2017年01月31日

薬味が多くなければ、どうしても明らかな効果が得られないこともある

2010年01月31日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年01月31日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 薬味が多過ぎると、即効性が失われるというのも一面の真理であるが、現実には常にそうとは限らない。
 
 たとえば、この季節、下半身の各種疼痛疾患で、比較的即効が得られている配合は、独歩顆粒(独活寄生湯エキス製剤)+疎経活血湯+(活楽宝)などという、薬味を数えれば相当な数に上るが、フィットする体質者に限っては、実際にはかなりな即効が得られることも多い。

 独活寄生湯と疎経活血湯それぞれの適応証は、かなり異なるように言う専門家もおられるが、現実には合併型の人も想像以上に多いように思われる。

 現実には、下関の地元近辺の人達は、独歩顆粒は不要な人も多く、むしろ疎経活血湯で十分にフィットする人の方がやや目立つとはいえ、単独では効果がやや弱く、活楽宝や雲南田七などで補助する必要がある人の方が多い。

 ともあれ、常連さんの高齢の父上が下半身の疼痛と足弱、多量の滲出液の漏出で困っておられるというので、独歩顆粒+疎経活血湯+補陽還五湯+千金内托散の併用を出したばかりだが、滲出液は数日で激減しているというので、今後の疼痛や足弱の効果も期待しているところである。
 まあ、実に薬味の豊富な組み合わせではあるが・・・。

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2010年01月31日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年01月31日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
 

2016年11月13日

病名は何であれ、頑固な腰痛や神経痛など、足腰の疼痛関係は中医漢方薬学の比較的得意分野ではあるが

2008年11月13日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年11月13日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 驚くべきことだが、中学校の同窓会名簿にヒゲジジイの名前はあっても、住所や職業の記載が五十数年来、まったく記載がないという!
 同級生が心配して、どうしてないの? いつも学年の同窓会など、一度もやって来ないけど、案内はないのだろうか?と。

 もちろん一度たりとも案内はないし、当時から同窓会の幹事の少なくとも2人は、陰湿なイジメを繰り返していた地獄の住人達だったので、まだそいつらが昨今も幹事を続けているのだとしたら、イジメを今に至るまで続けているつもりなのかもしれない。

 愚息や愚娘が同じ中学校に在学中でも、親のヒゲジジイは同窓会名簿では行方不明のまま(苦笑。

 男の嫉妬は、女のそれよりも激しいというから、恐ろしいものである。

 これなども、人間は猫よりも劣る最低の動物であることの例証の一つに過ぎない。

 ヒゲジジイの出身中学校は、徒歩で行ける近距離である。
 その中学校の同窓会名簿には、名前の記載があっても、住所や職業の記載が五十数年間も未記載というのだから、恐れ入るではないかっ!

 もちろん、中学校とは異なって、出身高校の同窓会案内は頻繁にあるが、億劫だから行かないだけである。

 それはともかく本題である。

 即効が出るとは限らないが、神経痛や腰痛であれ、病名が何であれ、西洋医学治療や病院のツムラ漢方などで、何年も通って治らなかった人たちであっても、当然ながら、ほどほどの根気と忍耐さえあれば、綿密な弁証論治にもとづく自費の漢方薬で、十分に改善を得て、明るい生活を送ることができる。

 これらの疾患では、現実に多くの地元近辺の人達が、自然に人から人へと伝わって、多くの人が村田漢方堂薬局の漢方薬を利用されている。

 運がよければ僅か1方剤だけで改善できる人もいれば、数種類の配合を必要とする場合もあるが、それにしても他の疾患に比べても、比較的安価な配合で解決することも多いのだから・・・といっても、これらでも高すぎると思う人は、自費の漢方薬には向かない。

 あまりにも日常茶飯事に相談を受けて、多くの地元の人達が利用されているので、地元の口コミがあるのは有難迷惑のことも多く、「薬局で治るものか!」と頑固に各病院を転々として、どうしても治らない人がいて、そのご家族から相談があったが、本人は短気な男性で気に入らぬと暴言を吐く人種というから、トンデモナイ!そんな人にまで気を遣ういわれはないので、絶対に連れてこないようにと強く釘を刺している。

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2010年11月13日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年11月13日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年07月10日

脊柱管狭窄症といっても

2009年7月10日のボクチン(5歳)
2009年7月10日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 脊柱管狭窄症にも軽症から重症までさまざまとはいえ、漢方薬治療はとても有効な手段であるだろう。

 先日も、数年ぶりに症状が再発したといって、漢方薬を求めて来られた70歳前後の男性は、3年前にも、顔面から頭部にかけた帯状疱疹後神経痛が病院で治らないので、村田漢方堂薬局の体質にフィットした漢方薬を続けることで疼痛が軽減している最中に、その帯状疱疹後神経痛とは別に、梅雨前から脊柱管狭窄症の症状が出てきたので、そちらの方の漢方薬も出してほしいといわれ、その時はは疎経活血湯エキス製剤2ヶ月の服用で一旦は治っていた。

 帯状疱疹後神経痛の方も五苓散を主体にした配合1年以上続けて根治し、それっきり音沙汰がなくなっていた人だが、3年ぶりに来訪された理由が、今回も梅雨時になって脊柱管狭窄症の症状が出て、病院治療では何の効果もないという。

 医師からは、腰を屈めて歩くように言われているのには、実に驚きではあるが、主治医による同様にアドバイスを忠実に守ったために、腰が曲がったままになった女性もいる。

 それはさておき、前回は疎経活血湯エキス製剤2ヶ月でいったんは治っているので、今回も同じ方剤を飲んでもらうことになった。

 同じ脊柱管狭窄症でも、やや重症な人達は、疎経活血湯類だけでは心もとないことも多く、他方剤を主体に運用すべきケースも多いとはいえ、関西のやや高齢の女性は、病院治療では治らないばかりか、杖を突いて腰を屈めて歩くように指示され、それを忠実に守っていたら曲げた腰が戻らなくなってしまった。

 そこで漢方薬は疎経活血湯に特殊な腎虚を強力にサポートする製剤と抗鬱作用のある高貴薬などを併用してもらうことで、疼痛をはじめ痺れなど諸症状を緩和でき、一年以上継続することで、かなりな改善を得ている。

 同様に同じ関西の女性は、もっと多種類を必要としているが、十分に一定の効果を得ている。

 そのほかにも、地元では疎経活血湯製剤+雲南田七など、様々な併用中草薬類や漢方製剤などの併用ばかりでなく、疎経活血湯単独でも、良好な経過を維持できている人達が多い。

 いずれにせよ、脊柱管狭窄症と診断されながらも、病院治療で治らない人達に適応する主方剤は、昨今は不思議と疎経活血湯が主体になっている。

 しかしながら、脊柱管狭窄症と診断されているからといって、病名治療的に疎経活血湯証だと決めつけてはならない。

 このような記事をかくと、必ず素人さんたちが記事を鵜呑みにしてシロウト療法をはじめ、効かなかったと文句を言ってくる人があるが、必ず専門家に相談すべき話で、勝手なシロウト療法を試みる人達は当然、自己責任の問題である。

 必ず地元近辺の漢方薬局で相談して、体質と病状に応じた適切な漢方薬をアドバイスしてもらって、そこで面倒を見てもらうべきである。

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2009年7月10日のボクチン(5歳)
2009年7月10日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年7月10日のボクチン(5歳)
2009年7月10日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月10日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月10日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月10日のボクチン(6歳)
2010年7月10日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2015年10月14日

熱証の血瘀による慢性の腰痛は比較的珍しいが

2011年10月14日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年10月14日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母

 先日の連休中は、急な腰痛で2日間、移動するのが難儀だから本を読んでばかりいた。

 あきらかな熱証の瘀血による腰痛だったので、桂枝茯苓丸料エキスの半量と、大黄牡丹皮湯の半量に、少量の芍薬甘草湯と地竜の適量を加えた配合を服用したので、仕事がはじまる火曜日にはほとんど回復した。

 仕事上は、寒証の腰痛の相談を受けることが断然多いが、なぜか昨今のヒゲジジイの腰痛は、あきらかな熱証を呈する。

 先週は仕事量が多かったので、椅子に座ったままの状態が長く続いた為に、腰回りがいつも以上に血行不良を生じてますます鬱血化熱し、もともと慢性化していたものが、疲労が重って急性化してしまったようである。

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2011年10月14日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年10月14日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年10月14日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年10月14日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母

 

2015年10月05日

月曜日と土曜日は新規相談者は受付できないが、何年も前に利用されたことがある人は受け付けている

2015年10月05日のシロちゃん(メス2歳)
2015年10月05日のシロちゃん(メス2歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 6年前まで、他の疾患で利用されていた人が、久しぶりに他の疾患で相談に来られた。
 激しい坐骨神経痛で昨日まで入院していたが、激しい薬害が生じて全身に回り、ようやく薬疹が治まったところで退院して、相談に来られた。

 座薬の鎮痛剤でお茶を濁しているが、到底治る兆しはないといわれる。
 6月頃から、姿勢を変えただけで右足が激しく引き攣る痛みで、日々苦しみ続けているといわれる。

 「発病する前に、登山でもしたのではないですか?」と問えば、図星だった。

 何のことはない、恐らく芍薬甘草湯だけでも治りそうなものである。
 これを10日分だけ渡して、10日後に再来する頃には、99パーセントの確率で、かなり改善していることだろう。
(もしもこの予測が当たってなかったら廃業ものである・苦笑)

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2011年10月5日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年10月5日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2015年10月05日のシロちゃん(メス2歳)
2015年10月05日のシロちゃん(メス2歳) posted by (C)ヒゲジジイ


ラベル:芍薬甘草湯

2015年06月30日

とうとう前期高齢者の仲間入りとなったが・・・

2015年06月30日のシロちゃん(2歳)
2015年06月30日のシロちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 前期高齢者らしく腰痛の漢方薬を真面目に飲んでも、あと一歩、8割以上のところからもう一歩の進歩がない。
 ところが、止むを得ない活動から、すっきり完璧な無症状となった。

 湿気の多い昨今、各部屋の除湿機の満タンの水の処理に店舗内や各部屋8箇所を毎日何度も動き回り、昨今も相変わらず増え続ける書籍の整理に、3階建ての書庫を毎晩、シロちゃんを連れて、昇ったり降りたりを繰り返す日々が1週間以上も続くうち、いつの間にか腰に何の違和感も感じなくなった。

 運動不足が、もう一歩の腰痛を治りにくくしていたらしい。

 急に元気になって、閉店後には、以前のように夜のチヌ釣り(クロダイ釣り)に行けそうな体力が残っているほど!

 本業の漢方相談の方も、そろそろウルサイ老人は敬遠される歳になったので、常連さん相手に、のんびりとしたボケ予防の仕事程度で十分だと思いきや、今年はどうしたことか、濃厚な漢方相談がジワリじわりと増え続ける。

 どんなにチェックしていても、不真面目な人も多少は混じるが、多くは真剣な相談が多いので、手が抜けない。

 ともあれ、この世で善行を積んでおかなければ、あの世で明るいところへ行けないので、本業は真剣に頑張っているつもりだが、どうしても減らず口が止まらないので、せめてプラスマイナス・ゼロであって欲しいという願いは、寄せては返す波の音。

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2015年06月30日のスコちゃん(2歳半)
2015年06月30日のスコちゃん(2歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2015年06月30日のシロちゃん(2歳)
2015年06月30日のシロちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ


2015年01月06日

腰部脊柱管狭窄症らしき症状のご相談

2010年01月06日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年01月06日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:60〜69歳の女性
【 地 域 】:関東地方
【 お問い合せ内容 】:
 5−6年前の足親指裏の痺れに始まり、ビタミン剤、血行促進剤の服用。
 鍼灸、カイロ、整体等数々の治療を試みましたが、症状は悪化するばかりです。

 現在、両下肢の痺れ、痛み。締め付けられているような不快感があります。足裏の痛み、痺れは特に強く、きつい靴を履いているような違和感を覚えます。
 四六時中続く症状ですので、精神的にも大変な毎日です。

 以前に独活寄生丸の煎じ薬を三か月ほど服用しましたが、改善はありませんでした。

 整形外科的にも東洋医学的にも脊椎狭窄症ではないと言われておりますが、自覚症状からして、馬尻神経圧迫による狭窄症と思います。
 炎症型ですと姿勢や条件にかかわらず、痺れ、痛みが伴うとの所見を目にしたことがあります。

 昨年暮れから中国整体及び鍼灸治療を受け始めましたが、今迄は感じていなかった腰部の重だるさや痛みを発するようになって、困惑しております。

 上記のような症状ですが、御社の漢方で応じていただけるものでしょうか?。

2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 まず諸症状は、温めると楽になるのか? それとも冷やした方が楽になるのか?
 いずれでもないのか、この寒熱による影響、風呂に入ると楽になるのか、逆に症状が悪くなるのか、という全身を温める風呂の影響だけでなく、「症状がもっとも顕著な部分」を温めると楽になるのか?それとも冷やした方が軽減されるのか? というこの中医学でいう寒熱の問題が最重要です。

 ところで、最初に結論からいえば、距離的な問題と貴女の年齢的な問題(私と同年代のようですが・・・)。これらを考慮すると、長距離を座って通うことの病状に対する悪影響で、そのことだけで病状を悪化させかねないと思います。

 また、長年症状に悩まれている割には、まだ漢方薬を一度試したくらいでは、そちらでの努力が足らないと思います。
 関東地方には、たくさんの漢方薬局や自費の漢方クリニックなどがたくさん存在するはずです。
 まずは地元近辺で、しっかり漢方治療を受けてみるべきです。

 県内や隣県程度の距離であれば、しっかり効果が出る配合が見つかるまで通って頂き、効果がはっきり出始めれば、通信販売に切り替えることもできるのですが、貴女の年齢や長距離移動による体力の損耗と、病状の悪化を考えますと、また地元での漢方治療経験があまりにも少なすぎることなどを考えますと、残念ながらお受けできないと存じます。

 まずは7〜14日毎に通える範囲内の近距離のところを探してみて下さい。
 取り急ぎ、お返事まで。

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2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月06日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月06日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母


2014年12月25日

十年来の激しい腰痛に最初は超即効が出ても、数ヶ月は紆余曲折を経て効果が安定するまでに半年近く

2010年12月25日のボクチン(6歳)
2010年12月25日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 以前も少し書いた実例で、10年来の腰痛で、様々な西洋医学治療やそのほか、様々な治療を受けても治らなかった女性。

 風呂で温まると却って症状が悪化するという稀有な反応で、10年来にしては熱証であり、痩身の見かけからは意外。
 そこで、清熱・祛風・活血・除湿の方意の配合にて、超即効で症状は軽減するも、1ヶ月も経つ頃には、次第に効果が落ち始めた。
 
 風呂上りに悪化することは皆無となったが、むしろ最近は風呂で温まることで楽になるというので、清熱薬を中止して、引き続き祛風・活血・除湿の方剤で様子をみるが、もう一歩ものたらない。

 そこで、引き続き祛風・活血・除湿の方剤に、活絡の作用のある中草薬で増強したところ、次第に安定した効果を発揮しはじめ、昨今では疼痛を感じることがほとんどなくなったので、通うのを止めて、通信販売に切り替えることが出来た。

 効果が安定するまで、このような微調整を繰り返して、半年かかっている。
 初期に超即効が出たからといっても、そうそう短期間で治るものでもない。

 要するに、腰痛に限らず、他の様々な疾患でも、漢方薬の適切な配合によって、最初に超即効が出ても、数ヶ月は紆余曲折を経て、しっかりと効果が安定して、治癒に近い状態となるのは、半年以上かかるのは、当然といえばトウゼン。
 長年続いた疾患で、しかもあらゆる治療に抵抗していたものが、漢方薬がどれほど素晴らしいものであっても、そんなに一朝一夕で治る筈もないのである。

 だから当然のことながら、治療を徹底するには、さらに長期間服用を続けて、体質改善を行う必要があるのだが、再発覚悟で好い加減で休薬するか、それとも再発を恐れてなお続けるかどうかは、もちろん個人の自由ですっ。

 現に、ヒゲジジイ自身が、自分に適した腰痛の漢方薬の服用を怠っていたら、覿面再発して、慌てて再開したら、即治したが、また服薬をサボると再発するのは目に見えているので、年齢的には迂闊に中断できないことが分かって、情けないやら悔しいやら。

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2010年12月25日のボクチン(6歳)
2010年12月25日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年12月25日のボクチン(7歳)
2011年12月25日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年12月25日のボクチン(7歳)
2011年12月25日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母



2014年10月31日

腰痛関係の疾患は、どんな病名がついていようと漢方薬の得意分野

2008年10月31日のボクチン(4歳)
2008年10月31日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 電話で本人や代理の人から2度に亘って、たかが腰痛くらいで、
「おたくの漢方薬で、これまで治った人がありますか?」 
「痛みが漢方薬で取れますか?」
 ハ〜〜ッ?と言いたくなるような愚問の連続。

 大の男達が、こんなありきたりな疾患に、腰痛関連で、どんなに立派な病名がついていようと、命に関わるようなたいそうな疾患でもないのに、鳴り物入りで余りに大げさ過ぎる。

 よって当然ながら、例によってお断りしていたのに、残念ながら、実際にやって来られてしまった。

 そんなにたいそうに考えなくとも、もともと本人が本気でやる気でさえあれば、遅かれ早かれ、ピントが合ってくれば、漢方薬で十分に8〜9割以上、多くは完治、それこそ完治することも珍しくない。

 ヒゲジジイ自身が、これまで仕事に差し支えるような激しい腰痛を何度か経験しているが、いずれも比較的即効で治っている。

 過去のブログ
2006年08月19日 腰椎変形すべり症による、坐骨神経痛の漢方薬
 のお返事メールでも答えているように、警察官で腰に提げる拳銃の重みに耐えかねて、手術寸前に、病院から寝巻き姿で、助けを求めて来られた人でさえ、運よく即効が出て、手術を免れている。

 同様に、何年にも渡って、重症者では10年以上も、どこへ行っても治らなかった人達が、当方の漢方薬を数年かけて根治された人達は数え切れない。

 中には、あまりに辛くて危うく自殺をするところだったが、救ってくれてありがとうと、つくづく述懐されたケースも、1人や2人ではない。

 今年だけでも例年のごとく、腰痛関連のみならず、各種神経痛や関節リウマチなど、疼痛を主訴とする疾患が当方の漢方薬で改善している人が何人もおられるが、あまりに多い相談件数だけに、よっぽど興味深いケース以外は、ブログに取り上げる気にもなれない。

 中でも腰痛関連は最も多い。

 当然、いずれも西洋医学治療や病院の漢方薬や、漢方薬局の漢方薬、のみならず鍼灸や整体、カイロなどでも効果がなかった人達ばかり。

 先日も、関東の親御さんを、当方の漢方薬を愛用中の息子さんが、数日の泊りがけで連れて来られていたが、まったく幸運にも、こちらにいる数日で顕著な効果が出ている。

 このように、問題は本人のやる気次第なのだが、直接やって来ても、逆質問を繰り返して、こちらのペースを乱す人は、正確な弁証論治が不可能となるから、当然何を出しても効果は得られないだろう。

 こちらが真剣に弁証論治をしようというときに、
 またぞろ、
「他の人は、どんな漢方薬で治ったんですか? 飲むほうとしては参考に聞きたいじゃないですかっ!?」
 と、またまた執拗である。

 鳴り物入りで、騒々しくやって来る人達に限って、この通り。
 逆なでする愚問を繰り返し発するウルサイ人達は、まず絶対にアウト。

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2008年10月31日のボクチン(4歳)
2008年10月31日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年10月31日のボクチン(6歳)
2010年10月31日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月31日のボクチン(7歳)
2011年10月31日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月31日のボクチン(7歳)
2011年10月31日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2014年06月23日

常日頃から上焦の実熱を有する人に生じた急性の激しい腰痛でも

2010年6月23日のボクチン(6歳)
2010年6月23日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
 

 上焦の実熱を伴った原因不明の眼科疾患を有する人が、年中アイスクリームが止められず、下半身の冷えを伴った激しい腰痛に、上焦の実熱を清する方剤とともに、当帰四逆加呉茱萸生姜湯を常用することで、アイスクリームを中止しないまま、しっかり改善している人がおられるが、これなどは漢方薬の悪用の代表例で、冷食を止めない限りは、本当の根治はあり得ないだろう。


 ところで先日、以前からストレス疾患で、四逆散や黄連解毒湯を折々に使用されながら、車の運転に疲労したときは面白いことに葛根湯の頓服がよくフィットする人。
 このような体質の人が、急激な腰痛が続いて病院から出された治療薬(鎮痛剤など)がまったく効果がないといって来られた。

 仕事上、重いものを持つので、一般的な腰痛薬、疎経活血湯エキス製剤を出しかけたが、よくよく質問すると「腰の深部」の痛みであり、どうも通常の腰痛とはやや異なるようである。

 そこで、例によって根掘り葉掘り質問すると、案の定、冷飲や冷食が半端じゃない!

 とても暑がりで、身体はとても熱いというが、腹部を冷やし過ぎて生じた腰痛に違いないと大建中湯去膠飴を飲んでもらったところ、2日で諸症状が大いに軽減し、5日でほとんど消失。
 冷飲や冷食を即刻中止してもらったので、漢方薬の効果も即効。

 病院から出された鎮痛剤が一切効果がなかったのは、結果的には疼痛の原因が内臓の冷えによるもので、疼痛の性質が異なるから当然といえばトウゼンであろう。

2010年6月23日のボクチン(6歳)
2010年6月23日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年6月23日のボクチン(6歳)
2010年6月23日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年6月23日のボクチン(8歳)
2012年6月23日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

 

2014年03月29日

生野菜の多食を止めたら腰痛が治った

2008年8月15日のボクチン(5歳)
2008年8月15日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 ほんの数日前の話である。
 風邪をこじらせて柴胡桂枝乾姜湯でようやく寒気も取れてすっきり治ったと思った矢先、昨今、急に腹部が冷えて腰痛まで生じるようになったといわれる。

 さてはと、まさか生野菜を多食しているのではないでしょうねっ?!

 案の定、ご主人が暑がりで糖尿病予防のつもりでキャベツの千切りを多食するのに合わせて、ご自身も一緒に多食されているとのこと!

 即刻それを中止するようにアドバイスしたところ、翌日にはほとんど腰痛と腹部の冷えが軽減したと電話で報告があった。

 この女性は、数年前にはニンニク卵黄油を二年間、規定の2倍量を常食して肺熱肺陰虚に胃陰虚まで誘発して、大変な症状に苦しまれ、それをすべて漢方薬で改善した前歴がある人である。

 昨今、かたやニンニクや生姜紅茶など、過剰に身体を温めるブームが拡がっている一方では、グリーンスムージーなど生野菜ジュース類など身体を芯から冷却する矛盾したブームが蔓延する。
 
 この日本、どこか狂っている!

虚妄の正義
虚妄の正義 posted by (C)ヒゲジジイ
 流行は、たいていの場合、それの需要者によって作られないで、それの供給者によって作られる。即ち頭の好い商人たちによって創案され、頭の悪い婦人たちによって需要される。

━萩原朔太郎著「虚妄の正義」



2013年11月06日

腰痛はようやくほんとど回復

2007年6月22日のボクチン(2歳半)
2007年6月22日のボクチン(2歳半) posted by (C)ボクチンの母

 休み明けの昨日は、連休中に溜まった発送依頼の荷物の送り状の発行にヒゲジジイが奔走し、女性薬剤師が荷造りに専念するかたわら、途中の相談客で中断しても、どちらか一人は受け持ちの発送業務を続けることができた。

 午後になるとさすがに疲労が出たが、腰痛はまずまず順調にほとんど意識しないレベルに達した。

 某慢性疾患でほとんど寛解状態が持続し続けているお馴染みさんが、定期的に2ヶ月に1回のまとめ買いに来られた時点で、ほっと一息。
 検査数値もまずまずなのにホッとしたところで、猛烈に眠くなってしまった。

 要するに腰痛はほとんど治ってきた模様でホッとしているので、このブログも懐かしいボクチンの写真を貼って自己満足の道具にしているに過ぎない(呵呵!

 こんなくだらぬブログを書いている間に、病状が安定している人達の電話相談と送り注文が続々と入って、女性薬剤師の電話の応対が頻繁になっている。

 活動が大いに制限されていた腰痛が続いた間、動きが取れないために、昨今は実に下らぬブログを続けてしまったっ!

2007年6月22日のボクチン(2歳半)
2007年6月22日のボクチン(2歳半) posted by (C)ボクチンの母


2013年11月04日

金曜日以来の腰痛もようやく8割がた回復したが休み明けの明日は・・・

2007年6月22日のボクチン(2歳半)
2007年6月22日のボクチン(2歳半) posted by (C)ボクチンの母

 まだ立ち上がるときに腰が痛むから外出もままならず、しかたがないので近々には廃盤に追い込まれるXP搭載のPCの前に張り付いていた。
 XP搭載のPCは使える間は酷使しておくべきで、新調したWindows7搭載のPCの一部は送り状発行など薬局内で酷使しつつあるので、休み中の台所のテーブルで使うのは廃盤寸前のXPに限る。

 愚妻は一人奔走して休日にしか行けない店舗巡りで必需品の調達に余念が無い。
 重い猫砂を大量に購入して何度も運び入れているが、腰を痛めなければ良いが・・・(苦笑。

 仕事がはじまる明日までには腰痛を完治させたいところであるが、先週の金曜日以来、本日月曜日でようやく8割回復で、4日もかかってしまった。
 5月の連休中の腰痛は4日間で完全に回復した記憶があるが、以前より回復が遅れたのも60代の老人の宿命かもしれない。

 とはいえ、激しい腰痛でも適切な漢方薬の運用により、かなりな即効が得られるのだから、西洋医学も真っ青であろう。

 思い返せば腰痛で2年間病院通いでコルセットまでして、悪化する一方だからと人に紹介されて来られた幼稚園の先生が、8日間の連用で8割がた回復したと感激された経緯を、随分前のブログにも書いたような気がする。

 整形外科的な疾患でも西洋医学のみならず鍼灸や整体よりも、もしかしたらはるかに即効が得られるケースも珍しくはないのだが、それには綿密な弁証論治にもとづく適切な配合が必須となる。
 といっても神業的に全員を百発百中で正確な弁証論治ができるわけでもないので、だれかれなしに即効が得られるわけではないのは当然である。

 漢方には科学的なエビデンスがないから信用できないと嘯かれる人たちがいまだに多い現実があるが、浅薄な科学信仰のドグマに陥っている人たちには、壮大な中医学体系をどんなに説明したところで馬耳東風。
 幼稚な実験科学レベルにとどまっている限りは深遠な中医学哲理に参入することは不可能である。

 大いに横道にそれてしまったが、日曜・祭日中に受けた発送依頼の注文がたくさん重なっていることもあり、明日からまたブラック企業ならぬブラック薬局の日常がはじまるので、腰痛の再発は必至かと危ぶまれる。

2007年6月22日のボクチン(2歳半)
2007年6月22日のボクチン(2歳半) posted by (C)ボクチンの母

 
ラベル:腰痛

2013年11月03日

老体には過重労働となりつつある1週間が終わって激しい腰痛を発症

IMGP1975
IMGP1975 posted by (C)ボクチンの母

 連休前の嬉しい話が、肺腺癌手術後に当方の漢方薬をサポートに使用されて6年以上、既に根治の太鼓判を押されて以後も、県外からコンスタントに通って来られる律儀な方のご家族のご高齢者のB型肝炎由来の肝臓癌のサポートにも一年前から利用されている。

 ご高齢でもあるから1cmの大きさでもあり、何も治療せずに経過観察中に当方の漢方薬を利用されて約一年。今回のCT検査では完全に消失して、腫瘍マーカーも正常になっていた。
「漢方薬が効いたんですねっ!?」
「そうかもしれませんねっ。きっとそうでしょうよ」

 胆道癌で肝転移がみられる人の癌サポートでは、服用して間がないのに漢方薬服用後は急に元気になって畑仕事をし過ぎて一時寝込んでしまったが、また直ぐに元気になって検査はまったく平行線で悪化の兆候はナシとのことでホッと一安心。

 新しいアトピーの女性達は、いずれも短期間で急速に寛解しているが、こればかりはまだまだ油断がならない。

 よい気分で連休に入ったものの、仕事に必須のPC、何日もかかってXPを廃盤にしてWindows7に総入れ替えを7台終わって以後、その兆候は金曜日くらいからあったものの、激しい腰痛を発症し、今回ばかりは愛用の漢方薬を使っても治る速度がやや遅い。

 本日、日曜にようやく症状が半減したレベル。通常なら既に8割以上の寛解に持ち込めていてもよいはずなのに、日頃から予防的に服用してなかった天罰だろう。
 今後は治癒後も年齢を考えて服薬を続けておく必要をヒシヒシと感じるのである。

 今年は5月の連休にも発症しており、連休中にしっかり治って、その後の予防をまったく怠っていた。よい薬があるからと高を括っていたのが間違いであった。

 連休中の送り注文は、土曜日中に入っていた「休み明けの発送で構いません」とされているものばかりでも本日の午前中に発送できたが、その後は発送係(愚妻)は孫の面倒や平日にはできない買出しなどで、ほとんど家にとどまることを知らない。(おまけに気分転換とて畑仕事までやっているっ!)

 それゆえ、連休中の注文は「連休中でも送って欲しい」というものばかりだったが、すべて連休明けの5日(火曜日)の発送になると皆さんにお断りせざるを得なかった。

 腰痛に苦闘するヒゲジジイは、もともと頭脳労働専門だから、発送の荷造りなど力仕事はすべて女性薬剤師(愚妻)の仕事と決め込んで、ぜったいにやらない。
 PCを使って送り状は打っても、力仕事は重い望遠カメラを持つか、サンドバックを叩く以外はあり得ない。
 荷造りなんて、とんでもないっ!

 但し、帳簿など会計事務のPCはすべて女性薬剤師の仕事だから、ブラック企業ならぬブラック漢方薬局といわれても仕方がないほど荷重勤務を続けているのは愚妻の方かも・・・考えてみれば2人ともっ!

 スタッフが少ないから、腰痛に苦しむヒゲジジイもPCにへばり付いたまま、送り注文に対するお返事や、服用中の人達の微調整のコツのアドバイスや問い合わせのお返事など一日中、メール管理に余念が無い。

 ただ救いになるのは他人の目がないから、ぶっ倒れそうなときには自由に横になれるし、仕事中にご相談者が途切れることなく続いて疲労が蓄積して気分が悪くなったときでも、哲学の煙を求めて換気扇の下や、裏庭に出ることも可能なことである。

2007年3月14日のボクチン(2歳半)
2007年3月14日のボクチン(2歳半) posted by (C)ボクチンの母

2013年07月18日

ご高齢者の腰痛や下肢痛は独活寄生湯が適応することが多いのかもしれない

2006年3月2日のボクチン(1歳半)
2006年3月2日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

 昨今、日本国中の各地方から電話やメールで「こちらの地元の信頼できる漢方薬局を紹介して欲しい」という実に不可解な問い合わせが目立つ。
 こちらで分かるわけがないだろう。
 むしろ日本全国各地の漢方専門薬局と取り引きのある漢方専門メーカーさんに問い合わせたほうがよっぽどよく知っていることだろう。

 但し、村田漢方堂薬局などは各メーカーさんに安易な紹介は不要であると重々お断りしている。
 メーカーさんの紹介を盾に傍若無人で不遜な輩が来られても困るからである(苦笑。

 それはともかく、たまたま前回のブログでは90歳を超えるご高齢者に疎経活血湯(ソケイカッケツトウ)が適応している例を書いたが、昨今、村田漢方堂薬局ではご高齢者の腰痛や下肢痛に疎経活血湯では効果が弱く、独歩顆粒などの独活寄生湯エキス製剤の方が的確に奏功しているケースが多い。

 営衛が空虚でご高齢者に多い肝腎不足の状況下で、風寒湿邪に侵襲されて生じた病変に適応する。
 実際にご相談を受けるご高齢者では、足腰がだいぶ弱って心もとなく、寒証が歴然としていることが共通する。

 ご高齢とまでは行かないケースでは、各種膠原病で明らかな寒証が前面に出ているケースではとても重宝な方剤であるが、世の中でしばしば見られるご高齢者の腰痛や下肢痛には、村田漢方堂薬局で観察する限りでは疎経活血湯よりも独活寄生湯の方が適応しているケースが多いように思われる。

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DSC_0784 posted by (C)ボクチンの母

2012年09月24日

漢方薬は鎮痛剤と同じではないかという贅沢な苦情

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IMG_8707 posted by (C)ボクチンの母

 朝から途切れることなく、店頭や電話が忙しい月末。

 肝硬変がほとんど治っている男性や、アトピーが落ち着きかけていたのに季節的に悪化してしまった人の相談に混じって、新たに来られた地元で軽症の皮膚疾患の人にはお断りせざるをえなかった。
 
 月末は一見、客数は少ないように見えて、常連さんが漢方薬を大量に補充注文に来られる時期でもあり、そのついでに様々な相談や笑い話のような苦情も舞い込んで来る。
 常連さんのご家族の漢方薬に対する面白い苦情である。

 経営者のご家族ながら仕事上、腰痛に悩まされ続けていたのが当方の漢方薬で速効を得た。
 ところが数年にわたって常用されるも、中止すると腰痛が再発する。同じご家族でも力仕事をされない母上は、当方の漢方薬で腰痛が完璧に根治されている。
 それなのに、どうして自分の場合は漢方薬を止めると腰痛が再発するのか?もっと強い薬はないのだろうか?

 飲めば直ぐに腰痛は消えるが、中止すれば直ぐに再発するというのは、まるで単なる鎮痛剤と同じではないかという苦情である。

 仕事上それは止むを得ないことで、飲めば速効が出るだけ幸せに思うべし
 西洋医学の鎮痛剤のような副作用の不安がないだけマシではないかと、ケンモホロロに吠え立てるヒゲジジイ。
 実に贅沢な苦情と言うべきか(呵呵。

 それにしても月末は、常連さんやお馴染みさんたちが漢方薬を大量に補充に来られるといっても、せいぜい1〜2ヶ月分くらいの買い込みなのだが、数十年来漢方薬を愛用されて元気で長生きされている人達の常用される漢方薬や常備薬の種類は半端じゃない。

 このような忙しい月末に新人さんが来られても、二泊三日の泊りがけの人や、あるいは常連さんやお馴染みさんのご家族でもない限りは、あまりに軽症者や及び腰の人達には、残念ながらお引取り願わないことには薬局自体が機能不全に陥る。

 月の中頃には暇な週も多いのだから、軽症の新人さんたちは、なるべく月の中旬に来られた方が無難かもしれない。
 それでもやはり、病院に行くのがイヤさに気軽に漢方薬でもと考えるような甘い考えの場合は、お断りせざるを得ない。

 軽症でも病院に行っても治らず困り果てて本気度が強い場合はその限りではないけれど、本気かどうかをチェックすると、あっさりと退散されるケースが多いので、やはり本気度のチェックは欠かせない。

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IMG_8406 posted by (C)ヒゲジジイ

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IMG_8624 posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:腰痛 鎮痛剤

2008年08月02日

骨粗鬆症を伴う腰痛の漢方薬(六味丸系列の方剤に疏経活血湯の併用などの提案)

御質問者:東海地方の内科医師

母親の件をご相談です。
 後期高齢者ですが、腰痛がひどい模様です。以前腰椎の圧迫骨折をしています。骨そしょう症もあります(年齢からしてしかたないと思いますが)。
 白内障もあり杞菊地黄丸を一日2回8丸ずつ服用しています。舌は紅で、舌苔はなく、排便排尿に異常はありません。常日頃疲労感を訴えていまして、高血圧があるため降圧剤で良好なコントロールにあります。


御返事メール:杞菊地黄丸が適応しているようでしたら、まずは一日3回の服用に増やすべきかと思います。

 また、骨粗鬆症も含めて腰痛に対して、また疲労感に対しても吸収率の優れたウチダのイオン化カルシウムを便秘しない程度に常用されるべきかと思います。
 また、カルシウムとともにマグネシウムを補給することは、心臓にもよい影響がありますので、質のよいニガリを少量併用することで、たとえば富士バイオのbit-150という製品などの併用(コップ半分以上の水に数滴加えて薄め、その液でイオン化カルシウムを服用)が適切ではないかと愚考します。
 
 あまりお役に立てない提案かもしれませんが、これらを常用している常連さんはたくさんおられ、皆さんお元気を維持されておられます。

追伸:肝心な重要処方を忘れていました。腰痛の場合は病名治療的に疏経活血湯を併用するのが最もオーソドックスな治療方法だと思います。
 単純に杞菊地黄丸に疏経活血湯を併用する方法でもかなり腰痛は改善されるかもしれません。

2008年06月22日

脊柱管狭窄症の中医漢方薬学的考え方

ご質問者: 北陸地方の鍼灸師

 最近、脊柱管狭窄症の患者さんを診ることが多いのですが、訴える症状の中で、痛む場所がその時によって違う(ただし腰から下の部位で)ということを共通して訴えられることが多いのですが、それだけをとらえれば行痺のようにも思えるのですが、季節的な事や、天候が悪くなると痛みが激しくなるということからすれば着痺とも考えられると思うのですが、もちろん瘀血(オケツ)の存在は外せないでしょうが、先生の経験などご教授をいただければ幸いです。

 私は薬は、使えませんが、薬から帰経や臓腑弁証が分かれば、該当の臓腑がわりだせますので参考になります。
 鍼灸は薬ほど細かく証をたてません。最近の中医学系の鍼灸は薬と同じように証をたて、それを最終的には臓腑弁証に転換していくのですが、かっといって日本の経絡治療と言われるものは余りにも貧弱すぎて、少し複雑な病気になると全然太刀打ちできない気がしているのですが…

 私が行う治療は、先生が書かれております、陳潮祖教授の理論と大変似ているというか、本来理論的には一緒になってきてとうぜんなのでしょうが…
 そういうことからも先生の話は大変理解しやすいのですが、時々質問者の中から鍼灸の話が出ますが、どうも基本的用語の概念とかが先生とあっているのか疑問に思うこともあるのですが、なんせ鍼灸業界もやけくそが多いのでちょっと困っています(苦笑)

 質問とは違う事をかいてしまいましたがご指導お願いいたします。


お返事メール:病名だけで弁証するのは不可能ですが、すくなくとも「通ぜざれば痛む」はあまりにも有名な中医学基礎ですが、陳潮祖先生の指摘する「通」という至上命題からは、脊柱管狭窄症という病名からも示されるとおり、気血津液の疎通がメインになることは当然だと思います。

 そして個人個人により、同じ病名でも現れる症候は微妙にことなるのですが、共通するところは痺証であることは間違いないにしても、個人個人によって着痺の要素が強かったり、行痺の要素が強かったりなどですので、痺証の分類にあまり拘泥する意味は乏しいと思います。

 むしろこれに伴う「間欠跛行(かんけつはこう)」には、腎虚を伴っていることが多いので、風寒湿あるいは風寒湿の熱化や、これにともなう瘀血や腎虚を個別的に細かく弁証する必要があると思います。

 中医学の教科書には大きな欠点もあり、どうしても同病異治はよいとしても、その異治の分類がクリアカットな分類で、初学者に理解しやすい方便が、却ってそれに縛られて応用力を養成するのを阻んでしまう傾向があるように思います。

 脊柱管狭窄症は、大事な病名は病名として参考にしながらも、個人個人の特殊性に対する弁証論治こそ重要で、パターン化してひとくくりには出来ないと思います。


折り返し頂いたメール:大変貴重なお話ありがとうございます。

先生がおっしゃられる、

>間欠跛行(かんけつはこう)」には、腎虚を伴っていることが
>多いので、風寒湿あるいは風寒湿の熱化や、これにともなう瘀血や腎虚を個別的に細かく弁証する必要があると思います

の部分が教科書では出てこないので大変参考になります。
 もう少し具体的な症状から弁証しないといけないとわかってはいるのですが…まだまだ未熟者です。
 あと後半にも書かれてましたが、

>異治の分類がクリアカットな分類で、初学者に理解しやすい方
>便が、却ってそれに縛られて応用力を養成するのを阻んでしまう傾向があるよう

は本当にその通りだと思います。

 お疲れのところありがとうございました。

2008年04月09日

急性の腰冷えは治ったら漢方薬を止めてもいいよ

 三十数年来の常連さん。
 日頃から多種類の漢方薬を常用されつつ、第一線で活躍されているが、そろそろ九十歳に近づいている。

 冷たい床に長時間座ることがあって、以来、腰が冷えて重だるい。カイロを腰に当てていると気持ちがよいが、何とかならないかという注文である。

 疎経活血湯2日、何の効果もない。年齢からするとやはり海馬補腎丸かと1回5丸を1日3回、これで速効を得て雲散霧消。1日で服用を止めてもらった。その後、半月、再発はない。

 現在は長年愛用の常備薬漢方を連用される元のペースに戻っている。
 この温暖化の時代、高齢者といえども大熱峻補の品は過剰に服用しない方がよい。ましてや俄かに生じた一時的な寒証である。
 再発したら、直ぐに再開するようにアドバイスして治った時点で、1日分の服用で終わり、残りの薬は次の機会に備えて、大事に保存しておいてもらう。

 三十数年来の長期間のお付き合いともなると、ツーカーで互いに意思の疎通がとてもスムーズである。
 合成医薬品が一切服用できない特異体質であっても、漢方薬ならピントがよく合って、これまであらゆる大病を漢方薬ですべて救ってきた。

 小生も、先々月?久し振りに起こしたぎっくり腰も一週間で治って以来、一生、予防で服用するつもりが、馬鹿みたいに雲散霧消しているので、止めた。それよりも脳血管や心臓を守るために最高級品の牛黄製剤を愛用している。そちらの方が、命に関わるではないかっ。

 急性の病というものは、内容によっては治ったら直ぐに止めてもよい場合もある。
 ところが、アトピー性皮膚炎や慢性関節リウマチや慢性肝炎などの慢性疾患では、直ぐに止めたら再発するので、同列に置いてはならない。

2008年02月01日

病院で治らない病歴の短い坐骨神経痛

性別 : 女性
年齢 : 50歳〜59歳
御職業 : 公務員
簡単なご住所 : 近畿地方
サイトよりお問合せ・ご連絡内容 : 坐骨神経痛でこの1月より困っています。
 整形に行き毎日リハビリに行っていますがよくなりません。痛み止めやシップいろいろやってもだめです。

 ほかの病気もたくさんありパニック症は漢方で治りつつあります。でも漢方の先生は2人とも他の病院へ行ってしまいました。
 先生もいなくなりまたパニックしょうが戻ってこないか困っています。
 この神経痛に合う薬はありませんか。


お返事メール: 漢方薬ももちろん坐骨神経痛は得意分野の一つですが、初期の急激な症状であれば、腕のよい先生なら「整体治療」で短期間で治ってしまうことが多いものです。

 漢方薬も病歴の短い坐骨神経痛の場合、もしも芍薬甘草湯証を呈しているような場合でしたら、超速効で治ることも多いのですが、必ず正確な弁証論治が必要です。

 以前は村田漢方堂薬局でも病歴の短い坐骨神経痛を芍薬甘草湯合桂枝茯苓丸などで速治させた経験は多いのですが、昨今はもっぱら何年も患って重症化し、手術を宣告されるような段階の患者さんたちばかりが主となっています。

 慢性化すれば疎経活血湯や独活寄生湯など様々な処方が考えれますが、まだ病歴が短いだけに、手っ取り早くは「整体」に行かれてはいかがでしょうか?

 パニックの再発を心配されておられるようですが、既に適切な漢方薬を服用中であれば、同じ漢方処方を続けておれば、問題ないはずです。