2017年01月11日

毎年繰り返されるインフルエンザの予防注射の弊害

2009年01月11日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年01月11日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨年末にも、「魔が差して!」うっかりご夫婦で予防注射を受けられて、お二人とも1ヶ月間体調を崩してしまったという報告を受けたが、昨日は、介護職のお馴染みさんからも、

>なんだか今年は職員も利用者さんも、予防注射を打ったのにインフルエンザにかかってしまう方が多いように感じます。

というメールを頂いたばかりである。

 以上は、いずれも関東地方の人達のお話し。

 各種存在する予防注射の中では、インフルエンザの予防注射だけは、巷ではこんなに評判が悪く、のみならず専門家や多くの医師も、インフルエンザの予防注射だけは、極めて評判が悪いのはなぜか?

 ちょっと調べれば、だれでも容易にわかることなので、ここでは贅言を控える。

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2012年01月11日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月11日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2016年11月15日

ワクチンでインフルエンザを防げるというのは都市伝説

2009年11月16日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 都市伝説は様々な分野で多種多様であるが、予防医学の分野では、今や常識中の常識。

 インフルエンザワクチンの有効性など、巷のほとんどの人が信じてない。

 若い頃から毎年熱心に受けていたのに毎年のように、インフルエンザに罹っていたという人が無数にいる。

 インフルエンザワクチンを受けると、インフルエンザに必ず罹るという都市伝説すらあるという。

 このインフルエンザワクチンの医学・薬学的な大きな問題点を挙げれば、キリがないのでここでは述べないものの・・・

 インフルエンザワクチンは、医療機関のドル箱商品と言われるくらいだから、いかに人間様たちが、猫よりも劣る動物であるか、いまさら言うまでもないだろう。

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2009年11月16日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月16日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 
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2016年01月04日

こんなときこそ、知識と経験豊富な漢方薬局と馴染みになっておくと便利

2011年01月04日の茶トラのボクちん(6歳)
2011年01月04日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:30〜39歳の女性
【 地 域 】:近畿地方
【 お問い合せ内容 】:
 体力のない太った女性です。

 年末に引いた風邪がなおらず、カイゲンで誤魔化しておりますが、夜間の鼻づまり、日中の気管支炎っぽい胸の炎症に悩まされております。

 昨日より快鼻膏にて鼻づまり軽減しておりますが、柴陥湯を買い求める方がよいでしょうか?

 残念ながら近くの漢方店は風邪には葛根湯なのです。
 麻黄は苦手と相談してある上での葛根湯処方に通うことを躊躇しております。

 よろしくおねがいします。

2011年01月04日の茶トラのボクちん(6歳)
2011年01月04日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 急性疾患が遷延した状況下で、日頃の体質状況がしっかり把握できている常連さんならともかく、見ず知らずの遠方の漢方薬局にメールで訊ねるのは無理があり過ぎます。

 かかりつけの病院やクリニックに行くか、それでも治らない場合は、そちらは大都会なのですから、探せば知識と経験が豊富な漢方薬局が容易にみつかるはずです。

 直接出向いて、詳細な症状とともに、直接、顔色や体形などとともに、とても重要な舌の状態などの観察も必要です。

 取り急ぎ、お返事まで。

補遺: 「気管支炎っぽい胸の炎症」に対しては、少なくとも葛根湯は絶対に不適である。

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2011年01月04日の茶トラのボクちん(6歳)
2011年01月04日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年01月04日の茶トラのボクちん(6歳)
2011年01月04日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月04日の茶トラのボクちん(7歳)
2012年01月04日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月04日の茶トラのボクちん(7歳)
2012年01月04日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 ☀| 風邪やインフルエンザ | 更新情報をチェックする

2015年10月02日

クレマーには絶対に教えることのできない、咽喉腫痛を即効で治せる可能性の高い秘伝

2009年10月3日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年10月3日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 午前中、耳の遠い常連さんに大声で話していたら、咽喉がヒリヒリ痛くなった。

 これはヤバイと、手元にあった板藍茶を唾液で潤して飲み込んだが、それでもまだスッキリしない。

 そこで、あの不味い天津感冒片の1錠だけを取り出して、トローチのようにしゃぶり続けながら、唾液で潤して少しずつ咽喉全体に行き渡らせるように、1錠すべてが口内で消えるまで溶かし続けたら、即効で治ってしまった。

 この安上がりで節約した方法は、村田漢方堂薬局の秘伝である。

 以前、この秘伝が、とんでもない地区に伝わって、一般客から製造メーカーに、「口で溶かさないといけないのかっ?」と苦情の問い合わせがあったという。

 どんなことにでも難癖をつけるヤツが絶えない。

 こういう秘伝は、クレーマーにまで教えたつもりはない。

 だから、これはあくまで、一般の人には伝授することのできない村田漢方堂薬局だけの秘伝である(苦笑。

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2010年10月3日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年10月3日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

タグ:天津感冒片
posted by ヒゲジジイ at 20:27| 山口 ☀| 風邪やインフルエンザ | 更新情報をチェックする

2015年06月18日

頑固な微熱と軽度の乾燥咳が続いていつまでも治らない人が竹葉石膏湯で速治

2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 今週は月中というのに、10〜40年間、ずっと村田漢方堂薬局の漢方薬を愛用され、途切れることなく連用し続けている文字通りの「常連さん」たちが集中的に毎日、相談がてらの補充購入に来局されたり発送依頼など、昨日が少しヒマだった以外の3日間、少人数の仕事では限界一杯というほど目まぐるしく、体力の消耗が激しかった。
 ただ、幸いなことに、気心の知れた人達ばかりなので、精神疲労だけは免れた。それはともかく・・・

 1ヶ月前に、ヒゲジジイと同年代のお馴染みさんが、風邪が長引いて、いつまでも軽度の乾燥咳と微熱が取れないのだと、常用される漢方薬類の補充購入のついでに相談されていた。

 そこで、竹葉石膏湯のエキス製剤を5日分ほど渡していたが、本日の報告では5日分も飲み終わる前に、頑固に続いていた微熱も乾燥咳もスッカリ治ってしまい、質問されるまでは、そのことを忘れていたと言われる。それほど超即効だったということだった。

 日常茶飯事でありがちな話を、敢えてここで記すのは、この竹葉石膏湯エキス製剤は、製造元のコタローさんに、ヒゲジジイ自身が強く要望して実現したもので、配合生薬の分量や配合比率まで、思い通りの配合内容となっているので、自慢のエキス製剤である。

 竹葉石膏湯のエキス製剤は、日本国内では、いやもしかしたら世界中でも、コタロー製のみであろうから、なおさら存在価値があるのである。

 乾燥咳にしばしば使用される麦門冬湯から大棗を去り、竹葉と石膏を加えた方剤であるから、専門家であれば、おのずと適応証がわかろうというものである。

 とうぜんのことながら、シロウトさんが勝手に判断できる方剤ではないので、必ず専門家と相談が必要である。

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2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

タグ:竹葉石膏湯
posted by ヒゲジジイ at 19:55| 山口 ☔| 風邪やインフルエンザ | 更新情報をチェックする

2015年03月16日

葛根湯合玉屏風散(衛益顆粒)という特異な合方

2010年03月16日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年03月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 西洋医学的な薬理作用で表現すると、発汗作用を特長とする葛根湯と、止汗作用を特長とする衛益顆粒(玉屏風散)というのは、中医学を生半可な学習者には、あり得ない併用であると思うことだろう。

 もちろん、一見すれば、大いに矛盾がある。
 片や表実無汗に適応する葛根湯。片や表虚自汗に適応する玉屏風散(衛益顆粒)。
 こられを併用する病態はあり得ない、と考えるのは実に浅はか。

  アレルギー性鼻炎レベルでは、体質によっては衛益顆粒のみでも即効が得られる人も多い⇒アレルギー性鼻炎に対する玉屏風散 とはいえ、葛根湯合衛益顆粒証を呈する人は、アレルギー性鼻炎のみならずアトピー性皮膚炎などでも、これらの併用がよくフィットする人に、ときおり遭遇する。

 無力症状を呈する疾患の中には、葛根湯合補中益気湯なども、時に応用されるのと同様である。

 一昔前のヒゲジジイなら、中医学的な分析を縷々得意げに書くところであろうが、プッツン老人にはそんな面倒は、もはや御免である。
 ブログ継続の主目的は茶トラのボクチンの写真貼付にある。

 麻黄湯証を呈するように見えても、実際には麻黄湯加黄蓍でなければならない病機も実際の臨床ではあり得るのだから、中医漢方薬学は実に奥深いものである。


 上記のような高度な応用編は置くにしても、一般論で言えば、風邪に罹りやすい、いわゆる虚弱者には、衛益顆粒+六味丸がよくフィットする人が多く、これらを常用することで、次第に風邪を引きにくくなる。

  もしも、うっかり風邪を引きかけたら、衛益顆粒+六味丸が日頃からフィットする人の多くは、実際に風邪を引きかけると、葛根湯証を呈することが多い。
 そこで、すかさず葛根湯を服用すれば、多くの場合1〜2回の服用で治ってしまう。

 その後は、葛根湯を止めて、衛益顆粒+六味丸を常用しておれば、そうとうに体質が強化され、元気で長生きできる体質に強化されることだろう。

 以上はよくあるパターンというだけのことで、皆がみな、同じというわけではないので、素人療法は怪我の元。
 必ず専門家と相談しながら必要な方剤を臨機応変に選択してもらうべし。

 過去には、このブログを読んで、素人が勝手に真似して、効かなかったぞっ!という怒りのメールを稀にもらうこともあるが、お門違いである。
 素人判断でやらないように、近くの専門家と相談して判断してもらうべきだと、繰り返し書いてもこの通りだから、シロートさんというのはイヤハヤ。

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2010年03月16日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年03月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年03月16日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年03月16日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年03月16日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ


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2015年02月04日

常連さんが高熱を発し、漢方薬で直ぐに解熱したが、念のため病院に行ったところ・・・

2009年02月04日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月04日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 常連さんが、日頃から予防的に中草薬を利用していたのに、先日、咽喉腫痛を伴って高熱を発した。
 直ぐに涼解楽と地竜に板藍茶を服用したところ、1日も経たずに解熱できた。

 ふと思い出したのが、「インフルエンザの場合は、受診して適切な抗ウイルス剤の投与を受けるべきだ」とヒゲジジイのブログに書かれていたこと。

 そこで念を入れて受診したところ、インフルエンザウイルスは検出されなかったので、抗ウイルス薬の投与は受けられなかった。
 ところが、受診されているまわりの患者さん達は、インフルエンザの感染者ばかりだったとか。

 ということは、彼女はもしかして、病院に行って、却ってインフルエンザをもらいに行ったことになるのかもしれない?

 余計なお節介をブログに書かなければよかったのかもしれないが、漢方薬類で1日で解熱したのであれば、わざわざ受診の必要はなかっただろう。
 でも、今のところ、感染したとの報告はない。

 臨機応変の判断は、自身でよく考えて行動して欲しいものだが・・・むずかしいところである。

 いずれにせよ、もしもインフルエンザであった場合は、受診して抗ウイルス薬を投与してもらうのが無難である。

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2011年02月04日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月04日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年02月04日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月04日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年02月04日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月04日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年02月04日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月04日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ



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2015年01月27日

インフルエンザに罹ったら

2010年01月27日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年01月27日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 村田漢方堂薬局の常連さん達の多くは、風邪やインフルエンザの予防兼治療薬を常備している人が多いので、滅多なことで風邪は引かないし、引いても短期間で治る人が多い。

 インフルエンザもその例外ではなく、滅多に感染する人は、いない。
 でも、もしもインフルエンザに罹ってしまったら、漢方薬ばかりに頼らず、病院で適切な抗ウイルス薬を投与してもらうべきだとアドバイスしているのだが、ほとんどの人は馬耳東風。

 ただ、さいわいにも、今年はまだ各種常備薬で予防を続けている常連さんの中には、インフルエンザに罹ったという報告は、いまのところ皆無。

 ところで、昨年の夏前から村田漢方堂薬局に通い始めた某看護師さんが、昨年インフルエンザに罹ったときの経験談を報告してくれた。
 去年の3月にインフルエンザB型になったのですが、イナビルは全く効果がなく高熱が5日続きました。
 私の周りではイナビルですぐに解熱している人ばかりなので、やはり私の免疫力が劣っていたもようです・・。

 私の周りではイナビル投与後3時間ほどで解熱した人や、半日後すっかり症状がよくなったひとばかりで、近医の医師も「イナビルはよく効く」と言いインフルエンザの患者に投与しています。

 私は全く効果がなかったと職場の医師に伝えると・・
「初めてインフルエンザになった人にはイナビルは効きにくい」
 と言われました。本当のところはわかりませんが・・。

 今年インフルエンザになったら、確かめるためもう一度イナビルにチャレンジしてみようかな?とふと思いました。
 イナビルが効かない人は、例外的なことのようだが、そうであればリレンザを連用してみる手があったかも・・・。

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2012年01月27日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月27日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月27日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月27日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月27日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月27日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月27日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月27日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

 
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2015年01月26日

インフルエンザが大流行

2008年01月26日の茶トラのボクチン(3歳)
2008年01月26日の茶トラのボクチン(3歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 インフルエンザが猛威を振るっている、らしい。
 御近所の御主人が罹って、子供さんにもうつしている。

 半月前でも当方の漢方薬でアトピーがほとんど治って介護職に就かれた人が、施設のインフルエンザの集団感染に参加してしまい、ようやく治ったので、常用している漢方薬の補充に来られていた。
 せっかく投与されたタミフルを飲まなかったというので、バカだな〜と言ったものの、現在の主流はイナビルらしい。
 タミフルにはかなり耐性が出来てしまっているのかどうか?

 知人の開業医の先生自身も先週、患者さんにうつされたらしく、さっそくイナビルを利用したところ、直ぐに解熱できたと言われるが、竹茹温胆湯証のような気管支に痰がゼロセロとなっている模様。
 それを電話で聞いたばかりだが、まさか電話を伝って、うつされることもあるまい(笑。

 身内の臨床医は「昨今はイナビルが主流だが、自身は手元に残っているタミフルと中草薬類で適当に予防」しているが、今のところうつされずに済んでいるという。

 いずれにせよ、一般の人がインフルエンザに罹った場合は、漢方薬類を利用しながらでも、念のため早めに病院に行き、抗ウイルス剤が投与されたら、医師の指示通りに、素直に使用すべきであろう。

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2009年01月26日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年01月26日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年01月26日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年01月26日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年01月26日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月26日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年01月26日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月26日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


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2015年01月04日

天津感冒片の利用方法についてのご質問

2009年01月04日のボクチン(4歳)
2009年01月04日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:50〜59歳の男性
【 地 域 】:近畿地方
【 お問い合せ内容 】: 初めまして。
 以前より貴ブログ興味深く拝見させて頂いていました。
 天津感冒片の用量について教えて下さい。

 イスクラさんのサイトでは1回の服用量は成人6錠となっていましたが、貴ブログ
2011年01月24日 悪寒が強い時の風邪は・・・
にて、【天津感冒片の規定量(4錠)】と記されていました。
 ということは4錠でも必要十分という事でしょうか?

 一応貴ブログを検索してみましたがこれに関する情報得られませんでしたし、 4錠でOKならそれに越したことないので使用する前にお聞きした次第です。
 よろしくお願いします。

2009年01月04日のボクチン(4歳)
2009年01月04日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 悪寒が強いときの風邪の主体は、出ている症状によって麻黄湯や葛根湯、あるいは参蘇飲が主体であり、
 天津感冒片が4錠必要とするのは、必ず咽喉腫痛を伴っている場合に限ります。
 ご覧になったブログには、

>咽喉腫痛を伴っていれば、参蘇飲のみならず天津感冒片の規定量(4錠)はほとんど必須となる。

 この「咽喉腫痛を伴っていれば」、という強い条件付きです!
 もしもこれがなければ、4錠も使用するのは間違いです。
 悪寒が強いものには、天津感冒片を優先的に使用するのは間違いです。

 天津感冒片のみの適応症は、必ず咽喉腫痛を伴って、悪寒はあってもそれほど強くはなく、むしろ熱感が目立つ場合です。
 悪寒が強い風邪に相応しい漢方薬を、お近くの漢方専門薬局で御相談してください。

> 【2011年01月24日 悪寒が強い時の風邪は・・・】 にて、 【天津感冒片の規定量(4錠)】
 この記載では、まったくの誤読です!
 取り急ぎ、お返事まで。

追伸:天津感冒片は、当時は1錠の濃度が濃いかったので、規定量が1回4錠だったのが、 最近、モデルチェンジして、1錠の濃度を薄くしたために、1回6錠でなければ、当事の4錠に匹敵した分量にならないので、あのブログを書いた頃の4錠は、最近の製品では6錠に匹敵する製品となっています。

2009年01月04日のボクチン(4歳)
2009年01月04日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:早々のご回答ありがとうございます。

 最近は濃度が薄くなったのですね、最初頂いたメールは文脈的に貴ブログで理解していましたが、追伸を頂いて腑に落ちました。

 いずれにしろ症状により併用剤や量のさじ加減があるようですので、取りあえず最寄りの漢方薬局に行ってきます。
 先生のように、例えば(当時)1錠のトローチ的服用とかまで知っておられるのかどうか分かりませんが…。

 毎年12月、1月になると、まず喉が痛くなり、少し悪寒がし、1日ほどすると咳が出始め、喉がましになったら時により鼻が痛くなってしつこい黄色っぽい鼻汁が出たりする、というのをやらかしてました。

 4〜5年前までは、あまりひどくなければ医者に行かず、市販の西洋薬で凌いでましたが、それ以降市販の銀翹解毒丸というのを飲んだところ比較的早期に喉痛が和らいでから、漢方薬に興味を持ち始め、色々調べているうちに先生のブログにたどり着いた次第です。

 専門的な処方は漢方医に任せるとして、また知識として先生のブログを読ませて頂きます。

2011年01月04日のボクチン(6歳)
2011年01月04日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:
> 毎年12月、1月になると、まず喉が痛くなり、少し悪寒がし、1日ほどすると咳が出始め、喉がましになったら時により鼻が痛くなってしつこい黄色っぽい鼻汁が出たりする、というのをやらかしてました。

 このような症状の推移であれば、悪寒が強いとはいえないので、主薬は明らかに天津感冒片です。
 以前使用された銀翹解毒丸も同様の成分ですので、しっかりフィットしたのでしょう。

 咽喉が痛くなる風邪で、「悪寒が強くもない」のに麻黄湯や葛根湯を使うとマズイ場合が多いので、地元の漢方薬局で相談され、親しくなっておれば、折々にアドバイスがもらえると思います。

2011年01月04日のボクチン(6歳)
2011年01月04日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:詳しく説明頂き有難うございます。

 私のような症状だとやはりそうだったんですね。メールでも直接言葉を頂けると心強いです。
 イスクラさんの取扱店で検索したら最寄りの漢方薬局がありましたので、そこへ行こうと思っていたんです。

 並行して村田先生のブログは為になるし、面白いので、まだ過去ログをかいつまんで拝見している程度ですが、これからも楽しく拝見させて頂きます。

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2012年01月04日のボクチン(7歳)
2012年01月04日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月04日のボクチン(7歳)
2012年01月04日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月04日のボクチン(7歳)
2012年01月04日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母



タグ:天津感冒片
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2014年12月29日

超久しぶりに葛根湯証の風邪を引いた!

2010年12月29日のボクチン(6歳)
2010年12月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨日は起床時から、軽度の頭痛と寒気と咽喉の咳っぽさを感じていた。
 
 その前夜から折々に冷蔵庫のように冷え切った3階建ての書庫に、彼女(メスのシロちゃん)と何度も行き来していたのが応えたらしい。
 性懲りナシに昨日も一度行ったのがマズかった。

 驚いたことに、超久しぶりに罹った葛根湯証の風邪である!

 葛根湯証の見分け方については、これまでも繰り返し書いているので、いまさらここでは敢えて書かない。

 村田漢方堂薬局に通っている一部の人に御存知の、素晴らしい効果のある例の葛根湯製剤を一度服用しただけで即治である。

 葛根湯証で使用する葛根湯の内容は、品質が優秀で各生薬の理想的な配合比率(葛根4:麻黄2:甘草1)であれば、こんなに即効があるとは、ほとんどはじめてに近い体験である。

 葛根湯が適応する人達には、その超即効性に、いつも感激してもらっているが、自身で経験してみると、本当に素晴らしい効き目である。

 2回目の服用をまったく必要としないまま、本当に即治してしまった!

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2010年12月29日のボクチン(6歳)
2010年12月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月29日のボクチン(6歳)
2010年12月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月29日のボクチン(6歳)
2010年12月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母



タグ:葛根湯
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2014年11月20日

天津感冒片や涼解楽および板藍茶や白花蛇舌草の調達が急に目立つ季節が到来

2009年11月20日のボクチン(5歳)
2009年11月20日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 常連さんはもとより、今年の新人さん達でさえ、そろそろ風邪やインフルエンザに備えて、天津感冒片や板藍茶の調達が目立ち始めた。

 なかには初期症状が風寒で始まる人は、初期だけ使用するために、葛根湯など風寒に対処できる方剤を常備する人もある。

 いよいよ、本格的な冬に備える季節が到来したということだろう。

 これまでの風邪のパターンが分かる常連さん達は、上記の方剤類のみならず、参蘇飲や藿香正気散さえ補充される人も目立つ。

 案外冬場にも多いノロウイルス感染に備えて、五苓散を常備するベテランの常連さんは、かなり万全の対策である。

 風邪以外の季節商品では、ひどい冷え性に悩む人達では、急に当帰四逆加呉茱萸生姜湯の錠剤類の調達が目立つ。

 過ごしやすい秋は、毎年、すぐに終わってしまう。

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2009年11月20日のボクチン(5歳)
2009年11月20日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年11月20日のボクチン(5歳)
2009年11月20日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ


2009年11月20日のボクチン(5歳)
2009年11月20日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年11月20日のボクチン(5歳)
2009年11月20日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ



posted by ヒゲジジイ at 00:07| 山口 ☀| 風邪やインフルエンザ | 更新情報をチェックする

2014年04月20日

新規製造承認と製品化を依頼していた竹葉石膏湯のエキス製剤がピッタリ間に合った!

2008年8月24日のボクチン4歳
2008年8月24日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母

 本を貸すバカ、借りるバカ という諺(ことわざ)があるくらい、貸した本は戻って来ない可能性がとても高いというのに、よりによってヒゲジジイの宝物である書籍を貸してほしいと依頼したバカがいた(苦笑。

 まだ今回で2回目のアトピーの女性。
 5日前に初めて出した2種類の配合で一応の速効が出て、早めに来訪されたのはよいが、ご主人に頼まれて「先生は本が好きそうだから、貸してもらえないか?」と訊いてみてほしいと言われたそうだ。

 最初に速効があったからと、このように油断して甘ったれたことを依頼するようであれば、先が思いやられる。
 アトピーは最初に速効があってもそのままの配合で治るはずもなく、今後の季節変化にともなう微調整が大変なのである。

 それはともかく今回の本題は竹葉石膏湯の製造が間に合った話。
 日本では初めてエキス剤として実現した小太郎さんの竹葉石膏湯エキスは、数年前にヒゲジジイが依頼していたものだが、愚妻が風邪を引いた後、気管支炎が残って辛夷清肺湯+小陥胸湯エキス製剤などで代用していたが、ようやく竹葉石膏湯エキスを入手できたので早速服用すると即効的に咳嗽が治まって来た。

 今度はヒゲジジイの番で、一週間の疲れが出たのか大声で怒鳴りすぎたのか、土曜日は朝から声が枯れ気味で発声がつらく、痰がへばり付いてやや熱っぽくなっていた。
 土曜日は半ドンだから、昼食後、しばらく寝入った後、体温を測ると7度4分。

 咽喉は痛く、胸には痰がへばり付いて、咳嗽は少ないものの、時折へばりついた痰を吐き出すのに難儀する。
 さっそく竹葉石膏湯を主体に甘草の多い天津感冒片の代わりに五味消毒飲もどきの製品とともに板藍茶と白花蛇舌草を併用すること今朝まで続けたら、微熱も完全に治まり、胸も咽喉もすっきりと治って昨日の鬱陶しい気分は完璧に雲散霧消している。

 竹葉石膏湯エキス製剤が到着する間もなく、滅多に風邪や気管支炎を生じることがないひげジジイが、よりによって罹るとは、偶然というにはあまりにも話が出来すぎである。
 
 既にあらかじめ決められていた「必然」だったと考えるほうが自然である。

 滅多に急性疾患に見舞われることがないので、今回のようにまる1日で気分爽快になるほど快癒する経験をしてみると、漢方薬って凄いなあ〜と身を持って実感した。
 但し、ちょっと複雑な病態を呈していたので複合的な配合のバックアップがあってのことで、竹葉石膏湯1つの方剤だけでこのような速効が可能だったとは思われない。

2008年8月22日のボクチン4歳
2008年8月22日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母


タグ:竹葉石膏湯
posted by ヒゲジジイ at 15:29| 山口 ☁| 風邪やインフルエンザ | 更新情報をチェックする

2014年03月08日

前回の続き:適切な漢方薬の選択と使用方法の伝授は手間暇がかかるので専門家と親しくなるのが一番

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:

 お返事ありがとうございます。

 銀翹散も、予防で飲んで良いと言われました。

 まだ飲んでいないので、お返事頂いて良かったです。

 お忙しい所、本当にありがとうございました!

 別の漢方薬局を探してみます!

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 もともと咽喉に炎症が生じやすい体質の人であれば!という条件付きですが、

銀翹散(天津感冒片も同様)を少量(1〜2粒)を使って溶かした液体を咽喉にしますような(その詳細は省略しますが)予防的に常用する方法がありますが、このような方法は何度も通われて、互いに信頼関係が構築できているお常連さんやお馴染みさんでなければ、伝授しにくいものです。

はやく信頼関係の結べる漢方薬局がみつかるとよいですね。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 09:39| 山口 ☀| 風邪やインフルエンザ | 更新情報をチェックする

2014年03月07日

柴葛解肌湯(さいかつげきとう)についてのご質問

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 30歳〜39歳 の女性
簡単なご住所 : 中国・四国地方
お問い合わせ内容 : こんにちは。

 いつも通っている漢方薬局で、インフルエンザに柴葛解肌湯(さいかつげきとう)が良いと聞きました。

 子供には大丈夫か、どういう症状の時に合うのかと質問した所、どんな風邪にも大丈夫だし子供も大丈夫と返事が返ってきました。
 他の漢方は、喉の痛みがある場合、ない場合など、体質などで変わってくるが、返事はそれだけなので、詳しくネットで調べましたが、この漢方の情報は少なかったので、村田先生はどのような考えがあるのか聞きたく、質問させて頂きました。

 今妊娠中で、子供もインフルエンザにならないといいのですが。

 夫も子供も板藍茶を予防で飲んでいます。

 お忙しい所申し訳ございませんが、宜しければお返事お待ちしております。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 ネットで詳しく調べたと書かれていますが、柴葛解肌湯について、かなり詳しく解説されているサイトがしっかりあります!

 「この漢方の情報は少なかった」といわれるのが不思議なくらいです。
 調べ方が中途半端だったのではないでしょうか?

 また、それ以前の問題として、漢方薬は素人の人がどんなに調べても、専門的な基礎知識がないと、詳しいサイトをご覧になっても本当のところは理解できないかもしれません。
 そのために漢方専門薬局があるのですから、「いつも通っている漢方薬局」でしっかりともう一度、説明してもらうべきです。

 言うまでもなく、漢方薬というものは特定の処方を無理強いに人に合わせるのではなく、その人の現時点における病状と体質に適切な漢方処方を見つけることに尽きます

 それゆえ、どんな風邪にも柴葛解肌湯が有効ということは絶対にあり得ない ので、何かの聞き間違いではないかと思います。
 そうではないとしたら、その薬局さんはハテナっです。

 三十年以上前、風邪がこじれて高熱を発したある時期、この柴葛解肌湯で愚妻に使って一気に改善したことがあり、地元の常連さんの子供さんに、同様に高熱が一気に引いて喜ばれたことがりますが、最近は不思議とそのような状況の人に遭遇することがありません。

 柴葛解肌湯は葛根湯と小柴胡湯に石膏を加えたような方剤ですが、こちら下関では昨今このようなタイプの「こじれた風邪」が減っているのかもしれません。

 おそらく、エアコンなど暖房設備がしっかり普及して以来、傷寒タイプの風邪が激減し、あるいはたとえ傷寒からはじまったようにみえた風邪でも、すぐに温病に転化するケースが多いからだろうか、と想像しています。

 但し、千歩ゆずってその漢方薬局さんを無理やり弁護してみますと、「風邪に葛根湯」という都市伝説を利用して、葛根湯を間違って服用した場合にくらべ、柴葛解肌湯を間違って服用した方が、弊害が少ないと考えたのかもしれません。

 また、葛根湯が適切な場合でも、柴葛解肌湯を飲めば、これにも葛根湯が含まれているので、なおさら問題がないと判断したのかもしれません。

 相談相手によっては、詳細を説明しても基礎知識がない素人さんには無駄だと思って、詳細な説明を端折って、物のたとえで説明を極端に簡略化して説明することも無きにしも非ずです。

 とはいえ、柴葛解肌湯は、この方剤でなければなかなかうまく治せない「こじれた高熱を発する風邪」もたまにはありますので、常備していても損はないかもしれません。
 また、インフルエンザのある種のタイプでは、柴葛解肌湯が初期からフィットするものが、可能性としてはあり得ます。

 要するに、あくまで病状次第ということになります。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:

ご連絡頂き、ご丁寧に説明して頂きありがとうございます。

 行きつけの漢方薬局さんでは、誰にでも大丈夫だし、一緒に遊んでいた子が熱が出た時にも子供に合わせて目安で予防で飲んで頂いても良いです。とお返事を貰いました。

 パソコンが壊れており、スマートフォンで出てくるサイトを全て読んだのですが、年齢がかかれてなかったので、詳しく書いてないと思ってしまいました。

 それと、私の言葉が間違えていました。詳しく書いているところはあったのですが、素人が読んでも難しかったので、分かりやすく行きつけの漢方薬局さんには教えて頂きたかったです。

 村田先生のお返事を読んで、安心しました。
 もう少しいろいろ話して貰える様に、こちらも勉強したり、そういう漢方薬局さんを探してみます。ありがとうございました!

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:念のため、

> 行きつけの漢方薬局さんでは、誰にでも大丈夫だし、一緒に遊んでいた子が熱が出た時にも子供に合わせて目安で予防で飲んで頂いても良いです。とお返事を貰いました。

 というお奨めは大間違いです!

 柴葛解肌湯をそのように安易に飲んでよいとは限りません。

 書かれているように、もっと親切な薬局を見つけた方が無難です。

 柴葛解肌湯だけにこだわるべきではありません。

以上、念のため。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母


タグ:柴葛解肌湯
posted by ヒゲジジイ at 00:20| 山口 ☁| 風邪やインフルエンザ | 更新情報をチェックする

2012年01月31日

幼児の風邪やインフルエンザの漢方相談を断られる理由

アオジ
アオジ posted by (C)ヒゲジジイ

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 30歳〜39歳の女性
ご職業 : 主婦・主夫
簡単な御住所 : 関東地方
ご意見やご質問をどうぞ : 夜分に申し訳ありません。初めてメールさせていただきます。

 インフルエンザについての漢方薬の質問をさせてください。

 8ヶ月、二歳半の子供がいます。日ごろから風邪などは解熱剤や風邪薬は使わず 治るのを待っています。

 もちろんインフルエンザにもしかかったとしても、タミフルは使わずに治したいと思っていますが、何も使わず自然にとゆうのも勇気がいります。

 何軒か漢方薬局に相談に行きましたが、こんなに小さい子供に出す漢方薬はない、または漢方薬を出してくれる病院に行ったほうがいいと言われ、全て断られました。

 先生のブログ内にも何度か書かれていましたが病院では、麻黄湯や葛根湯しか出してもらえないだろうと 私も思っています。

 市販の漢方薬を見てもだいたいが五歳未満は服用できません。本当に風邪やインフルエンザ時8ヶ月、二歳半の子ども達に飲ませられる漢方薬はないのでしょうか。

 また市販のものでも量を減らして飲ませれば可能なのでしょうか。

 今年もまたインフルエンザが流行だしどうしたらいいのか不安です。

 せめて漢方薬が服用できればと思うのですが。

 お忙しい中、すみません。よろしくお願いします。

アオジ
アオジ posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 小児の病気は治るのも早いかわりに、悪化するのも早い場合も多く、大人と同様には対処できない部分があります。

 それゆえ、うかつに漢方薬をお出しして効果が出ずに悪化した場合に責任を取ることはできないと考えて、販売を自粛しているのかもしれませんが・・・

 ご指摘の通り、錠剤類の漢方薬は5歳以上でなければ服用不可ですが、多くのエキス顆粒や細粒状、あるいは粉末状の漢方薬類は2歳以下でも服用してよいように表示されている漢方薬も多いはずです。

 但し、肝心な涼解楽(銀翹散製剤の顆粒剤)などは確かに5歳未満は服用不可となっていますねっ!

 ところで、村田漢方堂薬局では十五年以上、成人男女以外は、よほどの常連さんなど気心の知れたご家族で無い限りは、小児や大きな子供さんでも漢方相談販売をすべてお断りしているのが現状です。

 その理由は、行儀の悪い親子が増え、見るに耐えないからです。薬局内を駆け回り、ガラス戸は叩く、喚き散らして乱暴狼藉。親は止めようともしない。
 当然、こちらは親子を叱り付ける羽目になる。だから親御さんが当方の漢方薬の愛用者でない限りはお子さんの漢方相談には乗りません。

 このことから類推するに、日頃こらかかりつけの漢方薬局を見つけ、ご両親のいずれかが足繁く健康相談を通じてまずは親御さんの方がそこの常連さんやお馴染みさんになれば、気心が知れてそのうち、子供さんの病気にも相談に乗ってくれるようになると思います。

 親御さんがその漢方薬局で体質に合った漢方薬を販売してもらい、そこの漢方ファンになれば、きっと半年もしないうちに子供さんの急性疾患でも漢方相談に乗ってくれるようになることでしょう。 絶対にとまでは言えませんが・・・

 但し、やはり表示が5歳未満は服用不可となっているものまでは無理でしょうけど。

 錠剤類は5歳未満が不可なのは、恐らく咽喉に詰めて窒息する危険性を危惧してのことらしいですが、涼解楽などの顆粒や細粒剤の一部も5歳未満は不可となる理由まではこちらでは分かりません。

 販売する薬局は首を傾げることでも守らざるを得ないのが現状です。

 ところで、当方でも常連さんのご家族の子供さんの急性疾患に請われれば販売してよい範囲のものはお渡ししても、必ず小児科にもかかもらっています。(もしも明らかに間違った漢方薬が病院から投与された場合は、しっかりとアドバイスを欠かすことはありません。)

 結論として、小児の場合、あえて漢方薬に頼らずとも、病院の小児科にかかるのは常識的な行動だと思います。そして医師の治療方針を遵守すべきだと思います。

 最初に述べたように、大人と違って小児の病気は治るのも早いかわりに、悪化するのも早い場合も多く、大人と同様には対処できない部分があるからです。

 取り急ぎお返事まで。

アオジ
アオジ posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:おはようございます。

 さっそくのお返事ありがとうございました。
 
 漢方薬局で断られた背景、納得しました。まずは常連さんになることからなのですね。

 市販の薬は飲めるものもあるとのことで安心しました。しかし、市販されているとはいえ素人が漢方薬を子供に飲ませてしまっていいものか…(一応先生のブログで勉強させていただいていますが) 悩むところです。

 先生のおっしゃるように病院での診察は絶対条件だと私も考えています。

 ただ、熱が出てすぐ行っても「風邪でしょう」 と解熱剤が出されるだけで、3日以上熱が下がらない状態でないと何も検査はしてもらえません。しかし、高熱を出す最初の3日間が不安なのです。

 インフルエンザに関してもどうしてもタミフルに抵抗があるのです。

 近くで漢方薬を出してくれる小児科は一応見つけてはありますので、とりあえず相談をしてみようと思います。

支離滅裂な文章になってしまってすみません。

 お忙しいなかお返事をいただきましてありがとうございました。 とても参考になりました。

アオジ
アオジ posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

>市販されているとはいえ素人が漢方薬を子供に飲ませてしまっていいものか

とありますが、そのために漢方薬局の薬剤師によく相談して利用すべきで、素人判断は禁物です。

 また、逆に言えば相談を受けて漢方薬を販売する薬剤師の方も、不安を持たれる人には奨める気にはならない慎重な人も多いと思います。

 たとえば、とくに村田漢方堂薬局では、不安を持たれる人にはお互いに時間の無駄と考え、説明も説得も、いずれも端から断念しています。

 やはり小児科の先生の指導に頼られるべきです。

FSC_3511
FSC_3511 posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:

お返事ありがとうございます。

 先生のおっしゃられる通り、小児科の先生の指導を仰ぎたいとおもいます。

 ありがとうございました。

FSC_3508
FSC_3508 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 07:48| 山口 ☀| 風邪やインフルエンザ | 更新情報をチェックする

2011年01月24日

悪寒が強い時の風邪は・・・

IMGP4808
IMGP4808 posted by (C)ヒゲジジイ

 会社から帰宅すると悪寒が強く明らかに風邪を引いて、今にも発熱しそうな状態だったが、手元には天津感冒片(銀翹散製剤)と板藍茶しかなかったのでそれらを服用したが悪寒は去らない。
 悪寒はあっても首の真裏の葛根湯証はまったく認められなかった。

 そこで卵酒を飲んで寝たら明くる日にはすっかり治っていた。

 このような時には本当ならどのような漢方薬を服用すべきだったのだろうか? というご質問である。

 風邪やウイルスに感染した理由は、一時的な「虚に乗じて邪(ウイルス)に侵入された」のだから、初期の悪寒症状と一時的な虚証に対して「参蘇飲」、これに「銀翹散製剤」の併用という方法が一般的で、葛根湯証や麻黄湯証が認められない悪寒であれば、なおさら参蘇飲を主体に運用すべきであろう。

 咽喉腫痛も無かったと言われるが、その場合でも参蘇飲に天津感冒片1〜2錠をトローチ的に併用するのが必須といっても過言ではない。板藍根の併用は当然。
 もしも明らかな咽喉腫痛を伴っていれば、参蘇飲のみならず天津感冒片の規定量(4錠)はほとんど必須となる。
 悪寒が去れば参蘇飲は中止となるが、胃弱者の場合はそのまま続けた方がよい場合もある。

参考文献:
2006年02月22日 現代の風邪・インフルエンザの一般的傾向


 そこで常備薬として参蘇飲も新たに購入され、天津感冒片と板藍茶も補充購入されて行かれた。

 ともあれ、先日ヒゲジジイの風邪には参蘇飲と荊防敗毒散に板藍茶の併用が適応していたので、このようなトウヘンボクな体質も折々に見られる。
 一方、受付嬢の風邪はいかにもインフルエンザ様であったが、涼解楽(天津感冒片と同一成分)に板藍茶、および辛夷清肺湯がしっかり適応していた。
 おそらく二人とも同じウイルスと思われるが、カクノゴトク適応方剤が大いに異なっていた。

 中医学における弁証論治では、トウゼン大いにあり得ることで、だからなかなかシロウトさんや、ちょっと齧りの医師・薬剤師でも、しっかりとした基礎知識と豊富な経験がないとピント外れの投与が続出するのである。

IMG_4060
IMG_4060 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 23:21| 山口 ☁| 風邪やインフルエンザ | 更新情報をチェックする

2009年12月28日

前回の続き:インフルエンザに対する弁証論治

オオタカ(幼鳥)
オオタカ(幼鳥) posted by (C)ヒゲジジイ

北海道から折り返し頂いたメール:ご返信ありがとうございました。自分の拙い経験談でよければブログへの転載宜しくお願いします。

 ただ、拙いとはいえ、中医学の基礎で足元をかため、先生の知識を武器にしていましたのである程度の自信はありました!
 反面、経験不足から不安もありましたが(苦笑)

 尚、ご指摘の通り、一番参考にさせて頂いたのは

風邪(インフルエンザも含む)の一般的な治療方法私案」です。

 ただ、猪苓湯を加える知識を得たのは村田先生自身が風邪をひかれた体験談を述べている筆者13年ぶりの高熱体験記←もしかしてインフルエンザ? からです。

 妻も小便の出渋りがひどかったので猪苓湯も加えたのですが効果は覿面でかなり楽になったようです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

>> 先生に言わせれば各メーカーの製品の優劣を指摘されるでしょうが
>
>とありますが、それ以前に弁証が間違っていれば、たとえ優秀な製剤を使用しても、子効果が出るわけがありません。
>
> とはいえ、煎じ薬や生薬を直接扱った経験が長ければながいほど、エキス製剤の品質の優劣も敏感に分かるものです。生薬を直接扱ったり、煎じ薬の製造経験がなければ、エキス製剤の優劣の鑑別はほとんど不可能だと思います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 弁証に関しては日々中医学書を繰り返し読み、習得に努めていますが、難しいと実感しています。こればっかりは経験を積んでいかないとだめですね。

 尚、エキス製剤の優劣の鑑別は漢方を専門としている薬剤師や医師以外は不可能であるとことは十分に理解していますので、先生の指摘されている白朮と蒼朮の違いなど、登録販売者でもできる範囲で良い物を使用できるようにしていきたいと思っています。

 今後ともよろしくお願いします。

以上、要件のみのご連絡で申し訳ありませんが取り急ぎ返信まで。


さらに2009年12月25日のブログ掲載後に頂いたメール:ブログへの転載と万葉板藍仙の私見を拝見しました。

先生の私見を拝見して恥ずかしくなりました・・・。よく考えれば分かりますよね、銀翹解毒散に金銀花はかなり含まれており、あえて追加する必要はないですね。

 晶三仙についてもご指摘頂いて、またひとつ知識を得ることができ、ありがとうございました。

 今後同様なことが起きた場合は、余分なものを含まない板藍根単独のものを使用するように心がけます。

 ちょっとしたことが大きな差となって現れるのが中医学の面白いところでもあり、難しいところでもありますね。

 ご迷惑でしょうがまた何かしら機会があった時はメール出させて頂きますのでよろしくお願いします。

オオタカ(幼鳥)
オオタカ(幼鳥) posted by (C)ヒゲジジイ

ヒゲジジイの御返事メール: もっと早くブログに転載させて頂く予定が、うっかり早く寝込んで、おまけに早朝はジョウビタキの撮影に夢中になっていたら、開局後は次から次への新人さんたちが続くので閉店までにへばってしまいました(苦笑。

 さきほど漸くアップでき、また追記として御覧になった通り「万葉板藍仙の私見」も追加しましたので、ご連絡しようと思っていた矢先にメールを頂き、ご報告が遅れて申し訳ない次第でした。

 ところで、アップする前に再度ご報告を読ませて頂きましたが、温病特有の発汗をしている子供さんの新型インフルエンザに対して、自信満々で麻黄湯を処方する医師がおられるとは、本当に驚愕ものですねっ!

 このような誤治を知らずにそのまま服用されていたら、最悪の場合は脱汗して亡陰亡陽により命の危険さえ伴う懼れナシとしません。

 実に恐ろしい医師もいるもので・・・といっても、日本全国のほどんどの医師は同様な漢方知識レベルなのですから、日本全国で保険漢方を投与される医師の漢方レベルはすなわち某メーカーの学識レベルと連動しているわけですから、これまた恐怖キョウフとしか言いようがありません。

 ともあれ、このたびはヒゲジジイが長年の実践例から割り出したインフルエンザの対処法を参考して頂き、その信憑性を高めて頂ける貴重なご報告の数々、とても嬉しい限りでした。

オオタカ(幼鳥)
オオタカ(幼鳥) posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:お忙しい中、返信頂いて恐縮です。先生が多忙なのは十分に承知していますので自分への返信などいつでも構いません。

 また、自分の今後のメールについては承諾など必要ありませんのでブログに転載される部分があればよろしくお願いします。

 ところで、先生が言われた「温病特有の発汗をしている子供さんの新型インフルエンザに対して、自信満々で麻黄湯を処方する医師がおられるとは、本当に驚愕ものですね」ですが、実際にはかなりいると思います。

 今回、自信満々に麻黄湯を出しておくと言った医師は某市立病院小児科の医師ですし、今まで愚息・愚娘が診察をうけて漢方薬が出されたことを思い出してみると、疑問が残る処方を受けたこともかなりありますね。
 今でこそわずかながら中医学の知識が身についたのでおかしいと分かりますが。

 やはりこれは、漢方薬を現代薬と同様に、単一作用機序で異常
正常に関わらず一定に作用すると錯誤しているからではないでしょうか。
 極端に言えば、「麻黄湯の服用=ウイルスの抑制」くらいの方程式ができているのかもしれないですね。

 自分はもともと大学で応用化学を学び、卒後10年ほど研究職についていました。いわゆるエビデンスが求められる業界にいたわけですが、一度エビデンス云々が頭に入ってしまうと、どうしてもその方向から漢方薬を見てしまいます。

 だから医師を含め、漢方薬に疎い薬剤師も漢方薬は「一定に作用するのではなく、複数の成分が異なる薬理作用機序を介する」ことを認識しなければエビデンス漢方からの脱却は難しいかもしれませんし、理解するためには中医学を学ぶしかないと思います。

 自然発汗があったり、悪寒がなければ、インフルエンザであろうがなかろうが麻黄湯は使わない。この1文だけ覚えているだけで誤治が減るんですけどね。

飛んでるオオタカ(幼鳥)
飛んでるオオタカ(幼鳥) posted by (C)ヒゲジジイ

アオサギの飛翔風景
アオサギの飛翔風景 posted by (C)ヒゲジジイ




posted by ヒゲジジイ at 19:59| 山口 ☁| 風邪やインフルエンザ | 更新情報をチェックする

2009年12月25日

北海道からのおたより:新型インフルエンザ治療に使われた漢方薬の御報告

マガモ
マガモ posted by (C)ヒゲジジイ

おたより: 北海道の某医薬品登録販売者

 ご無沙汰しております。10月に中医学の書籍について問い合わせた北海道の●●です。

 今年も残り1週間となりましたが村田先生は変わらず忙しい日々を送っているのでしょうね。体調崩されぬよう、どうかご自愛下さい。

 こちら北海道はすっかり冬景色となりまして、日中でも氷点下の真冬日も多くなってきました。先日、出張で占冠(しむかっぷ)に行ってきたのですが、最低気温が−24℃を記録した日でして、北海道生まれ北海道育ちの自分でも身震いするほど寒かったです。

 さて、たいぶ下火になってきたとは言え、まだまだ話題の多い新型インフルエンザですが、2週間ほど前に3歳になる愚娘(次女)が新型インフルエンザに罹患しました。

 自分は仕事中でしたので妻がかかりつけの小児科に連れて行き、A型と確定後にタミフルが処方されたのですが、あえて飲まさずに次女の状態を見ながら参蘇飲+銀翹解毒散+板藍根を服用させました。

 この時点で熱は38℃後半、咽頭痛は強く自然発汗はなし。
 1回目の服用後しばらくしても寒気がとれないようなので、2回目も同じく参蘇飲+銀翹解毒散+板藍根を飲ませ就寝。夜中起きるかと思いましたが朝まで寝続け、朝7時では熱が37℃、咽頭痛はまだあるものの寒気はないとのことなので銀翹解毒散+板藍根のみに変更。

 日中にもう一度、銀翹解毒散+板藍根を服用するよう妻に言っておき、夕方自分が帰宅すると熱は36℃台の平熱に咽頭痛もなく、何より食欲旺盛ですっかり良くなっていました。

 普段から先生の各サイトをくまなく拝見していますので、参蘇飲+銀翹散+板藍根は頭に入っておりましたが、ここまで効果が絶大だとは思いませんでした。

 先生に言わせれば各メーカーの製品の優劣を指摘されるでしょうが何せドラッグストア勤務なのでイスクラのものは当然あるはずも無く、ロート製薬の銀翹解毒散、松浦漢方の参蘇飲と板藍根を使用しました。しかし、それでも速攻で効果をあげられたのは漢方薬の力と先生から盗んだ(?)知識の賜物ですね(笑)。

 ただ、この話しには続きがありまして、次女が解熱後2日ほど経過した頃に長女(5歳)が発熱しました。間違いなく新型インフルエンザだとは思いましたが念のため、普段とは違う小児科に自分が連れて行きました。

 簡易検査の結果はA型でほぼ新型に間違いないと医師から言われましたがタミフルやリレンザではなく、漢方薬を処方して欲しいと伝えました。
 そこまではいいのですが、医師は長女の状態を診るまでもなく、自信満々に「麻黄湯という良い漢方薬があるから出しておく」と言いました。

 この時、長女の体温は39℃で咽頭痛もありましたが寒気や関節痛などの悪寒はなく、何より額も背中も発汗でびしょ濡れの状態だったのです。中医学初学者の自分ですら麻黄湯ではないと判断できるのに、自信満々に麻黄湯を出すという医師。

 カルテにいろいろ書き込んでいる医師の後ろ姿に思わず飛び蹴りでもおみまいしてやろうかという衝動にかられつつ、その場を後にしました。
 製薬会社のMRの言うままに情報が入ると医師もこうなるんでしょうね。

 もちろん処方された麻黄湯は飲ませず、常備している八ツ目製薬の銀翹解毒丸+中村薬品工業から出ている万葉板藍仙を合わせて服用させ様子を見ることに。
 夜中に鼻が詰まって苦しいとのことで見てみると黄色の粘性鼻水が出ていたので辛夷清肺湯を追加しました。

 翌朝、熱は38℃台でしたが鼻は通って楽になったようで、その日は銀翹解毒丸+万葉板藍仙で過ごしました。その後、状態は安定していたのですが、なかなか咽頭痛がとれないので八ツ目の銀翹錠を小さく割り、トローチのように服用させたところ数時間後には咽頭痛がほぼなくなりました。
 翌朝、熱も下がり、咽頭痛もなく、予防的に板藍根のみ服用させ終了。

 医師の言うままに麻黄湯を服用させたら体力は奪われ、咽頭痛がさらに増していたと思います。
 インフルエンザ=麻黄湯という病名投薬。中医学を知らずに漢方薬を投与するのは怖いですね。


 余談ですが、中村薬品工業の万葉板藍仙、なかなか良いと思います。板藍根に金銀花と晶三仙(山査子、神曲、麦芽)を加えたものです。
 先生の目にかなうかは不明ですが、個人的な経験から良いように思いました。

 話しを元に戻させて頂きます。

 実はこの後も、長男(1歳2ヶ月)が新型インフルエンザに罹患し、さらに検査はしていませんが妻も発熱するという事態になったのです。

 長男は1歳ということもあり、かなり神経をつかいましたが参蘇飲+板藍根で2日で回復。
 妻は熱も40℃を超え、激しい咽頭痛に襲われましたが葛根湯や参蘇飲、板藍根、松浦漢方の地竜、小太郎のチョレイン(猪苓湯)を状態を見ながら投与し3日ほどで回復しました。

 自分はというと、多少咽頭痛もあった時がありましたが予防的に銀翹錠をなめたり、適宜板藍根を服用していたので大事には至りませんでした。

 自分にとっては激動とも言える2週間でしたが、漢方薬を適切に使用すれば新型インフルエンザにも対応でき、現代薬を凌駕することも可能であることを実感した期間でした。

 中医学書を基礎に実践的な先生のブログでさらに力をつけ、実際の病に漢方薬を使い、効果が出る。中医学を学んで良かったと思います。

 長くなりましたが、先生のブログから沢山の知識を得ていることに感謝していることを伝えたく、メールしました。

 今後ともブログの継続をよろしくお願いします。

 ホワイトクリスマスイブの北海道より。

オオバン
オオバン posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:おたより、ありがとうございます。

 とても貴重な体験ですね。是非、ブログにそのまま転載させて下さい。
 当方のブログは同業者や医師の先生方がご覧になられているようですので、皆さんの参考になることと思います。

 きっと転載を許可頂けるものと信じて、25日になる早々には筆者は前回と同様の掲載方法で北海道とは記載しても匿名とさせて頂き、ブログにアップさせて頂きたいと考えています。

 もしも不許可であれば、御面倒でも、それまでにお申し出下さい。(転載後に不許可となった場合は、直ぐに削除させて頂きます。)

 参蘇飲と銀翹散製剤に板藍根の併用は、各所に書いていると思いますが、きっと

風邪・インフルエンザ初期の漢方薬 

あるいは、漢方薬による風邪・流感(インフルエンザ)の治療法私案 などもご覧になっているのでしょうね。

ともあれ、

> 先生に言わせれば各メーカーの製品の優劣を指摘されるでしょうが

とありますが、それ以前に弁証が間違っていれば、たとえ優秀な製剤を使用しても効果が出るわけがありません。

 とはいえ、煎じ薬や生薬を直接扱った経験が長ければながいほど、エキス製剤の品質の優劣も敏感に分かるものです。
 生薬を直接扱ったり、煎じ薬の製造経験がなければ、エキス製剤の優劣の鑑別はほとんど不可能だと思います。


追記: おたよりの中で、なかなか良いといわれる万葉板藍仙についてのヒゲジジイの私見を述べると・・・

 本来高濃度の板藍根がもっぱら必要なところへ、余分に金銀花や晶三仙(山査子、神曲、麦芽)加えられている分、板藍根の成分が不足している可能性が大である。
 ましてや温性の山査子や神曲や麦芽は不要であり、金銀花はすでに銀翹散製剤にもたっぷり含まれている。
 このような余分な成分が加わり過ぎると、肝腎な板藍根の濃度が薄まって、本来の目的からはあまりに逸脱し過ぎるように思われる。

 要するに、本来の目的から考えても、高濃度の板藍根に限定して銀翹散製剤や参蘇飲製剤などに併用するのが望ましい。

カイツブリ
カイツブリ posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 20:18| 山口 ☔| 風邪やインフルエンザ | 更新情報をチェックする

2009年12月24日

医師からの御報告、新型インフルエンザのその後

ウグイス
ウグイス posted by (C)ヒゲジジイ

おたより:東海地方の内科医師

 ご無沙汰しています。当地域での新型インフルエンザの爆発的な流行はピークを越してきました。

 当クリニックに受診なさった患者さん(患児がほとんど)は入院など重症化することもなく、だいたい1,2日で解熱し直ってゆきました。勿論、一応開業医ですから抗ウイルス剤を適時使い分けてはいます。

 しかし、みなさんには漢方薬を併用するようにお勧めし、患児も頑張って飲んでくれるそうです。葛根湯あるいは柴胡桂枝湯を使用しますが(これだけでは不十分のようです)、愚息での貴重な経験から桔梗石膏を処方、そして、村田さんのお勧めにしたがって板藍根・銀翹散を購入いただいて(1000円未満)います。多くのおかあさんは喜んで購入されます(院外薬局で購入)。

 巷では麻黄湯が勧められていますが、全く効果がなくて受診された患児もいました。個人的経験では今回の新型インフルエンザはかなり温病的ではないかと思います。熱を制御する薬が必要と感じました。

 話は変わりますが、個人的に私の血圧は大変良い状態にあります。杞菊地黄丸、茵陳蒿湯、生薬製剤ニ号方を常用しています。一時、降圧剤も極量に近く内服していましが、現在は最小用量で済んでいます。
 血圧の専門医に相談していますが、「日常生活の注意などでこのレベルまで改善したのでしょうか。でも、個人的には珍しい経験です」とおっしゃいました。

 このような近況です。本年も村田さんからの助言をいただいて貴重な経験をすることができました。西洋医学だけでは体験することが決してできなかったことばかりです。

ジョウビタキ(メス)
ジョウビタキ(メス) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:いつも貴重な御報告、ありがとうございます。

 板藍根と銀翹散製剤が1,000円未満で賄えるのは、子供さんは薬用量が大人の半分くらいでしょうから、そのくらいで済むわけですね?
 こちらでも大人の場合の小包装が3〜4日分で両方併せて2,000円以内ですから・・・でも、当方の常連さんは常時予防薬として大量買いをされるので、実質的には安価となる徳用包装を購入をされて行かれます。
 常連さんたちのお陰で、この不況下でも不遜な村田漢方堂薬局が消えずに済んでおります(笑。

 また、当方でもお馴染みさんの中年女性が、夕方から寒気を覚え、直ぐに葛根湯製剤と板藍茶を服用したところその夜は症状はすっかり治まり安心していたところ、翌日は寒気はないものの目が充血してやや熱感があり、軽度の咽喉腫痛を覚えたので、三度目の葛根湯製剤と板藍茶を服用するも症状が治まらないというので直接薬局に来られました。

 あきらかに温病に転化しているので、直ぐに涼解楽(銀翹散製剤)と板藍茶に切り替えてもらい、天津感冒片(銀翹散製剤)の1錠をトローチ的に使用してもらったところ、一日で治ってしまいました。

 こちらでも新型インフルエンザが流行していた時期ですので、あるいは新型だったかも?しれません。

 ともあれ、いつもブログへの御協力ありがとうございます。来年もよろしくお願い申し上げます。

オオタカから逃れて隠れるカワラヒワ
オオタカから逃れて隠れるカワラヒワ posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 07:35| 山口 ☀| 風邪やインフルエンザ | 更新情報をチェックする