でもね〜〜っ、毎年やっぱり休み中もかなり仕事をしてるんですよ。電話はポツポツかかって来るし、メールはかなり頻繁に入って来るし、既に薬をお出ししている人では、遠方で再々は来られない人には、連絡が入れば送って差し上げているし、とりわけ13日は開店日と同様に忙しかった。
薬局の入り口を開けてないだけ気が楽というもの。
近隣で休みと知らずにやって来られた人で、既に薬が決まっている人は例外的に入り口を開けて、無駄足にならないようにしてあげたし・・・結構、忙しい月曜日だった。
但し、例によって電話によるストレンジャーからの依頼はすべてお断り。
まず、親が代理で高校生の肥満を漢方薬で何とかならないだろうか、というお問合せ。肥満なんて、漢方薬でヤル気でやれば、比較的順調にスマートになれるものだが、そもそも子供は苦手だ。親が当方の漢方薬服用経験がない限りはお断りである。もちろん休み中には、一切、新人さんは受け付けていない。
次の電話は、帰省中だが常用している辛夷清肺湯を分けてもらえないかというお問合せ。(見ず知らずの人に、製造元の違いなどでトラブルになるのがオチだから)これまで購入されているところでお求め下さいよ、と女性薬剤師がお断りしていた。
本日14日はさすがに本業は暇になったが、やはり地元のまだ数回目の新しい人で、まさか休みだとは思わなかったというご夫妻に特別に入り口を開けて決まった配合をお渡しした。
一旦、直接お会いして漢方相談を経て後、お薬をお渡しする縁が出来たからには、そのご縁をとても大切にするかわりに、単なるお問合せなどの新しい人には、とても警戒心が強いということでしょうかね〜〜、いずれのお問合せに対しても、ほとんど反射的にお断り口調になってしまってるんですよね(苦笑)。
逆にそちらのほうもヒゲジジイに警戒心を持っているでしょうが、こちらだってというか、こちらこそ自己責任能力のない虚妄の正義がはびこるこの日本社会にあって、嫌な客には貴重な漢方薬を売りたくない、というのが本音かもしれないね。
給食費も払わない非常識な連中が跋扈する日本社会だもの、こちらだって警戒しますよ。
しかも、患者さんがいつの間にか患者様に昇格してしまったこの國だもの。いまにきっとカルタゴのように消えて無くなるでしょうよ、魑魅魍魎が跋扈するこのクニは・・・
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