2023年10月25日

狂気の円安続きで、漢方業界にも徐々に影響が及んでいる

 すでに何度も書いた牛黄の暴騰は特殊なレベルだが、意外な繁用薬も、原材料不足なのか、あるいは円安によって仕入れを躊躇されたのか、かなりな値上げをされたかと思っていたら、間もなく製造中止で、再開するかどうかはまったく未定という製品もあって驚いている。

 1日1回の服用でよく効くので評判がよく、ネットでこそ安売り競争が激しかったものだが、昨日まで某サイトでは、メーカー希望小売税込み価格よりも高く販売していたところも、直ぐに売れたようで、すでにネットで見る限りは、軒並み在庫が枯渇した模様。

 それはともかく、これだけ円安が続くと、原材料の多くを輸入に頼っている各漢方製造メーカーさんは、過去、原材料をしっかり確保できていた財力豊かな製造メーカーであるか、そうではないかの違いで、製品の値上げを急ぐメーカーと、それを企業努力で値上げを先送りされるという両極端。

 このような穿った見方もあながち間違っていないかもしれない、と書きたいところだが、本来「穿った見方」の意味は「物事の本質を捉えた見方をする」という意味だから、とうぜん書いてる本人は正鵠を射ったつもりである(笑。

 すなわち、各製品の値上げに忙しいメーカーさんと、じっと耐えているメーカーさんとの違いが、昨今、判然と見えるからおもしろい。

 うっかりおもしろいと書いてしまったが、いじわるジジイの境地に達すると、余計なものが見えてしようがないのである。

 それがたとえピント外れであっても(苦笑。

 なにはともあれ、あらゆる領域での値上げラッシュは、なにもかにも、かの「増税アホメガネ」を擁する現政権が原因の大半を占めるのだから、おとなしい日本国民は、いよいよ家畜化の勢いが増すばかり。
応援したくないアンチの人が多いですね


2011年10月25日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:増税メガネ
posted by ヒゲジジイ at 16:56| 山口 ☀| 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする