現在の日本サッカー代表の森安監督は、救いようのないメモ魔である。
メモをするために下を向いている間にコートの上では次々と状況が変化しているのに、肝腎な選手たちの動きを見逃すこと再三。
こんなに誰が見ても病的なほどのメモ魔である監督の采配といえば、結局は昔の名前の人ばかりが中心の、ほとんど固定した先発メンバーばかりで、現在若手で海外やJ1で大活躍の選手達をまったく後回しにしている。
だから対戦相手は対策が非常に行いやすいので、今回ばかりはワールドカップへ出場できるかどうか、かなり怪しい事態に陥っている。
来年も最終予選で旬の過ぎたロートルばかりを先発させれば、ますます危うい。
肝腎な試合中のメモが、まったく無意味であることは、数々の大事な試合で証明されている。メモを取ることに専念して、大事な試合経過を見逃すことが多いのだから本末転倒も甚だしい。
翻って、自らを省みると、漢方相談において、相談中にこちらの質問に対する話を聞きながら、しっかりメモを取ろうとして、大事なメモのために却って聞き漏らすことがあり、同じことを再度質問すること一度や二度ではなかった。
それゆえ、近くで観察している女性薬剤師に、いま同じことを聞いたばかりじゃないの!と窘められることが、折々にあった。
だから次第に必要最小限のメモにとどめ、こちらの質問に対する話を聞くことに専念するようになった。大事な記録は後でゆっくり書けばよいのだから。
そういえば岸田首相こそ、人の話を聞いてメモをしっかり取っているというが、サッカー代表監督の事例を考えると、メモを有効に活用する術を心得ている人であることを願うばかりである。
少なくとも、現在の日本サッカー代表監督は、まったくメモが役に立ってないばかりか、むしろ有害に作用しているとしか思えないからである(苦笑。
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2010年11月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:メモ魔
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