尻の筋肉と下肢の筋肉が連動して、下半身は冷えるどころか、就寝時は上半身と腰回りの下着以外の下半身は裸のままで掛布団ナシ。部屋は25度前後に保った状況下で、メス猫2匹と並んで寝ていた。
日中は半ズボンで通した1週間だった。
以前はよく効いていた芍薬甘草湯が、今回ばかりはあまり役に立たなかったのは不思議だが、それゆえ昨日まで地竜+知柏地黄丸エキス製剤で、のろのろと回復していた。
ところが本日起床後から、気温低下も相俟ってか、急に下半身の熱感が引いたらしく、長ズボンのみならず靴下がなければ辛くなった。
そこで服用薬を一気に変えて、寒熱に偏りのない心龍という疎経活血湯加減方剤を主体に雲南田七+杞菊地黄丸に切り替えたところ、半日にして残っている症状のほとんどが消えた。
反省としては、雲南田七は初期から地竜などとともに併用しておくべきだったかもしれない。
ともあれ、歳を取ると、年々治りが悪くなるに違いない。
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2010年10月11日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:魔女の一撃
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