月2日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:開店時間
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2023年11月26日

漢方薬の優れた効果に惚れ込んだ人たち

 我が漢方薬局の常連さんやお馴染みさんとなった人達は、もちろん漢方薬の優れた効果を実際に体験された人達ばかりである。

 最も多い領域では、日々の生活に困るほどに様々な症状に悩まされ、西洋医学治療では、ほとんどまったくといってよいほど効果が無かった人達。

 何年、何十年と各科を長年通い続けても、あるいは各科の名医を求めてさ迷った挙句、中には漢方薬治療に、各地で続けていた人達も多い。

 たまたま当方に辿り着いて、ようやく効果を実感されて、長年の病苦や百病が百出する極端な虚弱体質が次第に改善して、完全に漢方サポートに惚れ込んだ人たちが最も多い。

 同じ常連さんといっても、すでに40〜50年近い常連さんも、驚くほど多いので、これら年上の人達がいつまでも元気を保持できるべく、いつまでも仕事をやめるわけにはいかない。

 その次に多いのは、ステージ1〜4の各種の悪性腫瘍、要するに様々なステージの様々な癌に対する当方の多種類の漢方によるサポートが成功して、10〜40年以上の常連さんになった人達。

 中には他の漢方専門医師や漢方薬局では効果がなく、当方に移って漢方サポートがほぼ完璧に成功した事例も多い。

 3番目に多いのが、重症のアトピー性皮膚炎が数年以上かけて、漢方治療が成功した人達で、重症度がひどかった人ほど、漢方薬の効果に惚れ込まれ、その後はご家族も巻き込んで、長年の常連さんやお馴染みさんになった人達も目立つ。

 4番目に多いのが、不妊治療に成功した人達で、中には不妊症とともに難病指定の疾患を抱えていた人達もあり、それぞれそちらの方も、当方の漢方薬を続けることで、完全寛解といってよいほど、全員良くなっている。

 そのお陰で、相変わらず日々の仕事は尽きないので、インフルエンザやコロナの感染を恐れて、日々の仕事は、まったく初めての新規の相談や、たとえ過去にご縁があっても、数十年前のことで、まったく記憶に残らない人は、残念ながらすべてお断りしている。

 但し、常連さんやお馴染みさんの「極身近なご家族」だけは例外で、その中でも最も多いのが、ご両親いずれかの悪性腫瘍のご相談である。
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2009年11月26日の茶トラのボクチン5歳 posted by (C)ヒゲジジイ
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2023年11月15日

幸か不幸か、ネット民のほとんどが、漢方薬の実力に無知であること

 日本国中、咳止めや去痰剤など、品切れが続出して困惑されているという記事がネットで見ることが多いが、それらの記事のコメント欄では、それなら漢方薬を使うべきだという意見は、超滅多にみられない。

 実際には保険漢方で、漢方薬を投与されるクリニックも多いのかもしれないが、保険漢方で投与可能な小青竜湯や麦門冬湯レベルで快癒できるのは、ほんの少数に過ぎない。

 だからネット民は、はなから漢方薬は効かないと思い込んでいるふしがある。

 円安がますます進む昨今、漢方薬の原材料の多くを輸入に頼っているだけに、ますます貴重な漢方薬であるから、漢方薬に一般国民が目を向けないのはさいわいなことかもしれない。

 たとえば我が薬局の常連さんやお馴染みさんのような、国民のほんの一部の人達だけが、真の漢方の実力を体験し、常に利用されている。

 本日も、お馴染みさんからの補充依頼の電話で「貴重な漢方なのだから、他の人には絶対に教えないのよ!」と、冗談めかして本音を漏らされるのも、さもありなん。

 お馴染みさんや常連さん達の、極めて身近なご親族の人達だけは例外である。
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2011年11月15日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:ネット民
posted by ヒゲジジイ at 22:08| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年10月23日

牛黄の思い出話しを続けるつもりだったが・・・

 引き続き牛黄の思い出を書く予定であったが、老人の自慢話に終始しそうなので、中途半端な以下の内容で終わりとしたい。

 なにせ、霊黄参や人参牛黄カプセルを組み入れた「伝家の宝刀3点セット」の驚くべき効果の自慢話しは余りに多すぎて目に余る。

 のみならず、それらに前後して採用した1カプセル中に牛黄100mg含有の「カイキョー100」のごときは、他方剤との併用で危機的な状況下でも劇的な効果を発揮したことは枚挙にいとまがなかった。

 それら耄碌ジジイの思い出話しも、結局は皆を白けさせる老いの繰り言に過ぎない(苦笑。

 それでなくとも、昨今の牛黄の暴騰により、人参牛黄散カプセルは製造を止めたほどであるし、他製品でも、安いのが販売されているとしたら、含有するビリルビン値を疑わざるを得ないだろう。

 『中薬大辞典』などでは、ビリルビンは牛黄の有効成分の本質であるとは考えがたい成分だが,その含量は市場品では10〜70%の間でばらついており,品質評価の指標として利用されているとあるように、実際のところ、2023年09月05日 漢方の品質や製造方法および濃度などによって効能に優劣があるのは想像以上 で書いたように、
牛黄などは含有するビリルビン値の多寡によって、効果は激しく異なる。

 この牛黄に含有するビリルビン値に関する多寡による優劣鑑定の実験は、数十年前に、ヒゲジジイ自身が某社の牛黄の異なるロット毎の5種類だったか、それぞれ味わって、少ない順にすべて正確に当てたものだった。

 実際に当時、チヌ釣りに凝っていた当時、疲労回復に某社の牛黄製剤を愛用していたのに、ロット変わりで突然まったく効果がなくなったので、某社にクレームを入れたことで、上記の実験を行うことになったものだった。

 すなわち、間違いなくビリルビン値の高いロットの牛黄製剤では確実な効果を感じていたのであるが、含有するビリルビン値が低い製剤では、まったく無効だったのは、驚くほどだった。

 ということから、その後は某社ではヒゲジジイが合格を出したビリルビン値含有以下の牛黄は採用しないことに決したのだった。
 いずれにせよ、過去、各種の牛黄製剤のお陰で、多くの人の重大な疾患に役立てて来た長い?歴史も、原料暴騰のお陰で、いつしか以前のような相場に落ち着くまで、特定の人でしか利用しにくくなった昨今、老いの繰り言は、これ以上続けるべきではないだろう。
応援したくないアンチの人が多いですね


2011年10月23日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 14:30| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2023年10月16日

安易には手が出せないかも

 大変評判のよかった「雲南紅豆杉」は、医薬品リストの指定を受けることになったために、今月23日以降は販売できなくなる。

 ところが、10月になって突然、これにかわる「白豆杉」を11月から販売するというファックスが舞い込んできた!

 これぞまさしく青天の霹靂と言いたいところだが、さにあらず。

 今後の実際的な有用性が不明なまま、「雲南紅豆杉」と同じように、医薬品リストの指定を受けることにでもなれば、早晩、元の木阿弥になりかねない。

 したがって、しばらくは「白豆杉」を仕入れることなく、静観するのが無難だと思っている。
応援したくないアンチの人が多いですね




posted by ヒゲジジイ at 14:26| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする