2023年05月09日

常連さんたちの親切ながらも実に困ったテレパシー

 同じ常連さんでも、本日店頭で素晴らしい報告があった。

 脳卒中後に、特別な後遺症も見当たらなかったご主人が、最近やたらと起床時に激しい発汗に悩まされるようになって不快千万だとのこと。

 そこで以前、奥さんご自身が動悸だったか、様々な症状に役立った柴胡加竜骨牡蠣湯が残っていたので、それを飲んでもらったところ、即効を得て、ピタリと止まったという。

 竜骨・牡蛎の配合方剤だから、十分納得できる効果である。

 ということで本題は、常連さん達のありがた迷惑なテレパシーの実際。

 昨日の午後、一仕事終えてホッと一息の哲学の煙が始まったかと思う間もなく、IgA腎症の常連さんの定期便的な数ヶ月分まとめた発送依頼の電話。

 女性薬剤師は遅い昼食に別棟に移動して不在時だから、慌てて裏庭の灰皿に捨てて台所で受話器を取った。

 その30分もしないうちに、これまたほとんど根治に近い乳癌の常連さんの毎月のまとめた定期便の電話注文も、同じく哲学の煙が始まったばかり、火を付けたのとほとんど同時に灰皿に捨てる羽目になった。

 親切な常連さん達は、優れたテレパシーによって、なんとしてでも「哲学の煙なんて、アナタの柄(がら)にも似合わないので止め」ておけと、暗に言わんばかり。

 十数年〜数十年来のお付き合いになると、気心が知れてしまったぶん、実に困ったテレパシーがきくものらしい。
応援したくないアンチの人が多いですね

2012年05月09日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月09日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 23:09| 山口 | 近況報告 | 更新情報をチェックする