2024年09月02日

ヤフーニュースでは、相変わらず、ほどほどの著名人の死亡記事が目立つが・・・

 月日の経つのはあっという間、台風一過、動力のエアコンが効きすぎて調節がなかなかうまくいかなくなった。

 寒い!!!

 ヤフーニュースでは、しかも昨今では中年世代の癌による死亡記事が目立つ。

 まったくの新規を受け付けない我が薬局でさえ、過去のお馴染みさん達からの悪性腫瘍に対する漢方サポートを依頼されることがやや目立ち、直近でもステージ3の某悪性腫瘍の相談があったばかり。

 もしかして例の遺伝子ワクチンの影響ではないかと勘繰ってしまうが、中長期的な副作用が発現するとしたら、今後も目が離せない。

 さいわいにも、ワクチン未接種の人達で、我が薬局の漢方薬類を継続服用している人の中には、悪性腫瘍に見舞われたという相談は、いまのところ皆無だが、何回も接種した人の中には、やや遠ざかり気味の人が発癌が発覚した人が1名おられた。

 また、昨年だったか、高齢の常連さんの中に、過去リンパ節転移があった乳癌が、漢方サポートもあってか、10年近く再発はなく、ほっとしていたところで、まったく別系統の「上皮内がん」と診断され、直ぐに切除して、これで根治と告げられたが、がん保険が一切きかないと、嬉しいやら悲しいやら・・・と。

 この女性、政府の勧めに乗りに乗って、思う存分、遺伝子ワクチンを受け続けていた影響、ありやなしや?
応援したくないアンチの人が多いですね

2012年9月3日の体調を崩して3ケ月になる悲しいボクチン(8歳)
2012年9月3日の体調を崩して3ケ月になる悲しいボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
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2023年04月12日

さあ、どうしますか飲酒家のみなさん、アルコールの発癌性は想像以上ですが・・・

WHOが警告! 「アルコールに安全な量はない」

ヤフーでは

飲酒とがんのリスクの関係は?「アルコールに安全な量はない」WHOが警告

 愛煙家は肩身の狭い思いをする必要はなくなった!

 上記のように、アルコールもタバコと同様に、発癌性は少量でもあるというのだから、百薬の長などは真っ赤なウソだったということ。

 鬼の首を取ったようにうれしいではないかっ!

 こちとら、吞兵衛さんの息の匂いを嗅ぐだけで吐き気を催すほど吞兵衛という人種が大嫌い!

 連中はしらふでは善良ぶっていても、アルコールが入ると、とたんに豹変して、おぞましい本性を露呈する。

 若いころ、メーカー主催の研究会などによく参加していたころ、会食時になると薬剤師のなかにも酒乱の人が意外に多く、しばしば遭遇することがあり、それ以来、ばかばかしくって二度と参加しなくなったほど。

 もちろん吾輩は哲学の煙を嗜むものの、アルコール類は、消毒に使用する以外は、まったく飲まない!
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2012年04月12日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月12日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:発癌性
posted by ヒゲジジイ at 22:27| 山口 | 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2022年12月21日

仕事上で何度か遭遇したことから「がん検診」に懐疑的に

 これまで多くの癌サポートの相談を受けることが多かったが、その中でも半年前!に肺がん検診で異常がなかったというのに、咳などの異常を感じて診察を受けたところ、わずか半年足らずで、かなり進行した肺癌のみならず、すでに脳転移がみられるなど、少なくとも3例以上の漢方相談を受けている。

 半年前の検査はまったく無意味だったことになる。

 吾輩の「年の大きく離れた愛煙家の従兄(国語の高校教師を定年退職後)」もそのうちの1人で、肺がん検診で問題ナシだった半年後に、異常を感じて受けた検査でピンポン玉大の病巣が見つかったのだった。

 従兄の場合は手術などで一応、略治したように見えていたが、過剰ともいえる抗癌剤を折々に繰り返すうち、脳梗塞を誘発して、それが原因で亡くなってしまった。

 抗癌剤が命取りになる副作用が多々あり得るのはいまや常識のはずである。

 世界的なデーターでも、肺癌検診や乳がん検診などは無意味ということを、近藤誠氏が繰り返しデータを添えて訴えていたが、これに関してはまったく同意である。

 といっても子宮頸がん検診など、早期発見が可能なものについては、かなり有意義なものも一部にあるかもしれないが・・・。

 ともあれ、我が薬局では、これまで悪性腫瘍の漢方サポートを依頼される相談が多かっただけに、様々な西洋医学における検診や検査のみならず患者にとって負担の大きすぎる過剰な治療によって却って寿命を縮める結果を招くなど、様々な問題点を感じることが多々あった中、がん検診自体にもかなり懐疑的な立場であるが、あくまでこれは個人的に長年様々な相談を受けた立場としての感慨である。

 50年来の多くの仕事上で感じることであり、愛煙家の吾輩は上記の3例以上の「誤診ともいえる肺がん検診の無意味だった実例」に遭遇した事例によって、とりわけ「肺がん検診」なんて以ての外なのである。

 1日の終わりに向かって、上記をブログにアップしたあと、哲学の煙をのんびりとくゆらすことだろう。
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2010年12月21日のボクチン(6歳)
2010年12月21日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:がん検診
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2022年12月19日

がん検診を受ける価値ありやナシや

 日本は検査被曝によるがん患者が、世界の中でダントツに多く、全がん患者の約3.2%だという問題も含めて、以下のリンクした記事のお医者さんの考えるように、私自身もがん検診は一度も受けたことがない。

 自覚症状が出てからでも、適切な治療によって根治することもあり得るし、ダメなときでも無駄な治療をせず、苦痛なく長期間延命できることも稀ではないが、結局は寿命ということで諦観せざるを得ないときもあるだろう。

命が助かるという保証はどこにもない…現役医師が「がん検診は受けるだけムダ」と考えるワケ
ヤフーでは
命が助かるという保証はどこにもない…現役医師が「がん検診は受けるだけムダ」と考えるワケ
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2010年12月19日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月19日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:がん検診
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2022年07月28日

このような奇特な医師に巡り合えば癌末期でも苦しまずに延命できる

がんとの共生に「抗がん剤」は必ずしも必要ない 在宅医療の名医が語る「薬」と「延命」
 (前文略)・・・伊東さんのように副作用があまりにも強く、食事を取るのがままならない状態での抗がん剤の継続が延命につながるとは限らないのだと言う。

「現場でがん末期の患者を見てきた立場から言えば、患者の背景や苦しみを見ずに画像や血液データだけを見る『治療優先』のドクターの強引な抗がん剤の継続により、『殺されてしまった』患者も少なくありません。また、悪意はないのですが患者の『治療継続』という強い希望に逆らいきれず、抗がん剤がプラスにならないと分かりながらもやめる選択肢を患者に説明しきれないドクターもたくさんいます」

■薬をやめて2週間後には体重5キロ増

 その後、山中医師は伊東さんに改めて「がんの終末期」であることを伝え、食事も満足に取れず、体重減少が著しい中での抗がん剤の継続は、苦しさが続くだけでなく、残された命がさらに短くなってしまう、と説明した。・・・(後文略)
 我が薬局でも、膵臓癌末期で、主治医は抗癌剤を無理しないでもよいと言われているのに、抗癌剤の効果を過信され、最期まで頼ってしまった人達が何人かおられた。

 漢方サポートが一定の効果があったばかりに、回りが説得しても、抗癌剤に耐えられると誤解された部分もあったように思われる。
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2011年7月28日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年7月28日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:癌末期
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2022年05月20日

高齢者の末期がんのご相談

 高齢になればなるほど、発がん率が高まるのは当然だが、先日も黄疸・腹水・疼痛で入院中のお馴染みさんのご高齢のご家族の膵臓がんが少しでも楽になる方法はないだろうかというご相談。

 ところが入院中に、親族でもコロナ禍ゆえ、会わせてもらえないとのこと。なんとか病院に依頼して飲ませてもらいたいと思うのでと、たっての相談ゆえ、必要最小限の漢方薬類、そのお馴染みさんが常々常備、常用されている牛黄製剤と麝香製剤および霊竹梅の3種類を推奨しておいたが、もしも3種類も飲めない場合は牛黄製剤と麝香製剤だけでも服用できれば、少しは楽になるかもしれないとアドバイスしたばかり。

 また先日も、肺腺癌の転移で数年は当方の漢方を続けられていた人が、気が付くとここ数年、まったく無音となっていたやや高齢の患者さんがおられたのだが、そのご家族から、とつぜん問い合わせの電話があり、現在、病院で抗がん剤治療中で副作用が激しいので困っているが、なんとか漢方薬で緩和できないだろうかというご相談。こればかりはいまさらどうしようもないので、お断りせざるを得なかった。

 上記のようなお馴染みさんや常連さんであれば、意外と即応できそうな常備漢方や常用されている漢方薬類がお手元にあるケースが多いので、ご家族の高齢者に一定のサポートが可能な場合があるのだが、数年以上無音となっているばかりでなく、ご家族にお馴染みさんや常連さんがおられない場合は即応することはなかなか困難なのである。
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2012年05月20日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月20日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:末期がん
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2021年06月11日

中医漢方薬学におけるがんサポートに必須なもの

 たとえば乳がんサポートでは逍遥散、膀胱がんでは猪苓湯、食道がんでは六味地黄丸など、臓器別に薬効を誘導する必須の方剤を主体に、さらに多種類の方向から各種中草薬類を加えるが、なかでも重要な「牛黄」の相場が高騰する一方であるのは、実に歯がゆいばかり。

 とりわけ脳転移における牛黄や麝香の役割は大きく、諸症状の緩和にも大きく貢献してくれるが、これだけ相場が上がると、薦める気にはなれなくなる。

 どこそこの国が大量に買い込むおかげで、相場が上がる一方らしく、そのお蔭で日本に入荷する量も、高が知れている。
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2010年6月11日の茶トラのボクチン(6歳)のあくび
2010年6月11日の茶トラのボクチン(6歳)のあくび posted by (C)ボクチンの母


 
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2021年02月26日

転移癌の予後は、主治医の技量と度量に、かなり左右される

 悪性腫瘍を専門とする医師は、仕事量が膨大な中、患者さんにとっては主治医との相性というよりも、人間性もさることながら、技量と度量など、患者さん本位の治療を考えてくれるかどうかに左右される。

 どこの病院が専門性が高く評判が良い悪いという問題よりも、どの人が主治医になるかという問題の方がはるかに大きいように思われる。

 長年、多くの転移癌の人達の漢方サポートを行ううち、上記の考えは、ほぼ間違いないように思われる。

 抗癌剤の苦痛に耐えられないと判断された主治医は、漢方サポートのみに頼る本人の希望をかなえ、最期まで温かく見守ってくれた奇特な主治医もあれば、標準治療に拘って、患者の激しい副作用を無視しつづけたために、寿命を極端に縮めてしまった主治医は、残念ながら、想像以上に多い現実がある。

 最近もそのようなケースがあり、検査日を間違えたり、抗癌剤を間違えるなど、ロクなことをしでかさず、標準治療に拘るあまり、思いがけない時に急死されてしまった。

 この時代、患者さん本位に考えてくれる主治医にあっては、我が薬局のような漢方サポートを積極的に奨励される人も珍しくないという現実もある。

 そのような主治医に遭遇されたケースでは、一人の例外を除いて、その後の経過が想像以上によい経過を辿ったケースばかりであった。

 その一人の例外というのは、肺と肝臓の転移がみられる手術不能の腹部に生じた特殊な悪性腫瘍で、抗癌剤と漢方サポートも相俟って、たいした副作用も感じないまま、転移巣も原発巣も一見すべて消滅。

 そこで患者さんの経費的な希望から、漢方サポートの内容を極端に減らしたところ、原発巣1cmの再発を見たものの、半年間そのままの状態が続く。

 漢方サポートの効果も認め、日頃からとても親身になってくれた主治医および多くのスタッフの説得は、再発した原発巣を摘出すれば、根治するかもしれないという。

 ご本人はまったく無症状のまま、むしろ以前よりも栄養豊かになり、ややメタボ気味になるくらいに元気だから、手術を避けたがり、またヒゲジジイも、目に見えない転移巣が残っていて、原発巣の再発部分を摘出すると、それが悪い刺激となって、最悪の事態が発生しかねないので、反対したものの、主治医やご家族の強い説得もあって、とうとう強行されることになった。

 ところが、案の定、短期間で猛烈なスピードで転移が始まり、脳転移も凄まじく、術後1ヶ月半で亡くなられた。

 40代という若さで、この手術さえなければ、相当な期間、元気で無症状のまま過ごされたであろうと、いまだに忘れられない事例である。

 こういう特別な例外があるものの、主治医の技量と度量次第で、予後は大きく変わるケースが多いので、転移癌に関してこそ、主治医の問題は、想像以上に大きいものである。

 現在も、我が漢方薬局では、転移癌の人達が、病院治療と漢方サポートの併用で、あるいは漢方サポートのみで、主治医のご理解がある人ない人、様々であるが、元気で過ごされている人が多い。
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2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月26日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:転移癌 主治医
posted by ヒゲジジイ at 08:38| 山口 ☔| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2020年11月01日

まずは好きな食べ物を中心に、食い力(くいぢから)こそ重要なのでは

 ステージ4の体力を激しく消耗した末期癌であっても、長年の漢方相談での経験上、適切な漢方の配合が大きくサポート可能なことは言うまでもないこととしても、意外に重要なのは、食い力(くいぢから)であると思う。

 数十年前は、遭遇した人達がタマタマかもしれないが、玄米採食など、徹底して動物性タンパク質や脂肪分を避けた食事療法を行っていた人達は、ますます痩せ細って体力を失い、いつの間にか音信不通となることが多かった。

 当時は手に入らない中草薬類が多かったが、特別な食事療法を行わなかった人達の方が、明らかに一定の元気を保ち続けることが可能だった印象が強い。

 このような漢方相談における経験上から、何年も前から、玄米採食など、栄養と体力を奪うような特別な食事療法をせず、必ず好きな食べ物を中心に、食い力(くいぢから)によって、体力を維持することを心がけるようにアドバイスしている。

 そのお陰で、中にはややメタボになった人があるくらいで、その方が体力を維持できることが、そのまま生命力を向上させているように思われる。

 ここ数十年は、豊富な中草薬類も利用可能な時代であることから、かなりな末期癌であっても、漢方サポートは以前よりも強力に行えるようになっていることも相俟って、好きな食べ物を中心に、栄養価を考えた食い力(くいぢから)を推奨することで、より強力な漢方サポートを実現できている。

 それゆえ、コロナ禍の最中であっても、たっての依頼で受け入れた新規相談者にも、同様なアドバイスを行っているところである。

 食べたいと思う好きな食事こそ、日々三度三度の楽しみとなれば、食事療法とて栄養価の乏しいマズい食事で人生を暗くするよりも、遥かに人生を明るくして、体力・気力・精神力・免疫力を養えるに違いないと思うのである。
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2009年11月01日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月01日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
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2020年07月29日

高齢者にとっては、初期癌よりもコロナの方が怖いだろう

 昨日も今日も、仕事が重なって疲れが出たのか、女性薬剤師が歯痛を訴える。

 そんな中、何十年来、身体に問題があると、何年に1回か漢方相談に来られていた人が、久しぶりの来訪。

 ところが、今回ばかりは、これまでよりも深刻な相談で、某所の初期癌が見つかったのだと言われる。

 凸状ではなく、凹状の悪性腫瘍の様相だから、細胞の性質を精査しなければならない段階だが、できるだけ最高の漢方サポートを受けたいというご希望である。

 当然、必要な西洋医学治療と並行してのことで、主治医にも漢方を併用する許可をもらっているという。

 もともとお元気で話好きな人ゆえ、こちらは2mの距離を置いているとはいえ、マスクのみならずフェイスシールドを装着しての対応。

 本来なら、そちらこそマスクの上から、フェイスシールドをして来られるべきなのだと文句を言いながら、まずは必要最小限の3種類から、今後の検査次第で、必要に応じて増やすことを約束する。

 と、相談が終わったところで、四方山話が延々と続いて終わりそうもないので、ここは密室だから、これだけ距離を置いていても、人を見たらコロナと思えで、お互いにやや高齢でもあるから、もっと気を付けるべきだと諭す。

 高齢者にとっては、初期癌よりもコロナの方が、はるかに怖いのですよ、ということである。

 気の毒とは思ったが、まだまだ続きそうな話の腰を折らざるを得なかった。
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2010年7月29日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月29日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:初期癌 コロナ
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2020年07月28日

死の恐怖がなくなると、漢方の効果も

 好きな映画の続きを書くと、『ゴースト/ニューヨークの幻』やロビン・ウィリアムズ主演の『奇蹟の輝き』と、異端カタリ派の聖杯伝説がテーマの『ラビリンス 前編:指輪が導く十字軍との決戦』と『ラビリンス 後編:受け継がれし守護者』。

 『ゴースト/ニューヨークの幻』は、スピリチャル好きな人にはファンがとても多いが、後者の『ラビリンス』の前編・後編は、いずれも日本ではまったく人気がない。

 西洋では原作の書籍は大ベストセラーになったものだが、日本では書籍も映画もサッパリ人気がなく冴えない。

 西洋で人気を博したのは、同じ白人同士なのに、13世紀に十字軍を送ってまで滅ぼした異端カタリ派の歴史的事実は、ほとんど常識だからだろう。

 だから異端カタリ派の歴史を知らない日本人には、ほとんど興味を持てない内容らしいが、異端カタリ派こそ、精神科医のアーサー・ガーダムさんが、ご自身を含めて、数回にわたって集団で転生を繰り返した過去の経験を、数冊の書籍に書いたことでも、そのスジでは有名である。

 それはともかく、上記の『ラビリンス 前編・後編』で描かれる十字軍の攻撃は、様々な書籍で知るイメージ通りに描かれていることにこそ、大いに価値があるように思われる。

 前置きが長くなり過ぎたが、仕事上では、各種悪性腫瘍のステージ4の人達の漢方サポートにおいて、(ここは謙虚に)西洋医学治療とも相俟って、経過良く病巣が完全に消えて根治が期待できそうな段階にまで到達している人も、根治にならずとも、病巣が激減したまま、長期間、健康状態を保っている人達は、たとえ死んでも終わりではないという、固い信念のもと、死に対する恐怖が、ほとんどない人達が多い。

 ともあれ、コロナのお陰で、死が身近なものに思われる人が多いらしいが、死を常に意識することで、却って前向きになれるかどうかが、重要な分かれ目である。

 但し、人口に膾炙した『葉隠』の「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」の真意は、多くの人が間違って理解しているらしいので、言語表現というのは、実に難しいものである。
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2011年7月28日茶トラのボクチン(7歳)
2011年7月28日茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
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2020年01月19日

世の中、そんなものでしょう

 大病院の勤務医さんの述懐。

 それほどの苦労もなかった患者さんが、一定の回復を得た後、こちらの方がかえって恐縮するくらいに感謝の言葉を述べられるかと思えば、かなり緊急を要するきわどい病状で、不眠不休の治療の甲斐あって、一定の回復を得て、退院されるに当たっても、こちらからねぎらいの言葉をかけても、お返しの儀礼的な言葉すら、もらえない。

 世の中、そうしたものですね、人の思いは、さまざまだから。

 また、数十年前には大腸がんなどのステージ4の転移がんが生じている状況では、予後は八か月くらいであるのが通常だったが(といっても、当時は抗癌剤の運用がまずく、抗癌剤による毒性が原因で死期を早めた可能性を否定できないのでは? )、昨今では、予後が3年前後とのびているので、医学の進歩のお陰であると(といっても、抗癌剤の副作用の対処の仕方が上手になっただけかも? )、癌専門医は多少とも嬉しく感じていても、当の患者さん達の思いは、ほとんど不可能な根治を望まれるし、それがダメでも、せめて10年以上の延命を望まれているので、医師と患者さんの思いのギャップが想像以上に大きい、というような記事を読んだことがある。

 世の中、そうしたもので、人の思いは、立場によって、さまざまだから。

 ひるがえって、我が漢方薬局においては、先述の大病院の医師の述懐と同様な事象は、ざらにあるものの、後者の問題では、たとえ最終的にお亡くなりになったケースであってさえ、あきらかな漢方サポートの効果を実感されたご家族が、絶大な漢方ファンになられ、末永い常連さんやお馴染みさんになられた人達が多いので、こればかりは長年のこの仕事で、少しは自慢できることかもしれない。

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2012年01月19日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月19日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
 
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2019年12月13日

一貫堂の中島随象先生の各種癌に対する処方例

 以前、某社の外交さんに集めてもらった通導散の文献の中に、中島先生が過去に発表された癌に対する処方例の要約が含まれていた。

 「癌に対して通導散を使え」と遺言されていたのは、一部では有名になっているが、ヒゲジジイの経験では、通導散は体質によっては、大黄の配合量を考えないと、下痢を誘発して継続しにくい場合もある。

 ともあれ昭和36年の7月号の『漢方の臨床』誌には、子宮癌に通導散+防風通聖散で対処できた例や、通導散の変方でよかった例の報告、および舌癌に竜胆瀉肝湯で、水も通らなかったのがよくなった例などを報告されている。

 同じく3月号では、乳癌に対して荊防敗毒散加黄連・大黄で対処された例を発表されいる。

 ヒゲジジイがここで余計なことを書かせてもらうと、乳癌に対して中医学的には逍遥散を主体に抗癌中草薬類を多種類加えるパターンが多いものの、これもあくまで「一連の症候」に基づいて投与されるべきものであるから、固定的に考えるべきではないだろう。

 以上、一貫堂の中島先生とは、中医漢方薬学の流儀とは、かなり異なる部分があるとはいえ、一定の参考価値があると思われるので、某社が集めて下さった文献中の一部を引用せて頂いた。

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2011年12月12日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年12月12日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

ラベル:通導散 逍遥散
posted by ヒゲジジイ at 15:03| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2019年07月15日

心と身体の無視できない、強い相関性の問題

 典型的な問題として目立つのがアトピー性皮膚炎。

 せっかく1年以上、安定した状態を保てていたのに、職場での人間関係の激しいストレスによって急に悪化したり、離婚が原因で再発したり、医療関係者の中には、危篤の患者さんに恨みつらみを言われ続けて、明らかな八つ当たりをされながら亡くなられたショックから激しく再発したケースもあった。

 ステージ4の転移癌では、万が一があっても、前世があって今生があり、来世もあることを心から信じることができた人達は、死に対する恐怖が相当なレベル軽減できるので、明らかに良好な経過を辿り、主治医の余命宣告よりも、はるかに長く、ほとんど無症状のまま経過することが多く、もしかしてこのまま根治するのではないかと思われるようなケースさえ珍しくない。

 機能性ディスペプシアの例でも、漢方薬がよく奏功して無症状で過ごせていたのに、年1度の定期検査の10日前くらいから症状が突然激しく再発し、検査で異常がないことがわかると、急速に症状が消えるという、笑い話のような例もある。

 人間様という動物は、それほどデリケートな存在である。

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2010年7月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:心身相関
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2019年06月06日

明らかに逆効果だった転移癌に対する姑息手術

 「姑息手術」とは、症状の緩和を目的に行われるもので、疾病の根治が不可能なケースでよく行われるものであるが、こと転移癌における姑息手術では、往々にして逆効果となることも珍しくない。

 最近相談を受けた事例でも、腰痛で通院治療を重ねること1年以上、ようやく原因が分かったときには、骨転移が各所に見られ、このままでは早晩歩けなくなるからと、姑息治療が行われたところ、却って疼痛が増し、完全に歩行困難どころか、急転直下、寝たっきりの状態に追い込まれた。

 手術前は、腰痛だけの問題で、歩行も自由にできて、食欲も衰えなかったのに、こんなことなら手術を受けなければよかったと、とても後悔されている。

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2009年6月6日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月6日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:姑息手術 転移癌
posted by ヒゲジジイ at 10:36| 山口 | 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2019年03月21日

「抗癌剤をしなければ余命半年」という脅し文句

2010年03月21日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年03月21日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 「抗癌剤をしなければ余命半年」と脅したのは、抗癌剤をしてもらうための方便だったと白状された主治医。

 上半身と下半身の2種類の悪性腫瘍、手術後に転移が見つかり、それでも余命をはるかに過ぎても、抗癌剤による後遺症の強いシビレ以外は元気だが、精神的な不安感ばかりが強い。

 抗癌剤を拒否された人達の、その後の経過観察を行ったこともない医師たちが、何を根拠に余命半年と言えるのか、まったく信用ならない脅し文句である。

 上述の通り、手術後に転移が生じているステージ4。脅しに従って点滴による抗癌剤や分子標的薬を行ったが、少し高かったCEAが正常値になったものの、極度の全身倦怠感とシビレに、顔面皮膚の激しい炎症に肝機能の検査値も三桁に急上昇!

 とうとう分子標的薬(イレッサ)の副作用に耐えられず、途中で拒否したところ、血液検査で判明したところでは、今度はオプジーボが有効だからと勧められても、これも拒否。

 都合により十分な組み合わせとはいえない漢方薬類とはいえ、顔面皮膚の激しい炎症や肝機能の異常値も、かなり即効で正常化したものの、CEAの上昇に対するブレーキがやや緩いために、告げられた余命半年をはるかに過ぎて、さらに半年以上、抗癌剤による後遺症のシビレ以外は元気に過ごされているのだが、これも漢方薬類のお陰ですとは、一度も言ってもらえない。

 ちょうど主治医が交代したので、このまま引き続き西洋医学治療を受けないままだったら、余命は実際どのくらいなのでしょうか?と質問したところ、はっきりとは言ってもらえず、強いて言うなら1年かもしれないし、あるいは何かの事情でそれ以内かもしれないし、それ以上かもしれない。その気になったらオプジーボが適応だから、いつでも言ってくれるようにと念押しされたという。

 『眠っているがんを起こしてはいけない』という題名の近藤誠氏の新刊書によれば、「抗癌剤をしなければ余命云々」という脅し文句ばかりでなく、最近では「私の家族だったら絶対に抗癌剤を使います」という騙し文句によって説得するのが、医師の間で流行しているそうである。

 なお、この書籍には有名人達の、行わなくてもよい手術や抗癌剤の毒性によって急死した実例の数々を挙げて詳細に解説されている。

 とくに印象深いのは、全く元気で無症状だった有名人達が、あらずもがなの人間ドックで各種の初期癌を発見されたために、手術や抗癌剤によって短期間であの世に送り込まれる犯罪的な医師の所業が列挙されていること。

 これだけの有名人達が、症状も無いのに、人間ドックで初期癌を発見されたために、結果的には、不必要な手術や抗癌剤治療によって却って極端に寿命を縮めてしまった現実。

 世の中で大声で叫ばれている、早期発見早期治療こそ、一歩間違えば、極端に寿命を縮めることを知るべきである。

 これらの有名人達も人間ドックに行かず、癌の存在を知らないまま不必要な西洋医学治療が行われないまま放置していたら、少なくとも数年以上、あるいはもっと長期間無症状で元気に活躍されていたことだろうと、お気の毒を通り越して、他人事ながら歯がゆいこと極まりない。

 ともあれ、無症状であったのに、検診で初期癌が発見されたために手術を受けて以後、かなり短期間で転移が見つかって漢方サポートを求められる人がとても多い昨今、近藤流に言えば、結果的には手術によって眠っていた癌を暴れさせた、ということなのだろう。

 自覚症状もないうちから、早期発見、早期治療は、ほんとうに正しいことなのだろうか?

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2011年03月21日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月21日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:余命宣告
posted by ヒゲジジイ at 10:11| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2019年01月17日

厚生労働省発表によると、2016年の新規がん患者は大腸・胃・肺・乳房・前立腺の順で多いというが・・・

2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 タイトルの通り、今月16日の厚生労働省の発表によると、2016年の新規がん患者は大腸・胃・肺・乳房・前立腺の順で多いという。

 しかしながら、村田漢方堂薬局における各種がん疾患で、新規の相談者の多い順は、全国的な順とは異なって、各種の肺がんが最も多く、次に乳がん、婦人科がん、大腸がん、胃がんという順だから、かなり全国的な順とは異なる。しかも相談者の過半数がステージ4。

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2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:悪性腫瘍 がん
posted by ヒゲジジイ at 22:20| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2019年01月12日

休業日の前後は新規相談は受け入れ不可能なのに

2011年01月12日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月12日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 当方のHPやブログを見て来られる人は、ほとんどの人が休日前後は新規相談は受け付けない旨を承知され、初回は通常の火曜日〜金曜日を狙って来られる。

 ところが県内や近県などで、友人に紹介されたとかいう複数の集団でやって来られるケースは、気を付けないと、まったくお気軽なレベルのこともあるので警戒が必要である。

 そのような人達に限って、不思議と土曜日や月曜日を狙って来られるので、比較的近くでもあるので、日を改めて出直してもらわざるを得ない。

 のみならず、本当にお気軽だった場合は、きっぱりとお断りせざるを得ないことになる。村田漢方堂薬局では「お気軽にご相談」はして欲しくないのである(苦笑。

 ただ、本日は魔が差したというか、朝早いときだったので、せっかく来られたのだからと、うっかり同情心が湧いて、いまは時間が空いているから・・・と思った矢先、女性薬剤師が事情を話してきっぱりとお断りして幸いだった!

 入れ替わるように常連さんがやって来られたのを皮切りに、電話やメールによる発送依頼の注文ばかりでなく、店頭にも数年来の深刻な相談者が通って来られる。

 発送依頼の人達にしても、店頭に通って来られている人も含めて、半ドンの土曜日の本日のような3時間内でも、同じ悪性腫瘍でも3名はステージ4の転移癌だった人達。

 うっかり「だった」と書いてしまったのは、幸いにも転移巣が基本的に消滅してかなりな期間が経過している人もおられるからである。

 とはいえ、一進一退を何年も繰り返されている人もおられるだけに、ない頭を振り絞りに絞らなけれならないケースも少なくない。

 というわけで、やっぱり土曜日や月曜日、のみならず休日前後に新規相談を受け入れるのは、少人数のスタッフで運営する村田漢方堂薬局では明らかに無理がある。

 それ以外の日は、意外とのんびりとできる日があるのだから、新規の人達は、それらの日を狙って来られるのが無難である。

 そうすればこちらも落ち着いて、しっかりとした弁証論治が可能なのである。

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2012年01月12日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月12日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
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2018年12月14日

希望通りの試作品

2008年12月13日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年12月13日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 製品化が実現したとしても、今回ばかりは「石流茶」や「竹葉石膏湯」「補気建中湯」などのときのように、このブログに自慢気に製品名を明かすことはできない。

 というのも、貴重?な原料が使われているだけに、大事に扱って、必要な人達だけに提供させて頂くべきものなのだから。

 昨日のこと、某社の社長さん直々に、希望通りの試作品を携えて訪問されたわけで、十分満足のいく出来なので、あとは商品化して市販を待つばかり。

 過去、煎じ薬主体でやっていた当時、胃がんで肝臓転移を生じていた三十代の女性に、折々の丸山ワクチンとともに、こちらでは六君子湯に神農本草経に記載される逸品とともにさらに2種類を加えたもので、長期間の併用によって根治。

 微熱と白い大便が続いて、やせ細っていたその女性は、将来を悲観して、大事な持ち物のほとんどを、親戚の人達に形見分けしてしまったところ、結局は根治してしまったので、それらを回収するのに大変な苦労をされたという笑い話付き。

 但し、その15年後だったか、卵巣がんを発症され、こればかりは、いまほど豊富なサポート的な品目がなかった時代だけに、大したサポートにはならなかった。抗癌剤をする折々に、漢方サポートを完全に中止されていたのも残念だった。

 とはいえ、肝臓癌などで生じた腹水には、補気建中湯に、これら3種類との相性がとてもよかった実績も多数あった。

 また脳腫瘍と診断された二十代の女性は、当時のことだからCTなどの検査機器のない時代。手術前から三ヶ月、これら3種類に猪苓を加えたもののサポートで、頭蓋骨を開けてみると、あるはずのものが、完全に無くなっていたこともあった。

 面倒な煎じる必要のないエキスの細粒状で、濃厚ながらも、やや美味しさを感じる。

 この製品が実現すると、ヒゲジジイ最後の置き土産となるかもしれない(呵々。

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2011年12月13日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年12月13日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 08:00| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2018年11月05日

やっぱり美味しいものを食べて、しっかり栄養を付けるに限る

2009年11月05日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月05日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 重症のアトピー性皮膚炎ではないのだから、余命宣告を受けるような転移癌や、あるいはステージ4の悪性腫瘍の人達は、好みの食物を中心に、あとは適当にバランスのとれた食事を心がける程度にして、日々美味しい食事を心がけている人達こそ、経過がよい。

 中には胃癌でステージ4、転移が各所にある人でも、これ以上手術もできないし、白血球も少ないので、抗癌剤もできないといわれている。そういう状況であっても、漢方薬類の助けも相俟って、食欲は十分あるのだが、どうしても甘いものが止められないといわれる。

 極端にならなければ、別にそれでも構わないでしょう、適当に栄養バランスを考えて、好きなものを中心に楽しい食事を心がけるようにと、数年前から折々のアドバイスに安心され、それもあってか、明るく元気にパートの仕事も続けられている。

 村田漢方堂薬局で、最も多いステージ4の肺腺癌の人達は、全員、好きなものを中心に、栄養たっぷり摂るようにされているので、経過良好な人達ばかりで、昔から肺腺癌との相性は抜群によいような気がする。

 そのほか、現在進行形では、ステージ4の乳癌の人達や血液癌の人達はもちろん、膵臓がんの人でさえ、食欲が衰えたという人は見当たらない。

 但し、腸管を冷やす食事は、摂り過ぎると、免疫システムが乱れる可能性が高いので、冷たいものや、生野菜や果物は、過度に摂り過ぎないように注意している。

 グリーンスムージや、生野菜療法は最悪だから、しっかり火の通った野菜を豊富に摂るに越したことはないことを強調している。

 野菜類は加熱することで、様々な栄養素が破壊されても、火を通すことで嵩が5分の1に減るので、生野菜よりも大量に食べることが可能で、おまけに吸収率がとてもよくなるので、生野菜を食べるよりも、断然有利であることは常識だろう。

 過去の長期間の相談例でも、癌になったからといって、あれもいけない、これもいけないと、食事に過度に神経質になって、食事療法に神経を使っていた人達は、栄養が衰えて体力を失う傾向が強く、経過が良かったケースは少なかった現実がある。
 さらには、前向きで明るい人は、相対的に明らかに経過良好に推移しやすく、神経質で過度に悲観的な人ほど、漢方サポートも長続きしないので、短期間で音信不通となりやすい。

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2009年11月05日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月05日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 23:49| 山口 ☀| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする