感染者の多くは一家中で全員が順次感染してしまうケースが目立ち始めたが、中には最初から軽症で、発熱も軽度ながら、様々に症状が変化しながら、突然の下痢に五苓散2回の服用で治りながらも、いつまでもキシュ錠(葛根湯)が手放せない人もいて、これを続けていると、身体が温まって気持ちがよいというので、しっかり解熱した後でも、板藍茶などとともに再感染予防も兼ねて常用されている人もおられる。
もちろん人によっては過度に続けると、身体が温まりすぎて発汗過多となるので、そうなったら即中止である。
水瀉性下痢を呈したコロナ感染者にもう一人、高齢者でもあって、五苓散数包で治っている。
柴葛解肌湯証を最初から呈する人もいるが、熱感よりも寒気が強い場合は、柴葛解肌湯中の葛根湯の配合量では足らないので、微調整に便利なキシュ錠で、適量を補う必要があるケースも稀ではない。
中には、病院治療のロキソニンなどでよくなりかけたと思っていたら、数日して寒熱を繰り返すようになり、胸から発生する咳嗽で粘りのある痰が出るケースの相談が突然舞い込んだ例もあるが、部分的に常備薬の不足があるので、思案のしどころである。
ワクチン未接種ながら、第7波で感染し、第8波でも感染した人達は、常備薬を万端備えているからか、意外にもあっさりと快癒している模様だが、今後、クリスマスや正月を迎えて、ますます感染者が増えることだろう。
但し、常連さんやお馴染みさんといえども、常備薬をすべて準備しているわけではないので、急な相談があった場合は、遠方の人が多いだけに思案のしどころである。
といっても、常備薬をまったく準備されてないお馴染みさんたちの中には、病院のロキソニンの投与であっさり治った旨の事後報告があるくらいだから、総じて重症化するケースはいまのところ報告は皆無。
但し、軽症といえども、漢方薬も日ごとに配合変化を必要とするケースも珍しくないので、それが可能なのは、急性疾患用の常備薬一式を備えている人達に限られるので、必要な場合は、近所の漢方薬局に必要な方剤を購入に行ってもらわざるを得ない。
ところが意外にも、必要とする方剤が販売されてないことも多々あるので、急遽送付することになることも珍しくない。
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2011年12月25日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:コロナ
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