2021年10月21日

漢方を全否定する高名な医師たちの悲劇

 新刊書籍『コロナのウソとワクチンの真実 不安なあなたに知ってほしい私たちの未来』 という近藤誠医師と和田秀樹医師の対談本。

 本書のメインの内容はともかく、終わり近くで盛り上がっていたそれぞれの先生の病歴および現在の病状などの苦労話には、腹を抱えて笑ってしまった。

 甚だ不謹慎ながらも、笑ってしまったのは、以前から近藤氏が、極端にも漢方薬を全否定されているからである。

 この事実を知っていれば、それぞれ高名なベテランの医師でありながら、五十肩やヘルペスおよび逆流性食道炎、糖尿病や高血圧に心不全など、これだけの苦労談は、漢方医学や中医学の専門家が読めば、笑わずにはおれないハズである。

 すなわち、五十肩やヘルペスおよび逆流性食道炎などこそ、適切な漢方を服用すれば、かなりな即効を得ることが多く(もちろん糖尿病や心不全でさえも、適切な漢方薬を継続していれば)、少なくともお二人のように、あれほど苦しまずに済んだであろうと、誰もが思うこと請け合いだからである。

 近藤氏こそ、漢方薬を全否定するレベルの人だから、天網恢恢疎にして漏らさずだと皮肉も言いたくなるが、和田秀樹先生こそ、ご専門の老人医学よりも、受験勉強の方法を書かれた書籍類で、愚息が大いにお世話になったと我が女性薬剤師が尊敬してやまないお方。
 しばらく当方に通われていた九州のド田舎のご出身ながら、某旧帝大医学部卒の医師の先生も、同じく和田秀樹氏の受験勉強本のお陰であると女性薬剤師と意気投合されていた。

 そのような尊いお方が、五十肩やヘルペスや糖尿病に心不全などに苦労されておられたのが信じられない話で、適切な漢方薬を服用されていたら、どんなにか楽になられていたことかと、変に近藤先生なんかと仲良くなるから、きっと漢方薬なんて歯牙にもかけないつもりなのだろう。

 近藤誠先生が、重度の逆流性食道炎を持病として持たれているのは、漢方薬をあれだけ否定されるのだから、その極端さから、先生の書籍は常に話半分のつもりで読まざるを得ないばかりか、将来、食道がんの心配をしたくなるようなお苦しみようは、身から出た錆というような、残酷な決めつけはしたくはないが、少なくとも漢方を知らない高名な医師たちの悲劇、というべきお二人である。
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2011年10月21日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年10月21日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 13:50| 山口 ☁| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2019年11月01日

話しの通じない人たち

 先週、本来、新規相談は受けない月曜日ではあるが、地元の人達に限って、ネットとは無縁の七十代の女性2名。

 止むを得ず相談を受けると、3歳上の女性については、表現力も漢方薬に対する熱望も問題なかったものの、年下の方の女性は大きな病気はないものの、疲れやすいということで、通院中の病院で投与されている漢方薬(ツムラの補中益気湯)は飲み続けなければいけないか?という質問を延々と繰り返すので、お話にならない。

 飲んだり飲まなかったりしているのだが、効いているか、効いてないか、自分ではわからないというのである。

 体質上はフィットしていてもおかしくないはずだが、といってもツムラの補中益気湯は、白朮であるべきところに、蒼朮が採用されていることは、大いに問題なしとしない製剤。
 かといって指示通り真面目に服用してない人だから、まずはしっかり続けてみての話である。

 村田漢方堂薬局の漢方薬を欲している風ではなく、友人の付き添いで来ただけらしいので、ことを分けて説明し、それでも効果がなければ、再度主治医に相談するようにと、口を酸っぱくして説得を繰り返しても、延々と同じ質問が終わらない。

 「続けないといけませんか?」
 この繰り返しである!

 順番を待っているお馴染みさんが気の毒になってくる。

 しまいには、うっかり「あなたの頭は・・」といいかけて、「もっとしっかりしないと!」という言葉に修正して、かなりきつ目に窘めたことだった。

 これを書いていて、フッと思い出したのは、現在、関東で開業している不気味な医師のことである。

 一時は、新規開院の挨拶状やホームページにまでも、「ヒゲジジイに師事」と各印刷物にも刷り込んでいたゴマすり男だった。

 某漢方メーカーに対して、絶対に不可能な、ほんのわずかな注文品を、土曜日に直接配達を無理強いするので、紹介した手前、穏便に願いたいので、条理を尽くして、それが無理難題であることを説明したところ、医師にあるまじき、まったくもって信じられない、実に破廉恥極まりない悪態の限りを尽くす暴言で応酬のメールが送られてきたのには、唖然とするよりも、思いっ切り張り倒したくなるほど、近くにいたら絶対にやっていたことだろう!

 直接2度も下関にやって来て、開業するにあたって、漢方メーカーを紹介して欲しいという、たっての依頼に応じてしまったのを後悔するばかりだった。

 要するにヒゲジジイの名を笠に、我儘を押し通して、他の漢方メーカーについては、なんと開業の準備に、多くの社員を駆り出させて酷使したことも、あとになって知ったことだった!

 このようなアスペルガーというよりも、あまりの豹変ぶりからはサイコパスの一種と思える異様な医師。

 現在でも、甘いマスクを隠れ蓑に、本性を知らない多くの患者さんを手玉に取って、のうのうと診療を続けているのだから、ある種の人間は、ほんとうに猫以下の最低の動物であるとしかいいようがない。

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2008年11月01日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月01日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 12:08| 山口 ☀| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2019年09月11日

いまどき、こんなに冷淡な主治医はめずらしい!

 ステージ4の肺腺癌で、骨転移が各所に散らばっていた。

 やや高齢ゆえ、ご家族が常に付き添って診療を受けるのだが、主治医が、とてもぞんざいで冷淡であるのが悩みの種だという。

 分子標的薬による激しい副作用(手足の皮膚が爛れて出血などと食欲不振)を訴えても、何の慰めもないばかりか、そのレベルはマシな方だと言ってケンモホロロ、まったく取り合ってくれない。

 腫瘍マーカーが下がっていると告げられても、具体的なデーターの写しを一度も、もらうことができないし、それを請求するのも憚られる。

 恐ろしくて、取り付く島もないので、何度も病院を変えたいと相談を受けるのだが、県外の病院事情は分かりかねるので、ヒゲジジイとて、いつも返事に窮するばかりである。

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2009年9月11日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年9月11日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2018年11月21日

肺癌検診の見落としが問題になっているが・・・

2008年11月21日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年11月21日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨今、大きな病院で生じている肺癌検診の見逃し問題。

 近藤誠氏の多くの著書で、肺癌検診群の死亡率が上昇しているという問題などを指摘され、それゆえ肺癌検診は無効であるから、欧米では肺がん検診は行われないという。

 つまり肺癌検診を受けない人よりも、検診を受ける人達の方が死亡率が高くなるという皮肉な結果を、海外の比較試験の資料を用いて、指摘されているのである。

 また、肺癌以外の様々な検診の問題についても鋭い指摘が多い。

 明らかな不快症状がない状況下においては、癌検診を含めて、様々な検診は百害あって一利なし、ということに尽きるという主張のようである。

 すなわち、各種健診によって寿命を縮めている可能性を様々な角度から指摘されている近藤氏であるが、世界各国の中で比較すると、日本の男性は他国に比べて、女性よりもやや極端なくらいに寿命が短いのは、男性の方が会社勤務などで、義務的に検診を受けさせられる機会が頻繁 であるから、という指摘なども、なかなか興味深い。

 つまり、検診で異常値がみられると、投薬を含めた治療を受けることが、却って宿命に働いているのだろうという問題である。

 このような近藤氏でも、漢方薬を認めようとしないことから考えると、すべてを信用するわけにはいかないのだが、傾聴に値する指摘も多いことも確かである。

 というのも中医学や漢方医学の理解と実践面において、いくら秀才といわれる高学歴の暗記能力の優れた人達でも、暗記力だけでは通用しないこの領域、比較的身近でも、東大医学部卒の医師であっても、挫折した人を知っている。

 京大医学部出身の張瓏英(ちょうろうえい)先生でさえ、何度も挫折しかかった経験談を書かれているくらいだから、推して知るべし。

 蛇足ながら、中医学に漢方医学を合体した中医漢方薬学の世界では、創造力をフルに発揮することで、可能性を異次元のレベルまで拡げるが如く、無限の可能性を秘めていると信じるものである(呵々。

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2008年11月21日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年11月21日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
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2018年03月15日

漢方薬を全否定する医師は、まったく信用ならないが・・・

2011年03月15日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月15日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 漢方薬を全否定する医師は、一昔前と違って昨今、かなり減っているとはいえ、かの有名な近藤誠医師は、どの本を読んでも、漢方薬をサプリメントと同列に扱って、歯牙にもかけない、ほとんどケンモホロロに近い扱いである。

 調書能力自慢の近藤氏であるはずだが、これほどまでに漢方薬をサプリメントと同列に扱う偏見に満ちた人の書かれることは、俄かには信用できない。

 しかしながら、多作の氏の著書の中には、『あなたが知っている健康常識では早死にする!』という書籍の副題は「秘蔵データが示す健康寿命の延ばし方」とあって、帯には「医療情報はウソだらけ!」とあり、内容的には大いに説得力のあることばかりなのだが、それにしても漢方薬に対する極端な偏見は、些か病的としか思えない。

 もしかして、医師の投与する保険漢方のみが漢方薬という、実にバカげた思い込みによるものだとしたら、実に噴飯ものとしか言いようがない(呵々。

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2012年03月15日の茶トラのボクチン(7歳)とクロちゃん(1歳未満)
2012年03月15日の茶トラのボクチン(7歳)とクロちゃん(1歳未満) posted by (C)ボクチンの母

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2018年03月13日

受動喫煙による年間死者数と、医療被曝による発癌率など

2010年03月13日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年03月13日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 日本では受動喫煙が原因による死者数は、年間1万5千人といわれるが、近藤誠氏の計算によれば、医療被曝による発癌率は4,4%で、年間4万5千人といわれる。

 タバコの害は大きく喧伝されても、医療被曝による発癌問題は、もしかして必要悪と考えらているのか、大きくマスコミに取り上げられることはない。

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2012年03月13日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年03月13日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:31| 山口 | 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2018年03月09日

医学常識はまったく通用しないことが多いのが現実で、たとえば

2010年03月09日の茶トラのボクチン(5歳)が頭部を怪我して田七末を塗りたくっている
2010年03月09日の茶トラのボクチン(5歳)が頭部を怪我して田七末を塗りたくっている posted by (C)ヒゲジジイ

 少し前にも取り上げたことがある、家系的に白血球が異常に少ない体質の人達。

 肺癌や胃癌になっても、白血球が2,200前後という、医学常識的にも異常に少ない体質ゆえ、手術は可能でも抗癌剤は不適ということで、抗癌剤が不適であることが幸いしたのかもしれないが、お二人とも根治しており、また家系的にも皆さんが長命である。

 このようなケース、もしかすると例外的なことかもしれないが、次にあげることは、決して例外ではないので、一般的な医学常識には、まったくの迷妄が混在しすぎていることを認識しておく必要がある。

 たとえば、ややメタボ気味こそ相対的に長命で、メダボを治療した人ほど相対的に短命になりやすいとか、総コレステロールを薬を使って下げると発癌率が高まるとか、同様に悪玉コレステロールを下げると相対的に短命になるとか、まだまだ挙げれば際限がないので、ここいらへんでやめておく。

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2011年03月09日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月09日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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2016年09月29日

近藤誠医師の唯一の欠点は、なんの知識もない癖に漢方薬をケチョンケチョンに貶めること

2008年9月30日のボクチン(4歳)
2008年9月30日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 新刊書籍で、近藤誠医師と林和彦医師のバトル対談『がんは治療か、放置か 究極対決』。

 完全に軍配は近藤誠医師であるが、唯一救いようがない無知を曝け出しているのが、なんの知識も無い癖に、漢方薬を貶めることである。

 漢方の専門家から見れば、漢方薬や中医学や中草薬について、あまりにも無知過ぎるゆえ、このために一事が万事、彼の専門分野のがん治療に対する発言内容まで、いくら正論を吐いたところで、強い疑いをかけられるのである。

 漢方や中医学など、彼の専門外の分野では、もっと謙虚にならないと、この人、本当はバカじゃないのっ?!と疑われても仕方がないだろう。

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2010年9月30日のボクチン(6歳)
2010年9月30日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:近藤誠
posted by ヒゲジジイ at 17:47| 山口 ☁| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2014年10月29日

たまにいる、冷酷で無慈悲なガン専門医

2010年10月29日のボクチン(6歳)
2010年10月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 40歳〜49歳 の男性
ご職業 : 公務員
おたより: ご多忙のところ恐れ入ります。

 先日、悪性リンパ腫で闘病中の母のことで、主治医に呼ばれて話を聞きました。
 母が入院してから半年間、当方には主治医から説明がありませんでした。

 主治医の話というのは、悪性リンパ腫の治療の中でも強力な治療をしたが、CT像のとおり増悪してしまった。今の抗癌剤での治療はやめる、別の抗癌剤にするか、緩和ケアに移行するか考えて欲しい、ということでした。

 今の主治医が気難しい人とのことなので、母から余計な事は言わないで欲しいと言われ、何も言わないでいましたが、今の母の状態は自分で用をたすことも出来ず、胃のほとんどが腫瘍で占められ、食べたくても胃の中に入っていかない状態です。

 今思えば、強力な抗がん剤治療をやめさせ、がんとの共生を目指した治療にしておくべきだったと悔やんでいます。

 主治医が言うには、無治療だと1周間で死ぬ、緩和ケアなら年内はどうにか生きているだろう、新しい抗がん剤が効けば年を越せるかもしれない、とのことでした。

 
 そして、これまでは漢方薬、健康食品の類はこの病院では禁止されていると言っていたのが、今となって

「漢方でも健康食品でも何でも自由に持ってきていいです。ただ、栄養をつけるとがん細胞は増えます」

と吐き捨てるように言って部屋を出ていきました。

 母にはQOLを改善させるためにも、牛黄と人参を服用させたいと考えています。

 これが日本のがん治療の実態です。


追伸
 六君子湯エキス剤(ツムラ43)に関しては、前に入院していた病院で出されていたので、無理を言って今の病院でも出してもらっています。
 これは例外中の例外とのことです。
 今の病院では医師から自主的に漢方薬を出すことはありません。
 また、漢方薬局で処方された漢方薬の持ち込みはいくらお願いしてもダメでした。

2010年10月29日のボクチン(6歳)
2010年10月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 とっても重い話で、漢方薬を許可しない病院とは、許しがたい話だと存じます。
 でも、残念ながら現実にはいまだにそのような主治医の先生方が多い現実のようです。 
 また、いよいよ西洋医学で打つ手がなくなってくると、

>漢方でも健康食品でも何でも自由に

と手の平返したように言われた患者さんも、過去には大変多かった現実がありますが、

>栄養をつけるとがん細胞は増えます

というのは、まったくの迷妄です。

 同様の考えの病院や主治医に運悪く遭遇した患者さん達は、現実には隠れて利用されている人も多いのも事実のようです。

 時代遅れのこのような先生方がまだまだおられる現実、本当に残念なことです。
 貴重なマイナス情報として、ブログへ掲載させて頂きたいと存じます。

 どうぞお大事になさって下さいませ。

追伸
 現在は、とても開けた先生方も増えており、食道癌が肺にまで浸潤して胃瘻(いろう)せざるを得ない状況下で、抗癌剤や放射線治療のかたわら、当方からお出しした多数の漢方薬類を胃瘻の管から注入を許可してもらえ、そのお陰か、退院後の養生は、すべて当方の漢方薬のみで、再発転移もなく、元気で過ごされておられます。

 また、某原発巣による2度目の転移再発癌で、抗癌剤を拒否して漢方薬類だけに賭けるという信念に、同意しないまでも反対もしなかった主治医の先生は、漢方薬類だけで、見る見る腫瘍マーカー3種類が下がると同時に、とても元気を回復されていることで、結局は漢方薬の効果をしっかり認めてもらえ、抗癌剤治療を強く奨めることがなくなったばかりでなく、とても温かく諸検査に応じてくれているケースも現実にはあります。

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2010年10月29日のボクチン(6歳)
2010年10月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年10月29日のボクチン(6歳)
2010年10月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月29日のボクチン(7歳)
2011年10月29日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ



ラベル:悪性リンパ腫
posted by ヒゲジジイ at 00:04| 山口 | 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2014年09月11日

日頃は冷静で論理的な思考をされていたはずの医師たちが、あの頃の、あれは一体なんだったんだろう!?

2008年9月11日のボクチン(4歳)
2008年9月11日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨今、村田漢方堂薬局の跡継ぎはないのか?と、漢方愛用者に問われることが多く、実にウルサイ。
 よっぽどヒゲジジイを、あこがれのあの世に送り込みたいらしい。
 跡継ぎの問題は、少なくとも子供たちのうち1名は、そのつもりで大学に進学したはずが、西洋医学のやや特殊な内科領域の臨床と論文執筆に夢中になっている、らしい。
 もともと継ぐつもりがなかった奴は、内科の臨床医をやりながら、趣味でスマホのアプリ開発に勤しんでいる、らしい。 
 たとえ漢方の跡継ぎがいたとしても、強烈な情熱と直観力が絶対に必須であり、それがあったとしても、同レベルの知識と知恵と感性が伝わるわけがない。

 それはともかくっ・・・である。

 数十年前までは、大多数の医師たちが、漢方薬は迷信に過ぎない、と決め付け、ヒステリックなまでの否定と拒絶は、昨今では想像できないほど凄まじいものだった。
 といっても、昨今でもいまだに漢方薬は迷信だといって憚らない無知な医師もいる。

 41年前、村田漢方堂薬局を開局した当初、生まれる前から親しく、日頃から尊敬していた開業医の某先生ですら、当方の漢方薬を飲みながら通院している患者さんに向かって、漢方薬をボロクソに貶し、漢方薬はバイ菌がウヨウヨいて不潔だから、あんなものは飲むべきではないと、強く窘められたと言う。

 こんなことから、人間不信にも陥ったものだが、親しい医師ですらこの通りであったから、他の病院に通院中の人が、漢方薬を飲んで調子がよいと報告しようものなら、あんなものは迷信だから、効くはずはないから、止めておけ、と命令される人が続出していた。

 だから賢い人は、通院中でも漢方薬を併用していることを秘匿して、手術を宣告された胃潰瘍患者さんのケースでは、当時の西洋医学では、進行した胃潰瘍は内服では、なかなか治療困難ということなので、手術を嫌がって漢方薬を求めて来られた。
 
 病院では手術を拒否すると、やむなく新薬を投与された。これはすべて廃棄して、漢方薬(柴胡桂枝湯加牡蠣小茴香の煎じ薬)をひたすら飲み続けて、五ヵ月後にはめでたく根治。

 主治医は、投与した新薬が著効を奏したと、欣喜雀躍され、消化器関連の医学会に発表できると大喜びされたそうである。
 上述の通り、漢方薬以外は服用しておらず、主治医には、この事実を報告しないまま。
 かしこい?その患者さんは、漢方薬の補充購入に来られた折りに、呵呵大笑されていた。

 ところで、漢方薬を非科学的であり、迷信の最たるものとヒステリックなまでに激しく否定し、拒絶していた医師たちが、一転、漢方薬が本格的に保険収載されるに至って、掌返したように、ほとんどの医者が嬉々として、専門知識がないまま、投与されるようになって現在に至っている。

 日頃は冷静で論理的な思考をされていたはずの医師たちでも、この通りで、これらも一種の病理現象として、とても興味深い反応である。

 単にブームに乗り遅れまいとする人気取りの経済原則、こそが何よりも優先だという卑しい考えでは、ない、と信じておきたいものである。


たまには・・・
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2009年9月11日のボクチン(5歳)
2009年9月11日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年9月11日のボクチン(6歳)
2010年9月11日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年9月11日のボクチン(8歳)
2012年9月11日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ


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2014年07月15日

体質虚弱な高齢者でも多種類の「実証用」方剤の併用で著効が得られるケースもある

2010年7月15日のボクチン(6歳)
2010年7月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 村田漢方堂薬局には医療・福祉関係者の相談件数がとても、というよりもメチャメチャ多いが、彼等や彼女らの話によれば、勤務する病院やクリニックあるいは調剤薬局で、患者さんに投与される医療用漢方で効果があった例は少なく、一度も遭遇したことがないという人まで。
 漢方メーカーに勧められるまま医師が投与する多数例でも、結果はハテナを目撃している人も多い。

 とてもじゃないが投与内容が見てられないという。
 ちょうど先日テレビで、話し上手な医師が出演してツムラ漢方を片手に、風邪に葛根湯、冷え性に当帰四逆加呉茱萸生姜湯、アトピーに温清飲と宣伝していたのと、まったく同レベルだという。

 そういえば、若い頃、身内の年下の医師に、アトピー性皮膚炎と喘息のシーソー現象のことを話題にしたら、自身の研究テーマが気管支喘息だったらしく、そんなのはあり得ない!と、あからさまにうんざり顔で頭から否定された。
 薬剤師だからと身内の医者でも馬鹿にするか!と当時は内心大いに反発と憤慨を覚えたが、昨今はヒゲジジイの顔を見るだに恐怖の色を浮かべている(呵呵。

 それはともかく本題である。
 昔から虚弱体質で身体にいつも苦情のある常連さんのご家族の相談。
 七十代という年齢ながら事務系の仕事を現役で続けられているが、昨今、腹部の諸症状に苦しんで、まさか癌であっても、あるいは重大な病気であっても絶対に病院へは行かないとダダをこね、説得しても無駄なので漢方薬で出来るところまでやって欲しいという依頼である。
 
 体力面で不安があるものの、あきらかな実邪の存在がオンパレードで内在しているので、扶正法としてハンピ末が主成分の第3類医薬品をベースにして、祛邪法としては大柴胡湯・柴胡疎肝湯・桃核承気湯・茵蔯蒿湯・開気丸によって諸症状がほとんど寛解するに至っている。

 だからといって、隠れた不明の疾患が治ったと言えるものではないが、意志強固な確信犯なので、病院での諸検査を受けるのを頑強に拒否されている。

 いよいよ漢方薬でも治らなくなって、苦しみに耐えられなくなったらその時は止むを得ないと考えられているらしいが、自己責任として構わないと断言されると困ったもんだと思いながらも、上記の方剤類によって明らかに楽になり、仕事を継続できているのだから、そんな生き方もアリなのかもしれない。

 ともあれ、日本漢方で常識化されている体力がある人にしか使えない「実証用」の漢方薬というのは、いったい何なんだろうと常々書いていることながら、実に馬鹿げた表現であると思うのである。

 かなり虚弱で体力のないご高齢者でも、上記の日本流で断言される「体力の充実した実証用」の漢方薬を多種類併用することで、腹部の諸症状が大いに緩和されている現実。

 現実離れした日本流の定説を参考にするよりも、正確な弁証論治こそ必須で、より適切な漢方薬の運用が可能となる。

2010年7月15日のボクチン(6歳)
2010年7月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月15日のボクチン(6歳)
2010年7月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 
posted by ヒゲジジイ at 00:09| 山口 ☀| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2014年06月03日

1600年間に5度に亘って14人が集団転生したというお話し

2009年6月3日のボクチン(5歳)
2009年6月3日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 異端カタリ派の生まれ変わりの一人であるイギリスのアーサー・ガーダム氏は精神科医で医学博士だが、自身を含めた5度にわたる14人の集団転生の実名をその時代ごとに一覧表を掲げ、その多くを判明させているという。
 4世紀の古代ローマから二十世紀のイギリスの1600年の間の5度の集団転生である。

 とても興味深い話だが、ガーダム氏の著書『The Lake & the Castle』に書かれているとされるが、残念ながら日本では翻訳書が発行されてない。

 以上の話はガーダム著の『二つの世界を生きて(精神科医の心霊的自叙伝)』を翻訳された大野龍一氏のブログ「祝子川通信」の中「生まれ変わりと人生の意義」のタイトル記事で取り上げられている。

 蛇足ながら、上記の『二つの世界を生きて(精神科医の心霊的自叙伝)』アーサー・ガーダム著(コスモス・ライブラリー刊)は異端カタリ派を主題にした自叙伝であるが、翻訳者:大野龍一氏の「ガーダムと悪の心理学」と題した「あとがき」が素晴らしい。

2010年6月3日のボクチン(6歳)
2010年6月3日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年6月3日のボクチン(8歳)
2012年6月3日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:転生
posted by ヒゲジジイ at 14:37| 山口 ☁| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2014年03月27日

生野菜やグリーンスムージーなど生野菜のジュース類の摂り過ぎによって複雑な寒熱錯雑証を誘発している事例が多発中

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 生野菜の多食によって寒証をさらに助長させている例は、昔からいやというほど遭遇して来たが、昨今際立って目立つのは、生野菜や生野菜のジュースなどの多飲・多食により、極めて複雑な寒熱錯雑証を呈している女性たちが多発している。

 ちょうどこのブログを書きかけていた時に4回目で来られた人の場合もそうだった。

 ある疾患で初回は茵蔯蒿湯と桂枝茯苓丸料加薏苡仁の併用10日で速効があったのに、次第に効果が薄れて直ぐに再発気味になったので、おかしいな〜と思案していたが、毎朝、2年間に亘って昨今ブームのグリーンスムージーなど生野菜ジュース類を続けているとて、さてはこれによって寒熱錯雑証を誘発して複雑な病態を呈している可能性が大きいので、まずは生野菜やジュース類、冷飲、冷食を止め、煮た野菜や野菜スープ類に切り替えるようにアドバイスしたばかりである。

 さらに由々しき例では・・・たとえば
 慢性関節リウマチの中医学的な原因は、風寒湿の邪気の侵襲によって化熱することはあっても、根本的には寒邪と湿邪の影響が大きいので、生野菜や生野菜のジュースなどの多飲・多食は厳禁である。

 ところが主治医によっては、どんな根拠があって奨めるのか、生野菜の積極的な摂取を奨励されているのだから驚くばかりである。
 
 生野菜や生野菜ジュース類の奨励というのは熱証の体質にはグッドであっても、関節リウマチでなくとも女性の冷え症はもとより、上熱下寒の体質の人たちに奨励することは、実に愚の骨頂である

 一方ではあらゆる病気の原因は冷えであると自信満々に温めることばかりを奨励する医師や薬剤師が跳梁跋扈するかと思えば、片方では生野菜や生野菜ジュース類など身体を芯から冷やしてしまう野蛮な方法を奨励する医師や薬剤師が跳梁跋扈する恐ろしい時代である。

 これほどひどい矛盾(むじゅん)した健康法に踊らされる一般庶民は、実に気の毒としか言いようがない。

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
 
posted by ヒゲジジイ at 18:25| 山口 ☀| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2013年10月20日

漢方を否定し続けていた某大学病院が漢方外来をはじめたなんて、あまりにも節操がない

2007年3月3日2歳半のボクチン
2007年3月3日2歳半のボクチン posted by (C)ボクチンの母

 咽頭癌のなかでも最も性質のよくない下咽頭癌で肺転移のある患者さんが手術不能とて、当方の漢方薬類の服用と放射線で原発巣は完全に消失していたものの、その途中には右肺下部の小さな転移病巣が消えないまま2年経過。

 経過がよいのを喜ばれた患者さんが、大学病院の主治医に漢方薬を服用していることを打ち明けると、漢方薬はまったく信用できないとケンモホロロであった。

 体調は良好ゆえ、大学病院の主治医の強い説得で抗癌剤点滴治療を行うこととなったが、激しい副作用のため数ヶ月間歩行困難になるほど弱りきって九死に一生を得た心地だった。

 患者さんは主治医に否定されながらもひたすら漢方薬を続けたおかげか、一年後にはしっかり体力を回復したのをよいことに、大学病院の主治医はまたぞろ抗癌剤の点滴治療を強引なほど勧誘される。

 さすがに地元の主治医はもはや抗癌剤治療は受けるべきではないと患者さんを説得するのだが、患者さん本人自身が大学病院の主治医に説得されてしまい、一年ぶりに危険な賭けに打って出た。

 ところが、誰もが想像に難くないように、今度のダメージは大きく抗癌剤点滴投与後、激しい体力の消耗が続いたのち3ヶ月後には爆発的な勢いで脳転移が出現して、その後はさすがの漢方薬も何のサポートにもならなかった。

 この大学病院は数年前まで、あらゆる領域の各科の医師たちが漢方薬を目の敵にして否定し続けた珍しくもあっぱれなほど徹底的な漢方否定論者の医師集団であった。

 ところが、驚いたことに昨今は漢方外来を始めて予約者殺到で、超人気だそうだっ!

 ここに通って治らなかった人たちが何人も当方に相談に訪れる昨今、この大学病院の医師たちの節操のなさには唖然としてしまう。

 教養あるべきはずの医師達でさえこのようであるのだから、まったく人間なんて信用ならない動物である。

 猫ちゃんたちのほうが裏切ることなく、人間様よりはるかに信用がおけるのである。

2007年3月3日2歳半のボクチン
2007年3月3日2歳半のボクチン posted by (C)ボクチンの母

 
posted by ヒゲジジイ at 22:17| 山口 ☀| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2013年08月02日

癌サポートの漢方薬の使用を反対される主治医の理解に困しむ牽強付会

IMGP3007
IMGP3007 posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 30歳〜39歳の女性
簡単なご住所 : 中国・四国地方
お問い合わせ内容 : お世話になります。
 ご多忙中大変申し訳ないのですが、村田先生のご意見をお聞かせ頂けたら幸いです。

 7?歳の父のことなのですが、3年前頃に肺の小細胞癌を発症致しました。幸い、初期でしたので肺を切除し(この際、元から切除した片肺は肺気腫であったと知りました)原発癌は取り除けたのですが、胃や食道などリンパ節に転移しておりました。
 
 それ以来、抗がん剤治療を2回行い、2回目の抗がん剤治療を行う前に免疫療法のビタミン療法の併用を始めました。本日2回目の抗がん剤治療後のCT検査があったのですが、腫瘍マーカーの数値が上がり、癌の増大が判断されました。

 父にとって何より恐ろしいのは肺炎らしく、間質性肺炎の恐れがあり使用出来る抗がん剤は限られております。
 今回、最後になる抗がん剤治療を行おうと主治医が申すのですが、父の体力も段々衰えてきておりますし、こちらのHPを拝見して、漢方(中医学と申しましたが)と併用を考えたいのですがと相談致しました。

 その際、主治医が「漢方は間質性肺炎を起しやすく、咳や呼吸が苦しくなってきた時に、抗がん剤の副作用によるものか、漢方によるものかの判断が出来ないので使用しないほうがよい」と言いました。

 村田先生、漢方は間質性肺炎を起こしやすくなりますか?
 インターネットで調べましたら、間質性肺炎を漢方で治してらっしゃるような方の記事も見受けられました。

 HPを拝見して、ここだ!と直感し、直接伺わせて頂こうと思っておりました矢先に上記のことを言われご意見を伺いたくメールさせて頂きました。
 恐れ入りますがお返事を頂けたら有難いです。

 長文になりお時間頂きまして申し訳ございません。どうか、どうか宜しくお願い申し上げます。

2006年3月2日のボクチン(1歳半)
2006年3月2日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:
 やや厳しい状況判断の時期、様々お悩みの苦渋、重々お察し申し上げます。

 お問い合わせの件ですが、主治医の先生は、きっと過去に起こったツムラなどの医療用漢方の小柴胡湯による間質肺炎が疑われた事例のことをかなり強引に敷衍して誤解されているのかもしれません。

 ただ、当方ではいかなる理由や誤解、あるいは曲解であっても主治医の先生が反対される場合には、もしものあとあとのトラブルを事前に避けたいとの考えから、まことに残念ながら漢方薬を販売することはできません。

 また主治医の先生の反対がない場合でも、残念ながら当方では代理の方のご相談や漢方薬類に対する多少とも不安がおありな人たちには、漢方薬の相談販売は(やはりあとあとのトラブル防止の観点から)一切致しておりませんので、どうぞ悪しからずご了承下さいませ。

 蛇足ながら、やはり残念なことに現在のご様子では、たとえ当方の漢方薬類を服用されても、小細胞癌という癌細胞の性質上と転移状況から類推しましても、ほんとサポート程度が可能かどうかでさえ不明な段階であると存じます。

 まったくお役に立てずにまことに申し訳ありません。

IMGP0798
IMGP0798 posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:ご多忙中にも関わらず、お返事くださいまして本当に本当に有難うございました。

 代理の相談ですから、先生にお返事頂けないかもしれないと覚悟しておりましたので、心から有難く、胸がいっぱいになりました。
 父が癌になってからというもの、このような暖かい気持ちに包まれることはあまり無くなっておりましたので、本当に嬉しかったです。先生ありがとうございました。

 間質肺炎と主治医の先生の考え方を知る手がかりとなりました。主治医の先生もQOLを第一にご提案くださるとても良い方です。この先生のお心を動かす力が有ればと、自分の不甲斐なさを痛感致します。
 勿論こちらのHPを拝見させて頂きましたので、今の父では先生のとこに伺う資格が無いことも存じております。

 疑いながら行う治療や薬では癌には勝てないと、私自身強く思います。
 強い意志をもち、初めて入口に立てる病だと思っております。

 村田先生、大切な先生のお時間を私達の為にお使いくださり、本当に有難うございました。改めて、父の現況や今後のことを受け止めることが出来ました。
 いずれ父が先生のところへ伺いますよう、私なりにもっと中医学について勉強し、働きかけることは諦めません。しかしそれが叶わなかったとしても、私自身、村田先生と中医学に出会えたことは財産です。強力な武器です。村田先生に、そしてきっかけを作ってくれた父に、心から感謝致します。本当に本当に有難うございました。

 パソコンの知識も乏しいので、これでお返事が送れているのか不安ですが、少しでも感謝の気持ちがお伝え出来れば嬉しいです。長文にお付き合いくださいまして有難うございました。
 先生どうか、お体を大切になさってくださいね。本当に有難うございました。

2006年3月7日のボクチン(1歳半)
2006年3月7日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 07:58| 山口 ☁| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2013年03月05日

漢方薬を信じる信じないはご勝手だが・・・

1歳半のクロちゃん
1歳半のクロちゃん posted by (C)ボクチンの母

 お医者さんの中にはいまだに「漢方薬は信じない」とおっしゃる人達があとを絶たない。
 様々な疾患で西洋医学治療で思わしくないので、当方の漢方薬を利用しはじめると薄紙を剥がすように自覚症状の改善が得られたところで、嬉しさのあまり主治医に漢方薬を利用していることをうっかり?告白した。

 一頃のように罵声を浴びせるお医者さんは皆無となったようだが、それでも上記のように「私は漢方薬は信じませんからねっ」と、まるでいかがわしい新興宗教かのように唾棄するかのように吐き捨てられ、唖然とさせられた人もいる。

 本音はきっとお医者さん自身が医療用の漢方を患者さん達にさまざま投与してみたが、滅多に効果が出なかった苦い経験から「漢方薬は信じない」という発言となったのではないかと勘ぐってしまう。

 漢方薬をまるで死後の世界があるとかないとの問題と同列に置かれても困る話しだが・・・。

 ところで、死後の世界はないと信じている医師が多いのは当然のようではあるが、意外にも東大医学部教授の矢作直樹氏は「人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索- 」という本を大真面目に書かれておられる。
 世の中、お医者さんも十人十色ではありますが、

 あなたは漢方薬を信じますか? 信じませんか?
 死後の世界があることを信じますか? 信じませんか?

 という問いかけこそ実に愚問となりつつある。
 宗教的なドグマでもあるまいし、信じる信じないは実に問題外と言っても過言ではない時代がすぐそこまでやって来ている。

 後者の問題においては、古くはスウェーデンボルグや臨死体験の諸著作で世界的に高名なキューブラー・ロスを出すまでもなく、昨今流行のモンロー研究所で開発されたヘミシンクを体験した人達の話しによると・・・
 水掛け論になってもいけないので、本日はこのへんで失礼。

しばしばどことなく哀愁を帯びていたボクチン
しばしばどことなく哀愁を帯びていたボクチン posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 22:54| 山口 | 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2012年04月20日

人を紹介していいですか?

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IMGP0023 posted by (C)ボクチンの母

 村田漢方堂薬局の漢方薬で重大な疾患が改善された人達からしばしば受ける質問である。

 紹介されて来られるご本人が、よっぽど本気でもなければ、時として紹介者が板ばさみになって気まずいことになりますから・・・

 と言葉をやや濁しながらも、経費のかかる問題でもあるし、積極的にご紹介されなくとも・・・とお返事するのが常である。

 事実、医療関係の権威者からの紹介では渋々来られた人が多いだけに、どんなに効果があっても、いずれも中途半端で終わっている。

 紹介を依頼されたのでご紹介しますとなった例でも、実際にご本人が来られてみると、当方を売らんかな主義の薬局と侮り、暴言を吐かれるので、ケンモホロロにお断りしたケースもある。

 親切がアダになるケースがとても多い現代日本社会だから、皆さんにはよほどの人でなければ、他人さんを紹介されるのはお互いの為にも、差し控えられたほうが無難であることを告げている。

 ヒゲジジイ自身にしても、ほとんど親しくも無い医師に漢方系のメーカーの紹介を依頼されるまま応じていたところ、ヒゲジジイの紹介であることがまるで水戸黄門の印籠のように勘違いされ、各メーカーに理不尽な要求を突きつけて、思い通りにならないからと言って、破廉恥極まりない異様な暴言を浴びせられたばかり!

 よりによってヒゲジジイを利用するだけ利用して虚仮にしまくった不遜で破廉恥な医者が現実にこの日本に存在するのだから、実に薄気味悪い。

 人は見かけによらないもので「巧言令色すくなし仁」あるいは「剛毅木訥仁にちかし」といわれこともあるので、人を紹介するというのはよほど慎重でなければ、紹介者ご本人が板挟みに会ってロクなことはないようです。

 仕事外の実社会では、向こうから積極的に近づいて来る人の中には、深謀遠慮を巡らす輩であることも多いので要注意ですね。

IMGP0129
IMGP0129 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 08:01| 山口 ☁| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2012年04月18日

関わりたくもないことに巻き込まれて(医者の常識は世間の非常識)

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IMGP9992 posted by (C)ボクチンの母

 仕事外では人間様をなるべく避けて暮らしているのに、関わりたくもない出来事に強引に巻き込まれることもある。

 頼みもしないのに一方的に下関まで直接折々にやってくる医師がいて、やや親しくなったところであることを依頼されるまますべてに応じていたところ、意に沿わないことがあったといって折々にヒゲジジイを巻き込む。

 しかたなく助言するとそれがまったく意に沿わないといって、下関にはもう行かない、というメールが来た。
 誰も頼みもしないのに何度も勝手にやって来ていた迷惑を省みない態度に、いよいよ頭に来て、

 医者の思い上がりには既に早くから辟易していますので、二度と来られないで結構です。

 と返信していおた。

 人を利用するだけ利用して、自分の思い通りにならないからといって逆恨みされてたまるものかっ。
 お陰で不愉快極まって、こんな時間まで眠れないでブログに八つ当たりしている。

 するとそこへ再び驚くべきメールの返信には、まったく信じられない実に破廉恥で卑猥な罵声を浴びせる捨て台詞

 もはや断じて許せないので着信拒否設定。

 ともあれ、可愛い猫ちゃんたちを眺めていると、二枚舌、三枚舌の人間様たちと違って、純粋真っ直ぐな表情にとても慰められますね〜っ。

 要するにここにも薬剤師を虚仮(コケ)にする医者がまた一人いた、ということで、この話しは永久に終わるはずです。

IMGP0277
IMGP0277 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 01:15| 山口 ☀| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2012年03月03日

こちらは製薬会社のMRではありませんよっ!(無礼な医師達)

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XSC_0581 posted by (C)ヒゲジジイ

 毎年のように各地の見ず知らずの医師から突然に電話がかかる。

 その多くは各種疾患(各種の末期癌など)による腹水治療の漢方処方を指南して欲しいという依頼である。

 昨年は中国地方の総合病院の医師から、今年は九州地方の開業医さんから。

 いずれもご丁寧に名を名乗られるのはよいが、昨日などは患者さんの病状の資料をFAXで送信するから指南して欲しいという依頼である。

 このようなことが度重なると、なんだか製薬会社のMR扱いされているようで些か不愉快である。

 こちらは本業の仕事の真っ最中である。
 どうして、見ず知らずの医師たちに付き合ってやるヒマなどあろうか。

 当然、この度もケンモホロロにお断りした。

 いやしくも漢方薬を用いるからには各種の腹水にしばしば用いられる補気建中湯や分消湯など、常識中の常識方剤である。(但し、これらのエキス剤は保険適用外)。

 常識ではあっても的確に使用しなければ、必ず効果が出るとは限らないし、こられの方剤以外の配合のほうがよりフィットすることだって大いにあり得る。

 漢方薬の使用をMRのアドバイス頼りにする日頃の習慣丸出しで、当方をMR代わりに利用されてはたまったもんじゃない。

 漢方薬投与をMRのアドバイスに頼ってばかりいる医師に限って、肺熱や肺陰虚が歴然としている患者さんにまでお構いなしに、それこそ誰彼なしに小青竜湯一辺倒の誤った投与を繰り返している。

 そんないい加減な漢方投与を繰り返すから、不審に思った患者さんたちが、漢方専門薬局に相談に行かざるを得ない羽目に陥るのである。

 漢方薬を甘く見ちゃ〜イカンゼヨっ

 数十年前までは、ほとんどの医師達が、漢方薬をケンモホロロに馬鹿にしていたというのに、実に隔世の感があるとはいえ、当方をMR扱いするとは些か無礼ではありませんかね〜っ。

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XSC_0576 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 00:04| 山口 ☁| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2011年12月14日

薬局で漢方薬を購入するなどトンでもないと医師が罵倒

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BSC_3623 posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 30歳〜39歳の女性
簡単なご住所 : 関東地方
お問い合わせ内容 : 初めまして。

 突然のメール失礼いたします。いつも貴ホームページ・ブログ大変勉強になり、参考にさせていただいております。

 慢性疾患があり、西洋薬で治療してもなかなかいい結果とならず、いくつかの病院・漢方薬局で相談していたのですが、先日ある漢方専門の病院で経過を話したところ、「漢方薬局でエキス剤を購入するなどとんでもない。薬剤師の越権行為だ。保健所に通報する」と医師に罵倒されました。

 また、通常量の半分を服用しただけでも副作用が激しく、継続できなかった方剤がかなりあったのですが、そういった事情も聞かず「合わないからといってすぐ服用をやめる人は信頼できないから、帰ってくれ」と診察拒否でした。

 そのような医師はこちらから願い下げですが、結果は得られずとも、色々と考え、時に採算を度外視し、漢方薬を処方してくださった漢方薬局の方に、ご迷惑をおかけすることになってしまうのかと思うと、なぜあのような病院を受診してしまったのか、申し訳なくてたまりません。

 初めてのメールでこのような内容をお送りするのは誠にご迷惑かと思いますが、医師の対応があまりにもショックでしたので、ご意見頂戴いたしたくメッセージさせていただきました。

 お時間があるときで構いませんので、先生のご意見をお伺いできましたら幸いです。上記の内容で不十分な点があれば、補足させていただきますのでご指摘くださいませ。

IMGP6639
IMGP6639 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 ひとむかし前までは「漢方薬なんて迷信で何の効果もないっ!」と侮蔑していた多くの医師たちが、突然、漢方薬が保険適用されるようになって以後、患者さんたちの人気取りに使われ出し、いつの間にか猫も杓子も保険漢方が乱用される時代になってしまいました。

 それまでは市井の薬剤師たちがひたすら漢方薬の伝統を守り続けていたお陰で、医療用としても有用であることが認められるようになった歴史があります。
 それらに無知な医師たちが、分を弁えぬ発言を繰り返しているようです。

 下関でも、遠くから赴任してきた総合病院の医師が、当方の漢方薬で病状が急速に改善したことを喜んで報告した患者さんに返って来た言葉は「漢方薬は医師が処方する漢方薬以外は非合法だっ!」とイキリタッテ喚いたという話が伝わってきました。

 これらの発言は無知も甚だしいことで、漢方薬局で購入される漢方薬の添付文書を読めば分かる通り、「医師又は薬剤師に相談すること」と繰り返し記載されています。

(添付文書を添えないで販売する一部の漢方薬局がありますが、これこそは薬事法違反となります。)

 ところが市井の多くの医師たちの漢方知識は極めて浅く、正直なお医者さんたちの場合、「漢方薬は知識がないので、漢方専門の薬局で相談して下さい」と正直に告白される医師もおられる現実があります。

 だから医師自身のご家族の病気でも、村田漢方堂薬局の漢方相談により、当方の漢方薬でよくなられた人は、ここ四十年近くの間、かなりな人数に上ります。

>漢方薬局でエキス剤を購入するなどとんでもない。薬剤師の越権行為だ。保健所に通報する

と言われる無知と思い上がりの甚だしい医師も珍しくないのですが、こちらでは漢方専門を標榜する病院から、附子剤を乱用する傾向が強く、しばしばその副作用の尻拭いを漢方薬局が行なっている現実もあります。

 ところで、貴女がこれまで相談されていた漢方薬局に迷惑がかかるのではないかとのご心配はまったく無用です。

 添付文書を伴った漢方薬を購入されている限りはまったく合法的で正当な行為であり、むしろその医師こそあらぬ言いがかりによる営業妨害に等しい行為です。

 また薬剤師は不適切な漢方薬の販売を拒否する義務に近いものがありますが、逆に医師が一方的に診療を拒否することは「診療に応ずる義務」に違反しています。

 それゆえ、その医師こそ貴女によって保健所に通報されてもしかたがない横暴な発言と行為であるといえます。

 乱雑な文章となりましたが、取り急ぎお返事まで。

BSC_3865
BSC_3865 posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:
 お忙しいところ、早速丁寧なお返事をいただきましてありがとうございました。

 添付文書はコピーをいただいておりました。なので問題ないのですね。大変安心いたしました。
(一か月分をひと箱購入しても、合わなかったらもったいないからということで、分包していただいたため、コピーとなりました。)

 附子剤の件、実は先生のブログで勉強させいただいていたおかげで、漢方専門の医師から処方された附子剤でのぼせてしまった際、すぐに服用中止する、という判断ができました。
(処方した医師からは、のぼせたのでやめた、と伝えたら、頻繁の通院となったことを謝罪されました)

 先生のメールを拝読いたしまして、迷っておりましたが保健所に通報する決意ができ、先ほど担当の保健所に連絡いたしました。

 慢性疾患があるために、長いこと色々な病院でさまざまな医師に診察を受けましたが、先日ような医師の対応は初めてで、このような医師が漢方に携わっていることが残念でなりません。

 これからも先生のブログを拝読させていただきまして、漢方について理解を深めていきたいと考えております。

 今後の先生の一層のご活躍をお祈り申し上げます。
 再度、親切なメールをいただいたことに心より感謝申し上げます。

BSC_3879
BSC_3879 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 16:58| 山口 ☁| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする