2016年10月14日

当方のブログを参考にして、清上防風湯だけで「酒さ」が治ったという報告があったが・・・

2016年10月12日のシロちゃん(メス3歳)
2016年10月12日のシロちゃん(メス3歳) posted by (C)ボクチンの母

 ずいぶんと前に関西から、ご家族の医師がお嬢さんを連れて来られたことがあったが、その後、折々に、やや特殊な漢方製剤を通信販売で、長い間、お送りしていた。

 そのお嬢さん(といっても今では中年おばさんではある)が、顔が火照ることが長年続いていたそうで、当方のブログ

2014年07月17日 清上防風湯で「酒さ」に超即効を得たが・・・

 を参考にして、清上防風湯を入手して使ってみたところ、かなり即効的に熱感に伴う顔の火照りが取れたそうである。

 いつもの漢方製剤を電話注文される折に、そのような嬉しい報告をされていた。

 「酒さ」が、清上防風湯だけで改善できれば、これほど安上がりなことはないので、もしかしたら日本全国の「酒さ」で悩む一部の人には、このようなありきたりな方剤で改善できる人も多いのかもしれない。

 問題の多い十味敗毒湯に比べれば、清上防風湯のほうが確率は高いのだろうが、当然、全員に適応するはずもないので、試すとしたら、必ず地元の漢方薬局で相談して、適不適を判断してもらうべきである。

 これを使って効かなかったとか、胃がおかしくなったとか、こちらに苦情を持ち込まれても、お門違いである。

 このような親切なブログを書いても、日本全国には救いようのないクレーマーが多いので、くわばら、くわばらである。

 どうせそのようなクレーマー連中には、因果応報の報いが待っているだけだろう。

 配合成分上、胃弱の人には時に胃障害をもたらずし、必ず実熱証を伴っていなければならないなど、適応条件は直接専門家に相談して確認しておくべきである。

 ちなみに、村田漢方堂薬局に、各地から来られて直接相談を受ける「酒さ」の人達で、清上防風湯証を呈している人は、それほど多いわけではない。

 頑固にもっと複雑化した病態の人ばかりが目立つのだが、現在、当方の漢方薬で治りつつある多くの人も、もしもご希望であれば、清上防風湯だけで比較テストをしてみるのも、学問的にも臨床的にも、とても興味深いことである。

 清上防風湯だけで治れば、これほど安上がりなことはないからである。

 但し、せっかく治りかけているときに、余計な実験をすると、再発する危険性も否定できないので、現在、治りかけている人にまで、学問的臨床的興味だけで、比較実験を勧誘するのは問題なしとしないので、現実的にはやや躊躇がある。

 ともあれ、各地どこでも購入できるはずであるが、これもメーカー間で、製品の優劣があるのは止むを得ないので、必ず専門の漢方薬局で相談してみることである。

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2016年10月12日のシロちゃん(メス3歳)
2016年10月12日のシロちゃん(メス3歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年10月14日のボクチン(7歳)
2011年10月14日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

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2016年08月25日

命とは関係ない病気の人たちの、無意識層では病気を治したくない心理が働いている、としか思えない「心の闇」

2010年8月25日のボクチン(6歳)
2010年8月25日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨日、連続して遭遇した、人間様たちの心の闇

 緑内障の弁証論治は、意外に個人差が大きく異なるものだが、それにしても清熱舒筋・滋補肝腎によって、初期には即効を得て、眼精疲労や付随していた広範囲の口唇と舌の熱性炎症にも著効を得ていたはずが、口唇と舌の炎症はは治ったままとはいえ、最近、どうも眼の効き目が感じられなくなったという。

 あらためて弁証論治を出直しても、やはり変更する余地はない。
 おかしいな〜と思案していると、何かの本に書いていたので、漢方薬を始めた頃から、15分以上、温かい風呂に入ると血行が改善されて緑内障によいとあった?ので、それを実行して8ヶ月以上。

 もともと夏場はシャワーを浴びることで、風呂には入らない習慣だったが、熱いのを我慢して続けているという。

 呆れ果てても物が言えない。絶句するとはこのことで、そもそも清熱舒筋という中医学的にはかなり特殊な治法が必須の体質の人が、それを打ち消す長風呂をされたのでは、漢方薬の効果が激減しても当然だろう。

 「貴女は、きっと無意識層では病気を治したくない心の闇が巣食っているのだろうから、その心の闇に抵抗して、もっと思慮深くなるべ」きだと、と強く諭したが、どれだけ分かってくれたことやら。

 その同じ日の昨日、「酒さ」の悩みで、病名は異なっても上記と同様の清熱舒筋法を主体にした配合で、数ヶ月で7割以上治ったとかで、そのまま無音となっていた関西の女性が、数ヶ月ぶりに、ひどく狼狽した声で電話がかかってきた。

 当時、20日前後の泊りがけで毎日通い詰められ、仕舞には顔を見るもの嫌になるほど「酒さ」の悩みを縷々聞かされ続けたものだった(苦笑。

 そのくせ僅か3ヶ月で無音になった人だったが、鳴り物入りで来られる人ほど、根気が続かない人が多いのは慣れっこだから、すっかり忘れていたところへ、突然悲壮な電話。

 これまで大学病院の皮膚科まで行って、保険漢方すら投与されるまでになっても、まったく治らなかったというのに、またぞろ魔がさしたものか、わざわざ、新たな皮膚科を訪ねて、「酒さ」に効くという塗り薬をもらって塗ったところ、40分もしない間に、下関に訪ねてきた当初以上にひどく再発してしまったのだという。

 そこで送ってほしいのは、当時は2〜3種類の方剤で7割改善が得られたはずが、今回は主方剤の1種類だけで治りそうだから、それを送ってほしいという依頼だった。

 それにしても、僅か数ヶ月の服用で、せっかく7割以上治って安定していたというのに、残りの1〜3割も、漢方薬をそのまま続けて治せばよいものを、突然中断して、性懲りもなく皮膚科に行くなんて、これも上記の人と同様に、心の闇と考えざるを得ないだろう。

 このような昨日の2名は、8mmの再発癌が消滅した2名の共時性とは真逆の、実に困った共時性である。

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2010年8月25日のボクチン(6歳)
2010年8月25日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

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2016年03月23日

酒皶(しゅさ)の新規相談者が連続4名、いずれも主方剤が同じという偶然

2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 アトピー性皮膚炎による酒皶も含めて、連続4名の新規相談者が続いたが、主方剤はいずれも同一方剤という偶然。

 併用方剤は、それぞれに異なるものの、いずれの人も一定の効果が、まあまあ比較的短期間に現れている。

 軽症の酒皶の人まで来られてはかなわないが、偶然とは不思議なものである。

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2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年03月22日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年03月22日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2016年02月26日

メールを拝見する限りでは、かなり複雑な病態に思えるので・・・

2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

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【 年 代 】:20〜29歳の女性
【 地 域 】:九州地方
【 お問い合せ内容 】:
 初めまして、こんにちは。
 いつも先生のブログ拝読しております。
 漢方だけでなく、あの世のお話やご時世についてなど大変興味深く勉強になります。

 現在の病症と服用中の漢方についてご相談したくメールいたしました。

 一昨年より過労で不眠(不眠は現在も)。そのまま体調を壊して去年夏に退職。現在は義姉が病のため介助と家事育児を手伝っております。

 病名は酒さ、脂漏性皮膚炎(病院によって診断が違う)。剥脱性口唇炎。1年前からです。
 一見赤みは強くありませんが、紙ヤスリで擦られたようなガサガサと痛み。細かいブツブツに色素沈着。
 咀嚼など顔を動かしたり、温度変化、また突発的に真っ赤になり目も充血。

 初めはニキビということで皮膚科での治療を受けた結果、皮膚が敏感になりどんどん病症も広がって悪化、数件の皮膚科を受診するも、ステロイド等塗り薬で余計に悪化するため何もできないとのこと。

 唇も同様でステロイドや紫外線治療も無効。常に皮が剥がれて痛みで笑むことも難しい状態です。

 不眠のため精神科にも行きましたが薬の副作用で恐ろしく体調を崩してしまい中止しました。
 血液検査では特に何も言われず、過労で体重減少してから生理不順になりピルを服用しています。

 県内の漢方薬局に行ったところ、一件目ではスキンケア商品の勧誘が凄まじく断念し、2件目では婦宝当帰膠を3ヶ月飲みましたが効果なく、相談も15分程度でどうしても信用できず辞めてしまいました。

 現在は漢方内科で、1日に桂枝茯苓丸と当帰芍薬散の半量ずつを3回、加味帰脾湯を夜1回、十全大補湯を3回、を3ヶ月。

 症状に変化なくほてりも強いので相談するのですが、皮膚については詳しくないとのことで、医師と一緒に悩んでいる状態です。

 介助と子守りで長時間の外出ができないこともあり、地元で頑張りたいのですがこのまま飲み続けてよいのかわからず。

 体質は、痩せていて乾燥肌。突発的に顔や上半身と手が異常にほてり赤くなる。 手足にベチョベチョに汗をかき手足の先が冷える。

 寒がりではない。基本37度の微熱。便秘。朝一の尿が濃い。体力なく疲れやすいが、めまいやフラツキは無い。

 腕をおろしていると、血管が異様に浮いて手先が真っ赤になる。

 睡眠は4時間ほど、日中も眠くない。食後はだるい。舌は自分では表現し難く、よければ写真をお送りしたいです。

 お忙しい中申し訳ありません。
 先生にアドバイスをいただければ幸いです。
 どうぞよろしくお願いいたします。

2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 メール、拝見しましたが、かなり複雑な病態のようです。

 漢方薬で治療するには、短期間に配合の微調整を行いながら、複雑な病態をなだめて行く必要がありそうです。

 やや専門的に表現すれば、五臓六腑のそれぞれの寒熱虚実が錯雑して、もつれた糸がかなり解きにくい状態になっているようです。

 ですから、なるべく頻繁に通える経験の豊富で中医学に詳しい漢方の専門家を見つける必要があると思います。

 なお、現在服用されている漢方薬類は、温める性質の漢方薬が多く使われているために、よけいにほてりが強くなっているものと思われます。

 いずれにせよ、相当に複雑な病態だと思われますので、漢方薬を考える方も、貴女自身も比較的長期間のたゆまぬ根気と努力が必要になることでしょう。

 但し、どんなに複雑な病態でも、中医学理論を駆使すれば、ほとんどの疾患は9割以上の改善を得ることが可能ですが、それには頻繁に通える近くでなければ、
経費的にも根気にしても、長続きしにくいので、地元近辺で評判の良さそうなところを是が非でも見つけることが必要です。

 ネットや電話帳などで、丹念に調べてみられるとよいと思います。
 
 取り急ぎ、お返事まで。

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2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年02月26日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月26日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年02月26日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月26日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 
posted by ヒゲジジイ at 19:46| 山口 ☁| 酒さ(酒皶)・赤ら顔・酒さ様皮膚炎・ステロイド酒さ | 更新情報をチェックする

2015年11月13日

村田漢方堂薬局における「酒皶(しゅさ)」に対する漢方相談の現実

2009年11月13日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月13日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

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【 年 代 】:30〜39歳の女性
【 お問い合せ内容 】:

 お忙しい中、大変失礼致します。先生のブログを見させて頂き、メールを送らせて頂きました。

 私は現在、酒さを患っております。発症から8ヵ月が経ちますが、症状の変化はあまり得られておりません。現在の治療はクラリスとタリオンを皮膚科で処方頂き、副作用がないとのことで飲み続けております。また三和附子理中湯、トチモトのカンゾウ末・オウレン末・キバンキョウ末を2ヵ月程前より服用を始めました。

 症状は両頬>鼻、顎、頬の外側にかけて赤みがみられておりますが、気温が低い状態であればぽつぽつと頬にニキビ後の様に赤みがみられる状態です。外出時や気温の上昇、座りっぱなしで熱がこもってくる等により強い赤みみられ、範囲も一気に広がります。ヒリヒリした熱感と時には落ち着いた状態でも、むず痒さを感じることがあります。また白い小さなニキビがぽつぽつとできやすく、外用薬(ダラシン)にて10日程で落ち着いてはまた別の場所にできます。酒さの発症より化粧、日焼け止めも禁止され洗顔は蒸しタオルで保湿はプロペトのみ。

 酒さの発症、1年程前よりストレスによる胃腸障害にて体重が6s減。発症3ヵ月前に咳喘息を発症。発症4ヵ月後にメニエールの目眩を発症。元来、冷え症と乾燥性の肌質であり、学生の頃はニキビの治療を受けていました。今は、胃腸障害はほとんどなく咳喘息も落ち着いている状態です。

 体調が悪かったことが続いたことも原因ではあったかと思いますが、角質を拭き取る化粧水や顔の脱毛をしたことなど
起因となる条件が今、おもえばたくさんありました。

 先生にお伺いしたいのは
@酒さを発症して以降、白ニキビや夏場は赤いニキビがありましたが、肌は毛穴が目立ちにくくなりキメが細かくなっていることに違和感を感じ、酒さでもそういった肌質になっていくのでしょうか?
A現状の症状から治療に対する先生の見解はいかがなものでしょうか?

 メールからでは情報が少なく、本来ならお伺いして見ていただき、ご処方頂くべきところだと思っております。ながら介護の事情がありお伺いできず、このような形でのご質問、たいへん失礼致します。何卒、よろしくお願い致します。

追伸:酒さの治療にあたり「再発の可能性はあるが、半年〜1年半とかかるが治る」という先生がおられたり、「治らない」と話される先生がおられたり...。見解が各々違うことを感じております。治療に基づく経験からの見解の違いなのかなと感じてはおりますが、先生はどのようにお考えでありますでしょうか?

2009年11月13日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月13日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 現在、服用されている漢方薬類などは、舌の状態を直接拝見しているわけではないので、コメントは困難です。
 また、

>先生はどのようにお考えでありますでしょうか?

については、考えもなにも、現実に「酒さ」で訪れている人達では、即効が出ても直ぐに根治するものではないですし、直ぐにフィットした漢方薬の配合が見つからない場合でも、遅かれ早かれ一定の効果が出せる配合は、根気がある限りは、ほとんど全例、微調整を繰り返すうちに、次第にフィトして来ています。

 即効がでにくかった人ほど、関東などの遠方の人達でも真面目通われて、ほぼ根治といえるまでになった現在でも予防で続けられている人もおられます。

 ところが不思議なことに、初回〜数回目でフィットして超即効が出て、信じられないほどの効果が短期間で出てきた人ほど、その多くの人がそのまま短期間で連絡が途絶えています。

 恐らく自分達で地元で調達することにされたのかもしれませんが、超即効が出た人ほど、このように無礼者が多いようです(苦笑。

 もしも途中で季節変化や環境変化によって再発した場合でも、微調整の指導は必要ないと考えられてのことでしょうから、いずれの人も、無音のまま、男女ともども、その後の経過は不明です。

 このように運よく即効が出た人は、かなりな人数おられましたが、そのまま同じ配合だけで治るとは限らないのですが、酒さで来られる人には、このように現金な考えの人が多いようです。
 ですから、最近は「酒さ」だけの悩みで来られる人は、あまり受けたくない相談となっています。せっかく即効を出せても、徒労感が大きいからです。

 ともあれ、近くの経験豊富な漢方薬局で相談されれば、遅かれ早かれ、軽減できることと思います。
 但し、酒さといっても、体質と症状によっては、適応する漢方薬は、大きく異なることばかりですので、しっかり体質と症状にフィットするものを見つけてもらう必要があります。あとは根気が必要で、たとえ即効が出ても、それで直ぐに治るとは思うべきではなく、季節変化もありますので、油断は禁物です。

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2010年11月13日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年11月13日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年11月13日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年11月13日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母

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2015年04月24日

酒皶(しゅさ)には六味丸系列の方剤が有効な人も意外に多い

2009年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ5歳)
2009年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 酒皶に有効な方剤は、体質によって実に様々だが、中には六味丸がしっかりフィットする人もいたし、杞菊地黄丸がフィットする人はさらに多い。

 知柏地黄丸がフィットする人も多いが、稀には補中益気湯でさえ、フィットした人すらある。

 といっても、複雑な配合が必要な人も多いので、一概には言えないが、とうぜん、桂枝茯苓丸や桃核承気湯などがフィットする人も多いし、これらに六味丸系列の方剤を併用する必要がある人は、さらに多い。

 清上防風湯はもとより、黄連解毒湯などが必要な人も多いので、酒皶(しゅさ)を改善するには、結局は正確な弁証論治を必要とする。

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2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳)
2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳)
2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳)
2012年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳)
2012年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ



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2015年02月19日

まだ病院で投薬治療中で効果がはっきりしない段階で、漢方薬を併用する場合、もしも問題点があるとすれば

2009年02月19日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月19日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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 現在、顔面播種状栗粒性狼そう(がんめんはしゅじょうぞくりゅうせいろうそう)と酒さ様皮膚炎の合併症の疑いで通院しています。

 先月20日からステロイド外用薬を中止し、先月23日からミノサイクリンを服用しています。まだミノサイクリンの効果はなく、鼻と口の周りに、目の下が真っ赤で湿疹があり、外出もできないくらいひどい状態で、今がピークではないかと思ってます。

 漢方薬は始めてなのですが、現在病院からもらっている薬と漢方薬は併用してもよろしいのでしょうか?

 もし良いのであればすぐにでも漢方薬の服用を考えております。時間がかかる病気とは聞いていますが、何としても早く治したいので、教えて下さい。

 よろしくお願いいたします!

2009年02月19日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月19日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 顔面播種状粟粒性狼瘡は、ネットでも調べてご存知と思いますが、gooヘルスケアのサイト⇒http://health.goo.ne.jp/medical/search/10OA1500.htmlの以下の部分にありますように、
治療の方法:テトラサイクリン、DDS(レクチゾール)の数カ月間の内服が有効です。慢性で、治ったあとに軽い瘢痕が残りますが、1年以内に目立たなくなります。
 西洋医学治療で、かなり改善できるようです。まずは西洋医学を信じて、頑張るべきかと存じます。

 まだ西洋医学治療を十分に受けたとはいえない初期治療の段階ですので、まだ漢方薬に手を出すのは早過ぎるように、個人的には思います。

 漢方薬を併用するために大きな問題があるとしたら、西洋医学治療をまだしっかりと受けたわけではなさそうで、現時点では継続段階の場合、どちらが効いたのか効かないのか、見分けがつかない可能性があることです。

 そのような段階の人では、当方ではまだ受け入れる条件が揃ってないので、お断りさせて頂いていますが、そちらの地元近辺の漢方薬局を探されれば、多くの場合、引き受けてくれるかもしれません。
 お近くの通える範囲内の漢方薬局に出向いて、相談してみて下さい。

 なお、当然、短期間で治るものではないと思いますので、焦るお気持ちは重々理解できるのですが、

>何としても早く治したいので

 というお気持ちが強すぎれば強すぎるほど、却って冷静な判断が互いにできにくくなる場合があるので、長期戦のおつもりで、必ず頻繁に通える範囲内のところを見つけられて、よく相談されてみるのがよいと思います。
 ときには数年以上、かかる場合もありますので、気長く考えることが必要かもしれません。

 取り急ぎ、お返事まで。

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2009年02月19日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月19日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年02月19日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月19日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年02月19日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月19日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年02月19日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月19日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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2015年01月12日

温度差による顔面紅潮のご相談

2010年01月12日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年01月12日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:60〜69歳の女性
【 地 域 】:中国・四国地方
【 お問い合せ内容 】:お世話になります。

 5〜6年前から温度差で頬が真っ赤になりとても恥ずかしい思いをしています。
 敏感肌ではありますがアトピーとかはありません。

 スーパーとかに行くと、見る見るうちに真っ赤になっていくのが分かり人の顔が見られません。
 ファンデーションでは全く隠せませんし、隠そうとすると厚塗りになり不自然です。

これは『酒さ』なのでしょうか?

 これから人前に出る事も増えますし、一日でも早く改善できたらと思い質問をさせていただきました。

 ほほの赤みがなくなれば最高の人生になれそうです。

どうか私の悩みが改善できますように宜しくお願いいたします。

2011年01月12日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月12日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 顔が火照りやすいタイプのようですが、正確な病名診断は、医師の診断を受ける必要があります。
 酒さの一種であろうとは思います。

 まずは皮膚科や婦人科?などで診断を受けて、あるいは女性特有のホルモン分泌などに関係する場合もあるかもしれませんので、まずは西洋医学治療を受けてみるのがよいと思います。

 それでも治らないときは、漢方薬治療を考えるのがよいと思います。

 漢方薬が効きやすいとはいっても、それぞれの体質と症状の出方によって、フィットする漢方薬はかなり異なります。

 一発でフィットする漢方薬が見つかるとは限らないので、そちらのお近くの漢方専門薬局に根気よく通い詰める必要があります。
 体質によっては、直ぐすぐ容易に改善できない場合もありますので、相当に根気が必要かもしれません。
 まずは、お近くの漢方薬局で相談してみるのが一番です。

取り急ぎ、お返事まで。

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2011年01月12日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月12日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:

 早速にお返事を頂きありがとうございました。

 まずは皮膚科に行ってみます。

 お忙しい中適切な回答をいただき感謝しています。

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2011年01月12日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月12日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

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2011年01月12日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月12日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月12日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

タグ:酒さ
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2014年10月17日

「酒皶(しゅさ)」は、初期には即効が出ることが多いが、効くと治るは別問題

2008年10月17日のボクチン(4歳)
2008年10月17日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨日のブログは、完全に自爆。村田漢方堂薬局のみずからの営業妨害の内容。
 要するに自業自得。
 それでも漢方相談の仕事は延々と続くので、今週は僅か3日目の仕事で、頑張りすぎて、閉店前には、はじめて疲労感が突然勃発。
 閉店後は、だるい、眠い。

 ともあれ、今週の新人さんの中で、目立ったのは、遠路はるばる数日の泊りがけで来られた方の「酒皶(しゅさ)」に対する即効である。

 漢方製剤2方剤の併用、僅か3回の服用で、自覚的な熱感が完全に消失し、外見の紅潮も半減。

 だからといって、そのまま根治するわけではないが、今回の即効を励みに、必要に応じた配合の微調整に、しっかり付いて来これるかどうか、にかかっている。

 当方に来られるまでは、酒皶(しゅさ)を、病院の保険漢方で十味敗毒湯で効果なく、効果ないどころか、顔面以外に皮膚病を誘発する問題が生じたために、様々に配合を変えてもらっても、却って問題ばかりが生じたために通うのを断念して、他の病院に変わって、黄連解毒湯などの方剤では、顔面には何の反応もないのに、手足が極端に冷え込んで、今度は冷えが原因と判断されたか、附子剤の投与が続いたり、問題ばかりが発生していた。

 このように煎じ薬を交えた医師の保険漢方で、数軒を転々として埒が明かずに当方に、遠路はるばる来られた。
 しかしながら、渡り鳥のように数ヶ月で転々と転院するのは、あまりに根気がなさ過ぎると諌めたものの、投与される毎に、必ず問題が生じるので、諦めざるを得なかったといわれる。

 してみると、特異体質で、超稀にある、あらゆる漢方薬に敏感な体質かもしれないと思ったものの、これまで投与された多数の配合方剤を、すべて目を通してみると、ほとんどすべてが支離滅裂な配合であり、どう見ても体質的にフィットするはずもない方剤ばかりのオンパレードであった。

 ところが、当方では僅か3回の服用で、一応は即効である。

 
 医師の漢方クリニックを数軒をハシゴしても、逆効果ばかりだったのが、当方の漢方1日にして、とりあえずは即効が出たのだから、まだまだ先があるとはいえ、気分がよいものである。

 数十年前までは「漢方薬は迷信だから効く訳がない!」と、患者さんが漢方薬を飲んでいるとでも申告しようものなら、ヒステリックなまでに罵声を浴びせていた医師達が、保険漢方がマスコミを賑わすようになると、急に掌返したように漢方専門を標榜する病院やクリニックが雨後のタケノコのように乱立。

 だからいつもヒゲジジイが口癖のように言う通り、一見、冷静沈着に見える医師たちでさえ、これほど信用ならないのだから、そもそも人間なんて、猫よりも劣る動物なのである。

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2008年10月17日のボクチン(4歳)
2008年10月17日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年10月17日のボクチン(5歳)
2009年10月17日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月17日のボクチン(7歳)
2011年10月17日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


タグ:酒さ
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2014年07月18日

稀ながら「酒さ」あるいは「酒さ様皮膚炎」に猪苓湯で即効が出た例

2009年7月18日のボクチン(5歳)
2009年7月18日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 最近は女性の新規相談者が毎日続いている。男性は昨今は珍しい。

 ともあれ、アトピー性皮膚炎に合併する「酒さ」あるいは「酒さ様皮膚炎」に猪苓湯が著効を奏する場合もあるという、ちょっと変り種の話である。

 「酒さ」で思い出したのが、アトピー性皮膚炎に合併する「酒さ」あるいは「酒さ様皮膚炎」で、稀なケースとはいえ、猪苓湯で即効を得たケースもある。

 いずれもステロイド軟膏使用歴があるので、おそらく「酒さ様皮膚炎」といったところだろうが、病名はどうでもよい。いずれにせよ、いわゆる「酒さ」である。
 見かけは頬が真っ赤に紅潮している。(同じ意味のことを二重に連ねて下手な日本語ではあるが・・・。)
 いずれも関東地方の女性たち2名。

 一人は顔面がやや浮腫傾向があり、瘀血に胃もたれがある。
 初回に茵蔯蒿湯・猪苓湯・ガジュツ製剤の併用で、10日くらいは順調に改善するかに見えたが、しばらくすると茵蔯蒿湯によって胃が冷えた感じがするようになった。

 そこで茵蔯蒿湯だけを中止して、しばらく猪苓湯とガジュツ製剤だけで様子をみてもらっていたところ、やや効果があるものの体格に比較して薬用量が少なかったらしく、服用者の自己判断で、両者の服用量を二倍に増やしたところ、覿面効果があがり、かなりな即効で「酒さ」のみならず、他の部位のアトピーも比較的短期間でほとんど消失してしまった。

 もう一人は最近のことで、まだすべての配合の方針が安定した訳ではないが、黄連解毒湯や桂枝茯苓丸、あるいは地竜、六味丸、茵蔯蒿湯、荊芥連翹湯、イオン化カルシウムなどで、それぞれ適宜組み合わせても効果がはっきりせず。

 そこで不要と思われる方剤を中止して1から出直すこととし、五行草茶だけで出直すと、やや赤みが取れた。
 梅雨時でもあり、掻痒部分から滲出液が明らかに滲むので猪苓湯を追加したところ、覿面、顔面の紅潮は雲散霧消した。

 本人の体感では明らかに猪苓湯が「酒さ」に最も効果的だったと感じている。
 まだまだ、アトピー全体は発展途上にあるものの、最も気になる「酒さ」あるいは「酒さ様皮膚炎」に対する猪苓湯の効果はほぼ確実なようである。

 もう一人、これも最近の例で、ツムラ漢方の黄連解毒湯1日3回とステロイド軟膏の塗布を1日2回、驚くべきことに4年間もの間真面目に続けて、重度の「酒さ様皮膚炎」を合併してしまった模様。

 逆効果となっているツムラの黄連解毒湯を中止してもらい、猪苓湯・六味丸・五涼華の三種類併用のみで、服用後僅か20日目には8割以上赤みが消退し、数ヵ月後にほぼ完璧に消退している。
 但し、今後の課題は、ステロイド軟膏の完全離脱である。

 いずれにせよ、特殊な例では、たとえ「酒さ」が超真っ赤であっても、上記3例のように猪苓湯が奏功するケースも稀にはあるということ。

 但し、アトピー性皮膚炎が主体の場合、多くは、数種類の配合くらいではアトピー全体の改善は得られにくく、やや複雑多彩な配合と、季節的な配合の微調整を必要とするケースの方が大多数である。

2009年7月18日のボクチン(5歳)
2009年7月18日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月18日のボクチン(6歳)
2010年7月18日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母




タグ:猪苓湯 酒さ
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2014年07月17日

清上防風湯で「酒さ」に超即効を得たが・・・

2009年7月17日のボクチン(5歳)
2009年7月17日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 「酒さ」に悩む女性達が、遠近様々というよりも、ほとんどが関東や九州の端っこなどから、わざわざ泊りがけで通って来られる人が年々目立つ昨今、その多くが、桂枝茯苓丸主体に複数の方剤の併用によって改善できる例が目立っていた。

 ところが、あきらかな瘀血がありながらも、意外にこれが通用しない女性もいた。
 8年前に某国のやや特殊なエステを受けて以後、かなりひどい「酒さ」となり、以来、ツムラの十味敗毒湯など様々な保険漢方を試してみたが、まったく効果がなかったと。

 そこで、桂枝茯苓丸料加薏苡仁単独で飲んでもらうと顔に僅かな痒みを生じるというので、地竜を併用で痒みの問題はクリアしたものの、ほとんど無反応である。

 「酒さ」によくあるヒリヒリ感などは皆無で、見かけだけが顔面すべてが真っ赤に紅潮。
 以前、吹き出物が合併していたこともあったというので、ためしに清上防風湯を併用してもらうと、やや好転の兆しあり。

 それなのに1ヶ月近く?のブランクがあり、音沙汰がないままなので、てっきりもう諦めたものと思っていた。
 初回から僅か3回の相談で諦めるとは、イヤハヤ、と忘れかけた頃に再来された。

 
 そこで試しに清上防風湯単独で服用してもらうと、超即効
 5日も飲まないうちに8割以上は軽減して熱感もほとんど無くなり、驚愕されている。

 驚愕されているのはよいが、平熱の体温36,4のところが、36度弱に下がっており、かといって寒いわけでもなく、ただ身体がだるい気がするので1日服用を休んだら、だるさが回復したという。

 清上防風湯は祛邪の方剤ゆえ、扶正の方剤も併用すべきかもしれないが、8年も続いたものを安易に早々に補剤を加えるとせっかくの清上防風湯の祛邪の作用を相殺し兼ねないので、そのタイミングを計るのは慎重を要する。
 というより、それ以前の問題として、むしろ単なる梅雨期特有のだるさではないかとも思われもしたのだが・・・

 しかしながら、過去の経験から直感するところでは、もしかして実際には・・・

 上記の3種類併用時はまったくそのような問題はなかったのに、実に不思議な話のようだが、実は過去にも遭遇したことだが、漢方薬は即効はあり得ないと信じ込んでいる人に、思いがけず即効が出てしまうと「幸福否定」の無意識が猛威を振るい、継続服用を断念したくなるような最もな理由としての心因性の心身反応が出ているのかもしれない のである。

 笠原敏雄氏が提唱する「幸福否定」の心理構造の仮説にピッタリとフィットする事例といっても過言ではないように思われる。 
 すべてがまったくの無意識層での心身反応であるから、本人に自覚してもらうのはなかなか困難で、それには直観と内省力が必須である。
 その心理的メカニズムはやや複雑である。

 そういえば、昨日、関西から来られた新規相談者の女性が、笠原敏雄氏の『幸福否定の構造』という書籍を購入したいと調べたら、古書値がかなり高いので躊躇されているという。

 勘の鋭い人は、笠原氏の仮説を直感的に真理ではないかと感じる人も多い。
 笠原氏の諸説のアウトラインを知るには、
     心の研究室
 を参照されたい。

2009年7月17日のボクチン(5歳)
2009年7月17日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母




posted by ヒゲジジイ at 00:08| 山口 ☁| 酒さ(酒皶)・赤ら顔・酒さ様皮膚炎・ステロイド酒さ | 更新情報をチェックする

2014年07月16日

肺癌の増加と「酒さ」の相談件数増加の因果関係

2010年7月16日のボクチン(6歳)
2010年7月16日のボクチン(6歳)のアクビ posted by (C)ボクチンの母

 禁煙がますます定着するに反比例して、年々肺癌が増加しているという皮肉。
 肺癌とは無関係なはずの「酒さ」についても、漢方相談件数が年々増加しているように思える。

 あくまで推論だが、いくらタバコを止めても、多彩な化学合成品が年々増え続けるにしたがって、大気中に微量で多彩な化学物質が増え続けている可能性がないだろうか?
 あの悪名高き黄砂やPM2.5の影響もそれに加わっている可能性はとても高いだろうが、やはり禁煙する人が年々増加するにつれ、驚くべきことに却って肺癌患者が増え続けている現実がある。

 大気中に漂う化学物質も年々種類が多彩となり、その刺激が肺に影響したり、あるいは顔面に直接影響したり、それによって肺に直接影響した人が肺癌となり、顔面に影響した人が「酒さ」となる。

 日常の仕事でも、両者の漢方相談が年々増加傾向にあるので、そんな推論を試みてみた。

 肺癌の中でも肺腺癌の相談件数が目立つが、だからこそ大気中の化学物質の種類と量が増加しているためではないか?
 また、顔面に対する刺激も増加するので「酒さ」が年々増えているのではないだろうか?という推論である。

 以上、勝手な憶測と推論であるが、肺癌が年々増加の一途を辿っているのは間違いない統計的事実である。
 記憶間違いでなければ、これは日本に限らず世界的に同様な現象だったように記憶している。

2010年7月16日のボクチン(6歳)
2010年7月16日のボクチン(6歳)のアクビ posted by (C)ボクチンの母

2010年7月16日のボクチン(6歳)
2010年7月16日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

タグ:酒さ 肺癌
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2014年07月06日

自殺すると楽になれると思ったら大間違い!!!

2010年7月6日のボクチン(6歳)
2010年7月6日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 20歳〜29歳の女性
簡単なご住所 : 関西地方
お問い合わせ内容 : 質問があってメールしました。

 外傷は漢方薬で治るのでしょうか?
 外傷というと少し大げさですが、肌荒れで悩んでます。

 2年前にケミカルピーリング(肌を溶かして綺麗にするもの)を何度も受け、皮膚が薄く赤くなりました。
 化粧品でかぶれたり、自分の皮脂(かなり油っぽいんです)で痒くなることもあります。

 漢方薬局には何箇所か行きました。
 どこの漢方薬局も、処方や方針に納得できず中断しました。

 最近行ったところでは、「便秘なので熱が生じてるから熱を冷まさせます」とのようなことを言われ、「涼血清営顆粒」と「証陽散」を貰い2ヶ月服用しました。
 便通が少しよくなりましたが、それ以外の変化は全く見られません。

 そもそも、私の肌荒れの一番の原因はケミカルピーリングや化粧品の使いすぎで皮膚が弱くなったことなのに、便通を良くして皮膚が正常に戻るとは思えません。

 先ほどもいいましたが、顔の皮膚だけ皮一枚剥がしたように薄くなってしまいました。
 まるで火傷を負ってるかのようです。
 皮膚を分厚くする以外に治る方法なんてあるのでしょうか。
 そして私の肌荒れは漢方薬で治るのでしょうか。

 「これで治らないなら死んでやる」という気持ちで漢方を始めました。

 多少肌の手助けになる、程度ならもう諦めようかと思います。

 村田さんはどのようにお考えになりますか?
 このような患者はあまりいませんか?

2010年7月6日のボクチン(6歳)
2010年7月6日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

>これで治らないなら死んでやる

とは穏やかではないですね。
 自殺したら苦しみが消えるとでも思っておられるのでしょうか?
 死んだら終わりと思ったら大間違いです。
 あの世では殺人の罪の次に重いのは自殺です。
 暗い世界の孤独地獄が永遠に続くか、あるいはよっぽど運が良くて早々に生まれ変わってしまい、また同様の悩みに苦しめられるかのいずれかの運命が待っています。
 あの世はある意味「階級社会」です。霊性のレベルによって類は友を呼ぶ世界ですが、自殺をするとほとんどのケースでは孤独地獄の境涯で延々と反省させられます。

 二十代の人は、思いつめすぎる傾向があるのは困ったものです。
 アトピーの重症の人達に比べて、貴女がどれほど悲惨な状態だというのでしょうか?
 きっとアトピーの重症の女性達の方が忍耐力があると思います。皆さん短気を起こさず、数年以上通ってしっかり寛解して行かれます。

 漢方薬局を短期間で相談場所を変えると、いつまでたってもピントが合わないで、渡り鳥を繰り返すことになります。
 専門家を疑ってかかっていると、いつまでたっても疑心暗鬼のまま、よい治療が受けられません。

 まずは相性の合いそうな先生にめぐり合うようにして、そこで腰を落ち着けることです。
 直ぐに効果がないからといって、諦めていたら、いつまでたってもピントの合った漢方薬が得られないのです。

 皮膚が薄くなっているのは、原因はどうであれ、体質によっては黄蓍(オウギ)という生薬を中心にした方剤を使えば、皮膚がしっかり再生する可能性が高いのです。
 といっても、漢方薬は体質にピッタリ合わせる必要がありますので、その人の現時点の五臓六腑それぞれの寒熱虚実をなるべく正確に把握した上で、主訴に対する連携を考えながら方剤の組み合わせを考える必要があります。
 そのため、直ぐ直ぐにピントの合った適切な配合が得られるとは限らないのです。

 ところで、メールに書かれている「証陽散」というのは「逍遥散」の書き間違いではないかと思いますが、体質にフィットした方剤がいずれかはメールレベルでは判断できませんが、皮膚の再生を促すには多くの場合、さきほども書いた「黄蓍(オウギ)」という生薬を主体にした方剤、たとえば「衛益顆粒」などの併用が必要なことが多いものです。
(といってもオウギは状況によっては合わない人もいます!)

>多少肌の手助けになる、程度ならもう諦めようかと思います。

 何でも絶対ということはないので、もしもこのような話を村田漢方堂薬局の店頭で直接される人が実際におられますが、その場合は当方では必ず、
 「あ〜そうですか?そちらがそういうお考えでしたら、こちらも相談するにハナから嫌気が差しますので、お互いのためですから、お引取り下さい」
 といって相談をきっぱりと打ち切っています。

 そういえば、顔のエステをしてもらって以降、かなり重症の「酒さ」になった人が、人に紹介されて来られた県内の人が、10日毎に3回来られたくらいで、もう諦めたか音信不通になった人が最近おられます。
 最初からちょと本気度が足らない人だなあ〜と思っていたら案の定、紹介者の手前、止むを得ずお義理で来られた人のようでした。

 女性は綺麗になるために良かれと思ってやったことがアダになって却って逆効果を生じて悩んでおられる方も多いようです。

 なお、上記の黄蓍(オウギ)は、状況によっては不適の場合もありますので、絶対に必要と断定しているわけではありませんので、過信されても困ります。

 もしも、「漢方に賭けてみよう」と思われれば、気の合いそうな先生を見つけて、最低限同じ薬局に一年間は通ってみるか?というアドバイスするのが精一杯です。
 根気のない人は、漢方薬治療に向きません。皮膚科で相談してみるのがよいかもしれません。

 蛇足ながら、決して村田漢方堂薬局に通うことは考えないで下さい。
 頂いた文面から察するに、ヒゲジジイとは相性は悪いだろうことが目に見えています。

 取り急ぎ、お返事まで。

2010年7月6日のボクチン(6歳)
2010年7月6日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年7月6日のボクチン(8歳)
2012年7月6日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母


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2014年06月04日

酒さ(酒皶)に十味敗毒湯という病名治療は本当に可能なのだろうか?

2009年6月4日のボクチン(5歳)
2009年6月4日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 ボクチンの懐かしい写真を貼る目的だけでもなく、実はボケ防止も兼ねて、昨今はなるべく毎日ブログを更新することをこころがけている。

 だから、とくべつ書きたくて書いているというわけでもないのだが、一昨日の続きとして、漢方薬においては病名治療が可能なものがあるだろうか?という問題である。

 確かに大塚敬節先生の発見による温経湯が手の湿疹、主婦湿疹や進行性指掌角皮症に男女を問わず、病名治療的に通用する確率が高いようである。

 翻って昨今、村田漢方堂薬局で相談を受けることが多い「酒皶(酒さ)」の問題である。
 ネット上では桜皮が配合された十味敗毒湯で9割以上の確率で即効が得られるという情報に、実際にこれを使って無効だったり、あるいは三ヶ月も続けてしまったために悪化しただけでなく、多汗症まで合併したという人も相談に来られる始末である。

 村田漢方堂薬局では女性の酒皶の多くは●●●●湯を主体として、必要に応じて他方剤を併用して効果が上がるケースがほとんどである。
 
 酒皶には、やや温性の十味敗毒湯はむしろ相応しくないのではないかという疑問が常に付き纏っているのだが、上記のように広くネットで公開されているのだから、決して好い加減な話ではないだろうと真剣に受け止めているだけに悩ましい問題である。

 というのも、上記の通り、年々酒皶の漢方相談が遠路はるばる各地から相談に見える人が増え続けているからである。

 といっても、既に十味敗毒湯で改善できた人は、わざわざ遠路を村田漢方堂薬局まで相談にこられることはあり得ないので、当然といえば当然かもしれない。

 そうはいっても、十味敗毒湯をまだ試したことのない酒皶の相談があれば、やっぱり気になるので、追試してみたいものと考えている。

 やれやれ、こんなことばかり考えているとは、いつの間にか自慢の中医漢方薬学を忘れて、民間療法に毛が生えたレベルの日本漢方に堕することに気がついて、突然興醒めすること限りなし。

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P6041567 posted by (C)ボクチンの母

2009年6月4日のボクチン(5歳)
2009年6月4日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
タグ:十味敗毒湯
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2014年04月27日

酒さ(酒皶)と診断された人達

2008年8月24日のボクチン4歳
2008年8月24日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母

 まずは、2013年01月17日 昨今はしばしば同業の漢方薬局における誤投与が目立つが、まずはその一例から でご質問を受けた女性の場合、「温める漢方薬(白芍、生姜、白朮、茯苓など)」とともに瓊玉膏(けいぎょくこう)を併用していたとのことだったが、実際にはこの「温める漢方薬」の内容の「など」の部分は附子(ぶし)が使用されており、すなわち真武湯だったことが後になって判明した!

 そのためになおさら「少しだけ体に出ていた湿疹が一気に酷くなりました」という結果となっていたわけである。
 結局、酒さ(酒皶)を主訴として今年になって関東から当方に来られるようになり(半年くらい下関に定住)、現在、頻繁に通ってもらいつつ微調整を繰り返しているが、酒さ(酒皶)が悪化した原因は、数年前に服用した十味敗毒湯が最初の誘引であったとはいえ、子供の頃から現在に至るまで、ステロイドを使用し続けていた問題があった。

 すなわち根本的な原因はアトピー性皮膚炎であり、このアトピー性皮膚炎を治さないことには、酒さ(酒皶)を根治させることは不可能である。

 今年の正月明けには例によって大阪のおばちゃんが重症の酒さ(酒皶)とて、毎日時間外に効かない効かないと電話をかけられ、止むを得ず日毎に微調整を繰り返しようやく4〜5日目にして明らかな効果が出て半減したとて連絡があり、これでウルサイおばさんから連絡が永久に途絶えてホッとしたものだった。

 昨年から関東から通っている女性の場合は、一時的に再燃することがあっても、わずかな微調整で比較的安定しているが、敏感な体質をしっかり改善する必要がある。

 アトピーに合併する酒さ(酒皶)まで入れると、現在通っている人は十名をはるかに軽く超えるが、いずれにせよ、酒さ(酒皶)は病院治療はもとより、通常の漢方治療でもほとんど効果がなかったという人が実に多い。

 ネット上では、某医師による報告で、十味敗毒湯を使用すれば9割の人に即効が得られ、1000人で検証済みとされているが、当方に来られる前に既に十味敗毒湯を使用して悪化したり、無効だったという人ばかりが目立つが、本来どちらかといえば温める作用のある十味敗毒湯であるから、顔面の熱感やヒリヒリ感をともなう酒さ(酒皶)に十味敗毒湯が9割の人に著効が得られるという報告をどうしても信じることができない。

 たまたま数日前、酒さ(酒皶)による広範囲のヒリヒリ感に苦しみ、既に仕事を辞めて、病院治療に専念されていた人が、黄蓍建中湯など温性の漢方薬の投与や抗生物質の投与によって悪化するばかりゆえ、遠路はるばるやって来られた女性がおられた。
 昨日の報告では当方から出した4種類の漢方薬を1回服用した時点で、顔面のヒリヒリ感は即効で消えたというメールが入っていたが、当然これで根治するわけでもないので、油断はできない。

 しばしば漢方薬の配合が一定レベルフィットすれば、即効が出るのは毎度のことであるが、即効が出たからといって、すぐすぐ根治するものではないので、多くの場合その後も季節変化など波打つことが多く、その間に徹底した体質改善を行う配合の微調整が必要となる。

2008年8月24日のボクチン4歳
2008年8月24日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母

タグ:酒さ
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2013年08月20日

頬や額に赤い点々のご相談

2006年3月28日のボクチン(1歳半)
2006年3月28日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:30〜39歳の女性
【 地 域 】:近畿地方
【 お問い合せ内容 】:
 頬、額に赤い点々ができ、皮膚科で頬は酒さ、額は脂漏性皮膚炎かもしれないと診断されました。

 頂いた薬は 桂枝茯苓丸加ヨクイニンです。 そこの皮膚科は漢方医とは全く縁がない感じで、舌も見ることなく、脈診もありませんでした。

 15?cm、4?kg、体力なし。冷え症。

 気温の差で顔が赤くほてります。舌の周りは歯型がついていてギザギザしてます。舌苔あり、ひび割れなし。裏は紫っぽい太い筋が2本あります。
 舌の色は白すぎず少し赤いかな?っという感じです。

 今のところ1週間がたち 漢方の効果も副作用も見られないです。(少し苦いですが。。。)
 副作用がないのであれば、しばらく続けた方がいいのでしょうか? それとも他の漢方のほうが良さそうですか?

 身体に合っている漢方は苦く感じない、っとどこかで読んだこともありますが、こちらは信用にならないネタでしょうか?

 質問だらけで申し訳ありません。
 少しでも早く赤ら顔、点々を治したいっと藁にもすがる気持ちです。

 今まで使えていた基礎化粧品も使えなくなってしまい、洗顔等もどうしたらいいか分からいません。

 何かヒントを頂ければ幸いです。
 よろしくお願いします。

2006年3月28日のボクチン(1歳半)
2006年3月28日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:
 舌も見ることなく漢方薬を投与されたということですが、まったく偶然にせよ、紫っぽい太い筋(血管)といい、舌の周囲の歯型(最近の中医学における新説ではオケツによるものが多いとされる)といい、気温差で顔が赤くほてることといい、桂枝茯苓丸加ヨクイニンがフィットしてもおかしくないと思われます。

 一週間の服用で副作用もなく、かといって効果も見られないようですが、速効が出るとは限らないので、20〜30日くらいは続けてみてもよいかもしれません。
 その間に僅かでも効果が見えれば、なお一定期間、様子をみながら桂枝茯苓丸加ヨクイニンを続けてみるべきかと思います。

 もしも一ヶ月近く服用しても効果が見られなければ、本当の漢方薬の専門家を見つけて、そこでしっかり相談して適切な漢方薬を求めるとよいのではないかと思います。

> 身体に合っている漢方は苦く感じない、っとどこかで読んだこともありますが、こちらは信用にならないネタでしょうか?

 という話しはほとんど信用なりません。
 稀には、こういうこともあります。

 卵巣嚢腫に複雑な配合の漢方薬を続けて、完全に消失したので予防を兼ねて数年以上続けていたところ、どうしてもまずくて飲めなくなたので、完全に根治した証拠だろうと考え、そこでその配合の漢方薬は止めてもらいました。
 その後、二十五年以上経過しましたが、根治したまま再発はありません(三十五年来の常連さんのお話です。)

 このような例外はあるにせよ、通常はほとんどアテにはならない都市伝説です。

 取り急ぎ、お返事まで。

2006年3月28日のボクチン(1歳半)
2006年3月28日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 15:44| 山口 ☀| 酒さ(酒皶)・赤ら顔・酒さ様皮膚炎・ステロイド酒さ | 更新情報をチェックする

2013年01月17日

昨今はしばしば同業の漢方薬局における誤投与が目立つが、まずはその一例から

IMGP5893
IMGP5893 posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 20歳〜29歳の女性
簡単なご住所 : 関東地方
お問い合わせ内容 : こんばんは。お忙しいところ、失礼いたします。以前から何度かメールで相談させて頂いている◎◎の●●です。いつもありがとうございます。

 勝手ながら、今年もどうぞ宜しくお願い致します。(前回の質問  http://murata-kanpo.seesaa.net/article/299432708.html)(前々回の質問 http://murata-kanpo.seesaa.net/article/250054096.html

 現在、違う薬局(パンダ薬局ではない)に通い始めました。
 そこで、驚いた事に、問診で私は冷やしてはいけない体質だと知りました。顔に新しく出た火照りや皮膚炎は、体内?を冷やし過ぎたせいで、でてしまった余計な?熱と言われました。

 早速、温める漢方薬(白芍、生姜、白朮、茯苓など)を頂き、顔の変な火照りはすぐに治まりました。(布団を顎の辺りまで掛けて寝ても火照らなくなりました。酒さ様皮膚炎はまだあります。)足の浮腫みも酷かったのでそれも改善されました。

 ただ、少しだけ体に出ていた湿疹が一気に酷くなりました。更に温める薬も一週間(桂皮だと思われます。シナモンの香りが強く黄土色の粉末)処方され、今、体の半分は酷い痒みと炎症が広がっています。
 十味敗毒湯の時よりも酷いと思います。

 薬局の先生には「温め過ぎで炎症が酷くなった事はないですか?」と聞きましたが、「必ず良くなるから」と言われています。でも一ヶ月が過ぎようとしています。
 腎を補うために、瓊玉膏も飲んでいます。

 このまま続けていいのかわからなくなってきました。温めなければいけないのはわかりますが、無謀な感じがしてなりません。
 舌の状態も最初の問診では悪くないと言われたのですが、今は真っ白で舌の奥の方が剥がれています。(薬局の先生には良い方向に動いてきていると言われています)私のようなやり方もあるのでしょうか?

 毎回、大変長文、乱文で申し訳ありませんが、どうか宜しくお願い致します。

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IMGP5894 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:
>温める漢方薬(白芍、生姜、白朮、茯苓など)
とありますが、たしかに生姜と白朮はやや温めますが、芍薬は僅かに冷やす作用で、茯苓は温めも冷やしもしないです。要するにこの配合ではそれほど温める作用はありません。
 ところがシナモン(桂皮)は肉桂であり、腎陽を強く温補しますので、フィットしない場合は皮膚病を悪化される場合がしばしば見られます。

 瓊玉膏の成分の地黄は腎陰を補いますが、温性の強い朝鮮人参も配合されているので、この人参がまた皮膚病を悪化される場合があります。
 いずれにせよ、皮膚病が悪化していることのに、
>薬局の先生には良い方向に動いてきていると言われています
 といわれるのは信じられない発言です。

>舌の状態も最初の問診では悪くないと言われたのですが、今は真っ白で舌の奥の方が剥がれています

 という舌の奥の苔が剥がれている状態は、桂皮によって腎陽を温補過剰によって腎陰が損傷されている証拠で、瓊玉膏中の地黄でもカバー出来てないところを見ると、明らかに貴女の体質には桂皮が不適であると言えそうです。

 さら舌が真っ白になっている部分は瓊玉膏中の地黄が貴女の体質に合わない為に脾気を阻滞させてしまい、その結果、非生理的な湿邪である「脾湿」が生じてしまった証拠です!

ともあれ、
>今、体の半分は酷い痒みと炎症が広がっています。十味敗毒湯の時よりも酷いと思います。
という皮膚病の悪化が見られるのに、
>薬局の先生には良い方向に動いてきていると言われています
ということは誤魔化しの以外の何ものでもないと思います。

 通常なら、貴女のように悪化する部分があれば、すかさず配合を変えるのが中医薬学の鉄則です。
 世間でよく言われる好転反応や瞑眩(めんけん)というのは稀で、症状が悪化する場合は、そのほとんどが配合がフィットしてない証拠です。
 貴女の場合、かなり敏感な体質のようですので、7〜10日毎に配合の微調整を繰り返す必要があると思われます。
 とり急ぎ、お返事まで。

IMGP5895
IMGP5895 posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール
 早々のお返事ありがとうございます。ショックで言葉になりません。
 実は、精神面でも異常がでているような気がします。
 元々、うつ病とまではいきませんが、軽いうつのような状態が少しありました。 (病院で診断されたわけではありません。)

 この薬局で漢方薬を飲んでから、身体は落ち着きたい(横になりたい・ホッとしたい)のに焦りや身体の中(心?)は興奮状態のような感じがあり、泣きたいのを我慢しているような気持ち悪い感じがあります。
 思いっきり泣くと、少しスッキリするのですが、できればずっと眠っていたい気分です。
(起きている事がつらい)
 焦っている時、不安があると呼吸がつらいです。
 漢方薬でこのような状態になることもあるんでしょうか?

(薬局に相談したら、精神面の薬も一応、貰いましたが、あまり改善していません)
 今は漢方薬局に行ける勇気がない程、落ち込んでいるような気がします。
 度々、失礼しますが、どうぞ宜しくお願い致します。

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IMGP5902 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:
 瓊玉膏によって脾気をはじめとした全身の気機阻滞を誘発したために、肝気鬱結も顕著となって精神面に影響が出たものと思われます。

 おそらく四逆散(あるいはそれに半夏厚朴湯の併用など)を服用すれば回復すると思われますが、それよりも、そのような精神面まで悪影響を受ける配合は明らかに間違っているので、即刻服用を中止すべきです
 とり急ぎ、お返事まで。

IMGP5906
IMGP5906 posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメールお返事のお礼が遅くなり申し訳ありません。 遅い時間まで、どうもありがとうございました。
 また質問なのですが・・・何度も申し訳ありません。

 15日から、漢方薬を一切中止しました。 (正確に言うと13日から恐くて温める薬だけ3回分を1回に減らして飲んでいました。瓊玉膏も2回を1回に。)

 そして・・・
 今日になってから皮膚炎が急に落ち着いてきました。
 湿疹やボコボコしたもの掻き傷は消えませんが、赤み(はれ)と痒みが改善しました。(ストップしたような・・・)
 あれ?もしかして薬が効いていたの?と思うくらい変わった感じがします。

 中止してこんなに変わるものなのですか?
 気分(興奮状態)も少しだけ落ち着いているような・・・。

 桂皮は12月30日〜1月5日、飲んでいたので、これが抜けた?のでしょうか?
 気持ちがスッキリしないので、また教えてください。
 宜しくお願いいたします。

IMGP5913
IMGP5913 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:
 合わない薬を止めたので、薬が合わないために生じた悪い作用が次第に消えてきただけのことです。

 それだけのことで、シロウトさんでも容易に分かる話です。

IMGP5950
IMGP5950 posted by (C)ボクチンの母

タグ:誤投与
posted by ヒゲジジイ at 17:34| 山口 ☁| 酒さ(酒皶)・赤ら顔・酒さ様皮膚炎・ステロイド酒さ | 更新情報をチェックする

2012年11月05日

10月29日「酒さ様皮膚炎と生理不順の漢方薬」の折り返し頂いたメール

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GSC_6175 posted by (C)ヒゲジジイ

2012年10月29日 酒さ様皮膚炎と生理不順の漢方薬の続き

折り返し頂いたメール:早々のお返事ありがとうございました。お礼のメールが遅くなり申し訳ありません。

 二至丹を出して貰った薬局に、「二至丹が私の体質に合わなかったのでは?」と聞いてみたのですが、熱を取る薬なので火照ったり、湿疹が出るようなことは絶対ないと言われ、顔の皮膚炎はアトピーが悪化したか、酒さ様皮膚炎がぶり返しているだけと言われました。

 私は酒さ様皮膚炎歴8年になります。
 最初の2〜3年は確かに酷かったのですが、それ以降〜現在は、冬に温度やストーブで頬が火照るのと、少しニキビ様の湿疹が出るくらいまでに回復しています。

 ここまで改善したものが、酷かった時のような状態に戻るということは考えられないし、関係のない頬の下辺りに出たものはアトピーが出ているとだけと言われ、都合の良すぎる話なのでは?と思い、もうこの薬局に通うことは出来なくなりました。
(熱を取る力が強い漢方薬をすぐに郵送すると言われたのですが、何か違うような・・・)

>十味敗毒湯の副作用を治してくれた配合の中の黄連解毒湯を残すべきだったのかもしれません。
 黄連解毒丸(最初のメールで湯と書きましたが、間違えておりました。)は、
 もっと飲みたいと思うくらい調子が良かったと思います。

>症状が安定するまでは少なくとも7〜10日毎に通いつめて、
>必要に応じて配合の微調整を頻繁に行わなければ、直ぐにはフィットした配合が得られないことはしばしばです。
 悪化してしまった皮膚炎が気になりますが、上記のお返事を参考に、焦らず薬局探しをしたいと思います。
(私も桂枝茯苓丸だけで改善どころか、治ってしまったら本当に嬉しいです。)

 この度もどうもありがとうございました。

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GSC_6176 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☔| 酒さ(酒皶)・赤ら顔・酒さ様皮膚炎・ステロイド酒さ | 更新情報をチェックする

2012年10月29日

酒さ様皮膚炎と生理不順の漢方薬

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ASC_6462 posted by (C)ヒゲジジイ

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 20歳〜29歳の女性
簡単なご住所 : 関東地方
お問合せ・ご連絡内容 : 以前に、十味敗毒湯を3ヶ月程服用して悪化したことを相談させて頂いた◎◎と申します。この度も相談させて頂きたく、メール致しました。どうぞ宜しくお願い致します。
 
 近場で漢方薬局を見つけ、6月から現在も通院しております。前回のメールの御返事で色々と教えていただき、そのお陰で漢方薬局に行くことができました。本当にありがとうございました。
 十味敗毒湯で身体に熱がこもった様な状態は、漢方薬を一ヶ月程、服用し改善いたしました。(黄連解毒湯、五涼華、涼血清営顆粒)

 相談の方ですが、私は、顔に酒さ様皮膚炎があり、そこで一緒に診て頂くことになりました。それから生理不順の治療を進められ、二つの症状に良い漢方薬を処方して貰い、半年が経ちました。
 ただ、最近、本当にこのまま続けて良いのか不安を感じています。なぜならば、初診時に進められて付け始めた基礎体温がさらに悪化してしまったからです。

 元々、生理痛もあり、周期も遅れがちです。生理期間は5〜7日以内、量は普通〜少し多め。初診〜二ヶ月程度、基礎体温はガタガタはしていましたが、台形の形がわかる程度でした。
 3ヶ月目からの基礎体温は、更にガタガタになってしまい、台形が全くわからないようになってしまいました。(自律神経が弱く、緊張タイプにはよくあることだと言われました。排卵はしていると言われました。)

 さらに、最近になって、ずっと良かった顔の皮膚炎が悪化してしまいました。酒さ様皮膚炎も火照る範囲が増えた?ような感じがあります。自分が、正しい漢方治療をしてくれる薬局を見つけられなかったのかもしれません。
 それとも、偶然、悪化してしまっただけか、それか漢方薬が合っていないのか、まだ効果が出ていないだけか。不安な気持が基礎体温をガタガタにさせてしまい、顔の状態も悪くなってしまっただけかもしれません。

 厚かましいとは思いますが、以下に、処方された漢方薬とその症状を簡単に記載しております。何かアドバイスなど頂けないでしょうか?今、一番知りたいのは、本当にこれでいいのか?続けていいのか?です。

 6月・7月黄連解毒湯、清営涼血顆粒、五涼華
 ●十味敗毒湯で身体に熱がこもった様な状態が治る。体の湿疹も出にくくなった。

 8月加味逍遥散、清営涼血顆粒、五涼華、弟切草
 ●顔の赤みがあったのと、基礎体温が更にガタガタになってしまったため、加味逍遥散を加える。 弟切草は生理痛改善のため。

 8月半ば〜9月半ば知柏壮健丸、清営涼血顆粒、五涼華、弟切草
 ●基礎体温が変わらないため、顔の赤みにもいいということから、知柏壮健丸に変更。それでも基礎体温が更にガタガタになる。

 9月半ば〜10月半ば二至丹、瀉火利湿顆粒、清営涼血顆粒、五涼華、弟切草
 ●今まで何ともなかった両頬の下の辺りが火照りだし、た赤いブツブツ、浸出液を伴う湿疹ができ、顔全体が痒い。基礎体温も悪化したまま。

 現在杞菊地黄丸、加味逍遥散、竜胆瀉肝湯、涼血清営顆粒
 ●五涼華は夏の薬のため出なくなる。顔の湿疹や火照りは変わらない。基礎体温もガタガタ。

 体質は、淤血タイプで、舌の裏側の静脈が太いです。(漢方薬を飲む前から)酒さ様皮膚炎は冬に温度差で赤く火照ります。大変長文、乱文で申し訳ありませんが、どうか宜しくお願い致します。

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ASC_6654a posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:
 今年の2月のブログ ニキビ治療に十味敗毒湯3ヶ月連用で各所に湿疹が勃発 で体質に合わない十味敗毒湯を3ヶ月も服用し続けて体調がますます悪化したご相談、先ほど読み直してみました。
今回は、その副作用は黄連解毒湯などの服用により解決したものの、酒さ様皮膚炎も一緒に治してもらうつもりが、生理不順の治療も奨められたとのこと

>9月半ば〜10月半ば二至丹、瀉火利湿顆粒、清営涼血顆粒、五涼華、弟切草
●今まで何ともなかった両頬の下の辺りが火照りだし赤いブツブツ、浸出液を伴う湿疹ができ、顔全体が痒い。基礎体温も悪化したまま。

とのことですが、おそらく二至丹がフィットしてないのだろうと思われます。
 ただ、酒さ様皮膚炎と生理不順を治すにしては、些かピント外れの配合のように思えてなりません。

 通われているのは俗に言う「パンダ薬局」のようですが、その薬局さんではパンダの研究会で取り扱う中薬製剤の販売を主体にされるあまり、配合に融通性が乏しいように思われます。
 十味敗毒湯の副作用を治してくれた配合の中の黄連解毒湯を残すべきだったのかもしれません。

 また、瘀血の存在が間違いなければ、貴女の体質がシナモン類の肉桂(桂皮)に敏感に反応して悪影響が出る体質でなければという条件付ですが、桂枝茯苓丸を併用する配合、黄連解毒湯合桂枝茯苓丸からはじめてもよかったのではないかと思われます。

 ともあれ、近くの通える範囲の漢方薬局であれば、デリケートな皮膚病を扱う場合は他の疾患とは異なって、症状が安定するまでは少なくとも7〜10日毎に通いつめて、必要に応じて配合の微調整を頻繁に行わなければ、直ぐにはフィットした配合が得られないことはしばしばです。

 五ヶ月近く通って却って悪化したり湿疹がよけいに出没して来るというのでは通う意味がないので、特定の研究会の製品ばかりを中心に販売される偏った中医学派では、うまく行くとは限らないかもしれません。
 現在通われている薬局では治りが悪いと薬が増えるばかりのようですが、本来ならこんなときは、いったん配合処方を確実に効果があると思われる処方だけに絞り込んで、出直すのが無難なのです。

 その薬局さんではもしも今後も一から出直すという考えがなく、逆に漢方薬が増えるばかりであれば、効果が無い上に配合が複雑になり過ぎて支離滅裂になりかねないので、もっとマシな薬局に変えたほうが無難かもしれません。

 蛇足ながら、酒さ用皮膚炎と生理不順が合併している場合、もしも桂枝茯苓丸がフィットする体質であれば、体質によってはよほど運が良い場合は、黄連解毒湯の併用がなくても、この桂枝茯苓丸だけでほとんど治ってしまう人もおられるくらいです。
(但し、そうではないケースも多く、黄連解毒湯証や消風散証、あるいは茵蔯蒿湯証や葛根黄連黄芩湯証などが合併しているケースなど様々なタイプがあることは言うまでもありません。)
 取り急ぎ、お返事まで。

ASC_6707
ASC_6707 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 00:04| 山口 ☀| 酒さ(酒皶)・赤ら顔・酒さ様皮膚炎・ステロイド酒さ | 更新情報をチェックする

2009年05月01日

酒さに悩まれる某医師に対する弁証論治の一つの案

昨日の続き

おり返し頂いたメール: 中国と日本の考え方の違いは以前雑誌で目にしたことがあります。「日本漢方の将来」興味深く読ませていただきました。

 先生のご指摘どおり、手や足が人より冬でも暖かいことはだいぶ前から自覚しておりました。冬は靴下は必要ですが、時に布団から足を出したくなることもあります。

 さらに10年ほど前、原因不明の腰痛で、ある東洋医学系の治療院を受診したところ腎虚といわれたことを思い出しました。現在も・・・座位での仕事や運動不足の影響もあるでしょうが・・・腰痛を認めます。

 ブラッシングなしで舌を観察したところ、辺縁がわずかに紫がかっており、舌根はやはりやや緑色を呈しています。全体的にはやや白っぽいのは変わりありません。また、目の下の隈もありますがお血によるものでしょうか?

 加味逍遥散はカネボーなど他のメーカーはいかがでしょうか?
以上の点を加味し、先生のご診断に変更なければ、前回頂いたご処方に従い服用を開始したいと思っております。ありがとうございました。

飛び立った雀
飛び立った雀 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール: 今回のご報告では目の下の隈など、瘀血(オケツ)の存在は間違いないと思いますが、腎陰虚があって足が火照ることが折々にあれば、六味丸〜知柏地黄丸まで、可能性の幅があります。

 また加味逍遥散はカネボウがビャクジュツ(白朮)を使用していれば正解です。

 但し、僅かな情報による推論ばかりですので、提示した方法で間違いないと断定できるほど、確かなものではありません。

 それでなくとも、時に、直接通い詰める人でも、何度も弁証分析の修正を繰り返し、確かなピントが合うまでに数ヶ月以上を要することだってしばしばの耄碌ジジイですので、考え方の単なるヒントだと考えて頂ければ幸いです。

スズメの弾丸飛び
スズメの弾丸飛び posted by (C)ヒゲジジイ