2024年06月09日

再現性は不明だが・・・

 以前、やや癖がある中草薬の青黛(せいたい)が、潰瘍性大腸炎に効果があるという報道を参考に、同じ原植物でも、青黛は葉の部分を加工して製造されるものだから、同じ植物の根を用いた板藍根なら、安全性も高く、同様な効果を期待。

 すなわち、お馴染みさんの潰瘍性大腸炎に、もっとも濃度の高い某社の「板藍茶」を試してもらったところ、当時、超即効を得て、常用すること数年以上、完璧に根治したかと思うほど無症状が続いていた。

 その後、コロナのパンデミックもあって、1年前まで継続されていたが、ここ最近はまったく継続を怠っていた。

 ところが、先月、突然激しい腹痛を伴う下痢を繰り返すようになり、ご本人は明らかに潰瘍性大腸炎の再発に間違いないと相談があった。

 しかしながら、意外にもご本人は板藍茶のことを(物忘れの激しい老人でもあるまいに)まるっきし忘れていることに、こちはショックを覚えるほど驚いてしまった。

 直ぐに久しぶりに再開してもらったところ、今回も超即効でその日の内に劇的に治まった。

 ちょっと似たような、再現性は保証できない白花蛇舌草での意外な報告に驚かされることもあった。

 やや高齢の女性が下肢の静脈瘤が重症化し、手術が必須と宣告されたときにこれを免れてほぼ根治したという事後報告を得たものが白花蛇舌草だった。

 この女性、過去、胃MALTリンパ腫の漢方サポートで使用してもらった数種類の漢方のうち、完治後に大量に残っていた白花蛇舌草だけを再開したところ、信じられないほどの効果を発揮したという報告だが、こちらの方が信じられない話だった。

 以上のいずれも、再現性はまったく保証できないながら、現実に遭遇した事例である。
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2010年6月8日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年6月8日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
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2023年10月21日

牛黄の思い出

 漢方専門薬局を開いて数年後、ようやく軌道に乗って来たころだったか、あるいはそのまた数年後だったか、当時はまだ内田商店だったかもしれない現在のウチダ和漢薬さんのS氏から、さかんに牛黄の素晴らしさを説かれることがあった。

 ところが頑固者の吾輩は、そんなに効果のあるものに頼っていたら、高度に複雑精妙な「漢方医薬学」の専門家としての腕が鍛えられないではないかと、断固拒否する時代が長く続いた。

 彼の話では、某薬局では、牛黄製剤によって地元のみならず、全国各地で評判を呼び、「生きる死ぬ」の折には、この薬局の牛黄製剤に頼るのが定番となっているほどだと、そのようなうわさが絶えないほど、実際に牛黄製剤を使った人は、その効果にほれ込む人が続出だということだった。

 さてこそ頑固を張っていたものの、牛黄末3,75g入だったか?、極小匙の付いた小ボトル入りの製品を内田さんから取り寄せ、自身で試してみると、疲労回復効果が半端じゃない。

 そのうち、牛黄+高濃度の人参配合の「霊黄参」という高品質の勧誘員の誘いに乗って、虚弱で疲労を訴える人に、ポツポツと使ってもらうことで、特定の人だけに評判を得ていた。

 ちょうどその頃、ウチダ和漢薬さんと仲の良い?某社の当時の社長さんから電話がかかり、牛黄+人参(人参量は霊黄参の約三分の一)の「人参牛黄散カプセル」という製造許可が眠っているが、眠らせたままにしていると許可を取り消される恐れがあるので、製造を開始するにあたって村田漢方堂薬局で、本格的に扱ってもらえないだろうかという依頼である。

 ピンと来たのは、人参の配合量の多い「霊黄参」は、虚弱性の強い人向きで、「人参牛黄散カプセル」であれば、寒熱虚実に対する配合バランスからは、ほとんど体質を選ばず問題なく使用可能であるだろうと見込んで、二つ返事で応諾したのだった。

 実際の利用方法や牛黄の品質問題など、まだまだ話は続くので、続きは次回に。
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2011年10月21日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2023年02月28日

「ジャージャーと流れ出て、いつまでも止まらない涙」を一発で止めた漢方薬!!!

 数ヶ月前のこと、何の前触れもなく、どうしことか朝、起床するたびに涙が流れるようになった超常連さんの70代の女性。

 日に日にひどくなり、数日後には文字通りジャージャーと流れるまでに悪化して止まらなくなった。

 本人に言わせれば、「涙が出続けて止まらない」というレベルゃない。
 「ジャージャーと流れ続ける」としか表現のしようがないといわれる。

 さては涙腺のパッキンが壊れたか?(苦笑。

 そこですかさず手持ちのはずの黄耆・白朮・防風という僅か3種類の配合方剤を服用してもらったところ、超即効でピタリと止まった!!!

 再発を恐れて現在も継続中だが、以後はその僅かな気配さえないという。

 これがどこやらの製薬メーカーのように、白朮であるべきところをすべて安価?な蒼朮で代用していたら、どうなったことやら。

 さいわいなことに、この衛益顆粒など玉屛風散エキス製剤においては薬系漢方の専売特許で、蒼朮で代用するようなアホなメーカーがないのは幸いである。

参考文献:白朮を蒼朮で代用する杜撰(間違いだらけの漢方と漢方薬)
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2011年02月28日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月28日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
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2022年12月09日

漢方の真の凄さは一般の人には秘密の玉手箱

 漢方薬類の西洋医薬にはない優位性が多々あるものの、くっきりとパターン化できるものと、それぞれの体質や病状など、共通性のみならず個別性や特殊性の問題が大きく絡むことが多いので、その奥深さは計り知れない。

 たとえば卑近な例として、歯痛に関するユニークな対症療法を取り上げてみたい。

 いずれも歯科治療時に、なかなか治療がうまく捗らず、いつまでも疼痛に悩まされる人達に、かなり有効だった方法に、地竜+白花蛇舌草で歯科で投与される鎮痛剤よりも有効だった例は枚挙に暇がない。

 歯科治療に何十年も行かずに堪えている吾輩は、これに排膿散及湯エキス製剤を併用している。

 歯科領域の漢方相談では、必ず歯科治療を受けるべきで、漢方薬だけに頼ってはダメだと皆さんに念押ししているが、吾輩については例外である。

 歯根膿疱らしきときには、千金内托散エキス製剤+衛益顆粒+白花蛇舌草で快癒したことがあるが、歯科には絶対に行きたくない吾輩は、今後も再発したときには、同様に効いて欲しいと念じているが、いくら常連さんやお馴染みさんでも、歯科治療を受けない人には、こればかりは伝授してあげないのは、必ず効果があるとは保証できないからである。

 歯科では抜歯を宣告される場合は、素直に抜歯してもらうべきだからである。

 但し、何度も書くように、吾輩は例外で、どこまで歯科領域に漢方が通用するか、自身を実験台として、世のため人のために頑張っているなどと、きれいごとを言うつもりはない。

 ただ単に、歯科治療が大嫌いなだけである(苦笑。
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2009年12月09日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年12月09日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
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2020年11月11日

気分の落ち込みを救う漢方薬の切り札

 最近の超即効例。

 引っ越した町で、役員をさせられ、心身ともに消耗するほど頑張ったのに、思いがけず、近所の老婆から、ひどい叱責を受け、激しく落ち込んだ常連さん。

 もともとフィットしている四逆散が本来なら少々の落ち込みはよく効いていたのに、今度ばかりは効果が薄いという。

 こういうときの切り札、中国の抗癌中草薬関連の各書籍には、必ず記載されている、ある生薬。これがしっかり含まれた製剤は、様々な領域に大変重宝である。

 そこで、これを飲んでもらうと急転直下、気分がスッキリ晴れたという。

 また、身近な親族の重大な疾患で、主治医からの説明を受ける前日、まったく眠れなかったという常連さんは、常々加味逍遙散など数種類の漢方薬を常用されていても、今度ばかりは事情が事情。

 そこで親族の人にも飲んでもらっている上記の生薬を含んだ製剤を試しに服用してもらったところ、胸部の不快感が消え、その日の入眠も容易だったとのこと。

 この生薬が含まれた製剤を、しばしばステージ4の転移癌の人達にも併用してもらうことが多いが、悲観的な気分が多かれ少なかれ軽減でき、人によっては驚くほど明るく、前向きになられ、一石二鳥が狙えるので、我が薬局では大変な人気
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2010年11月11日に撮影したシロハラ
2010年11月11日に撮影したシロハラ posted by (C)ヒゲジジイ

2011年11月11日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年11月11日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:超即効
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2020年10月01日

葛根湯で頭がボンヤリの霧が晴れてスッキリ!

 吾輩と同年代の女性の常連さんが、上半身の凝りや疼痛に悩まれているので、常備されている葛根:麻黄:甘草の配合比率が理想的な4:2:1のエキス錠を使用するようにアドバイスしていたところ、しばらくして報告があったのは、悩んでいた諸症状の問題よりも、喜ばしい反応に感激されていた。

 それは、日々、頭がぼんやりしていたところ、これを服用すると、頭がすっきり霧が晴れたようになって爽快であると。そこで、朝と晩2回の服用を続けているとのことだった。

 それで思い出したのが、ずいぶん前の話なので不正確な記憶かもしれないが、大塚敬節先生が80歳以上?のご高齢に達しながらも日々診療に当たられておられたが、診療前にまずは葛根湯を服用して頭をスッキリさせて診療をはじめられる、というような記事を読んだ記憶があった。

 きっと、大塚先生も、上記の女性のように、首の真裏を揉むと気持ちがよく、その個所を温めるのも気持ちがよいという2つの条件が揃っておられたことだろう。

 但し、よく効くと思っていても、突然、諸症状が取れ切ってまったく不要になり邪魔になる時期や、嵌っているときでも、あまり夜遅く服用すると、頭が冴えて眠れなくなることが多い。

 葛根湯に関しては、慢性症状に使う場合であっても、症状が取れたらいったん中止し、再度症状がでるようなら再開するという、臨機応変に使用するのがよい。

 ともあれ、これを飲んでおくと肩こりなどが取れて、ぐっすり眠れる、という奇特な人もいるのだから、人それぞれで、例外のない法則はない、というべきか。
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2011年01年01日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01年01日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2020年08月26日

てっきり心筋梗塞で、いよいよこの世からおさらばかと思った日

 2015年10月のことだから、5年前の出来事である。

 夜間、激しい胸痛と背部痛に見舞われて、てっきり心筋梗塞と観念したものの、内心、救急車で運ばれて生き延びるよりも、自室で大人しくお迎えに応じる覚悟をしたが、一縷の望みで、高濃度の牛黄を服用してもまったく効果はない。

 いよいよ覚悟を決めて、一夜苦しみ抜いたものの・・・

 結局は激しい疼痛のため、一睡も出来なかったのだが、一夜明けても死なないところを見ると、心筋梗塞ではあり得ない!!!

 そこで、一か八か、葛根湯を服用したら諸症状が完璧に氷解した。

 何のことは無い、風邪気味で、日頃から姿勢が悪いので胸椎椎間関節症?の類を誘発していたに違いない。

 これがもしも本当に狭心症や心筋梗塞だったときに、葛根湯を服用するのは大間違いだろうが、何のことはない。

 といっても、その胸痛と背部痛は、尋常ではない激しさで、一睡もできなかったものだから、もともと痛みに強い体質を誇っていただけに、よっぽど重度の疾患と誤解しても不思議はない。
(3度の尿路結石でも、他の人のように、のたうち回ったことは一度もない。)

 葛根湯エキス錠1回の服用で、完璧に氷解したのだから、フィットすれば葛根湯の効果は劇的である。

 40年前の五苓散1服で、1ヶ月続いた抜歯後の疼痛が雲散霧消したことといい、このような芸当は、滅多なことでは合成医薬品では真似できないことだろう。

 その後の5年間、同様な症状は、今のところ皆無。
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2010年8月26日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月26日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2020年07月07日

咽喉腫痛に高熱を発すると、コロナかと不安になるが・・・

 今回は久しぶりに、漢方相談のお話し。

 常連さんのご家族の若い成人女性、嘔吐と寒気から始まって、数日を経て咽喉腫痛と熱感を伴った高熱39歳。

 病院で受診すると細菌感染とて、抗生物質などが投与され、念のため常備されていた涼解楽と白花蛇舌草なども併用し、数日ならずして快癒。

 服薬をすべて終わって数日すると、突然、起床後に38度の発熱。
 昼には一度嘔吐しているし、吐き気も残っている。

 電話やメールでの相談ながら、よくよく聞くと、もともと慢性副鼻腔炎があり、今回も黄色い鼻汁が咽喉に落ちて、吐き気を催している模様。

 何のことはない、しばしば見かける蓄膿症による後鼻漏が原因で、咽喉で細菌が繁殖して咽頭炎や扁桃炎を誘発しているパターンである。

 嘔吐の原因は、咽喉に溜まった後鼻漏が気持ち悪くて誘発されているのではないかという質問には、そうかもしれないとのこと。

 今回は抗生物質もないことだし、涼解楽+白花蛇舌草に加えて辛夷清肺湯など、を併用してもらうと、その日の午後には平熱となり、翌日は仕事に出ることが可能となった。

 今後は徹底的な体質改善のため、辛夷清肺湯+白花蛇舌草+柴胡桂枝湯+桔梗石膏などで、副鼻腔炎および潜在的な咽頭炎あるいは扁桃炎体質を改善する予定。

 このようなケースは、仕事上、しばしば遭遇するワンパターンといっても過言ではない。
 
 折々に咽喉腫痛を伴った高熱を繰り返す根本原因が、まず第1に蓄膿症による後鼻漏であり、第2が潜在的な扁桃炎であれ咽頭炎であれ、中医学的にはどちらでも構わないが、咽喉部に炎症を起こしやすい体質であることが問題である。

 咽喉腫痛と発熱に伴っていても、吐き気や嘔吐の原因が、溜まりに溜まった後鼻漏である場合、涼解楽+辛夷清肺湯+白花蛇舌草などに、適量の半夏厚朴湯を加えるのが望ましいが、今回は急なことだったので、常連さんの手元にある釣藤散で代用してもらった。

 少なくとも新型コロナウイルスによる発熱ではなかったが、素人目に見れば、時節柄、コロナの不安が常に潜在しているので、ついつい疑いたくなるものである。
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2012年7月7日の体調を崩して1ヶ月になる茶トラのボクチン(8歳)
2012年7月7日の体調を崩して1ヶ月になる茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
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2019年10月18日

即効続きの運のよい初老の女性

 ここ数年のお馴染みさん。

 先日は、帯状疱疹を発症し、病院に行く前に念を入れて漢方薬の要望があったので、五苓散+板藍茶を出していたら、超即効を得て、結局通院せずに済んだ女性。

 今度は、治療していた歯が、腫れて痛み、歯科ではかぶせた金属を外して治療しなおさないといけないと言われたが、仕事が忙しいので、何とか漢方薬で治せないかという強い要望である。

 効果に個人差がある方法だから、絶対に効くとは保証できないが、それでも良ければと、排膿散及湯エキス細粒+高濃度の白花蛇舌草を併用してもらったところ、2日目には電話がかかってきて、即効で腫れが取れ、痛まなくなったが、それでも歯科に通わないといけないか?という我儘な質問。

 もちろん通うべきだが、あとは自己責任の問題。

 ヒゲジジイ自身の経験では、この配合で炎症が治まったと思って1ヶ月も服用を怠っていたら、再発するので、結局、延々と続けておかないと、歯科に通わざるを得なくなるので、それが嫌さに、昨今では文字通り、延々と、この配合を続てけているのだった。

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2009年10月18日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年10月18日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:帯状疱疹
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2019年09月10日

高濃度の杞菊地黄丸料エキス製剤で極度の眼精疲労のみならず食欲も回復

 長年の眼精疲労に悩みながららも、胃弱やめまい、油物で下痢など、様々な症状を繰り返していた女性。

 胃弱を考慮して、脾胃を補強する漢方薬とともに、粉末で丸剤に制した杞菊地黄丸を長期間使用されていたが、眼精疲労に対しては効果が微弱である。

 舌証は苔がほとんどない、比較的締まった舌像でもあるので、高濃度の杞菊地黄丸料エキス製剤に切り替えてもらったところ、常に目がショボショボしていた極度の眼精疲労が、丸剤とは比較にならない劇的な効果を得て、おまけに長期間続いた食欲不振もかなり劇的に回復した。

 同じ内容の方剤でも、製剤の異なる製法、のみならず品質の良し悪しの問題ばかりでなく、濃度の違いによっても、製品によっては雲泥の差が出ることは珍しくない現実がある。

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2011年9月10日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年9月10日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:杞菊地黄丸
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2018年10月25日

長年の苦しい痼疾が漢方薬で超即効が得られる人は

2010年10月25日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年10月25日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 適切な漢方薬によって超即効が出る運のよい人が、年間何人もいるが、よっぽど前世の行いが良かった人達に違いない
 半分は冗談だが、半分は本当かもしれない(笑。

 ところで、最初に即効があったからといって、そのまま短期間で根治するとは限らず、まだまだ根治に近づくには、配合が不足していることが多々みられる。

 専門的に表現すれば、現実的には慢性疾患では標本同治すべきことが多いが、まずは標治で即効を得て、後に本治に移行すべきケースもあれば、季節変化に応じた配合の微調整の必要性も大いにあり得ることである。

 即効が出た人の中には、その後、効果が落ちてくると、ひどく落胆する人がいるが、そうではなくて、一度、素晴らしい効果を味わったのを徳として、細やかな微調整にしっかりついて来れる人こそ幸いである。

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2010年10月25日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年10月25日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2018年01月18日

「驚くほど身体中が痛みます」 という、冷え込みの後で生じた全身の激しい疼痛が

2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 寒波が襲来した日々に、外出が多くて冷え込んだ常連さん。

 驚くほど身体中が痛みます。節々お尻、膝、足首やら痛く物を落としても曲がらないので自分に驚いてます。

 という急性の激しい疼痛に、柴胡桂枝湯エキス+少量の芍薬甘草湯エキスで超即効を得た。1回の服用で超即効を得て、1日3回服用する頃にはほとんど消滅。

 傷寒論や金匱要略を真剣に学習した人達は、原因が原因だけに、桂枝附子湯や甘草附子湯を考えたくなりそうなものだが、この温暖化の時代、少々冷え込みが続いたからといっても、東北地方とは真逆の本州最南端に近い下関近辺では、このようなときにあっても柴胡桂枝湯レベルの方剤でしっかりフィットすることが多い。

 といっても、日頃から体質を知悉している常連さんだからこそ、フィットする方剤を選ぶのが容易だったに過ぎない。

 いずれにせよ、古方は、嵌まると超即効を得ることが多い。

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2012年01月18日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月18日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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2017年10月01日

杞菊地黄丸のエキス顆粒製剤によって即効的に視力が回復

2008年10月1日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年10月1日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 いまさらながら、杞菊地黄丸の偉効をみずから実感するとは、「漢方薬って、凄い効き目があるんですね〜!」と常連さんの前で、冗談交じりに驚いてみせたほど。

 新品同様と言ってよいほどの中古PCを1台2万円台で複数台購入して、何年間も酷使して動きの悪くなったPCと入れ替え作業を続けていたところ、気が付いてみると右目の視力が急速に悪化して、近くも遠くもぼんやりしてピントが合わない。
 蛇足ながら、PCを安く手に入れても、ウイルスバスターを導入し、それぞれメモリーを1台につき8〜16Gに、搭載できる精一杯を増設するので、結果的にはそれほど安上がりになるわけでもない(苦笑。

 肩こり首コリも伴っているので、適切な他方剤とともに、最もエキス量がしっかり含有した双料杞菊顆粒を服用すると、1〜2回の服用で明らかに軽減。1週間の続けるとほとんど以前の視力に回復した。

 ところで、アトピー性皮膚炎の人達にも、六味丸がフィットしていた人達は、途中から眼精疲労などを伴っていたことから、しばしば杞菊地黄丸に切り替えるケースが多いが、その人たちには上記の双料杞菊顆粒に切り替えることはなく、必ず丸剤の杞菊地黄丸を勧めている。

 敏感なアトピー性皮膚炎の場合は、他方剤との配合バランスがとても微妙なので、服用量を容易に調整しやすい丸剤の方がはるかに扱いやすいからである。

 上記のヒゲジジイの経験を聞かされたアトピーで通われている女性が以下のようなご自身の経験を話してくれた、

 昨年のことだったか? アトピーで一定の効果が持続している時点で、眼精疲労もあるということで、六味丸を杞菊地黄丸に切り替えた翌朝、出勤中に気が付いたら常用しているコンタクトレンズを、うっかり装着するのを車を運転中に気が付いたほど、眼精疲労と視力回復が即効的だったことを思い出して苦笑されいた。

 ともあれ、蛇足ながら、最近の即効例では、出血を伴う潰瘍性大腸炎の頻繁な下痢に胃苓湯エキス製剤と適宜大建中湯去膠飴の粉末製剤の併用で即効を得たり、排卵日に生じる腹部の激しい冷え痛みに大建中湯去膠飴の粉末製剤で即効を得たり、肺機能低下を伴う各種特殊な慢性気管枝炎の諸症状に対して、竹葉石膏湯エキス製剤を主体にした複数の方剤の併用で即効を得るのみならず、転移癌による西洋医学治療で却って免疫を落として疲労困憊の人達に、多種類の漢方薬類によって即効的に気力・体力を回復するなど、最近の即効例を挙げれば際限がない。

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2010年10月1日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年10月1日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2017年08月04日

牛黄製剤だけでは体力・気力がもたなくなっていたので

2009年7月4日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月4日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨今の猛暑に、多くの人達が、各種の牛黄製剤で救われていると感謝される毎日だが、当のヒゲジジイは、とうとう牛黄製剤だけでは、体力・気力がもたなくなっていた。

 昨年までの心身ともにハードな日々に、とうとう今年になって体力的にもたなくなって、数十年来継続している高濃度の牛黄製剤を1日3〜4回の服用でも、限界を感じ始めていた。
 そこで、ステージ4の転移癌の人達のサポートにしばしば利用してもらっている出自が中草薬の、やや高級な数種類のキノコ類を製品化したものを併用すること1ヶ月半、結果としては利用しはじめて5日目頃から、明らかに前日の疲れが翌日に残らなくなり、寝つきもよくなった。

 もともとステージ4の人達では、多種類併用の中に、弁証論治の上からも牛黄製剤を必要としている人達は、この牛黄製剤のおかげで目覚ましく体力が向上する人が多いのだが、牛黄製剤を必要としないケースでも、上記の中草薬系のキノコ製品を主体に使っている人も体力・気力の向上に資すること顕著なことが多い。
 そこで、自身の体力保持のために牛黄製剤と併用してみたところ、ようやく昨年の気力・体力が戻ってきたというわけである。

 実際のところでは、もともと牛黄製剤とこの製品を併用している人達も多く、人によっては羨ましいくらいに体力・気力が向上しているので、自身でも両者の併用を試してみて実感することができて、ほんとうによかったと思っている。

 あのまま体力・気力の低下が続いていたら、仕事量をもっと減らさざるを得ないところだった。実際に、若いころよりも仕事量が増えているのだから、老化のせいとばかりは言えない部分もあるのだった。

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2009年7月5日のボクチン(5歳)
2009年7月5日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

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2017年07月25日

青天の霹靂、更年期不定愁訴症候群やパニック症候群が超即効で快癒した2例

2009年7月25日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月25日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 既にこのブログでも書いたことのある2017年05月29日 更年期不定愁訴症候群に苦しむ女性達 の中の、加味逍遙散・六味丸、五苓散・雲南田七の4種類を使った人は、30日後には、すっかり治ったのだが、まだ続けないといけないだろうかと、女性薬剤師に相談していたとのこと。

 ヒゲジジイは他の相談者にかかりっきりだったので、あとで聞かされたことだが、念のために10日分を購入することにして、その後は今のところ音信不通。
 このまま音信不通が続けば、おそらく本当に快癒したに違いない。

 もうお一人も、2017年06月17日 高血圧に不安・動悸に重度の疲労倦怠感に数日で即効 で書いた女性も、5日で即効をえたまま、その後も柴胡加竜骨牡蠣湯に、時折、牛黄製剤の頓服で、すっかり改善。

 夜勤が多い医療関係者ということもあって、柴胡加竜骨牡蠣湯をしっかり継続しつつも、牛黄の頓服の使用頻度は激減したまま、初回のいまにも倒れそうなみかけとは打って変わって、しっかり元気を回復して、こちらの方がうらやましくなるほど。

 不定愁訴症候群や高血圧を伴ったパニック症候群が、これほど短期間に快癒した例は、45年近いこの仕事でも、比較的珍しい超即効例といえるだろう。

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2009年7月25日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月25日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

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2017年06月29日

様々な疾患で、フィットした漢方薬を服用すると快便が得られるようになる

2009年6月30日のボクチン(5歳)
2009年6月30日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 大黄などの下剤効果のある成分が含まれなくとも、フィットした漢方薬を服用することで、快便が得られるようになるのは日常茶飯事。

 五臓間における気・血・津液の生化と輸泄(生成・輸布・排泄)の連係に異常が発生し、これらの基礎物質の生化と輸泄に過不足が生じたときが病態であるから、これが是正されれば、おのずから腑気の流通も改善されて、快便・快尿が得られるようになる。

 だから、しっかり申告されてなかった便秘症まで、自然に改善が得られることは珍しくない。

 本命の疾患に効果が出ているのに、それでも便秘傾向の改善を得られない場合は、そこではじめて、大黄配合方剤がまだ不足している証拠と見ても、大きな間違いはないだろう。

 最終的には、最低でも毎日快便が得られるような配合の工夫は必要である。

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2009年6月30日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月30日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 17:17| 山口 ☁| 漢方薬および生薬・中草薬・漢方の即効例 | 更新情報をチェックする

2017年05月28日

心臓が口から飛び出そう!

2010年05月28日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年05月28日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 60代の女性。薬剤師の仕事で多忙を極める日々が続き、忙しいだけでなく神経を消耗する仕事内容だけに、歳のせいか、ボディーブローのような蓄積疲労。

 折々に心臓が口から飛び出そうな気分の悪さが続くようになり、血圧は正常であっても脈拍が常時90を超えるようになった。

 炙甘草湯+牛黄製剤でも効果がなく、牛黄製剤や柴胡加竜骨牡蠣湯なども無効。

 牛黄製剤はそのまま続けながら、柴胡加竜骨牡蠣湯の服用量を許容範囲内で、かなり増量し、天王補心丹と生薬製剤二号方を追加。
(但し、もともと胃の消化剤として大柴胡湯などの愛用方剤は他にも多い。)

 これによって、即効を得て、脈拍は73前後に落ち着き、忙しく動き回ったあとでも脈拍が90を超えることはなくなった。

 最も苦痛だった「心臓が口から飛び出そ」うな気分の悪さも、二度と再発することがない。

 以上、当然、日頃の体質とともに、現時点の一連の症候に基づいて、五臓六腑の寒熱・虚実を詳細に分析し、つまり詳細な弁証論治に基づいて、適切な配合を得られた結果、即効を得たのであって、似た症状だからといって、体質や五臓六腑の寒熱・虚実が異なれば、適切な配合は大きく異なるので、症状だけで漢方薬を選ぶべきではない。

 上記の理由から、素人さんが真似しても、フィットすることはほとんどあり得ないので、必ず専門家に相談すべきである。


 専門家でさえ、1〜2回の漢方相談で、直ぐに適切な配合が見つかるとは限らないのだから、なおさら、素人療法では滅多に適切な漢方薬が得られるはずもない。

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2012年05月28日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月28日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:09| 山口 ☀| 漢方薬および生薬・中草薬・漢方の即効例 | 更新情報をチェックする

2016年11月29日

薬局に入るなり、明らかに落胆の表情(苦笑

2008年11月29日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年11月29日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 43年間も続いた薬局の外観も内装も、誰が見てもくたびれ果てている。
 当然、その中で仕事に従事する人間までも例外ではない(苦笑。

 だからというべきか、遠路はるばる来られる新規の相談者や、あるいは医師に紹介されて来られた人達でさえ、明らかに落胆の顔色がありありと見えてしまうこともある。

 そんなときには、デリケートなヒゲジジイは、やる気をいっぺんで失うのだが、せっかく遠路はるばる来られたのだから、あるいはせっかく医師からの紹介でもあるからと、気を取り直して頑張らざるを得ない。

 ところが、人間様とは現金なもので、思いがけず短期間で即効が得られると、前回とは打って変わって明らかな信頼の目に変わる。

 関東の立派な漢方クリニックや漢方薬局を長年に亘って歴訪しても治らなかった二泊三日の予定で来られた女性の場合も、これまでの立派な建物に比べられたか、落胆の色がアリアリ。
 ところが、1日の服用で胃症状が一気に回復して、前日の落胆ぶりが、信頼の目へと豹変された。

 比較されて、そんなに田舎臭いオンボロ薬局に見られていたのかと、むしろこちらは意気消沈(苦笑。

 若い年齢層の転移癌で自覚症状のみならず抗癌剤のダメージも加わって、かなり弱り切っていた人が、10日間の多種類の漢方薬類の服用によって、劇的に元気と食欲を取り戻したときなど、付き添いの人の10日後の信頼の目に変わったその豹変ぶりには、この時ばかりは、ほんとうに安堵したものだった。

 本日午前中の新規相談者は、同年代の女性らしく正直に「古びたや田舎臭い薬局」をやんわりと指摘されたことから、本日のブログネタとなった(呵々。

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2008年11月29日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月29日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 16:03| 山口 ☁| 漢方薬および生薬・中草薬・漢方の即効例 | 更新情報をチェックする

2016年06月27日

風邪が治ったあと、一ヶ月も続いた咳嗽が、地竜で一発で治ったとの報告

スコちゃんとシロちゃん(雄と雌各3歳)
スコちゃんとシロちゃん(雄と雌各3歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 十年近く前、自殺を考えるほど重症だったアトピー性皮膚炎が8〜9割前後の寛解レベルにしっかり安定して以後、大の漢方ファンになって、様々な常備薬を揃えるようになった二十代後半の男性から、常備薬類(天津感冒片など)の

補充購入の依頼メールのついでに受けたご報告:

 そういえば1ヶ月間咳がとまらず(風邪を引いてから)、風邪はすぐに治ったにもかかわらず、ずっと咳だけ続いていました。

 (市販の薬の)何を飲んでもあまり効果がなかったのですが、ミミズを飲んだら一発で咳がとまりました。

 不思議でした。

ヒゲジジイのお返事メール:

 地竜は熱証の喘息にも効果があり、これは中医学世界では明記されている効能ですので、咳嗽に効いたとしても、まったく不思議はありませんよ(笑。

 中医学的には、地竜には様々な効能があります。

折り返し頂いたメール:

 そうなんですね(笑)
 今日、一人で感激してました。
 シロップとか飲んでも全く治らなかったのに、ミミズを飲んだとたん、いきなりでなくなったんで。

 アトピーの調子の関係で、この時期で暑くなったということもあり、オウゲインで体を冷やしたんですが、あまりしっくりこなくて(アトピーが)、偶然ミミズを飲んだら暑さもスッキリして、咳も止まったんで本当に感動しました。

 相変わらず漢方薬にはいつも感動させられるばかりです。

 漢方薬と出会わせてくれたアトピーに感謝ですよ(笑)

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スコちゃんとシロちゃん(雄と雌各3歳)
スコちゃんとシロちゃん(雄と雌各3歳) posted by (C)ヒゲジジイ

スコちゃんとシロちゃん(雄と雌各3歳)
スコちゃんとシロちゃん(雄と雌各3歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 20:02| 山口 ☁| 漢方薬および生薬・中草薬・漢方の即効例 | 更新情報をチェックする

2016年04月01日

咽喉にべったりと粘痰がへばりついたような咽中炙臠に半夏厚朴湯や麦門冬湯がまったく無効だった人達

2011年04月01日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月01日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

 梅核気(梅の種が咽喉に詰まったイメージ)とはやや異なって、文字通りの咽中炙臠(炙った肉が咽喉に詰まったイメージ)の方が、より近い症状に悩む女性達。

 既に数年以上にわたって医療機関や漢方薬局で、半夏厚朴湯や麦門冬湯などを連用しても、まったく無効だったと言う人達。
 もちろん、西洋医学的な診断では、まったく異常はみられないと言われている。

 何度か通う内に、それぞれに共通した特徴が、会話の機会がとても多い日常生活であるらしい。

 さては西洋医学的な諸検査で確認できなくとも、発声過多による咽喉の軽度の炎症が頑固に慢性化しているのかもしれないと、試しに店頭で天津感冒片を1錠、トローチのように舐めてもらったところ、1人は即効、1人はなんとなくよいみたいという感想。

 そこで、1回1錠をトローチとして使用してもらうことにして、1日3〜4回。

 結果は、6日間はとてもよかったが、その後、面倒になって1回1錠をそのまま舐めずに飲み込んでいたら、まったく効果がなくなったという。当然である!

 繰り返し強調した特異で且つ特殊な利用方法だからこそ必須であるというのに、どうしても守れない人がいる(苦笑。

 もう一人の結果は、近々には報告があるだろう。

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2010年04月02日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月02日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年04月02日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月02日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年04月02日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月02日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年04月02日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月02日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 19:52| 山口 ☔| 漢方薬および生薬・中草薬・漢方の即効例 | 更新情報をチェックする