その浮いた経費で漢方薬の購入負担が楽になるのと同時に、食事制限による食毒の減少により漢方薬の治療効果が発揮しやすくなり、アトピーの治癒スピードが倍加する。
上記のことが実現できた喜ばしい報告が次々に舞い込んでいる!
やはり食事制限が実現できる人ほど、アトピー性皮膚炎の治癒スピードが向上することは間違いないのである。
食い意地に負けるか、痒みのない人生を手に入れるか
それが問題であろう。
食い意地に負けながらも、漢方薬の配合を必要十分にしっかり継続服用すれば、病状は明らかに一定の寛解は得られる。
但し、食事制限が行えた人ほどの完全寛解は望めないだろう。
暴飲暴食を継続しながら漢方薬治療を行いたい人がおられれば、いくらでも御相談に乗るつもりである。
恐らく一生涯、多種類の漢方薬が必要になることだろうが蓄積する大量の食毒に、どれだけ漢方薬が対抗できるのか、興味深いかなり深い研究ができることであろう。
希望者がいたら是非、名乗り出て欲しいものである。
過食に対抗する解毒系の漢方処方など複雑な配合となること請け合いであるから、かなりな経費の覚悟をして頂くのは当然の前提条件である。
食い意地には負けるけど、治療効果は中途半端であっても現状より軽くなるのなら漢方薬の出費は厭わない、という奇特な方がおられれば、是非申し出て欲しいものである。
絶好の研究材料だっ!
ヤッパシ食い意地に負けてしまうアナタは、どうしても研究材料になりたいのですかっ?
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