2013年02月01日

アトピー性皮膚炎で関東地方より直接定期的に通い詰めるお約束の漢方相談のお申し込み

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KSC_5188 posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:30〜39歳の男性
【 職 業 】:会社員(事務系)
【 地 域 】:関東地方
【 お問い合せ内容 】: お忙しいところ、失礼いたします。

●●市在住の◎◎と申します。

 10年来のアトピー性皮膚炎についてご相談させて頂きたく、二月の第●週に先生の元へご相談に上がらせて頂いても宜しいでしょうか?

 その際、血液検査など何かお持ちしたほうが良い資料はございますでしょうか?

 急なお問い合わせ大変失礼かと思われますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 注釈:このメール受信と同時にお問い合わせの電話がもかかる。

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KSC_5189 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:お電話頂いた内容の補足です。

> その際、血液検査など何かお持ちしたほうが良い資料はございますでしょうか?

 資料があれば参考になる部分もあると思います。
 また、これまで服用されて失敗されたり、あるいはよかった漢方薬類の記録も大いに参考になります!
 初回はなるべく連泊された方が有利です。(毎日反応がみれます。)

 取り急ぎ、補足まで。

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KSC_5191 posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール: お忙しい中、ご返事ありがとうございます。 また、携帯メールにて失礼いたします。

 血液検査の資料などお持ちして、2月●週目に連泊にてお伺いさせて頂きたく思います。
 どうぞ宜しくお願い致します。

 ここ数年の自身の経過を思い出し、記録にしておきたいと思います。

 先ほどはお電話にて話をさせて頂きまして少し緊張してしまいました。
 今後とも宜しくお願い致します。

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KSC_5192 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 23:27| 山口 ☔| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2012年08月06日

あせも(汗疹)に茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)が効くタイプが多い

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KSC_6917 posted by (C)ヒゲジジイ

 あんまり更新を怠っていると、そろそろヒゲジジイも年貢の納め時かと誤解されたら腹立たしいので、猛暑に少しは役立つ情報。

 あせも(汗疹)には茵蔯蒿湯がよく効くタイプが多いということ。
 舌の奥に黄膩苔があるような肝胆系統に湿熱がこびりついているような体質者にはよくフィットする。

 最近、アトピーで通って来られる人も、配合調整の過程で茵蔯蒿湯を追加した時点で、アトピーとは別に生じていた汗疹(あせも)に速効があったと喜ばれていた。

 テニスを頑張る元アトピーの中学生もあせもに茵蔯蒿湯を勧めていたら、少しは効いていると親御さんの報告があったが、その後はどうでしょう?(以前、親子で当方の漢方薬でアトピーが寛解した人たち。)

 あせもの治療だけで村田漢方堂薬局にやって来るような人は皆無だが、以前からお馴染みさんや常連さんからの質問では汗疹には茵蔯蒿湯がよくフィットすることをアドバイスして、個人差はあれど、まずまず有効率は高い。
 
 といっても当然のことながら、肝胆に湿熱が認められない人に使用するのは間違いなので、シロウトが勝手に病名治療してよいわけではないので念のためっ!

KSC_6916
KSC_6916 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 16:22| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2012年06月21日

アトピー漢方専門ブログに分割移転することになりました

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ESC_0397 posted by (C)ヒゲジジイ

 このブログも既に千五百回以上の膨大なものになりましたので、少しでも減量するためにも、アトピー性皮膚炎関連の最近書いた主なものは、アトピー専門ブログに移転することにしました。

アトピー漢方専門ブログ

 現在アトピーで通われている人で、このブログを参照されている人も多いと思いますが、すべて移転するのは大変な作業なのでそれは一応断念して、古い記事はそのままこのブログに残します!!!

と合わせてご参照下されば幸いですが、このブログにも引き続きアトピー関連記事をまったく書かないというわけではありません。
あまりに膨大になり過ぎたブログですので、アトピー関係の内容は、主として上記のアトピー専門ブログに書くことが多くなるだろう、というだけのことで、それほど頻繁に更新するつもりもありません(苦笑。

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ESC_0490 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 17:10| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

野鳥が減った原因やアトピーの漢方相談など

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FSC_2476 posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾
【 年 代 】:60〜69歳の男性 )
【 地 域 】:関東
【 具体的なご職業 】:薬剤師

【お問い合わせ内容】 お世話になります。
 相変わらず長男のアトピー治療に難儀しています。
 自分の治療に限界を感じ再度村田先生の所に行くように説得しているこの頃です。

 今日はその件でなく鳥の話です。

 野鳥の会主催の探鳥会に行きましても「鳥がいない、鳥がいない」と、ぼやきがあちこちから漏れてきます。
 11月頃は「寒くないのでまだ山に鳥がいる」という説でした。しかし寒くなれども一向に鳥達は来てくれません。

 最近私がなるほどと思ったのは「地震の影響で磁場が変化し渡りに影響した」という説です。

 昨日、ツグミの群れをみました。例年ですと11月頃に渡って来て1月頃は群れは解消し個別で地上にいる姿をみるものです。

 なんとも言えませんが、これから少しは期待できるかもしれません???

 最近では念願のコミミズクをみました。3日程観察に行きました。被災地の芦原が崩壊した事と関係してるのではと考えている方もいるようです。

 シロハラ、シメ、アカハラ、アトリ、カシラダカ、アオジも少ないです。

 ヒヨドリは去年より少ない感じですが、にぎやかですよ。珍しくトビを見ました。猛禽はノスリ、チョウゲンボウをよく見ます。いつも先生の鳥撮には脱帽です。
 では失礼いたします。

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DSC_4232 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:やっぱり全国的に野鳥の来日(苦笑)が減っているのでしょうか。

 昨年暮れにもNHKの地元の放送局で野鳥が減っているという特集をニュースでやっていました。なかでもとりわけ、シロハラやツグミ類が激減しているということでしたが、メジロも山から下りて来ないし、あのうるさいヒヨドリでさえ僅少です。

 放送では春に北へ帰る途中のエサが不足していたためにシロハラやツグミ類が餓死したのではないかという推測のようでした。

 しかし昨年の猛暑でこの冬の町の植物は悲惨な状態で、メジロが好む枇杷の実がほとんど全滅の状態をみかけます。我が家の枇杷もほとんど実ができませんでしたが、このような年ははじめてです。

 ともあれ、ご子息のアトピーの件ですが、先生のようなベテランの専門家がついておられて難航される場合は、当方とて同様でわざわざ一度や二度来られても無駄足となることは必定です。

 遠来者でも一年経つころには8割以上の寛解をみることが多いとはいっても、二週間毎に通って莫大な交通費を厭わない努力がようやく稔るのであって、それでも中には近畿地方から2週間ごとに一年半も欠かさず真面目に新幹線で通い詰めて半年で半減したものの、その後の一年というものはなかなか進歩は少なく難航している人が一名だけおられるくらいです。

 のみならず、ベテランの同業者の子供さんの漢方相談というのは、正直言って、まったくモチベーションが上がりませんので、頭が恐らくフリーズ状態になり、お互いに時間の無駄となることでしょう。

 以前来られたときにも、そちらでの治療方法で間違ってないはずだからと、こちらでは何もお出ししなかったのは、四季折々の配合変化は一度や二度来られたくらいでは何の工夫もできないからです。

 ましてや説得してまで来られるのは、到底当方の受け入れ方針に反し、やっぱり頭はフリーズしますので、申し訳ないことながら、きっぱりとお断り申し上げる次第です(苦笑。

追伸: ご子息のアトピーの状態、当時来られた時点ではどうみても少なくとも7割以上は寛解している状態であり、これ以上をどうしろというのだろうっ!?と感じて驚いたことを思い出しました。
 当方に来られる人は、ほとんどが重症者ばかりで、7割以上寛解が得られている状態の人はすべて元の薬局に戻るように説得して受け入れておりません。悪しからず。

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IMG_4106 posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:早速のお返事ありがとうございます。その速さにびっくりしました。

 また少し後悔しています。鳥のお話だけにしておけばと思いました。本人に暮れに「治す気がある
の?」と確認をしました。返事は「ま〜」と。目の前の本人が辛そうに掻いているのを見ますと、情けなくなるのです。

 なぜ治せないか(もう少しコントロールできないか)と。徒に本人をいじり回している様な罪悪感を感じるのです。

 日本の漢方会を見ますといろいろな先生がいらっしゃいますが、東洋学術出版社のアトピーの治療経験の載った本をみても納得出来る先生は村田漢方さんしかいないように心底思うのです。

 根本は本人の治そうという気持がないとだめですよね。薬を煎じ「はい飲みなさい」では・・・・。

 先生の立場になってみれば私も先生のように答えたかもしれません。ブログを毎日みている割にはつまらない事を書いてしまったと反省し、落ち込んでいる所です。煩わせて申し訳ありませんでした。

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FSC_2048 posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 23:51| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2011年11月15日

情況に応じた配合変化こそ中医漢方薬学の真髄

カラスに襲撃されるノスリ
カラスに襲撃されるノスリ posted by (C)ヒゲジジイ

 今年の5月は異常気象によるものか、例年に無くアトピーのブレを生じた人が多く、その半数近くの人が、新たに三物黄芩湯を導入することにより、急速に安定する人が多かった。

 ところが秋になり、その半数の人がもはや三物黄芩湯が邪魔になり、他方剤に変える必要が生じている。

 残りの半数近くの人は、三物黄芩湯がますます好調で、数種類の他方剤とともに常にバランスのよい配合の微調整を患者さんみずから行なえるようになっている。

 親子で配合変化の推移が極端に分かれた人もいる。以前は重症アトピーだった母親はこの季節になって三物黄芩湯が邪魔になるも上焦の熱感には黄連解毒湯などの清熱解毒剤系統がフィットし、以前しっかりフィットしていた地竜では、身体が冷えるばかりで上焦の熱には効果がなくなっている。

 ところが中学生になったばかりの子供さんは、三物黄芩湯がよくフィットして、運動時の熱感にともなう掻痒には例年、地竜なくしては過ごせないほど嵌っている。

 ところで、珍しく親子ともども子供さんのアトピーも例外的に相談に応じているのは、母親の教育がしっかりしており、薬局に二人連れて来ても大人しく、騒ぎかけても母親の鶴の一声でお行儀がよくなるからである。

 話は脱線するが、村田漢方堂薬局で子供さんを扱わなくなったのは・・・

 昨今、親の教育がデタラメで、店内で大騒ぎをやらかし、ガラス戸は叩くし、百万円以上する血圧計をいじくりまわして、この高価な機器をぶっ壊されたこともあるっ!

 このガキどもの大騒ぎを注意して静止させる親はほとんどおらず、こちらがバカヤロウ〜と怒鳴るまで止まない。
 怒鳴って静止させればガキは泣き出し、親は子供に味方して〜・・・・

 こんな最低限のお行儀もできない親子は絶対に御免蒙る。

 決まってガキどもはウインドウのガラスを叩き、血圧計のスイッチを乱雑に叩く。どのガキもまったく同じパターンの行動を取る。

 それを見て静止しないバカ親たち。

 だからこの日本に明日は無い。

 TPPに加入して自滅の道を進むのも自業自得。

逃げるノスリ
逃げるノスリ posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 07:02| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2011年11月09日

アトピーは重症の人ほど長続きして治りがよい

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PQC_8091 posted by (C)ヒゲジジイ

 関東から通われるCRPが高い乾癬性関節炎の人が、地元の病院治療や漢方治療ではどうしても改善しなかったものが、一ヶ月もしないうちにほとんど正常値に近付く速効を得て、わざわざブログ掲載許諾メールの送信フォームで症状が急速に改善する様子を報告してくれたのに、まだ漢方治療がはじまったばかりで先があることなので、敢えて転載しない。

 長年のパニックで苦しまれていた人が近畿地方から通われているが、この人も初回から速効を得て、数ヶ月経ってますます調子がよく、それでわざわざブログ掲載許諾メールの送信フォームで報告してくれたのも、まだ今後のこともあるので、敢えてブログに転載しない。

 このように今年の新人さんは、漢方薬の効果に素直に喜んでもらえる人達が多いのだが・・・ところが一方では・・・

 今年のアトピーの新人さんたちは遠路遥々来られたものの、実際の見かけ上はどうみても、たいしたことがない人達ばかりだった。

 昨年までは重症者が多かったのに、どうしたことか、今年に限ってはこちらにとっては軽症者ばかりが続いた。

 そしてその多くの人達が、見かけ上とは裏腹に、いかにアトピーが重症であるかを熱っぽく語り、どんなに治したいかを切々と訴えた。

 ところが実際にはその言葉とは裏腹に、明らかな効果が出て来ると、なんだかんだと言って止めていく。誰の目にも明らかな効果が出ているのに、言葉とは裏腹に根性がないのである。

 ある人は、これからいよいよステロイドの完全離脱に向かって、四季折々の微調整をマスターしてもらう約束もどこへいったやら突然無音となる。

 季節変化の微調整に応じようとせず、ネットで得た幼稚な漢方知識を振り回して、ああ言えば必ずこう切り返す男性は、「それじゃ〜自分で好きなようにせよ」と叱ると、それでへこたれて、来局当初の決意宣言が脆くも崩れる不甲斐なさ。

 ある女性は、何年来の引き篭もりの安楽さにどっぷり漬かって、せっかく明らかな効果が出ているのに、タナトスの仕業としか思えない「治したくない深層心理」が働いて、好い加減な服用と不摂生の言い訳ばかりが続き、挙句は・・・

「経費が続かないのでしばらく休みます。またお願いすることがあると思いますが、そのときはまた宜しくお願いします。」という根性ナシ。

 せっかくこの治せる時に、わざわざ中断して逆戻りを望む優柔不断さには付き合えないので、二度と御免だねっと引導を渡したのだった。

 全員、明らかに効果が出ているというのに、実に馬鹿げた連中であるが、もともと大したことないのだから、深刻さが足りなかっただけに違いない。

 やはり昨年まで続いたアトピーの重症者たちは、現時点ではほとんど全員一定の寛解状態にあり、漢方治療に熱心な人達ばかりだが、今年の連中とは深刻さの度合いが月とスッポンほど異なっていた。

PQC_8117
PQC_8117 posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 00:51| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2011年10月08日

アトピー性皮膚炎を本当に治したかったら・・・根性がありやなしや

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XSC_6496a posted by (C)ヒゲジジイ

 変種の重症アトピーで昼夜逆転の生活が続く引き篭もり生活。

 互いに苦労に苦労を重ねて一年以上、時には観察力が足らない、臨機応変の配合変化のテストを怖れてはいけないと叱ったこともあった。

 ヒゲジジイの毒舌にも耐えて・・・

 遠路はるばる通い詰め、結果的にはかなり特殊な配合でようやく2年経過する頃には7割程度の寛解状態を維持できるまでになった。その半年前には社会復帰も果たした。
 
 村田漢方堂薬局に辿り着くまでの苦労に懲りたのか、その後も徹底的に体質改善を目指して継続服用の根気も徹底している。

 同様に昼夜逆転した引き篭もり生活を続けていた人が今年も新たに来られたが、比較的短期間で明らかな効果が出て来たのに、直ぐに通う根気が続かない人がいる。

 アトピーに限らず、今年は例年に無く新人さんが多いのだが、その分、根気が続かない意気地なしが多過ぎる。

 根気があるか、本当に通えるかどうか?
 などをしっかりチェックしていてもこの通りである。もっとチェックを厳しくする必要がある。

 短期間で効果が出た人ほど、中途半端なまま無音となるケースが目立ち過ぎる。

 短期間で無音となるようなら、あれだけの相談時間をかけて弁証論治の苦労のしがいがない。

 どうせ連中は薬局風情がっ・・・と侮っていることは先刻充分承知だが、こちらはこちらとしてプロとしてのプライドがあら〜なっ。

PQC_3862
PQC_3862 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 07:24| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2011年09月30日

アトピー性皮膚炎でも漢方薬で速効が出ると・・・

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KSC_2265 posted by (C)ヒゲジジイ

 昨日の新客、アオスジアゲハさんは今朝になって店の明るい出口でヒラヒラと元気に外出準備をして待っていたので、早速外へ出してあげた。
 しっかり休養できたらしく、思い切って世知辛い外の世界にもう一度挑戦する気になったらしい。

 おそらく薬局内の漢方薬の香気で癒されたに違いない。

 人は見かけによらないもので、数日前の新人さんは六味丸単方で速効を得たとの報告を持って再来された。多忙ゆえ再々は来にくいのでと一ヶ月分を所望された。

 速効が出るかどうかは弁証論治の正確さが必要であるだけでなく、病気の性質にもよるので、皆がみな数日間で症状が雲散霧消するわけでもないが、症状が皆無となっているとのことだった。

 人が見かけによらない例証として、数ヶ月前、西洋医学畑の薬剤師が、自身のアトピーに困って遠路はるばる熱心かつ頻繁に通われていたが、一ヶ月半経つころに、配合薬中に五苓散が不足していることにようやく気が付いて追加して服用してもらったところ、速効を得た。

 二度ほど確かめて、しばらくは現在の3〜4種類の方剤で秋の乾燥期までは微調整は必要ないかもしれないと思案する間もなく、その後はまったく無音の人となった。

 控え目で、たいそう大人しく生真面目なタイプの人だったから、外用ステロイドを完全離脱できるまで続く人だろうと思い込んでいたが、まったく見損なったものだった。

 恐らく効果のある配合をヒゲジジイに見つけてもらえば、薬剤師の身分を利用して他社の似た製剤を入手して、その後はヒゲジジイはお払い箱という次第だったに違いない(苦笑。

 しかしながら、秋にさしかかった今頃、アトピーの弁証論治では季節的に同様の方剤ではそろそろ破綻を来たすころなので、微調整が必須となる季節である。

 今頃、こんなはずではなかったと困惑しているかもしれないが、自身も薬剤師なのだから自業自得と言わないまでも、少なくとも自己責任の問題である。

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KSC_2348 posted by (C)ヒゲジジイ




 
posted by ヒゲジジイ at 00:17| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2011年08月23日

アトピーの常連さんが工夫したユニークな配合(藿香正気散と三物黄芩湯)の質問

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ASC_4353 posted by (C)ヒゲジジイ

唐突な質問:

 夏風邪やクーラー病にはどうして藿香正気散を使うのですか?

 参蘇飲とか葛根湯じゃダメなんですか?

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ASC_4352 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 証(一連の症候)次第で葛根湯もクーラー病に使います。

 首の真裏をモンで気持がよく、同時に首の真裏を温めると気持がよいときです。
 それがない場合は、多くは藿香正気散です。

 両方が合併することもあります。

 藿香正気散を使うことが多い理由は、http://cyosyu.exblog.jp/i34/

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ASC_4361 posted by (C)ヒゲジジイ

再度の質問:

 最近、藿香正気散を朝と夜に飲んでます。
 結構、常用しているんですが続けても大丈夫でしょうか?

 今は藿香正気散と三物黄芩湯がめちゃくちゃ効きます。

 藿香正気散がなければ夜寝れないです。

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KSC_3222 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 連用して調子が良い場合は続けても大丈夫です。

 藿香正気散は乾燥性があっても、三物黄芩湯は潤す作用があるので、現時点ではバランスが取れている配合となっているから調子がよいのでしょう。

KSC_3223
KSC_3223 posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:

 なるほど、わかりました。

 それでは続けます。

 ありがとうございました。

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KSC_3224 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 19:27| 山口 ☔| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2011年08月21日

懲りない面々(苦笑

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KSC_2920a posted by (C)ヒゲジジイ

 今年は5月前後にアトピーの新しい相談者が急に増えたが、一部の例外を除いて多くは1〜2ヶ月以内の微調整の苦労が稔って、また中には初回から速効を得たり、こちらもホッとしたのもつかの間・・・。

 一見真面目そうに見えていた人が突然無音となった人もいれば、何年間もアトピーのために引き篭もっていた過去の地獄を忘れたかのように、暴飲暴食が止められず、漢方薬の服用も怠りがちで1日2回になることも多く、それでも5割近くは改善しているというから始末に負えない(苦笑。

 わかっちゃいるけど止められない「食事制限が出来れば明らかに5割以上の改善は得られているはず」とみずから反省する推察力はあっても、それとは裏腹にこの意志薄弱性は如何ともしがたい。

 本人の自覚があるだけに、こちらも苦笑して叱る気にもなれないのだった。

 頭の良い人でも意志薄弱性が同居することはそれほど珍しいことではないようです。

 片や昨年秋から来られていたアトピーの男性が、最近調子がよかったので漢方薬をしばらく中断していたら、またぞろ痒みが激しく勃発して来たとてメールでの報告があったが、どのようにお返事すべきか、苦笑するばかりであった。

 一方では昨年来、真面目に遠路はるばる通い詰め、真面目に服用しても一年過ぎて、まだ5割の改善が得られたかどうかという人もあるというのに・・・。

 アトピー性皮膚炎は個人差があまりにも大きいので、幸いにもしっかり効果が出ている人こそ、もっと真面目にやれば半年から一年以内に8〜9割の安定した寛解が得られるのは目に見えているというのに、世の中何とも皮肉なものですねっ!

 ところが、アトピー性皮膚炎くらいならまだしも、難病指定を受けるような難治性疾患で進行性を持つ脊髄小脳変性症やそのほかの重大な神経系の難治性疾患などで、西洋医学治療の限界を当方の漢方薬で明らかに改善できた時点で、いつのまにか無音になる人達には常にハラハラさせられる。

 一生涯漢方薬は継続すべきことをどんなにアドバイスしていても、旅行が可能になったのを幸いに、そちらに経費を注ぎ込むことにシフトしてしまったためか、いつの間にが無音となっていたところへ、突然再発して動けなくなったという報告があったりする。

 これらのケースではアトピーの懲りない面々と異なって、直ぐに取り返しが付くとは限らないので、苦笑する気にもなれない。

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KSC_0262 posted by (C)ボクチンの母


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2011年08月09日

今年のアトピーの新人さんはいずれも軽症に見えてしまうのは・・・

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IMG_6211 posted by (C)ヒゲジジイ

 今年はアトピーの新人さんがコンスタントに増え続ける。

 その多くがどうしても軽症に見える外見なのだが、いずれもご本人の苦しみようと悩みようは尋常ではない様子。
 だから相当に深刻なのは理解できるものの、これまで外見的にも重症の人たちを多く見過ぎて来たから、いずれも軽症に見えてしまうのだろう。

 重症の場合は、漢方薬が少し効いたくらいでも明らかに外見的に改善の兆候がはっきり確認できるのだが、外見が軽症に見える人たちは、いずれもご本人の痒みの軽減等の良し悪しの申告内容によって微調整の度合いがかなり左右される。

 確実に言えることは、外見的に重症度が強い人ほど根気が続いて安定した寛解が得られるまで頑張りぬく傾向が強い。

 とは言うものの、外見的に超重症であっても、思いがけず即効が出て急速に改善が得られた場合は例外で、一年も経たないうちに音信不通となって「咽喉もと過ぎれば熱さを忘」れる人も多い。

 当然のことながら「咽喉もと過ぎれば熱さを忘」れる人達の再発の危険性は大。
 
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KSC_0335 posted by (C)ボクチンの母


 
posted by ヒゲジジイ at 10:14| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2011年07月22日

アトピー性皮膚炎に対する漢方薬の配合変化の実際

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CSC_6520a posted by (C)ヒゲジジイ

 タイトルはやや大袈裟。

 今年の5月は例年に無く、順調に経過していた新人さんたちも一時的に異変が生じることが多く、同時に5月以降にアトピーの新人さんも目立ったということは既に過去のブログで述べた通りである。

 順調に経過していた人で異変が生じた人の多くは、三物黄芩湯を追加するか、あるいは六味丸系列の方剤を三物黄芩湯に切り替えることで直ぐに鎮静化する人が最も多かった。

 5月以降の新しい人では、加味逍遥散を中止して五苓散に切り替えた途端に速効が得られた人もいた。高温多湿の季節には利水滲湿剤が活躍しても不思議は無い。

 新人さんの中にはもう一歩のところで足踏みしている人もいる。

 ところで、5月の異変に配合変化の指導を素直に聞けずに、あー云えばこう切り返して埒が明かないので、その後の漢方相談を打ち切らざるを得なかった人もいる。
 昨今では希に見る出来事であったが、堪え性のない男性が紛れ込んでいたことは残念でならない。

 同じ男性でも素直に指導を受け入れ、積極的に配合テストに協力される人は、一時的な異変が生じても一部の配合変化によって順調なペースを取り戻している。

 また別の男性は、この季節でもまずまず順調だからと服用ペースを落して様子を見ている人がいるが、秋の乾燥期になると、きっと慌てることはほとんど想像に難くないはずだが・・・これが男性特有の咽喉もと過ぎれば熱さを忘れるのタグイ。

 アトピー以外の湿疹でも、病院からステロイド内服薬を投与されるほどの人が、数度目の弁証論治で的確な配合方剤が得られた途端に「症状がもっと軽くなったら次第に服用回数を減らしてもよいでしょうか?」と、こんな早い時期から病状の重大さを自覚されない人がいるのも男性特有のものかもしれない。

 ちょっと調子がよいくらいで服用回数を減らしたりすれば元の木阿弥になるのは必定。
 漢方薬の服用を減らす前に、ステロイド内服薬のリバウンドを生じない安全な離脱をはかることこそが必須事項であろう。

 同様にアトピーの新人さんで数度目の配合変化によって速効が得られた人の中には、これまで毎日ステロイド軟膏を塗布していた人もあり、塗布する面積が劇的に減っているとはいえ、今後は徐々にリバウンドを生じないペースで徐々にステロイドの離脱を果す必要がある。

 いずれにせよ、アトピー性皮膚炎では、その人個有の四季折々の皮膚症状の変化の傾向に沿った配合変化の法則を掴む必要があるだけに、漢方相談の中では最も相談時間と弁証論治の労力を要し、実に手間ひまのかかるアレルギー疾患である。

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CSC_6395 posted by (C)ヒゲジジイ


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2011年07月18日

あきらめない不屈の精神

なでしこジャパン金メダル、勝利の歓喜!
なでしこジャパン金メダル、勝利の歓喜! posted by (C)ヒゲジジイ

 なでしこジャパンの快挙っ! 先制点を入れられ繰り返しの劣勢を何度も追い付く波乱万丈。

 ホイッスルが鳴るまであきらめない不屈の乙女達には完全に脱帽。

 漢方相談の仕事上でも、女性達の不屈の精神には脱帽することがしばしば。

 癌の転移巣が各所に散乱している状況下で、自分の免疫力と漢方薬のサポート力を信じて頑張り続け、早い時期に様々な不快症状が消失したまま無症状でこれまでにない健康感を得て1年半以上、しかも多忙な仕事を一日も休まず継続されている。

 全身悲惨な状態のアトピー性皮膚炎がどこの医療機関でも改善を得られず、さりとて病院漢方ではますます悪化の一途を辿り、今度は自費の漢方薬でもなかなか期待したほどの効果が得られない状況下でも、漢方薬こそ最後のよりどころと信じてコツコツと頑張った成果が、一年以上も経って実現した重症のアトピーの女性達。

 似たような例を挙げれば際限がないが、その多くはとても素直な大和撫子たち。

 あ〜云えばこう切り返す素直でない屁理屈やさんたちとは大違い。

 わが国の女性達の一部は、ほんとうに世界に誇れる奥ゆかしくも逞しい小さな巨人達である。

 なでしこジャパンの優勝に酔いしれる徹夜の祭日。
 頭が朦朧として何を書いたのか思い出せない(苦笑。

 今から寝るっ

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GSC_0063 posted by (C)ヒゲジジイ

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GSC_0263 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 15:00| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2011年07月07日

アトピー地獄からの生還

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IMG_4774 posted by (C)ヒゲジジイ

おたより:アトピー地獄「全身グチャグチャ」から生還した女性

 私のアトピーは本当に安定していて去年の今頃では考えられない生活を送れています。
 家族で出かけることも増え、子どもの行事にも参加できて、ありがたい毎日を送っています。

 震災で自殺者が増えているようですが、人それぞれに他人にはわからない苦労があるにしろ、健康な体さえあれば何だって出来ると思います。
 原発で農業が出来なくなったからって死ぬことはないんです。
 健康な体があれば最悪フリーターでも働ければ生きていける。

 アトピーで全身グチャグチャな状態をマイナスとすれば健康な体で周りの目も気にせず痒みもない痛みもない普通の生活が送れる人は、0なんです。
 0なら自分次第でいくらでもプラスに持っていけるのに!


 そして、テレビの前で子ども達に
「五体満足が手に入ってるだけで0地点なんやからどんなことがあっても死んだらいけんよ。」
と言います。

 全身グチャグチャだった私に言われるのだから子ども達にも説得力があるようです(笑)

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IMG_4775 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:とってもグッと来るお話です。
 ブログに転載させて欲しいほどですっ!!!

 ヒゲジジイも先週の土曜日から、11年ぶりに尿路結石の疝痛発作に何度も見舞われ、痛い最中は最悪の精神状態でしたが、さいわい漢方薬によって土曜日と日曜日の2日間に3回くらいの発作で済みました。月曜日からは激しい疼痛は皆無となり、あとは排石するだけとなりほっとしています。
痒いのも辛かったでしょうけど、痛いのも辛いものです(苦笑。

 それにしても長い開、地獄の苦しみはご苦労様でした。
 こちらの漢方薬をせっかくはじめても、安定するまでの一年間は本当にたいへんでしたねっ!

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IMG_4971 posted by (C)ヒゲジジイ

おり返し頂いたメール:本当に中医学漢方様々です!
 村田漢方堂薬局に出逢ってなかったら私は生きることを諦めていたかもしれません。。。

 先生、これからもよろしくお願い致します。

 ちなみに先ほどのメール、ブログに載せていただいて結構です。
 地獄から這い上がった人間からのメッセージです(笑)

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GSC_5621 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 00:08| 山口 ☔| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2011年06月24日

例年になくこの5〜6月はアトピーの新人さんが目立っている

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FSC_4333 posted by (C)ヒゲジジイ

 今年の5〜6月は気候不順のせいか、天変地異も手伝ってか、アトピーが悪化しやすい傾向が強く、アトピーの新人さんが続いている。

 今日もやや遠方からアトピーの新人さんが訪れた。

 と、書いたところで急に眠くなったので、パソコンを閉じて寝ようと思う。

 未明までオリンピック男子サッカーの2次予選を観戦した睡眠不足の影響か、ブログを書き始めた途端、強烈な睡魔 Z zzzz・・・

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posted by ヒゲジジイ at 23:17| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2011年06月13日

胃腸の弱いジクジク型のアトピーに対する六味丸投与はあり得るか?

桃源郷
桃源郷 posted by (C)ヒゲジジイ

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾
【 年 代 】:30〜39歳の男性
【 職 業 】:会社員(事務系)
【 地 域 】:関東地方
【 お問い合せ内容 】: いつもブログを拝見させていただいていますが、昨日の記事の中で、六味丸の中の地黄が体内の湿邪を助長しない様に細心の注意が必要であるとありました。

 私はアトピーを患っていてジクジクした湿疹があるので、今飲んでいる六味丸が自分の体質に合っているものなのか少し心配になりました。

 今、中医の先生(●●先生)に診てもらっていて、陰虚があるとの事で、六味丸と抑肝散を飲んでいます。

 皮膚に作用する薬は胃腸の調子が良くないので今、一時的に中止しています。

 細心の注意が必要とは、どの様な事に注意すれば良いのか、素人にでも分かる様に教えていただけないでしょうか?

 また、胃腸の弱いジクジク型のアトピーの人でも、飲める漢方薬はあるのでしょうか?

 お教えいただける範囲の事で結構です。
 どうかご享受のほど、宜しくお願いします。

桃源郷
桃源郷 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール: 湿気の多い梅雨時には、地黄や熟地黄などの滋膩の薬物を使用すると、往々にして体内の湿邪を助長します。
 ましてや胃腸が弱い脾胃虚弱タイプのアトピー性皮膚炎に投与するときは地黄や熟地黄を使用するには細心の注意が必要です。

 ところで滲出液が常に漏出してジメジメタイプのアトピーで、しかも胃腸が弱いタイプであれば、多くは衛益顆粒(玉屏風散製剤)に猪苓湯の併用を主体に運用することが多いものです。

 但し、滲出液の漏出が長期にわたる人たちのほとんど全員が、長期にわたる津液の損耗から肺陰虚や脾陰虚が生じ、最終的には腎に影響して腎陰虚を引き起こしています

 腎は主水の臓であり、この主水の臓である腎陰の虧損によって体内の水分調節機能が破綻を来たしているため、たとえ梅雨時のような湿気が多い季節でも、六味丸系統の方剤を併用しないことには玉屏風散と猪苓湯だけでは体液の漏出をコントロールできないケースが多いものです。

 以上は、あくまで中医漢方薬学における一般論であり、現実に診て頂いている●●先生は、日本における中医学派の代表的な専門家(医師)ですので、信頼されてよいのではないかと思います。

【編集後記】 質問者の胃腸虚弱といわれる上記のメール内容からは中医学的証候を推測することはできないが、もしも脾虚水滞の兆候が顕著であれば、六味丸に含まれる地黄や熟地黄のような滋膩の生薬を用いると、ますます脾虚水滞を助長して胃もたれや軟便・下痢を誘発し兼ねない。

 それゆえ、たとえ腎陰虚が明らかであっても、補気建中湯などで脾虚水滞を治療する方剤の併用が必要となる。

 さらには、当帰や川芎が配合された抑肝散は、脾虚に対する白朮や茯苓の配合があっても、ときにアトピーに悪影響を及ぼす危険性なしとせず、ましてや脾胃気虚のレベルによってはますます胃腸症状を誘発し兼ねないので、配合には慎重を要する。

 但し、メールのお返事にこれらの注意点を書かなかった理由は、中医学の一流の先生に受診されているので、それなりの根拠があって投与されているものと思ったからである。

 しかしながら、通常であれば脾胃虚弱者に対する注意点として、上記の内容を念頭に置いて配合方剤を考えることは専門家として一般常識であるので、敢えて編集後記に記しておいた。

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IMGP6955 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 16:33| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2011年06月12日

5月の異変に意外にも三物黄芩湯が活躍

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FSC_2604 posted by (C)ヒゲジジイ

 三物黄芩湯エキス顆粒はもともと某社が製造販売されていたものの、流通量が少なく採算が合わないとて製造を打ち切って久しかった。

 そこで、ヒゲジジイが小太郎さんに新規製造許可を得るように強く要請していたところ、昨年、念願かなって補気建中湯などとともに新規の発売となっていた。

 今年の5月は例年に無くアトピーの新人さんたちの一時的な再燃や、数年ぶりに再発した人、とめはがつかなくなって遠路はるばる新たにやって来られた新人さんなどが目立った。

 その半数の人たちに三物黄芩湯が大活躍しているが、これも例年にない珍しい現象である。

 しかしながら、ジメジメした湿気が蔓延する梅雨時。
 三物黄芩湯や六味丸系列の方剤のように地黄の配合された方剤を使用する時には、体内に併存していることの多い重濁粘膩な湿邪が増長しないよう、細心の注意を払った配合が不可欠である。

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CSC_0567 posted by (C)ヒゲジジイ

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2011年05月29日

アトピーの禅問答

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FSC_0168 posted by (C)ヒゲジジイ

 重症のアトピー性皮膚炎を苦労して寛解に導けた人達は、それまで多くの配合の微調整のヒントを与え続けているので、一年も経つころには勘のいい人達が多い、というよりも過去の悲惨な状態から抜け出られた身体は敏感に漢方処方の反応が体感できるようになっているので、当方のちょっとしたヒントがあれば、積極的にみずから工夫を凝らして自分自身が主治医となっている。

 そのような優秀な生徒だったはずの人でも暴飲暴食と不摂生が祟って数年ぶりに再発した男性。
 強力な清熱剤とともに杞菊地黄丸、猪苓湯、茵蔯蒿湯などで真っ赤な顔がようやく鎮静化しはじめた。

 ところが、

「猪苓湯を1包にしたら顔と首が乾燥します。半包だと微量ながら耳と首がら汁がでます。」

 というデリケートな微調整のアドバイスを請うメール。

「であれば、0.7包です。それがむずかしければ、しばらくはどちらかで妥協するしかありません。」

 杞菊地黄丸など六味丸系列の方剤と猪苓湯との配合比率関係で、乾燥と滲出液の微調整が可能となるので、この男性の場合、猪苓湯1包を使う場合、相対的に滋潤作用のある杞菊地黄丸を増量する方法があることを、きっとやがては気が付くはずである。

 ところで、この男性、アトピーが安定していた通常は補中益気丸の愛用者であったが、この5月現在は、

「補中益気丸は1丸でも飲むと顔の火照りがヤバイです。」

 ということである。

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FSC_0167 posted by (C)ヒゲジジイ

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FSC_9516 posted by (C)ヒゲジジイ

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2011年05月28日

アトピーの問い合わせが多い5月

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FSC_0363 posted by (C)ヒゲジジイ

 毎週土曜日の半ドンは、遠方から来られる人が集中しやすい日。

それでも、できるだけ少数精鋭を心がけているので、十分な相談時間を取るようにしている。土曜日には半ドンというせいもあって、待合の椅子がちょっと混雑することがあっても流行の病院ほど混雑するわけではない(苦笑。

 雨の土曜日だったが、それでも熱心に通われる人達が来られ、ほどほどの結果が出ている人たちが多かったので神経の消耗は少なかった。

 1時間半の延長戦後に薬局を閉じ、遅い昼食後に返信メールを連打していたら夕方になって一週間の疲れがどっと出てウツラウツラしはじめた。
 とっ突然、静寂を突き破って電話の呼び出し音。

 例によって魔の土曜日夕刻の時間帯、こちらは完全にお休みモードだが、案の定お問い合わせ電話。

 過去に村田漢方堂薬局の漢方薬で顔面湿疹が治った人からの紹介ということであったが・・・

 どのようにしてお断りしようかとボンヤリ考えながら話を聞いていると、いつの間にかだらだらと長くなってしまったので「ご質問の主旨は?」といってもますます埒が明かない。そこで、

 ●もしもアトピーが重症であれば経費は一ヶ月分に換算すれば2〜4万円かかることがあること。
 症状が安定するまでは7〜15日毎に通えること。
 ●アトピーの重症では一年間、四季折々の変化をしっかり観察しないと本当の治癒に向かうことができない場合があること。
 ●数年は続けるつもりでなければ、元の木阿弥になる場合があること。

 などなどを伝えると、案の定ようやく電話を切ることができた。

 紹介者の手前、それほど無下にも出来ないものの、本気モードでなければ最初からお断りするに限る。

 本日もこのアトピーの問い合わせの女性も、4月頃から次第に悪化して、5月に入ってますます症状が悪くなる一方であると言われる。
 それまでは、著明な漢方薬局や全国的に超有名な医師の治療を受けること、それぞれ数年ずつ頑張っていたといわれる。


 重症者の場合、村田漢方堂薬局でも一年間は行きつ戻りつして難航する場合があっても、7〜15日毎に通えた人では、数年もあればほとんど9割以上、少なくとも8割以上の安定した状態を保持できている。

 すなわち数年も経てば、ほとんどの人が四季折々の漢方薬の微調整のコツを覚えてしまい、ヒゲジジイの苦労も激減する。
 難航する場合でも、直接頻繁に通える人では、一年もあれば四季折々の変化の様相がしっかり把握できることが多いので、トウゼンといえは当然かもしれない。

 現在でも、あと数ヶ月で一年になろうという遠方から通われている人が、5割の寛解を維持していたはずが、突然の5月の異変(昨年はもっと酷かったということではあるが)、その微調整になかなか手間取っている。
 しかしながら現在の互いの苦労がいずれ稔る日が必ずやって来る。

 重症者の場合は(といっても重症者以外はアトピー相談には乗らない方針)まる一年が経過した時点で、ようやく四季折々の変化の体質傾向をしっかり把握できるようになるからである。

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posted by ヒゲジジイ at 17:50| 山口 ☔| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2011年05月22日

アトピー再発のきっかけは食事の不摂生が最も多い

飛び立つ寸前にパッチリっ!
飛び立つ寸前にパッチリっ! posted by (C)ヒゲジジイ

 アトピー治療に食生活の改善は欠かせない。その努力と相俟って漢方薬がスムーズに効果を発揮する。

 すでに9割以上の安定した寛解を得た人でも、2〜3年も経たないうちにハメを外して暴飲暴食とまで行かないまでも、次第に食事内容に乱れが生じると、5月のような異変が生じやすい季節になると、眠っていたアトピーが突然に暴れだす。

 現実にそのよう人が今年は少数ながらおられたが、大いに反省して昔の苦しかった時代を思い出して火消しに専念されている。

 女性では髪を染めたり、化粧を再開することも危険因子であるが、さいわいこれらを再開してひどく再発した人はいまのところないが、危険性を孕んでいることには違いない。

 過去にはエステに行って再発した人もいるので注意が必要である。

 ところで、この春に新たに来られた遠来者は、いずれも見かけは7〜8割寛解と言える外見なので些かとまどっている。
 これまで大多数が、誰が見ても酷いアトピーだと外見で分かる重症者ばかり。

 彼等や彼女等の相貌では従来なら7〜8割はよくなったねっと喜ぶべき外見であるから、些か勝手が違うのである。

 高い交通費を使っていずれも関東地方から、本当に根気が続くのだろうかっと些か危ぶんでいる。もしかして要求が高過ぎる人達かもしれない。

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FSC_9041 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 21:38| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする