しばらくはどの場所に患部があるのかわからず、大きな鏡でようやく左乳首の数センチ斜め下に生じたやや赤い発疹ひとつを含んだ横幅1cm前後の短い「帯状」というよりも、やや赤い「ひも状」の患部を発見!
生まれて初めての不快な皮膚症状に、あまりにも患部が小さいとはいえ、これが帯状疱疹の初発症状ではないか!?
連休前の忙しさが祟って1週間の疲れがたまり、おまけにいつものサボり癖で、液体のササヘルスを飲むのを怠っていた。
しかしながら、足の痙攣止めに効果があった五苓散は板藍茶1包とともに朝と晩の2回だけは衛益顆粒や白花蛇舌草とともに継続していたのに、何たること!
即ササヘルスを再開するとともに、五苓散エキス細粒2包と板藍茶3包を1日4回服用(皆は絶対に真似してはいけない!!!)してみたところ次第に下着が触れても違和感を感じる程度に治まってきた。
ところが、五苓散が過剰になったためか、就寝時の足の痙攣が再発してしまったので芍薬甘草湯の頓服でなんとか治まった。
我慢してしばらくは同量と同じ回数で続けたが、夜中の痙攣が続くので、五苓散1包+板藍茶2包を1日3回にしたところで、足の痙攣も減って来て、今朝は痙攣も皆無となり、皮膚症状もほとんど感じなくなり、患部もほとんど枯れて来た。
高齢になると免疫力が落ちて、帯状疱疹に罹患しやすくなるというが、自身も生まれて初めて味わったなんとも不快な皮膚症状だった。
ところで、自身が罹った数日前の夜間、90歳の常連さんから、いつになく夜間に気の毒そうに電話があり「背中の皮膚がピリピリして、おそらく帯状疱疹と思うが、何を飲め」ばよかったのだろうか、という問い合わせである。
すかさず五苓散1包+板藍茶2包を1日3〜4回だと伝えていたところ、数日後には常用薬の補充注文があった折、あれはどうなったの?と聞くと、即効で治まったのだと、うらやましい限り。
その点では、大量の服用を必要とした自身よりも、もっと高齢の彼女の方が通常量で超即効を得ていたのだった。
応援したくないアンチの人が多いですね⇒
2012年7月18日の体調を崩して1ヶ月以上の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
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