強権支配の2つの大国が、何を仕出かすのか、きな臭い心配は尽きない。冬季オリンピックが終わった頃が最も大きな第一関門となることだろう。
それはともかく、コロナ禍続きの対策として、我が薬局ではここ2年近く、1〜2時間は優にかかる新規相談は受け入れず、お馴染みさんや常連さんだけの仕事に絞っている。
そうまでして人との長時間の接触を最大限避けることでコロナ感染対策としつつ、多くの重大な疾患に対する当方の漢方薬を利用されている人達、たとえば様々な悪性腫瘍で多くのステージ4の人達が、せっかく一定の健康を維持されているのだから、それらの人達に引き続きお役に立てるように仕事を継続することが何よりも必須なことと思うからである。
また、昨年途中からは、ワクチン接種後の「副作用」多発問題では、軽症から重症まで、漢方薬を大いに役立ててもらったが、中には肺炎2名、とりわけ西洋医学でも救えなかったケースでも、漢方薬で救命することができたことは幸いで、軽症の人は現在、某柴胡剤でほとんど治りつつある。
但し、せっかく某血液癌で、当方の漢方薬だけで20年以上、しかもここ数年は血液検査ではまったく正常化していた人が、突然、肺炎を生じて亡くなられたが、ワクチン接種後の「副作用」だったのではないかと、いまさらながら確かめようがない。
ところで、正月前後の休業日は、昨年30日から新年1月は5日までで、6日(木曜日)が仕事始めとなるが、以前はもっと長く休業日を取っていた。その理由は、ここだけの話、お盆と正月前後には、各地から故郷の山口県へ帰省される人達が、そのついでに、地元の親御さん達の勧めで、漢方相談を依頼されるケースが多発していたからである。
それらの人達の多くは、本人たちは飲みたくもない漢方薬を、親孝行と思って渋々連れて来られたのだから、その雰囲気たるや、相談を受けるコチトラ、いっぺんで興ざめ。やる気を失うばかりで、そんなことなら休業日をたくさん取ることで、続きもしない人達の漢方相談を避ける狙いが大成功。
また、休み明けの月曜日こそ、新規相談者が集中して、仕事にならなくなってからは、月曜日の新規相談は受け入れないことにしたり、人員の少ない弱小漢方薬局では、様々な対策が必要だった。
以前のことを思い出せば、若くて体力があった時代でも、よくぞここまで頑張れたものだと、我ながら感心するものの、昨今のように仕事量を減らしたところで、流石に師走ともなれば多忙を極め、コロナ禍の以前には頑張っていた年賀状は、多忙な日々の休息を犠牲にしてまで書く気力も体力も失せ、一昨年よりキッパリと止めることにした。
年末30日より休業となっても、一年の疲れがどっと出て、年が明けるまで何もする気になれなかったが、食欲だけは俄然旺盛となった。
とはいえ、この連休中こそ、帳面方でもある女性薬剤師は、税理士には一切頼らず勤しんでいるために、完全な休業日とはならず、パソコンに向かって日夜奮闘している模様。
なにはともあれ、今年こそは少しはマシな年になって欲しいものだが、最初に述べたようにキナ臭い問題は、コロナ禍以上に問題になるかもしれないし、地球温暖化による様々な災害も油断がならない。
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2011年01年01日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:コロナ禍
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