2022年01月25日

いよいよオミクロンが日本国中を爆発的に席捲しているが

 これだけ感染爆発すれば、常連さんやお馴染みさんからコロナ感染の相談がありそうなものだが、オミクロン株に感染したのではないかと心配の相談は2件あったものの、本物のオミクロン株感染者は皆無。

 今年になって、初旬には関西のお馴染みさんご家族が、オミクロン株に感染したのではないかと相談があったが、どうみてもノロウイルス感染、日ならずして全員快癒された。

 先日は九州の常連さんからも電話で、同様な相談があったが、やはりノロウイルス感染らしく、どうみてもオミクロン株に感染したとは思えなかった。

 オミクロン株の感染者の中には、初期に強い悪寒を呈したというネットでの情報もあるので、初期の一時的には傷寒の方剤、葛根湯や麻黄湯なども必要になる人も多いのかもしれない。

 ただ、重度の症状を呈する人には柴葛解肌湯のような悪寒と発熱が強烈な諸症状を呈する人も、大いにあり得ることだろう。

 【効能・効果】に書かれているように「体力中等度以上で、激しい感冒様症状を示すものの次の諸症:発熱、悪寒、頭痛、四肢の痛み、口渇、不眠、鼻腔乾燥、食欲不振、はきけ、全身倦怠」というのは、かなり的確だと思われる。

 過去、インフルエンザで40度の高熱を発した人が、便利なエキス製剤がない時代に、この方剤を模倣し、葛根湯+小柴胡湯+桔梗石膏の各エキス剤で1日で高熱が治まり、一気に快癒した人もあった。

 さりながら、全国的にもノロウイルス感染が流行っているようだが、そちらには五苓散や高濃度の勝湿顆粒(藿香正気散の高濃度の製剤)に板藍茶でも併用していると、短期間で快癒するのが通常である。

 とはいえ、オミクロン株の感染予防には、従来のインフルエンザや風邪予防に、我が薬局の常連さんやお馴染みさんが長年利用されている方法を継続されるのが最善だと思っている。

 だから、これらを利用されている当方の常連さんやお馴染みさんは、コロナに感染する人が出にくいのかもしれない。
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2012年01月24日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月24日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母