2023年08月01日

五苓散の季節

 ご高齢の腎臓がんで激やせと高熱に見舞われていた男性は、高用量の牛黄製剤と紅豆杉に、病院から投与された十全大補湯の3種類の漢方で短期間で食欲が回復して体重が2kg増加し、高熱も出なくなって元気を回復されている。

 それはともかく本題である。

 シェディングが原因と思われる、多発する水疱に見舞われていた女性は、高濃度の五苓散料エキス製剤と板藍茶の併用で急速に回復に向かっている模様。

 すると先週は、お馴染みさんが陰部ヘルペスが再発したらしく、久しぶりに五苓散料エキス製剤と板藍茶だが、もともと従来からこの配合で毎度即効を得ている。

 昨日は、しばらくご無沙汰していたアトピーだった女性が、身体に水疱が生じてとても痒く、身体も浮腫み気味だというので、もともと愛用の加味逍遙散エキス製剤に五苓散料エキス製剤を渡したばかり。

 先週土曜日の電話で、関東のお馴染みさんが海外旅行中に食後、激しい下痢に見舞われ、続いて40度の高熱がでたものの、持参していた柴葛解肌湯エキス製剤を服用すると劇的に解熱して、無事日本に帰って来たという。

 ところが水瀉性の下痢だけが止まらない(といっても1日3回程度)というので、常備されている五苓散料エキス製剤と板藍茶をしっかり服用するようにアドバイスしたばかりだが、念のため胃苓湯エキス製剤を他の常備薬とともに送付したばかり。

 他にも常連さんのご家族が、腹部の悪性腫瘍の術後、リンパ浮腫を生じているものの、その問題以上に折々に発作的に生じる腹部の針を刺すような疼痛が長く消えないというので、五苓散料エキス製剤と板藍茶を先週から服用してもらっているが、病院では原因不明だという。

 先週まで、予想外に多忙な日々が続いたので、ブログの更新を忘れていたが、久しぶりに本日8月の初日というのに閑古鳥が鳴いているで、ヒマにまかせて、読書を中断して、五苓散のオンパレードを奏でてみた。
応援したくないアンチの人が多いですね

2010年7月31日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月31日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:五苓散
posted by ヒゲジジイ at 15:04| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする