2013年09月23日

匿名者から具体的な方剤名を明かさない質問に無理を押して回答したものの

2007年1月20日のボクチン2歳
2007年1月20日のボクチン2歳 posted by (C)ボクチンの母

お名前 : 匿名
ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 30歳〜39歳の女性
ご職業 : 会社員
簡単なご住所 : 中国・四国地方
お問い合わせ内容 :

 半年ほど前、3方剤を服用していたときは、あまり、効果を感じなかったのが、1方剤のみをシンプルに服用してから、効果を感じるようになることはありますか?

 方剤は、3方剤の時と1方剤の時と、重なるものも結構あり、両者に柴胡等その他生薬が入っています。
 かぶっている生薬があるのに、シンプルにすることで、効果が違ってくることがあるのでしょうか?
 
 先生のお考えをいただけますと幸いです。よろしくお願いします。

2007年1月20日のボクチン2歳
2007年1月20日のボクチン2歳 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:
 そのような質問をされるからには現実に体験されたことに驚かれているのではないでしょうか。きっとそうだと思いますが、現実には大いにあり得ることです。

 三方剤の中に必要な成分が含まれていても、必要もない漢方薬がたくさん含まれていると、効果が激減することは大いにあり得えます。
 その理由は、必要も無い配合成分が余分に含まれているために、その余計な配合成分(生薬)が、本当に必要な生薬類の効果を相殺したり邪魔してしまうからです。
 むしろ一方剤でシャープに奏功するような疾患は、たとえ症状が重くても、比較的シンプルな疾患の場合が多いものです。

 といっても一定レベル以上の疾患であっても、こちらで遭遇するケースで、三種合併の膠原病であっても超珍しいケースながら僅か一方剤のみの連用で長期間、ほぼ完全寛解を維持できているケースや、慢性腎不全の手前レベルの人が僅か一方剤でしっかりコントロールできている人、頑固な前立腺炎、潰瘍性大腸炎、気管支拡張症などでも僅か一方剤で基本的に完全寛解に持ち込めた例など、四十年間の長い間には思い出すのも難儀なほどまだまだあります。

 頑固なアトピー性皮膚炎でさえ、珍しいケースでは最終的には一方剤だけで完全寛解できたケースすらあります。

 但し、現実的には当方で多く扱うような一定レベル以上の疾患で、いずれも病院治療や地元の漢方専門薬局などでも治らなかった人達のほとんどは、僅か一方剤で対処できるケースは滅多にないのが現実です。

 書き殴りで恐縮ですが、取り急ぎ、お返事まで。

2007年1月20日のボクチン2歳
2007年1月20日のボクチン2歳 posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:早速のお返事ありがとうございます。

 おっしゃるとおりで、現実に少し体験しました。勿論、まだ、超短期間しか服用していませんし、一時的な効果かもしれないです。体調、環境面等も一因はあるかもしれませんのでなんとも言えないです。

 今まで、長期間、本当に、色んな漢方薬を最低2、3方剤服用してきました。それでもなかなか治りませんでした。

 正直、もう漢方薬なんてあまり信じてませんでした。なのに、初めて1方剤のみ服用してから、症状が少しらくになった気がしたので、なんだかキツネに抓まれた気分で、気がぬけてしまいました(苦笑)

 私は漢方薬の知識は浅学ですので、分かりませんが、重度の疾患に1方剤で勝負するのはいささか勇気がいることではありませんか? いらぬ質問でしたらご容赦下さい。

2007年2月5日のボクチン2歳
2007年2月5日のボクチン2歳 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

>重度の疾患に1方剤で勝負するのはいささか勇気がいることではありませんか?

 明らかに誤読されているようですね。

> > 但し、現実的には当方で多く扱うような一定レベル以上の疾患で、いずれも病院治療や地元の漢方専門薬局などでも治らなかった人達のほとんどは、僅か一方剤で対処できるケースは滅多にないのが現実です。

 と書いているのを読まれなかったのでしょうか!?

 40年間には一方剤だけで実際にほぼ完全寛解してしまったケースもたまにあったが、それを合計すれば40年間の長期間ゆえ、かなりな数にはなるものの、全体から言えば極めて少数というものです。

2007年2月5日のボクチン2歳
2007年2月5日のボクチン2歳 posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 17:16| 山口 ☀| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2013年08月21日

原発性硬化性胆管炎が疑われているケースのご相談

2006年3月28日のボクチン(1歳半)
2006年3月28日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 30歳〜39歳の男性
簡単なご住所 : 関東地方
お問い合わせ内容 : 初めまして、●●と申します。

 現在、肝臓の病気で悩まされています。
 3年ほど前に、会社の健康診断で肝臓の数値が非常に悪くなり、病院で精密検査をしたところ、特にウィルス肝炎やその他感染症ではなく、肝臓に少し脂肪がついているとのことでした。

 しかし、その時の肝臓の数値が脂肪肝としてはあまりにも数値が高かったので、病院からはしばらく様子をみたいと言われていました。その時はウィルス肝炎ではないことに安心してしまい、そのあと病院には通わず、そのまま放置していましたが、去年の人間ドックでも肝臓の数値が非常に悪く、大学病院(◎◎大学)で精密検査を受けました。その結果、肝臓ではなく、胆管に問題があるようだということで、「原発性硬化性胆管炎」の可能性が高いと言われました。

 肝臓と胆管の状態を確認するために、病院ではCT、MRI、胃内超音波検査など色々な検査をしましたが、今のところ病名についてはっきりとしたお話はお医者さんから聞いていません。現在は月一回病院に行って、血液検査をして数値を確認しているくらいで、特にこれといった治療は受けられておらず、病気が重くなることを待っているように感じられ、不安です。

 一応病院から「茵蔯蒿湯」と「ウルソ」を処方してもらい、毎日飲んでいますが、肝臓の数値に改善はみられていない状況です。
 先月の血液検査結果は以下の通りです。
 GOT 87 GPT 209 ALP 2113 γ‐GTP 1102
 全ての数値が基準値の数倍〜数百倍まで上がっています。
 約1年間、毎月検査をしていますが、数値が安定しておらず、上げ下げが結構激しい状態です。

 私の体に出ている症状は以下の通りです。・黄疸は出ていない・小便の色が濃いめ(特に朝一の小便)・右上腹部から背中に通る痛みを感じる・最近は消化が良くなく、特にお肉や小麦粉の食べ物を食べると、気持ち悪くなったり、吐き気を感じることもある・大便の色は普通だが、いつも軟便か下痢気味・去年大腸内視鏡を実施し、腸内に多数の炎症があり、潰瘍性大腸炎が疑われたが、組織検査の結果、潰瘍性大腸炎ではなかった・去年は疲れやすいとかだるさを感じることもあったが、最近はあまり感じないちなみに、上記の病気とは

 別に、以下の病気についても報告しておきます。・肝臓のCT検査中にたま

この部分文字化けで解読不能

 手術を受けた・高校生ごろから、体(特に下半身)に皮膚炎をもっており、病院からは湿疹だと言われてきているが、塗薬では治ってもまた再発してしまい、現在も続いている。

 先生のブログを見て先生に一度お会いしたいと思いますが、現在◎◎県に住んでおり、なかなか時間を作るのが難しい状況です。
 大変恐縮ですが、私の病気について貴重なアドバイスなど頂けると幸いです。
 以上、よろしくお願いいたします。

2006年3月28日のボクチン(1歳半)
2006年3月28日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:
 病院でも確かな治療を行ってもらえてないご様子のようで、なおかつ確実な診断も下ってないご様子。しかしながら、今後も引き続き折々の検査を行って経過観察は必須だと思います。

 このような場合でも中医学理論にもとづいた漢方薬治療で寛解する可能性はあり得ると存じます。
 ただ、これまでの体調(湿疹など)および肝臓のCT検査時に見付かったといわれる病気(ただこの部分のメールは一部文字化けして判読不明の部分がありますが)などを総合的に判断する必要がありますので、当然のことながらお近くで頻繁に通える範囲で中医学に習熟された医師か薬剤師を見つけることが必須となります。

 こちらに一度来られたいように書かれておられますが、あえて来られたとしても一度や二度来られたくらいで詳細な弁証論治が行えるはずもなく、状況に応じた配合変化など到底不可能な問題ですので、地元で腰を据えた漢方相談に乗ってもらえる所を見つけるべきだと存じます。

 茵蔯蒿湯とウルソの併用ではまったく効果は得られてないご様子ですが、中医学的な漢方相談を受ければ現時点で必要な配合が徐々に見付かるのではないかと思います。
 そのためにはやはり頻繁に通える専門家を地元近辺で見つけることが必要です。

 当方のブログで過去も繰り返し述べてきたことと同じで、地元近辺で通えるところを見つけるべきだとのアドバイスが精一杯です。
 まったくお役に立てずに申し訳ありません。

2006年3月28日のボクチン(1歳半)
2006年3月28日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:ご回答いただき、ありがとうございました。

 私からお伝えしたかった病状について、一部が文字化けしてしまい、ちゃんとお伝えできなかったことは残念だと思いますが、おっしゃる通りに治療のためにはいつも通える近隣の漢方薬局でないと、色々と難しいと思いますので、近いところで漢方薬局を探してみたいと思います。

 ありがとうございました。

2006年3月28日のボクチン(1歳半)
2006年3月28日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 11:33| 山口 ☀| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2013年06月15日

漢方治療を真剣に望まれる人からの依頼内容は

2006年1月19日のボクチン(1歳半)
2006年1月19日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

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年齢 : 20歳〜29歳の女性
簡単なご住所 : 東海地方
具体的な御職業 : 法曹関係
お問い合わせ内容 : はじめまして。
 毎日、先生の裏表のないブログを楽しみに読ませて頂いております。以下よろしくお願いします。

 このブログに度々登場されている、東海地方の美人薬剤師さんをご紹介頂けませんか?
 と言っても、先生のブログを拝見していると、恐らくお返事は推測できます。せめて、市町村まで教えて頂くことは出来ませんか?先生のブログの隅々から、キーワードを拾ってみたのですが、なかなか…。

 初回相談有料、45歳前後etc.たくさんの漢方薬局から、正確な弁証論治にしっかり時間をとって頂ける薬局を見つけるのは、なかなか至難の技です。

 知人に紹介され、遠方の薬局に1.5年程行きましたが、あまり改善しませんでした。

 その前に、漢方専門クリニックに行った際は、初診わずか10分と、簡単な問診票記載のみで、愕然としました。


  慢性の病ゆえ、じっくりと腰を据えて、治療したいと切に思っています。
 やはり、地元の薬局で頑張るのが最善と感じました。どうか少しばかり助けて頂きたくお願いした次第です。本当は先生の薬局に行ければ良いのですが、時間、経費的に難しいです。

 もし、地元で良い薬局があれば、ピントがなかなか合わないことには慣れているので、数万円の漢方薬代のみであれば、安いものだと思料してます。

長々と書いてしまい失礼致しました。また、お読み頂きありがとうございました。土曜日はご多忙かつ、午後からはお疲れがどっとでてくることかと。お手がすいた際に、ご返信頂ければ光栄です。
 どうぞ、よろしくお願いします。

【編集後記】 大変真面目な文面の依頼ゆえ、この方なら東海地方の美人薬剤師さんにご紹介してもご迷惑にはならないかもしれないと思って、直ぐにご依頼通りにお返事を返しておいた。直ぐにお礼のメールが届いたのでとても真面目で真剣な人だと思われる。

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二重人格のスコちゃん(苦笑 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 19:38| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2013年05月16日

品切れ中の森雄材著『漢方処方の構成と適用』の入手方法の問い合わせ

2005年9月12日のボクチン(1歳)
2005年9月12日のボクチン(1歳) posted by (C)ボクチンの母

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簡単なご住所 : 関西地方
具体的な御職業 : 女性の薬剤師
お問い合わせ内容 :

 以前も問い合わせ差し上げましたが、漢方処方の構成と適用を持っていたのですが勉強しようと思っていた矢先に紛失し、廃盤で手に入りません。

 余っているもの、または手に入る方法をご存じではないでしょうか。
 
000-0000-0000 メールドメイン解除方法がよくわからないのでご迷惑でなければご連絡いただければ幸いです。

2005年8月20日のボクチン(1歳)
2005年8月20日のボクチン(1歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 ネットでも様々検索してみましたが、古書店やアマゾンですら在庫ナシの状況のようです。

ところで、
>000-0000-0000 メールドメイン解除方法がよくわからないのでご迷惑でなければご連絡いただければ幸いです。

との文意、まったく理解不能です。
 何のことを言われているのが、こちらではサッパリ意味が把握できません。
 取り急ぎ、お返事まで。

2005年9月25日のボクチン(1歳)
2005年9月25日のボクチン(1歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 07:27| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2013年05月06日

就職依頼

2008年8月2日のボクチン
2008年8月2日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

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年齢 : 20歳〜29歳の女性
ご職業 : 薬学部6年生
お問い合わせ内容 : 初めまして。
 私は現在、薬学部に通っている6年生です。高校の時から漢方について興味を持ち、大学の漢方の講義も楽しく受けているくらい漢方が好きです。

 村田先生を知るきっかけとなったのは、病院の実務実習で薬剤師さんに紹介されたことからです。それからはホームページをちょくちょく読んでおります。

 将来、私は漢方専門薬剤師を目指しているので学びながら働くことのできる場所を今、就職活動中で探しています。
 すごく考えた結果、自身が目指すスキルを身につけることができるのは御社しかないと思い、このメールを送らさせていただきました。
 御社で働かせていただけませんか?

 すごく勝手なことを言ってしまいすみません。お返事お待ちしております。

2008年8月3日のボクチン
2008年8月3日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 せっかくのお申し出ですが、老人二人で運営するので精一杯の小さなちいさなジジババ漢方薬局ですので、人様をお雇する「空間的余裕」がまったくありません。
 これまでもシバシバ雇用依頼の電話が多いのですが、すべてきっぱりとお断りしています。

 それに付け加えれば、病院漢方は勿論、西洋医学の高度な治療でも治らず、また各地の漢方クリニックや漢方薬局などでも治らなかった比較的複雑な病気や難病系統、あるいは進行癌や転移癌など、漢方初心者には不向きなご相談者がメインとなっていますので、初歩的な漢方の勉強になるはずもありません。

 そもそも気を使う他人様をお雇いするなんて、ヒゲジジイの皮肉れた性格にはまったく考えられないことですので、悪しからずご了承下さいませ。

2008年8月3日のボクチン
2008年8月3日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 23:14| 山口 | 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年11月14日

ほとんどあらゆる漢方薬で摩訶不思議な不快な反応が出る人達

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DSC_0006a posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 30歳〜39歳の男性
簡単なご住所 : 関東地方
具体的な御職業 : 研究職
お問い合わせ内容 : では、質問の方よろしくお願いします。

 現在、某漢方薬局にかかっています。そこが漢方薬局では2件目なのですがなぜかというと、漢方を飲んだ際の私の体のとある症状が和らげられないので無理にでも飲んでくれもしくは「うちではこれ以上は対応しかねる」と言われたためです。

 20歳で花粉症と後鼻漏になり、16年間ずっと後鼻漏で苦しんでいます。耳鼻科をたらいまわしにされ、精神科を紹介されまた今度は漢方医にさじをなげられたと、とても辛い思いです。
 とある症状といいますのは、漢方薬を飲むと左肩と左側背中、特に左側肩甲骨あたりなのですが鈍痛、ツッパリ感が出るのです。
 また、漢方薬を飲むとたくさんの透明な痰が左肩、左側背中から浮き上がってきて痰が切れず、飲み込めずで吐いてしまいます。もしくは、浮き上がって、出よう出ようとする痰をどんどん吐き出していくと背中に鈍痛、ツッパリ感が出て、また吐いてしまいます。

 ここは私の想像ですが私は鼻の歪みから後鼻漏が左側に偏って降りてきます。そしてそのまま気管支に降りていき、そこで溜まります。一度MRIをとったのですが、左肺のあたりに白い影が出ていました。先生も何か溜まっているかもしれないけど、今すぐ処置するものではないとおっしゃっていました。
 また、たくさん透明の痰が出るといいましたが必ず気管支の左側あたりから痰がでてきます。すべて左側にしか起きないのは、こういう原因ではないかなと自分では思っています。

 長くなりましたが、お聞きしたいのは左側背中のツッパリ感、鈍痛とたくさん出る透明な痰です。たくさん出る透明な痰は、後鼻漏で気管支まで落ちた痰が出てくるのだろうと思います。
 ただ、なぜ漢方薬を飲むと、痰がたくさん出てくるのか分かりません。

 ちなみに飲む漢方薬は、ササヘルスのような弱いものでも痰はでます。左側背中のツッパリ感、鈍痛は、今まで飲んだほとんどの漢方薬でおきました。葛根湯加川芎辛夷のような鼻のお薬から半夏厚朴湯のような鼻とはあまり関係ないものを飲んでも起きました。
 すぐには起きないんです。順調に飲み始めて、2週間くらいして急に鈍痛がきて、吐いてしまいます。だいたい感覚的にわかるのですが痰が出るので、痰を吐き続けると、だんだん左背中に違和感が出てきて漢方の痰を出す作用?にしたがい、痰を出し続けると左背中の鈍痛になり、吐いてしまいます。
 吐いてしまうのは、粘液が、鼻⇒喉⇒背中、とつながっているため中で痰がうごいて、周りを刺激し吐いてしまうのだと思います。

 左側背中の鈍痛、ツッパリ感とたくさんでる透明の痰についてご意見いただければ嬉しいです。またご無理なら結構ですがこういう漢方を試してみては?というアドバイスがあればよろしくお願いします。

FSC_0495
FSC_0495 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール: 超稀なことですが、あらゆるほとんどの漢方薬が合わない人がおられるようです。
 これまで遭遇した例では(以前もブログで書いたことがあるような気がするのですが)、四国から来られた医療関係者で、病院の合成医薬品はほとんどの薬が問題なく飲めるものの治療効果がない。そこで高名な漢方専門の医師を歴訪して処方してもらうと、医院で投与される漢方薬の悉くが不快反応を生じて続けることができないということでした。 (もともとの主訴は何だったか失念しましたが・・・苦笑)

 そこで、せっかく遠路はるばる来られたので、様々に想定される方剤を何種類かお渡ししたところ、茵蔯蒿湯だけは問題なく服用できてやや効果を感じたものの、それ以外の漢方処方はやはり不快反応が生じて続けられないということでした。
 このような例は40年近い漢方相談事例では超稀なことで、ちょうど貴方もそのような稀なケースであろうと想像されます。

 最近ではブログで転載の条件でご相談に乗ったケースでは、葛根湯は平気なのに、医師の漢方も、漢方薬局の漢方の多くが不快反応を生じる。
 問い合わせメールの文面では明らかな熱証が顕著に見えるので、牛黄を試すようにアドバイスしていたところ、前代未聞の反応で、解熱作用のある牛黄で却って発熱される人がおられました(このことは直近のブログに掲載しています)。

 貴方も含めてここ数年以内に、先ほどの四国の医療関係者を含めて、同様な人が3名もおられること自体が前代未聞です。
とりわけ、貴方と上記の医療関係者の反応は極端を極めるようで、滅多なことでは副作用の生じにくい漢方薬類で、それこそ想定外の反応が出る人達に対しては、通常の弁証論治は不可能ですので、アドバイスのしようありません。
 あしからずご了承下さいませ。

FSC_0498
FSC_0498 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 23:02| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年06月23日

しゃっくりの漢方薬のご相談

IMGP5822
IMGP5822 posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾
【 年 代 】:30〜39歳の女性
【 地 域 】:関東
【 具体的なご職業 】:薬剤師
【 お問い合せ内容 】:
いつもブログを拝見し、勉強させていただいております。
まだまだ勉強不足で、アドバイスをいただけたらと思います。
80歳台の男性患者さんの相談です。

長期間(10数年)続く、しゃっくりに悩んでいらっしゃいます。
一番最初は、ゴルフをした後に、アルコールをたくさん飲んで出始めたようです。
その後、症状が出たり、やんだりを繰り返しています。
現在、しゃっくり自体は弱く、話をするのも大変そうです。
食事をたくさん摂った後に出始めることが多いそうです。
既往症は心筋梗塞のほかに、服用薬より高尿酸血症、前立腺肥大です。
ひざから下の浮腫がひどく、赤黒くて触ると熱を持っています。
ほかに尿失禁、ほほのピクツキがあります。

舌の状態は、私の所見では、淡紅色で白苔、苔自体に小さいひび割れがあります。

血府逐瘀丸に旋覆花代赭石湯と考えておりますが、いかがでしょうか。
抗血栓剤や、抗凝固剤の服用もあることから、血府逐瘀丸の使用も迷っております。
よろしくお願いいたします。

IMGP5894
IMGP5894 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:
> 一番最初は、ゴルフをした後に、アルコールをたくさん飲んで出始めたようです。

ということはおそらく冷たいビールを飲んで肝胃虚寒を誘発したものと考えられます。

> 舌の状態は、私の所見では、淡紅色で白苔、苔自体に小さいひび割れがあります。

における淡紅色で白苔は肝胃虚寒を裏付けるものと思われます。
ただ、苔自体の小さいひび割れは、舌質そのものに裂紋が波及していることが考えられ、年齢的な老化による肝腎陰虚が潜在している可能性がありますが、シャックリには直結しない部分だと思われます。
以上のことから、やはり呉茱萸湯エキスを少量から試してみるとよいと思います。

下肢の浮腫と熱象は、上述の肝腎毀損による陰虚火旺の知柏地黄丸などの証が合併している可能性がありますが、シャックリだけをまず軽減するには、冷たいビールを飲んだ後に発生したことが明らかであれば、まずは呉茱萸湯エキスの少量から試してみるのが順当だろうと思います。

但し、肝胃虚寒が明らかではなく、中焦に明らかな熱証が認められる場合は、呉茱萸湯は禁忌となりますが、
舌の色が淡紅色であり、その赤みが少なければ少ないほど中焦の虚寒が存在する可能性が高くなります。
とりわけ中焦の寒熱をしっかり確認してみられる必要があると思います。
なお、しゃっくりや呉茱萸湯関連の参考文献としては

取り急ぎ、お返事まで。

IMGP5830
IMGP5830 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 12:55| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年04月15日

昨今のお問い合わせのほとんどはお返事に窮するので・・・

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IMG_3841 posted by (C)ボクチンの母

 お問い合わせフォームによるご質問は毎日のように送られて来るが、どうにもお返事に窮するものが多く、あるいはブログに転載拒否も多いのでお返事できない。

 相変わらず多いのは、一行だけ症状を書いて、どんな漢方薬がよいでしょうか?というどうしようもない問い合わせが最も多く、そうでなければ、歯が浮くような巧言令色の文辞が長々と続いて、何の質問か文意を把握できないもの。

 中にはとても真面目なご質問ながら、当方の専門外のエステ関係では、やはりお返事不能など。

 それにしてもウンザリさせられるのは、症状を一行だけ書いて、どんな漢方薬が良いのでしょうか?という質問の多いことオオイコト。

 また、行ってよいですか?というご質問も実に多いが、何度も通える覚悟がない人や、病状からみて体力的に不可能と思われる人は、残念ながらすべてお断りのお返事を送っている。

 通える体力があり、本気で通う信念のある人は、行ってよいですか? という質問をされる人はほとんどおられない。

 メールや電話で行ってよいですか?と質問されれば原則的にお断りしているが、それでも実際に来られた人のほとんどは、案の定、三ヶ月も続いた例はほとんど無い。

 このブログのよいところは、お気楽な人をあらかじめ拒否できるのと、クレーマーの来局を未然に防ぐことができることである。

 お客様は神様ではない! 「イヤな客には売るな!」石原明著(PHP研究所) を実践するのにこのブログが大いに役立っているということです(呵呵。

ZZZ_4241
ZZZ_4241 posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 15:46| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年03月30日

直接行かないと漢方薬は買えないんでしょうか?

IMGP6937
IMGP6937 posted by (C)ボクチンの母

 タイトルのように「直接行かないと漢方薬は買えないんでしょうか?」という質問の電話がかかって来ることが実に多い。

 当然のことをわざわざ電話で質問するなんて・・・昨日も多忙を極める最中にかかった。

 そもそも、このような質問をする人達は心構えが出来てない証拠だから、はなから来て欲しくない、というのが本音である。

 メールでの質問では「行ってもいいでしょうか?」という質問が最も多い。

 行ってよいか?と質問されるからには、まだまだ迷われている証拠だから、当然のことながら、ほとんどのケースできっぱりとお断りしている。

 このようなポリシーを長年守っているお陰で、真剣で真面目な人達の相談だけに専念できるのであった。

ZZZ_3480
ZZZ_3480 posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 21:44| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年03月29日

せっかく直接来られても経費の問題で・・・

イソヒヨドリ
イソヒヨドリ posted by (C)ヒゲジジイ

 先日、既に病院の漢方を継続服用しながらも何の効果もないとて直接やって来られた人があった。

 ネットで当方のHP類をご覧になって来られたということで、通常はこのように突然来られる人は、当方の流儀をブログ類などで確認して来られる人がほとんどだから、本気度が十分であると思い込んでいた。

 但し、直ぐ地元であるということに、一瞬、アレっ?と思うところもあった。

 ある心臓疾患により脳血管障害を繰り返し誘発している疾患で、これは通常の一般処方では配合が何種類も併用せざるを得ず、しかもこれでは効果が遅いケースが多い。

 ところが過去の経験からも明らかに濃度の濃い牛黄製剤だけで十分に奏功し、うまくいけば即効が出る領域で、要するに牛黄製剤が得意とする疾患であった。

 そこでまずはこの一種類だけで即効がでるかもしれないのでと提示したところ、経費的に到底無理だということで「諦めがつきました」と、あっさり礼を述べて帰っていかれた。

 実に惜しいことではあるが、このような一定レベル以上の疾患になると牛黄製剤や麝香製剤が必須となる。

 当然、保険漢方レベルで太刀打ちできるような疾患でもないのだが、病院では西洋医学治療でも今後の治療と繰り返す発作の予防が心もとないとみて、漫然と漢方処方が投与され続けていたように思われる。

 しかしながら、疾患の内容によっては一般処方では太刀打ちできず、ましてや数少ない保険漢方レベルでは尚更のことである。

 保険漢方とは無縁の優れた漢方処方や漢方製剤は漢方専門薬局でなければ手に入りにくく、とりわけ牛黄や麝香のような動物生薬によらなければ太刀打ち出来ない疾患も意外に多い。

 ところで、地元の某老人が、牛黄製剤主体の配合で肝硬変が急速に改善していることから、皮肉屋のこの爺さん「金の切れ目は命の切れ目だね〜っ」と折々に憎たれ口を叩いているが、残念ながら、あながち否定できない話でもある。

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ESC_9481 posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 07:54| 山口 | 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年03月28日

漢方薬で治りますか?という質問をされると・・・

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ESC_9526 posted by (C)ヒゲジジイ

 電話やメールで◎◎病が漢方薬で治りますか?という質問をされると、トウヘンボクの虫が湧いて、そんなこと確約できるはずがありません、と答えるのが常套句。

 あるいはそのレベルの症状でしたら、地元の漢方薬局で十分に治してもらえるはずです。

 トウヘンボクの虫が出てくる理由は、長年の経験から、このような質問をされる人達は、まだまだ腰が据わってない証拠だから、安易に請け負わないに限るからである。

 長年の経験知である。

 実際に自費の漢方を継続して寛解まで持ち込めた人達のほとんどが、問い合わせの質問にこのような安易?な質問をされることはなかった。

 その多くの人達は既に病院で投与される保険漢方のみならず、地元での漢方薬を試されて不十分だった人達や、逆に悪化してしまった人達。

 それらの人達が最終手段という気持ちで「ヒゲジジイの漢方薬に賭けてみよう!」という決意があるからこそ、じっくりと腰を据えた漢方相談が可能となり、だからこそ、その多くは期待する効果が得られているのだった。

 昨今のようにNHKが、処方数が少ないくせに保険漢方(三十数処方が白朮を蒼朮に置き換えた代物)の宣伝を繰り返すお陰で、こちらまでトバッチリが来て、安易な電話やメールでの質問が増えている。

 一般の人達に、あのNHKの放送内容レベルと同類の薬局だと思われるだけでも侮辱を感じている(苦笑。

 だからますますいよいよトウヘンボクの虫が蠢いて、いずれも上記のようなお返事で逃げている。

 といってもこれはもともと数十年来の習慣でもあるから、いまさら変えようがないのだった。

IMGP3540
IMGP3540 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 00:33| 山口 ☀| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年03月19日

漢方薬を止めると再発するケース

ジョウビタキとウグイス
ジョウビタキとウグイス posted by (C)ヒゲジジイ

 重大な疾患が明らかに漢方薬で顕著な効果を発揮して検査上も治癒、あるいは完全緩解と思われていたものが、大喜びされて漢方薬を即中止した場合の再発は大いにあり得ることで、重大な疾患であっただけに、それは止むを得ないことであろう。

 だから物の道理が分かっている人達は、しばらくは従来通り継続して、様子をみながら次第に朝晩2回の服用に減らして再発防止に役立てることが多い。

 それでなくとも、重大な疾患というからには、西洋医学治療で困難を極めた挙句に漢方薬に賭けられたはずのものである。

 一度は賭けに勝っても、しばらくは油断できないことは言うまでもないことだが、この道理に不明な人もしばしば見受けられる。

 即中止してしまった人達で再発したケースでは、重大な疾患だった場合、漢方薬を再開しても以前の配合よりも相当に強化しなければ改善しにくくなっているケースがほとんどである。

 もちろん、即中止しても、そのまま根治や完全寛解が得られているケースもあるが、再発するケースも決して珍しくないから皆さんに注意を喚起しているのだが、一部の人達ではまったくの馬耳東風。

 重大な疾患と言われるからには、決して甘くはないのだが、漢方薬は専門知識の応用力と発想力によってかなりなことが可能であることは紛れもない事実だが、知識と経験による技量次第で、効果に大きな優劣が出てしまうのも止むを得ない現実がある。

 以上、ブログの更新を怠っているとヒゲジジイが倒れたのではないかと期待する輩が多いので、彼等彼女等をがっかりさせるために、敢えて言わずもがなのことばかりを書いてしまった。

 思い返せば40〜50代の頃、専門誌に長期連載を抱えていて、たまたま四社の原稿依頼が重なったため、長期の連載の一社だけを初めて一回だけ休んだところ、ヒゲジジイの身に椿事が勃発したに違いないと皆に心配(あるいは期待)されて苦笑を禁じえなかったことがあった。

 日頃から歯に衣を着せることができないので、好意的に受け取ってくれる人もいないではないが、敵視する人も多いのだった(呵呵っ。

メジロとシジュウガラ
メジロとシジュウガラ posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 11:32| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年03月17日

「親切」と「余計なお節介」は紙一重

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IMGP5319 posted by (C)ボクチンの母

 見ず知らずの人から電話で「友人のことで相談なんですが・・・」と来たら、それは余計なお節介というものです。

 自分で電話をかけずに友人に問い合わせを依頼するような人が、どこにいますか!?

 もしかして、それは自分のことではないでしょうか。
 もしもそのような手の込んだ作為が見えると、ますます興醒めです。

 電話の「ちょっとお訊ねですが・・・」の大多数はお気楽な質問かヒヤカシ、あるいは本当に深刻な場合でも及び腰のケースばかりなので、受付嬢が上手にお断りするのが日常茶飯事となっています。

 ましてや「友人の相談なんですが・・・」と来たら、即座にお断りとなるのは止むを得ません。

 ご自分の深刻な相談を友人に依頼するなど、そのような依存心の強い人は、服用者の積極的な協力を必要とする当方の流儀に合わないことは目に見えています。
 ですから常連さんからの相談でもない限りは、ハナからお断りの筆頭ということになります。

 まさかやっぱり本当は自分のことではないでしょうね。

 ところで、以前、当方の漢方薬を利用されていた医療系のカウンセラーの人が、折々に様々な人を当方に紹介されて来られるのはよいが、いずれも紹介者の手前、お義理で来られているから、いずれも長続きしなかった。

 権威的な立場の人からの紹介では、漢方薬の効果をしっかり発揮しても、恐らくあちらのカウンセリング料も含めて経費的に無理をされている人達だから、なおさら長続きしなかったに違いない。

 「親切」と「余計なお節介」は紙一重かもしれませんねっ。

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IMGP5288 posted by (C)ボクチンの母



posted by ヒゲジジイ at 00:35| 山口 ☔| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年03月08日

煎じ薬にこだわる人達に限って・・・

今年初めて遭遇したシロハラ
今年初めて遭遇したシロハラ posted by (C)ヒゲジジイ

 煎じ薬にこだわる人達に限って、その多くは大したことない病気の相談である。

 重大な疾患の人達は、西洋医学に限界を感じて来られる人ばかりなのに、漢方薬の剤形にこだわる人はほとんどいない。

 煎じ薬を求める多くの人達は、漢方薬のムードに浸りたいという趣味的な人達としか思えない。煎じ薬を求める多くの人は、それが「お茶代わり」と思っているから思わず苦笑してしまう。

 煎じ薬はお茶代わりになるどころか、良薬口に苦しの類であることをご存じないのでろう。

 ところで実際のところ、複雑多変な疾患であればあるほど、一度作ったらすべてを飲み終わるまで、途中で臨機応変の配合変化を行いにくい煎じ薬では、不便極まりない事態が生じかねないのであるっ!

 状況によってすかさず配合変化を行うには、エキス製剤を数種類以上組み合わせたり、また一部の製剤をいつでも使えるように常備しておいてもらうことで、病状の変化によって臨機応変の対処が可能となる。

 当方で漢方薬の服用経験がある人の多くが体験されている通りで、とりわけアトピー性皮膚炎や関節リウマチ、各種の膠原病の人達こそ、煎じ薬では決してできない芸当であったことをよく理解されている。

 煎じ薬の不便さは、日毎に変化する急性増悪期のアトピー性皮膚炎や急性熱性疾患など、日々の配合変化が可能なエキス製剤であればこそ能率の良い調整や微調整ができるのである。

 ところがこれを煎じ薬でやるとなると、毎日異なった内容の煎じ薬を作り、それを毎日受け取りに来てもらう必要がある。
 しかしながら、実際にはとてもじゃないが非能率極まりないので、現実には不可能に近い。

 まっ、これは村田漢方堂薬局で体験された人でなければ、到底理解されないことだろう(苦笑。

今年初めて遭遇したシロハラ
今年初めて遭遇したシロハラ posted by (C)ヒゲジジイ

今年初めて遭遇したシロハラ
今年初めて遭遇したシロハラ posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 20:49| 山口 | 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年01月29日

受験生の憂鬱

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IMGP9332 posted by (C)ヒゲジジイ

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾
【 年 代 】:40〜49歳の母親が十代後半の子供さんのご相談
【 住 所 】:関東地方
【 お問い合せ内容 】:

 1?歳の娘についてご相談いたしたくメールを差し上げました。よろしくお願いいたします。

 おととしの夏ごろから学校でのストレス、睡眠不足からか頭痛肩こりが常にありました。秋頃からは排卵期が始まると37.3度前後の微熱、倦怠感、憂うつ感、頭痛が起きるようになり、生理が始まっても熱が下がらずその状態は続き、生理が終わった頃にやっと体調がよくなるような状態が続いています。

 そのため(学校生活のストレスもあってと思いますが)昨年1月から朝起きられなくなり登校ができなくなりましたが、4月にはなんとか起床して登校できるようになりましたがまた10月末から起きられなくなりました。

 昨年10月5日に脳外科にて診察、舌や腹部などを見ていただき、水がたまっている状態のようなのでということで五苓散を処方していただいたところ常にあった頭痛はよくなりました。
しかし生理前後の症状はよくならないため、11月4日に産婦人科へ受診しましたら、体は触らずに当帰芍薬散を処方され1日2回2週間ほど飲みました。

 11月18日に、通院を続けていた脳外科の先生にご相談し触診もしていただき、飲みやすく(セロリの味がだめでシナモンは大丈夫)長く続けられるものということで桂枝茯苓丸に変えました。
12月2日に、脳外科の診察日でしたので、その間排卵期がありましたが変わらない状態だったこと(そんなに直ぐにきくものではないのかもしれませんが)微熱が出ることや憂うつ感がひどいことから、加味逍遙散に変え今年1月10日まで1日2回で(1回のときもあり)飲みました。本人はあまり変わらないと言っていますが、同じような症状はありましたが排卵期に前のように1日中横になっているような状態ではなかったように思います。

 しかし本人があまり変わらない感じがするということと、飲みにくくて続けるのが難しいというので、前に処方され飲みやすかった桂枝茯苓丸を(まだ飲み切っていなかったので)飲んだところ(私の判断で行ってしまいました)体が楽になり気分も「よしやろう!」という感じになると言いました。処方してくださった先生に相談しましたところ、楽になるようだからということで桂枝茯苓丸を続けることになり、再び飲み始めてから1週間弱になります。

 しかし、前に近所の●●薬局という漢方の相談薬局の方から頂いた(数年間に亡くなられました)本に、「冷えのぼせの症状であっても、現代の人は体が弱っているのでこの薬は使用しない方がよいということもあります。」とあったこと、また先生のHPにも単独では用いない方がよいことが書いてあったこと、また不眠のため昨年12月頃から朝4時頃に眠るという状態が続いているのですが、まだ1回ではありますが、今朝は7時まで眠れなかったそうで、強すぎるのだろうか、このまま飲んで良いのだろうかと気になりました。

 娘は身長160?、体重50?、中肉中背、色白ではなくくまができやすい。すらっと手足が伸びている感じ。血圧は上が100 下が60、貧血の検査をしましたが貧血ではありませんでした。食は普通、便秘下痢でもありません。足や顔のむくみ時々あります。足の冷え感がありますが、微熱のためのぼせやほてり感があるときもあり、脇の下にうっすら汗をかいている時もたまにあるとのこと。

 生理はまだ間隔が定まってはいませんが、22日〜38日で、1週間ほどです。経血の量は普通で塊はないとのことですが、加味逍遙散を飲んでいる間はいつもと違い少量で直ぐに固まってしまうような感じだったそうです。足裏から膝までのマッサージを毎日とはいきませんが行っています。

 受験生なので常にそのことが心配、不安なのでストレスを抱えた状態ではあると思います。

 昼夜逆転してしまい、朝4時前後に寝て昼12時半頃起きます。心療内科で睡眠薬を処方され飲んだこともありますが効きません。起床後は、頭が重く倦怠感がありますが勉強を含め普通の生活をすることはできています。桂枝茯苓丸を飲むとその状態が楽になるそうです。

 長くなってしまいましたが、どうかよろしくお願いいたします。

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FSC_4532 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 「桂枝茯苓丸は単独で用いないほうがよい」というのは一般論で、例外もありますからそれだけで調子がよいのなら単独で連用しても構いません。結果オーライです。
但し、不眠などもう一歩効果が不十分であれば、加味逍遙散か四逆散を併用して試してみる価値はあると思います。

 文面からすると加味逍遙散はあまり効果がないようですので、四逆散と桂枝茯苓丸を併用してみる価値がある思います。

 勉学に励む受験生にストレス除去に男女にかかわらず四逆散は有効なことが多く、フィットすれば心身ともに疲労回復効果も抜群です。微熱の解決にもなるかもしれません。

 桂枝茯苓丸がフィットするような体質では、四逆散の併用テストしても問題が起こることはほとんどあり得ず、ただ効果があるか弱いかの問題だけです。

 なお、頭痛に五苓散がよく効いたとのことですので、五苓散は現在常用されてなくとも、いつでも頓服的に使用できるように常備されておくほうが無難です。

 あるいは五苓散の少量も常用していたほうが無難かもしれません。桂皮(シナモン)が桂枝茯苓丸と二重になるので、五苓散の量をうんと減らして、四逆散と桂枝茯苓丸と五苓散の少量の併用がよりフィットするかもしれない?

 以上は、あくまで文面から類推した一つの配合の工夫ですので、必ず地元の中医学に詳しい漢方薬局か中医学の専門医師のところで処方を考えてもらうのが一番です。

 一般の病院やクリニックの医師の漢方知識は、一般で想像される以上に、それはとてもとてもプア〜です(苦笑。

 以上、昼休みの間に書いた返事ですので読解不足もあるかもしれませんが、取り急ぎお返事まで。

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DSC06806 posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:

 お忙しい中早速のお返事をありがとうございました。

 四逆散というお薬をお知らせいただきありがとうございました。
 調べましたら、自転車で行ける距離の所に中医学による漢方薬局がありました。
 早速相談に行ってみようと思います。

 この1年半、本人も辛そうで、どう対処したら良いのか試行錯誤の日々でした。
 最近では本人も早く体調を回復したいと願うようになっていますので、先生のお返事を基に、良い方向に向かうのではないかと明るい気持ちになりました。

 ありがとうございました。

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DSC07153 posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 10:22| 山口 ☀| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年01月26日

板藍根の疑問

XSC_9939
XSC_9939 posted by (C)ヒゲジジイ

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 30歳〜39歳 の女性
ご職業 : 主婦・主夫
簡単なご住所 : 四国地方
お問い合わせ内容 :

 初めまして。いつもホームページを拝見させてもらっています。

 今、行っている漢方薬局で、『ロタウィルスや、インフルエンザが流行りだして、嘔吐恐怖症だから嫌だな』と話した所、【板藍根】が良いと進めて頂きました。
 二歳の娘にはダメだが、小学1年生には大丈夫だとの事で、購入しました。

 村田先生のホームページにも書いてあったなと思い、再度拝見させてもらいました。

 そして、他に見ていたら、赤ちゃんでも大丈夫。と書いてる所もあれば、【傷胃】【熱証が認められず、脾胃虚寒証、寒湿中阻証に属している人は禁止】とか溶血反応、泡を吹いた。など書いてる所(日中健康科学会)があったりします。

 私が行っている所は、そういう事は知らなかったり、他のホームページを見ても、ほとんどの人が大丈夫のように、書いています。

 村田先生の長年の経験から、このような副作用の例はあるのでしょうか?

 板藍根も、病院できちんと体を見てもらい、購入する方が良いのでしょうか?

 長々と申し訳ありませんが、お時間がある時(お忙しいのはblogを見て分かっているのですが…)で結構ですので、気長に待っております。
 
 宜しくお願い致します。

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XSC_9978 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 板藍根は「熱証が認められず、脾胃虚寒証、寒湿中阻証に属している人は禁止」というよりも禁忌ですので、そのような状況下で使用するものではありません。

 逆にいえば、そのような体質の人に使う根拠が皆無ですから、当方でもそのような人に販売することがあり得ないので、問題が生じたことも皆無です。

 別の言い方をすれば純粋型の「熱証が認められず、脾胃虚寒証や寒湿中阻証」の人に遭遇すること自体が稀で、たとえ遭遇してもそのような純粋型の虚寒証の人に板藍根を販売する発想自体があり得ないことになります。

>板藍根も、病院できちんと体を見てもらい、購入する方が良いのでしょうか?

 というご質問は最善のように見えて、やや首を傾げてしまいます。
 一般病院の医師で、どれだけの人が板藍根のことを知っているのだろうか? という疑問です。

 現実には「板藍根」の存在すら知らない医師ばかりで、この名前だけでも知っている医師がいるとしたら、砂の中に混じる砂金の一粒を見つけるくらいに超稀です。

 但し、中医学を得意とする日本全国の医師(といっても人数はそれほど多くありませんが)や当方のブログに時々登場される東海地方の内科医や関東地方の医師たちは当然、板藍根のことは熟知されています。

 結論として、不安に思うものは決して口にしないのが最善ですが、どうしても飲みたいと思われる場合は、中医学に詳しい漢方薬局で、純粋型の「熱証が認められず、脾胃虚寒証や寒湿中阻証」ではないかどうかをよく確かめてからのことです。

 でも、かなり不安を持たれているようですので「君子危うきに近寄らず」です。飲まないのが最善でしょう。

 むしろこちらの長年の経験から言えることは、不安な気持ちで飲まれて良かったことはほとんどありません。

 取り急ぎ、お返事まで。

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IMGP3933 posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:

御返事ありがとうございます!

 村田先生をホームページでしか知らないのに、信じきっている私ですので、先生から御返事を頂くと不安が飛ぶのです。(こういう人間もダメかもしれませんが…)ホームページからも、なぜか安心感が伝わってくるのです。

 私が行っている薬局さんは、板藍根について村田先生のおっしゃる内容すら説明もありませんでした。ひたすら『赤ちゃんから大丈夫だし、皆さん飲んでます』だったので、気になりました。

 先生から御返事を頂けて良かったです。
 他の漢方薬局を探してみます。

 これからも、ホームページを拝見させて頂きます。
 ありがとうございました!

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IMGP3827 posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 17:03| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年01月25日

他の漢方薬局や他の方法を考えるべきか?

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IMG_6862 posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : ご本人は20歳〜29歳の女性で代理の母上からのご質問
ご職業 : 公務員
簡単なご住所 : 関東地方
お問い合わせ内容:

 少し長くなりますが宜しくお願いします。
 2?歳になる娘の相談です。

 7年前17歳の時受験のストレスからか生理が1年程止まりました。その後戻りましたが生理不順と量が少ない状態が今も続いてます。

 受験が終わりニキビ(?)がひどくなり6年前初めて皮膚科を受診しそこから4年半処方されたセレスタミンを飲み続けました(1か月に2〜3錠)。

 2011年2月に別の皮膚科でセレスタミンの怖さを聞き即やめました。

 3月4月5月はセレスタミンを飲まないのに落ち着いていましたが6月に入って急に右頬だけぶつぶつと赤みができて何軒か皮膚科に行きましたが不信感がつのり、8月に初めて漢方薬局へ行き漢方煎じ薬を開始しました。

 が、肌は一向によくならず 11月にはまったく問題のなかった左頬も悪くなり現在は両頬同じ状況になってしまいました。

 悪化しているのに飲み続けているのは肌以外に・・・生理不順が少しずつ改善している。
 便秘の改善、体重が少しずつ増えている。食欲もある。鬱気味だったのが少し前向きに・・・などから、体の中から良くなって肌が良くなってくると信じてきたからです。

 でも最近とくに今までに無く赤みとぶつぶつが広がり、24歳の女の子にはあまりにもかわいそうで顔のことなので本当に辛い思いをしています。

 そこでお聞きしたいのは、煎じ薬をしっかり飲み毎日の生活にも気をつけているのに一番治って欲しい肌が悪化している場合、他の漢方薬局や他の方法を考えるべきなのか、ということです。

 現在仕事のストレスがかなりあるようです。

 書き忘れましたが 2011年2月に2週間右頬だけにプロトピックをぬっています。

 本当にどうしたらいいのか毎日悩み続けています。
 どうか先生のお考えをお聞かせください。お願いいたします。

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IMG_6861 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 たいしたアドバイスはできませんが、そこの漢方薬局では皮膚の状況に応じて常々配合変化の工夫を行っておられれば、しぶとく通い詰めれば、最終的に病状の裏をしっかり把握して、皮膚にフィットした配合を見つけてくれることと思います。

 もしも同じ配合の漢方薬ばかりで配合の工夫をまったくされないところであれば、即刻、漢方薬局を変わるべきです!

 但し、いずれの漢方薬局でも、しっかり時間をかけて弁証論治を行ってくれる熱心な漢方相談でなければ、なかなかフィットした配合は得られるものではありません。

 季節に応じ、状況に応じて臨機応変の配合変化を行ってくれるところでなければ、頑固な皮膚病は簡単に治るものではありません。

 流れ作業のような漢方販売を行っているところでは、まぐれ当たりの時以外は、ほとんど効果は得られません。

 症状が悪化しても、しばしば好転反応として誤魔化される場合がありますが、好転反応が生じることは稀なことですので、悪化した場合はほとんどが好転反応ではなく、漢方薬がフィットしてない証拠と思うべきです。

 ところで、貴女のように代理のご家族が心配してメールや電話で相談というのは、過去の経験からどうしても話半分にしか取ることが出来ません。

 本当に困っていれば、本人の意思と行動が伴うはずだと思うからですす(暴言、多謝)。

【編集後記】 
 熱心な漢方相談を行ってくれるところでは、効果が出なければ繰り返し弁証論治をやり直し、あらゆる方向から検討してくれるはずである。

 昨今経験した例で、以前既に書いたように思うが?近畿地方から半月〜一ヶ月毎に真面目に通って来られるアトピーの男性が、半年経つころには一定の効果を得て7割以上は改善して安定しているのに、足の裏だけがまったく効果が得られない。

 足の裏にもアトピーが出るものかな〜?と思いつつも、一年経過してもやはり足の裏だけは無効。

 ところが、一年以上経って流石に閃くことがあった。

 アトピーで入院までしたことのある人だから、足の裏が他の皮膚病であるはずがないと勝手に思い込んでいたが、もしや水虫ではないか?と、ためしに水虫によく効く華陀膏を塗ってもらったところ、即効でみるみる改善していく。

 このように長く通えば、体質を知り尽くすことになって、急がば回れということもある。

 但し、効果が出ないどころか、悪化するような漢方薬を十年一日の如く押し通し、配合の工夫をほとんどされない漢方薬局であれば、即刻、他所に変わるべきである。

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IMG_6870 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年01月14日

理想的な排便を求める?お問い合わせに対するお返事

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ZZZ_7019 posted by (C)ヒゲジジイ

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾
【 年 代 】:40〜49歳の男性
【 地 域 】:関東
【 お問い合せ内容 】:

あまりに膨大な量で、お問い合わせの主旨もやや不明ゆえ全文の9割5分以上を省略し最後のクダリのみ掲載

 自分で、思いつく漢方薬をあげていきますと。
         
 ◆ 希望としましては 滋陰降下湯がいい気がします。 ややビャクジュツが不安ですが。それとも養陰清肺湯でしょうか。
    
 しかし今は太さに対する即効性がほしいです。 即効性で下記のような薬でしょうか。これらを半分の量くらい飲むというのはどうでしょうか。
 
 ◆加味逍遥散 ・・・これはウサギのフンを細い便に変えたので。いいのではないかと。

 ◆実母散   太さやベトベトを直すのに効いたような記憶もしますが。 ベトベトより、なんといっても、細くしたいです。

 ◆潤腸湯   柔らかくするといえばこれですが。今は牙を向いているような気も?

 ◆防風通聖散 かなり警戒しますが・・・去年太さに効いた気がします。いや、逆で、太くなったような気もします。当帰四逆ゴシュユ生姜湯と一緒だったのでわかりません。

 ◆大承気湯 実や熱を下げるなら、これでしょうか。しかし、飲んだことがないものは、また太なるのではと不安もあります。

 ◆フォースリーンというDHCのサプリを、夕食の前に飲むと強めの便意がきます。(昼ごはんでは、なりません。 牛のときもそうでした。)

 今日は、中二日だったので、そろそろ出そうか、と飲み、強い便意がきました。

  突然にお騒がせし、本当に申し訳ありません。 
  何卒アドバイスのほど、お願いできれば幸いです。

ZZZ_7015
ZZZ_7015 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 せっかくですが、あまりに長文で、残念ながら読み通すヒマと意欲を調達することがなかなか適いません。

 お返事はとても遅くなるかもしれません。

 ただ、断定して言えることは、

>   ◇先生のところへ伺いたい
とも思いますが、給料が入っておらず、恐縮ですが、たいした量は買えません。
>   ◇ただ、現在、冬の青春18切符というものがあり、山口へ行くチャンスかとも思います。

このような状況の場合は、仕事としてはまったくお受け出来ません。

 昨今のブログにはしばしば書いていますように、頻繁(10日〜30日毎)に通える状況と一定の経費のお覚悟がなければ、たとえ一度来られても何のアドバイスも、漢方薬も一切お出し出来ません。

 このような制約が多い条件下では、当方の思考回路はまったく作働しなくなりますので、来られるには及びません。

 いずれ、メールで簡単にでも少しのアドバイス程度はお送りするつもりではありますが、それだけでご勘弁下さいませ。

 ただ、繰り返し書きますように、あまりに長文なので、通読するヒマはなかなか取れないと思います。
 取り急ぎ、お返事まで。

読後のお返事メール:

 空いた時間ざっと拝読して、ちょっと驚きました。

 大便の状態の理想を求められているのかもしれませんが、当方の漢方ではまったく不可能です。

 当方のブログを7割りも読まれている人が、当方に相談されることにやや首を傾げてしまいます。

 各医療機関を転々とされていますが、地元近辺の少しでも相性のあいそうなところで、腰を据えて末永く通い詰めるべきだと思います。1〜2年も通えば体質をしっかり把握してもらえることと思います。

 ところで、たとえ貴方が地元近辺の方であって頻繁に通える状況でも、お悩みの内容から判断して、当方では到底お引き受けできませんとキッパリお断りする内容でした。

 念のため、再度書かせて頂きますが、当方ではまったくお引き受け不可能ですので、あしからずご了承下さいませ。

 乱筆乱文、多謝。

ZZZ_7014
ZZZ_7014 posted by (C)ヒゲジジイ



posted by ヒゲジジイ at 14:52| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年01月13日

アドバイス通りに臨機応変の配合テストが出来ないアトピー患者さんに送ったメール

ハイタカ
ハイタカ posted by (C)ヒゲジジイ

 村田漢方堂薬局ではアトピーでは超重症者ほどしっかり治って長期間続けて再発予防を行っている人がたくさんおられます。

 いずれも最初は外出もできないほどひどく醜い状態だった男女です。中には自殺を考えるほど悲惨な人達も多かったのです。

 その人達が長続きしてしっかり治っていくのも、早い人では半年も経たないうちに、多くの人は一年続けた時点で、こちらが与える多くのヒントを元に様々な配合実験を順次行って、工夫されるからです。

 アトピーのように敏感な皮膚病は、本人自身が冷静に考えて、それぞれの工夫と観察力と推察力で創意工夫され、分らなくなったら直ぐに問い合わせるとき、こちらは様々な可能性のヒントを与え、それを元に実験してくれるから、重症者ほど却って最終的に治りがよいのです。

 外出できないほどになると、仕事も止めて家に篭ってしまう悲惨な状態です。それを抜け出たいが一心で、遠路はるばる通い詰めた人達で、現在、その成果が稔って、現在服用量はうんと減っても、再発予防にずっと続けている人達がたくさんおられます。

 その人達は、全員が、半年〜一年くらい経過した時点で、ほどほどの工夫や実験をみずからやる勇気と決断力が出たからです。

 そのほとんどの人達は各地の皮膚科専門病院のみならず漢方専門薬局などで長期間、漢方薬の服用経験があって治らなかった人達です。

 これまではどこの漢方でも、先生の言いなりで、自分で考えて工夫する余地はなかったけど、村田漢方堂薬局では色々とヒントをもらえて、自分でも考えて工夫ができ、なおかつ漢方薬の性質を理解でき、自分自身の身体の治療に自身も積極的に工夫できるので、自分自身が主治医になれると皆に喜んでもらえています。

 これは、超重症者たちだからこそ、こちらのやり方の融通性に喜んでもらえているのだと思います。自分自身の考えや工夫が発揮できるので、治療のし甲斐があったと言われるわけです。

 そろそろ●●さんも、自身での創意工夫を発揮してもよい頃だと思います。
 多くのヒントとアドバイスをするのが、村田漢方堂薬局のような漢方薬局の薬剤師の役割であり、漢方薬局の薬剤師は独断的で権威主義的な医師達とは違うのですからっ!

 これまでも繰り返し多くのヒントをアドバイスし、またメールでもたくさん書いていますので、ご自身で少しは工夫してみて下さい。

ハイタカ
ハイタカ posted by (C)ヒゲジジイ

 猛禽類はほんの一時期を除いて、常に単独行動。

 空のローン・ウルフ。

 我が友、ハイタカっ!

ハイタカ
ハイタカ posted by (C)ヒゲジジイ

ハイタカ
ハイタカ posted by (C)ヒゲジジイ

ハイタカ
ハイタカ posted by (C)ヒゲジジイ

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ハイタカに狙われる雀たち posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 08:27| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2011年10月19日

ご高齢者で腎陽虚衰の兆候があれば附子配合剤の八味丸(八味地黄丸)が適応する場合も多いが・・・

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ASC_9338 posted by (C)ヒゲジジイ

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾
【 性 別 】:女性
【 職 業 】:公務員
【 地 域 】:関東
【 お問い合せ内容 】: 八味地黄丸に関するプログを拝見し、高齢(92)の母が飲んでいてもいいものかという疑問がわき、お問い合わせさせていただきました。

 母は、慢性肺不全(結核の後遺症)で在宅酸素、テオドール、ムコダインなどを服用しています。
 八味地黄丸を服用した経緯は以下の通りです。

 昨年、高齢(現在92)の母が白内障で手術を勧められました。症状が進みすぎているが手術できないほどではないとの状況で、手術をお願いしたのですが、当日本人が拒否し中止(11月)となりました。

 その数ヶ月前から、漢方の処方をする眼科の先生にかかり、八味地黄丸と桂枝茯苓丸、高貴薬を飲み始めました。視力は昨年、矯正して0.2ぐらいでしたが現在は片目は0,1をきっていいます。

 体重が減少してきてはいたのですが、今年はじめは41kgから、ここ数ヶ月で急に33kgまで減ってしまいました。

 当初胃腸が大丈夫なら?ということで八味地黄丸を飲み始めたのですが、効きをよくするために桂枝茯苓丸が追加されました。高貴薬は便秘の解消?のためと聞いています。
 
 息苦しいとの訴えも時々ありますが、落ち着くと訴えなくなります。PCO2は95%〜90%(0.5lで)

(服薬の前から変化があるかどうかはよくわかりません。服薬後、多少元気になったような気さえしていたのですが、最近は元気がありません。)
 
 これらが服薬と関連があるのか不安になりましたので、お問い合わせさせていただきました。
 問題があるのでしょうか?

 また、八味地黄丸と桂枝茯苓丸という組み合わせはどうでしょうか。

 家族からの高齢者に関する問い合わせで申し訳ありません。

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お返事メール:ご高齢者の場合、往々にして腎陽が虚衰(体内の熱エネルギー生産が衰退)している場合がありますので、明らかな冷え(腰が冷えて小便が近いなど)の兆候があり、腎陰も不足(肌が乾燥したり身体の一部に水分が欠乏するような状況)していれば、しばしば八味丸(八味地黄丸)が適応します。

(追記:但し、ご高齢者でもあきらかな肺熱や肺陰虚が合併している場合は附子配合剤の八味地黄丸の使用は極めて慎重を要する。不適の場合が多い。上半身が温まると咳が出やすくなったり胸を冷やしたり冷たい空気を吸うと楽になる人などは肺熱や肺陰虚がある可能性が高い。)

 ましてや、92歳というご高齢であれば、腎陽が虚衰している可能性が高いので、八味地黄丸が一般製剤(既製品)であれば、附子の量もそれほど過度でないので、上記の兆候があれば連用しても問題ないどころか、少しでも生命力を維持するのに役立つ可能性があります。

 それよりもむしろ桂枝茯苓丸のように活血化オの作用(オケツを除去する作用)に優れた方剤こそ、90歳を超えるようなご高齢者では体力を奪ってしまう可能性があります。

 体重減少は、年齢的な衰えの兆候で止むを得ないのかもしれませんが、そのような時に桂枝茯苓丸こそ、本当に使うべきかどうか?
 これこそ体重減少を促進してしまう可能性ナシとしません。八味丸よりも問題は桂枝茯苓丸かもしれません。

 また、高貴薬というのが?ですが、何が含まれているのか、開示してもらう必要があると思います。

 取り急ぎ、お返事まで。

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posted by ヒゲジジイ at 06:49| 山口 ☀| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする