先週の金曜日などは、集荷前に大きな荷物7個が長椅子やテーブルに鎮座して、それでなくとも狭くなっているところへ、午後3時頃に店頭に直接訪れる人が重なり、お互いに譲り合うなど奥ゆかしい人達だが、お一人は二回目の相談を受けながら、追加方剤を加えたり、慌ただしくもあったが、この日も夕方5時を過ぎると、何事もなくなった。
だから愚妻は経理に専念したり、吾輩は疲れを癒しに庭で哲学の煙で瞑想にふけったり・・・こんなことなら17時に閉店して疲れを癒した方がなんぼか生産的ではないかと決心した次第。
あと15年はこの仕事を続ける義務があると思うので、あるいは寿命さえあれば30年は続けるかもと思っても、常連さん達と寿命の競争になるから、それ以上のことは考えるべきではないだろう(苦笑。
あるいは愚息や長女が跡を継いでくれればと思わないでもないが、保険漢方では大したことはできそうもないので、男3人の孫のだれかが・・・といっても、いくら身内でも、本音はぜんぜん期待していない。
というのも、漢方や中医学、すなわち中医漢方薬学は、よほどの情熱と興味がなければ、大学の受験勉強ほどは、決して容易なものではないからである。
事実、東大の医学部出身の医師でも、何年経っても習熟できない人を知っているからである。(といっても、今頃は上達しているかもしれないが・・・)
ところで、昨日の芍薬甘草湯では、久しぶりに関東の内科医の先生からおたよりを頂いたが、「こむら返りには、寝る前に1包、にて大体有効のようですね。」と書かれていたので、思い出したことがあった。
というのも自身の問題で、早朝に左右の足の表側の筋が強烈に突っ張って目覚める日々で、我慢してやや遠いトイレに行くことで、なんとか解消する日々。
このツッパリが起床を促すシグナルと思って、芍薬甘草湯をほとんど利用することなく過ごしていた。
上記の先生のお便りメールがきっかけで自身も試す気になって、就寝前に1包を服用したところ、熟睡とともに、早朝の目覚めが一度もなく、いつもより1時間遅い7時前の起床。そのとき軽く右足の表側の筋がつったものの、直ぐに解消。
その翌日である今朝は、就寝前の1包が明らかな著効を奏して、日々の悪循環が断たれてしまった。
人にも勧めていたというのに、こんなことなら自身こそ早くから就寝前に利用しておくべきだった。
燈台下暗し、とはこのことである。
参考ブログ:2015年10月07日 筋肉疲労による倦怠感と不眠に芍薬甘草湯 (但し高血圧患者や浮腫みやすい人には慎重に!)
応援したくないアンチの人が多いですね⇒
2010年2月19日の茶トラのボクチン posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:芍薬甘草湯
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