いずれも経過の内容はまずまずといったところだが、例によってヒゲジジイの配合は、一つ一つの方剤の価格は相対的にとても安価ではあるが、方剤の組み合わせが複雑多変で数が多い。
だから、多くの女性達は真面目だから服用を怠りなく頑張られるのだが、男性は総じて面倒がる人が多いのか、しっかり効果があるのに半数近くは早いうちから次第に遠ざかる。
このお二人も同類であろうかと、遠路はるばる来られた過去を忘れかけていたところだった。
お二人ともメールの報告では1日1〜2回の服用になってしまっていたが、それでも一定の効果があったとのことである。
ヒゲジジイにしても、休みになった途端、気が緩んで1日2回の服用になっている。だから、男というものは総じて長生き出来ない理由がこの辺にあるように思う。
数年前だったか、タバコを加える唇からの出血が冬になると生じる現象が何年か続いていたら、いつの間にか口唇に腫瘤ができた。口唇ガンの典型的な症状で、有棘細胞癌である可能性が高い。
常連さんの女性で目撃者は多いが、必死であらゆる可能性のある漢方薬類を大量に服用すること数ヶ月。
なかなか消えないので最悪の場合はピンポイント照射の機器を導入したばかりの近くの大学病院に、放射線治療の依頼に行くのを覚悟していたほどだ。
しかしながら、なんとしても西洋医学に頼るのは沽券に関わることだからと意地張って、服用中の一部の考えられる特定の生薬を規定の最高量に増量すると、見る見る消失して一ミリ弱の僅かに白い痕跡を残したまま完全に消失したのであった。←常連さんの目撃者多数!
その後、一生服用するつもりで頑張っていたが、いつの間にか面倒になって、すべてを忘れて高血圧や太鼓腹の改善用の処方に切り替えている。それも先に述べたように休日になると却って服用回数が減っている。
個人的なサボり癖はヒゲジジイとて他の一部の男性と同様で、仕事上で他人に対する厳格さと個人的な問題とは別物である。
これだから、真面目に服用される女性達ばかりが病気が治りやすく、長生きするのだろう。
このような理由からどうしても相対的に長生きしにくい男性ではあるが、漢方薬を服用する努力だけで立派かも知れず、中途半端に終りやすいとはいえ、放って何もしないよりもよいので、せめて1日2回は服用して欲しいものである。
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