2024年05月08日

某古書のレビューを投稿したところ営業妨害で不掲載か

 どうやら古書であっても褒めたたえる内容と事実を書いたものでも、結果的に他の書籍の営業妨害になるのか、いつまでたってもレビューが掲載されないので、ようやく気が付いた。

 どうやら上記の理由で、営業妨害と判断され不掲載となったのかと思われる。
 旧漢字旧かなで、しかも総ルビというのが最高!!!
同じ平家物語で、文庫本に限らず、岩波の新旧いずいれの日本古典文学大系や、小学館の新旧いずれの日本古典文学全集の平家物語を所持しているものの、総ルビというのは、この講談社文庫版の上下2巻本のみ!
総ルビであることが、どんなに通読あるいは熟読しやすいか、各出版社も見習ってほしいが、とはいえ、昨今ではこの講談社も、総ルビの文庫本や単行本は、知る限りではまったく見当たらなくなった。
実に残念なことだ。
 以上の内容だが、書籍でも事実を指摘するとマズいらしい。

 不掲載になった経験は、これまで皆無だったので、驚いている。

 昨今、とても生きにくい。

 ひるがえって、過去には旺文社文庫の『海潮音』にはしっかり訳注が付されており、旺文社版以外で訳注がしっかり付されているのは角川書店発行の日本近代文学大系『明治大正訳詩集』のみと記したレビューの投稿が掲載されて以降、旺文社文庫版の『海潮音』の古書価が、異常に暴騰(昨今でも3,000円以上)してしまった過去がある。

 突然これを思い出したが、考えてみれば、今回は不掲載のお陰で、講談社文庫版上下2巻の『平家物語』が異常な高騰を免れるので、その点は救いである。
応援したくないアンチの人が多いですね


茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 08:00| 山口 ☁| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする