2008年01月11日

食うために生きるのか? 生きるために食うのか?

 現代社会では食うために生きているような人があまりにも多過ぎる。
 太った豚より、痩せたソクラテスになれ
 とは1964年3月の東大卒業式で、当時の大河内総長が卒業生の餞(はなむけ)に贈った言葉としてあまりにも有名である。

 酒や菓子類などの嗜好品を止め、食事量を減らしただけでアトピー性皮膚炎や消化器疾患がかなり寛解することを知らない人があまりにも多過ぎる。

 そもそも腹一杯、満腹になるまで食事をする習慣が根本的に間違っている。
 わかっちゃいるけど止められないのが人間様の業というものだ。

 日本国中、テレビ宣伝の影響で野蛮な漢方処方防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)製剤ナイシトールが馬鹿売れしているという。
 おめでたい国民もこと、ココまでに至ったのである。

 常連さんの中にも黒ゴマに中って湿疹が再発した人がいた。茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)や地竜、瀉火補腎丸などで速効を得たと事後報告をされていたが、流石に長年の中医漢方薬学の学習効果が目覚しい。
 その他、常連さんにおける年末年始の暴飲暴食問題は、いまのところ報告はないが、各種漢方系の常備薬を揃えておられるから、緊急の連絡を取る必要もなく無事に過ごされていることと思われる。

注記:ここで言う常連さんとは、10年以上のお付き合いで、急性疾患用の常備薬漢方のほとんどすべてを揃えられている人達のこと
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posted by ヒゲジジイ at 00:01| 山口 ☁| 漢方薬や漢方系健康食品の長期連用によるメリット | 更新情報をチェックする