性別 : 女性
年齢 : 30歳〜39歳
御職業 : 医療・福祉関係
簡単なご住所 : 四国地方
お問合せ・ご連絡内容 : 今まで病院、薬局で漢方を処方してもらったのですが良くならず具合が悪くなる事が多いので先生に処方をお願いしたいと思っています。
予約をお願いしたいのですがどのようにすればよいでしょうか?よろしくお願い致します。
お返事メール:拝復
村田漢方堂薬局は予約制をとっておりません。日曜と祝祭日と土曜日の午後はお休みですが、それ以外の時間であれば、遠方から来られる人の場合は、いつ来られても出来るだけ十分の時間を確保させて頂いています。
混んだ場合は待って頂いたり、午前の漢方相談と午後の時間にもと、ダブルで時間を分割してご相談する場合もあります。
多くは二泊三日で来られる人が多いので、連続三日間のご相談で、その短い間でも、なるべく少しでも効果が出るように努力します・・・・と言っても貴女のお悩みが何か?病歴は何か?これまでの治療歴は?など、さっぱり存じませんので、わざわざ遠方から来られるには無駄になってもいけません。
たとえば当方の不得意分野もありますので「原因不明の鼻炎による透明な粘度の高い後鼻漏」や「統合失調症」および「嫉妬が原因の我儘病」などは不得意です。
無駄足となっては申し訳ないので、念のためお返事申し上げる次第です。
【編集後記】 後鼻漏については多少とも副鼻腔炎(要するに蓄膿症)が関連したものであれば、細かな微調整を厭わない根気さえあれば一定のレベルまで十分寛解可能であるが、蓄膿症の要素がまったく無く、鼻づまりもまったく伴わず、無色透明の粘度の高い後鼻漏の場合は、裏にひそむ脾胃虚寒証に痰濁と並存する肝胆系の湿熱に腎虚の問題など、かなり複雑で少々の配合ではビクとも反応してくれない場合がある。
これが水様性のものであると、多くは藿香正気散(カッコウショウキサン)などで即効的に止めることが可能であるが、無色透明であっても粘度の高いネバネバ状の後鼻漏となるとかなり難治である。
昨年から一人は僅かな効果があったものの4〜5ヶ月で音信不通、お一人は殆どビクとも効果が出ないまま十ヶ月くらいで断念。現在一人の方が治るまで頑張るとオッシャテイルが、この疾患だけは文字通り「石の上にも3年」が必要なようで、過去の症例数も少ないだけに、現時点では残念ながら不得意分野と言わざるを得ない。
アトピー性皮膚炎の過剰なまでの敏感な反応とは異なって、滅多なことで漢方薬に反応を示さない疾患である。
既にネットで調べて後鼻漏を得意とされる漢方専門薬局などで漢方薬の服用経験がある人も、このタイプの後鼻漏ばかりは不変ゆえに、わざわざヒゲジジイを頼って来られても、他の疾患とは異なって今のところ慙愧の念に耐えない状況である。おそらく3年くらいの長きに渡って10日毎に通い詰めてもらって徹底的な弁証論治の分析を繰り返す必要がありそうである。
アトピー性皮膚炎では35年間に渡る膨大な経験があるだけに、たとえ重症で各地の漢方を転々として不可能だったものであっても、最悪の場合、文字通り「石の上にも3年」もあれば多くは8割以上の寛解に導けるであろうという自信がかなりある。
また、同じ後鼻漏でも副鼻腔炎に連動したものであれば、症例数も比較的多く、寛解の見通しはとても高い。
しかしながら、上記のタイプの後鼻漏では症例数がそれほど豊富ではなく、また蓄膿による後鼻漏やアトピー性皮膚炎の重症の人達のように、3年くらいの継続的な微調整の繰り返しの辛抱をしてくれた人は今のところ皆無である。(水様性の場合は別で、すべて速効!)
それゆえ、悔しいながらも不得意分野と言わざるを得ない訳である
これが水様性のものであると、多くは藿香正気散(カッコウショウキサン)などで即効的に止めることが可能であるが、無色透明であっても粘度の高いネバネバ状の後鼻漏となるとかなり難治である。
昨年から一人は僅かな効果があったものの4〜5ヶ月で音信不通、お一人は殆どビクとも効果が出ないまま十ヶ月くらいで断念。現在一人の方が治るまで頑張るとオッシャテイルが、この疾患だけは文字通り「石の上にも3年」が必要なようで、過去の症例数も少ないだけに、現時点では残念ながら不得意分野と言わざるを得ない。
アトピー性皮膚炎の過剰なまでの敏感な反応とは異なって、滅多なことで漢方薬に反応を示さない疾患である。
既にネットで調べて後鼻漏を得意とされる漢方専門薬局などで漢方薬の服用経験がある人も、このタイプの後鼻漏ばかりは不変ゆえに、わざわざヒゲジジイを頼って来られても、他の疾患とは異なって今のところ慙愧の念に耐えない状況である。おそらく3年くらいの長きに渡って10日毎に通い詰めてもらって徹底的な弁証論治の分析を繰り返す必要がありそうである。
アトピー性皮膚炎では35年間に渡る膨大な経験があるだけに、たとえ重症で各地の漢方を転々として不可能だったものであっても、最悪の場合、文字通り「石の上にも3年」もあれば多くは8割以上の寛解に導けるであろうという自信がかなりある。
また、同じ後鼻漏でも副鼻腔炎に連動したものであれば、症例数も比較的多く、寛解の見通しはとても高い。
しかしながら、上記のタイプの後鼻漏では症例数がそれほど豊富ではなく、また蓄膿による後鼻漏やアトピー性皮膚炎の重症の人達のように、3年くらいの継続的な微調整の繰り返しの辛抱をしてくれた人は今のところ皆無である。(水様性の場合は別で、すべて速効!)
それゆえ、悔しいながらも不得意分野と言わざるを得ない訳である
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