2022年10月31日

持つべきでない友人と、持たないよりは持った方がよいかもしれない友人は(笑

 昨今、耳に胼胝ができる大嫌いな言葉に「抜本的に」と「悲願の〜〜」という二つ。

 あまりにも大袈裟な表現にもほどがあるだろう。

 政府の閣僚達が、いかにも仕事してます風を装って「抜本的に〜〜」と言う割には、なにも変わらないことがほとんどであり、スポーツ選手などにマスゴミが常套句として頻繁に使う「悲願のワールドカップ出場」などなど、あまりにも大袈裟過ぎる。

 「悲しい願い」という「悲願」ではなく「念願」でじゅうぶんではないか。

 度外れて日本語を貶めるのは、現代のマスゴミ連中の得意技で、聞くに堪えない。

 それはともかく本題である。
友とするにわろき者七つあり。
 一つには高くやんごとなき人、
 二つには若き人、
 三つには病なく身強き人、
 四つには酒を好む人、
 五つには武(たけ)く勇める兵(つわもの)、
 六つには虚言(そらごと)する人、
 七つには欲深き人。

よき友三つあり。
 一つには物くるる友、
 二つには医師(くすし)、
 三つには知恵ある友。
          ━━ 徒然草 第117段より
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2010年10月31日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年10月31日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:徒然草
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2022年06月21日

いまさらながら、強く実感する初版本の問題

 書籍マニアの世界では、いまだに初版本が重宝されているのかもしれないが、いまさらながら、往々にして初版本には大きな問題がある。

 超有名な個人作家の初版本でも、大いにあり得ることだが、初版本には往々にして誤字脱字が付き物で、重版で間に合わなくとも、何度か版を重ねるうちに誤字脱字は解消される利点は大きい。

 文学作品など、高名な作家の作品であれば、誤字脱字の問題よりも初版本というものに価値を見出すのは分からぬでもないが、これが一般向けであれ、専門家向けであれ、学術的な書籍では大いに困ったことになる。

 たとえば張瓏英先生の名著『臨床中医学概論』は、せっかく優れた内容であるのに、誤字のオンパレードで困ったが、その何年後かに、同じ内容で出版社と書籍名を変えてリバイバルされた『新編・中医学 基礎編』では、すべて修正されているものと信じたい。

 これら自分の専門分野の書籍の問題はともかく、ここからが本題でもある。

 日本史の名著、中央公論社時代の『日本の歴史 全26冊+別巻5冊=合計31冊』は、1965〜1967年(昭和40〜42年)くらいが初版であるが、一般向けのベストセラーとなり、長く版を重ねること想像を絶するほどで、簡易包装版の中公バックスや文庫本にもなっている。

 のみならず、何年か前にも新装改版された文庫本も出版され、いまだに書店で新刊文庫として販売されているほどの名著の数々である。

 実際に内容は、小説を読むようにそれぞれの筆者の個性あふれる名文に遭遇して、我を忘れて没入できる数々で、それは同じ出版社による『世界の歴史 全17冊』と同様で、当時の学者さんたちの知識と表現力には、いまさらながら驚かされる。

 これが『世界の歴史』であれば、個人的には少々の誤字脱字は許せるのだが、日本史に関しては、漢字の間違いや読みの間違いは大問題なので、必ず何度か版を重ねて誤字脱字がしっかり修正されたものでなければならない。

 手元には初版の全31冊も、何度も数十版を重ねた全31冊も、ともに所持している理由は、誤字脱字の問題があったからである。

 実際初版のものには、途中からだったか、誤字脱字の正誤表が添付されているが、これを眺めているとため息が出るほど、初版には誤字脱字などが溢れている。

 ということで、初版の出版物なんて、実際には誤字脱字のオンパレードという問題を免れないのだから、とりわけ日本の歴史書関連では、できるだけ初版は買わないよう心がけている。
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2009年6月21日のボクちん(5歳)
2009年6月21日のボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:初版本
posted by ヒゲジジイ at 14:20| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2022年01月03日

まったく興醒めするお話し

 昨今、目が肥え過ぎたのか、あるいは老化のなせる業なのか、以前は少々のことでも我慢して、面白く楽しく鑑賞していた様々な映画が、毎度々々、それぞれの作品の現実にはあり得えない部分や、あまりに不合理な部分が目に留まり過ぎて、途中で観るのを止めてしまうことが多くなった。

 特定の作品名を挙げるのは、あまりに失礼なので名は伏せるが、たとえこれが実際にあった話であったとしても、大きな川を挟んで戦争か内乱が生じているというのに、その川のど真ん中付近の中州に家を建ててトウモロコシ畑を作る爺さんと孫の話。

 さらにはこれは実話であるとしても、桜田門外の変における井伊直弼の護衛達を含め、彦根藩の行列は総勢60名といわれるが、雪で視界は悪く、その護衛の供侍たちは雨合羽を羽織り、刀の柄、鞘ともに袋をかけていたので、暗殺団にとうてい太刀打ちできなかったという、とんでもなくあり得ない護衛の供侍達の馬鹿さ加減に、同類の映画を見るたびに、いっぺんに興醒めしてしまう。

 現実社会でも、いまだに非武装中立で平和が保てると信じる人や、戦争反対とて核武装を蛇蝎の如く嫌う近視眼的な連中と、あの時代、違った意味であっても、まるで同類としか思えない平和ボケの護衛団があったとは、実に驚きである。

 現実にあったことの映画化でも、あまりの馬鹿さ加減を露呈した実話を再現されるのは実に見るに堪えない。

 とりわけ現実には絶対にあり得ない部分の興醒めは、拳銃で発砲するシーンで、延々と弾切れが生じることなく、同じ拳銃で数十発どころか、百発以上も打ち続ける主人公たちの不合理千万な、ばかばかしい映画がなんと多いことかっ!

 さらには拳銃の底で、相手の頭を殴って容易に気絶させるなどあり得ないし、ましてやその後に大きな後遺症も残さず意識が戻るなんて、これらも絶対にあり得ないだろう。

 チャンバラシーンでも、大勢の相手をバッタバッタと切り倒す一人の主人公というのも、絶対にあり得ない話だが、さらには主人公が何度切られても、この主人公だけは(こいつに切れらた連中とは異なって)中々絶命することなく、孤軍奮闘するのだから、フザケルナっ!

 切られた人物から激しい噴水のような出血が見られる映画はまだしも、一滴の出血が見られないチャンバラシーンは、まったく見られたものではない。

 それ以外にも、興醒めな部分を指摘すれば、枚挙に暇がないので、これ以上は止めておくが、昨今は、どの映画を見ても、興醒めする部分が見えてばかりで、映画を観るのがイヤになってしまった。

 但し、例外もあって、例えば『ゴースト━ニューヨークの幻』や『THE PACIFIC』など、まったく真実に近い物語は別格である。

 前者を挙げるのは意外に思われるだろうが、あれこそは単なるファンタジーどころか、最も真実に近い物語なのである。

 それよりも、昨日二度の不可解なVARの判定によって、勝利しているはずだった試合に、不運にもマンチェスターシティに負けてしまったとは言え、アーセナルで素晴らしい活躍をする富安選手など、海外で頑張る日本人選手が所属するチームの試合観戦の方が遥かに楽しい。
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2012年01月03日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月03日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


 
ラベル:ゴースト
posted by ヒゲジジイ at 10:35| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2022年01月01日

令和4年、2022年を迎えて

 いよいよ2022年、令和4年である。コロナ禍がいつまでも終わらず、新年を迎えて、今年こそは収束に向かって欲しいものだが、この問題よりも、さらに大きな問題が心配の種である。

 強権支配の2つの大国が、何を仕出かすのか、きな臭い心配は尽きない。冬季オリンピックが終わった頃が最も大きな第一関門となることだろう。

 それはともかく、コロナ禍続きの対策として、我が薬局ではここ2年近く、1〜2時間は優にかかる新規相談は受け入れず、お馴染みさんや常連さんだけの仕事に絞っている。

 そうまでして人との長時間の接触を最大限避けることでコロナ感染対策としつつ、多くの重大な疾患に対する当方の漢方薬を利用されている人達、たとえば様々な悪性腫瘍で多くのステージ4の人達が、せっかく一定の健康を維持されているのだから、それらの人達に引き続きお役に立てるように仕事を継続することが何よりも必須なことと思うからである。

 また、昨年途中からは、ワクチン接種後の「副作用」多発問題では、軽症から重症まで、漢方薬を大いに役立ててもらったが、中には肺炎2名、とりわけ西洋医学でも救えなかったケースでも、漢方薬で救命することができたことは幸いで、軽症の人は現在、某柴胡剤でほとんど治りつつある。

 但し、せっかく某血液癌で、当方の漢方薬だけで20年以上、しかもここ数年は血液検査ではまったく正常化していた人が、突然、肺炎を生じて亡くなられたが、ワクチン接種後の「副作用」だったのではないかと、いまさらながら確かめようがない。

 ところで、正月前後の休業日は、昨年30日から新年1月は5日までで、6日(木曜日)が仕事始めとなるが、以前はもっと長く休業日を取っていた。その理由は、ここだけの話、お盆と正月前後には、各地から故郷の山口県へ帰省される人達が、そのついでに、地元の親御さん達の勧めで、漢方相談を依頼されるケースが多発していたからである。

 それらの人達の多くは、本人たちは飲みたくもない漢方薬を、親孝行と思って渋々連れて来られたのだから、その雰囲気たるや、相談を受けるコチトラ、いっぺんで興ざめ。やる気を失うばかりで、そんなことなら休業日をたくさん取ることで、続きもしない人達の漢方相談を避ける狙いが大成功。

 また、休み明けの月曜日こそ、新規相談者が集中して、仕事にならなくなってからは、月曜日の新規相談は受け入れないことにしたり、人員の少ない弱小漢方薬局では、様々な対策が必要だった。

 以前のことを思い出せば、若くて体力があった時代でも、よくぞここまで頑張れたものだと、我ながら感心するものの、昨今のように仕事量を減らしたところで、流石に師走ともなれば多忙を極め、コロナ禍の以前には頑張っていた年賀状は、多忙な日々の休息を犠牲にしてまで書く気力も体力も失せ、一昨年よりキッパリと止めることにした。

 年末30日より休業となっても、一年の疲れがどっと出て、年が明けるまで何もする気になれなかったが、食欲だけは俄然旺盛となった。

 とはいえ、この連休中こそ、帳面方でもある女性薬剤師は、税理士には一切頼らず勤しんでいるために、完全な休業日とはならず、パソコンに向かって日夜奮闘している模様。

 なにはともあれ、今年こそは少しはマシな年になって欲しいものだが、最初に述べたようにキナ臭い問題は、コロナ禍以上に問題になるかもしれないし、地球温暖化による様々な災害も油断がならない。
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2011年01年01日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01年01日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:コロナ禍
posted by ヒゲジジイ at 10:30| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2021年10月10日

ときどき頭によぎる『Ranaway』の曲と歌

 『大丈夫か、新型ワクチン:見えてきたコロナワクチンの実態』 単行本(ソフトカバー) – 2021/8/10
岡田 正彦 (著)は、先月読んだ本の中で、コロナ関連では珍しく良書だな〜と思っていたが、ちょっと気になるところがあって捜すのだが、日曜日1日かかっても見つからない。

 1,300円くらいのものだから買い直せばよいものを、捜すのに意地になるから困ったもので、意地になるのは、いつも必要と思う本に限ってなかなか見つからないからで、実に歯がゆい人生である。

 どこへRanawayしたものやら。



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2012年10月10日の体調を崩して4ヶ月以上経過した茶トラのボクチン(8歳)
2012年10月10日の体調を崩して4ヶ月以上経過した茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:Ranaway
posted by ヒゲジジイ at 20:32| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2021年07月12日

早く行こう あの娘(こ)の住んでる 東京へ

 決死の覚悟で 早く行こう コロナが蔓延する あの娘(こ)の住んでる 東京へ!





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2009年7月12日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月12日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:守屋浩
posted by ヒゲジジイ at 14:55| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2021年04月14日

嗅覚過敏になってもおかしくない時代

 コロナ感染では嗅覚喪失が問題となっているが、昨今の日常生活では、某洗剤で洗濯すると、1週間いい匂いが消えないなど、それでなくとも女性たちの日々のお化粧や香水、オーデコロンなどで、遠くで通りすがるだけでも、はた迷惑な匂いが不快感を呼び起こす。

 実際、裏庭で哲学の煙を嗜んでいると、この煙の臭いもはた迷惑なことだろうが、朝の幼稚園の送迎バスに向かう親子連れが、5m先の歩道を通り抜けたとき、こちらに漂ってきた良いとも悪いとも、どちらとも取れそうな香りといえば、香り。もしも、これを四六時中嗅ぐとなると、吐き気を催すかもしれない。

 学校の先生たちに言わせると、保護者会など個人面談日には、入れ代わり立ち代わり、異なる親御さんそれぞれで漂う異なる匂いで息苦しくなるので(ときには吐き気)、窓を引っ張り開けているが、それでも完全には誤魔化せないという。

 そんな中、過去、アトピーを漢方で治したことのある女性から、次のような相談を受けた。

 すなわち「洗濯洗剤など強烈な匂いを数日かいでしまうと、スイッチが入った様にあらゆる匂いに反応し出します。アトピーのときは自分がダメなものを中止すれば良かったのですが、他人様からの匂いにはそうもいかず、仕事だけじゃなく、こんなんじゃ生きて行くのも辛いです。食器洗い洗剤やお線香、色んな匂いで目がショボショボして、息苦しくなります。」

 さてこそ、テレビでも1週間は香りが漂う洗剤の宣伝をする時代だけに、裏返せば、嗅覚過敏になってもおかしくない時代といえそうだ。
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2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:嗅覚過敏
posted by ヒゲジジイ at 15:43| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2021年04月03日

ブログには迂闊に書けない特殊な漢方製剤も意外に多い

 過去から現在に至るまで、日々実際に使用して効果を上げている様々な各種漢方製剤を気楽に公開することが多いが、実際には、さらに重宝して絶大な効果を上げている特殊な製剤や製品は、滅多なことではブログに書かないまま、というよりも、決して公開しないものが多々存在する。

 もともとなんでも気楽に公開するほうだが、その点では関西の廣田漢方堂薬局さんも、詳細を極めた弁証論治と、実際に効果のあった方剤類を公開されることが多いが、他の多くの漢方薬局さんでは、実際に使用された方剤をほとんど秘匿されていることが多く、それゆえ、何の参考価値もないブログが多いので、笑ってしまう。

 とはいえ、他を笑っている癖に、我が身においても、上記の通り、生産量が少なく、特定の製造メーカーでしか製造されてないような貴重な製剤や製品は、多くは原料の制約もあるので、ブログで気楽に公開したために、需要が増して品切れ続出になることを恐れるから、絶対に公開しないのである。

 そのような特殊で貴重な製剤や製品類によって長期間健康を維持されている人達のためには、止むを得ないことなのである。
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2009年04月03日の茶トラのボクチン(4歳半)
2009年04月03日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 08:07| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2020年12月14日

コロナのせいで

 閉店午後6時を過ぎて、7時近い時間帯にかかった問い合わせ電話。

 午後6時で終わったことを告げると、「話だけでも聞いて欲しい」という、しばしば耳にする依頼。

 どうやら初めての人らしいので、確かめるとその通りだという。だから「コロナのせいで(コロナが収束するまでという意味だが)、新規の人はお断りして」います。「申し訳ないです」を繰り返して、電話を切った。

 へたにお話しだけでも聞くと、ついつい情が移るので、聞かないようにしている。

 同様に毎週何件かの新規の問い合わせがあっても、時間外にかかってくるのは珍しい。その点では、マナーの点で、どうかと思はないでもない。

 それでなくとも、コロナ以前の数年前、あまりの仕事の多さに、まずはアトピー性皮膚炎のブログを消滅させることで、もっとも手間と時間のかかる皮膚病関連の相談依頼を減らすことで、ほっと一息。

 ところが、それでも少人数の漢方薬局では、老化も手伝って体力がもたなくなっていたところへ、このコロナ騒動である。

 コロナを言い訳にして、これが収束するまで、思い切って新規相談の受け入れを中止することにしたのだが、これによって仕事量がさらに、2割程度減ることとなり、ようやく息がつけるようになった昨今。

 例外のない規則はないというように、少数の例外を除いて、新規相談者が無くなっても、長い歴史のある漢方薬局だから、何年も前に無音となっていた人が、新たな問題で再来されたり、電話やメールで相談が入って来るので、仕事量としては、体力的に、ちょうどよいくらいに推移している。

 先日も、同年代の女性が、数年前から無音となっていたところへ、近くの工事の騒音から、神経過敏になってか、動悸や不眠など、コロナの不安もあって云々という相談には、柴胡加竜骨牡蠣湯で超即効。数日後にはお礼の電話がかかった。

 以前のような無理がきかなくなっても、仕事を絶対にやめることができない理由がある。

 それは、癌サポートにおいて、とりわけステージ4だった人達の多くが、元気を回復して前向きに漢方を継続され、中には、すべて病巣が消えて、根治あるいは殆ど根治という人達も数えれば、かなりな人数に達しているからである。

 仕事上、このへんだけが、少しは自慢できることかもしれない。
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2011年12年14日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年12年14日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 20:16| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2020年12月03日

マスクの効用

 これは個人的な話だが、マスクは食事時以外、来客がなくとも、1日中多くの時間を着けているが、女性薬剤師が、僅かなタバコの匂いでも嫌うので、肺に残っているタバコの気配を外部に発散するのを防ぐためである。

 ところで、マスクを装着していると、どうしたことか不思議なことに、ジワリじわりとヨダレが出やすくなるので、小さく折り重ねたテッシュペーパーを中に入れ、頻繁に取り換えている。

 使い捨てのマスクは1日に1〜2回、来客が多いときは3回くらい取り換え、しかも上述の通り、テッシュペーパーを頻繁に交換しているので清潔は保たれていると信じたいものだが、個人的に最高の利点は、長年治療を怠って、ガタガタの醜い上下の歯を、公衆の面前で晒さないで済むことである。

 かてて加えて、マスクを着けた女性たちが、いずれも美人に見えるのだから、おもしろい。

 マスクばんざい!
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2010年12月03日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年12月03日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:マスク
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2020年10月16日

コロナのお陰で、新規相談を受け入れなくなってよかったこと

 新規相談は、実際には常連さんやお馴染みさんのご家族や親族の方では、内容によっては例外的に、ご相談に乗っているのが現状だが、それ以外の一般的な新規相談者を、コロナが収束するまでご遠慮頂いている現状では、とってもよかったことがひとつある。

 それは、肉体的にも精神的にも、ストレスがかなり減ったことで、とりわけ精神的ストレスが激減したことは、幸いなことだった。

 真剣な相談に真摯に向き合うのと異なって、クレーマーと接触するときのストレスほど、神経消耗の激しさは比較にならないからである。

 世の中には、反日リベラル左翼の連中のように、何でも政府のやることにはクレームをつけないとおれない、日本を潰したいと執念を燃やす、いじけた人種があるように、病的なあおり運転がなくならないのと同様、クレーマーが巷には溢れているのが現実である。

 コロナ以前でも、新規相談者の中に混じるクレーマー予備軍は、慎重に選別してお断りしていたが、完璧には選別できなかっただけに、ここ半年は、クレーマーが皆無となったことである。

 昨日書いた、クリニックを転々とする人の問題などは、医師にクリニックの漢方だけを飲んでくれと言われている患者さんに、過去こちらで飲んだことのある麝香製剤を相談されても、ご本人の決意が曖昧なのだから、あとでその医師とトラブルになるのは御免被りたい話。

 それゆえ、その医師の許可を得ない限りは、販売する訳にはいかないから、お断りするのに苦労したとはいえ、決してクレーマーではない。

 命に係わる病気でもないのだから、あのような迷いの多い患者さんに対して、そのクリニックにいったん頼ったからには、こちらが変に介入したくないのは、前述の通り、そのクリニック以外の漢方薬類は使用しないようにと禁止され、そのことでご本人も迷っているからである。

 こちらから見れば、理解に苦しむ投与内容だけに、その後の経過次第で、そのうち医師も配合を変えることだろうし、それでもダメなら、あとは迷いの多いご本人の決断次第なのだが、もともと右往左往する性格の人だから、村田漢方堂薬局には向かない人であっても、クレーマーというわけではない。

 ともあれ、新規相談申し込みの電話は多いものの、コロナが収束するまで云々と説明して、お断りすると、これまではいずれも素直に納得されている。

 今後も素直に納得される人ばかりの問い合わせが続くとは限らないが、もっともな理由があるだけに、たぶん大丈夫だろう。

 そのうち、目途が立ったら、マスクとフェイスシールド装着を必須条件として、新規相談を徐々に受け入れる時期も来るかもしれないが、それがいつになることやら。

 コロナの時代であっても、とういうよりコロナの大変な時代だからこそ、集客に苦労をされている同業者が多い中、歴史の長い村田漢方堂薬局においては、漢方薬の真の価値を体験された10年以上の常連さんが多いだけでなく、以前、回復されたことのある人達こそ、不安なコロナの時代、久しぶりに再来される人などのお陰で、新規相談者を募らなくとも、仕事が減ることはないので、コロナ感染防止を第一に、健康には常に留意している。
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2011年10月16日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年10月16日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:コロナ
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2020年10月08日

地獄の黙示録



 フランシス・フォード・コッポラが、ジョゼフ・コンラッドの小説『闇の奥』を翻案して、ベトナム戦争の映画にしたてたもの。

 『闇の奥』では"The horror! The horror!"を中野訳では「地獄だ! 地獄だ!」、黒原訳では「怖ろしい! 怖ろしい!」と訳しているが、映画にしてもコンラッドの小説にしても、人間の心の奥の闇、すなわち狂気性を描いていることに違いはない。
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2011年10月8日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年10月8日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

 
ラベル:地獄の黙示録
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2020年09月14日

コロナ時代の外出自粛で、長いなが〜い、おうち時間の楽しみ方

 人それぞれの工夫があるだろうけど、ヒゲジジイに関しては、コロナ時代が始まる前からやっていることをそのまま継続で、何のかわりもない。

 世の中、スマホが席巻する時代で、パソコンは形見の狭い時代になっているようだが、そもそも画面の大きさが違う。

 だから、もっぱらパソコン中心の生活で、DAZNでサッカーやボクシングを観戦するのも、パソコンから大きな画面のテレビに繋いで、臨場感を満喫しているし、WOWOWやスカパーのオンデマンドでボクシングや映画を鑑賞するのも、パソコンからテレビにつないで、大きな画面で鑑賞する。

 YouTubeを見るときも同様。

 スマホでも同様にテレビに繋いで鑑賞できるのだろうけど、あの小さなスマホを使うことを想像するだけでも吐き気がする。

 あんなに小さな画面で、よくぞ皆は楽しめるものだと、まったく信じられない。

 身近な身内に、本業の片手間にスマホのアプリ開発を楽しんでいる?人間もいるらしいが、蓼食う虫も好き好きである。

 といっても、当のヒゲジジイこそ、時代遅れの化石人間らしいが、スマホはもとよりパソコンにしても、世の中、あまりに便利になり過ぎて、人間の進化が伴ってないのは間違いないだろう。

 歴史は繰り返すで、いつ何時、大きな戦争が勃発してもおかしくない世界情勢であることを忘れるべきではない。

 コロナばかりが、人類を不幸に陥れているのではなく、各国それぞれのエゴが、常に平和を危うくして、大量虐殺を招くのである。

 そもそも人間が信用ならないのと同様、各国の指導者こそが、まったく信用ならないのである。

 日本国内では、もっとも警戒すべきは、自民党内に巣くう、平気で国を売りかねない売国保守の連中である。
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2010年9月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年9月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
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2020年07月31日

原則破りは危険がいっぱい!

 当方のHPやブログで示す通り、コロナが収束するまで、まったくの新人さんの漢方相談は謝絶するきまりである。

 それをご存じの上で、電話やメールで、たっての依頼が折々に入って来るが、鄭重にお断りして、無理にでも納得頂いている。

 なかには、話を聞くだけでいいのだからと、強引に直接やってくるつわもの(といっても女性だが)もあって、恐れ入るが、もちろん、ケンモホロロにお断りである。

 ところが、誰それさん(昔の漢方利用者で治癒した人)に紹介されたといわれるが、古い話で記憶にない紹介者ではあるが、あまりに熱心に新規漢方相談を依頼されるので、うっかり悩みの症状を聞いてみると、昨今増えている不安神経症の一種である。

 おおよそ、適切な方剤は目星が付くので、あとは舌の苔の状態を把握できれば、話は簡単だからと、但し、マスクとフェイスシールドを装着の上という条件

 クリニックで投与されたツムラ漢方は、いずれもフィットするどころか、明らかな不快反応があるのに、それでも主治医は執拗に同じ方剤を続けるべきだと強硬であるというが、確かにピント外れの方剤ばかりのようであった。

 医師の診断でも、生命にはまったくかかわらない病(やまい)である。

 電話でもじっくり確かめたことだし、直接の訪問は短時間で終わるはずだと、来られてみると、想像通りの苔の状態ゆえ、やはりかなり安上がりの方剤1〜2種類でフィットする可能性大。

 こちらの要求通り、マスクとフェイスシールドをしっかり装着して来られたのは大変殊勝なことであったものの、病歴が1ヶ月半という病歴が短いと、まだまだ(クリニックで投与の不快反応が生じる漢方薬は中断するとしても)、その他の合成医薬品2種類の継続を迷われる。

 効果があって副作用がないようなら、継続されればよいが、効果がないようなら止めるとよいとアドバイスするも、効果があるかないか分からないといいつつ、そのことで延々と話が空回りする。

 これ以上、時間をかけると1時間近くになってしまい、何のために電話でしっか時間をかけたのか、このコロナの時代に約束が違うので、もしも当方の漢方で効かなければ、腕が悪い奴だと思って諦めてほしいことを強調して、無理にお帰り願ったことだった。

 やはり新規の相談者で、当方の漢方の利用経験のない人は、コロナが収束するまでは、うかつに受け入れると、延々と話が空回りして、長時間、危険な密状態が続くので、くわばらクワバラである。
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2010年7月31日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月31日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:コロナ 漢方相談
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2020年06月19日

無症状の新型コロナウイル感染者が異常に多い

 北九州市の第2波の感染拡大では、過半数が無症状だったことから、やはり新規相談者は、コロナが完全に終息あるいは収束するまで、受け付けることはできない。

 たとえば、入院患者さんが発熱があったのでPCR検査をしてみると陽性だった大学病院では、クラスターが発生し、スタッフの9名(うち2名は医師)は全員無症状だったという。

 さいわい、地元下関市では、海を隔てて文字通り対岸の火事で、かなり長い間、感染者は皆無の状況が続いている。

 だからこそ、念には念を入れて、遠来の新規相談は、コロナが収束するまで受け入れることができない。

 村田漢方堂薬局の店内は、うっかりすると3密になりやすい環境だから、徹底した対策が必要なのである。

 新規相談をネットや電話を利用して受け入れるという方法もあるとはいえ、一度も直接面談しないまま、漢方薬を提供することは、かなり不正確になることだろう。

 もちろん、例外的に典型的な病状を呈する疾患では、容易に適切な方剤を提示できることがあるのも確かだが、そのようなケースはほんの一部に限られる。

 だから、この期に及んで、無理な仕事はやりたくないので、体質傾向の分かっている常連さんやお馴染みさん、あるいは一度でも来られたことのある過去にご縁のあった人達であれば、電話やメール相談で、十分に対処することができる。

 たとえば、過去、直接何度も通ったことのある某悪性腫瘍の再発予防の漢方サポートを行っている関東のお馴染みさんが、ここ最近、逆流性食道炎で、病院治療でも効果がないというので、例によってオルスビー錠を試してもらったところ、かなり改善効果があった。

(但し、経験上、オルスビー錠単独での、逆流性食道炎に対する有効性は、10人中でいえば5人以下だが、フィットした場合の効果は安上がりで素晴らしい。その成果のお陰で、製造メーカーは動物実験で証明し、特許を取得したのだから、これもヒゲジジイのお陰である。)

 例外のない規則はないということでは・・・

 昨年からのお馴染みさんとなった人が連れて来られた(例外的な新規の)相談者で、慢性蕁麻疹の女性は、舌の奥に生えた黄膩苔を目標に茵蔯蒿湯では効果が弱いので、慢性的な頭痛や生理痛を参考に、桂枝茯苓丸を追加したところ、蕁麻疹を含めたすべての症状に即効があった。

 とはいえ、電話やメールで、まったくはじめての新規相談依頼が続いているが、申し訳ないながら、すべてお断りしている。

 コロナが収束するまで新規相談を受け入れなくとも、45年以上の間にご縁があった人達が、しばらくご無沙汰していた人達が、電話やメールで、久しぶりの漢方相談を受けることが続いているので、日々、無理のないレベルの仕事が続いている。
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2011年6月19日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年6月19日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 00:15| 山口 ☔| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2020年05月27日

賭けマージャンで逮捕者続出とならないのは、なぜ?

 最近のことはよく知らないが、以前は、サラリーマンの賭けマージャンは日常茶飯事の娯楽だったと聞く。

 黒川さんや記者たちの賭けマージャンが問題視されているが、ということは、ひと昔前には常識だった賭けマージャンは、今も世間で行われているということなのだろう。

 それなら、なぜ、サラリーマン達の賭けマージャンで逮捕者が毎年数百万人以上出てもおかしくないのに、なぜなのだろう?

 当方は、一匹狼の職業だから、会社組織や公務員さん達とは違って、人と群れることは永遠にありえないから、マージャンとはまったく無縁な生活である。

 とはいえ、昔から、確証の高い噂で、マージャンをするのはサラリーマンのお付き合いの基本で、賭けマージャンは当然という話をよく耳にしていただけに、賭けマージャンをやっていた黒川さんや記者連中を、世間がひどく非難することに、強い違和感を感じるのである。

 世間はますます息苦しくなって、喫煙者に対する眼も、昨今、恐ろしいほどである。

 賭けマージャンにしても、喫煙者にしても、恐ろしいまでの迫害社会は、次第に恐怖を感じるばかりだが、タバコよりはるかに害毒が大きい酒の問題を棚上げにしているのは不公平である。

 そろそろ禁酒法でも法制化したらどうか?

 そうしたら、昨今の禁煙法とバランスが取れるというものだろう!
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2011年05月27日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年05月27日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 17:08| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2020年01月28日

女性たちの反逆が加速する時代、それもやむを得ないだろう

 歴史的に女性たちが長い間、虐げられていた反動で、今後の社会は次第に男たちが罰を受ける時代を迎えるかもしれないし、それもやむを得ないことだろう。

 といっても、何もヒゲジジイがフェミニストという訳ではないけれども、様々な歴史書を眺めていると、そう思わざるを得ないのである。

 たとえば白水社発行の『魔女現象』という書籍など、かつては女性はシャーマン、女神、女祭司など、穏健な母権制社会であったのが、次第に野蛮な父権制社会に移行するにつれ、いかに虐げられる時代が長く続いたかが指摘されている。

 キリスト教下においてこそ、その激しさは目に余るほどで、カトリック教会の女性に対する激しい蔑視と処遇には、想像を絶するほどである。

 女性ファーストの意味は、男性自身の身を守るために、女性を盾がわりに使っているだけのこと だという、笑うに笑えない、笑い話があるが、意味深長な真実を突いている。

 昨今の地球温暖化による異常気象なども、自然破壊を繰り返す父権制社会に対する「母なる大地の怒り」の爆発かもしれない。

 男社会による傍若無人、暴虐非道の行いも、そろそろ年貢の納め時ということなのだろう。

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2012年01月28日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月28日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 12:53| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2019年12月17日

プロ野球が嫌いなもう一つの理由

 ヒゲジジイ自身は、言っては何だが、スポーツ万能だったから、中学校では柔道、大学では一時硬式野球部に入ってピッチャーをやりかけていたが、身体を壊して一年でやめた。

 小学生のころから草野球は長期間、高校時代は、兄貴が大学で卓球部だったので、そのお相手や、従兄弟が専念していた硬式テニスのお相手など、水泳はもとより、何でもやった。

 大学卒業後は、うっぷん晴らしに8年間毎日欠かさず、サンドバックと格闘する日々が続いた。
 次回生まれ変わったら、きっとプロボクサーである。

 それはともかく、プロ野球観戦が嫌いな理由はボクシングやサッカーと違って、のんびりし過ぎで、やるのは面白いが、観戦するにはあくびが出る。

 そして最も大嫌いなもう一つ理由は、年俸の話ばかりが話題に上る季節が長く続き、金の亡者たちの集まりかと、鼻につく。

 とりわけ昨今は年俸の話題を見聞きすることが多い季節のようで、耳にタコができそうで、耳を塞ぎたくなる。

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2011年12月17日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年12月17日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 12:28| 山口 ☔| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2019年06月10日

ネット社会にどっぷり浸かり続けた15年間の、取り返しのつかない空しさ

2006年頃の撮影、チヌの魚拓
2006年頃の撮影、チヌの魚拓 posted by (C)ヒゲジジイ

 ここ20年近く、ネットのお陰で時代は大きく変化を遂げた。

 個人的な部分でも、15年以上前まで、仕事を終えると、体力が残っている日は、チヌ(クロダイ)を求めて海に直行して、40〜50cm以上の獲物を持ち帰っていた。

 日曜、祭日ともなれば、太陽が照る中でも、人の来ない穴場の海で、一人大物のチヌを釣っては楽しんでいた。

 自宅の3階には多数の魚拓を天井にビッシリと100枚近く貼っているが、途中からは50cmを超えなければ、魚拓を取らなくなっていた。

 ところが、親友の警察官の部下にパソコンの使い方を教わったのが運の尽き、ホームページやブログが面白くなって、生来の凝り性を発揮。

 いつのまにかチヌ釣りにも行かなくなって、気が付くと15年経ってしまった。

 いま振り返ると、本業の問題は兎も角、余暇の過ごし方を思い返すと、まったく空白の15年としか思えない。むなしさだけが残るばかり。

 失われた15年という感覚。

 本年の春、ホームページのスペースを借りていたヤフーさんが、レンタルを全面的に廃止されたお陰で、ここ15年を振り返るよいきっかけを与えてもらえた。

 いまやパソコンよりも、スマホがメインの時代だが、これを手に入れなかったのは大変よかったことだとは思っている。

 時代に取り残されることになっても、パソコンには人一倍詳しい知識があるのだから、いまさらスマホを手に入れたいとは思わない。

 本日月曜日、仕事では多忙を極めた1日、疲れ切った無防備な頭には、急にこの15年間、ネットにのめり込んだために、取り返しのつかない自然との対話を失いかけて・・・といっても、途中には鳥撮りに無中になった時期があったとはいえ、ネット中心の生活は、やはりどこか空しい。

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2011年6月11日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年6月11日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 20:58| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2018年12月09日

人類がようやくまともな科学的思考に目覚めたのは、たかだか150年くらいのものだから

2008年12月09日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年12月09日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 人類がようやくまともな科学的思考に目覚めたのは、たかだか150年くらいのものだから、その後の諸領域の科学の急速な進歩に、人間精神はまだまだ未熟のままなのに、将来が危ぶまれる。

 人類がややまともな意識を持てるようになった歴史はあまりにも短い。

 ダーウィンの進化論により、というよりもウォーレスの手柄の方が大きいくらいだが、心霊主義が組み込まれた進化論であったために、ウォーレスの進化論は隅に追いやられていた。

 ともあれ、進化論の出現によって、ようやく過去の迷信にとらわれない科学的思考がようやくはじまった人類の歴史は、驚くほど短いのに、これに人間精神の方がまったく追いつかない状況である。

 先進国であるはずのフランスで、日々乱暴狼藉を働く、デモという名を借りた破壊と略奪のフランスの市民たち。

 翻って様々な領域の科学の進歩によって、地球がおかしくなりつつあるのは周知の事実。

 有史以来という表現があるが、その有史以来の期間というものでさえ、あまりにも人間の歴史は短いし浅い。

 考えてみれば、こんな短期間に、人類とは、ほんとうに不思議で、しかも不気味な存在である。

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2009年12月09日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年12月09日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 10:18| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする