2024年02月02日

今後はこのような謝罪事例が増えなければよいが・・・

 今月の中旬にならないと品切れが解消しない某メーカーさんの某エキス製剤。

 絶大な効果に喜んで愛用される40年来の常連さんから、あと5日分で切れるから、送ってほしいと電話による依頼があった。

 ところが在庫は皆無で、メーカーさんこそ品切れ中で製造が中旬まで間に合わない。

 叱られこそしなかったが、大いに残念がられ、妥協案としてしばらく1日1〜2包に服用量を減らして、中旬に送付できるまで我慢して欲しいと平謝り。

 この方剤を愛用している人達は、いつも一定量をまとめて購入されているので、在庫管理をしっかりしているつもりで、直ぐに補充仕入れに余念がなかったはずが、製造元が品切れとなっては補充が不可能。

 世間的にも繫用方剤であっても、あるいは繫用方剤であるからこそ、メーカーさんも販売好調で品切れというならよいのだが、現実は他社のトラブル続きで優良メーカーさんに各方剤の注文が殺到するため、製造が間に合わなくなるシワ寄せということも往々にしてあるらしい。

 先日、久しぶりに直接店頭に訪れて各種補充購入されたベテランの看護師さんも、将来私達が高齢になるころには、ますます以前のような豊富で優れた漢方薬を飲めなくなる時代が、もうそこまで来ているのでしょうか、と慨嘆されていたが、たしかに昨今の漢方業界をみていると、あながち杞憂とはいえないことだろう。
応援したくないアンチの人が多いですね


2011年2月2日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:品切れ
posted by ヒゲジジイ at 16:07| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする