2022年12月09日

漢方の真の凄さは一般の人には秘密の玉手箱

 漢方薬類の西洋医薬にはない優位性が多々あるものの、くっきりとパターン化できるものと、それぞれの体質や病状など、共通性のみならず個別性や特殊性の問題が大きく絡むことが多いので、その奥深さは計り知れない。

 たとえば卑近な例として、歯痛に関するユニークな対症療法を取り上げてみたい。

 いずれも歯科治療時に、なかなか治療がうまく捗らず、いつまでも疼痛に悩まされる人達に、かなり有効だった方法に、地竜+白花蛇舌草で歯科で投与される鎮痛剤よりも有効だった例は枚挙に暇がない。

 歯科治療に何十年も行かずに堪えている吾輩は、これに排膿散及湯エキス製剤を併用している。

 歯科領域の漢方相談では、必ず歯科治療を受けるべきで、漢方薬だけに頼ってはダメだと皆さんに念押ししているが、吾輩については例外である。

 歯根膿疱らしきときには、千金内托散エキス製剤+衛益顆粒+白花蛇舌草で快癒したことがあるが、歯科には絶対に行きたくない吾輩は、今後も再発したときには、同様に効いて欲しいと念じているが、いくら常連さんやお馴染みさんでも、歯科治療を受けない人には、こればかりは伝授してあげないのは、必ず効果があるとは保証できないからである。

 歯科では抜歯を宣告される場合は、素直に抜歯してもらうべきだからである。

 但し、何度も書くように、吾輩は例外で、どこまで歯科領域に漢方が通用するか、自身を実験台として、世のため人のために頑張っているなどと、きれいごとを言うつもりはない。

 ただ単に、歯科治療が大嫌いなだけである(苦笑。
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2009年12月09日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年12月09日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
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posted by ヒゲジジイ at 00:07| 山口 ☁| 漢方薬および生薬・中草薬・漢方の即効例 | 更新情報をチェックする