ところが頑固者の吾輩は、そんなに効果のあるものに頼っていたら、高度に複雑精妙な「漢方医薬学」の専門家としての腕が鍛えられないではないかと、断固拒否する時代が長く続いた。
彼の話では、某薬局では、牛黄製剤によって地元のみならず、全国各地で評判を呼び、「生きる死ぬ」の折には、この薬局の牛黄製剤に頼るのが定番となっているほどだと、そのようなうわさが絶えないほど、実際に牛黄製剤を使った人は、その効果にほれ込む人が続出だということだった。
さてこそ頑固を張っていたものの、牛黄末3,75g入だったか?、極小匙の付いた小ボトル入りの製品を内田さんから取り寄せ、自身で試してみると、疲労回復効果が半端じゃない。
そのうち、牛黄+高濃度の人参配合の「霊黄参」という高品質の勧誘員の誘いに乗って、虚弱で疲労を訴える人に、ポツポツと使ってもらうことで、特定の人だけに評判を得ていた。
ちょうどその頃、ウチダ和漢薬さんと仲の良い?某社の当時の社長さんから電話がかかり、牛黄+人参(人参量は霊黄参の約三分の一)の「人参牛黄散カプセル」という製造許可が眠っているが、眠らせたままにしていると許可を取り消される恐れがあるので、製造を開始するにあたって村田漢方堂薬局で、本格的に扱ってもらえないだろうかという依頼である。
ピンと来たのは、人参の配合量の多い「霊黄参」は、虚弱性の強い人向きで、「人参牛黄散カプセル」であれば、寒熱虚実に対する配合バランスからは、ほとんど体質を選ばず問題なく使用可能であるだろうと見込んで、二つ返事で応諾したのだった。
実際の利用方法や牛黄の品質問題など、まだまだ話は続くので、続きは次回に。
応援したくないアンチの人が多いですね⇒
2011年10月21日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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