2020年07月29日

高齢者にとっては、初期癌よりもコロナの方が怖いだろう

 昨日も今日も、仕事が重なって疲れが出たのか、女性薬剤師が歯痛を訴える。

 そんな中、何十年来、身体に問題があると、何年に1回か漢方相談に来られていた人が、久しぶりの来訪。

 ところが、今回ばかりは、これまでよりも深刻な相談で、某所の初期癌が見つかったのだと言われる。

 凸状ではなく、凹状の悪性腫瘍の様相だから、細胞の性質を精査しなければならない段階だが、できるだけ最高の漢方サポートを受けたいというご希望である。

 当然、必要な西洋医学治療と並行してのことで、主治医にも漢方を併用する許可をもらっているという。

 もともとお元気で話好きな人ゆえ、こちらは2mの距離を置いているとはいえ、マスクのみならずフェイスシールドを装着しての対応。

 本来なら、そちらこそマスクの上から、フェイスシールドをして来られるべきなのだと文句を言いながら、まずは必要最小限の3種類から、今後の検査次第で、必要に応じて増やすことを約束する。

 と、相談が終わったところで、四方山話が延々と続いて終わりそうもないので、ここは密室だから、これだけ距離を置いていても、人を見たらコロナと思えで、お互いにやや高齢でもあるから、もっと気を付けるべきだと諭す。

 高齢者にとっては、初期癌よりもコロナの方が、はるかに怖いのですよ、ということである。

 気の毒とは思ったが、まだまだ続きそうな話の腰を折らざるを得なかった。
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2010年7月29日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月29日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:コロナ 初期癌
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2020年07月28日

死の恐怖がなくなると、漢方の効果も

 好きな映画の続きを書くと、『ゴースト/ニューヨークの幻』やロビン・ウィリアムズ主演の『奇蹟の輝き』と、異端カタリ派の聖杯伝説がテーマの『ラビリンス 前編:指輪が導く十字軍との決戦』と『ラビリンス 後編:受け継がれし守護者』。

 『ゴースト/ニューヨークの幻』は、スピリチャル好きな人にはファンがとても多いが、後者の『ラビリンス』の前編・後編は、いずれも日本ではまったく人気がない。

 西洋では原作の書籍は大ベストセラーになったものだが、日本では書籍も映画もサッパリ人気がなく冴えない。

 西洋で人気を博したのは、同じ白人同士なのに、13世紀に十字軍を送ってまで滅ぼした異端カタリ派の歴史的事実は、ほとんど常識だからだろう。

 だから異端カタリ派の歴史を知らない日本人には、ほとんど興味を持てない内容らしいが、異端カタリ派こそ、精神科医のアーサー・ガーダムさんが、ご自身を含めて、数回にわたって集団で転生を繰り返した過去の経験を、数冊の書籍に書いたことでも、そのスジでは有名である。

 それはともかく、上記の『ラビリンス 前編・後編』で描かれる十字軍の攻撃は、様々な書籍で知るイメージ通りに描かれていることにこそ、大いに価値があるように思われる。

 前置きが長くなり過ぎたが、仕事上では、各種悪性腫瘍のステージ4の人達の漢方サポートにおいて、(ここは謙虚に)西洋医学治療とも相俟って、経過良く病巣が完全に消えて根治が期待できそうな段階にまで到達している人も、根治にならずとも、病巣が激減したまま、長期間、健康状態を保っている人達は、たとえ死んでも終わりではないという、固い信念のもと、死に対する恐怖が、ほとんどない人達が多い。

 ともあれ、コロナのお陰で、死が身近なものに思われる人が多いらしいが、死を常に意識することで、却って前向きになれるかどうかが、重要な分かれ目である。

 但し、人口に膾炙した『葉隠』の「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」の真意は、多くの人が間違って理解しているらしいので、言語表現というのは、実に難しいものである。
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2011年7月28日茶トラのボクチン(7歳)
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2020年01月19日

世の中、そんなものでしょう

 大病院の勤務医さんの述懐。

 それほどの苦労もなかった患者さんが、一定の回復を得た後、こちらの方がかえって恐縮するくらいに感謝の言葉を述べられるかと思えば、かなり緊急を要するきわどい病状で、不眠不休の治療の甲斐あって、一定の回復を得て、退院されるに当たっても、こちらからねぎらいの言葉をかけても、お返しの儀礼的な言葉すら、もらえない。

 世の中、そうしたものですね、人の思いは、さまざまだから。

 また、数十年前には大腸がんなどのステージ4の転移がんが生じている状況では、予後は八か月くらいであるのが通常だったが(といっても、当時は抗癌剤の運用がまずく、抗癌剤による毒性が原因で死期を早めた可能性を否定できないのでは? )、昨今では、予後が3年前後とのびているので、医学の進歩のお陰であると(といっても、抗癌剤の副作用の対処の仕方が上手になっただけかも? )、癌専門医は多少とも嬉しく感じていても、当の患者さん達の思いは、ほとんど不可能な根治を望まれるし、それがダメでも、せめて10年以上の延命を望まれているので、医師と患者さんの思いのギャップが想像以上に大きい、というような記事を読んだことがある。

 世の中、そうしたもので、人の思いは、立場によって、さまざまだから。

 ひるがえって、我が漢方薬局においては、先述の大病院の医師の述懐と同様な事象は、ざらにあるものの、後者の問題では、たとえ最終的にお亡くなりになったケースであってさえ、あきらかな漢方サポートの効果を実感されたご家族が、絶大な漢方ファンになられ、末永い常連さんやお馴染みさんになられた人達が多いので、こればかりは長年のこの仕事で、少しは自慢できることかもしれない。

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2012年01月19日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月19日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
 
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2019年12月13日

一貫堂の中島随象先生の各種癌に対する処方例

 以前、某社の外交さんに集めてもらった通導散の文献の中に、中島先生が過去に発表された癌に対する処方例の要約が含まれていた。

 「癌に対して通導散を使え」と遺言されていたのは、一部では有名になっているが、ヒゲジジイの経験では、通導散は体質によっては、大黄の配合量を考えないと、下痢を誘発して継続しにくい場合もある。

 ともあれ昭和36年の7月号の『漢方の臨床』誌には、子宮癌に通導散+防風通聖散で対処できた例や、通導散の変方でよかった例の報告、および舌癌に竜胆瀉肝湯で、水も通らなかったのがよくなった例などを報告されている。

 同じく3月号では、乳癌に対して荊防敗毒散加黄連・大黄で対処された例を発表されいる。

 ヒゲジジイがここで余計なことを書かせてもらうと、乳癌に対して中医学的には逍遥散を主体に抗癌中草薬類を多種類加えるパターンが多いものの、これもあくまで「一連の症候」に基づいて投与されるべきものであるから、固定的に考えるべきではないだろう。

 以上、一貫堂の中島先生とは、中医漢方薬学の流儀とは、かなり異なる部分があるとはいえ、一定の参考価値があると思われるので、某社が集めて下さった文献中の一部を引用せて頂いた。

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2011年12月12日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年12月12日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

ラベル:逍遥散 通導散
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2019年07月15日

心と身体の無視できない、強い相関性の問題

 典型的な問題として目立つのがアトピー性皮膚炎。

 せっかく1年以上、安定した状態を保てていたのに、職場での人間関係の激しいストレスによって急に悪化したり、離婚が原因で再発したり、医療関係者の中には、危篤の患者さんに恨みつらみを言われ続けて、明らかな八つ当たりをされながら亡くなられたショックから激しく再発したケースもあった。

 ステージ4の転移癌では、万が一があっても、前世があって今生があり、来世もあることを心から信じることができた人達は、死に対する恐怖が相当なレベル軽減できるので、明らかに良好な経過を辿り、主治医の余命宣告よりも、はるかに長く、ほとんど無症状のまま経過することが多く、もしかしてこのまま根治するのではないかと思われるようなケースさえ珍しくない。

 機能性ディスペプシアの例でも、漢方薬がよく奏功して無症状で過ごせていたのに、年1度の定期検査の10日前くらいから症状が突然激しく再発し、検査で異常がないことがわかると、急速に症状が消えるという、笑い話のような例もある。

 人間様という動物は、それほどデリケートな存在である。

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2010年7月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:心身相関
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2019年06月06日

明らかに逆効果だった転移癌に対する姑息手術

 「姑息手術」とは、症状の緩和を目的に行われるもので、疾病の根治が不可能なケースでよく行われるものであるが、こと転移癌における姑息手術では、往々にして逆効果となることも珍しくない。

 最近相談を受けた事例でも、腰痛で通院治療を重ねること1年以上、ようやく原因が分かったときには、骨転移が各所に見られ、このままでは早晩歩けなくなるからと、姑息治療が行われたところ、却って疼痛が増し、完全に歩行困難どころか、急転直下、寝たっきりの状態に追い込まれた。

 手術前は、腰痛だけの問題で、歩行も自由にできて、食欲も衰えなかったのに、こんなことなら手術を受けなければよかったと、とても後悔されている。

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2009年6月6日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月6日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:転移癌 姑息手術
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2019年03月21日

「抗癌剤をしなければ余命半年」という脅し文句

2010年03月21日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年03月21日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 「抗癌剤をしなければ余命半年」と脅したのは、抗癌剤をしてもらうための方便だったと白状された主治医。

 上半身と下半身の2種類の悪性腫瘍、手術後に転移が見つかり、それでも余命をはるかに過ぎても、抗癌剤による後遺症の強いシビレ以外は元気だが、精神的な不安感ばかりが強い。

 抗癌剤を拒否された人達の、その後の経過観察を行ったこともない医師たちが、何を根拠に余命半年と言えるのか、まったく信用ならない脅し文句である。

 上述の通り、手術後に転移が生じているステージ4。脅しに従って点滴による抗癌剤や分子標的薬を行ったが、少し高かったCEAが正常値になったものの、極度の全身倦怠感とシビレに、顔面皮膚の激しい炎症に肝機能の検査値も三桁に急上昇!

 とうとう分子標的薬(イレッサ)の副作用に耐えられず、途中で拒否したところ、血液検査で判明したところでは、今度はオプジーボが有効だからと勧められても、これも拒否。

 都合により十分な組み合わせとはいえない漢方薬類とはいえ、顔面皮膚の激しい炎症や肝機能の異常値も、かなり即効で正常化したものの、CEAの上昇に対するブレーキがやや緩いために、告げられた余命半年をはるかに過ぎて、さらに半年以上、抗癌剤による後遺症のシビレ以外は元気に過ごされているのだが、これも漢方薬類のお陰ですとは、一度も言ってもらえない。

 ちょうど主治医が交代したので、このまま引き続き西洋医学治療を受けないままだったら、余命は実際どのくらいなのでしょうか?と質問したところ、はっきりとは言ってもらえず、強いて言うなら1年かもしれないし、あるいは何かの事情でそれ以内かもしれないし、それ以上かもしれない。その気になったらオプジーボが適応だから、いつでも言ってくれるようにと念押しされたという。

 『眠っているがんを起こしてはいけない』という題名の近藤誠氏の新刊書によれば、「抗癌剤をしなければ余命云々」という脅し文句ばかりでなく、最近では「私の家族だったら絶対に抗癌剤を使います」という騙し文句によって説得するのが、医師の間で流行しているそうである。

 なお、この書籍には有名人達の、行わなくてもよい手術や抗癌剤の毒性によって急死した実例の数々を挙げて詳細に解説されている。

 とくに印象深いのは、全く元気で無症状だった有名人達が、あらずもがなの人間ドックで各種の初期癌を発見されたために、手術や抗癌剤によって短期間であの世に送り込まれる犯罪的な医師の所業が列挙されていること。

 これだけの有名人達が、症状も無いのに、人間ドックで初期癌を発見されたために、結果的には、不必要な手術や抗癌剤治療によって却って極端に寿命を縮めてしまった現実。

 世の中で大声で叫ばれている、早期発見早期治療こそ、一歩間違えば、極端に寿命を縮めることを知るべきである。

 これらの有名人達も人間ドックに行かず、癌の存在を知らないまま不必要な西洋医学治療が行われないまま放置していたら、少なくとも数年以上、あるいはもっと長期間無症状で元気に活躍されていたことだろうと、お気の毒を通り越して、他人事ながら歯がゆいこと極まりない。

 ともあれ、無症状であったのに、検診で初期癌が発見されたために手術を受けて以後、かなり短期間で転移が見つかって漢方サポートを求められる人がとても多い昨今、近藤流に言えば、結果的には手術によって眠っていた癌を暴れさせた、ということなのだろう。

 自覚症状もないうちから、早期発見、早期治療は、ほんとうに正しいことなのだろうか?

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2011年03月21日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月21日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:余命宣告
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2019年01月17日

厚生労働省発表によると、2016年の新規がん患者は大腸・胃・肺・乳房・前立腺の順で多いというが・・・

2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 タイトルの通り、今月16日の厚生労働省の発表によると、2016年の新規がん患者は大腸・胃・肺・乳房・前立腺の順で多いという。

 しかしながら、村田漢方堂薬局における各種がん疾患で、新規の相談者の多い順は、全国的な順とは異なって、各種の肺がんが最も多く、次に乳がん、婦人科がん、大腸がん、胃がんという順だから、かなり全国的な順とは異なる。しかも相談者の過半数がステージ4。

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2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:がん 悪性腫瘍
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2019年01月12日

休業日の前後は新規相談は受け入れ不可能なのに

2011年01月12日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月12日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 当方のHPやブログを見て来られる人は、ほとんどの人が休日前後は新規相談は受け付けない旨を承知され、初回は通常の火曜日〜金曜日を狙って来られる。

 ところが県内や近県などで、友人に紹介されたとかいう複数の集団でやって来られるケースは、気を付けないと、まったくお気軽なレベルのこともあるので警戒が必要である。

 そのような人達に限って、不思議と土曜日や月曜日を狙って来られるので、比較的近くでもあるので、日を改めて出直してもらわざるを得ない。

 のみならず、本当にお気軽だった場合は、きっぱりとお断りせざるを得ないことになる。村田漢方堂薬局では「お気軽にご相談」はして欲しくないのである(苦笑。

 ただ、本日は魔が差したというか、朝早いときだったので、せっかく来られたのだからと、うっかり同情心が湧いて、いまは時間が空いているから・・・と思った矢先、女性薬剤師が事情を話してきっぱりとお断りして幸いだった!

 入れ替わるように常連さんがやって来られたのを皮切りに、電話やメールによる発送依頼の注文ばかりでなく、店頭にも数年来の深刻な相談者が通って来られる。

 発送依頼の人達にしても、店頭に通って来られている人も含めて、半ドンの土曜日の本日のような3時間内でも、同じ悪性腫瘍でも3名はステージ4の転移癌だった人達。

 うっかり「だった」と書いてしまったのは、幸いにも転移巣が基本的に消滅してかなりな期間が経過している人もおられるからである。

 とはいえ、一進一退を何年も繰り返されている人もおられるだけに、ない頭を振り絞りに絞らなけれならないケースも少なくない。

 というわけで、やっぱり土曜日や月曜日、のみならず休日前後に新規相談を受け入れるのは、少人数のスタッフで運営する村田漢方堂薬局では明らかに無理がある。

 それ以外の日は、意外とのんびりとできる日があるのだから、新規の人達は、それらの日を狙って来られるのが無難である。

 そうすればこちらも落ち着いて、しっかりとした弁証論治が可能なのである。

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2012年01月12日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月12日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
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2018年12月14日

希望通りの試作品

2008年12月13日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年12月13日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 製品化が実現したとしても、今回ばかりは「石流茶」や「竹葉石膏湯」「補気建中湯」などのときのように、このブログに自慢気に製品名を明かすことはできない。

 というのも、貴重?な原料が使われているだけに、大事に扱って、必要な人達だけに提供させて頂くべきものなのだから。

 昨日のこと、某社の社長さん直々に、希望通りの試作品を携えて訪問されたわけで、十分満足のいく出来なので、あとは商品化して市販を待つばかり。

 過去、煎じ薬主体でやっていた当時、胃がんで肝臓転移を生じていた三十代の女性に、折々の丸山ワクチンとともに、こちらでは六君子湯に神農本草経に記載される逸品とともにさらに2種類を加えたもので、長期間の併用によって根治。

 微熱と白い大便が続いて、やせ細っていたその女性は、将来を悲観して、大事な持ち物のほとんどを、親戚の人達に形見分けしてしまったところ、結局は根治してしまったので、それらを回収するのに大変な苦労をされたという笑い話付き。

 但し、その15年後だったか、卵巣がんを発症され、こればかりは、いまほど豊富なサポート的な品目がなかった時代だけに、大したサポートにはならなかった。抗癌剤をする折々に、漢方サポートを完全に中止されていたのも残念だった。

 とはいえ、肝臓癌などで生じた腹水には、補気建中湯に、これら3種類との相性がとてもよかった実績も多数あった。

 また脳腫瘍と診断された二十代の女性は、当時のことだからCTなどの検査機器のない時代。手術前から三ヶ月、これら3種類に猪苓を加えたもののサポートで、頭蓋骨を開けてみると、あるはずのものが、完全に無くなっていたこともあった。

 面倒な煎じる必要のないエキスの細粒状で、濃厚ながらも、やや美味しさを感じる。

 この製品が実現すると、ヒゲジジイ最後の置き土産となるかもしれない(呵々。

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2011年12月13日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年12月13日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
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2018年11月05日

やっぱり美味しいものを食べて、しっかり栄養を付けるに限る

2009年11月05日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月05日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 重症のアトピー性皮膚炎ではないのだから、余命宣告を受けるような転移癌や、あるいはステージ4の悪性腫瘍の人達は、好みの食物を中心に、あとは適当にバランスのとれた食事を心がける程度にして、日々美味しい食事を心がけている人達こそ、経過がよい。

 中には胃癌でステージ4、転移が各所にある人でも、これ以上手術もできないし、白血球も少ないので、抗癌剤もできないといわれている。そういう状況であっても、漢方薬類の助けも相俟って、食欲は十分あるのだが、どうしても甘いものが止められないといわれる。

 極端にならなければ、別にそれでも構わないでしょう、適当に栄養バランスを考えて、好きなものを中心に楽しい食事を心がけるようにと、数年前から折々のアドバイスに安心され、それもあってか、明るく元気にパートの仕事も続けられている。

 村田漢方堂薬局で、最も多いステージ4の肺腺癌の人達は、全員、好きなものを中心に、栄養たっぷり摂るようにされているので、経過良好な人達ばかりで、昔から肺腺癌との相性は抜群によいような気がする。

 そのほか、現在進行形では、ステージ4の乳癌の人達や血液癌の人達はもちろん、膵臓がんの人でさえ、食欲が衰えたという人は見当たらない。

 但し、腸管を冷やす食事は、摂り過ぎると、免疫システムが乱れる可能性が高いので、冷たいものや、生野菜や果物は、過度に摂り過ぎないように注意している。

 グリーンスムージや、生野菜療法は最悪だから、しっかり火の通った野菜を豊富に摂るに越したことはないことを強調している。

 野菜類は加熱することで、様々な栄養素が破壊されても、火を通すことで嵩が5分の1に減るので、生野菜よりも大量に食べることが可能で、おまけに吸収率がとてもよくなるので、生野菜を食べるよりも、断然有利であることは常識だろう。

 過去の長期間の相談例でも、癌になったからといって、あれもいけない、これもいけないと、食事に過度に神経質になって、食事療法に神経を使っていた人達は、栄養が衰えて体力を失う傾向が強く、経過が良かったケースは少なかった現実がある。
 さらには、前向きで明るい人は、相対的に明らかに経過良好に推移しやすく、神経質で過度に悲観的な人ほど、漢方サポートも長続きしないので、短期間で音信不通となりやすい。

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2009年11月05日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月05日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
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2018年10月31日

主治医の余命宣告はブラックジョークとしか思えない昨今

2011年10月31日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年10月31日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 毎月、月末最終日は、皆さんも仕事に忙しいので、比較的ヒマな1日になるはずが、そのジンクスが壊れた10月の多忙を極めた最終日。

 オプジーボを奨められていた人には、もう一度説得を試みたが、これまで受けた様々な点滴の抗癌剤や分子標的薬の激しい副作用にコリゴリされていて、主治医はオプジーボの有効率は2割強というのだから、その程度の確率なら、あの苦しい思いをしてまで、低い確率に賭けたくないといわれる。

 それでも運よくフィットした場合は大きいよ、副作用に耐えられないようなら、直ぐに中止すればよいのだから、と説得しても、ケンモホロロ。

 有効性のみならず、副作用の発現の強度も、人さまざまで異なるとはいえ、このように過去の苦しい経験から、二度と御免被るという人も少なくない。

 ましてや、漢方サポートによって、食欲旺盛がしっかり回復して、しかも無症状、生活上は健康な人とまったく変わりない。同様に余命宣告を受け、転移癌があってステージ4の人達でも、漢方薬類の継続服用で、問題なく普通の生活が送れている人は珍しくない現実がある。

 それなくとも、ステージ4の転移癌で、漢方サポートを求めて来られた時点では脳転移や骨転移があったり、あるいは腹膜播種ありながらも、既に漢方サポートを6年以上継続しながら、仕事をほとんど休むことなく通常の生活を送れている人もいれば、家庭の主婦でも漢方サポートも既に数年、元気を回復して無症状となり食欲旺盛、パートに行けるようになった女性もおられる。

 ともあれ、主治医の余命宣告の期間をとっくの昔に過ぎても、ほとんど無症状のまま、元気で通常の生活を送れている多数の人達が、現在、何人、村田漢方堂薬局の漢方薬類を利用されていることだろう。

 昨今つくづく考えるに、主治医の余命宣告は、ブラックジョーク、悪い冗談としか思えない。

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2011年10月31日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年10月31日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:余命宣告
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2018年09月22日

牛黄単味の製品は、以前の販売価格をかなり上回る仕入れ価格という異常事態が続く

2009年9月22日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年9月22日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 某国の牛黄の買い占めのお陰で、世界的に原料が一時的に枯渇したため、牛黄が暴騰して既に半年以上が経過したが、勘の鋭い女性薬剤師の機転で昨年来、今年に入っても超値上がりする寸前まで、一般常識的な値上がりの段階でも諦めずに仕入れて、しっかり備蓄していたお陰で、かろうじて今月まで、ほとんど旧価格のまま提供することが可能だった。

 多種類の漢方薬類の中でも、麝香とともに、最も重要な地位を占める牛黄を長期間使用されている肺腺癌による脳転移を生じていた人達(現在2名とも脳転移は完全に消滅している)。膵臓癌で余命を宣告されていた人達。胆管癌が再発した人や転移のある人達。食道癌が気管支に浸潤していた人。悪性リンパ腫のステージ4だった人達。慢性リンパ性白血病の人達など、各種血液癌の人達。

 それゆえ、常々、村田漢方堂薬局では比較的多量の流通であるものの、旧価格のまま提供できていたものが、とうとう今月でほとんど枯渇して来たために、急遽、昨日、久しぶりに牛黄の製造メーカーに仕入れを依頼することとなった。

 よくぞここまで低価格を維持して来たものだと、そんな薬局さんはいませんよと、各メーカーさんには、感心されるやら、呆れられるやら(苦笑。

 ところが、ここ半年間の相場は、既に先刻承知のこととはいえ、これまで販売していた価格をはるかに上回る仕入れ値段。このため、まことにやるせないことに、来月からは、一気に値上げせざるをえない。

 相場が下がれば、直ぐに値下げするつもりなのだが、枯渇していた牛黄も最近は次第に流通量がかなり回復して来たというのに、まだまだ当分の間は値下がりしそうもないというのだから、実に癪に障る。

 命のやり取りをしている人達のために、できるだけ安価にと心がけていても、「そうは問屋が卸さない」というのだから、実に腹立たしい。

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2009年9月22日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年9月22日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:牛黄
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2018年06月16日

人の思いは様々だから

2009年6月16日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 本日、土曜日の午前中の閉店前に訪れた、だいぶ前に転移癌が根治した常連さん。

 抗癌剤が逆効果となるばかりで、治らないはずの転移癌が、名実ともに根治して、発病から20年近くたっても、お守り的に3種類の漢方製剤を続けている女性が、漢方の補充購入に訪れたついでに報告されるには、30代の若い人の肺癌で、早くから村田漢方堂薬局に相談に行くようにすすめていたが、結局行かないまま、亡くなられてしまったという。

 経費のかかる問題でもあるし、漢方サポートの威力が信じられない人も多く、ほんの数日前も、乳癌で肺やリンパに転移している中年女性の新規の相談でも、ご主人は漢方をまったく信用されず、西洋医学治療だけで十分だと、協力的でないことを嘆かれていた。

 ことほど左様に、現実問題としては、転移癌の相談では、紹介されて相談に来られる人がほとんどとはいえ、その実態は以前にも書いた通り、ある意味「逆紹介」。

 つまり、進行癌や転移癌が、当方の漢方サポートで何年も元気で過ごされている人や、上記の女性のように根治して長い年月が経っている人達にから勧められたのではなく、逆にその人達に積極的に紹介を依頼され、みずから希望を持ってやって来られるケースが最も多い。

 そうではなくて、強く勧められた紹介者の手前、義理が絡んで渋々相談に来られるケースでは、長年の経験からも、どんなに節約しても一定の経費がかかる問題でもあるし、思いの行き違いから予測不能な気まずい問題も生じかねず、滅多なことでうまくいくわけがないので、気分を害されないように気を使いながら、こちらからは、断固、相談をお断りするのが通例である。

 蛇足中の蛇足ながら、ご本人が積極的で、しかも霊魂不滅と輪廻転生を心底信じている人達は、死に対する恐怖心をかなり克服されているので、却って経過良好に推移し、主治医が驚くほどの漢方サポート力を発揮することがとても多い現実がある。

 これは長年の相談経験から、間違いのない事実である。

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2009年6月16日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2018年01月07日

漢方薬局の漢方薬の利用を熱望しても、ご家族に充分な理解を得られない気の毒な人達

2010年01月07日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年01月07日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 しばしば問い合わせフォームを利用して、遠方ゆえに本州の端の下関までには到底たどり着けない衰えた体力ゆえ、どうすればよいかという質問。

 それゆえ、せっかくお近くの信頼できそうな漢方薬局を紹介しても、

>どうして病院でもないのに何度も行く必要があるのか?
これに終始します。漢方薬局も夫にとってはただの商店で、一度行って買えば終わりのはずのようです。

 というような、西洋医学でも匙を投げられるような重大な疾患であるのに、あるいはそうであるからこそ、というべきか? このようにご家族に充分な理解を得られないお気の毒な問い合わせも稀ではない。

 実際には、アトピー性皮膚炎のように変化の激しい疾患でもない限りは、運よくいけば、1〜2度の訪問だけでも適切な配合が見つかり、その後は通信販売に切り替えることが可能なこともあるとはいえ、漢方薬局に対する認識は、この程度の人達が多いのが現実だろう。

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2010年01月07日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年01月07日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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2017年10月29日

悪性腫瘍の再発問題

2010年10月29日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年10月29日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 同じ再発でも、手術後にしばらくして手術の傷跡などから再発する場合と、手術後の転移癌、あるいは手術不能で既に転移が生じていた場合でも、漢方サポートを併用しながら西洋医学治療後に一旦消滅したものが再発した場合。

 前者の場合、肺腺癌の再発を強く疑われた人、大腸癌の再発を強く疑われた人、肝内胆管癌の再発が強く疑われた人、いずれも経過観察中に強力な漢方サポート数ヶ月で消滅し、漢方薬類の内容を多かれ少なかれ軽減しても、肺腺癌の人も大腸癌の人も、一年以上その後の再発や転移は見られないが、肝内胆管癌の人は、1年後に再発がみられて余命1年を宣告されて手術となったが、さいわいにも結果は再発ではなく新たな初発のものだった。

 後者では、肺腺癌手術後に生じた脳転移や胸部の転移巣は、分子標的薬だけでは効果が不十分で副作用が強いため、多種類の漢方サポートによって副作用を消しながら半年で検査上は完全消滅したはずが、半年後に胸部のリンパ節に転移がみられたため、分子標的薬の種類を変えるとともに、漢方サポートの種類も増やしたところ数ヶ月で消滅。

 大腸癌手術後の肺に多発転移を生じたケースでも、抗癌剤と多種類の漢方サポートで二ヶ月半で消滅したところで、転移巣は検査上はまったく見当たらないものの、半年後に腫瘍マーカーだけが上昇し始めたので、再度抗癌剤と漢方サポートで正常に落ち着いている。

 同様に、肺腺癌の脳転移や骨転移を生じていた人でも、分子標的薬では効果が激減して来たため、多種類の漢方サポートで4年以上、骨転移や脳転移もほとんど消滅して良好な経過を辿っている人など、いったん消えた転移癌が再度怪しい兆候を示しても、再度良好な経過を辿る人は珍しくないのだが、そうはいかない例もある。

 腹腔内に生じた神経内分泌腫瘍で、既に肝と肺に転移が生じていた人で手術不能とて、抗癌剤と多種類の漢方サポート一年で、検査上は完全消滅したところで、体調頗る良好な状態が続き漢方サポートの内容を激減させたためか、原発巣だけに再発するも体調は引き続き頗る良好。放射線を当てたり、再度抗癌剤を使ったりで、半年以上、原発巣の再発以外には転移が見られないというので、摘出手術によって根治が望めると説得され、10時間の手術の果ては、術後1ヶ月半も経たないうちに全身転移を生じて倒れ、緊急入院。

 結果論だと言ってしまえばそれまでだが、手術をしなければ、体調頗る良好だっただけに、少なくともまだまだ無症状で元気な状態が続いていたはずで、主治医さん達も「やらなければよかったね」と後悔されているという。明らかに、やってはいけない手術だった。

 蛇足ながら、これに類似した例では、かなり進行した転移癌の人達が、抗癌剤治療を試みたところ、副作用が激しいばかりで逆効果と判断されたか、抗癌剤投与が中止された。そこで止むを得ず、ご本人の希望で漢方サポートだけに切り替えたところ、目覚ましく元気を回復して状態がよくなった人達。ところが主治医が何を勘違いしたのか?同じ抗癌剤を試みたところ、肝臓がんの肺転移の四十代の女性も、下咽頭癌の肺転移の六十代の男性も、いずれも抗癌剤が仇となって短期間で他界されている。

 要するに、転移癌がかなり進行している状況下では、副作用があまりに激しく、しかも全く効果がみられないために、主治医の判断で断念した抗癌剤を、劇的に元気が回復したからといっても、再度同じ抗癌剤を使用すると、却って腫瘍細胞の爆発的な増殖にスイッチが入ってしまう危険性があることを、癌の専門医はしっかり認識しておくべきだろう

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2010年10月29日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年10月29日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2017年10月20日

癌サポートの漢方薬類を求めて来られる年代は、意外にも40歳代が最も多い

2010年10月20日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年10月20日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 癌サポートを求めて来られる年代層は、意外にも40歳代が最も多く、しかも多くの人達が既に他臓器に転移がみられる。そこまででなくとも、リンパ節転移があるなど。

 その多くは、村田漢方堂薬局に相談に来られる以前に、病巣の摘出手術を受けたものの、数年も経たずに、肝転移や肺転移、あるいは腹膜播種や脳転移や骨転移などを生じて、そのようなステージ4と診断される段階になってはじめて、西洋医学治療も限定的なものになるため、少しでも改善する余地はないものかと、漢方サポートを求めて来られるのである。

 若い年齢層だけに、進行が速い傾向があるものの、その分かえって漢方薬類の反応性は良好な傾向があり、また高齢者と違って、比較的明晰な判断力を維持されている人達が多いので、実際に漢方薬類を取り入れることによって、多くは短期間で、体感的に漢方薬類の効果を実感されるので、素直に喜んでもらえる。

 喜んでもらえるのは幸いなことではあるものの、年代的には十分な漢方サポートを行えるわけではなく、経費的な制約も当然考慮せざるを得ないケースも多い。

 なかには、三十代で手術前後から漢方薬を利用されながら、ようやく5〜6年経過して根治の目途がたったと思った矢先、今度は配偶者が手術不能の転移癌が見つかるなど、お二人が四十代になったというのに、このように不運なご夫婦もおられる。

 いずれにせよ、40代の年齢層で、悪性腫瘍の漢方サポートを求めて来られる人達が、他の年代の人達よりも、目立って多いのは、意外なことかもしれない。

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2009年10月20日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年10月20日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母
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2017年09月28日

手術の明暗

2009年9月29日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年9月29日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 脳腫瘍といっても良性腫瘍ながら、血管を巻き込んで微妙な位置にあるため、特殊な技術のある特定の病院でなければ不可能とて、かなり遠方の病院を紹介されることになった人。
 ふらつきやめまい、耳鳴りなどを伴って、やや体力と食欲も低下していることろへ、手術までに少しでも状態をよくしようと、牛黄製剤を主体に五苓散や香蘇散、雲南田七やキノコ関連の製品などによって、めまいや体力・食欲も回復して元気に手術に向かった。
 微妙な位置だけに、術後の後遺症が心配されたが、手術は大成功でほとんど後遺症もなく無事に終えたと遠方の病院から直接嬉しい電話がかかってきた。
 腫瘍自体は良性だから、後遺症を残さず摘出できれば、それですべてがめでたしということになる。

 昨年の1月、腹腔内に生じた某悪性腫瘍(大腸癌とは異なって悪性度の高いやや特殊な腫瘍)で、既に肝臓と肺に転移しており、手術不能の宣告で、半月後の再検査では、その短期間で原発巣が目立って大きくなっており、進行スピードが尋常ではなかった。
 そこで強力な抗がん剤と多種類の漢方薬1年以内で、原発巣も含めてすべて消滅したところで、都合により漢方薬の服用を激減してしまった。
 その影響もあったか、今年になって原発巣だけに1cmほどの腫瘍が再発。このため再度の抗癌剤と、微妙な位置ながら放射線治療も行った。

 幸か不幸か、その後、半年たっても、原発の再発巣以外、全身くまなく検査しても、一切転移は見られないだけに、本人はまったく無症状のまま頗る元気で病人とは思えないほど、食べ過ぎてややメタボになったほど。
 そういう状況だからか、2人の医師に患部を摘出すれば根治の可能性が高まるなどと熱心に説得されて、嫌がる手術を強く勧められて10時間の手術で大成功ということになっていた。
 ところが、これで根治の可能性が高まったと喜んでいたのもつかのま、一ヶ月半もしないうちに、脳転移、肝転移、原発巣付近の再発で、突然痙攣を生じて救急車で運ばれた。

 手術前はまったく無症状で元気一杯だっただけに、明らかに不必要な手術による刺激と免疫力の激減によって爆発的な転移を再発させた状況ではあるが、ご家族は、医師の勧めに従わず、手術を拒否していたら、確かに元気な状態が長く続いていたとしても、数年以内に転移が生じていたとしたら、その時になって、強く奨められた手術をしなかったことをひどく後悔していただろうから、どちらにしても賭けだった、と述懐されながら、現状に合わせた漢方サポートを求められるのだった。

 ともあれ、以前にも実例をこのブログで取り上げたように、転移癌だった場合、手術に限らず、抗癌剤が合わなかった場合、それを中止して、漢方サポートによって完璧に元気を回復したからといって、再度、合わなかった抗癌剤を再投与された場合、悲惨な結果となった複数の実例がある。

 上記のように手術が却ってアダになるばかりでなく、合わない抗癌剤の場合も、せっかく眠っていたものを、それらによって俄然スイッチが入ってしまい、爆発的な進行をもたらす場合があるので、転移癌の場合は西洋医学的な過剰治療は、結果論といえども、主治医の皆さんには、慎重には慎重を期して頂きたいものである。

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2010年9月29日の茶トラボクチン(6歳)
2010年9月29日の茶トラボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 21:13| 山口 ☀| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2017年08月25日

低体温は癌に良くないと言いながら、免疫を最も左右する腸管を冷やしてまでも、野菜ジュースの大量摂取を奨励する恐ろしい「がん食事療法本」の数々

2010年8月2日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月2日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 最近出たばかりの「週刊新潮 8月31日号」に、大場大医師が『「がん食事療法本」が「がん患者」を殺す』というタイトルで、「食べ物だけで余命3ヵ月のがんは消えない!」という副題が付いた記事を書かれている。

 その中でも、最も強烈な皮肉
低体温はがんに良くないが、体が冷えても野菜ジュースを大量に飲むべし。
 という、救いようがない矛盾したがん食事療法本に対する的確な警告もなされている。

 本気で、このような恐ろしい食事療法がまかり通っているのだから、中医学を少しでも学んだ人間には、到底理解に困しむ話だろう。

 免疫を最も左右する腸管を生の野菜や果物のジュースによって、腸管の温度を下げに下げまくって、免疫力を却って低下させるという想像力が働かない癌の食事療法本を執筆する著者が、これほど多いのには呆れ果てるばかり。

 だから、この度の週刊新潮に書かれている大場大氏の警告は尤もなことではあるが、上記のように腸管免疫の問題まで指摘されないことは、画竜点睛を欠くというものではあっても、大いなる拍手を送りたいと思う。

 脇や口腔で計測する体温よりも、肛門から計測する体温こそが重要ではないかと愚考するもので、要するに腸管の温度を下げ過ぎないことこそ重要なはずだろう。

 野菜を摂取することは重要だが、しっかり煮たり炒めたりしたものや、温スープなどで摂取すべきで、火を通せば生野菜の5倍は摂取できるというのだから、熱によってビタミンや酵素が半減しても、生野菜よりも栄養価は高い。

 要するに、好きな食べ物と、しっかり火の通った野菜を中心に、美味しく食べることよって、気力も体力も充実して、闘病態勢が整うというものだろう。

 低体温は癌に良くないと言いながら、免疫を最も左右する腸管を冷やしてまでも、野菜ジュースの大量摂取を奨励する恐ろしい「がん食事療法本」の数々。

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2011年8月25日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年8月25日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

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2017年08月18日

手術前から漢方薬類で体調を整える人達

2014年8月17日のスコちゃん(1歳半)
2014年8月17日のスコちゃん(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

 手術前から漢方薬を利用される人が多い昨今だが、今月初旬にも、10時間に及ぶ手術で、輸血せずに済んで、術後の回復もすこぶる順調。

 40代の若さとはいえ、1年半前に診断が下った時には既に肝臓などに転移がみられ、手術不能なはずだった。
 抗がん剤と多種類の漢方サポートで、昨年末までには転移巣も原発巣もすべて消滅して、体調はすこぶる順調だったが、いったん消えたはずの原発巣が、漢方サポートを緩めた影響があったのか、なかったのか、今年になって原発巣だけが再発。
 しかしながら、幸いにも転移巣は半年以上みられないので、手術が可能ということになったのだった。

 来月初旬にも、同じく40代の人が、良性腫瘍ながら血管を巻き込んでいるために特殊技術を有する専門医による手術に備え、漢方薬類を多種類併用して準備万端、体調を整えている人もいる。


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2010年8月17日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月17日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 18:32| 山口 ☀| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする