2007年02月09日

北アメリカに行くとアトピーが治まり、日本へ帰ると再発する事例

 本日のアトピー性皮膚炎の新人さんは、北米にいる間はアトピーが完全に治っていたが、日本に帰った途端、ひどく再発した事例である。たまらず通院しながらステロイド軟膏とプロトピック軟膏類を数ヶ月欠かさず毎日使用し続けている。
 今から腕によりをかけた中医漢方薬学療法が始まるのだひらめき

 ところで、10年以上前にも気管支喘息、アレルギー性鼻炎、ニキビの為に記憶では辛夷清肺湯と荊芥連翹湯などを併用してもらっていた関東地方の高校生が、北米に短期留学している間は、持参した漢方薬を服用しなくとも、完全にアレルギー反応が治っていた。ところが帰国した途端すべて再発したので、当方の漢方薬を再開せざるを得なかった。

 蛇足ながら、この男性は現在は西洋医学の医師になられており、医学生のハードな実習時にも村田漢方堂薬局オリジナルの体質改善三点セットや牛黄製剤を利用されていた。
 もちろん医師国家試験勉強時の体力維持目的でも牛黄製剤を大いに活用され、めでたく医師免許を取得したのだった(笑。

2005年11月28日

気管支拡張症に滋陰降下湯製剤2名

2005年11月12日のボクチン(1歳)
2005年11月12日のボクチン(1歳) posted by (C)ボクチンの母

気管支拡張症の高齢の女性にまずまずの効能を発揮したのが滋陰降下湯製剤を中心にした配合。
本日、この方が漢方薬の補充に来られた。

補充が遅れ勝ちのようだから、そんな飲み方で大丈夫?と訊くと、まあまあだという。

一日に一二回服用しておれば、なんとかあまり咳も出ないようだという。

昔も、よく来られていた方だから、こちらの言わんとするニュアンスは分かっておられるので、それ以上は言わなかったが、調子の悪い時にしっかり服用されていたから、かなり軽快している模様。

先月だったか、新人のやや高齢の女性にも、気管支拡張症で滋陰降下湯単独で様子を見たが、10日間で電話でしゃべった後の咳き込みが無くなったので、まとめて一ヶ月分が欲しいとおしゃるくらいドンピシャだった。

風邪から併発した気管支炎に、身近な身内に、久しぶりに麦門冬湯証、咳き込んだ時の嘔吐感が生じて、よく効いた例があったが、やはり滋陰降下湯証を呈する人のほうが、どんどん増えていく模様ひらめき

2005年11月21日のボクチン(1歳)
2005年11月21日のボクチン(1歳) posted by (C)ボクチンの母