2015年12月18日

60歳を超える頃から、折々にどこかが痛い

2010年12月18日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月18日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 若い頃には、お年寄たちが「痛い、痛い」といって漢方相談に来られるのが不思議でならなかった。
 高齢になると、どうしてこうまで堪え性がないのだろう?
 もしかして周囲に注意を向けて欲しいワガママではないかとさえ、思ったこともあったが・・・

 実際に自身が前期高齢者になってみると、自身でしっかり実感している(苦笑。

 仕事上、漢方薬類に囲まれた生活をしているので、折々に生じる各種の疼痛を、比較的速やかに治しているので問題はないが、病院通いが習慣になるご高齢者に同情を禁じえない昨今。

 10月には強烈な背痛と胸痛に見舞われて、結局は葛根湯2日間の連用で解消し、ここ1週間は、腹痛と腰痛で、過去に何度も経験している尿管結石の兆候だから、猪苓湯+石流茶+白花蛇舌草をちょうど6日間の連用で、腹痛も腰痛も自覚症状だけは完璧に消失。
 
 治れば直ぐに中断してしまうので、また忘れた頃に再発するだろう。
 人には病院に検査に行くように強くアドバイスする癖に、自身は滅多なことで病院で検査を受けることはあり得ない。

 右肩は、思いがけない動作で、一時的に強烈な疼痛を発するが、通常は無症状なので、独活葛根湯を飲む気にもなれない。

 現在は、右肩がタマにおかしいときがあるくらいだが、次回はどこが痛くなることだろう(苦笑。

関連参考ブログ:2015年12月17日 60歳を超えた人達の多くが感じている絶望的な悲哀感

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2010年12月18日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月18日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月18日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月18日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月18日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月18日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月18日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月18日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 08:15| 山口 ☁| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2015年10月26日

葛根湯は単なる風邪薬ではない

2009年10月26日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年10月26日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 いまさら書くまでもないけれど、葛根湯は単なる風邪薬ではないことは常識である。
 風邪の場合は、寒気のある初期にフィットすることも多いが、昨今では咽喉腫痛からはじまる人も多いので、葛根湯ばかりに頼っておれないことが多い。

 村田漢方堂薬局では、むしろ頚椎関連の諸症状に繁用している。
 ヒゲジジイ自身は、基礎代謝が亢進気味で、交感神経優位体質なので、脈拍が比較的多く、もともと葛根湯のような麻黄の配合された方剤は不適である。

 それでも先日は、強烈な胸痛を伴った背痛に即効を得たが、連用していたら脈拍がやや亢進して来たので2日目で中止した。

 連日続いた激しい症状も完全に消滅して数日経つが、これがもしも本当に狭心症や心筋梗塞など様々な心疾患であったら、いっぺんでお陀仏だったかもしれない。

 このような症状に見舞われたら、必ず病院に駆け込むべきである。

 但し、ヒゲジジイは例外で、自業自得で構わない。十分に覚悟の上の自己判断であった。
 
 ともあれ常連さんの中にも、肩凝りが始まると葛根湯がフィットするが、数回続けて肩凝りが解消した時点で中止しなければ、動悸を感じることがあるので連用できない人がおられるが、それでも、その人にとっては大事な常備薬となっている。

 この女性は副交感神経優位体質で、ヒゲジジイとは真逆な大人しくて上品な女性である。

 以上、たいした話しでもないが、時々ブログを更新しておかないと、ヒゲジジイの焼きが回ったかと喜ぶ奴等がいるので、敢えて更新したまでのこと。

 内緒だけど、凍った刻み葱を崩そうとして使っていたフォークを滑らせ、うっかり指に突き刺さって(骨まで達したか?)大変な目に合って、それで無性にムシャクシャしている。

 どうも昨今、仕事外では個人的にロクナコトがない。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2010年10月26日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年10月26日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 
ラベル:葛根湯
posted by ヒゲジジイ at 23:37| 山口 | 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2015年10月07日

筋肉疲労による倦怠感と不眠に芍薬甘草湯 (但し高血圧患者や浮腫みやすい人には慎重に!)

2010年10月8日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年10月8日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 筋肉疲労による倦怠感と不眠に、芍薬甘草湯が即効を発揮することがある。
 これも長年の秘伝のようなものだが、高血圧患者さんや、浮腫みやすい人達には慎重でなければならない。

 但し、芍薬甘草湯の配合成分の分量は、芍薬も甘草も1日量でそれぞれ2gの濃度で十分。これくらいの濃度でも十分な偉効を発揮することが多いので、甘草が過剰なわけではないので、比較的安心して使いやすい。

 使用目標は、こむらがえりなど、筋肉の引き攣りや突っ張る痛みなど、明らかな芍薬甘草湯証がみられない人にも、しっかりフィットしやすいタイプがある。
 
 その多くは、歩行することが多く、また階段の上がり降りを繰り返す生活が多い人で、なんとなく下半身の筋肉のだるさを感じるレベルでも、しばしばよく奏功する。

 疲労倦怠感を訴える人の中には、その原因が筋肉疲労に関連していることを自覚していないことが多いので、それを見つけ出すのには、相談を受けるこちら側が、しっかり分析して気付いてあげる必要がある。

 かくして芍薬甘草湯がフィットすると、疲労倦怠感が軽減できるだけでなく、こころ穏やかになり、熟睡が可能となる。


 最近も、常連さんが実験して、その偉効に感激されていた。

 これは本当に秘伝だったのですよ。でも公開してしまったから、秘伝が秘伝でなくなりそうだけど・・・(苦笑。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2010年10月8日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年10月8日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年10月8日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年10月8日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母 


ラベル:芍薬甘草湯
posted by ヒゲジジイ at 21:58| 山口 ☀| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2015年07月08日

最近の即効例、藿香正気散、芍薬甘草湯、防已黄耆湯、延年半夏湯、茵蔯蒿湯など

2009年7月7日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月7日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 藿香正気散の即効例は枚挙に暇がないが、クーラー病には必須の漢方薬。
 車で運転中にクーラーで冷やされ過ぎて、身体が冷え切って頭痛がする時など、必須の漢方薬で、頓服1回でほとんど治ることが多い。

 ところで、芍薬甘草湯は、巷では甘草が多量に含まれた製剤を乱用気味の昨今で、浮腫や血圧上昇の弊害を避けるには、品質優良で、甘草の使用量が少ない製剤を選択すれば、即効が出るだけでなく、常用することも可能となる。

 たとえば、最近、介護職の七十代の男性(体重100Kg近い)が、歳のせいか、起床時に足腰が攣って難儀し、歩行時にも突然足腰が痛くなるというので、甘草が2gしか含有しない芍薬甘草湯エキス製剤10日の服用で即効が出たので、しばらく常用することとなったが、品質が優秀であれば、甘草が低濃度でも十分に効果が出て、副作用の心配がほとんどない。

 足腰の疼痛および足の浮腫と滲出液が流出して難儀されている常連さんの父上に、牛車腎気丸から附子を去った特殊な製剤に、活楽宝とともに、防已黄耆湯を加えたところ、一週間も経たない間に浮腫が軽減して滲出液も激減。

 胃の調子が悪く、左肩凝りが慢性化して、あらゆる治療に抵抗して治らないという薬剤師(調剤薬局勤務)に、延年半夏湯エキス製剤の10日分で即効あり。徹底的に体質を改善すべく、しばらく常用することとなった。
 左肩凝りだけでなく、右肩凝りも消えたということだった。

 ストレス性の蕁麻疹とて、病院治療では治らない人に、茵蔯蒿湯のみで一定の効果があるが、人間関係でイライラすると出没するものの、これを服用することで断然改善傾向にある。
 ストレス性であっても、肝胆系に湿熱が巣食ている茵蔯蒿湯証を呈しておれば、茵蔯蒿湯のみでも十分に根治は可能である。
 同様なケースは42年間に何例も経験しているが、これほど安上がりな治療方法はないだろう。さらにイオン化カルシウムでも追加すれば、なおさら治るスピードが高まることだろう。

 たまには応援のクリックをお願いします!⇒ 

2009年7月7日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月7日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年7月7日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年7月7日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 19:14| 山口 ☁| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2015年01月30日

男性にもよく奏功する加味逍遥散

2009年01月30日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年01月30日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 別に珍しくもないが、今日は書くこともないから、昨今あった実話。

 母親に特別フィットする加味逍遥散合柴胡桂枝乾姜湯。
 ストレスの多い息子さん、といっても成人男性だが、試しに飲んでみたらと奨めていたら、期待した以上の効果に驚かれていた。

 もともと、柴胡加竜骨牡蠣湯合四逆散合五苓散合茵蔯蒿湯が良くフィットしている人だが、さらに加味逍遥散を加えたら鉄壁のディフェンスとなった。

 常連さんご家族のお話し。

 加味逍遥散の応用範囲は多岐にわたり、重大な疾患の中では、子宮頸がん、卵巣がんなどの癌サポート時の主方剤として重宝することも多く、それだけに優秀なエキス製剤を確保しておく必要がある。

たまには応援のクリックをお願いします!⇒ にほんブログ村 健康ブログ 漢方へ

2012年01月30日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月30日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年01月30日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月30日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年01月30日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月30日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☔| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2015年01月14日

老体ゆえ?疲労困憊

2010年01月14日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年01月14日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 つい先日の即効例では、顔面紅潮を治したいアトピーの人に、冬でも裸足で過ごしたい体質に応じた方剤、わずか1種類のみで、数日を経ずして激減し、その著効に驚かれた。
 昨年に続いて、今年も古方の方剤による著効例が続いているので、いかにも「古方派帰り」したようだが、そうとばかりは言えないのは次の例。

 同様に先日の即効例で、体調的には、まったく問題ないので、漢方薬を飲んでも、直ぐには効果が分かりにくいのでは?と不思議そうに思われていた2015年01月07日のブログの女性。

 いやいや、フィットした漢方薬を服用すると、どんなに元気だと思っている人でも、明らかに良好な反応が10日以内に出るものですよと、中医学的に主方剤となるべき1種類の方剤とともに、単味中草薬類を5種類併用してもらう。
 数日して、予告通り、その体感的な著効に大感激のメールが届いた。
 してやったり(笑。

 かくのごとく、即効や著効なんて、日常茶飯事。
 といっても、皆がみなとは限らない。試行錯誤を繰り返さざるを得ない複雑多変の体質の人も珍しくないが、それでも互いの不屈の忍耐さえあれば、大多数はしっかりと改善に向かう。

 
 それはともかく、昨日は連休明けとて、昼食が午後3時半になるほど目が回るほどの慌しさ。

 店頭の来訪者と常連さんの相談電話や発送業務とメールの往復運動で疲れきった。

 でも、明日からは、きっと仕事も少しは楽になることだろう。

 お断りすべきお問い合わせ電話も、1本で済んだことは幸いなり。

 常連さん達とは、生きている限りは、絶対に仕事を止めないという約束があるので、引退ということは死ぬまであり得ない。
 ボケてしまったら話は別だけど・・・

たまには応援のクリックをお願いします!⇒ にほんブログ村 健康ブログ 漢方へ

2011年01月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年01月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月14日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月14日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月14日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月14日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☀| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2015年01月13日

即効が出るのも良し悪し

2010年01月13日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年01月13日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 新規相談者で即効が出る確率は、どんなに少なく見積もっても、新規相談者の2人に1人以上の確率である。
 といっても直ぐすぐ根治するはずもなく、一気に治るかに見えて、多くの場合、1ヶ月後には初期の半減程度にやや戻ったり、あるいは5〜8割程度の改善状態を揺り動く。

 それでも多くの人は、必要な微調整を繰り返しながら、あるいは一部の人は微調整はまったく不要ながら、できるだけ根治に近づけるためには、持久戦で継続服用が必須となる。

 ところが、ほんの少数ながら、即効が出たことがアダになって、数ヶ月も経たない間に音信不通になる人もある。

 
 しかしながら、あれだけの効果が出ているのだから、決して諦めたのではなく、現金な人達特有の考えで、適切な漢方薬が見つかったのを幸いとして、敢えて変人のヒゲジジイとの折衝を断ちたいだけなのだろう。
 気持ちは分かりますけど・・・(苦笑。

たまには応援のクリックをお願いします!⇒ にほんブログ村 健康ブログ 漢方へ

2011年01月13日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月13日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年01月13日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月13日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年01月13日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月13日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年01月13日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月13日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ




posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☁| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2014年12月26日

加味逍遥散がよくフィットしている人には、頓服でも著効がある

2008年12月26日のボクチン(4歳)
2008年12月26日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 加味逍遥散がよくフィットする人に、しばしば質問されるのは、規則的に3回服用する以外にも、イライラしたときなどに、頓服で使用してもよいだろうか?というものである。

 規則的に服用しているときでも、服用後は即座に鎮静作用を感じて、とても気分が落ち着いて平穏な気分になるという女性は多いが、部下が逆らってイライラするときなど、実際に頓服で服用すると、心が治まるという医療関係者も多い。

 実に奇妙なことに(本当は奇妙ではない理由があるかもしれないが)、医療用の加味逍遥散では、このような効果を感じたことがなかった人達も多く、これが同じ加味逍遥散かと不思議がるほどの感慨を漏らされることが多い。

 某社の某氏が言うように、「それは先生が出すから効くんじゃないですか?」というのはあまりにも穿ち過ぎた話で、これが品質に優劣の差が顕著に出やすい天然生薬を原料とする漢方製剤の宿命だろう。

 
 過去、同じ漢方処方のエキス製剤同士の効果を比較検討した実際例でも、顔面の皮膚疾患に対する茵蔯五苓散+猪苓湯の効果の比較において生じた由々しき問題である。
 フィットしているはずの茵蔯五苓散+猪苓湯の配合が、医療用漢方ではまったく無効なので、その患者さんを担当した勉強熱心な医師が、村田漢方堂薬局に紹介されたので、ヒゲジジイも同じ配合を飲んでもらったところ、保険の利かない市販の製剤では即効を呈した、という何とも不思議な問題。

 この実例は既に二十年近く前に、ウチダ和漢薬発行の月刊「和漢薬」誌に発表しているので、漢方を専門とする薬剤師や医師は目を通している人も多いだろう。

たまには応援のクリックをお願いします!⇒ にほんブログ村 健康ブログ 漢方へ

2009年12月26日のボクチン(5歳)
2009年12月26日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月26日のボクチン(5歳)
2009年12月26日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月26日のボクチン(5歳)
2009年12月26日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月26日のボクチン(7歳)
2011年12月26日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ



ラベル:加味逍遥散
posted by ヒゲジジイ at 00:01| 山口 ☀| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2014年11月07日

漢方治療では主訴に対する効果以外にも、とっても嬉しい附録が付きもの

2008年11月07日のボクチン(4歳)
2008年11月07日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 遠路はるばる通って来られる人の多い村田漢方堂薬局ではあるが、目的の疾患が治る前に、嬉しい附録がついて来ることもしばしば。

 アトピー性皮膚炎で漢方薬を服用しはじめたら、朝の朝礼時には、いつも立ち眩みがして日々難儀していたが、短時日のうちに二度と起こらなくなって数ヶ月以上が経つ人。
 アトピーの方もまずまずの調子で推移しつつあるが、思いがけない附録に喜ばれている。

 病院では判然としない診断と治療方法のために、漢方薬を希望して来られた関節炎の女性では、以前、婦人科の手術後の後遺症として、尿意が感じられなくなって久しかったのが、某中草薬を併用し始めた途端、手術前のように、しっかりと尿意を感じられるようになった。

 各種医療機関や整体、カイロなど、あらゆる考えられる治療方法で無効だった腰痛の治療目的で来られた人が、腰痛が治るよりも前に、10日以内の短期間で五十肩で腕が上がらなかったものが、まるで完治したかのように、即効で軽がる上がるようになって、自覚症状が完全に消滅した。

 喘息がかった気管支炎で西洋医学治療では治まらず、挙句は病院でツムラ漢方(柴朴湯と辛夷清肺湯)が投与されたものの、効果がないばかりか、胃障害を生じてしまい、病院の漢方を諦めて、当方に来られた。
 村田漢方堂薬局の漢方薬(竹葉石膏湯・辛夷清肺湯・小陥胸湯加減製剤)では、気管支炎に著効を奏するのと同時に、俄然、胃の調子が快調になり、食欲が大いに増して困るくらいであるという。

 以上は最近の例ばかりで、まだまだあるけど、書くのに疲れた。

応援のクリックをお願いします ⇒にほんブログ村 健康ブログ 漢方へ

2009年11月07日のボクチン(5歳)
2009年11月07日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年11月07日のボクチン(7歳)
2011年11月07日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年11月07日のボクチン(8歳)
2012年11月07日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母



posted by ヒゲジジイ at 00:04| 山口 ☀| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2014年11月02日

長年続いた疾患が、運よく即効があっても、それで直ぐにすべてが治るわけではない、というのは当然の話だが

2009年10月02日のボクチン(5歳)
2009年10月02日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 10年以上、あるいは数十年も治らなかったような各種疾患が、10日以内に即効があったからといて、そのままの勢いで治るのは稀である。

 実際に連泊で来られた僅か1日の服用で即効があった新規相談者には、しっかり伝えているはずだが、帰宅された後の効果が緩やかになるにつれ、
「そのままの勢いで短期間で治るものと思っていたのに」
 といって嘆く人がある。

 そのような愚痴を聞かされると、こちらのモチベーションまで下がってします。

 だから、あれほど言っていたはずだし、ブログをよく読んできたという割には、実際にはロクに読んでもなかったということだろう。

 といっても、それもまだ僅か2週間にも満たない間に嘆かれるのだから、いかにも短絡的である。

 都会地の数件の漢方専門クリニックや漢方薬局でまったく効果が得られず、むしろ悪化して来たので、遠路はるばるこちらまで来られた甲斐あって、運よく初回から即効があったのだから、素直に喜ぶべきだろう。

 道理を弁える多くの人達は、十分に納得されて、いよいよ腰を据えて頑張ってくれるが、短絡的な甘い考えの人達とは、本当に付き合いにくい。

 だから、ますます人間嫌いになるのである(苦笑。

 応援のクリックをお願いします⇒ ⇒にほんブログ村 健康ブログ 漢方へ

2010年10月02日のボクチン(6歳)
2010年10月02日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年10月02日のボクチン(6歳)
2010年10月02日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月02日のボクチン(7歳)
2011年10月02日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月02日のボクチン(7歳)
2011年10月02日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 ☔| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2014年10月04日

品質優良であれば、頓服でも効く加味逍遥散エキス製剤の即効性

2010年10月4日のボクチン(6歳)
2010年10月4日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨今、問い合わせフォームを利用された質問や、おたよりには、すべて「ブログへの掲載の可否」にチェックがないため、お返事は一行で済ませることや、お返事を返さないことが続いている。

 本日入った関西の介護士さんからの質問メールでは、「ブログへの掲載の可否」にチェックがないばかりか、一行の返事を返しても、メールアドレズを誤記されていたらしく、返送不可能だった。


 それはともかく本題である。

 加味逍遥散がフィットする体質には、超即効性を発揮する。
 但し、良質のエキス製剤でなければ、ならない。
 
 しばしば医療用では効果が薄かった人でも、良質の製剤を使用すれば、超即効性を発揮する。

 看護婦さんが、緊張のあまり、採血時に手が震えて仕事が困難になりかけたとき、通常なら内風を考慮して、釣藤鉤が配合された抑肝散などが適応しそうだが、加味逍遥散で即効を得て、短期間で無症状となった。

 仕事上で、出来の悪い部下に、イライラして当たりそうになるとき、頓服で服用すれば、直に怒りが治まる女性。
 まったく同類の女性は、関東地方の人に、何人か存在する。

 医療用を数年服用しても、社会復帰が出来なかった女性が、自費の良質の加味逍遥散エキス製剤を続けることで、半年もしないうちに社会復帰が可能となった関西の女性。

 天然生薬が原料の漢方薬は、同名の同じ処方であっても、微妙な品質の良し悪しが、効果において、雲泥の差が出ることがある。
 一般に想像される以上に顕著である。

応援のクリックをお願いします!⇒にほんブログ村 健康ブログ 漢方へ

2010年10月4日のボクチン(6歳)
2010年10月4日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年10月4日のボクチン(6歳)
2010年10月4日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年10月4日のボクチン(6歳)
2010年10月4日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 

ラベル:加味逍遥散
posted by ヒゲジジイ at 06:04| 山口 ☀| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2014年09月17日

さすがに連休明けだけに、ほとんど休む暇なく、途中ダウン寸前でも、やっぱり頼りになる牛黄製剤で生き返る

2008年9月17日のボクチン(4歳)
2008年9月17日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨日は連休明けなので、朝から直接来訪される人が、ほとんど途切れることなく、午後4時まで続いた。

 遠方の補充注文の発送依頼は、前日にメールが何通か入っていたので、開店後に、さらに電話やメールで依頼される人達のものを準備する前に、能率よく早めに準備できたので、大いに助かった。
 
 といっても店頭の相談がほとんど途切れることがないので、さすがに午後3時頃の新規相談者が来られた時点では、へとへとになって、目もウツロっ!
 そこで、ふらふらしながらも、相談カードに記入してもらっている間に、奥に引っ込み、哲学の煙とともに、本日2度目の最高級品の牛黄製剤服用によって、即効的に生き返った!

 やっぱし牛黄製剤は素晴らしい・・・と書いたところで、牛黄製剤の販売店や製造メーカーを喜ばせるだけだから、なんのことはないが、良いものはよい、としか言いようがない。

 20代で重症のアトピーが寛解した後、様々な分野の漢方薬の即効性を体験して以後、漢方薬信者になってしまった男性の口癖が面白い。

 「漢方薬の凄さを知らない人が多いなんて、信じられない。漢方薬ナシで生活できる人達がいるなんて、とてもじゃないが、ほんとうに不思議でならない!」
 などと、これを本気の真顔で折々に言われるのである。
 
 その男性は、とりわけ各種牛黄製剤の愛用者で、あまりの即効に、価格もやや高価だから毎日連用はできないものの、これを飲んだら一気に疲れが取れて、タマラナイのだと、いつも感激されている。

 牛黄製剤を服用しても、何の効果もない人がいるとすれば、よっぽど品質が劣悪な製品であるか、あるいはよっぽど健康に恵まれた人くらいのものであろう。

 ともあれ、子供たちが研修医時代だったか、外科の先生方は、長時間の手術執刀後であっても、気分転換にテニスをやっているのを見て、彼等の体力には脱帽するとて、手先の器用な二人であったが、外科は到底無理だと観念して内科に行ったほど。

 でも、もしかしたら牛黄製剤を常用しながらだったら、可能だったかもしれないな〜と考えるほど、それほど牛黄製剤の効果は顕著である。

 蛇足ながら、2人の子供を釣りに連れて行っても、もつれた道糸は、さっさと切り捨てよと命じても、愚妻ともども3人が、目的の釣りを完全に忘れて、なんとかもつれた道糸をほどくことに熱中。
 かなりな時間をかけて、ようやくほどけたことに快哉を叫んでいる馬鹿な3人を見て、呆れ果てることシバシバ。
 魚を釣るのが目的のはずが、いくら器用だからといって、もつれた道糸をほどくことに専念する3人のバカを見て、いつも呆れていた昔を思い出し、ぜんぜん懐かしいどころか、なんと馬鹿たれ親子3人だったことかと、いまだに呆れている。

 御挨拶がわりに、応援のクリックをして頂ければ、さいわいです!
          ⇒にほんブログ村 健康ブログ 漢方へ

2008年9月17日のボクチン(4歳)
2008年9月17日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年9月17日のボクチン(5歳)
2009年9月17日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年9月17日のボクチン(8歳)
2012年9月17日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母






ラベル:牛黄製剤
posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 ☀| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2014年08月22日

エキス剤よりも煎じ薬の方がよく効く、という常識の非常識

2011年8月22日のボクチン(7歳)
2011年8月22日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨日のブログでも書いたように、エキス製剤でも葛根湯の即効性は、僅か規定の1回分の服用で、冷房病による肩こりが雲散霧消している。
 煩わしい煎じ薬の必要性を認めない。

 数十年前の経験で、看護婦さんの手掌角皮症に煎じ薬の温経湯加薏苡仁で、明らかな効果が出るのに半月以上かかってしまたことを、拙著『求道と創造の漢方』に記載している。
 ところが、最近遭遇した例では、男性の手掌角皮症には、エキス製剤の温経湯のみで、10日以内に歴然とした効果が出たことは、数ヶ月前のこのブログでも報告している。

 このような例は、枚挙に暇が無く、当時使用していた煎じ薬の茵蔯蒿湯の即効レベルは、昨今汎用する茵蔯蒿湯エキス製剤の即効レベルと、まったく遜色ないものである。
 猪苓湯しかり、柴胡加竜骨牡蠣湯のごときは、煎じ薬よりもエキス製剤の方が、効果が早いのではないか?とさえ思うほどである。
 これには、配合薬中の牡蠣や竜骨の問題が大きいように思われる。

 ところで、しばしばネット上などの宣伝文句によれば、煎じ薬はオーダーメイドの配合が可能であるが、エキス剤ではそれが出来ない、とされるがとんでもない!

 オーダーメードのピントが最初から外れていたり、フィットせずに、むしろ不快反応が出た場合には、調合された残りの煎じ薬がまったく無駄になる。
 
 ところがエキス剤では、基本方剤であるから、他の機会に使用することも可能であり、煎じ薬のような急速な品質劣化の恐れがほとんどない
 数処方を組み合わせたり、単味の生薬製剤や中草薬エキスを併用している場合では、臨機応変に、しかも即座に配合の変更が出来るので、煎じ薬のような無駄が出にくいし、出てもほんの一部に限られる。その無駄も、またの機会に使用可能である。


 煎じ薬で、オーダーメードと称して配合された方剤。
 名老中医が、早くから警告しているような、基本方剤を考慮せずに組まれた方剤というのは、中医学の伝統を破壊する危険性がある。
 即ち、サーズが騒がれた頃、名老中医は基本に則り、基本方剤を設定した上での加減で投与して、高確率の治癒率を誇ったが、中堅の中医師達が、基本方剤を設定することなく組み立てた方剤では、ほとんど効果が出なかったという、有名な話が残っている。

 エキス製剤では、必然的に基本方剤を重視せざるを得ないことが却って、中医学の基本を守ることが可能であり、臨機応変の配合変化も瞬時に行うことが出来るし、昨今の競争の激しい自費の漢方製剤こそ、品質不良で効果が弱ければ、淘汰される恐れがあるだけに、競争原理のお陰で、各方剤毎に、必ずどこかで優良品が製剤されている。
 それらをしっかり選択して使用すれば、煎じ薬よりも却って優れた効果を発揮する。

 煎じ薬の場合、仕入れた原料の品質問題には、ベテランでなければ、劣悪品を掴まされ、ますます効果が出にくいものとなる危険性がある。
 
 実際に過去、ヒゲジジイ自身が、しばしばメーカーの言いなりの生薬を仕入れて、品質が良くないものを掴まされ、痛い思いをしたケースもしばしばである。

 安価だからと、ボロボロの半夏を掴まされたり、朝鮮人参が、見本のものとまったく異なる劣悪品が送られてきたり、黄芩などは水に漬け過ぎて緑色に変色したものを掴まされたり、糸くずのような柴胡が送られてきたり、それもすべて大阪の会社ばかりだったので、なおさら大阪は好きになれない。

少しは参考になりましたら、応援のクリックをお願いします⇒にほんブログ村 健康ブログ 漢方へ

2010年8月22日のボクチン(6歳)
2010年8月22日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年8月22日のボクチン(7歳)
2011年8月22日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ



posted by ヒゲジジイ at 00:01| 山口 ☁| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2014年07月19日

漢方に堪能な内科臨床医からの意味深長なおたより

2014年7月18日のスコちゃん(1歳半)
2014年7月18日のスコちゃん(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

おたより:東海地方の内科医師

5年の経過の気管支炎
 59歳 男性 C型肝炎で肝硬変になり定期通院なさっている患者さんです。

 「5年まえから乾いた咳がでるようになり、かなり沢山の病院へ受診して、いろいろな検査を受けてきたが、一行に良くならない。くすりもありとあらゆるものを飲み、ステロイド吸入をしたこともあるが、全く効かなかった。なんとかして欲しい」という訴えで受診されました。

 「咳はどんなふうにでますか」と質問したところ、「痰はあまりでないが、でるときは絡む。疲れてくる出る。最近やけに疲れる」と返答されました。

 肺気虚あり、肝硬変が背景あって陰虚もあると考えて、黄耆建中湯合六味丸合麦門冬湯(2包、1.5包、1.5包)を処方しました。

  1週間後に再診されました。
 「内服して二日で楽になり始め、すっかり咳なくなりました。体の倦怠感も改善しています。このまま継続したいです。ありがとうございます」とおっしゃってくださいました。

 個人的には結構良く遭遇する病態でパターン的に処方していますが、ここまで喜んでいただけると嬉しくなってしまいました。
しかし、5年間もこのような漢方で比較的対処しやすい病状で苦しんでいる方がみえるのはなんとも情けない状態です。

 話が変わりますが、今回のサッカーW杯で日本は優勝を掲げて参戦しましたが、1勝もすることなく敗退しました。選手達は世界と対峙して世界的物差しで自分たちのレベルというか立ち位置が分かったのではないかと思います。今後は、肌で実感した世界との差を詰めるために励むのではないかと思います。

 翻って、サッカーとは全く無関係の西洋医学の分野についてちょっと夢想してしまったのですが、ガイドラインにある治療を機械的に行って効かなければ診療内科受診を勧めたり、MRの話を盲信して投薬したり、西洋薬で治らない病状が漢方薬で改善すると「たまたま自然治癒力で治ったのでしょう」と訳の分からない評価をしたり、と今は、西洋医学に対する根拠のない信頼を医師が抱いている気がします。

 はからずも、最近の新聞の紙面を賑わせている、論文の捏造問題をみますと、西洋医学がガイドラインの基盤としている論文の信頼性に疑問が投げかけられています(物差しが信頼できない状況)。

 統計処理の医学が現在の医学を牛耳っている感じがしますが、それはそれとして、目の前にいる病態に焦点を当てて考える医学(当たりまえのことで医学あるいは医療の基本と思います)をして個々の患者さんにお役にたてていただくしかない、と愚行してます。

2014年7月19日のトラちゃん(1歳未満)
2014年7月19日のトラちゃん(1歳未満) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 このたびは、とても貴重な治験例のみならず、西洋医学出身の臨床医の先生から、現実的な西洋医学の問題点のご指摘、まったく同感するものであります。

 エビデンスが事実上、ほとんど不可能に等しい漢方医学や中医学に対して、そのことをしばしば西洋医学の医師たちは、あからさまにエビデンスのない医学は医学にあらず、と軽蔑され続けて来ました。
(ヒゲジジイは若い頃には、年下の身内の医師からも、このような軽蔑的な揶揄を受け、ずいぶん歯痒い思いをしたものですが、その身内の医師は、いつの間に宗旨変えしたのか、保険漢方を嬉々として投与する毎日。)

 ところがご指摘の通り、西洋医学のガイドラインとはその程度のもので、とんでもない論文捏造問題もさることながら、厳密な唯物論的科学による検証こそ、西洋医学の西洋医学たる所以であるはずなのに、厳密な検証作業が行われているとは、決して言いがたいレベルのものと想像されます。

 厳密な作業不足が推測される根拠として、ヒゲジジイの41年の漢方専門薬局従事歴からして、しばしば遭遇したことで、西洋医学治療で効果がないために、当方の漢方薬に頼って服用したところが、急速に好転したケースにおいて、漢方薬の服用を知らない主治医が誤解して大喜び、さっそく医学界に発表されるとなった事例は枚挙に暇がありません。

 これはまずいことなので、患者さんに漢方薬を服用した事実を主治医に報告するように強く促しても、皆さんはほとんど頑強に拒否されます。主治医のご機嫌を損ねては申し訳ないという理由。
このような笑えない話は日本全国で収集すれば、膨大な数に上ると思われます。

 実際には漢方薬の手柄である部分が、大きく下駄を履かせたエビデンスやガイドラインとして反映されているとしたら、とてもじゃないが、笑えない話です。

 実生活上では唯物論的科学の手法による検証で十分なのですから、少なくとも西洋医学の医師の先生方はいやしくも科学者集団であると自認されるのであれば、同じ医師であるアメリカのヴァージニア大学精神科のイアン・スティーヴンソン教授が「生まれ変わりの研究」で行ったあらゆる角度からの検証作業を見習って、彼の行った半分くらいの厳密さでもよいので、あらゆる角度から検証を行ったうえで、エビデンスやガイドラインを作成して欲しいものです

 ともあれ、この度は本当に貴重な感慨を吐露して頂けたこと、それがこうしてブログに掲載させて頂けることを本当に嬉しく存じます。

 それにしても5年来の気管支炎に対する超即効例は、実に奇跡的ですねっ!
 ありがとうございました。

2012年7月19日のボクチン(8歳)
2012年7月19日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 00:07| 山口 ☁| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2014年06月14日

年余に亘る慢性疾患でも10日以内に即効が得られることは日常茶飯事だが・・・

2009年6月14日のボクチン(5歳)
2009年6月14日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 数年以上続く慢性疾患の場合でも、適切な漢方薬を服用すると、多くは明らかな即効が得られる。

 そういう意味では世間で迷信のように信じられている「漢方薬は直ぐには効かない」というのは間違いである。

 かといって、即効が出たからといって、年余に亘って苦しみ、西洋医学治療はもとより保険漢方や地元の自費の漢方薬でも効果が無かった人たちの場合、遠路はるばる来られた甲斐あって、思いがけず即効が出たからといって、そのまま根治する筈もない。

 即効と言わないまでも、10日以内に体感的に明らかに効果を感じたとしても、短期間で明らかな効き目があったからといって、そのまま数ヶ月続けたくらいで根治するはずも無い。

 まだまだ体質改善を伴った根治的な配合を得るには折々の点検が必要であり、標治の後の本治を行うべき時期の見極めや、あるいは標本同治で押し通すべきかなど、実際には一年間の季節変化もしっかり観察しておく必要がある。

 その辺の事情を理解されず、短期間に即効があったのだから、そのまま短期間で根治するものと誤解される人も多い。
 だから、いつも強く注意するのは「効くのと治るのは大違い」ということである。

 それゆえ、最初から即効が出ない人のほうが、しかたなく長期戦を覚悟されるので、結果的には最終的にかなり理想的な体質改善が得られているケースが多い。
 即効が出た人の中には、ちょっとでも病状がぶり返すと根気が続かなくなる人も見られる。

 ともあれ、昨今稀なことだが、わざわざ遠方から来られたのはよいが、まだ数年来の地元の漢方薬で何の効果が得られてもないのに、強い未練を残してやって来られる理解に困しむケースもあった。

2014年06月14日 効いているかどうか分からないという不思議な人達

 このようなケースでは、弁証論治にもとづいた漢方薬のデリケートな配合の邪魔になるというのに、そのような優柔不断と取られてもしかたがないケースでは、きっぱりと漢方相談をお断りせざるを得ない。
 その辺の事情は上記のブログで詳細に記した通りである。

2010年6月14日のボクチン(6歳)
2010年6月14日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年6月14日のボクチン(8歳)
2012年6月14日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 22:24| 山口 ☁| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2014年04月29日

病気は何の為にあるのか?

2008年8月24日のボクチン4歳
2008年8月24日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母

 先週の月曜日。
 その前日の日曜日に竹葉石膏湯に中草薬類の併用によって気管支炎を伴った風邪がすっきり治って、午前中の仕事を難なくこなして、午後も続いて普通にやっているところへ、夕方の漢方相談を受けている最中に、やけに身体が冷えてきた。
 その割には冷たい水がアイスクリームなどが心地よい。

 途中、体温を測ると38度。久しぶりにやって来られた九州のお馴染みさんに、とってもお元気そうですねっ!とお世辞を言われるが、「そうでもないんですよっ」と苦笑い。

 午後6時の閉店時には血圧も異常に上昇して上が175、体温もますます上がって38度8分。
 身体が冷える割には冷たい飲み物が気持ちがよい。

 まるで表寒裏熱の防風通聖散証の如くで、急性疾患では滅多に見られないと高を括って我が薬局には防風通聖散など遠の昔に廃棄処分している。
 蛇足ながら、防風通聖散が肥満治療の薬として有名になっているのは都市伝説で真っ赤なウソである。

 そうこうするうちに座っているのも難儀なほど気分は絶不調で、ますます血圧も体温も上昇を加速し、測るのが怖くなる。

 残尿感が強く腹部の違和感などその他の諸症状から急性の腎盂腎炎であろうと思われるので、猪苓湯を主体に抗菌中草薬を各種大量に併用して、ふらふらしながらベットに潜り込む。
 足元ではじゃじゃ馬のトラちゃんが寄り添って温めてくれる。

 頭の中ではうなされるように、絶望的な苦しさに耐えられず・・・もうこれをきっかけに早く憧れのあの世に行かせてくれよっとばかり、ボクチンが早く迎えに来てくれることを念じていると、

「まだ早い、そのうち全身に回りかけている細菌類を抗菌中草薬で活性化された白血球がせっせと食い殺すから」

 という久しぶりに背後霊のお告げ(苦笑)があって、全身の細菌類を白血球が食い尽くすイメージが鮮明に見える。
 と、同時に急速に身体がポカポカと温まり始め、大いに発汗して夜8時には体温が38度に戻ってかなり楽になった。血圧も上が100にまで下がっている。

 そこでまた起き出して、同じ漢方薬を服用して今度はかなり気持ちよく熟睡して夜間12時に目覚めたときには体温36度8分。

 翌朝は35度8分にまで下がって平熱となり、その後今日まで6日間、まったく再発の兆候もない。
 あの高熱を半日で完治させたことになる。

 味わったことのない絶望的な病苦に、これをきっかけにあこがれのあの世を期待したところが、見事に裏切られた(苦笑。

 朦朧とする頭に突然鮮明に浮かんだ白血球が全身に回りかけた細菌類を食い殺す映像が続き、それが終わると同時に発汗がはじまって38度まで下がる。
 その数時間後には6度8分まで下がり、翌日はまったく痕跡も残さず治ったのは、あながち漢方薬の効果だけとは到底思えない。

 「病気は何の為にあるのか?」というタイトルの結論は、言うほどのものではないが、生き方が間違っているよという警告であるように思われるのである。

 要するに、体力と精神力の限界を考えて、もっと仕事量を減らせ、という意味かっ?

2008年8月24日のボクチン4歳
2008年8月24日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母 

posted by ヒゲジジイ at 18:25| 山口 ☁| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2014年03月11日

慢性疾患でも10日以内に速効が出る場合が多いが、それで治った訳ではないので誤解するなかれ

2008年8月10日のボクチン(4歳)
2008年8月10日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 二月中旬頃から新人さんが毎日のように続いているが、その多くは10日以内の速効が出ている。

 ほとんどの人達が既に病院の漢方や地元の漢方薬局などで様々な種類の漢方薬を長期間服用していた経験がある人が多いが、こちらで10日以内で明らかな効果が出たことに、とても驚かれることも日常茶飯事。

 こんなに漢方薬が短期間で効くなんて、信じられないと言われることも珍しくはないが、速効があったからといって、それで治った訳ではないので、重々誤解のないように。

 今後は季節や環境変化による変転が十分に考えられるので、慎重に経過観察して、時宜にかなった配合変化が必要になることが大いにあり得る。

 当然のことながら、皆がみな10日以内の速効が出るわけではなく、少数の人達ではほとんど無反応というケースもある。

 このような人達こそ、あらゆる角度から弁証論治を10日毎に慎重に繰り返し、配合の調整を怠りなく、互いの根気が必須となるが、遅かれ早かれフィットしはじめる頃には、このような遅効の人達の中から、真の漢方ファンが生まれるのだから不思議と言うほかはない

トラちゃん(メス6ケ月)
トラちゃん(メス6ケ月) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 23:28| 山口 ☀| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2014年02月27日

速効例を書くと誤解されるが、それには侮れない意味がある

姿はボクチンに似ていても性格がじゃじゃ馬娘で真逆の性格のトラちゃん
姿はボクチンに似ていても性格がじゃじゃ馬娘で真逆の性格のトラちゃん posted by (C)ボクチンの母

 昨今、県内から来られる新人さんが多いが、いずれの人もブログを見ていて、県外が多いのが信じられないといって怪訝顔の人が多い。

 今週は火曜日と水曜日は連日多忙で、本日などは昼食が午後3時を過ぎてしまったが、それほど忙しかった日ではなかった。

 それでも本日の外来と送りの人達で思い出すだけでも挙げてみると、偶然にまったく他人同士の関東地方の同じ県の人が2名。東海地方1名、九州地方1名。県内2名。

 直接来られている人達は、当然たっぷり時間をかけて弁証論治を行うことが通例であるから、意外に心身ともに疲労が蓄積する。
 火曜日・水曜日・木曜日と同じように相談時間をかける日々が続いているからでもあるが、合間にメールの返信は日々十通以上は軽く超える。

 それはともかく、本題の速効例。
 
 二年間近く咽喉に痰が絡んで不愉快であるという地元の人。
 根掘り葉掘りの弁証論治に呆れ顔であったが、こちらが熱心にやっているのに聊かムッと来たが、なんとか我慢してようやく見つけたのが、潜在的な蓄膿症をかかえていて後鼻漏が原因であろうことを発見した。

 怪訝顔の人であったから、基本の辛夷清肺湯のみを10日分渡しておいたところ、昨日やってきて予言(苦笑)通りに大量の濃厚な鼻汁があふれ出て、それですっかり気分がよくなったところで、気が付いてみると、咽喉の不快症状が完璧に百パーセントすっかり治ってしまったとか。

 極めて品質優良な辛夷清肺湯製剤がものをいう。

 念のため、あと10日分だけもらって行きたいと初回とはうって変わって大いに喜ばれていたが、もしもその後に再発することがあれば、蓄膿症というのはとても根深いのだから、そのときは再度しっかり漢方薬を続けるべきことを伝えておいた。

 先日も、県外の遠方から通って来られていた女性では、10日毎に通ってもらって、ある自己免疫疾患が1ヶ月以内でほぼピントがあって明らかな改善の兆しが出たところで、もう一つの目的である不妊症も同時にちょうど1ヶ月でめだたく懐妊された。

 数種類以上のやや複雑な配合がともによく効を奏したのである。

 速効例ばかり挙げていたら、皆がみなが速効が出ると誤解されても困るのだが、このような速効が出ることも決して珍しくはない。

 ところが注意しなくてはならないのは、速効が出たからといって、それで直ぐに根治する訳ではない。

 むしろ遅効であるほうが、止むを得ず地道な努力が必要となるので、却って結果的には根治に到達しやすいのだから、現実というのはちょっと皮肉な部分がある

 実は、もっとも再発率が高いのは初期に速効が出た人たちなのである。

 その理由は、ほかでもない、服用者がどうしても油断して服用を怠り、四季折々の弁証論治の重要性を認識できずに、たまにでも念を入れた点検にやって来るのを完全に怠るからである。

2008年8月5日のボクチン4歳
2008年8月5日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 21:38| 山口 ☁| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2013年12月04日

12月に入った途端に11月に続いた新人さんたちの速効は脆くも崩れた(泣

2007年12月15日のボクチン(3歳)
2007年12月15日のボクチン(3歳) posted by (C)ボクチンの母

 左腕全体がジンジンと痺れてかなり激しい疼痛を伴う七十代の男性には、初回の補陽還五湯10日分で上腕部に明らかな一定の効果があった。
 さらなる他方剤の補強を考える前に、一定期間、同方をしばらく続けて観察する必要がある。

 さいさきがよい12月と思っていたら、脂肪肝による肝機能障害(GOTやGPTなどの異常値)に、激しい両膝関節痛を伴う人に対して、かなりな自信を持って飲んでもらった防己黄耆湯・茵蔯蒿湯・田七人参の10日分では、脂肪肝はともかく、肝腎な膝関節については、左膝は無症状とはなっているが、ひどかった右膝が不変。

 毎週一回打っていた整形外科における注射を中止したことの影響があるにせよ、防己黄耆湯レベルでは効果が弱いことが明らかであった。
 腎虚も明らかに認められるところであるから、六味丸系列などの不足する方剤の検討が必要であった。

 12月に入る前に、もっとも喜ばしかったことは、以前にも少し記した肺腺癌ステージ4の男性で急速に転移巣が縮小した男性。以前とは打って変わってまったく垢抜けてスッキリした顔色となって、漢方薬類の補充に来られたことであった。
 来週にはまた検査があるということであったが、最近は見違えるほど健康的な顔色と生気を取り戻しているので、職場でも健常者と同じ扱いをされているので、嬉しいやら難儀やらと苦笑されていた。

2007年12月15日のボクチン(3歳)
2007年12月15日のボクチン(3歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:肺腺癌
posted by ヒゲジジイ at 08:25| 山口 ☁| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2012年09月11日

3年間続いた頑固な後鼻漏が党参配合の補中益気湯製剤のみで速効

FSC_9651a
FSC_9651a posted by (C)ヒゲジジイ

 いつも書いているように後鼻漏の原因が蓄膿症の場合は治療期間が長くかかることはあっても、その多くは着実に快癒していく。
 ところが耳鼻咽喉科で蓄膿症や鼻炎などの問題はないと診断される原因不明の後鼻漏は、一部の人は様々な漢方薬を駆使しても、おいそれと治ってくれないケースがある。
 
 といっても透明希薄なサラサラした後鼻漏の場合は、しばしば藿香正気散(カッコウショウキサン)で速治するケースも珍しくない。
 やや粘度の高い後鼻漏ではしばしば荊芥連翹湯で着実に治っていくケースも多く、現在進行形でも数名が明らかな改善を得てる。

 ところが比較的希薄透明なサラサラした後鼻漏であり、冷たい食事を取ると明らかに後鼻漏が増えるという特徴のある人に、藿香正気散や半夏厚朴湯を主体に様々運用しても一向に効果がみられないタイプの女性が来られていた。
 子供の頃から後鼻漏の傾向があり、成人して以後もしばしば後鼻漏に悩まされていたが、中年以降になってここ3年以上、劇的に悪化して毎日生きた心地がしない最悪の苦しみが続いているとの申告であった。
 多くの耳鼻咽喉科にかかってみたが、いずれもまったく無効で鎮静剤が出される始末。
 気分も落ち込んで、後鼻漏も落ち続け、舌体も痛みかけた明太子のようにどんよりして弾力に乏しい外観である。

 これらを中気下陥の証拠と解釈して、落ち込むものを昇提させる作用を持つ補中益気湯製剤のみに切り替えてみたところ、服用初日は却って大量の後鼻漏が流れ出て苦しく、てっきり合わない漢方薬だよと思案しているのもつかの間、翌日からはもとの後鼻漏レベルに戻り、三日目になるとかなり減って来た。
 その後は日毎に後鼻漏の量が減る一方で、10日も経つとほとんど出なくなった。少なくとも9割以上は寛解した感触を得てこんなに嬉しいことはないとの報告であった。
 
 こちらも同様に難治性の後鼻漏が、補中益気湯製剤に切り替えた途端に速効を得られたことは、何よりも嬉しいことであった。

 この補中益気湯製剤は朝鮮人参のかわりに党参が配合され、また生姜と大棗は配合されない本来あるべき理想的な補中益気湯製剤を飲んでもらったことで速効が得られたものと思われる。

IMGP5059
IMGP5059 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 23:12| 山口 ☀| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする