2007年08月22日

「院内暴力 信頼に傷」 と題した読売新聞記事           (8月19日の朝刊)

 タイトルのような記事が新聞に掲載される時代である。日本国民のすることとは到底思われない行為である。
 記事中で印象的な記載は
医師と患者の力関係が変化している・・・患者の診療費の負担割合が増えたことで、医療サービスを買っているという権利意識が患者側で強まり、「医師と患者は対等以上」という感覚を持つ人が増加している。
という日本看護協会の小川氏の説明である。

 各地の病院は医師不足で悲鳴をあげている上に、思い上がった患者やその家族による暴言や暴力に泣かされては踏んだり蹴ったりだろう。
 歯科医は歯科医さんで、日本全国のコンビニの四万よりも多い7万以上の歯科医院。過当競争に追われて凄まじいバトルといわれるから、一昔前とは隔世の感がある。ワーキング・プアの職種の一つとさえ言われる時代である。

 一方、我々漢方専門薬局はどうか? 意外にまだまだ希少価値があってですね〜〜〜、マナーの悪い連中や逆切れするような無教養な男女をあらかじめ選別して相談拒否することができる。
 ヒゲジジイの薬局ではその数、毎年膨大である(苦笑)。

 その点、病院では法律上、診療拒否はできないのでお気の毒というほかない。

 漢方薬局が相談拒否、販売拒否が出来る理由は何か?
 税制上、なんの優遇措置もなく、一般商業と同様な扱いをされている関係上「イヤな客には売るな!」でよいのである(呵呵大笑!)
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