仕事上は第7波の感染者の報告は、唯一海外に旅行中の感染者の問い合わせ以外は、いまのところ皆無。
ヨーロッパやアメリカでもかなり感染拡大しているようだが、数年に1〜2回、漢方薬類の注文のある関西付近のお馴染みさんが、1年ぶりに電話がかかったのだが、それが欧州の某国の旅行中に高熱を発し、PCR陽性でコロナ感染で苦しんでいるという。
何を飲んだらよいだろかという相談だが、一年前にまとめて送っていた金羚感冒錠や板藍茶は携帯せずに旅行に出たという。
あきらかに温病系の初期症状を呈しており、頭痛、咽喉腫痛、寒気よりも熱感が強く、咳嗽も伴っている。
39度以上の発熱は昨日から本日も続いているという。
適切な中成薬や中草薬類がなければ困ったな〜と思案する間もなく、当方では扱いのない他社製の同様成分のエキス細粒製剤は持参しているという。他には柴朴湯、麦門冬湯などと。
それなら直ぐに、その銀翹散系のエキス製剤を口内で溶かしながら、疼痛のある咽喉に染ますように服用するようにアドバイスしたのだった。
喘息などの様々なアレルギーがあるので、ワクチンは一度も接種してないということだが、それはそれで問題ない話である。
同行のご家族には、いまのところ感染者は出ていない模様だが、そのうち全員に感染するかもしれないので、銀翹散系のエキス製剤を少量咽喉に染ますように服用して少しでも予防になればよいのだが・・・。
夏休みを利用して海外旅行をする人が多く、そこで感染すると自国内で感染するのと違って、かなり不安なことだろうから、必要最低限の漢方薬を持参するに越したことはない。
症状の出方は個人差があるので、傷寒系の方剤のみならず温病系の方剤、および中草薬類を携行しておいたほうが無難なことだろう。
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2012年7月13日の体調を崩して1ケ月以上になる茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
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