必須ではあるが、厚着すると動作が鈍くなるので、年を取ってから、いつの間にか葛根湯がフィットしやすい体質になったようで、これを適量飲んで防寒対策しているが、腰痛にも効果があって気分がよい。
常連さんの中には、寒くて寝れない日は、葛根湯製剤の錠剤を規定量の半分使用することで身体が温まるので、不眠に効果的だというが、このような常連さんやお馴染みさんは何人かおられるが、他の配合生薬のお陰で配合中の麻黄の覚醒作用は完璧に相殺され、身体が適度に温まって、むしろ睡眠導入作用として働く。
ヒゲジジイ個人の葛根湯の反応としても、昼間っから服用するので、身体が気持よく温まってよい気持ちとなり、仕事の合間にウツラウツラと桃源郷にワープしそうになる。
(ここだけの秘密だが、ブラックコーヒーに溶かして服用しているが、それでもうっとりと温まって気持ちよくウツラウツラ・・・この葛根湯入りのコーヒーで衛益顆粒と板藍茶を服用し、金羚感冒錠の少量はトローチ「ミルクが入っているかいないか」がブラックの定義であり、砂糖が入っていてもブラックコーヒーである!)
いずれにせよ、葛根湯の応用範囲は多岐にわたるが、世の中には配合比率上、問題が多い製剤が多く、これまで何度も書いたことがあるように葛根:麻黄:甘草の配合比率が、4:2:1の製剤でなければ、人に勧める気には到底なれない。
といっても、首の真裏を揉んで気持がよく、同時に首の真裏を温めると気持ちがよいとき以外には適応しないことが多い。
冷やすと気持ちがよい場合は、葛根黄連黄芩湯がフィットするはずで、人によっては、折々に葛根湯がフィットする時期と、葛根黄連黄芩湯がよかったりと、季節的に切り替わる場合がある。
最近、久しぶりのお馴染みさんが、この寒い季節に葛根黄連黄芩湯こそズバリフィットしている人もいる。
蛇足ながら、書く必要もないことながら、葛根黄連黄芩湯は防寒対策で使用されることは絶対にあり得ず、他の目的での使用である。
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2011年01年16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
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