過去の経験則で言えば、迷っている人を説得して勧めても、のちのちロクなことがない。
ましてや大した内容の問題でもない、老化に備えての話だから、重大問題でもないはなし。
もともと迷っている人には、説得してまで漢方を利用してもらおうなどと考えなくなったのは、過去の不愉快な経験則から、長年それを貫いてきた。
本当に漢方を必要と考える人たちは、西洋医学だけでは心もとなかったり、あるいは最も多いのが、西洋医学治療で効果がほとんどなかったり、副作用などで却って悪化した人達である。
悪性腫瘍類では、西洋医学治療と漢方サポートの併用で、ステージ4でさえ、根治した例はそれほど珍しくもなく、なかには抗癌剤がまったくの逆効果で、漢方薬類に頼らざるを得ず、ステージ4のスキルス胃がんが根治した生き証人が地元で20年近く健在で、現在も引き続き服用中である。
いずれにせよ、漢方を再開するかどうか迷っている人は、たとえ過去のお馴染みさんだったとしても、勧めるつもりは毛頭ない。
それでなくとも昨今貴重な漢方薬類は、いつなんどき品切れや、製造中止となる不測の事態が絶対にないとは言えないシンクロニシティの時代。
シンクロニシティといえば、ビルマの内乱やウクライナへのロシアの侵略、イスラエルによるバレスチナへの過度の制裁など、世界中で殺戮に対する閾値がますます低くなり、今後もますます思いがけない紛争や侵略が同時多発する恐れなしとしない。
蛇足ながら、少なくとも断言できることは、ウクライナが過去、核を放棄しなかったら、ロシアによる侵略は絶対になかったというのが現代社会の常識である。
応援したくないアンチの人が多いですね⇒
2009年2月28日の茶トラのボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:シンクロニティ
【関連する記事】
- サイコパスの国家元首が蔓延する世界と同様に
- あらずもがなのプライド━武士は食わねど高楊枝
- 関西の医療従事者のお馴染みさんから、ご親戚の新規相談依頼にお返事した内容
- 漢方相談が必要な場合は、マスクのみならずフェイスシールド着用が必須!
- 新たな疾患や、昔の症状の再発で、久しぶりに来局される人達
- 予約制にしない最大の理由は
- ご高齢者で付き添いが必要な場合は、できるだけ地元近辺の漢方薬局に通うべきでしょう..
- 最近の新規相談者の半数以上は、まだ機が熟してないので、お断りせざるを得ない
- 病歴が短く、病院治療数ヶ月でよくなりつつある人達の漢方相談をお断りする日々
- 常連さんのご家族でもない限りは、ご高齢者の紹介はお断りする理由
- 漢方薬の指名買いは
- 歳を取ると頑固で短気になりやすい原因の一つは
- 直接来られても、人によっては病院での受診を勧めて漢方薬を販売しないことも
- 相手によってはスパルタ漢方相談をやらざるを得ないこともある(苦笑
- 頑固一徹、偏屈オヤジ
- 長続きする人が多い理由は
- 村田漢方堂薬局では煎じ薬を販売しなくなった大きな理由
- 年末と正月前後の新規漢方相談の受付可能な日は、限られています
- 初期の数回が肝腎なのに、ハナから1ヶ月に1度しか来れないという
- 昨日の続き⇒ 病歴が短い人は、まだまだ地元の漢方薬局で続けてみるべきでしょう