2022年12月10日

第8波のコロナ感染の相談者はいずれも初期には悪寒が

 第7波のコロナ感染者は、暖かい季節だったからか、7割近くの人達が悪寒が目立たず、咽喉腫痛を伴ってやや熱く感じる初発症状で、銀翹散系の金羚感冒錠+板藍茶で即効を得て快癒した人達が最も多く、それ以外の人達が咽喉腫痛とともに寒熱を交互に繰り返すケースで、柴葛解肌湯+金羚感冒錠1〜2錠のトローチ+板藍茶で快癒したなどが目立った。

 ところが、今回の第8波の感染者は、まだ4名の相談レベルだが、いずれも発病初期に強い悪寒から始まっており、いずれも明らかな葛根湯証を呈している。

 一時高熱を発した人もいるものの、ご家族から感染したお馴染みさんの例では、悪寒とともに37度前後の微熱の段階で咽喉の違和感程度だったが、節々がだるく軽度の頭痛を伴って肩から首にかけて寒いということで、葛根湯を中心に漢方薬類3回の服用で快癒しつつある。

 つまり、その中年女性は、昨日から悪寒が始まったので、昨夜から本日昼まで葛根湯+金羚感冒錠1〜2錠のトローチ+板藍茶の3回目の服用後、発汗して身体が熱く感じるようになり、35度代の平熱となったので、葛根湯を中止して、金羚感冒錠1〜2錠のトローチ+板藍茶だけに切り替えてもらったばかりである。

 このまま快癒してしまう可能性大ではあるが、昨日のPCR検査でしっかり陽性が出ているので10日間は会社には出勤禁止ということだった。

 もしも困った変化が出てくるようだったら、直ぐに電話するように約束している。

 他の人達も、どうみても、従来のインフルエンザよりも遥かに軽症に思える。

 上記の人は、ワクチン2回接種済みだが、もともと持病が様々あって、数種類の漢方薬を長期間継続していた人だけに、免疫がしっかり保てていたものと思われる。
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2010年12月10日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年12月10日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ