いま大流行の「カスハラ」に対する対策は容易に思うのだが、それは個人経営の身分に限られるのかもしれない。
悩ましくも深刻な様々な疾患に対する漢方相談であればこそ、中にはまったくの八つ当たりの相談者が少数ながら混じることがある。
だからまったくの新規相談者では、慎重に見極めて相談に乗っていたので、はなからカスハラ気味な人達には、なるべく傷つけないように、途中で相談をお断りしていた。
もっとも効果的なお断り理由としては「当方の知識と能力ではとうていご希望にお答えできません」というのがもっとも穏便な口上。
もしも横暴な言動をされた場合は、たとえば糖尿病の相談などで、実際にあった事例だが、検査数値を教えて欲しいと言っただけで、血相を変えて「お前が病院に電話して聞け!!!」と怒鳴り散らして止まない男性には、ずっと我慢して聞いていたものの、こちらも突然「ふざけるな〜〜〜!!!」といって怒鳴り返して追い返したものだった。
奥さんと二人で訪れた男性が、へんに粋がって態度が横柄なケースに、マレに(数例)遭遇することがあったが、こちらも自衛手段として、のちのちのクレームを受けないために、そのような連中には絶対に漢方薬を販売しなかった。
ということから、まったく新規の相談者には、細心の注意を払う必要があるものの、コロナのパンデミックをきっかけに、まったくの新規相談をお断りすることにしたのだった。
例外は、お馴染みさんや常連さんのご家族の新規相談のみ。
既に気心の知れた常連さんやお馴染みさんであれば、カスハラなんて絶対にありえないのだから、昨今は精神的なストレスは激減している。
ともあれ、血気盛んな若かりし頃、まったくの新規相談者を次々に受け入れていた当時から、昨今大流行のカスハラに遭遇した場合は、絶対に泣き寝入りせずに、上記の方法に限らず、あらゆる口実を設けて、相談および漢方薬の販売を断固としてことわってきた。
そのような人達に、一度でも薬を販売すれば、延々とクレームに見舞われかねないので、完璧な自衛手段としては、絶対に薬をわずかでも販売してはならないのである。
また、あまりの暴言を吐く相手には、こちらも怒鳴り返して追い払うのだが、これこそ個人経営だからやれることかもしれない(苦笑。
応援したくないアンチの人が多いですね⇒


2010年6月7日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:カスハラ
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