2010年05月24日

その口のききかたは何ですかっ!

黄色い嘴
黄色い嘴 posted by (C)ヒゲジジイ

 今日は不甲斐ない日本代表のクソサッカーを観戦したお陰で早寝できなかった(涙。ともあれ、

 毎日まいにち、魔の時間帯は閉店後の夕方6〜7時にかかる電話である。この時間帯の電話はヒゲジジイ一人のときは絶対に取らない。ほとんどが不愉快で不躾なお問い合わせに決まっているからである。

 理由は簡単、本日、月曜日のように慌しい仕事を終わった後、ようやホッとしたのもつかの間。
 受付嬢もぐったりしているところへ、6時半にかかった電話はいきなり「土曜日に行こうと思ってるんですが」

 お休みシフトの頭になっている状態のところへ、いきなり半ドンの忙しい土曜日に来られると電話で一方的に宣言されてもっ、やや驚いた受付嬢が「はあ〜っ」と言ったが最後・・・

 中年女性らしき電話のアルジは鶏冠(とさか)に血が昇ったか血迷ったか、
「その口のききかたは何ですかっ!」と来たっ!

 閉店後に不躾な電話を寄こしながら、このような無礼者の相談に誰が乗るものかっ。
 「もう今日は終わっていますが、何ですかっ?」
という受付嬢の冷静な対応に案の定、
 「それじゃ〜もういいですっ!」
 と来た。
 無礼な電話の典型例は、この魔の時間帯にとても多い。

 常識がある者なら「時間外に(大変)恐縮ですが」の一言があって当然だろうっ。この前口上もナシに、いきなり何をのぼせ上がっているのだろうかっ?
 ようやく仕事が終わってホッとしている時間外に、電話という土足を武器に、厚顔無恥な中年女性にイキナリ悪態をつかれるとは、世も末である。

 先週も忙しい土曜日だったか、いきなり相談を持ちかけられた受付嬢は、電話相談ははじめての人には行なっておりません、のひと言に、
「直接行こうと思ってたけど、じゃや〜もういいですっ!」

 かくして、嫌な客の中には「チョッとお訊ねですが」と来るどころか、いきなり自分の言いたいことを述べ、こちらが臨機応変に相手のマナーレベルに適した応対をすることで、思い上がった客が直接来局される不愉快を避けることができる訳である(苦笑。

 「行こうと思っていたけど、それじゃ〜もういいですっ!」という捨て台詞を受付嬢は毎月何人から聞かされていることか。

 いつも書いているように、激しく神経を消耗する弁証論治の世界に、「お客様は神様」であると勘違いしているような人達に邪魔されたくない。

 常識的なマナーに欠ける人達は、お客様を神様扱いする各業種の大手チェーン店の如き対応が当然だと信じ込んでいるらしいが、お門違いもいいところだっ。
 こちらは相手のマナーと常識レベルに即した対応をするのみ。

 威圧されたり、おべんちゃらを要求されたら弁証論治の世界は完璧に崩壊。ヒゲジジイの思考回路は完璧にフリーズ。
 お帰り頂くのみ。

 それにしても無礼な電話が多過ぎる。

IMGP2605
IMGP2605 posted by (C)ヒゲジジイ



2010年05月15日

ブログやHPを見たその日のうちに電話をかけてくる軽率な人達

嘴が黄色い幼いメジロ
嘴が黄色い幼いメジロ posted by (C)ヒゲジジイ

 今日も夕食後は早速ダウンっ。まるで昏睡である。歳は取りたくないもんだ(涙。それほど神経を消耗し尽くす仕事なのだと今更ながら思い至るのである。

 命の切り売りをしてるんですねっ、と以前から同情してくれる常連さんも何人かいて、
「私より先に死んだら困りますよっ」と年上の女性達に感慨深げに懇願されるのは実に複雑な心境である。

 ところで、こちらは真剣勝負のつもりで頑張っているのに、当方のブログやHPを今日見たばかりという人達が、安易に電話で「ちょっとお訊ねですがっ」とかけられるのはありがた迷惑。
 昨今、またぞろ頻繁である。
 
 店頭でも足が浮腫むんで・・・と口早にまくし立てる人に、受付嬢が「病院には行かれたのですかっ?」と質問するやいなや、「あっそう、病院の処方箋が要るんですかっ?!」と来る。
 こんなせっかちおばさんこそもってのほかである。ここは病院の代用ではない。病院に受診することなくお気軽に便利薬局のつもりで気楽に来られては困る。

 当方に来らている人達は、ブログやHPを見たからといって直ぐに飛びついた人はいない。たとえいたとしても、そのように安易に速効で飛びついた人達は、遠方からやって来ても、いずれも長続きしたなかった。軽率なのである。

 今年の新人さんの中には一年半も熟考して、ようやく決意して来られた人や、一年間の準備期間を経て、万全の体勢で通える条件を整えて来られた人など、いずれも固い決意で突然やって来られている。
 ブログやHPを見たからと言って、その日のうちに電話をかけてくる軽率な人達とは訳が違う。

 せめて一週間くらいしっかり目を通してから考えても遅くはないだろうっ。

 そういう人達では、電話をかけようが店頭に直接来られようが、お断りするのは意外に容易なこともある。
 つまり、受付嬢がどれだけ真剣で深刻であるかを確かめようとちょっと質問しかけるやいなや、直ぐに腹を立てて退散されるからである(苦笑。お客様は神様だと信じ込まれていては水と油である。

 真に本気であれば、直接来られた時の表情と態度が違う。
 こちらも遊び半分でやってるわけじゃなし、昼食がしばしば摂れないのは、昼食時間が取れないというよりも、多くは無い頭を振り絞った挙句の結果であることは既に何度も述べた。

 だから新人さんでお気楽な人やお気軽な人は、無駄な労力で消耗したくないので、最初っから体質的に受け入れることが出来ないのである(苦笑。

 お気楽といっても常連さんやお馴染みさんたちのお気楽とは大きく事情が異なる。互いの切磋琢磨の過去があって後のお気楽とは訳が違うのである(笑。

飛んでるツバメ
飛んでるツバメ posted by (C)ヒゲジジイ

2010年03月11日

寝耳に水「メールの返事はいつもらえるのだろうか?」という匿名者からの電話

メジロの後姿
メジロの後姿 posted by (C)ヒゲジジイ

 夕方、問い合わせメールの返事はいつもらえるのだろうか、という匿名者の督促電話がかかったが、誰のどのメールの問い合わせか皆目見当もつかない。

 常時問い合わせメールが多いが、昨今はブログに転載不可にチェックされていることがほとんどで、あるいは許可するのか不可なのか、いずれにもチェックがないために、ギブ・アンド・テイクが成立しないので、これらはすべてお約束通り返事は返さずに削除している。

 過去、これらのメールにも親切心からお返事したために、大量の資料を送付され、同時に様々な質問攻めにあって辟易したことがあるから、なおさらお約束通り、お返事を返さない。

 そもそもお問い合わせフォームには
ブログ類への掲載をご承認出来ない場合は、その旨お申し出下されば、当方からのお返事も差し控えさせて頂きますので、悪しからず御了承下さいませ。
と目立つように明記している。

 さらには問い合わせフォームの最初の行には、問い合わせの内容によってはお返事できない場合があることも明記している。

 ほとんどがブログに転載不可にチェックがあり、その上、病状を書いて、どの漢方薬を飲んだらよいか教えて欲しいという、安易な問い合わせがあまりに多過ぎるからである。

 本日のようにたとえ電話で督促されても誰のどのメールかも今となっては皆目見当もつかないので、受付嬢はブログに転載不可の場合は原則としてお返事は返さないことを問い合わせフォームにも明記しているはずだから、よくもう一度確かめて欲しいと繰り返し強調して難を逃れていたようだ。

 たまに見られる転載許可にチェックがあっても、特定の漢方薬の入手方法の問い合わせだったり、上記と同様に自分の病状を一二行だけ書いて、自分に効く漢方薬を教えて欲しいという実に安易なメールばかりが続いているから、これらもお返事出来ない。

 いずれにせよ、本日のように電話で督促されても、こちらにとっては寝耳に水。
 受付嬢の報告では、こちらに通えないから漢方処方を教えて欲しかっただけの人のように思えたらしい。

 短絡的な質問ばかりでなく、数々の無理難題を依頼されるメールも昨今あまりに多いので、それらにも当然、お返事不能。

 例外的に著名人や有名人からの問い合わせには、転載許可にチェックがあってもお返事をしながらも転載は遠慮したものもある。

P3051059
P3051059 posted by (C)ボクチンの母

ラベル:迷惑電話

2009年11月07日

お金を送るから漢方薬を送って欲しい

トンビ
トンビ posted by (C)ヒゲジジイ

 またまたお邪魔虫電話である。

 これまで電話で二度も当方の薬局に問い合わせて、受付に二度とも断られたという。
 受付嬢の記憶では、通えるとか通えないとか、煮え切らないのでお断りした人は無数にいるので、誰がどの電話かサッパリ不明だという。

 その二度も断られたという人が、お金をチラつかせたら漢方薬を送ってもらえるという安易な考えを持たれたのかどうか、とにかく金を送るから○○○○という病名だから、漢方薬を送って欲しいという仰天すべき依頼である。

 当然、受付嬢はケンモホロロにお断りしたが、この世の中、どうなっているのやらっ!

 直接通えないという遠方の病人さんが、わざわざこの頑固爺の薬局を選ぶことはないだろう。
 金をチラつかせれば、薬事法違反を平気で犯す儲け主義の薬局は五万とあるが、それらと同列に置かれては沽券に関わる。

 お門違いもいいところである。

 馬鹿も休み休み言えっ、とはこのことである。

どこやらの有名なお誘いネット通販専門薬局がしばしば実態調査と称して囮(おとり)電話の引っ掛け注文をやらせているようだが、もしかするとそのネット通販専門薬局の回し者かもしれない(苦笑。


 話は一転するが、世の中、咽喉もと過ぎれば熱さを忘れる人達こそ五万といる。
 病状が苦しいとて最初は熱心に通い詰めていた人達でも、ちょっと効果が出始めると、続けるべき薬が途切れても何のその。

 数ヶ月も経たないうちに直ぐから無音となって、そういえば悲壮な顔して通っていた癖に、ちょっと効果が出たと喜こぶ間もなく、なんとまあ昨今お目にかからないが、いずれ再発して泣き言を云わぬことだ(苦笑。

ヒヨドリ
ヒヨドリ posted by (C)ヒゲジジイ

2009年11月06日

相変わらずお邪魔虫電話が続く

トンビ
トンビ posted by (C)ヒゲジジイ

 1〜3日まで三日連休を取っているので、そのしわ寄せで4日も5日も延長戦続きでそれぞれ1日で2日分の仕事量だったので流石に今日は閑古鳥が鳴いてくれて一息つけた。

 それにしても忙しい休み明けに狙い撃ちするかのように、お邪魔虫電話が続く。
 ネットで見たという人が多く、深刻な相談内容ならまだしも、遊びに近いような歯切れの悪い相談内容が多い。

 昨日のごときは最も忙しい時間帯に、意味不明な問い合わせで関西地方から明日行くなどという電話には、チョッと待った。
 わざわざ来られるような病状でもない問題で、地元の漢方薬局でも十分な内容である。

 当然お断りしたが、今年は直接やって来られる人達でも、深刻度が足りず、大した病状でもないのに直接やって来られたからには真剣なんだろうとまずは基本の10日分を渡してそれっきりという、実にいい加減な連中が多発した。

 遊び半分の連中をいかに断るか、昨今、ねちねちして真剣みの足らない連中に、きっぱりとお断りするにも相手が歯切れが悪いので、思わず短気が出てしまうこともあるが、これでも昔に比べたら、随分、穏やかになったものだ。

 ともあれ、閑古鳥が鳴いた午前中にも、あてつけのような無言電話が二度かかって、毎回、受話器を取ると直ぐに切られている。

 このブログを書き始めた途端、待ってたかのように常連さんた達が漢方薬の補充購入に来られているが、このブログを書きながらお互いに冗談を飛ばしながらも、漢方相談にヒゲジジイの出る幕はない。

 なお、メール相談は、一般の素人さんからも同業者らしき人達からも、病名治療の漢方薬の問い合わせが続いているが、中医漢方薬学で最も重視する弁証論治の原則に悖る短絡的な質問だからお返事は出来ない。

トンビ
トンビ posted by (C)ヒゲジジイ




2009年09月02日

どうぞどうぞと奨められたいらしい!?

IMGP6809
IMGP6809 posted by (C)ヒゲジジイ

 半年に一回くらいは直接来局される関東からのお馴染みさんと漢方相談を行っている最中のことだった。

 またぞろ電話で直接通う意欲もあやふやな歯切れの悪い問い合わせに、受付嬢が例によってお断りしたあと、以前にも同様の内容で問い合わせがあった同一人物のように思われるが・・・と独り言を云っているのが耳に入ったそのお馴染みさんが、かなり的確な分析をしてくれた。

 どうぞどうぞと奨めてほしいんですよ。
 その心理、私も以前はそうだったのでよく理解できるのですが、それで何度も痛い目に逢って来たので、どうぞどうぞの巧言令色の手にはもう乗りませんよ。
 豪華な舞台装置で雰囲気は素晴らしくても、ほとんどが売らんかな主義の薬局ばかりに出合って、一向に効き目がでなかった。
 以前なら問題外と思って絶対にパスしていた無愛想な村田漢方堂薬局のサイトが却ってマシかもしれないと思って、遠路はるばる来た甲斐があったというものですよ、という主旨である。

 しばしばかかる歯切れの悪いお問い合わせの数々の患者さん心理を的確に分析してくれた訳だが、もちろん、当方とてよく分かっていることである。

 こちらがどうぞどうぞと揉み手をしないと来れないような煮え切らない人達まで来て欲しいとは思わないっ。

 こちらだって真剣勝負でへとへとになるまで無い頭を振り絞る神経消耗戦の仕事に、相手があやふやな態度や思わせぶりであっては、一気にやる気が削がれて、まったく戦意喪失である。

 それにしても強い決意も出来ないうちから、煮え切らない電話の問い合わせがこうまで頻繁にかかると、仕事の邪魔になること甚大である。

 煮え切らないうちから電話で問い合わされたところで、どうぞどうぞと奨めることは絶対にあり得ないどころか、受付嬢はお断りばかりに専念するのが通例である。

IMGP6814
IMGP6814 posted by (C)ヒゲジジイ


2009年08月28日

意義のある電話のお問い合わせと無益な問い合わせ

IMGP6763
IMGP6763 posted by (C)ボクチンの母

 今週は店頭の相談時間が多い日が続き、同時に店頭にお気楽な人達の訪問も多くて忙しい傍らではお断りせざるを得ない訪問者も多かった。

 本日は珍しく意義のある電話のお問い合わせが続いたが、お一人などは早速、来局された。これまでも何度も迷った挙句に意を決して来られただけに、真剣な御相談者だった。

 もう一つは県外の遠方から通い詰める決意の電話で、念のための受け入れ確認で、諸条件が整っているので二つ返事で受付嬢がお答えしていた。

 ところが、集荷に時間が近づいたもっとも忙しい荷造りの時間帯に限って、ちょっとお訊ねですが・・・にはじまって紫雲膏はありますか? 亜鉛華軟膏はありますか? 何か痒み止めの軟膏はありますか? などと、当方にはまったくお門違いの質問攻めに合う受付嬢は、多数の送り注文の荷造りが残っているので軟膏類は紫雲膏以外は置いてないし、これまでお使いの紫雲膏とは製造会社が違うので云々と遠まわしにお断りしても、だらだらと思わせぶりな質問が延々と続くので、とうとうしびれを切らして「もういいですかっ?」と云えば、「それならもういいですっ!」とようやく電話を切ることが出来た。

 思わせぶりな電話に付き合っているほど暇な薬局ではないのだが、電話の主(あるじ)のように、客ならなんでも我儘が通用すると思う方が、お門違いも甚だしい。

 だらだらした電話に受付嬢が付き合っている最中、少ないスタッフ一同は発送係主任でもある受付嬢の手が塞がっているので能率がガタ落ち。
 発送に間に合わないのではないかとハラハラし通しであることなど、思わせぶりな電話の主はチラッとくらいでも想像できないのだろうか?
 
 最近、このような意図が不明なお問い合わせ電話が爆発的に増える中、それでも本日は意義ある能率的なお問い合わせ電話が二つも続いたのは珍しいことだった(苦笑。

 また、上記のようなだらだらと思わせぶりな電話とは異なり、関東や東海地方などから、もしかすると同業者が探りを入れるためにかけているのでは・・・と勘ぐりたくなるような電話は6月以降、実に多いのである。
 つまり、遠方だから行けないので・・・と電話相談を申し込む図々しい輩が増え続けているのは、どうしたことだろう。

 巧妙にも代理発送人なるものを仕立てて、6月以降も新規の人に発送を行っている同業者が多い中、同様なことを当方でもやっているのではないかと探りを入れている可能性が高い。

 迷惑電話が頻繁な昨今、一方的に得て勝手な電話をかけられて仕事の邪魔をされるくらいなら、いっそのこと電話機をゴミ箱に棄ててしまおうかとさえ思っている。

 しかしながら、常連さんやお馴染みさんたちの折々の漢方相談や補充注文には欠かせない大事な電話機だから、そうもいかないジレンマっ(苦笑。

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DSC_6253 posted by (C)ボクチンの母


2009年08月21日

ネットで「見た」と「読んだ」では大違いっ!

無題
無題 posted by (C)ヒゲジジイ

 本日も忙しい最中に、典型的な有難迷惑なお問い合わせ電話があった。
 典型的というのはネットで「見た」と言われる通り、東海地方から遠方ゆえ、直接通えないが「子宮筋腫」で既に桂枝茯苓丸などを医師の処方で服用中であるが云々・・・電話でどうしろと言うのか意味不明である。

 当方のHPやブログを御覧になっても読んだわけではない証拠に、直接来られない人の電話相談は行ってないと明記しているのを知らないのである。
 そのような人達から、安易に電話をかけられても受付嬢はお断りする以外にどうしようもないだろう。

 6月以降の新人さんでも、根性のある人達はたとえどんなに遠方であっても新幹線やマイカーを利用されて何度も通い詰めておられる人も多い。
 本日だけでもかなり遠方の県外から二度目の来訪や、既に一年半以上県外から通い詰められておられる人、あるいは三年ぶりに関東から来られた人もいた。

 6月以降の新人さんでなくとも、数年前から関西地方や隣県レベルであれば、新幹線やマイカーを利用して通い詰められている人も珍しくないのである。
 但し、旅行による体力消耗がアダになる可能性のある疾患では、きっぱりとお断りすることもある。

 もちろんクレーマーや脅しをかける人、ありいは思わせぶりな人やちやほやして欲しい人などは断じてお断りである。

 要するに根性の問題なのである

 それゆえ、子宮筋腫のようなたいそうな疾患でもないレベルで、通うつもりも無い人が安易に電話をかけて来られるなどは問題外である。

 ネットで「見た」と「読んだ」では大違い

無題
無題 posted by (C)ヒゲジジイ


2009年08月11日

久しぶりに静かだった月曜日

シオカラトンボが飛んでいる
シオカラトンボが飛んでいる posted by (C)ヒゲジジイ

 何が静かかといって、もちろん電話である。

 本来の電話の重要な役割であるやや高齢になる常連さんからの補充注文や取引関係からの電話以外は、仕事中にお邪魔虫電話は皆無な珍しい日だった。

 比較的のんびりした月曜日ではあったが、最近のお馴染みさんが午後からポツリポツリと続いて、気が付いたら午後7時半近くまで延長戦となっていた。

 ところが、閉店後にかかった電話は投資の勧誘電話。

 もともと通常でも閉店後の午後6〜8時にかかる電話の9割以上がお邪魔虫電話である。
 また、一週間を通じてもこの時間帯の殆どは業者による勧誘電話や「ちょっとお訊ねですが・・・」のありがた迷惑な電話ばかり。

 だから村田漢方堂薬局では閉店後の魔の時間帯ということになっている(苦笑。

 ブログに書いた効果が出たのかもしれないが、ほんの一時的な効果にしか過ぎないだろう。

 毎日まいにち、仕事の邪魔になる電話には、一生悩まされ続けることだろう。

カモメのジョナサンどこへ行く?
カモメのジョナサンどこへ行く? posted by (C)ヒゲジジイ



2009年08月08日

不躾な電話が多過ぎる

カワラヒワ
カワラヒワ posted by (C)ヒゲジジイ

 今日も電話で受付嬢が悪態をつかれて立腹していた。

 いきなり桔梗の薬効を訊ねるので、単品で服用することはあり得ないこと、指名買いは危険だから販売しないことなどを伝えると、てめえ〜薬剤師だろうが云々と悪態の限りを尽くされていた。

 これが年配の女性の仕業であるから日本も終わりである。

 誰とも知れない奴らに電話でうかつなことを答えて言質を取られてたまるものかっ!

 税金でメシ食っている保健所や薬務課の偉い先生方がたくさんいらっしゃるのだから、そちらで質問しろと言ってやることにしよう。

 こちらは税金をしっかり払っている民間の弱小漢方薬局である。

 いきなり人の仕事の邪魔をするなり、返事が気に入らないといって悪態をつかれたのでは堪ったものではない。

 日本国中には市民の税金で雇われている薬務課の偉い先生方がおられるのだから、そちらに質問するのが筋だろうっ!

 それにしても、電話で悪態をつくロクデモない人達に比べ、村田漢方堂薬局に出入りする常連さんやお馴染みさんたちのマナーのよいことといったら、まるで世間とは別世界である。
 これだけは自慢してもし過ぎということはない(笑。

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DSC00835 posted by (C)ヒゲジジイ


2009年08月05日

最近またまたお断りせざるを得ない電話の問い合わせが滅茶苦茶多いっ!

タムロンのSP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001) を使った撮影テスト
タムロンのSP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001) を使った撮影テスト posted by (C)ヒゲジジイ

電話でのお問い合わせは殆どお断りする結果になる理由の続編である。

 そもそも長々と電話で問い合わせること事体が、断って欲しいという依頼にしか聞こえないのがヒゲジジイのヒゲジジイたる所以である。

 それにしても昨今、仕事に邪魔になるお問い合わせ電話が多過ぎる。
 本日だけでも3本である。昨日も長い時間をかけて受付嬢がお断りしていた。

 アトピー性皮膚炎の相談に母親がしゃしゃり出て本人(成人)の意欲も分からないのに、一ヶ月分の値段はいくらか? これまで飲んでいた漢方で少しは良かったのだが、本人は関東にいるが、通わせるから・・・と本人が問い合わせるならまだしも、母親がしゃしゃり出ること事体でもお断りするに十分であり、一ヶ月分の値段を執拗に知りたがること事体でもお断りする理由は完全に揃っている。

 そもそも村田漢方堂薬局には一ヶ月分という定義がない。
 極めてデリケートなアトピー性皮膚炎では、まずは延々と10日分毎で経過観察と微調整の繰り返しである。(まとめ買いできるのは安定した効果が確認出来る時期が到来して以後のことである。)

 こちらの流儀に従えない人はお断りするに十分な資格?がある(苦笑。

 加えて、本人の意欲がみえない問い合わせはきっぱりとお断りであり、遠方から来られる人はなおさらである。

 先日もちょうど丸二年目で二周年記念のおつもりか、突然、東海地方からアトピーがかなり寛解した人が二泊三日で久しぶりに来られたが、すでに何度も通われた過去があるから今日があるのである。

 また、必要に応じてメールでの交信も頻繁に能率よく行っている。

 そのような御本人の強い意志と努力がなければ、よい結果が伴わないことは目に見えているので、見込みがないと判断される場合はお断りせざるを得ない。
 そのような人達が強引に来られたとて、不快感が先に走って、無い頭がますます凍って作働しなくなる。

 そして極めつけは、薬局が立て込んで忙しい最中に次なる電話は、

 漢方薬が飲みたいとおもうんですが・・・オタクは保険が利きますか?

 バカも休みやすみ云ひたまへっ

タムロンのSP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001) を使った撮影テスト
タムロンのSP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001) を使った撮影テスト posted by (C)ヒゲジジイ


2009年06月06日

普通の人も相談に乗ってもらえますかっ?

アマリリス
アマリリス posted by (C)ヒゲジジイ

 ここ数年来「普通の人も相談に乗ってもらえますかっ?」というお問い合わせ電話がある。
 同一人物ではなく、まったくそれぞれ異なる人達からのお問い合わせである。毎年10名ずつくらいはあるだろう。

 昨日も慌しい夕方にかかった女性の電話にも、いつものように受付嬢が丁重?にお断りしている。意味不明で薄気味悪いからである。

 長い間、禅問答や公案のように意味が分からず不思議に思っていたが、突然疑問が氷解した。
 要するにお気軽な相談者も受け入れてもらえますかっ?という意味だったのだろう。いや、だろうではなく、間違いなくその意味に違いない。

 やっぱりすべてお断りしていて正解だった。普通の人、つまりお気軽な相談では、気合が入らないし、若い頃に随分経験したことだが、単なる時間つぶしに利用されてはかなわない。

 あるいは病院で言えないことの愚痴や、八つ当たりに使われるだけで、時間を浪費させられたあけぐ、よく考えてまた出直しますでは、無い頭を振り絞った弁証論治も無駄になる。

 この歳になって二度とあのような無力感を味わいたくもない。残り少ない人生なのだっ。

 客面(キャクヅラ)された挙句に、貴重な時間を奪われて「また考えて出直します」と言われた時の徒労感を味わうくらいなら、最初からお断りしておくに限るのである。

 中医漢方薬学に賭けてみようという意気込みがない人はお断り。
 迷っている段階の人も相談には乗れない。

 納得してもらったり説得するくらいなら、逆にあきらめてもらう努力をするほうが、はるかに気が楽なのである(苦笑。

DSC02188
DSC02188 posted by (C)ヒゲジジイ

2009年05月28日

突然に子供さんやご高齢者を引率して来られても、常連さんやお馴染みさんのご家族でもない限りは無駄足です

ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳)
ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳) posted by (C)ヒゲジジイ

 常連さんやお馴染みさんのご家族でもない限りは、初めての人達がご家族の心配からご高齢者や子供さんを連れて来られても、成功率はとても低い。
 だから、スタッフの少ない村田漢方堂薬局では、お互いの無駄な労力を惜しむあまり、昨今では最初から全面的にお断りしている。

 無駄と分かっていて、心身ともに消耗の激しい弁証論治の思案に熱が入る訳がない。

 ご本人でもない御家族からお電話やメールの問い合わせにお断りすることにも、ものすごいストレスと精神的な消耗も激しい。

 まさかケンモホロロに断る訳にも行かず、さりとて本音をぶちあけてしまえば、病気でお困りのご本人やご家族の気分を害しては申し訳ないなどと遠慮が出ていたが、昨今は当方の忸怩たるジレンマの足下をさらうかのように頻繁に同類の問い合わせがあるので、とうとうこちらも居直ってしまった。

 駄目なものはダメだ。

 ご本人みずからの意志で、強い決意のもと、賭けのつもりで来られる真摯な人でなければ、お断りである。
 実際にそのような真面目な人達が常に途切れることがない。

 最初はとても緊張した面持ちで来られる人ばかりだが、その誠実さがこちらの胸を打つのである。

 テレビやマスコミでしたり顔した識者といわれるコメンテータ達が眉間に皺を寄せるがごとき偽善は真っ平だ。
 あんまりきれいごとをぬかすなよっ。

 こちらは真剣勝負で頑張っているが、出来ることと出来ないことがある。
 例外は、常連さんやお馴染みさんのご家族だけである。

ゼラニウム
ゼラニウム posted by (C)ヒゲジジイ


2009年05月27日

腹立たしい日本的イジメ社会の現実

言わずと知れたカラスですよっ
言わずと知れたカラスですよっ posted by (C)ヒゲジジイ

 一昨日のブログの中に
ご高齢者や子供さんの御相談は、そのご家族が既に当方の漢方薬の利用者である場合に限らせてもらっている。さもなければ意思の疎通がはかれないからである。

 話はそれるが、昨今しばしば、御家族の依頼で子供さんや御高齢者を連れて行くので漢方薬を購入できないだろうかという質問メールや電話が頻繁である。
 残念ながら、当方はスタッフが少ないのですべてお断りさせていただいている。

 子供さんや御高齢者の御相談は、その御家族が当方の漢方利用経験者であることを必須条件にさせてもらっている。
と書いていたところ、ここを読んだと言いながらも、ご高齢者や子供さんの漢方相談に乗って欲しいというご家族の依頼が殺到して頭に来ているっ!

 書かなければよかったと後悔しているが、わざわざお断りしている内容を敢えてやって欲しいと申し込む根性が理解できない。しかも遠方の人達ばかりなのであるっ!

 昨今の日本社会というものは、上は厚生労働省のような反日組織を代表とし、世間一般の社会風潮も同様にイジメ社会と成り下がっているのはいまさらいうまでもないが・・・病気を盾にすれば水戸御老公の印籠とばかりに、なんでも可能と思うのは大間違い。

 当方とて同じ人間、ぎりぎりの体力と精神力で少ないスタッフでがんばっているのだ。
 だから漢方相談薬局として、できることとできないことをキッパリとHPやブログに明記して来たつもりだが、それを敢えて強行突破を試みようとされる人達の神経がまったく理解出来ないっ!

 これがイジメ社会の日本の現実なのだろうっ

早朝曇天ムクドリの飛翔
早朝曇天ムクドリの飛翔 posted by (C)ヒゲジジイ


2009年05月15日

電話で来局を予告された人は全員来なかった

 だから電話は信用できないのである。
 今月だけの話ではあるが、他にも得体の知れない業者からの様々な勧誘があるし、ロクな電話がかかってこない。

 村田漢方堂薬局の電話というものは、大切な常連さんやお馴染みさんの補充注文や電話相談のためにあるのだから、妨害しないでほしい。

 電話でわざわざ来局を予告されるのは構わないが、こちらの受付がおべんちゃらを言わないからといって、それでなくとも不安なところへ決心が揺らぐのかもしれないが、一方的な来局予告をこれまた一方的にすっぽかすのである。

 これが本気かどうかの最初の関門であるから止むを得ない。本気の人達はその不安を乗り越えて、人生の大きな一つの賭けに出て来られるのである。

 しかしながら、そもそも電話で予告される人の全部とは言わないが、多くの人は明らかにお愛想を期待しているのか、行ってやってもいいぞ、という雰囲気が見えみえなのである。
 だから電話の応対にも気合が入らない。

 そのような人達に限って、店を開ける寸前の最も忙しい時間帯にかけられるのでありがた迷惑なのである。

 それでなくとも立派な人材が集まっているはずの日本の官僚たちの横暴な振る舞いからも類推できるように、この日本国に住まう国民の精神的な堕落が目に余る昨今である。

 こちらは受け入れ態勢において、まさかクレーマーではあるまいなっと、常に警戒を怠らないのである。

 だから実際に来られる人は、多くは緊張の面持ちで決死の覚悟で来られるから、気合が違うのである。
 そしていずれの人も、自身でも真の漢方薬、中医漢方薬学の流儀を少しずつでも理解しようと努力される人達である。

 自慢じゃないが、今年は例年に無く速効例が頻出しているが、それはお互いの気合によるもので、これを禅語ではソッタクドウジと言う。

 速効例が頻出しているからといって、すぐすぐ根治したり体質改善が短期間で行われるわけではないので、運よく速効が得られた人ほど油断大敵であることを心すべきであ〜るっ。

可愛いヘリコプターの日常
可愛いヘリコプターの日常 posted by (C)ヒゲジジイ

2009年05月07日

気に入る返事がないと無礼者に豹変する匿名の女性たち

 ネット上では匿名の発言が氾濫しているだけに、巧言令色どころか、かなり好き勝手で無責任な発言が目に付いて仕方がないが、電話による匿名のお問い合わせも大同小異である。

 ところが、時には本日のように、とても耳に心地よい丁重で控えめな電話を受けることもある。

 黄柏(おうばく)は高血圧の者でも飲んでよいだろうか?

 という質問であるが、当然、見ず知らずの人に、熱実や湿熱の症候があるのかどうかの体質など電話で簡単に見分けが付くものでもなし、もしもひどい虚寒証だったらどうする。
 第一、こちらは常連さんの補充注文や電話やメールによる補充注文などでてんてこ舞いの最中である。

 「購入されたところでお訊ね下さい」と受付嬢が答えると、「いやそうじゃなくって〜人からもらったので・・・」と来たので、「それでしたらもらった人にお訊ね下さい。こちらは今、お店が混雑していますので・・・」と困惑した受付嬢が、このような言葉を発するまもなく、何のご挨拶もなく突然、無言のままバシャリっ!と切られる。

 この電話の前には電話相談の申込者がおられたが、初めての場合の電話相談はお断りで、一度は来られないとと言えば、お問い合わせフォームから質問してもよいか?という質問に対しては、ブログに利用させてもらえるならという条件を言えば、プツリっ。

 昨今、意に沿わないと突然豹変する実に無礼な女性の電話が多いのである。
 ありがとうが言えないまでも「分かりました」の一言くらい述べて切るのが礼儀だろう。

 話している途中に突然、バシャリっ! はないだろうっ。

日本男児
日本男児 posted by (C)ヒゲジジイ


2009年04月21日

電話で突然、あまりにも不躾な「○○○病なんですが、何を飲んだら治りますか?」という質問をされて困惑する受付嬢

漢方薬に取り付くお邪魔虫
漢方薬に取り付くお邪魔虫 posted by (C)ヒゲジジイ

 春になって気候の変動のせいか、またぞろ不躾な電話による問い合わせが増えている。

 薬局店頭のほうでは、昨日も新人さんが3人、本日でも2名、県外から通って来られる人も昨日も今日も複数続いており、少人数の薬局ではてんてこ舞いしている時間帯も多い。

 そういう最中に「何を飲んだらよいですか?」とか「何を飲んだら治るか教えて下さい」という、いきなり不躾な質問には、いくらベテランの受付嬢でも困惑するのはもっともで、店頭が忙しい最中にお断りするのに四苦八苦している。

 止むを得ずこちらから大声で、皆さん待ってるのだから、早くお断りしなさいっ! よそに当たってもらうようにっ! と叫ぶヒゲジジイっ ←手間取るお邪魔虫電話に店頭の大事な仕事が滞ってしまい、本当にカッカっイライラしているっ!

 同様な質問を病院にかけてやってみろ、と言いたいくらいだ。


 相変わらず世の中はマナー違反を当然の権利であると勘違いし、病を持つ特権階級の患者様意識が定着したのだろうか?

漢方薬に取り付くお邪魔虫
漢方薬に取り付くお邪魔虫 posted by (C)ヒゲジジイ

2009年02月03日

ネット相談や電話相談だけで済まそうとする安易な人達

 あの人達は一体、いつになったら気がつくのだろうか? といつも思う。

 ネット相談や電話相談だけで漢方薬を調達して一向に効果がないからと転々とネット通販の漢方相談をハシゴして回り、挙句の果ては電話相談は受け付けないと明記しているヒゲジジイの薬局にまで電話をかけてくる。

 好い加減に懲りて、直接一度は出向いて漢方相談を受けるべきだという点に、いつまでも気付かない不思議な人達である。健康はお金だけで買えるものではない。安易な方法で手に入ると思うのは勘違いも甚だしい。

 遠方だから行けないので、電話相談に乗ってもらえないだろうか? という実に性懲りない連中である。
 たしかに金儲けを優先すれば安易な話に乗ってやってもよいが、それでなくとも難しい漢方薬の弁証論治、お気楽な話に乗ってばかりいると落ちるところまで堕ちてしまう。

 そんな堕落した道は断じてプライドが許さない(苦笑。これが一匹狼の矜持というものである。

 今日もわざわざ来れもしない北海道から、安易なネット相談ばかりに頼って効果が無いと嘆く電話がかかって来た。

 おたくは電話相談はされないそうですが・・・という前置きだが、それを知っててどうして電話をかけて来るのだろうかっ。(電話相談は最低限一度は来局され、実際に漢方薬を購入されて継続中の人や常連さんたちのために必須であるから、無駄に時間を浪費する仕事の邪魔になるお電話はご遠慮願いたい。)

 それほど重大な難病でもないのに、地元で通える範囲の漢方薬局に直接出向くべき ことを諭しても、地元にはナイっ!と断言するのである。

 嘘をツケっ、地元で探す苦労を厭って、安易な道ばかりを模索することがいかに間違っているか、好い加減に悟ってもよい頃であろうに、縁無き衆生とは、まさに馬の耳に念仏である。

2009年01月30日

迷いぬいた挙句、意を決してやって来たという人達

 そんな人達ばかりである。村田漢方堂薬局のHPやブログをご覧になって来られた人達の多くが、異口同音に言われる言葉である。

 遠路はるばる訪ねて来ても、断られるのではないかという不安、写真を見ていると、とても怖そうだから足がひるんだなど・・・。

 そんな思いで考え抜いた挙句に来られる人達は、真剣・真面目な人達ばかりだから、こちらではますます本腰を入れて無い頭を振り絞る気になるのである。

 あんまり最初っからお気軽に来られたのでは、こちらは気合が入らない。そちらがお気楽やお気軽なら、トウヘンボクの虫が騒いで、お気楽にお断りしてしまうだろう(苦笑。
 実にイヤ〜な性格です。どこかが壊れているのでしょう、きっと。

 上述のような決意で、しかも数日前に車で数時間の行程を下見に来られてまで意を決して来られた人は、文句なしに受け入れた。

 次に、病院に行って薬をもらうほどでもないが、冷え症が気になるので漢方薬を調合してくれないか、と直接来られた人には、その程度なら●●薬局さんなら大歓迎で受け入れてくれるはずだから、そちらに行かれたほうがよいですよっと、ていよくお断りした。

 立て込んでいるときに電話があって、受付嬢の手が塞がっていたので、漢方相談の最中にもかかわらず、それを中断してヒゲジジイが受話器を取ると、今から行ってよいかといういかにも真剣そうな女性の声。
 忙しい最中で、とやかく質問する時間も惜しかったので、うっかり受け入れてしまったところ、案の定、音沙汰なしっ!
 これだから正体不明の電話はまったく信用がならないのである。

メジロ

2007年12月15日

漢方薬は太らす作用でもあるんですか?



 一昨日、午後の発送準備に多忙を極める中にかかって来た迷惑電話。
「漢方薬には太らす作用でもあるんですか!?」
とやや怒りを含んだ詰問調で、どこの薬局か病院で出された漢方かは不明だが、当方とは無関係な女性からの問い合わせである。
 当然のことながら、
出されているところでお訊ね下さい。」と気忙しく愚問に対する返事を断った。

 ところがまったく偶然のことながら、この日の午前中に次のよう同様な質問を受けたばかりだった。
 一週間毎に通ってもらってまだ一ヶ月くらいの女性に、漢方薬を服用しはじめて1〜2Kgも太ってしまったよ、と愚痴を言われたばかりだった(苦笑)。

 初回から比較的順調で、毎週、配合処方を加えて多種類の併用となっているが、複数の諸症状が明らかに順調な経過でホッとしている矢先のことである。

 おなかの脂肪が取れる人が多い茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)も併用しているので、少しは痩せるかと期待していたのに、逆に太ったではないかという申告には馬耳東風。
 病弱なんだから栄養失調のガリガリになるよか、少しは体重が増した方が健全なのよ〜〜〜と嘯(うそぶ)くばかりである(笑)。焼肉を外食するくらいだから体重が増えても当然だろう。

 病歴のとても長かった主訴ともども、その他に併発していた様々な病状も速効で効いている部分が複数もあるのだから、聞く耳を持たないのは当然である(呵呵)。