採用側が能力や適性に関係ない事柄を質問することは就職差別につながる恐れがあるからということらしいが、このようなデリケートで息詰まるような日本や世界の昨今、うかつに物も言えない時代になると、そのうちある種の人達の鬱憤が蓄積して突然爆発する時が来るかもしれない。
とりわけ中医学的な観点から気になる問題はジェンダーという何やら難しいカタカナ用語やLGBT。
中医学では基本的に陰陽五行学説が基礎になっているだけに、陰陽を截然と区別しなければ、話にならないが、こんなにデリケートな時代になると、男女を区別した弁証論治を行うと非難される時代がそこまで迫っているのかと恐ろしくなってくるだけでなく、そのうち中医学そのものも否定され兼ねないのではないかと怪しんでいる。
そこまで飛躍することは無いとは思うが、何でもダシにして問題定義する馬鹿なマスゴミが氾濫しているので、あり得ないことではない。
ちなみに、我が愛読書というよりも、最も印象深かった書籍は、大学生時代に初めて読んだ鈴木大拙著『日本的霊性』である。
というのも和歌において、個人的には万葉集や古今和歌集には感動すること少ないが、新古今和歌集こそ最も心に染み入る好きな歌集で、その理由が自身で思っていた通り以上のことを、宗教的というよりも、むしろ心理学的な説得力のある高度な表現でこの書籍に書かれていたからである。
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2008年11月14日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:愛読書
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