前例のない時代を生き抜くヒントが書かれた本だというキャッチピーらしいが、ヒゲジジイもまったく同意する。
本書『ウェブ時代をゆく』の著者、梅田望夫氏は昨年一月にも『ウェブ進化論』を著し、その完結編が今回紹介している新書なのである。
ちょっと今回は漢方薬とは無縁の世界のようだが、そうとも言い切れない。ヒゲジジイのブログやサイトは、それこそウェブの世界そのものであるから、無縁どころか大いに関連する問題であるはずだ。
確かに世界はウェブという未曾有の世界の出現により、世界は一つではなく二つの世界に細胞分裂した感がある。
このとてつもない大変革の時代に「いかに働き、いかに学ぶか」というのが本書の副題ではあるが、本書でも紹介されている通り、威張り散らす年寄りに出しゃばれない世界こそ、このウェブの世界であるかもしれない。
と言っても、ヒゲジジイのようにウルサイジジイが、ブログはおろかホームページでも拙いながらもかなり自由自在に製作する能力を持つ者もいるにはいるのだから、年寄りが出しゃばれない世界とも言い切れまいが・・・。
ともあれ、今後Webの世界はGoogleを中心に動くであろうことは誰も否定できないだろうが、それらのことも含めて時代に乗り遅れないために、上記2冊は若者たちの必読書であるはずだ。
いずれもちくま新書で、777円くらいだったと思う。
ラベル:ウェブ時代をゆく
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