2015年02月26日

最近、血圧が上がらなくなった理由は、きっと

2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 2月の下旬になって俄然忙しくなっているのに、いつになく血圧が安定している。
 閉店後は、上が110前後まで下がっているので、心地よい気だるさで眠くなってしまう。

 こんなことは、昨年まではなかったことで、今年はそのようなことが頻繁に続くというのは、きっと、他でもない、クレーマー予備軍の勿体つけた問い合わせが激減した、というよりも殆ど皆無に近いからだろう。

 常連さん達にも、人を紹介しないでよ、と念押しするくらいだから。
 紹介された義理でシブシブ来られても、直ぐに見抜いて断ってしまうので、却ってお互いに気まずいだけだからと常々言っている。

 だから、やって来られる新人さんは、みずからの意思と意欲で来られるので、無心に深読みした弁証論治が可能となる。それが可能となるから多くは即効が得られる。即効が得られると、直ぐには根治は無理でも、お互いにますます頑張れる(笑。
 

 村田漢方堂薬局では、少し気合を入れて頑張りたい人達だけを受け付けている。
 奨めてくれたら、飲んでやってもいいよっという横着な気持ちで来られる人は、御免蒙る。

 前世や来世があろうとなかろうと、今生の人生は、一度限り。少しは頑張らなくてドウスル。

 それにしても、本当のジジイになってしまった!

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2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年02月26日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月26日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月26日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月26日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年02月26日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月26日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
 


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2015年02月21日

どんなに依頼されても半ドンの土曜日は、新規相談者はお受けできません

2009年02月21日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月21日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 土曜日は遠来の2度目以降の相談者専用日の半ドンだから、新規相談者はお受けできません!

 何度も繰り返しそのようにお返事していても、電話で依頼して来られる人がおられますが、この原則は絶対に破れません。
 そこまで無理をしていたら、こちらの身がもちません。月曜日から金曜日までの心労の皺寄せがドッと出て来る土曜日です。64歳のジジイにはこれ以上無理です。

 この原則を破ると、名案が浮かばず、迷案ばかりが浮かんで、ロクナコトはありませんので、土曜日は新規ご相談の受け入れはあり得ません。

 土曜日は2回目以降の人達が来られる日で、多くは県外や、県内でも比較的遠方の人が来られる日でもあり、十分な相談時間を確保するためにも、新規相談者はお受けできません。

 新規の人達は、月曜日〜金曜日までなら、朝9時から午後6時まで、たっぷり時間があるので、土曜日は必ず避けて下さい。

 繰り返しますが、この原則を破ると、名案が浮かばず、迷案ばかりが浮かんで、ロクナコトはありませんので、土曜日は新規ご相談の受け入れはあり得ません。

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2010年02月21日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月21日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年02月21日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月21日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年02月21日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月21日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年02月21日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月21日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


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2014年11月08日

ポリシーに反する依頼には、残念ながらお断りせざるを得ない

2009年11月08日のボクチン(5歳)
2009年11月08日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 以前にも書いたことがあるように20代の男性でも、アトピーが寛解するにつれ、疲労回復目的の牛黄製剤や、吐き下しに藿香正気散など、様々な領域に即効を得る機会が重なって、いつの間にか

「こんなによく効く漢方薬を利用しないで生活する人達がいるなんて、まったく信じられない!」

という趣旨の言葉を、折々に真顔で言われるケースは、実に奇特ではあるが、確かに考えてみれば、愚妻もヒゲジジイ自身も、漢方薬があるお陰で、滅多なことで西洋医学のお世話になることもなく、あるとしても稀に必要な検査を二十年に1回やるかどうかというほど、超稀である。

 振り返ってみれば、自分たち自身が、ほんとうに漢方薬ナシの生活なんて、絶対に考えられないし、あり得ない。

 常連さんの多くも、必要な検査は病院で受けることはあっても、合成医薬品に対する実際のアレルギーや、あるいは精神的な拒絶反応がある人が多いので、そのほとんどを漢方薬に依存されている。

 過去には西洋医学治療で治らないどころか、却って副作用に悩まされて、やむを得ず漢方薬に頼って来られた人が実に多い。
 のみならず、病院や漢方薬局の漢方薬で、効果がないばかりか、却って増悪してしまった人達も多い。

 これらの常連さんこそ、「漢方薬なしには生きられない」という発言はしばしば当然のように聞かされているが、初期には手間隙のかかる弁証論治に積極的に協力されたお陰である

 それだけに安易な考えで来られて、

 時間がないから早くしてくれ、
 漢方薬は本当に効くんですか?
 本当に効くか、ためしに1日分だけもらえますか?

 などという依頼は、当方のポリシーに反するので、当然お断り。

 昨今、最も多いのが、当方のHPやブログ類をご覧になって、ご本人ではなく、ご家族の問い合わせで、本人を直接連れて行ったらよいのか? というもので、これらの問い合わせに応諾することは、完全に当方のポリシーに反するので、残念ながら、お断りせざるを得ない。

 HPやブログの先頭に書いているように、
漢方相談販売は遠近に関わらず御本人の意志と意欲で直接定期的に繰り返し来局できる人のみが対象です
 という原則は、滅多なことで曲げることはできない。

 従って、ご本人の積極的な意欲でないばかりか、体力的にも一定期間、通うことがかなり困難に近いケースでは、無理して来られて、却って病状を悪化させても困るので、当然、お断りせざるを得ない。

 例外があるとしたら、よっぽど信頼関係が結べている常連さんの御家族に限られる。

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2009年11月08日のボクチン(5歳)
2009年11月08日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年11月08日のボクチン(7歳)
2011年11月08日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年11月08日のボクチン(8歳)
2012年11月08日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年11月08日のボクチン(8歳)
2012年11月08日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ



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2014年11月01日

半ドンの土曜日は、新規相談の受け付けができない日

2008年11月01日のボクチン(4歳)
2008年11月01日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

土曜日は新規相談は受け付けない日

 連日、新規相談が続いたので、本日、土曜日は新規相談はお受けしない日なので、ホッとする。

 そのお陰で、以前ほど混まなくなった。

 それにしても、新規相談の初回には、ときに相当な時間を要するので、やっぱり半ドンの土曜日には向かない。

 新規相談の受付は、平日の月曜日から金曜日までは、朝9時〜夕方6時まであるので、十分な時間が取れやすい。

 ともあれ、本日の半ドンでは、延長戦は当然あり得るとしても、閉店後は、1週間の疲れを癒すべく、必然的に爆睡することになるだろう。

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2008年11月01日のボクチン(4歳)
2008年11月01日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年11月01日のボクチン(5歳)
2009年11月01日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年11月01日のボクチン(5歳)
2009年11月01日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年11月01日のボクチン(5歳)
2009年11月01日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母



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2014年09月07日

予約制にしない理由 (これ以上多忙にならいための対策とクレーマー予備軍の選別)

2011年9月7日のボクチン(7歳)
2011年9月7日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨日は土曜日にしては関東・関西・九州の来客者3名のみ。発送は関東1名のみ。
 一時間の延長があったものの、久しぶりに楽な土曜日だった。
 といっても、閉店後は、一週間の疲れがドッと出て、昼食も摂らずに夕方5時半まで爆睡してしまった。

 五十代の頃には、閉店後は勇んでチヌ釣りに飛んで行ったものだが・・・。その頃とは体力の衰え具合は、思いたくはないが、ひどい。

 最近は新規の相談者が続いているので、しばらくは7〜14日毎に通ってもらう必要があり、まだまだ通信販売に切り替える段階には至らない人も漸増するので、余計に店頭が混みやすい。

 それでも短期でピントがしっかりフィットした場合は、1ヶ月毎など、通う期間を融通したり、通信販売に切り替えられるようになると、店頭もそれほど混まずに済むようになる。

 相変わらず電話での問い合わせには応じないようにしているので、中途半端な思いの人や、電話で直に逆切れされる人は、なおさらキッパリとお断りするように、受付嬢には厳命している。

 たとえ、直接店頭に来られても、明らかに「薬局風情が!」と、高飛車で疑り深い眼光が見えると、クレーマー予備軍と断定して、あらゆる理由を付けて、お断りしている。

 もしもこられの人達を受け入れていたら、絶対に予約制にシフトしなければ、到底不可能であることが目に見えている。
 しかしながら、予約制にすると、臨機応変の必要な時間が取れなくなり、おまけにクレーマー予備軍まで受け入れてしまう危険性が大きい。

 それでなくとも、予約制にしたために、新規相談者が数週間待ちや数ヶ月待ちになるのは必定。
 そうなると、たとえば、根治した人達による紹介で、御本人も積極的になっている進行癌や転移癌など、少しでも早く漢方薬を開始した方がよい人達が、予約の順番待ちのために、お気軽な人達のために遅らせるわけにはいかない。

 だから、中途半端な思いの人達や、直に逆切れするようなクレーマー予備軍を徹底的に選別して、電話の問い合わせや、たとえ直接来られても、薬局を儲け主義だと決め付けるような侮蔑的な眼光が漂っていれば、クレーマー予備軍として、きっぱりとお断りしている。

 本人の代理で電話をかけて来た者が、断ったのが許せないといって、直接怒鳴り込んでくる馬鹿者が、実際に存在するご時世である。

 同業者のメールによる問い合わせに、気に入る返事ではなかったと、凄まじい逆切れメールを受け取ったことさえある。さぞや、御立派な店主であることだろう。

 最愛のボクチンを亡くし、両親が亡くなったときよりも、遥かにはるかにひどいショックを受けていた時期に・・・⇒この大変な時期に無礼な同業者から逆切れメールを受け取ったこと

 そもそも、こちらが相手の気に入る返事をかえさないと、逆切れされる確率は相当に高いのだから、人間様は猫にも劣るロクデモない動物であると、常々断言するのである。

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2012年9月7日のボクチン(8歳)
2012年9月7日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年9月7日のボクチン(8歳)
2012年9月7日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ


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2014年06月24日

村田漢方堂薬局では漢方相談の男女の比率が同じ

2009年6月24日のボクチン(5歳)
2009年6月24日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 村田漢方堂薬局では漢方相談の男女の比率が同じだが、各メーカーさんの情報では、一般の漢方薬局では女性客がほとんどを占め、8〜9割近くであるというが、本当だろうか?

 もともと一般論で言えば、健康に対する投資に関しては、男性の方がケチで節約したがるだけでなく、健康に対して投げやりである人が多く、しかも権威に弱くて医師を尊敬しても、巷の薬剤師はテンから馬鹿にしている御仁も多いのが一般である。

 ところが、不思議なことに当方に訪れる男性たちは、上記の一般的な男性の傾向とは真逆で、真面目な女性達と同じがそれ以上のレベルである。
 もともと好い加減な考えの男性達は徹底してチェックして絶対に謝絶するので、必然的に真面目な人達しか集まらない。

 とはいえ稀には真面目であっても医療関係者の男性で、配合の微調整の段階で、追加方剤を2種類それぞれ反応の良し悪しを確かめようとテストを試みてもらおうとしたとき、

「僕は専門家じゃないので、先生にお任せします!」
と切り替えした馬鹿者がいた。

 当然、ヒゲジジイは烈火のごとく怒って、
「自分の身体のことだろうがっ!本人が分からないで、どうしてこちらが分かるというのだっ!」
 と、実際にはもう少し穏やかではあったが、これだから当方に来るまで重症のアトピーが治らなかったはずだと、感心するやら呆れるやら。

 コチトラ病院とは異なって、漢方薬の使用方法を綿密詳細に伝授するのが漢方薬局の薬剤師の仕事と心得て、過剰なほど親切に説明しながら服用者に協力を求めているのに、本人が投げやりであることが分かった時点でプッツンしかけない。

 本当なら実に面倒でやりたくもない「根掘り葉掘り」の質問、微調整の反応具合の確認のための詳細な質問に、どうしても協力できないというのなら、当方に来られる資格はない。

 こちらの依頼と質問を面倒がって
「僕は専門家じゃないので、先生にお任せします!」
                  バカタレ

2009年6月24日のボクチン(5歳)
2009年6月24日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年6月24日のボクチン(6歳)
2010年6月24日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:34| 山口 ☁| 徹底したポリシー | 更新情報をチェックする

2014年06月15日

相性が悪ければ我慢せずにサッサとあきらめてほかを探すべし!

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2009年6月15日のボクチン(5歳)
2009年6月15日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 4度目の手術を数ヵ月後に控えた時点で、当方の漢方薬を服用した効あって手術前の入院後の検査では一定の改善が見られ、幸いにも手術を免れた某難治性疾患。

 かといって漢方薬で直ぐに根治するような疾患でもなく、手術にしても根治的なものではなく対症療法に過ぎない。

 その後数年に亘って、半年に一度、その大病院で受ける定期的な検診を続けているのだが・・・
 どうしても主治医との相性が悪く、いつも横柄で脅すような悲観的な話ばかりでいつもショックを受けて帰ってくる。

 ところが地元で毎月受ける病院ではそんなに悲観的な話は出て来ない。

 大病院の先生との相性がとても悪ということだから、他の先生に変えるように強くアドバイスしておいた。
 そこで他の医師の診察日に変えたところ、今度は悲観的な話はなく、包容力のある先生だったのでとても明るくなった。

 このように主治医との相性は重要で、病状の推移のみならず日々の生活にまで大きな影響を及ぼす。

 翻って、我らが漢方相談においても、明らかに相性が悪そうな場合、無理して我慢せずに、きっぱりと通うのを止めて他の相性のよさそうなところに変わるべきである。

 他でもない、直感を重視するヒゲジジイは、ヒゲジジイの性格に合わないと判断した場合は、あらゆる理由をつけてでもお断りしている。

 相性が悪いことが明らかな場合、こちらはイライラして思考が停止し弁証論治どころではない。
 だからお互いに無理に我慢しても、思うように効果が上がるはずがない。

 総じて優柔不断な人や思わせぶりな人、薬局だからといて舐めてかかる居丈高であったり高飛車な人など、以ての外である。
 また常連さんやお馴染みさんのご家族であっても本人が渋々だったり、また紹介者の義理でしかたなく渋々やって来られる人も、ありがた迷惑だからお断り。

 なお、漢方薬の使用方法を少しずつ伝授するのを仕事としている手前、理解力のない人には正しく使用してもらえない可能性が高いのでお断りせざるを得ない現実がある。


2010年6月15日のボクチン(6歳)
2010年6月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年6月15日のボクチン(6歳)
2010年6月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 19:30| 山口 ☁| 徹底したポリシー | 更新情報をチェックする

2014年05月09日

焦りが強い人はまったく不得意です

2012年5月9日のボクチン(8歳)
2012年5月9日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

前回のブログの女性からその後、当方に来られたい旨のメールを頂いたが、残念ながらお断りしたメール

 ●●さんのタイプの蕁麻疹はすぐピントが合うタイプとは思えませんので、一ヶ月1回では到底無理なので、
無駄使いは考えられずに、まずは地元でしっかり頑張るべきです。

 当方に来られても、必ず落胆すること間違いありません。それほど簡単にすぐからピントが合うとは限らないのです。

 また、当方では残念ながら焦りが強いひとはハナからお断りしています。

 多くは数年から十年以上も地元の病院や漢方薬局で頑張っても治らなかった人たちばかりが対象となっているので、病気はこじれまくっている人も多い反面、すでに焦る気持ちを抑えて何年がかりになっても根気よく治そうという決意の固い人たちばかりが、関東や東海あるいは九州地方から来られるケースが主体となっています。

 相当に焦られておられるようですので、なおさら地元で頻繁に通えるところを見つけられるべきです。

 焦れば焦るほど病状が固定する傾向があるので、当方ではもっとも不得意なタイプとなってしまいます。
 悪しからずご了承下さいませ。

2012年5月9日のボクチン(8歳)
2012年5月9日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 15:15| 山口 ☀| 徹底したポリシー | 更新情報をチェックする

2014年04月07日

増税の余波で3日までは閑古鳥が鳴き、さすがに4日から平常に戻ったのはよいが・・・

2008年8月20日のボクチン(4歳)
2008年8月20日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 5日の土曜日ごときは「2014年04月06日土曜日は午前中だけの漢方相談業務なので、初めてのご相談は受け付けることができません」という、例によって土曜日は遠来者が集中して多忙を極め、地元のお気楽な新人さんは平日に出直してもらうように依頼したが、まず二度と来られることはないだろう(苦笑。

 本日7日は休み明けの月曜日とて、朝から途切れることなく続いて、朝の朝食以後は、途中でトイレとタバコと水分補給を同時に済ませることはあっても、昼食も摂れないまま夕方6時の閉店後にようやくまともに食事が摂れた。

 店頭の漢方相談の途中には長期継続服用者の補充注文依頼のメールにも、返信と同時に発送の手続きを何度も繰り返す。

 直接の来局者は関東から2名、近畿地方から1名、九州地方数名、地元近辺の常連さん多数に混じって県内からの新人さんも来られたが、たくさんの健康食品の常用者だったので、相談の途中でお断りした。

 その多数常用されている得体の知れない健康食品類によって病状を悪化させている可能性も大いに考えられるので、当方の漢方薬を出せば、うっかり濡れ衣を着せられてはかなわない。

 難治性の重大な疾患の若い人が、ちょっと通りがかったが安上がりな漢方薬を売ってもらえるだろうかというご相談には、到底不可能なので、精一杯気を使いながらお断りする。

 「一度うかがうだけでは、相談に乗ってもらえないでしょうか?」という関西地方特有の軽いノリの電話の女性には、一定期間通えない人は無理ですと、受付嬢がきっぱりとお断りしていた模様。

 関東地方からの新人さんはお断りする理由が見つからないのでしっかりご相談に乗る。第一、そのような遠方から突然来られるケースでは、ほとんどが真剣で真面目なご相談者で、冷静な判断力を持たれている。

 なんだか今日も、実際に受け付けた新人さんよりも、お断りしたケースが多発しているが、毎度のことである。

 もしもすべて受け入れていたら、一人の相談に多くの時間を費やす仕事だけに、疲労困憊してあこがれの「あの世」からのお迎えが早まること必定。

 のみならず本気度が見えない人や、「薬局のクセにっ!」となめた態度がチラリとでも見えたら、いっぺんでおんぼろコンピュータの頭が完全にフリーズして作動を停止するのでまったく仕事にならない。

 ともあれ同じ薬剤師でも、調剤薬局の従事者や経営者の嘆きは同情して余りある。
 医師に対しては平身低頭のクセに、薬剤師に対しては「こんな薬もらってもぜんぜん効かないんだよね〜っ!」などと、医者にいえない鬱憤を晴らされるのにもグっと我慢せざるを得ないという。

 本日も近畿地方から通って来られた調剤薬局勤務の薬剤師の女性に、クレーマーやイヤミな患者さんであっても、処方箋調剤を拒否することはできない辛さを愚痴って帰られたばかりである。

 どうせ巷(ちまた)では薬剤師風情を「売らんかな主義の人間のクズ」としか思われてないのだから、ヒゲジジイのように居直りに居直って、「漢方薬を販売するには明らかに問題があると思われる人」には断固として販売を拒否する気概を持って生きるのも、同じ薬剤師でも漢方専門家として最低限の矜持である。

2008年8月20日のボクチン(4歳)
2008年8月20日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母


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2014年03月04日

不要なプレッシャーを受けない冷静な弁証論治が必須の仕事だから

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 不要なプレッシャーを受けない冷静な弁証論治が必須の仕事だから、ホームページやブログ類は大いに貢献しているはずだが、完璧ではないのが残念。

 春になった証拠に、仕事の邪魔になる及び腰の電話相談の申し入れや、〜〜〜病に効く漢方薬を教えろ、などという電話が増えている。

 もちろん当方の流儀に合わないのですべてお断り。

 かなりきつい内容のホームページやブログの内容だから、当方にやって来られる人たちでスムーズに漢方相談に乗れる人達は、ほぼ全員、何ヶ月にも亘って通読吟味されて、強い決心のもとでやって来られている。

 だからこちらに変なプレッシャーを与えないので、そのお蔭で無心な弁証論治が可能となっている。

 それでも、匿名である電話による「ちょっとお尋ねですが」の問い合わせが多いのは、あれだけきついHPやブログの内容でも効果が不十分な証拠である。

 過剰な仕事量を増やさないためにも、こちらに不要なプレッシャーを与えない真剣、真面目な人達以外は、すべてきっぱりと、あるいは婉曲にでもお断りしていることは再三再四書いている通りである。

 ところで、そのような真面目に何度か通われる人達の中には、しっかりした効果が出始めた頃、実に面白い本音を聞かされることもある。

 すなわち「村田漢方堂薬局のホームページやブログを見たとき、こんな横柄な薬局は絶対には誰が行くものかっ! 」と真っ先に刎ねたところだったという。

 ところが、何年にも亘って何軒かの漢方専門医院や薬局で頑張ってみたが、まったく埒が明かないので、おべんちゃらを言わない横柄な薬局で頑張ってみる気になったのが本当のところだったと。

 こちらがショックだった経験では、2年毎に豪華な雰囲気の各漢方専門医院や薬局を歴訪して十数年以上、なかなかもう一歩の進歩がないので、遠路はるばるこちらにやって来られたのはよいが、店内に入った瞬間、明らかな落胆の表情!

 みすぼらしい田舎のうらびれた村田漢方堂薬局の外装と内装から受けた印象に、明らかにひどいショックを受けられた表情を見るなり、こちらの方がなんだかとても恥じ入ってしまったのだった。

 ところが当日出した漢方薬が速効を得て、明くる日には昨日とは打って変わって明るい信頼の表情に豹変されているのに安堵の胸を撫で下ろしたのだった(苦笑。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母



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2014年02月01日

「はじめての人」では病院に行かずに漢方相談に来られても受け付けていません

2008年8月2日のボクチン4歳
2008年8月2日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母

 昨日もお断りした例だが、髪を派手に染めた若者が「ちょっと相談なのですが」と言って来られたので、どこから来られましたか?と質問しても、「いや、病院に紹介されたわけではありません」という返事。

 いえいえ、あなたのおうちはドコデスカ? と繰り返し質問すると、ようやく判明したのがすぐ近くの地元だという。

 病院には行かれたのですか?との質問には、いえ行ってませんという返事なので、「病院で治るかもしれないのに、当方の漢方相談に来られるのは早過ぎます。まずは病院で受診して下さい」と言ってお断りした。

 病院に行く前に漢方相談を受けることができるのは、常連さんやお馴染みさんたちだけの特権である。

 その場合でも内容次第で必要があれば、病院での受診を強くお奨めすることもあるが、常連さんやお馴染みさん達とは阿吽の呼吸で臨機応変に対処が出来る

 ところが、病院に行かずに初めての人が漢方相談に来られるても、文字通り「相談だけ」である。

 過去の例でも、結局は病院でしっかりとした診断と治療を受けるべきことを一時間前後の貴重な時間を費やして説得に終始することは必定。
 
 重大な疾患が隠れていた場合はコトだからである。

 万一もしもそうだった場合、薬屋が病院に行かせずに漢方薬を売り付けていたなどと、医者からも患者家族からもあることないこと捲し立てられ、「薬局のくせにっ!」とボロクソに罵られるのが必定。

 それゆえ昨今では、貴重な時間を浪費することを惜しみ、詳細な相談をすべて端折って言下に「まずは病院に行くべし」として早々にお断りしている。

 もしも既に病院で適切な診断と治療をしっかり受け、それでも効果が不十分で西洋医学だけでは埒が明かないという場合。

 真剣に漢方薬を利用したいと望まれる方は、当然、病院からの紹介など不要で、あくまで自己責任で相談に来られる場合は、いい加減な気持ちでない限りは、時間をかけた漢方相談に乗らせてもらっている。

 但し、この場合も「相談だけ」というのは時間の浪費になるのできっぱりとお断りさせて頂いている。

 慈善事業だけでやっているわけではないからである。

 
シロちゃんとトラちゃんの雌同士
シロちゃんとトラちゃんの雌同士 posted by (C)ボクチンの母



 
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2013年12月13日

カテゴリ「村田漢方堂薬局の漢方相談の流儀」を必ず目を通して再度検討して頂きたい

2007年12月21日ボクチン(3歳)
2007年12月21日ボクチン(3歳) posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 40歳〜49歳の女性
簡単なご住所 : 近畿地方
お問い合わせ内容 :
 初めまして●●と申します。

 先生のところへ初めて伺う際に持参して行く必要な物があれば教えて下さい。

 (例えばお薬手帳など)??日に伺いますので宜しくお願い致します。

2007年12月22日ボクチン3歳
2007年12月22日ボクチン3歳 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:
 わざわざ遠路はるばる本州の端まで来られる意義がおありかどうか?
 もう一度しっかり検討して頂くために、ご面倒でも

 クリックして下さい⇒ 村田漢方堂薬局の漢方相談の流儀

のカテゴリに18項目の愚文があり、また当方の不得意分野もはっきり記載しております。

 是非、目を通されて、もう一度考え直して頂ければさいわいです。

 蛇足ながら、遠路をわざわざ来られても、往々にして関西地方(とりわけ京都府と大阪府在住の人達に顕著です)の人たちは、どうもあまり当方の流儀と相性があまりよくない長年の不思議なジンクスがあります(苦笑。

 とり急ぎ、お返事まで。

2007年12月22日ボクチン3歳
2007年12月22日ボクチン3歳 posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:
 早々にお返事を頂きありがとうございます。

 先生のブログは以前より拝見させてもらっております。

 今回訪問を決めたのはしっかり考えた上での事ですので宜しくお願いします。

2008年1月1日のボクチン3歳
2008年1月1日のボクチン3歳 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:
 すでに目を通されておられれば、あとは根気と努力次第です。
 初回は十分な時間の余裕を持って来られる方が有利です。

 なお、一定の資料があれば、まったくないよりはマシですので、これはお返事するまでもないことだと思います。
 ないならないでも問題はありません。

 取り急ぎ、お返事まで。

2008年1月1日のボクチン3歳
2008年1月1日のボクチン3歳 posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 21:28| 山口 ☁| 徹底したポリシー | 更新情報をチェックする

2013年10月01日

あの世は絶対にないと妄信している人達へのアドバイス

2007年2月5日のボクチン2歳
2007年2月5日のボクチン2歳 posted by (C)ボクチンの母

 関東地方から突然来られ(この突然がよいのだが)、先週から一週間も滞在されていた中年男性が、一定の効果が出てきたので10日間も滞在する予定を繰り上げて、漸く帰郷されることになってホッとしたのも束の間、今度は新たに関西から中年女性が日帰りの予定で突然来られた(この突然がよい)。

 関東の男性が帰られる前には、難病指定の人達など開店早々から男性ばかりが続いた後だったので、ホッと一息。
 リラックスしてもらう話しのついで出た話題で・・・

 彼女は来世があるのを信じているが、教養人のご主人はあの世は絶対にあり得ないと固く信じて話にならないという話題があった。

 あの世は絶対にあり得ないと妄信したままあの世に行くと、目覚めるまでに極端な場合は地球時間にして数百年も意識が戻らないまま延々と眠り続けるので、ほんのわずかでもよいから、もしかしてあの世はあるのかも、というくらいの気持ちであるほうが賢明なのである。

 それで思い出したのだが、2013年09月14日
肺腺癌ステージ4のお二人に生じた共時性
 で書いたお二人が同じ病名と病期にあって、同じように奇跡的な転移巣の極端な縮小が得られた共時性のお話し。

 あの時書いた細部をあらためてご本人(来世があることを既に承知の人)に確かめてみると、奇跡的に脳転移巣の縮小が最も顕著で、主治医が医学会に発表されるとのことだった。
 その時にお渡しした漢方薬は、ご本人の最も心配なのは脳転移の状況であるから、そこを集中的に漢方薬でサポートして欲しいという強い依頼ゆえ、中医学書にしっかり記載されている信頼性の高い中薬を服用してもらった結果であった。

 一方若い方の人は記載通りで、原発巣を考慮した内容でサポートさせてもらったが、初回に行ったアドバイスこそは、漢方薬のサポート効果に負けず劣らず、威力を発揮したのではないかと思っている。

 あの世はあり得ないと信じ込んでおられる人だったから、一時間近くもかけてあの世があることや、あの世では身近な人たちと必ず再会して、それらの人たちがグループソウルとして、役割を微妙に変えてグループで生まれ変わることなど、かなり詳細に説明してあげたのだった。

 人は絶対に死ぬことはなく、肉体を脱した後もそのままの意識を持ったまま永遠に不滅であり、因果応報の摂理があって、苦があれば必ず楽があること、正直者は絶対に馬鹿をみない仕組みなど。
 さらには自殺者の運命や悪人の辿る来世の状況など。

 ヘタなヒゲジジイの話しを聞き終わた途端、暗かった顔が一瞬、光が差したようにキラキラと輝いたのだが、その四ヶ月半の後に朗報をもって来られたのは既に延べた通りである。

 きっと霊界の医療団の応援も得られたに違いない。

2007年2月5日のボクチン2歳
2007年2月5日のボクチン2歳 posted by (C)ボクチンの母 


ラベル:あの世 来世
posted by ヒゲジジイ at 00:12| 山口 ☔| 徹底したポリシー | 更新情報をチェックする

2013年09月19日

有効率9割以上を維持し続ける秘策

IMGP7952
IMGP7952 posted by (C)ボクチンの母

 有効率9割以上を維持し続けるには、当方の漢方薬の流儀にマッチしそうな状況に僭越ながら機が熟していると思われる人達だけを選別させてもらっているからである。

 選別させてもらっている根拠は、寸時に感じ取る直感に頼っているが、その直感の的中率もそのまま9割以上の確率でフィットしているのだから、我が直感には長年絶大な信頼を寄せている。

 前回のブログにもあるように、漢方薬に頼る前に、まずは順序として専門医に正しい診断と治療を受けるのが最優先であるようなケースでは、残念ながらお断りせざるを得ない。

 また最も多いケースが、まだ迷われていて電話でお問い合わせされる段階では、当方の流儀に染まることは不可能であろうから、なるべく気を損ねないようにお断りする。

 直感を頼ってお断りしたことで、薬局のクセに薬を買ってやろうというのに断るとは何事かっとばかりに逆切れされることが折々にある。
 このように直ぐに逆切れされる人達はクレーマー予備軍だったことが直下で判明したわけだから、お断りして大正解だったことが直ぐに割れてしまったことになる。

 だから40年来培った直感はほとんど間違い無いと自信がますます深まることになる。
 それはそれは世間では信じられないような暴言を吐かれることは決して珍しくもない中、上記の方針を墨守し続けて40年間耐えてきた。

 少ないスタッフで運営し、お一人の相談時間に1〜2時間を要するのが常であるから、当方の漢方薬を利用されるのにちょうど機が熟しており、お互いに真剣な漢方相談が可能である人だけを選別させてもらはないことには我が薬局は機能不全に陥るからである。

 もしも皆さんの要求をすべて受け入れていたら、ヒゲジジイこそ数日も経たないうちに過労死することは間違いないだろう。

 だからこそ日々我が直感を頼って、まだ迷われている人や病院に行くのがイヤで薬局に眼が向くような人たちには、残念ながらすべてお断りさせてもらうことになる。

 そうした結果、病院だけではもう一つ改善が得られないで困っておられる真剣で真面目な人達ばかりの漢方相談に専念できるので、結果的には9割以上の有効率を維持し続けることが出来るのである。

 但し、残念ながら一割弱よりももっと少ないとはいえ、ない頭を振り絞りに絞っても、効果があったと思っても一時の錯覚だったのか、何としても一定の効果が得られないというケースが常に少数ながら遭遇するについては実に慙愧に耐えない。

 これらの人達のために、日夜悶々と考え抜いていると、いつの間にか朝になっていることも珍しくない。

2006年10月20日ボクチン(2歳)
2006年10月20日ボクチン(2歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 20:20| 山口 | 徹底したポリシー | 更新情報をチェックする

2013年07月26日

漢方相談販売は遠近に関わらず御本人の意志と意欲で、一定期間、直接来局できる人のみが対象です

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DSC_0782 posted by (C)ボクチンの母

 最近またまたご本人ではなく、ご家族からの電話やメールでのお問い合わせが増えている。
 とりわけ電話でのご家族からのお問い合わせが昨今頻繁で、お断りするのに受付嬢がとても苦労している模様。

 余計なトラブルを避けることを第一目的として、村田漢方堂薬局ではタイトルのようにご本人の意思と意欲がはっきりと確認できない限り、漢方相談をお断りしている。

 それでなくともご本人自身からの電話やメールでの問い合わせであっても、多少とも迷っておられる場合は、すべて遠まわしにお断りしている。
 
 こちらにはご本人自身が積極的な意志と意欲で漢方相談に来られる人が常に一定数来られている。

 これら直接通える体力と意欲と熱意がある人たちのために十分な相談時間を確保するためには、必然的に多少とも迷っておられる人達やご家族からのご相談に乗っている時間的な余裕も体力もない。それゆえすべてお断りせざるを得ない。

 のみならず現代社会ではクレーマー予備軍が増殖している由々しき現状であるから、石橋を叩いてでもこれらクレーマー予備軍をあらかじめカットしておくという目的も大きい。

 なお、一定期間、多くは7〜14日毎にしばらく通って来られれば、遠近にかかわらず、一定の方針が立ったところで、メールや電話での漢方相談に切り替えて、通信販売を行うことが可能で、実際に多くの方が、途中から通信販売に切り替えられている。

2006年3月2日のボクチン(1歳半)
2006年3月2日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

 
posted by ヒゲジジイ at 08:21| 山口 🌁| 徹底したポリシー | 更新情報をチェックする

2013年06月11日

遠近に関わらず迷いがある場合は来られても無駄です

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2006年1月8日のボクチン(1歳) posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 40歳〜49歳の女性
ご職業 : 会社員
簡単なご住所 : 近畿地方
お問い合わせ内容 :

 遠方ですが、仕事の都合上、土曜日しか行けず、午前11時前後にそちらに到着することしかできないのですが、相談をお受け頂くことはできるでしょうか。

 12時迄というのは、受付時間でしょうか。お手間とらせて申し訳ありませんが、ご教示頂けると幸いです。

新入りのシロちゃん(メス)
新入りのシロちゃん(メス) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:土曜日しか来れない人も受け入れています。
 昼の12時までに来られておれば延長戦は日常茶飯事ですので問題はありません。
 土曜日の延長戦は毎度のことですので、午後2〜3時間くらいは余裕をもって来られるとよいです。

 但し、土曜日しか来れない人でも、一定の方向が定まるまで、必要に応じて何度か直接通うことが出来る人でなければお受けすることはできません。
 一般的な疾患では運がよければ2回来られるだけで後は(将来は通販全面解禁らしいので)メールや電話による通信販売に切りかえることが可能となるでしょうけど、アトピー性皮膚炎などではたとえ最初から効果がしっかりと見られても季節変化や不摂生で急転直下病状が変化するので、一定期間通える人でなければ途中で適切な配合変化が難しくなる場合があります。

 アトピー性皮膚炎以外の病気では、一定の効果が得られるようになった時点で、多くはメールや電話相談に切りかえて通信販売が可能となるだろうということです。
(但し、県外の人でも特別に熱心な人は、しっかり効果が得られるようになっても肺癌が完全に克服できたあとも前後6年間以上一度も通信販売を利用されないで、直接通い続けている人もおられます。)

 以上、取り急ぎお返事まで。

2006年1月8日のボクチン(1歳半)
2006年1月8日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:メールありがとうございます。

 ブログを拝見すると、二週間程ごとの微調整の必要があるとのことですが、例えば3〜4週間ごとに一度そちらへ伺うという形でも大丈夫でしょうか?

 また、泊まりがけで、2日連続で診て頂いた場合は、日帰りと比較して、どういうメリットがあるのでしょうか?

 度々恐縮です。
 お手間をとらせて申し訳ありませんが、ご返信頂けますと幸いです。よろしくお願いします。

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IMGP1402 posted by (C)ボクチンの母

ヒゲジジイによる再度のお返事メール:

 遠方ゆえ、多少でも迷いがあるうちは遠路はるばる敢えて直接来られても、結局は継続できないケースが殆どです。

 まずは地元近辺で徹底的に頑張って見てください。

 取り急ぎお返事まで。

2006年1月8日のボクチン(1歳半)
2006年1月8日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:ありがとうございます。

 もう少し地元で頑張ってみます。
 それでも無理なら、伺おうと思います。

 お忙しいところ、お手を煩わせまして、失礼致しました。

2006年1月8日のボクチン(1歳半)
2006年1月8日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母




ラベル:漢方相談
posted by ヒゲジジイ at 13:11| 山口 ☁| 徹底したポリシー | 更新情報をチェックする

2013年03月25日

村田漢方堂薬局の不得意分野

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IMGP9724 posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 20歳〜29歳の女性会社員
簡単なご住所 : 関東地方
お問い合わせ内容 : はじめまして。ご多忙中のところ恐縮です。

 これまで、統合失調症、神経症、適応障害、うつ等、色んな診断を受けてまいりました。
 私としては、7割症状が緩解すれば良いと考えております。

 今は、西洋医学の薬は服用していません。
 これまで、漢方薬は、保険適用のものを服用していた時期がありましたが、効果がよくわかりませんでした。

 下手な薬局に行くより、最初から本気で、先生に診て頂きたいと考えています。その方が、結果近道だと考えています。

 先生は、統合失調症等苦手な治療対象とされておりますが、私のように病名が、医師によって異なる場合も、やはり苦手な対象とお考えでしょうか。

 現在、辛うじて就労しておりますので、費用は捻出できますし、長旅に耐え得る体力精神力はあります。

 また、先の病気が、苦手な理由は如何ほどな理由でしょうか。
 愚問でしたら申し訳ありません。

 無論、先生のブログを拝読したので、おおよそは予測しています。
 ご一読頂き、お返事頂けますと、幸いです。
 何卒よろしくお願い申し上げます。

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IMG_4746 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 苦手な理由は、たとえば数学が得意な人、数学が苦手な人、それぞれに得意不得意があるのと同様です。

 赤ちゃんや子供さんの漢方相談も同様に不得意です。

 したがって明らかにこちらで苦手とする分野のご相談は、残念ながらキッパリとお断りさせて頂いております。

 ところでネットで検索すると、それらを得意とされる漢方薬局さんも見られるようですので、そちらに当たられた方が無難かもしれません。

 取り急ぎ、お返事まで。

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IMGP9714 posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:

 ご多忙中にも関わらず、早速のお返事ありがとうございました。

 人それぞれ得意、不得意があるということですね。
 他の薬局を探してみます。

 お身体ご自愛下さいませ。

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IMG_4802 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 20:16| 山口 ☀| 徹底したポリシー | 更新情報をチェックする

2013年01月20日

他所で漢方薬が合わずに下関までやって来た人達

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IMG_4673 posted by (C)ボクチンの母

 昨今、著しく目立つのが、他所の漢方薬局や病院の保険漢方でフィットしないばかりか、不快反応に恐れをなし、やや遠方から下関へやって来られる人達。

 病院のツムラ漢方の柴苓湯など様々な方剤が合わずに不快反応に見舞われて、漢方薬恐怖症となりながらも、慢性腎炎でやって来られた人。
 クレアチニンもBUNもぎりぎり正常値だから、それほど恐れるには及ばないといっても、タンパク尿や潜血反応が+2〜3であるのに恐れをなしておられる。
 そこで補中益気湯製剤でも、生姜と大棗を含まず、朝鮮人参を党参に変更された製剤のみを飲んでもらったところ、直ぐに潜血反応は+−に改善されて、疲労感などの体調も改善している。

 泌尿器系疾患で病院に五箇所歴訪しても原因不明で治らず、そこで漢方薬局を2箇所回るも、処方名を秘匿された無表示の漢方薬を調合して投与され、それが一時効果が出たものの、ナゼだか外用薬の併用をすすめられ、それが皮膚病を誘発して激しい掻痒と顔面紅潮を引き起こした。言われるとおりに持続するも症状も再発して皮膚病も悪化の一途を辿る。
 そこで当方のところにやって来られた時点では、漢方薬恐怖症となっていた。

 不安神経症気味になっている人では、本当に付き合いにくいのだが、それでも叱られながらも素直にしたがって、結局は茵蔯蒿湯、竜胆瀉肝湯、猪苓湯、白花蛇舌草などの併用で、皮膚病は速効を得て、もともとの主訴も、すべてにおいて比較的順調に寛解しつつある。

 次も漢方薬局で無表示の粉末で製した1製剤につき1ヶ月分2万円近くの経費というから驚く。
 当方の漢方エキス製剤の4〜5倍の価格である。
 毎月1回10分足らずの面談やあるいは電話相談だけで販売される千客万来の漢方薬局だという。様々な症状があるのに、一ヵ月分をまとめて、しかも一処方しか投与されないの効果がなくても不思議はないのだが、そこは素人の悲しさ、千客万来の漢方薬局のムードにおされて、効果がまったく出てないにも関わらず、一方的に「効いてるでしょっ!」と強く言われると、ついつい「エエッ」と応えてしまう気の弱さ(苦笑。

 無痰の咳に清肺湯の粉末の自家製剤が投与されるなど、不思議な投与が目立つが、10分足らずの相談ではしっかりした弁証論治が出来るはずも無い。

 遠路はるばるやって来られたこの人には、当方では1〜2時間もかけて弁証論治を行った結果、ようやく判明したのが意外にも半夏厚朴湯証が主体であり、八仙丸の併用で標本同治を行うことにした。
 これで短期間で咳嗽は軽減しつつある。

 いずれにせよ、よそ様では弁証論治にほとんど時間をかけず、流れ作業で利益優先の仕事をされるところが目立つ。
 これでは効果が無いばかりか、漢方薬の評判を大いに下げる結果となり、同業者としては迷惑千万なことである。

2010年8月28日のボクチン
2010年8月28日のボクチン posted by (C)ボクチンの母

ラベル:弁証論治
posted by ヒゲジジイ at 08:26| 山口 ☀| 徹底したポリシー | 更新情報をチェックする

2012年11月07日

一度しか来られない場合はお断りせざるを得ません

OPQ_0029
OPQ_0029 posted by (C)ヒゲジジイ

お問い合わせ:

 以前、メールにて2度、相談させて頂きました◎◎県の●●●●と申します。
(4/6熱中症の後遺症)(6/16温め療法で副作用の連続)

 6月に先生に御相談して以降、元の漢方専門医や県外の漢方薬局から取り寄せた漢方薬を服用したりしましたが、一向に改善しません。それどころか煎じ薬で胃炎をおこし胃カメラを飲むはめにもなりました。

 先生の所に伺いたいと思いながら体調の悪さから一人で汽車に乗る事は出来ないので半分諦めつつ、でも諦め切れず何か方法はないかと必死で考えてました。

 主人に付き添ってもらい伺う事もできますが、現在単身赴任中でなかなか帰ってこれない為、1,2ヶ月に1回通えるかどうかで、やっぱり駄目か・・と諦めかけてた所、先生のブログ(2011.2.6)で「漢方薬の補充は2回目以降は代理人でも可能ですが」と書いてあるのを見て「何とかなるかも!」と思いました。
 暗闇に光が差し込んだようでした。

 山口県に住む人を必死で探し、勤務先の○○営業所の人や△△に住む知人、下関の主婦の人に代理で薬を受け取りに行ってもらえる段どりを整えました。
 先生、上記の条件で受け入れて頂く事は出来ませんでしょうか?
 もし、可能でしたら早速主人に話をし、休暇を取ってもらうよう頼もうと思います。
 お忙しい所申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

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OPQ_0030 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 代理で済むようになるには、一定程度通い詰めて、ある程度安定した効果が得られるようになってからのことです!!!
 ●●さんの場合は、複雑な病態の上に、一度来られたくらいでしっかりフィットした配合が見つかるとは決して思えません。
 第一、もっとも無難だと思われた牛黄で発熱されるとは前代未聞の反応ゆえに、通常の弁証論治が通用するとも思えません。
 こちらでは、昨今進行癌の人達が遠路はるばる医師に紹介されるなどして熱心に通い詰める人達が多く、そちらの方で頭が一杯です。

 申し訳ないことながら、通うのが困難な人まで受け入れるわけには行きません。通い詰める熱意のない人は受け入れることはできません。
 命に関わる疾患や難治性疾患の人達でも、関東地方や四国など不便な地区からも熱心な人は通い詰めておられます。

 ●●さんの場合は、様々な条件的にどう考えても当方の漢方の流儀には不向きですので、申し訳ないことながらきっぱりとお断りさせて下さいませ。
 再度繰り返しますが、切り札的な最も頼りになる牛黄で発熱する特異体質の人には通常の弁証論治は通用しそうもないので、残念ながらお断り申し上げる次第です。
 悪しからずご了承下さいませ。

OPQ_0031
OPQ_0031 posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:

 私の浅はかな考えで先生に不快な思いをさせてしまい大変申し訳ありませんでした。
 先生の所に伺えると思い少し有頂天になってました。

 進行がんの方々が遠路通いつめておられる事を思えば私の考えが実に甘いか思い知らされました。本当に恥ずかしいです。
 先生が腹立たしく思われるのも当然です。

 しかし、牛黄がダメでも他の漢方薬で治せるという希望だけは捨てずにいようと思います。
 本当にお忙しい所すみませんでした。

OPQ_0032
OPQ_0032 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 21:29| 山口 ☀| 徹底したポリシー | 更新情報をチェックする

2012年10月19日

中医学を知ったお陰で煎じ薬の必要がまったく無くなった理由

張瓏英先生とヒゲの無い頃のヒゲジジイ
張瓏英先生とヒゲの無い頃のヒゲジジイ posted by (C)ヒゲジジイ

 二十数年前、張瓏英先生とお会いした時に、中医学を学んだお陰で、煎じ薬を作る必要がほとんどなくなったことをお話しすると、とてもとても不思議そうな顔をされた。
 その理由を縷々説明させて頂くと、大きく頷いて頂けたときの状況を折々に思い出す。
 上掲の写真はその折に当時の受付嬢に撮らせたものである。

 煎じ薬を用いなくとも、弁証論治をしっかり行えば、既成の各種漢方エキス製剤や単味のエキス製剤などを組み合わせれば、煎じ薬に決して劣らない威力を発揮することは現実にしっかりと実証して来たつもりである。
 むしろ一部の煎じ薬よりも、それを上回る効果を発揮できるケースもある現実は、たとえば托裏消毒飲(たくりしょうどくいん)。
 この方剤はエキス製剤の実現を某社に依頼したものの、あらゆる努力を尽くしても、日本の薬事法上、現時点では許可の取りようがないとのことだった。(日本が漢方の後進国である所以である。)

 それゆえ苦肉の策で考案した配合が、托裏消毒飲でも紹介している通り、

   ・衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)
   ・荊防敗毒散(けいぼうはいどくさん)のエキス製剤(金銀花や人参が必須!)
   ・白花蛇舌草(びゃっかじゃぜつそう)のエキス

 という三者の併用である。これによって現実に、托裏消毒飲の煎じ薬の効果を上回る能力を発揮してくれるので煎じ薬を用いる必要がない。
 さらには念願の補気建中湯こそ、ヒゲジジイのたっての依頼に応えて小太郎さんがエキス製剤を実現してくれているので、煎じ薬の必要がなくなって久しい。

 エキス製剤を各種組み合わせることで最も有利な点は、アトピー性皮膚炎など変化の激しい疾患の場合、日毎に方剤の内容や配合比率を変化させるのが極めて容易である。
 その点、煎じ薬ではいったん配合してしまうと、日々の状況に応じて臨機応変の配合変化を行うのが困難である。

 本質的に重要なことは、中医学理論を学んでおれば病機分析によって治法を考案し、これによって基本方剤を設定した後に、諸証に基づいた個別性に配慮した実際処方は既成のエキス製剤を複数用いた配合(組み合せ)で十分に可能となるほど融通性があるのが構造主義科学としての中医学の優れた特徴であると思うのである。

ハクセキレイ
ハクセキレイ posted by (C)ヒゲジジイ


 
posted by ヒゲジジイ at 21:56| 山口 ☀| 徹底したポリシー | 更新情報をチェックする