2017年06月15日

やや高齢の女性達の間質性膀胱炎は、漢方薬でよく奏効するが・・・

2010年6月15日のボクチン(6歳)
2010年6月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 病院で間質性膀胱炎と診断されて、西洋医学治療はもとより、ツムラ漢方でも治らなかった人達。

 中でも、たまたま3種類のエキス製品(2種類の方剤と1種類の中草薬)の組み合わせで、偶然まったく同じ配合内容で、3名の女性たちが、同じようによく奏効している。

 そのうち2名は、比較的短期間で即効を得ている。

 念を入れて1年以上続ける人が多いが、まったく無症状になったので、連用に飽きが来て、一種類を減らしたり、服用回数を激減さえていると、半年くらいでやや再発気味になる。
 もとに戻すと、多くはまた短期間で無症状となる。

 中には、いつになったら根治するのですか?と問われるので、年齢を考えると、無期限に続けたってよいのではないでしょうか、と答えたいところである。

 内容的にも老化予防や、多少ともがん予防にもなるかもしれない内容でもあるのだから、年齢を考えるとな〜と思うのだが、これが漢方薬の絶大なる価値を認める常連さんたちの健康意識とは、大きく異なるところのようである。

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2010年6月15日のボクチン(6歳)
2010年6月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2017年01月17日

今年もまた猪苓湯+石流茶のお世話になりました

2011年01年16日のボクチン(6歳)
2011年01年16日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 寒気に伴って、ますます空気の乾燥が増すのは、エアコンをかけっぱなしの生活が続くから、室内の湿度は28パーセント。

 例によって数日前から、左下腹部の鈍痛を折々に感じて不愉快。

 結果的に、水分補給が間に合わなかったと思われる。

 いつものパターンで、明らかな尿路結石の兆候である。

 日ごろから予防しておけばよいのに、服用を怠っていた猪苓湯+石流茶のみならず、この度の弁証論治にもとづき、大柴胡湯+杞菊地黄丸を加えて服用を開始したところ、2回目を飲んだところで、不気味な鈍痛は、ほとんど雲散霧消!

 しばらく続ける必要があるが、どこまで続くことやら。

 ともあれ、いつも即効が得られるのは、ヒゲジジイの前世の行いがよかったからか? あるいは猪苓湯+石流茶のみならず、大柴胡湯や杞菊地黄丸の品質がよいからなのか? 

 おそらく両者いずれもが相俟ってのことだろう(呵々。

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2011年01年16日のボクチン(6歳)
2011年01年16日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年07月25日

とても頑固な間質性膀胱炎の場合の2例

2009年7月25日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月25日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 七十代の女性の場合、繰り返し細菌性の膀胱炎を繰り返すうちに、抗生物質が効かなくなって、よく調べたら細菌が発見されないのに、常時不快症状が続く間質性膀胱炎と診断されるに至った。

 病院治療では治らないので、漢方薬を求めて来局。

 例によって猪苓湯+六味丸+白花蛇舌草で、良い時もあるがそうでもないことを繰り返し、いつまでも完全にはスッキリとは行かない。

 途中、八味丸に切り替えたときもあったが、逆効果だったので、観念して上記の三種類で持久戦となった。

 ようやく十ヶ月近くになって、ようやく最近はとても調子がよい日々が続いているといわれる。

 もうお一人は、中年近い女性の場合。
 猪苓湯+六味丸で劇的な即効を得ていたが、一ヶ月後には元の木阿弥となった。

 そこで清心蓮子飲を追加したりなどすると却って悪化するといわれる。

 猪苓湯+六味丸に白花蛇舌草を加えると、再度、しばらくは無症状となって喜んでいたが、次第にもとに戻りはじめたので、猪苓湯+六味丸だけにするとまた症状が治まって数か月以上。

 ところが、漢方薬を服用する前ほどではないが、最近になってまた再発したといわれる。

 荊芥連翹湯や芍薬甘草湯などを追加してみても、却って逆効果だと言われるので、上記の女性のように、猪苓湯と六味丸+白花蛇舌草の三種類を主体で、持久戦で行くべきかと考えたが、一度すべてを中止してみて、どの程度、漢方薬が役立っているのか、効き目が本当になくなったのかを確かめてもらうことにした。

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2009年7月25日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月25日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 

2016年07月15日

石流茶は、煎じた味とそっくりだ!、と喜ばれた

ヒゲジジイ愛用の石流茶
ヒゲジジイ愛用の石流茶 posted by (C)ボクチンの母

 繰り返し胆石が生じる女性が、以前から柴胡剤とともに連銭草と裏白樫を一緒に煎じて愛用されていたという。

 煎じなくてよい石流茶があることを知って、試してみたところ、煎じたものとまったく同じ味だったと感激されていた。

 当然といえば、とうぜんのようだが、煎じたものとまったく同じ製法で抽出したものだから、というより、製造元のコタローさんに、ヒゲジジイがいつもながら、口うるさく要求した通りに努力してくれたお陰である(苦笑。

 ともあれ、発汗する機会が増える猛暑に向かって、小便が濃くなって尿路結石で苦しむ人が爆発的に増える季節。

 このお茶で猪苓湯を常用している人が増えている。

 先日も、数ヶ月の間、病院治療やウラジロガシのお茶類などを続けても、どうしても出なかった石が、送ってあげた某メーカーの猪苓湯と、この石流茶に切り替えてもらったところ、15日ですっきり排石できたと喜ばれ、数ヶ月分をまとめ買いされた人もある。

 前者も後者も、いずれも県外から来られた人達のお話し。

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2010年7月15日のボクチン(6歳)
2010年7月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

タグ:石流茶

2015年11月20日

間質性膀胱炎と診断された人こそ、過去に繰り返す細菌性膀胱炎の病歴がある人が断然多い

2009年11月21日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月21日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨今流行の間質性膀胱炎と診断されて、病院治療で治らないので、漢方相談を受けることが多い。
 
 ところが、よくよく問い質してみると、村田漢方堂薬局で相談を受ける限りでは、過去に細菌性膀胱炎を繰り返していた人が多い。

 しかも、いずれの人も繰り返し投与されていた抗生物質の効き目が次第に悪くなり、最終的には尿検査で細菌が見られなくなっても、膀胱炎症状が取れなくなっている。

 このように過去に細菌性膀胱炎の病歴がある人の間質性膀胱炎は、抗菌的に作用する漢方薬や中草薬の配慮が必須となる。
 たとえ、尿検査で細菌が発見されなくなっても、膀胱内壁や尿道壁に細菌がへばりついて眠っているだけだというイメージが必要と思われる。

 要するに間質性膀胱炎と診断されていても、細菌性膀胱炎が潜在していると考えた方が現実的だろう、ということである。

 だから、いずれの人も猪苓湯を主体にした抗菌的な漢方薬や中草薬の併用を必須として、それで効果が上がっている。

 要するに、間質性膀胱炎と診断された多くの人が、漢方的には細菌性膀胱炎と共通した漢方薬類の組み合わせで、十分に根治可能という印象が強い。

 蛇足ながら、抗生物質が効かなくなった慢性の膀胱炎は当然として、男性の慢性前立腺炎はもとより、痔瘻、慢性化膿性骨髄炎、肺膿瘍などにも、過去の経験ではいずれも適切な漢方薬類の長期連用で根治した例が多いので、当然のことながら、細菌性膀胱炎で抗生物質が効かなくなったケースでも、十分に漢方薬で対処できて当然だろう。

 肝質性膀胱炎と診断されている人が、突然、細菌性膀胱炎に見舞われたというケースにもしばしば遭遇するが、やはり抗生物質を連用しても無効だと言われる人が多いのだが、そのことから考えても、間質性膀胱炎と診断されている人でも、尿から細菌が発見できないからといっても、多くは慢性的な細菌感染を無視できないように思われる。
 
 抗生物質が効かなくなった慢性の細菌感染関連疾患には、適切な漢方薬の配合によって、かなり多くの場合、治癒に導くことが可能なのではないかという印象が強いのである。

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2009年11月21日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月21日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 

2015年10月29日

こんな杜撰な飲み方でも腎臓結石がはじめて消えたり小さくなったり (人のことは言えないけど・苦笑)

2010年10月29日のちゃとらのボクチンちん(6歳)
2010年10月29日のちゃとらのボクチンちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 30年来の腎臓結石を患う某製薬メーカーの営業所長さんが、突然、本日やって来られた。

 4ヶ月ぶりくらいの訪問だが、今日はお礼に参ったとのお話し。

 以前、ヒゲジジイがアドバイスした通りに、猪苓湯と桂枝茯苓丸(これは御自身の判断)+石流茶というお茶で服用すること4ヶ月。
 但し、2ヶ月分を4ヶ月かかって服用したのだといわれる。

 昨日の検査では、1.2cmの石が完全に消滅しており、1.7cmと1.4cmの石は、それぞれ5mmに縮小。
 このお陰で、もう検査には来なくてよいと言われたという。

 30年来の腎臓結石患者さんとはいえ、数年前には、あまりに石の塊が大きす過ぎて、2度に亘る大手術によってようやく回復したのもつかの間、またぞろ石を3個も製造してしまっていたらしい。

 これまで一度も石が小さくなったり、消滅するなどとはあり得なかったので、とても感激して、遠路はるばる、わざわざお礼に来られたということだった。

 他社製の製品ながら、その製造メーカーさんにも、自分に代わってヒゲジジイからも是非、お礼を伝えて欲しいということだった。

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2011年10月29日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年10月29日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月29日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年10月29日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


2015年09月24日

そんなに世間の猪苓湯は効かないの?!

2008年9月25日のボクチン(4歳)
2008年9月25日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 どうも世間では村田漢方堂薬局で使われる猪苓湯ほどの効果が出ず、無効なことが多いらしい。

 恐らくこれは製剤の品質の問題ではないかと思われる。

 最近、無菌性の間質性膀胱炎とて、相談にやって来られた人は、医療用の猪苓湯(敢えて製造メーカーの名前は伏せる)を1ヶ月投与され、飲み続けてもまったく無効だったという。

 もちろん頑固な間質性膀胱炎が猪苓湯だけで治るとは限らないが、一ヶ月も続ければ、少なくとも多少の効果が出るのが当然だと思っていた。

 またまた品質の問題であろうと、敢えて、他方剤の併用をせずに、某メーカーの猪苓湯のエキス製剤だけを飲んでもらった。

 案の定8日後にやって来られて、夜間の4〜5回の排尿が、3〜4回、多くは3回に減って、日中も僅かながら楽になっているという。

 過去にも、男性の前立腺炎では、猪苓湯だけでは到底治せるものではないが、少なくとも猪苓湯によって、付随する残尿感や不快感が一定レベル軽減できているが、その人達の多くは、既に医療用の猪苓湯を投与されていたが、いずれもまったく無効だったという。

 ヒゲジジイにとっては信じられない話だが、これはメーカー間の品質の差異は、想像以上に大きいのかもしれない。

 あるいは品質にそれほど差はないはずだが、ということにでもなれば、村田漢方堂薬局には霊界の漢方系医療団がバックに控えて、陰に日に霊力を送ってくれているのかもしれない(呵呵。

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2008年9月25日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年9月25日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

タグ:猪苓湯

2015年08月26日

間質性膀胱炎だって

2010年8月26日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月26日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨日は台風の最中に
2015年08月25日「攻撃の声が高ければ高いほど、嘘が大きい」という法則
 を投稿していたくらいだから、なんてこともなくホッと一息。
 ともあれ、

 以前は間質性膀胱炎という病名はなかったはずだ。
 最近、しばしば聞くようになったが、無菌性の膀胱炎というのは以前からしばしば見られ、慢性化していて菌がみつからないので、当然、抗生物質は無効。

 そんなことから、この無菌性の膀胱炎は、昔から今に至るまでしばしば相談を受ける慢性疾患である。

 最近では皆さん、間質性膀胱炎と診断されて、病院治療ではまったく無効で、ツムラ漢方など医療用の漢方薬を様々投与されていても、これも無効というケースは、無菌性の前立腺炎のケースと同様である。

 いずれの疾患も、ややテクニックが必要ながら、多くは数ヶ月経つ頃は安定した効果が出るので、しばらく徹底的に継続すれば、いずれは根治してしまう疾患である。

 多くは単純な方剤では無理だが、しっかり弁証論治を繰り返して微調整を行えば、通常は比較的順調に回復して行く。

 難病の相談が多い村田漢方堂薬局でも、これらの疾患については、しばしば相談を受けるが、過去に猪苓湯を投与されていたケースも多いが、それで効果がなかった人なども多く、明らかに猪苓湯の品質の問題が大きい。
 のみならず、併用すべき方剤に問題があったケースも多い。

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2010年8月26日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月26日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ


2015年07月31日

膀胱炎のファーストチョイスは猪苓湯! 五淋散や竜胆瀉肝湯では重過ぎることも

2009年7月31日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月31日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 教科書的な理論によれば、膀胱炎のファーストチョイスは、猪苓湯などではなく、五淋散や竜胆瀉肝湯である、などと漢方界では盛んに喧伝されるが、理論に溺れて臨床の現実を見ない部分なしとしない。

 もちろん、五淋散や竜胆瀉肝湯が適応する膀胱炎も多い、のだろうが、しばしば膀胱炎に見舞われる女性達は、とても華奢な人も多く、これらの重い方剤では胃気に対する不安もあり、胃障害を生じたり、体力低下を招くばかりで、却って十分な効果が得られないこともある。

 五淋散や竜胆瀉肝湯に共通して含まれる地黄や当帰、黄芩、木通、山梔子など、単なる膀胱炎レベルで、胃弱の人には向かないし、そうではなくても、これほど大袈裟な配合は不要なことが多いのが現実なのである。

 だから、配合生薬も比較的シンプルな猪苓湯をファーストチョイスと考えるのが無難であり、炎症が激しければ、中医漢方薬学の本領発揮で、清熱解毒の抗菌中草薬をしっかり加えればよいだけのことである。
 また、慢性化していれば、六味丸などを加えるなど、甚だ融通が効いて重宝な猪苓湯なのである。

 要するに、よくみられる膀胱炎くらいで、五淋散や竜胆瀉肝湯などの重い方剤を使用すると、人によっては不快反応をもたらす現実を直視すべし、ということ。

 数十年前、山本巌先生が、膀胱炎のファーストチョイスは五淋散であるとさかんに広められていた時代があったが、当時から製造メーカーさんの宣伝か?くらいに思うばかりで、猪苓湯で不足を感じたことは皆無だった。

 むしろ五淋散は慢性前立腺炎に多用することが多く、これのみの常用1年くらいで根治した例もあったほどである(1例を除いて、その後はこの単方だけで根治した例はない。)

 ともあれ、教科書的な理論に溺れて現実を見ない風潮は、世の中の学者さん達だけの悪癖かと思っていたら、実際の病人さんを扱う医師や薬局でも同様な現象がみられるようなので、老婆心ながら、敢えて憎まれブログを記した次第。

 泌尿器系統の分野で、慢性前立腺炎や慢性副睾丸炎など、頑固な疾患こそ五淋散や竜胆瀉肝湯が出番となることが多く、かといってこれらの方剤だけでは不十分なことが多く、さらに猪苓湯も加えて玉金や各種の活血化瘀薬に清熱解毒の中草薬など、相当に配合の工夫を要することが多い。

 漢方が得意分野でもある慢性前立腺炎、過去から現在に至るまで、根治に至った人多数。
 といっても、そのすべてが五淋散や竜胆瀉肝湯が必要だったわけでもない。
 猪苓湯主体の配合で、上記の合方や加味薬でよかった例も数多い。

 蛇足ながら、猪苓湯については、各社優劣が大きいので、使用するメーカーには注意が必要である。
 とりわけ医療用の中には首を傾げざるを得ない問題に折々に遭遇。
 過去、専門誌にも証人多数の実例も発表しており、決してオーバーな話ではない。

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2009年7月31日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月31日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母


2015年06月28日

尿路結石を繰り返す好い加減な男たち

2012年6月29日体調を崩した茶トラのボクチン(8歳)
2012年6月29日体調を崩した茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

 村田漢方堂薬局の漢方薬は、前世の行いがよかった人には効き目がよいが、前世で行いが悪かった人は効き目が劣るというのが、昨今の口癖で、効き目が悪かった時の卑怯な予防線を張るのが悪習となってしまった。
 そういう人でも、今生で徳を積めば、効果が出やすくなるかもしれないなど、意地悪な冗談が多過ぎたか・・・?

 土曜の夜、左下腹部に不穏な疼痛交じりの不快感!

 昨今、服用をサボっていた猪苓湯+石流茶を1包ずつ、慌てて服用。
 1回の服用で、諸症状は雲散霧消!
 即効を得て、そのまま、また服用を怠っているのを、いま、思い出した。

 しばらく前まで、何ヶ月にも渡って熱心に服用していたのが、いつの間にか服用を怠っていたのである。

 即効をよいことに、直ぐにサボるのはヒゲジジイに限らない。
 同病の馴染みの男性たちが何人もいる。彼らも同様に好い加減である。

 但し、彼等はヒゲジジイと同様、石が出る前後の数ヶ月は熱心に続けているが、その後が同じく好い加減。

 例外的に男性2名くらいは、熱心に体質改善のつもりでしっかり継続されているようだが、男性だけに、いつまで続くことやら(苦笑。

 尿路結石に限らず、様々な疾患で漢方薬にしばらくは頼っても、男性は総じて、女性に比べれば、はるかに根気がない。

 だから、5〜10年続ける男性は多数おられるが、数十年来の常連さんともなると、男性よりも女性の方が明らかに多い。
 だから、相対的に男性よりも健康に注意する女性のほうが長生きするのも当然だろう。

 ともあれ、ヒゲジジイについても、愛用の牛黄製剤は徹底的に継続できても、愚妻や常連さん達などは多種類の漢方薬を何十年に亘って1日どころか、1回も欠かさず常用しているが、彼女達や彼等のような、ご立派な真似は到底できそうもない。

 面倒くさい。

 但し、先日の腰痛発作には懲りたので、そちらの方は、熱心に続けているが、即効の出る猪苓湯+石流茶はどうしても忘れがち。

 仕事と個人的な問題は、まったく別。

 でも、牛黄製剤は35年以上、哲学の煙にいたっては45年以上、1日どころか1回も欠かさずに続けている(呵呵。

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2012年6月29日体調を崩しているボクチン(8歳)
2012年6月29日体調を崩しているボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

2015年04月17日

一昨日NHKの「ためしてガッテン」で尿路結石をやっていたが

2009年04月17日の茶トラのボクチン(4歳半)
2009年04月17日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母

 なんだか尻切れトンボの番組なようで、名古屋市立大学、郡健二郎学長が発見したオステオポンチンの問題。確かに素晴らしい発見で、これぞ最先端の現代科学であってこそ。

 だったらどうしたらいいの?に対する明確な解答としては、一抹の不安が残る。
 
 どうしても新発見にもとづく科学理論は、しばしば錯覚であることが多いので、俄かにはすべてを信用する気にはなれないし、最善の対処方法とも思えなかった。

 また、昨今盛んなはずの漢方薬のことは一切取り上げられないのはなぜなのか、とっても不思議。

 ところで、メタボの人ばかりが尿路結石になる人が多いように言われていたが、過去の相談者を総合するに、激しいストレスに見舞われて、若い年代層で痩身の人の尿路結石患者さんにも数多く遭遇している。

 漢方相談に来られるからには、いずれも病院治療で思うように疼痛が取れずに、吐き気を伴っていた人も多い。
 でも、多くはヒゲジジイ自身が愛用の方法が、結局は一番楽になる近道だった。

 愚妻などは、痩身で少食の二十代に、すでに腎臓に多数の結石を生じ、激しい発作にも見舞われ、長い年月、猪苓湯+連銭草(江蘇金銭草と同じ)+裏白樫を飲み続けて、根治させている。

 かくいうヒゲジジイはメタボの傾向は歴然としており、過去、3度の尿路結石発作に見舞われて、いずれのときにも、猪苓湯+連銭草+裏白樫を主体にしたものでいったんは治っている。

 昨今は、予防しておくに限ると考えて、便利なエキス製品ばかりの利用で、猪苓湯+石流茶で予防しているが、石流茶は連銭草のエキスと裏白樫のエキスをミックスした内容で、煎じる必要がないので重宝している。

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2010年04月17日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月17日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月17日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月17日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月17日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月17日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月17日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月17日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母


2014年11月22日

煎じの味のマズさに耐えられないが、濃縮エキスにしたら楽して一生飲めるだろう

2011年11月22日のボクチン(7歳)
2011年11月22日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨今、ヒゲジジイにとって、おそらく一生涯必要な中草薬2種類の煎じたお茶を、日々我慢して、猪苓湯や茵蔯蒿湯のエキス剤など、多種類のエキス製剤とともに一緒に飲んでいるが(要するに結石予防だけど)、もはやこの煎じた味の不味さには耐えられない!

 考えてみれば、結石予防の補助として有用な中草薬のエキス製品が存在しないこと自体が、おかしいのである。

 だから、本日のブログはメモがわりに、内容は公開しないものの、奇特なメーカーさんが訪問された日に、濃縮エキスの製品化を依頼するのを忘れないための備忘録として使っている。

 エキスの製品化が実現したら、助かるのはヒゲジジイばかりではない、日本国中のかなりな人達が恩恵を蒙るはずである。

 以上、備忘録でした。

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2011年11月22日のボクチン(7歳)
2011年11月22日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年11月22日のボクチン(7歳)
2011年11月22日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年11月22日のボクチン(7歳)
2011年11月22日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年11月22日のボクチン(7歳)
2011年11月22日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ



2014年10月13日

完全に疼痛が治まるまでに1週間かかってしまった3度目の尿路結石

2009年10月13日のボクチン(5歳)
2009年10月13日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 今月の5日(日曜日)の午後から、突然、右脇腹から右腹直筋にかけて疼痛を発した。
 さては尿路結石を発症したなっとピンと来た。

 数日来、スティク状のコーヒーやカフェオーレ類に凝り始め、これ等ばかりを1日に何杯も摂り続けるのと同時に、日頃の習慣にしていた蛇口から直接、水道水を摂取する、お行儀の悪い飲み方の継続をやらなくなっていた。

 蛇口から直接的に水を口飲みする方法は、オス猫のスコちゃんと、メス猫のトラちゃんが真似して、彼や彼女は完全に習慣化しているが、肝腎なヒゲジジイが、数日の間とはいえ完全に怠ってしまったのが、3度めの尿路結石を誘発する原因となったに違いない。

 さっそく、猪苓湯・茵蔯蒿湯・白花蛇舌草、柴胡疏肝湯を、それぞれエキス剤で、やや大量に服用するも、疼痛は軽減しても、就寝時には寝返りを打つのが難儀で、姿勢を変えると右脇腹から右腹直筋にかけて、疼痛を発する。

 それでも日中の仕事に支障はほとんどないものの、違和感はつきまとう。
 そこで、例によって上記の4種類の配合に、連銭草と裏白樫の2味を大量に煎じて併用することにした。

 猪苓湯・茵蔯蒿湯・白花蛇舌草は、もともと常用していたものだが、服用量をいつもより増やし、その他にも、従来から常用している牛黄製剤に杞菊地黄丸・板藍茶・雲南田七、降圧丸なども、忘れるわけには行かないので、毎回服用するのが煩わしい。

 連銭草と裏白樫の2味の煎じたもので、猪苓湯・茵蔯蒿湯・白花蛇舌草、柴胡疏肝湯や、上記の常用薬を服用する方法を継続することで、仕事には支障がないものの、やはり夜間の寝返りは、やや難儀する日々が続いていたが、ようやく昨日の日曜日の早朝は、寝返りの苦痛も忘れ、右脇腹と右腹直筋の違和感すら、ほとんど消失した。

 尿路結石の疼痛発作が生じると、ほとんどの人は、七転八倒の苦痛にノタウチマワルのが通常であるが、不思議とヒゲジジイは、我慢強いのか、鈍感なのか、漢方薬の配合がよいのか? それほどの苦しみを味わったことは、一度もない。

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2010年10月13日のボクチン(6歳)
2010年10月13日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月13日のボクチン(7歳)
2011年10月13日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年10月13日のボクチン(8歳)
2012年10月13日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ


タグ:尿路結石

2014年08月19日

冷え込みで生じた急性膀胱炎に、どうして利水清熱か

2010年8月19日のボクチン(6歳)
2010年8月19日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
 

 真夏の膀胱炎は、汗をかき過ぎて、尿が濃くなったために、それが刺激となった実熱邪による膀胱炎が生じるケースも多いが、最も多いのは、意外にも冷房にやられて生じる膀胱炎の方が多いかもしれない。

 また年間を通じて見れば、秋冬春では、バス停などでバスを待っているとき、冷たい風がスカートの中まで入り込んで、膀胱炎になってしまったという婦人にしばしば遭遇する。

 このように冷え込みが原因で生じた膀胱炎に、何とかの一つ覚えのように、待ってましたとばかりに「冷えが原因」の病気だからと、温熱薬を投与するオメデタイ人がいるものだろうか?

 素人ではやりかねないことで、腹巻をしたり、温湯を飲んで腹部を穏やかに温めるのはよいとしても、冷え込みが原因だからストレートに膀胱を温めるに限ると、直接カイロをあてがって実熱邪をさらに助長し、膀胱炎をますます治りにくくしていたケースも珍しくない。

 現実的にも、冷えが原因で生じた膀胱炎が実に多いのだが、ほとんどのケースでは、手っ取り早くは、利水・清熱・滋陰の方剤、すなわち猪苓湯を主体に運用すれば、優れた効果を発揮するのは、なぜか?

 温めて利水が必要なケースも稀にはあって、それには当帰芍薬散というケースもあり得るはずだが、41年間の経験では、意外にそういうケースに遭遇したことは超滅多にない。

 とりわけ、急性膀胱炎のケースでは、「高品質の猪苓湯」という条件は必須であるものの、急な冷え込みが原因であっても、というよりも、「あってこそ」というべきで、それであるからこそ、利水・清熱・滋陰の猪苓湯がフィットするのである。

 冷え込みが原因で生じた膀胱炎であるのに、どうして利水・清熱・滋陰の方剤が的確にフィットするケースが多いのか?

 この問題は、中医学的に説明すると却ってコジツケめいて聞こえるので、常識的な分かりやすく、砕いて説明する方が、はるかに理解しやすい。
 
 すなわち、急な冷え込みに対する過剰防衛として熱化が生じ、膀胱に炎症が生じたのですよ・・・と。

 蛇足ながら、アトピー性皮膚炎の場合、たとえば冬に向かって急な冷え込みがあると、どうなるか?
 一部の人は同様に、寒さや急な冷え込みに対する過剰防衛として化熱し、実熱証を誘発して、急遽「かなり強力な清熱剤」が暖かくなる春まで必要になるケースも、少数の人に見られる。
 

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2009年8月19日のボクチン(5歳)
2009年8月19日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年8月19日のボクチン(8歳)
2012年8月19日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

2014年08月05日

生野菜や冷えた果物の常食によって膀胱炎を慢性化させてしまっていた実例

2009年8月5日のボクチン(5歳)
2009年8月5日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 慢性膀胱炎で、病院に通っても、抗生物質では一時的な効果で、直に再発し、これ以上、抗生物質を投与しても無駄だと、医師に匙を投げられた。

 もともと腎陰虚の体質ではあるが、まずは猪苓湯+白花蛇舌草を飲んでもらったところ、効果がシャープさに欠けるので、六味丸を追加して猪苓湯・白花蛇舌草の3種類の併用で、即効が得られた。

 しかしながら、しばらくすると、急な猛暑続きの天候に変わった途端、起床時のみ残尿感と排尿痛が再発した。

 どうも怪しいので、日頃の食事内容を詳細に質問すると、野菜サラダや果物の多食、朝はたっぷりのグリーンスムージーの習慣であると。

 ということは、膀胱炎を慢性化させた原因は、グリーンスムージーなど、生野菜や果物の多食こそが十分に考えられる。

 つまり、これらの多食によって、腹腔内の常習的な冷却をもたらせ、これに対する持続的な抵抗反応として、炎症が頑固に慢性化してしまった、という推測が十分に成り立つので、即刻、煮た野菜類を中心に、果物もレンジして食べるくらいに徹底して、生(なま)のつくものは、一切摂らないように、強くアドバイスしていたところ、数日を経ずして完璧に症状が消失したとの報告を受けた。

 このように、腹腔内の血行を障害する生野菜類や冷蔵庫に入った冷たい飲み物やビールなどを常食すると、持続的な冷却による抵抗反応として膀胱炎を慢性化させるだけでなく、多くの婦人科系疾患も同様で、炎症性疾患であれば炎症を常習化させ、生理痛を伴うものでは血行障害を助長して、さらに疼痛を悪化させる。

 のみならず、最も重大な問題は、腹腔内の慢性的な冷却によって腸管免疫の機能が正常に作動しにくくなり、あらゆる慢性疾患を治りにくくする、と長年の漢方相談の経験から、このように考えている。

 自己免疫疾患であれば、自身の内部組織への誤爆頻度をますます高め、アレルギー性疾患であれば、ますます過剰防衛の激しさを増し、癌や悪性腫瘍では免疫力が弱まって、がん細胞の増殖を防ぎ切れなくなるなど。

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2010年8月5日のボクチン(6歳)
2010年8月5日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年8月5日のボクチン(7歳)
2011年8月5日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 

 

2011年10月22日

あらゆる疾患の原因を冷え(陽虚)と決め付ける危険性

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IMG_5405 posted by (C)ヒゲジジイ

 もっともありきたりな膀胱炎を例にあげよう。

 数年前、急性膀胱炎に罹った七十歳台の女性達が、医療用のツムラ猪苓湯では効果がないといって複数続いたことがあった。

 いずれも当方の猪苓湯で回復したが、製剤間の優劣の問題を論じることはさて置き、この女性達のお一人は、一年間に何度も膀胱炎を繰り返すという。

 そのときはバス停でバスを待つ間、寒風に晒されてスカートの中に冷気が入り込んだのがきっかけで排尿痛と出渋り症状を生じている。

 ご本人の判断でクリニックで投与されたツムラ猪苓湯を服用しながらカイロで温めるも改善せず。

 カイロで温めるのは熱性炎症の火に油を注ぐ結果となっているようだから即刻中止してもらい、当方の猪苓湯製剤だけを服用することとしたら短期間に症状は消えた。

 もしかしてカイロで温めることでツムラ猪苓湯の効果を完全に相殺していたのかもしれない?

 その後、一年間、当方の猪苓湯製剤だけを常用することで、ほとんど膀胱炎を生じることがなくなった。

 この女性は明らかに冷え込みが原因で膀胱炎を生じたのであるが、その治療薬としては火神派の人達が好みそうな附子剤や桂皮や乾姜のような辛燥大熱の生薬は一切使用せず、やや寒性の滋陰利水法を押し通すことで快癒している。

 火神派を過信して附子や桂皮や乾姜のような辛燥大熱を主体にした方剤を渡していたら、ますます悪化し、激しい血尿さえ誘発しかねない。

 あえて冷え込みや冷え症の体質を考慮した場合には、せいぜい猪苓湯合四物湯であろうが、膀胱炎の炎症自体が激しいときには、病状によっては温性の四物湯が邪魔になることがあり、しばらくは猪苓湯単方で押し通し、その後に猪苓湯合四物湯に切り替える方がよい場合も珍しくない。

 常に情況に応じて臨機応変の配合変化が必要なことは中医学における常識中の常識である。

 膀胱炎の原因が冷えであるからと言って、急性炎症期に附子剤や桂皮や乾姜のような辛燥大熱を使って温めてよいとは限らず、日本中に蔓延する温め療法を過信してはならない。 

 冷えが原因だからといって温め療法を行なうと却って逆効果になる時期もあるのだから、素人療法は禁物だが、昨今、玄人療法も危ない時代となっている(苦笑。

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DSC_0275 posted by (C)ボクチンの母



 

2011年07月05日

尿管結石の疝痛発作に個人的には芍薬甘草湯を使わない理由

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FSC_7388 posted by (C)ヒゲジジイ

 昨日は開店早々からもっとも古い常連さんが、お礼がてら補充注文に来られた。

 七十歳を超えて以降の昨年、怪しい腫瘤が各所に見つかり、当然重大な疾患を疑われて諸検査のために定期的に通院することとなった。
 場所的にはもっと突っ込んだ検査がしにくい場所もあるとのことで、毎月経過観察と検査を繰り返すことになったが、それが分かった当初から積極的に中草薬を主体にした漢方療法を行ってまる一年以上、今回の検査ではまったく何もみつからなかった。
 主治医には「治ってるよ」と言われたとのことで、嬉しくて律儀にお礼に来られたのであった。

 ともあれ、ヒゲジジイについては昨日は1日中、激しい疼痛はやって来なかったし本日も今のところ大丈夫。

 ところで、日本の漢方界では芍薬甘草湯が尿路結石の疝痛発作に決まって処方されるが、11年前に使ってまずかった経験から今回は最初から使用するつもりはなかったし今後も使用するつもりはない。

 11年前は芍薬甘草湯で確かに疼痛は緩解するが、大量の甘草の抗利尿作用によって利水すべき猪苓湯の効果を明らかに阻害したからである。
 加えて、昨今、当時と違って高血圧傾向があるので・・・それでなくとも今回の疝痛発作時の血圧を測ってみるとなんと上が190近くも上昇していたからである。

 各種の激しい疼痛発作に確かに便利な芍薬甘草湯ではあるが、このように体質によっては使いにくい場合もあるということである。
 以前から提唱する芍薬3に対し甘草1の割合いが理想的ではあるが、血圧の問題を考えれば、この比率の配合でも使う気にならなかった。

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FSC_6939 posted by (C)ヒゲジジイ

2011年07月04日

尿管結石では本来中医学的に加えるべきものは・・・

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FSC_7394 posted by (C)ヒゲジジイ

 本来、中医学的には結石を溶かす作用があるといわれる金銭草(日本の自生植物では連銭草=カキドオシ)があり、一方、日本の民間療法ではウラジロガシがある。

 だから丁度十一年前にやったときには両者を加えて毎日熱心に煎じたものである。そして一ヶ月かかって7月3日に排石した2〜3mmの石を現在も保存している(笑。

 ともあれ、今回は煎じるのが面倒で怠慢をしており、そのかわりに浴びるほど水分を摂取しているが、まだまだ膀胱に落ちてくれない模様。

 前回ブログを書いた日の夜間、またぞろ疼痛に見舞われたが、同じ配合では解消しないので、熟考の末、腹部の膨満感を伴った疼痛であることから分消湯を追加してみるとあっさり消えて熟睡できた。

 昨日の早朝6時過ぎに起床後、猪苓湯、分消湯、茵蔯蒿湯、白花蛇舌草を服用しておいたが、10時頃に怪しい雰囲気となったので、再度服用するとそのまま消失。
 そのまま夜になっても無症状が続き石が膀胱に落ちた雰囲気だったので、やらなければよいのに夕飯をしこたま食った後、痛かった部分を触わって様子を伺っていると、まだ尿路に残ったままだった証拠に疼痛を誘発してしまったっ!

 猪苓湯、分消湯、茵蔯蒿湯、大黄牡丹皮湯、白花蛇舌草、延胡索、地竜を加えてようやく二時間後には軽減して来たので夜12時前には就寝し熟睡。

 今朝は腹部は無症状ながら、僅かに腰や背中にだるさが残っている。

 金銭草やウラジロガシの煎液を併用すべきことは分かっているが、いまさら煎じるなんて面倒なので、このまま継続するつもり(苦笑。

 ともあれ、尿路結石のような疼痛というよりも激しい疝痛発作をともなう疾患では、一般の人は必ず病院に駆け込むべきで、決してヒゲジジイのようなマネをしてはなりませんっ!(苦笑。

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FSC_7381 posted by (C)ヒゲジジイ


2011年07月02日

鬼の霍乱・・・でもないかっ

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FSC_7007 posted by (C)ヒゲジジイ

 昨夜、サッカーの女子ワールドカップ予選、対メキシコ戦をテレビ観戦していて、日本が3点目を入れた頃から、左下腹部に疼痛が勃発した。

 おそらく10年ぶりに再発した尿路結石に違いない。当時はチヌ釣りに熱中している頃で、釣り場で小便に立つのが面倒で水分補給を長年怠ったつけが回った。当時は右下腹部だったが、今回は左側とはいえ、まったくそっくり同じ自覚症状である。

 当時、同年代より少し上の男性が、同様の病気で病院治療で一ヶ月排石できず、当方の漢方薬で僅か三日で排石できたのに、ヒゲジジイはもっと濃厚な配合を服用したのに、排石するのに一ヶ月もかかってしまった。

 ここ半年、小便を溜めすぎると排尿痛を覚えていたのに、分かっていながら基本的な猪苓湯の服用を怠っていたのが間違いのもとで。

 昨夜は猪苓湯と大黄牡丹皮湯に白花蛇舌草の服用であっさり疼痛が消えて熟睡できた。
 ところが今朝起床後、直ぐに同様の配合を服用したにも関わらず、同年代のお馴染みさんの漢方相談に応じている最中に腹痛が再発。

 本日は土曜日とて、予定では関東から、あ〜いえば必ずこ〜切り返して、人のアドバイスを素直に聞けない若者がまたやって来るというのに、これでは仕事にならないな〜と苦痛にもんどりうっていたが、ふっと思い付いて延胡索単味を追加服用したらあっさり腹痛は雲散霧消した。

 遠来者が多いはずの土曜日だが、結局、関東からトウヘンボクな若者はやって来ず、そのかわりに近畿地方から初めて来られた人達があった。
 仕事中は腹痛の再発も無く体調良好でホッとした半日だった。

 ところが、案の定、夕刻になったら突然、腹痛がまたやって来た。
 午後は延胡索を加えなかったので、やっぱりこれが必要だったかと追加服用したが、今朝方ほどの速効性が出ない。
 やはり温性の延胡索だから寒熱のバランスの問題もあると感じて、直ぐに寒性の地竜を追加すると今度は速効が出て疼痛はすぐに消えた。

 こうやって疼痛を消しているのはよいが、根治療法の最初の課題は1日も早く排石することである。

 もともと性格が頑固なのと同様、我が愛すべき結石も頑固らしく、前回は疼痛がはじまって排石するまでに一ヶ月もかかっている。今度こそは短期間に排石したいものである。

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FSC_6895 posted by (C)ヒゲジジイ

2009年01月12日

心因性の膀胱炎の漢方薬のご相談

年齢 : 20歳〜29歳
ご職業 : 男子学生
お問い合わせ内容 : 約3ヶ月前から頻尿に悩まされています。

 発症したのがプレゼンテーションの日からで終わった後も治る気配が無く、ひどい時には急行電車にも乗れないくらいの間隔で強烈な尿意を感じました。
 今は泌尿器科から処方された薬のおかげか、ピーク時よりは我慢できるようになりました。しかし、車や電車などに長い時間乗っていると昔より早く尿意を感じます。

 泌尿器科での検査では異常が無く、朝一番の尿はとても溜まっており、何かに集中していると我慢できるため心因性がとても強いように思います。このような症状に効く漢方薬は何かありますか。よろしくお願いいたします。


お返事メール: 心因性の頻尿には、体質によって清心蓮子飲あるいは半夏厚朴湯などと相場が決まっていますが、あるいは一般的な膀胱炎によく使われる猪苓湯や五淋散というところも可能性があります。

 地元の漢方薬局などで相談して、適応しそうな処方を購入して服用されるとよいと思います。

 もしもこられで治らなかった場合は・・・ときに心因性の疾患、心気症や神経症、あるいは不定愁訴症候群などのように心の問題が大きく関わるものは、純粋な肉体的な疾患よりもはるかに難航してしまう場合もあります。

 なぜなら、病院における諸検査で異常がみつかる本物の病気と異なって、これらの病気の人達は焦りが強過ぎたり、優柔不断である場合もあり、そのために却って正確な弁証論治が出来ない場合があるからです。
(ヒゲジジイの薬局では、焦りが強い人や優柔不断な渡り鳥さんたちをもっとも敬遠しています。)

 上記の方剤以外にも、体質に応じて様々な配合がありますので、必ず時間をかけて相談に乗ってくれる漢方薬局をお近くで見つけるとよいでしょう。そこでは焦らずコツコツ、ついでに体質を変えるつもりでよく相談され、治るまで頑張ってみるのがよいと思います。