2016年03月25日

3月に入ってアトピー性皮膚炎の新規相談者が続いているが

2009年03月25日の茶トラのボクチン(4歳半)
2009年03月25日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母

 春になると毎年、各種慢性の皮膚疾患の新規相談者がやって来られる。

 今年は例年以上に酒皶(しゅさ)の人たちが続いていたが、3月に入って目立つのはアトピー性皮膚炎である。

 アトピー性皮膚炎を含めて各種皮膚疾患は、少なくとも半数以上の人達は手間と時間をやたらに必要とするので、誰彼なしに引き受けていたら、多少とも生命に関わる重大な疾患の人達に時間が取れなくなる。

 だから常々、女性薬剤師には、アトピーのHPやブログは消滅させるべきだと進言されているのだが、せっかく手作りで楽しみながら作ったものを破壊するのは、どうしても躊躇せざるを得ない(苦笑。

 更新を控えて久しいのだが・・・。

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2009年03月25日の茶トラのボクチン(4歳半)
2009年03月25日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母

2009年03月25日の茶トラのボクチン(4歳半)
2009年03月25日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年03月25日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年03月25日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

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2016年03月14日

男性とは異なって、女性の各種皮膚疾患で注意が必要なこと

2009年03月14日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月14日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 男女共に共通して、各種皮膚疾患においては、季節変化の影響には注意が必要なことは当然である。

 ところが女性の皮膚疾患では季節変化による問題だけでない。
 しっかり効果が出て来たからといっても、油断できない女性特有の問題がある。

 それはアトピー性皮膚炎だけでなく、酒皶(しゅさ)や脂漏性皮膚炎などでも同様である。

 体質によっては、生理後から排卵日までの低温期と、排卵日以降から生理前までの高温期までの問題である。

 過去にも、アトピー性皮膚炎で、高温期には強力な清熱剤と活血化瘀薬や滋陰利水薬などが必要であっても、低温期には絶対に清熱剤はご法度という時期が続いた女性があった。
 かといって、高温期に強力な清熱剤がなければ、酒皶様の皮膚炎が強烈に悪化するのだが、低温期にはむしろ逆効果となる現象が一年以上続いたが、一年を経過するうちに、症状が次第に安定して、清熱剤はまったく必要なくなって、その半年後には社会復帰が可能なまでに改善できた例。

 もっと極端な例では、村田漢方堂薬局で受けた相談の中でも、最も重症のアトピーの女性は、生理期間中には極端に冷えるので、その生理期間中と低温期と高温期の三通りの配合変化が必要であり、それが数年続くことで、ようやく安定的な状態に推移していったものの、見かけ上は9割以上の安定状態が続くものの、二度と再発は御免だと予防的に各種漢方薬類を臨機応変に使い分けている。

 このことは、重症のアトピー性皮膚炎よりも、はるかに幸せな筈の女性に多い「酒皶(しゅさ)」のケースも、多かれ少なかれ同様で、生理中と低温期、高温期の配合変化を必要とする人は、女性の半数近くにのぼるので、その点は注意が必要である。

 上記のことは、こちらが男性だからという訳でもないだろうが、この仕事を何十年やっていても、ついうっかり忘れていることがあるので、現在、村田漢方堂薬局に通って来られている女性達は、高温期と低温期によって、漢方薬の反応が異なるように思われる場合は、必ずそのことを申告して欲しい。

 厳密に言えば、これは各種皮膚疾患のみならず、女性の疾患のほとんどすべてで、多かれ少なかれ、注意が必要なことであろう。

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2009年03月14日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月14日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年03月14日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月14日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年03月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年03月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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2016年03月04日

持続的な過労によるアトピーの怪しい動きに牛黄の反応は

2009年03月04日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月04日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 牛黄をアトピー性皮膚炎に積極的に使用してもらう機会はほとんどなかった。

 過去、超重症のアトピーで、ステロイドがまったく無効だったにも関わらず数ヶ月も塗布する皮膚科医の指導を守ったために、全身から滲出液が溢れ出し、一時は呼吸困難も生じるほど。
 
 そのような状況下で、両親に車で運ばれて通う日々の繰り返しで、紆余曲折を経て、数年後にはすっかり9割以上の安定した状態が持続するようになった。

 ようやく社会復帰を果たして数年以上、昨今では人員不足の会社で、遣り甲斐のある仕事とはいえ、日々過労状態が続くも、熱中しやすい性格ゆえ、ますます仕事に夢中の日々が続いていたら、本人にしか感じられない首の真裏の皮膚に、アトピーチックなぼこぼこ感を感じるという。

 といっても、予防兼治療的に適量の方剤類を常用しているのでアトピーが大きく再燃することはない。

 だからその問題よりも、働き過ぎによる過労を軽減できる漢方薬を望まれるので、高濃度の牛黄単味も併用してもらうことになった。

 結果は劇的に奏功して、服用後、全身に詰まっていたものがスムーズに流れ始めて一気に疲労感が雲散霧消するのを感じるのと同時に、アトピーチックなぼこぼこ感も雲散霧消した。

 補充購入に来られた折に、疲労回復効果だけでなく、アトピーにも即効があるみたいだと述懐されていた。

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2009年03月04日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月04日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年03月04日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月04日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年03月04日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月04日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年03月04日の茶トラのボクチン(4歳)
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ラベル:牛黄
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2016年01月17日

消風散を必要としている人がいつの間にか現在9名

2011年01年16日のボクチン(6歳)
2011年01年16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 あらゆるタイプの皮膚疾患に配慮されたような成分で構成された消風散。

 だから、このような八方美人的な方剤はあまり好きではなかったのだが、いつの間にか現時点で9名の人が必要している。

 8名はアトピー性皮膚炎で、他の1名は外気に含まれる化学薬品に反応しているらしい湿疹である。

 いずれも一定の効果を発揮して、9名の人達にとっては現時点で必須の配合方剤の一つとなっている。

 現実的な適応証は、しっかり認識できている方剤ではあるが、学問的に成分構成上の中医学的な詳細な分析においては、あらゆる書籍を読んだところで、スッキリと納得できる書籍は皆無である。

 理詰めでどのように追究し分析されたものでも、納得できる説明にお目にかかったことがない。

 というより、もともとあまり好きな方剤ではなので、頑固頭の拒絶感が先に立っているのかもしれない(苦笑。

 といっても、消風散なくして治療困難な皮膚疾患も多いので、そろそろ好きな方剤になっても不思議はないのだが・・・。

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2011年01年16日のボクチン(6歳)
2011年01年16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年01年16日のボクチン(6歳)
2011年01年16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年01年16日のボクチン(6歳)
2011年01年16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年01年16日のボクチン(6歳)
2011年01年16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:消風散
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2016年01月08日

毎年恒例の行事:正月前後の食事内容の異変により

2009年01月08日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年01月08日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 正月前後の食事内容の異変により、アトピー性皮膚炎や酒皶、あるいは乾癬の人達が、せっかく一定レベル落ち着いていても、毎年必ず何人かの人達が再燃したと相談がある。

 今年は、まだ乾癬の人からの相談があったばかりだが、これから、きっとアトピーの人達から、反省の弁を伴って、相談があることだろう。

 例年、この時期、毎年恒例の行事となっているので、こちらも変に慣れっこになっている。

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2009年01月08日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年01月08日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年01月08日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年01月08日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年01月08日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年01月08日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年01月08日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月08日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

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2015年10月14日

一定レベルまで安定していたアトピーが、突然に臭気のある濃い滲出液が漏れてカサブタになる消風散証を発した人が各地で7名続出した椿事

2009年10月15日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年10月15日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 いずれも数年以上、村田漢方堂薬局の漢方薬で、症状がしっかり8〜9割以上しっかり安定していた人達も、ときどき不安定であった人達も。
 数年以上、漢方薬を継続服用している人達ばかりの話だから、強調して書くのである。

 合計7名も、夏季に前後から、突然、消風散証を発した人が続出したので、驚いた。

 共通した症状は、身体の一部分から、やや臭気を発する濃厚な滲出液が出るようになり、それが固まって汚い瘡蓋状になるというもの。

 いずれの人も、消風散を加えることで比較的短期間で治まった人が多いものの、中には従来の配合をすべて中止して、消風散だけで様子をみる必要があった人もおられた。

 顔面に生じた人3名、腕が2名、足の関節が1名、場所不明(忘れた)1名。

 関東1名、関西1名、中国地方4名、九州地方1名。

 このように生活圏が大きく異なるのに、どうしてこのような異変生じたのか、不思議でならない。

 アトピーに急な変化が生じた場合は、すかさず臨機応変に漢方薬の配合変化を行って対処することが必要であることをしっかり理解している人達ばかりだから、重症化する前に直ぐに対処できたが、7名もの人達が同時期に、本当に不思議な椿事だった。

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2009年10月15日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年10月15日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月15日の茶トラのボクちん(8歳)
2011年10月15日の茶トラのボクちん(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
 
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2015年08月30日

六味丸系列の方剤は本来中医学の教科書的には「熟地黄」が使用されるべきはずだが

2015年08月29日のしシロちゃん(雌2歳半)と茶トラのトラちゃん(雌2歳前)
2015年08月29日のしシロちゃん(雌2歳半)と茶トラのトラちゃん(雌2歳前) posted by (C)ヒゲジジイ

 中医学の教科書的には、六味丸や杞菊地黄丸や知柏地黄丸に配合されるべき地黄は、熟地黄となっているが、アトピー性皮膚炎に使用する場合には、乾燥地黄が配合されたものを、敢えて使用することが多い。

 だから、必ず製造メーカーさんには、配合されている地黄を熟地黄か乾燥地黄であるかを確認して使い分けている。

 とても敏感なアトピー性皮膚炎では、体質と病状によっては、地黄ひとつとっても、温性の熟地黄か寒性の乾燥地黄か、配合された地黄の性質によって、大きく効果が異なって来ることが多いからである。

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2015年08月29日の茶トラのトラちゃん(2歳前)
2015年08月29日の茶トラのトラちゃん(2歳前) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年8月30日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月30日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 
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2015年07月24日

不安感が強過ぎると、相談をする方も受ける方も、客観的冷静な判断を失いやすいので、お互いの損失は計り知れない

2015年07月23日のシロちゃん(2歳)
2015年07月23日のシロちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:50〜59歳の女性
【 地 域 】:東海地方
【 お問い合せ内容 】:

 以前アトピーで近くの中医学の薬局で相談しなさいとアドバイスを頂きました。⇒ 2015年06月19日 アトピーの漢方相談は中医師がよいでしょうか?というご質問

 その後アトピーに加え酒さを発症してしまい、どうしていいのかと落胆しています。

 今現在は茯苓,当帰、山梔子,地黄、防風,黄芩,荊芥を処方していただいています。

 アトピー酒さ共、難しいようですが、治る見込みはあるのでしょうか?
 先がみえず不安でたまりません。

2015年07月23日のシロちゃん(2歳)
2015年07月23日のシロちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 先月、少しアドバイスが欲しいという依頼のメールを頂いてから、まだわずか1ヶ月です。

>先がみえず不安でたまりません。

 という不安感が強い人は、どこへ行かれても、相談を受ける方も苦手だろうと思います。

 当方では、もともと不安感が強すぎる人は最も苦手なので、とりわけ精神面が大きく絡む場合は、すべてお断りしているくらいです。
 (今月だけでも、直接来られても、すでに4人くらいお断りしています。)

 また、今回のメールのご相談内容にしても、こちに質問されるよりも、現在通われているところで相談すべき問題です。

 現在、アトピーに悩まれるのも、人生における大きな試練と思って、前向きに立ち向かうべきです。

 地球上で生きなければならない人類は、多かれ少なかれ万人が試練を与えられる宿命にあるそうですから、アトピーが貴女に与えられた試練と思って、前向きに愚痴を言わずに頑張るべきです。

 何の慰めにもならない、やや厳しいアドバイスかもしれませんが、安易な慰めを書いてもプラスにはならないと思います。

取り急ぎ、お返事まで。

 追伸:症状がひどい場合は、西洋医学治療(皮膚科)の治療も受けながら、漢方薬を利用するほうが、症状が早く治まって治しやすいこともありますので、皮膚科にも相談してみられるのが能率的かもしれません。皮膚科でもしっかり相談してみられるとよいと思います。

2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:

 酒さを診断されて、2重の苦しみに不安でたまりませんでした。

 もちろん皮膚科の先生にも相談しましたが、酒さに関しては抗生剤を飲めなくて(お腹が弱い)手だてがないといわれました。

 今の漢方の先生を信用したいのですが、村田先生のアドバイスがあれば、心強いかと思いメールさせていただきました。

2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 アトピーに酒皶を合併している人はぜんぜん珍しくありません。

 こちらではそんな重症の人を何人も相談に乗ってきましたが、皆さん、何年にも渡って苦労の連続で、その頑張り続けたお陰で、2〜3年経つ頃には8割前後の改善を得て以後、また波を打ちながら9割以上の改善を得てそれを安定させるためと再発予防のために既に5〜10年以上も予防的に配合を減らしてずっと続けている女性は多いものです。

 但し、いずれもよほどの決心と性根を入れて、相当の努力をされた人達ばかりです。
 アトピーに酒皶を合併していても、努力すればしっかり改善するものですが、自費の漢方ゆえ、経費と期間は、相当な覚悟が必要なものです。

 貴女の場合は、不安が過ぎるのが大変なネックになると思います。

 いずれにせよ、こちらとは遠方過ぎるので、といっても同じ東海地方の女性は、新幹線を使って初回は連泊されて、その後は20日毎に通い詰めること1年半、ようやく症状も安定して、通信販売に切り替えて既に2年、元気に勤務されていますが、通っていた頃は、長期職場を休職していてのことでした。

 もちろん、こんな冒険は絶対に奨める気は毛頭ありません。諸経費は膨大だったはずです。

 現在の先生を信用するか、あるいは他に地元で、あきらめずによいところを見つけるべきです。でも、自費の漢方薬は本格的にすれば、何種類もの漢方薬を必要とするので相当な経費の覚悟が必要になります。

 それで絶対に治るという保障まではないのですから、冒険になることは間違いありません。

 いずれにせよ、アトピーに酒皶が合併している人は決して珍しくありません。というよりも、たくさんおられるはずです。

2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:

 皆さん頑張っていらっしゃるのですね。

 私も今の先生を信じる努力をして、自分の肌を信じて頑張ってみます。

 村田先生がお近くであれば、毎日でもうかがうと思います。

 そうですね、心配症ですかなり。お返事いただいてうれしっかたです。

 また不安になったらメールするかもしれません。ご迷惑とおもいますが・・有難うございました。


【編集後記】 もしもこの方がお近くであっても、このように不安感が強い人は、精神的な面で、ヒゲジジイの最も不得意とするところなので、実際の漢方相談は、残念ながら絶対にお断りせざるを得ないケースである。
 弁証論治の苦労も並大抵ではない上に加えて、不安が強すぎる人を説得するほど、徒労に終わりやすいことは長年痛いほど経験して、こちらの方が疲労困憊で、昨今では老齢の身にとっては冗談でなく、こちらの命の危険を感じるからである。決して冗談ではない。

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2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


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2015年07月11日

玉屏風散エキス製剤(衛益顆粒)の両面性

2009年7月11日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月11日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 もともとアトピー性皮膚炎が補中丸・清心蓮子飲・茵蔯蒿湯・葛根黄連黄芩湯・莪朮製剤・当帰四逆加呉茱萸生姜湯などを必要とするものの、ここ1年以上はしっかり安定していたのに、春頃から肌が乾燥し、やや熱感を感じて、見かけ上は他人からは分かりにくいものの、本人は異変を感じていた。

 久しぶりの異変に、六味丸や地竜も一時的に即効を感じても、次第に効果が落ちてくる。

 そこで、思案の結果、補中丸が必須の体質であることから、皮膚表面のバリアー不足を配慮して、黄蓍が大量に含まれた玉屏風散エキス製剤(衛益顆粒)を追加してみたところ、即効を得て、肌は潤い、六味丸はそのまま必要としても、地竜はまったく不要になったという。

 黄蓍は滲出液を調節するだけでなく、状況によっては熱感を伴う皮膚の乾燥にも効果が得られるのだが、熱感も取れたことから考えると、甘温除熱の作用を発揮したものと思われるが、上記の配合を見ての通り、実熱と虚熱が入り混じった虚実挟雑は当然としても、さらに寒熱錯雑しており、この人こそ、五臓六腑それぞれの寒熱虚実がバラバラで統一性に欠け、とんでもなく複雑化した体質であったことを伺わせる。

 もともと高名な中医学の名医(日本の医師)の2名に、それぞれ比較的長期間、中医学治療を受けても治らなかったアトピー性皮膚炎の患者さんだっただけに、結果としてこのような複雑な配合とならざるを得なかったのかもしれない。

 それゆえ、見かけ上はしっかり治っているように見えても、今後も漢方薬による長期間の体質改善を必要とすることだろう。

 このようにアトピー性皮膚炎は、一筋縄ではゆかない場合も多いので、よっぽど気合の入った根性のある人でなければ、相談を受け付けないようにしている所以である。

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2010年7月11日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月11日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年7月11日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年7月11日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

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2015年06月29日

今月は珍しく地元近辺からの新規相談者が集中したが・・・

2009年6月30日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月30日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨今では珍しいことで、下関市内からの新規相談者が集中した。
 頑固な慢性疾患のみならず末期癌の人達などだが、地元の気楽さが、却って真面目に通えないケースも出て来るのが恒例のこと。

 地元の気安さが却ってマイナスとなることもある。

 ところで、県外からは、アトピー性皮膚炎の女性で、地元で一度も試さないで、ストレートに当方に新規相談に来られた人があった。
 ところが、10日前後でしばらく通えるかどうかを訊ねると、とても歯切れの悪い返事。
 だったらなおさら、地元で通えるところを探すべきだと、キッパリとお断りした。

 他の疾患と異なって、アトピー性皮膚炎の場合は、10日毎に通って、次第にペースがつかめだしても、少なくとも2〜3週間毎くらいでも、一年間は通ってもらわないと、変化の激しい皮膚病だけに、季節に応じた対処方法が掴めない。

 他の疾患であれば、ほぼピントが合った時点で、いくらでも通信販売に切り替えることが可能だが、アトピーだけは、そうは問屋が卸さない。

 たとえば、先日、県外の義母が下半身が浮腫んで歩行が難儀というので、試しに防已黄耆湯エキスを送付したところ、10日分でほとんど浮腫が軽減して、一気に楽になった。

 また、昨今は数年以上来られないままとはいえ、当方の漢方薬を各種常備薬として利用されている北陸地方の体格の良い男性が、湿気が多くなった頃から下半身が浮腫んで難儀だが、常備薬の五苓散も猪苓湯などでもほとんど効果がないと言われるので、同じく防已黄耆湯の10日分を送って試してもらったところ、10日分で7〜8割は軽減したと言われる。

 ともあれ、上記の県外のアトピーの女性の話に戻ると、
「地元では評判のよい漢方薬局のウワサを聞いたことがない」
 というので、こちらだって、地元近辺からやって来る人たちでも、お気軽な人達はすべてお断りしているので、その人達からは、きっと悪い評判がたっているはず。

 それと同じで、人の評判なんてアテにならないので、地元で探すように、キッパリとお断りしたのだった。

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2009年6月30日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月30日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

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2015年06月19日

アトピーの漢方相談は中医師がよいでしょうか?というご質問

2011年6月19日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年6月19日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:50〜59歳の女性
【 地 域 】:東海地方
【 お問い合せ内容 】:はじめまして。

 アトピーで20年ぐらい苦しんでいます。
 特に顔が赤くて人にあうのがいやで精神的にも病んでいます。先生がお近くでおられたらよかったのにと思います。
  アトピーの他にも過敏性大腸炎筋肉痛などあります。

 今病院で白虎加人参湯、消風散、をのんでいますが、あまりよくはなっていません。
 過去にも煎じに3回ほど(1年のサイクルで3回)違う先生でためしましたが、よくはなりませんでした。東京などで。

 近くで漢方の先生を探そうと思いますが、中医師とかのほうがよいのでしょうか?

 ステロイド10年プロトピック10年塗っていたのでかなり悪いと思います。
 今日も顔が真っ赤です。外にでるのもつらいです。(冷えのぼせもあります。)

 すこしアドバイスいただけたらと思います。

2009年6月20日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月20日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 アトピー性皮膚炎の漢方薬の配合は、相当にデリケートですので、症状が激しい段階では、極端な場合は日毎に微調整を繰り返す場合もあり得ます。
1〜3回の服用でも、良し悪しの反応が直ぐに出やすいからです。

 それゆえ、理論のしっかりした中医学に習熟した医師か薬剤師を見付ける必要があります。
 時間を十分にかけて、5〜10日毎に通えるきめ細かい対応をしてもらえるところが無難です。

 また、日々の食事内容の影響は想像以上に大きいので、徹底した食事制限も必要です。
 加工食品や甘いものや肉食類を避けて、薄味で火の通った野菜類(キャベツなど黄緑野菜をたくさん使ったもの)を十分に摂るように心がける必要があります。

 白虎加人参湯と消風散の併用という配合(あるいはさらに黄連解毒湯)は、しばしば日本全国の病院で投与されることが多いようですが、中医学的な発想では、あまり考えにくい配合かもしれません。

 現実的には、漢方の世界は、世間で想像される以上に、とても専門性が高いので、理論の乏しい日本漢方や一般の病院漢方では、一定レベル以上の疾患ともなれば、よっぽど経験豊富な専門家でなければ難しいと思います。

 とりわけ重症化したアトピーの場合は、とてもデリケートですので、きめ細かい対応が可能な、中医学理論を駆使される専門家のほうが無難なように思います。

 ネットで調べれば、きっと中医学の専門家がお近くで見つかると思います。

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2009年6月20日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月20日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母


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2015年06月11日

足先が火照って三物黄芩湯が必要になる人が急に増えてきた

2010年6月11日のボクチン(6歳)
2010年6月11日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 アトピー性皮膚炎などでは、もともと三物黄芩湯が一年中フィットしている人も多いのだが、この季節になって急に必要とする人が増えだした。

 その意味では季節的な方剤と言えるかもしれないが、そういう人達でも、折々に寒さを感じる人も多く、葛根湯を折々に頓服的に使用している。

 次第に暑くなる季節になると、清熱系の方剤の需要が増えだすのは当然としても、それだけに涼を取りたくなる季節だけに、相対的に風寒や風寒湿に侵犯される機会も多いので、葛根湯や香蘇散、あるいは藿香正気散の出番も多くなる。

 それゆえ、清熱系の方剤とともに、折々に頓服的に葛根湯や藿香正気散が必要になるのもこの季節の特徴でもある。
 
 これらの臨機応変の配合変化の方法は、常連さんたちのみならず、1年以上通っている人の多くが、自然にマスターしているので、ヒゲジジイの指導がよろしい証拠であろうっ(呵呵。

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2010年6月11日のボクチン(6歳)
2010年6月11日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 
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2015年03月10日

皆に絶賛される 『ウチダの紫雲膏』 だが、アトピーに対しては個人差が大きい


2009年03月10日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月10日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 先日、ウチダの紫雲膏の実際的な素晴らしい効能を書きたてていたら、利用したいと希望された人達もあり、短期間で期待通りの即効が得られている。

 この季節、ヒビやアカギレに最適で、乾燥肌には持って来いである。

 ところで、問題のアトピー性皮膚炎の乾燥肌に対してはどうか?となると、あまりに個人差が大きいとしか言いようが無い。

 安い買い物だから、一か八か使ってみて、合わないようだったら直ぐに諦めて、乾燥肌の御家族にでも譲渡するくらいの覚悟があれば、試してみる価値はあるかもしれない。

 フィットする人には、軽く薄く優しくのばして塗布すれば、乾燥肌は劇的に改善するが、フィットしない人には、却って痒みが増すようである。

 もともと村田漢方堂薬局では、アトピーの人達に対して、外用剤は積極的に奨めることがなく、あくまで内服の漢方薬類のみで勝負する習慣が長いので、試して見たい人はどうぞ、くらいだが、フィットする人にはとても有益だが、合わない人も多いので、積極的に奨めることはない。

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2011年03月10日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月10日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年03月10日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月10日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年03月10日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年03月10日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年03月10日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年03月10日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


ラベル:紫雲膏
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2015年02月16日

残念ながら、子供さんのご相談はやっておりません

2009年02月16日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月16日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:30〜39歳の女性
【 職 業 】:主婦
【 地 域 】:中国・四国地方
【 お問い合せ内容 】:こんにちは。

 お聞きしたいことがありメールいたしました。赤ちゃんの胎毒下しはしていただけますか?
 6ヶ月の娘が湿疹ができやすいようです。
 今はお腹の湿疹ができています。
 やはり体質なのでしょうか?

 わたし自身が肌が弱いです。検査などはしたことはありません。
 もうひとつ、わたしは手湿疹で、ステロイドを長らく塗っていたのですが、3年前にやめ、リバウンドをへて、現在はよくなったり悪くなったりです。自然治癒は難しいでしょうか?
 産後に調子が悪いように思います。

2010年02月16日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 残念ながら、子供さんのご相談はやっておりません。

 取り急ぎ、お返事まで。

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2010年02月16日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年02月16日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月16日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年02月16日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月16日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

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2015年02月09日

勤務先の環境によって生じる頑固な湿疹

2009年02月09日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月09日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 42年間の漢方相談の仕事で、折々に遭遇するのは、就職してはじめて生じた頑固な湿疹の問題である。

 自費の漢方薬を求めてやって来られるくらいだから、いずれも西洋医学の皮膚科治療ではまったくといっていいほど効果がない。ステロイドの外用でさえ、効果が乏しい。

 アトピー性皮膚炎ではなく、湿疹である。

 これまでの例ではケミカル船の乗務員や、化学工場の事務に勤務という例がとても多い。
 最近遭遇した例でも後者の類で、さいわいに消風散で明らかに効果が出ているが、なるべく早急に職場を変えてもらうか、転職されるようにアドバイスしている。

 過去には、茵蔯蒿湯を主体の複雑な配合を要した例が多かったようだが、職場を変えずに治りきった例もある。

 嫌な上司がいるために、顎ニキビが派手に生じた例では、漢方薬を考える前に、嫌な上司がいなくなった途端に即治した例がある(笑。

 しかしながら、化学薬品類による職場環境については、自身が逃げ出さない限りは、原因物質と漢方薬の戦いとなることだろう。

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2010年02月09日の茶トラのボクチン(5歳)
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2011年02月09日の茶トラのボクチン(6歳)
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2012年02月09日の茶トラのボクチン(7歳)
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2012年02月09日の茶トラのボクチン(7歳)
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2015年01月10日

プラセンタ治療がアトピー性皮膚炎や美容に有効だというが、副作用の問題はないのだろうか?

2011年01月10日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月10日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎など、過食が厳禁であることは常識である。
 それが分かっていながら、正月ともなれば、この時くらいはよいだろうと、止められない。

 そんな人達が、昨日は何人もゾロゾロとやって来られて、それぞれの不摂生を反省しながら報告がてら、それぞれの漢方薬を補充に来られた。
 食事内容はもとより、一人前以上食べることが問題で、アトピーの人達は痩せの大食いの人が殆どであるし、少食であると胸を張っている人でも、甘い物やスナック菓子を食べ過ぎている。

 といっても1名は正月も摂生していたのでまったく問題なく、もう1名は年末の漢方薬の補充を忘れていた為に、漢方薬が飲めなかったが、煮た野菜中心であったものの、かなり過食したにもかかわらず、アトピーの状態はまったく好調だという人もいた。

 ともあれ、正月にタガが緩んだ人達いずれもみな、自覚だけはあるので、大事に至った人はいなかったものの・・・
 初期から即効を得たためか、漢方薬を中途半端な飲み方ながらも、「最近調子がよい」ので病院でプラセンタ治療を受けようと思う、という意味不明なことをメールで書いて来た人がいた。

 たまたま昨日、当方に通っている看護師さんの話によると、同僚が美容のためにこれを受けていたら、乳房にシコリができたので、精密検査を受けたところ、さいわいに良性だったということだが、医師はプラセンタが原因だろうと告げたという。

 同じく昨日のこと、同業の薬局さんのブログで、プラセンタの問題点を指摘されていたが、プラセンタは成長因子が含まれていて、過剰に体内に取り込むと、細胞分裂を促すので、異形細胞が生じやすくなり、発ガンにいたることもあり得る、とあった。

 それにしても、当方の漢方薬によって、アトピーの状態がよいから、その「よいときにこそ、プラセンタ治療を受けて、アトピーを根治させたい」というのだから、この不可解な考え方!

 即効を得ている人に限って、こんな馬鹿げたことを考えるのだから、不思議でならない。

 アトピーが容易に「根治」すると思ったら大間違いで、9割以上の寛解を得たら、その状態を維持することに努めるのが常識的な考えだろう。

 それにしても、プラセンタが流行っているらしいが、これまでまったく興味がなかった。だから知識は殆どないが、アトピー性皮膚炎や美容のために、やるべき治療方法なのかどうか?

 それにしても、村田漢方堂薬局にはアトピー性皮膚炎で通っている医療関係者がとても多いが、過去にプラセンタによる治療経験があるのかどうか。
 プラセンタ治療で治っていたら、当然、遠路はるばる多くの医療関係者が村田漢方堂薬局に通うはずもないので、どれだけの人が、過去に経験しているかいないか、確かめてみる必要はあるだろう。

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2012年01月10日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月10日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月10日の茶トラのボクチン(7歳)
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2012年01月10日の茶トラのボクチン(7歳)
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2012年01月10日の茶トラのボクチン(7歳)
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2014年12月31日

2例目も苓桂味甘湯が著効を奏して成功するも、3例目は失敗!

2008年12月31日のボクチン(4歳)
2008年12月31日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 本来なら、昨日のブログに書くべき内容。
 しかしながら、クレマー騒動の顛末の飛び入り記事て、書くのが一日遅れてしまった。
 少なくとも、過去のクレーマーを分析すると、どうやら人に紹介されて来られる人の一部の人が問題で、「紹介されたから、来てやったんだ!」という驕りがある人達のように思われる。
 なかでも「師」が付く人からの紹介で来られる場合では、特にクレーマー豹変率がさらに高いように思われる。
 だから、紹介されるのはアリガタメイワクとしか言いようがないのである。

 それはともかく本題である。
 アトピーのベテラン組の苓桂味甘湯での実験は、あと一歩もの足らなかった全身の保湿と顔面の軽度の紅潮が、従来から必須の猪苓湯と併用することで、一気に効果が出て、この乾燥期の真冬にかかわらず、肌の状態はかなり理想に近い状態になったという報告を得た。

 この報告は29日(月)の最終日の来訪で判明。メールで報告しようかと思ったが、直接来訪して伝えたかったという男性だが、重症だった時期から既に何年も経過しているだけに、必要な方剤は、現時点では苓桂味甘湯+猪苓湯のみ。
 重症だった初期に5種類以上の方剤を必要とした頃に比べれば、配合方剤は激減しているのは、8割以上の改善が得られて久しいので、当然である。

 漢方薬の運用方法を、村田漢方堂薬局でしっかり学んだ人だけに、風邪や肩凝りに葛根湯製剤を利用したり、胃腸関連では藿香正気散など、そのほか雲南田七など中草薬類なども常備して、そんじょそこらの薬剤師よりも、漢方の使用方法に習熟しているくらいである。

 ところが、同じ日に来局された苓桂味甘湯オンリーでテストしてもらった人は、それほど目立った効果は無いので、もともとフィットしていた猪苓湯を追加してもはっきりしなかった。
 苓桂味甘湯の【効能・効果】
 体力中等度以下で、手足が冷えて顔が赤くなるものの次の諸症: のぼせ、動悸、からぜき、のどのふさがり感、耳のふさがり感

 以上の症状がほとんど全部出揃っている稀有な人であったが、アトピーに対する3名のテストでは、この効能・効果に最もフィットしている人が、逆に最もフィットしなかった。
 要するに失敗である。

 そこで、今度はかなり裏読みした弁証論治によって、独活葛根湯、桔梗石膏、衛益顆粒、猪苓湯の各エキス製剤に切り替えることとなった。

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2010年12月31日のボクチン(6歳)
2010年12月31日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月31日のボクチン(6歳)
2010年12月31日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月31日のボクチン(6歳)
2010年12月31日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


ラベル:苓桂味甘湯
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2014年12月24日

アトピー性皮膚炎で現在、三物黄芩湯の使用中の人は4〜8名

2008年12月24日のボクチン(4歳)
2008年12月24日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨日のブログにしても、本日のブログにしても、本来なら アトピー漢方専門ブログ に書くべきかもしれないけど、人気の無いブログなので、ボクチンの写真の貼り甲斐がない。
 そこで、今回もメインブログにボクチンの写真を貼る口実に三物黄芩湯の話題。

 現在、三物黄芩湯を使用中の人はいずれもアトピーの人達ばかりで、4〜8名と書いた理由は、4名は常用されているが、残り4名は、季節的に使用するのみとなっているからである。

 夏に足が火照って眠れないというアトピー以外の目的で使用された人は、短期間で治癒して、既に必要としなくなっているので数には入れてない。

 連用中の2名は、まだ相談期間の新しい人達で、いずれも即効が出てしまったので、将来が危うい。
 危ういという理由は、あそこまで即効が出ると、油断してサボってしまうことだろうし、アトピーを甘く見てしまうだろうからである。
 長年の直感で分かるから、不思議なものである。

 
 最近の1名などは、もしかしたら三物黄芩湯オンリーで、最後まで治ってしまうのではないかと思えるほど、当方にとっては軽症者であるが、あまりの即効に、今後も真面目に続けるかどうかは、かなり危うい(苦笑。

 このように書くと、アトピーは漢方治療では容易なように勘違いされても困るが、相談に来られる人の半数は、たしかにあまり苦労もせずに、順調に経過するが、残りの半数は紆余曲折を経て、相当な配合の微調整の繰り返しを約1年は繰り返して、ようやく次第に安定するという風に、お互いにかなり難儀を強いられる。

 それでも相談者があとを絶たないのは、長年の苦労を終わりにしたいという希望から、一大決心で恐々ながらも、遠近様々な地方から、ヒゲジジイに賭ける奇特な人が、まだこの日本には残っている証拠であるようだ。

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2008年12月24日のボクチン(4歳)
2008年12月24日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月24日のボクチン(7歳)
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2014年12月23日

アトピー性皮膚炎に対しては滅多に使用されることがない苓桂味甘湯(苓桂五味甘草湯)や独活葛根湯の応用の可能性

2010年12月23日のボクチン(6歳)
2010年12月23日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨日の新人さんは、20年間の病苦で、病院治療も病院漢方も無効だったというのに、10日分の漢方薬を一種類しか出さなかったところ、こんな安い薬で効くのか?と怪訝そうだったが、ものには順序があるので、今後の反応次第で、弁証論治が徹底してくると、併用方剤を追加したり、配合を変化させたり、様々な微調整がはじまるので、今回はテスト期間と思うべし、と強引に納得してもらった。
 漢方専門の医師の投与する様々な漢方でまったく無効だったにもかかわらず、それでも漢方薬はツムラ漢方が最高のように思われているらしく、様々な点で、わざわざ海を渡って村田漢方堂薬局に来られる必要があったのかどうか、やや怪訝で、しばらくはなかなか噛み合わずに難儀した。

 また、相変わらずアリガタメイワクな電話の問い合わせも多く、一度っきりで通う決心がつかない人達が、関西や関東から問い合わせがあって、混雑する発送の荷造りに繁忙を極めるのに、折々に仕事が中断されて受付嬢は疲労困憊となっていた。
 疾患内容から考えても、遠路を来られること自体が、病状を悪化させかねないのに、何を無謀なことをお考えかっ!?という人など、この多忙な年末に、中途半端な電話だったら、かけないでほしい。
 問い合わせフォームのメールで問い合わせれば済む問題ばかりである。

 なかでも、薬局が断るなんてっ!?と信じられないという声を出す人が多いのは、実に噴飯物である。
 「おたくは薬局でしょう?!」と、そんな怪訝そうな切りかえしには、ほんとうは噴飯物どころか、思いっきり憮然としてしまう。

 ようやく本題に入ると、
 苓桂味甘湯の正式名は、茯苓桂枝五味甘草湯あるいは桂苓五味甘草湯であるが、また苓桂五味甘草湯とも称され、出典は言わずと知れた『金匱要略』である。
 出典である『金匱要略』に記載される正式名には、配合成分がしっかりそのまま記載された名称なので、長ったらしくもあるが、分かりやすくもある。
 但し、桂苓五味甘草湯の名称は原典に記載があるにもかかわらず、日本では不思議と使用されないことが多い。

 ともあれ、このたびコタローさんから、飲みやすいエキス顆粒剤として新発売され、市場では現時点では唯一無二の貴重な製剤である。
 ヒゲジジイのたっての依頼に、快くこの困難な時代に実現してくれた貴重な方剤である。

 この方剤の応用範囲は多岐に亘るが、しばらくはアトピー性皮膚炎に、方証相対すれば、どの程度の応用がきくか、とても興味深い。
{文献的な応用範囲は、気管支炎・気管支拡張症・肺気腫、脊髄小脳変性症、耳鳴り、耳塞ふさがり、難聴、酒皶(しゅさ)、アトピー性皮膚炎など}

 都合のよいことに、昨日も苓桂味甘湯の能書に記載されている通りの、ほとんどピッタリの症状が出揃っている軽症のアトピーの人が来られた。
 そこで、これまで飲んでいた複数の配合方剤をすべて中止してもらい、苓桂味甘湯だけで様子をみてもらうことになった。

苓桂味甘湯の【効能・効果】
 体力中等度以下で、手足が冷えて顔が赤くなるものの次の諸症: のぼせ、動悸、からぜき、のどのふさがり感、耳のふさがり感

 以上の症状がほとんど全部出揃っている稀有な人であるが、効果・効能が、出ている症状とほとんどそっくりだからといって、絶対に効果が出るとまでは保障できないのが、漢方薬運用の難しいところである。

 とはいえ、これらの効能・効果が、あまりにもこの人の症状とほとんどピッタリと一致するので、この人に限っては、苓桂味甘湯単独でテストしてもらうことになったのだが、万一、僅かでも逆効果を感じたら、即中止して、元の配合に戻すようにアドバイスしている。
 期待通りフィットしていれば、数日以内に判明することが多い。
 

 これで、苓桂味甘湯のアトピーへの応用例が3名となったが、1名は既に一定の効果が出ていることは既に先日述べた通り。

 また同じアトピー性皮膚炎で、葛根湯が一定レベル効果を発揮している人は意外に多いが、皮膚の乾燥が目立つ人に、葛根湯を独活葛根湯エキス製剤に切り替えてテストしてもらったところ、あきらかに独活葛根湯のほうが、保湿効果も発揮して、痒みにも軽減効果を発揮する人もあり、それゆえ、葛根湯から独活葛根湯に完全に切り替えてもらった人もいる。

 といっても、衛益顆粒、真武湯、柴胡加竜骨牡蠣湯やガジュツ末、イオン化カルシウムなどの併用方剤を必須とする人の話ではあるが・・・。

 但し、同様に葛根湯が一定レベル効果を発揮している人でも、独活葛根湯では地黄が仇となって逆効果になり、フィットしない人もいた。

 以上、中医学でもなく、また漢方医学でもなく、両者の好い所取りをした中医漢方薬学による、特殊方剤応用研究の途中経過である。

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2010年12月23日のボクチン(6歳)
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2010年12月23日のボクチン(6歳)
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2014年12月10日

意外なものが人気を博して憮然

2009年12月10日のボクチン(5歳)
2009年12月10日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 内服の漢方薬を専門としており、いくら皮膚疾患であっても、滅多なことで外用剤や、それに類した製品を販売することは、へんなプライドにかけても、御免蒙りたいところ。

 ところが、某漢方専門メーカーさんの奨めで、外用専門の製品サンプルを、数人の気心の知れた女性たちにテストしてもらったことからはじまった。

 数年以上のお付き合いとなり、すでに安定して良好な経過が持続しているアトピーの人達に、もう一歩の仕上げになるかどうかをテストしてもらう程度のつもりで、試してもらったところ、意外に好評。

 そこで、アトピーでも比較的新しい相談者や、その他の皮膚疾患の人達にも、サンプルが余っているからと、使ってもらっていたところ、意外にも多くの人に好評である。

 気が付くと、販売用の実物の製品自体が、いつの間にかコンスタントに売れ続けていた。
 そこで、品切れする前に発注していたのに、到着するまでに一時品切れとなるほどコンスタントになくなっていく。

 とうとう購入希望者に入荷するまで、お待たせする事態が発生してしまった。

 なんでも余裕をもって在庫を確保する習慣があるので、このように在庫が尽きるなんて、青天の霹靂。

 本来ならあり得ない話であるが、様々な皮膚のトラブルに、体質や病状を選ばずに使用できるというキャッチフレーズだけに、いつの間にか、アトピー性皮膚炎以外の、様々な皮膚のトラブルにも使う人が増えていた。

 それにしても、内服の漢方薬専門の漢方薬局というのに、外用の製品がこれほどの人気を博すとは、またまたトウヘンボクながら、個人的には大いにプライドを傷つけられている。

 といいつつも、たかがサンプルくらいで気に入られるなんて・・・過去にはこんな世間並みの販促行為をするなんて、ほとんど初体験だけに、ちょっとおもしろくなってきたから、アトピーに限らず、酒皶や脂漏性皮膚炎など、皮膚病関連で通っている全員、みんなに試してもらうのも一興かもしれない(呵呵。

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2009年12月10日のボクチン(5歳)
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2010年12月10日のボクチン(6歳)
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